JP2011179668A - 動力伝達装置及びハイブリッド駆動装置 - Google Patents

動力伝達装置及びハイブリッド駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】小型化及び構成部品の共用化が可能で、製造コストの低減及び燃費の向上を図ることができる動力伝達装置及びハイブリッド駆動装置の提供。
【解決手段】中空状のロータ(1a)を有するモータ(1)と、ロータ(1a)の内径側に配置され、該ロータ(1a)の軸方向の両側それぞれに延びる第1軸(2b又は2a)と第2軸(2a又は2b)を有し、第1軸(2b又は2a)に入力された駆動力を減速又は増速して第2軸(2a又は2b)から出力する変速機(2)と、ロータ(1a)及び変速機(2)の軸方向の両外側それぞれに配置され、ロータ(1a)と第1軸(2b又は2a)又は第2軸(2a又は2b)との間で動力を断接する一対の動力断接機構(41,44)とを備えた動力伝達装置(100)である。モータ(1)のロータ(1a)内径側に変速機(2)を設置したことで、装置の小型化を図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータの駆動力を変速して出力する変速機を備えた動力伝達装置、及びエンジンの駆動力で発電した電力でモータを駆動するシリーズ式のハイブリッド駆動装置あるいはエンジンの動力を発電と車両の駆動との両方に配分するシリーズパラレル式のハイブリッド駆動装置に関する。
従来、エンジンの動力で発電した電力でモータを駆動するシリーズ式ハイブリッド駆動装置や、エンジンの動力を発電用と車両走行用との両方に配分するシリーズパラレル式ハイブリッド駆動装置がある。このようなハイブリッド駆動装置の一例として、従来、特許文献1に示すハイブリッド駆動装置がある。特許文献1に示すハイブリッド駆動装置は、エンジン(内燃機関)と、発電用モータ及び走行用(車両駆動用)モータ(発電機及び電動機)と、これらエンジン又はモータの駆動力を変速して出力する変速機とを備えた駆動装置である。
特許文献1に示すハイブリッド駆動装置は、エンジンに加えて、発電用モータ(発電機)と走行用モータ(電動機)と2つのモータを備えている。そのため、ハイブリッド駆動装置の構成要素の数が多くなり、装置の小型化や構成の簡素化の妨げになるおそれがある。また、特許文献1に示すハイブリッド駆動装置が備える動力伝達装置は、モータとは別体である変速機を備えている。これによっても、構成要素の数が多くなり、装置の小型化や構成の簡素化の妨げになるおそれがある。
特開昭50−30223号公報
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型化及び構成部品の共用化を図ることで、製造コストの低減及び燃費向上を図ることができる動力伝達装置及びそれを備えたハイブリッド駆動装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明にかかる動力伝達装置は、中空状のロータ(1a)を有するモータ(1)と、ロータ(1a)の内径側に配置され、該ロータ(1a)の軸方向の両側それぞれに延びる第1軸(2b又は2a)と第2軸(2a又は2b)を有し、第1軸(2b又は2a)に入力された駆動力を減速又は増速して第2軸(2a又は2b)から出力する変速機(2)と、ロータ(1a)及び変速機(2)の軸方向の両外側それぞれに配置され、ロータ(1a)と第1軸(2b又は2a)又は第2軸(2a又は2b)との間で動力を断接する一対の動力断接機構(41,44)と、を備えることを特徴とする。この構成によれば、モータの駆動力を出力する際、一方の動力断接機構でロータと第1軸又は第2軸とを接続することでモータの回転を変速機で減速する低速段モードと、他方の動力断接機構でロータと第2軸又は第1軸とを接続することでモータの回転を変速機で増速する高速段モードとの2種類の駆動伝達モードの実行が可能となる。
本発明にかかる動力伝達装置によれば、モータのロータ内径側に変速機を設置したことにより、動力伝達装置の小型化を図ることができる。その上で、ロータ及び変速機の両側に動力断接機構を設けたことで、左右からの入力回転数及びトルクをモータにて制御することにより、出力を増減することができる。これにより、簡素な構成でありながら、車両の走行状態に応じた適切な駆動力の制御を実現できる。したがって、動力伝達装置及びそれを備えたハイブリッド駆動装置の製造コストの削減が可能となる。
また、上記の動力伝達装置では、変速機(2)は、第1軸(2b又は2a)又は第2軸(2a又は2b)の回転に伴い転動面(54)を転動する転動体(55)を備え、該転動による摩擦力で第1軸(2b又は2a)と第2軸(2a又は2b)の一方から他方へ回転を伝達するように構成した摩擦式変速機(2−1)である。あるいは、変速機(2)は、遊星歯車(P,C,R)を備える遊星歯車式変速機(2−3)であってよい。このように、モータのロータの内径側に設置した変速機を摩擦式変速機又は遊星歯車式変速機とすることで、動力伝達効率の向上を図ることができる。
また、本発明にかかるハイブリッド駆動装置は、上記構成の動力伝達装置(100)と、動力伝達装置(100)の変速機(2)から出力された駆動力を車輪(11)に伝達する駆動伝達機構(6,7,8,9,10)と、を備えると共に、エンジン(12)と、該エンジン(12)の駆動力を変速する他の変速機(2A)と、当該他の変速機(2A)で変速した駆動力で発電を行う発電機(1A)と、発電機(1A)で発電した電力を蓄えるバッテリ(15)と、を備え、バッテリ(15)に蓄えられた電力でモータ(1)を駆動するシリーズ式ハイブリッド駆動装置であることを特徴とする。
また、本発明にかかるハイブリッド駆動装置は、上記構成の動力伝達装置(100−2)を備えると共に、エンジン(12)と、エンジン(12)の駆動力と変速機(2)から出力された駆動力との合力を車輪(11)に伝達する駆動伝達機構(12a,6,7,8,9,10)と、を備えるシリーズパラレル式ハイブリッド駆動装置であることを特徴とする。
本発明にかかる動力伝達装置をシリーズ式ハイブリッド駆動装置に適用する場合は、モータの駆動力を変速する駆動用の変速機と、エンジンの駆動力を変速する発電用の変速機とを同仕様にできるので、動力伝達装置の構成の簡素化を図ることができる。したがって、動力伝達装置及びハイブリッド駆動装置の製造コストの削減が可能となる。
また、本発明にかかる動力伝達装置をシリーズ式ハイブリッド駆動装置に適用する場合、あるいはシリーズパラレル式ハイブリッド駆動装置に適用する場合は、変速機からの動力を断接する複数の動力断接機構を全て同一仕様にすることが可能であり、かつ変速機からの動力を伝達する複数の駆動ギアについても同一諸元にすることが可能である。したがって、部品の共通化が可能となることで、ハイブリッド駆動装置及び車両の製造コストの低減を図ることができる。
なお、上記の括弧内の符号は、後述する実施形態における対応する構成要素の符号を本発明の一例として示したものである。
本発明にかかる動力伝達装置及びそれを備えたハイブリッド駆動装置によれば、装置の小型化及び構成部品の共用化が可能となることで、製造コストの低減及び燃費の向上を図ることができる。
本発明の第1実施形態にかかる動力伝達装置の構成を示すスケルトン図である。 摩擦式変速機の構成例を示す図で、(a)は、縦断面図であり、(b)は、横断面図である。 第1実施形態にかかる動力伝達装置の動作を説明するための図で、(a)は、低速段モードの動力伝達経路を示す図であり、(b)は、高速段モードの動力伝達経路を示す図である。 本発明の第2実施形態にかかる動力伝達装置の構成を示すスケルトン図である。 第2実施形態にかかる動力伝達装置の動作を説明するための図で、低速段モードの動力伝達経路を示す図である。 第2実施形態にかかる動力伝達装置の動作を説明するための図で、高速段モードの動力伝達経路を示す図である。 第2実施形態にかかる動力伝達装置の動作を説明するための図である。 第2実施形態にかかる動力伝達装置の動作を説明するための図である。 第2実施形態にかかる動力伝達装置の動作を説明するための図である。 第2実施形態にかかる動力伝達装置の動作を説明するための図である。 本発明の第3実施形態にかかる動力伝達装置の構成を示すスケルトン図である。 本発明の第4実施形態にかかる動力伝達装置の構成を示すスケルトン図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態にかかる動力伝達装置の構成を示すスケルトン図である。なお、以下の説明では、左又は右というときは、各図に示す左又は右を指すものとする。本実施形態の動力伝達装置100は、図1に示すように、エンジン12の動力で発電機1Aを駆動し、該発電機1Aで発電した電力をバッテリ15に蓄電し、該バッテリ15の電力で駆動したモータ1の動力を車両の前車輪11に伝達するように構成したFF車両用のシリーズ式ハイブリッド駆動装置に適用されている。
動力伝達装置100は、駆動兼発電用のモータ(電動モータ)1と、モータ1が有する中空筒状のロータ1aの内径側に配置された変速機2とを備えている。変速機2は、ロータ1aの軸方向の両側それぞれに延びる低速軸2aと高速軸2bとを有し、低速軸2aに入力された駆動力を増速して高速軸2bから出力する一方、高速軸2bに入力された駆動力を減速して低速軸2aから出力するようになっている。
本実施形態では、ロータ1aの内径側に配置した変速機2は、摩擦式変速機(トラクションローラ式変速機)2−1である。図2は、摩擦式変速機2−1の構成例を示す図で、(a)は、側断面図であり、(b)は、(a)のA−A矢視断面図である。摩擦式変速機2−1は、例えば、特開2008−215478号公報に記載された摩擦式変速装置と同じ構成であってよい。この摩擦式変速機2−1は、低速軸2a又は高速軸2bの回転に伴い固定リング(転動面)54上を転動する中間ローラ53及びウェッジローラ55を備え、当該転動の摩擦力で低速軸2a又は高速軸2bの一方から他方へ回転を変速して伝達するように構成した変速機である。この摩擦式変速機2−1は、図2に示すように、ケースKの両側それぞれに延びる低速軸2a及び高速軸2bと、ケースK内で高速軸2bの周囲に当接した状態で回転可能に支持された3個の中間ローラ53と、高速軸2bと同心上で中間ローラ53を囲む固定リング54と、該固定リング54との各中間ローラ53との隙間に介在するウェッジローラ55とを備えて構成されている。各中間ローラ53は、遊星軸51を回転可能に支持したキャリア52に設けられている。キャリア52には、各ウェッジローラ55を食い込ませる方向に吸引する磁石56が設置されている。また、各中間ローラ53の遊星軸51は、高速軸2bの法線方向に変位可能に支持されている。
この摩擦式変速機2−1では、モータ1又はエンジン12の駆動力が高速軸2bに入力される場合、高速軸2bが回転駆動することにより、周囲に配置された中間ローラ53が回転する。中間ローラ53の回転に伴い、各ウェッジローラ55が固定リング54の内周面に沿って転動し、公転する各中間ローラ53のキャリア52に連結した低速軸2aから減速回転が出力される。一方、モータ1又はエンジン12の駆動力が低速軸2aに入力される場合は、低速軸2aが回転駆動することにより、変速機2内で上記とは逆向きに駆動力が伝達されることで、その回転が増速されて、高速軸2bから増速回転が出力される。
図1に戻り、モータ1及び変速機2の軸方向の両外側それぞれには、第1右クラッチ(動力断接機構)41と第1左クラッチ(動力断接機構)44とが配置されている。また、第1右クラッチ41の側部には、第1右駆動ギヤ31が設置されており、第1左クラッチ44の側部には、第1左駆動ギヤ34が設置されている。第1右駆動ギア31は、低速軸2a上にベアリング5aを介して相対回転可能に設置されており、第1左駆動ギア34は、高速軸2b上にベアリング5bを介して相対回転可能に設置されている。第1右クラッチ41は、低速軸2aに対してロータ1aと第1右駆動ギヤ31との接続・切断を選択的に切り替えるように構成された噛合式のクラッチであり、第1左クラッチ44は、高速軸2bに対してロータ1aと第1左駆動ギヤ34との接続・切断を選択的に切り替えるように構成された噛合式のクラッチである。
すなわち、第1右クラッチ41は、ロータ1a側(左側)に移動することで、低速軸2aをロータ1aに係合させる一方、第1右駆動ギア31側(右側)に移動することで、低速軸2aを第1右駆動ギア31に係合させる。また、第1左クラッチ44は、ロータ1a側(右側)に移動することで、高速軸2bをロータ1aに係合させる一方、第1左駆動ギア34側(左側)に移動することで、高速軸2bを第1左駆動ギア34に係合させる。
また、低速軸2a及び高速軸2bに対して所定間隔で平行に設置したカウンタシャフト6が設けられている。カウンタシャフト6上の両端にはそれぞれ、第1右駆動ギア31に噛み合う第2右駆動ギア32と、第1左駆動ギア34に噛み合う第2左駆動ギア33とが設置されている。第2右駆動ギア32と第2左駆動ギア33は、カウンタシャフト6に対してベアリング5c,5dを介して相対回転可能に配置されている。
カウンタシャフト6上の第2右駆動ギア32の側部には、第2右クラッチ42が設置されており、第2左駆動ギア33の側部には、第2左クラッチ43が設置されている。第2右クラッチ42は、カウンタシャフト6に対する第2右駆動ギア32の係合・切断を切替可能な噛合式のクラッチであり、第2左クラッチ43は、カウンタシャフト6に対する第2左駆動ギア33の係合・切断を切替可能な噛合式のクラッチである。第2右クラッチ42は、第2右駆動ギア32側(右側)に移動することで、カウンタシャフト6を第2右駆動ギア32に係合させる。また、第2左クラッチ43は、第2左駆動ギア33側(左側)に移動することで、カウンタシャフト6を第2左駆動ギア33に係合させる。上記の第1右駆動ギア31、第1左駆動ギヤ34、第2右駆動ギア32、第2左駆動ギア33は、いずれも同一諸元の構成であってよい。
また、カウンタシャフト6の軸方向の中央には、カウンタ駆動ギア7が設置されている。カウンタ駆動ギア7は、デファレンシャルギア9のリングギア8に噛合している。デファレンシャルギア9で配分された駆動力は、左右のドライブシャフト10,10を介して左右の前車輪11,11に伝達されるようになっている。
また、この動力伝達装置100は、エンジン12と、エンジン12の動力が入力される変速機2Aと、変速機2Aから出力された駆動力で発電を行う発電機1Aと、発電機1Aで発電した電気を蓄電するバッテリ15とを備えている。また、発電機1Aとバッテリ15の間には、インバータ14が設置されている。この構成により、エンジン12の駆動力が変速機2Aを介して発電機1Aに入力されることで、発電が行われる。発電機1Aで発電された電力がインバータ14を介してバッテリ15に充電される。バッテリ15に充電された電力によってモータ1が駆動される。また、モータ1の駆動(回生制動)でバッテリ15の充電を行うことも可能である。エンジン12の駆動力を変速する変速機2Aは、モータ1の駆動力を変速する変速機2と同じ構成であってよい。また、変速機2Aは、変速機2と同様、発電機1Aが有する中空筒状のロータの内径側に設置することで、装置の小型化を図ることができる。
次に、上記構成の動力伝達装置100の動作について説明する。図3は、動力伝達装置100の動作を説明するための図で、(a)は、後述する低速段モードでの動力伝達経路を示す図、(b)は、高速段モードでの動力伝達経路を示す図である。なお、図3では、エンジン12、変速機2A、発電機1A、インバータ14、バッテリ15などの図示は省略している。また、下記の動作では、各クラッチ41,42,43,44の移動は、いずれも図示しない電動アクチュエータによって行われる。
まず、図3(a)に示すように、低速軸2a上の第1右クラッチ41及び高速軸2b上の第1左クラッチ44と、カウンタシャフト6上の第2右クラッチ42とを同時に右側へ移動させると、第1左クラッチ44によってモータ1のロータ1aと高速軸2bが係合し、第1右クラッチ41によって第1右駆動ギア31と低速軸2aが係合し、第2右クラッチ42によって第2右駆動ギア32がカウンタシャフト6に係合する。これにより、モータ1の回転は、同図の点線に示すように、高速軸2b→変速機2→低速軸2a→第1右駆動ギア31→第2右駆動ギア32→カウンタシャフト6→カウンタ駆動ギア7→デファレンシャルリングギア8→デファレンシャルギア9→ドライブシャフト10→前車輪11の経路で伝達される。この経路では、高速軸2bに入力した回転が変速機2で減速されて低速軸2aから出力されるので、モータ1の回転が減速される低速段(Low)モードとなる。
一方、図3(b)に示すように、低速軸2a上の第1右クラッチ41及び高速軸2b上の第1左クラッチ44と、カウンタシャフト6上の第2左クラッチ43とを同時に左側へ移動させると、第1右クラッチ41によってモータ1のロータ1aと低速軸2aが係合し、第1左クラッチ44によって高速軸2bと第1左駆動ギア34が係合し、第2左クラッチ43によって第2左駆動ギア33がカウンタシャフト6に係合する。これにより、モータ1の回転は、同図の点線に示すように、低速軸2a→変速機2→高速軸2b→第1左駆動ギア34→第2左駆動ギア33→カウンタシャフト6→カウンタ駆動ギア7→デファレンシャルリングギア8→デファレンシャルギア9→ドライブシャフト10→前車輪11の経路で伝達される。この経路では、低速軸2aに入力した回転が変速機2で増速されて高速軸2bから出力されるので、モータ1の回転が増速される高速段(High)モードとなる。
本実施形態の動力伝達装置100は、予め充電されているバッテリ15からの電力供給でモータ1の出力を制御しながら、モータ1の駆動力を前車輪11,11に伝達して動作する。この際、車両の発進時及び低中速走行時には、図3(a)の低速段モードが選択される一方、高速走行時には、図3(b)の高速段モードが選択される。このように、2種類の走行シーンに合わせた駆動モードを選択できる。なお、低速段モードと高速段モードの切り替えは、モータ1の出力を瞬間的にゼロにして、その間に各クラッチ41,42,43,44を移動させることで行われる。
また、バッテリ15の残容量が低下した場合は、エンジン12を始動し、発電機1Aにて発電を行うことで、図1の点線に示すように、インバータ14を経由してバッテリ15に電力を充電する。これにより、バッテリ15に充電した電力でモータ1を駆動して、車両を電気走行させる。なお、ここでは、発電機1Aに繋がれた変速機2Aは、常時、上記の変速機2における高速段モードと同じ経路で動力が伝達される構成であってよい。
本実施形態の動力伝達装置100によれば、駆動兼発電用のモータ1を備えた簡単な構成であると共に、モータ1が有するロータ1aの内径側に変速機2を設置したことにより、動力伝達装置100の小型化及び軽量化を図ることができる。その上で、変速機2の両側に第1右クラッチ41と第1左クラッチ44とを設置したことで、左右からの入力回転数及びトルクをモータ1にて制御することにより、出力を増減することができる。これにより、車両の走行状態に応じた適切な駆動力の制御を簡素な構成で実現できる。したがって、動力伝達装置100及びそれを備えたハイブリッド駆動装置の製造コストの低減が可能となる。
また、本実施形態のように、本発明にかかる動力伝達装置100をシリーズ式ハイブリッド駆動装置に適用する場合、駆動用の変速機2と発電用の変速機2Aを同仕様にできるので、動力伝達装置100の構成の簡素化を図ることができる。したがって、その点においても、動力伝達装置100及びそれを備えたハイブリッド駆動装置の製造コストの削減が可能となる。また、変速機2に入出力させる動力を断接するためのクラッチ41,42,43,44は、全て同一仕様にでき、かつ、変速機2からの動力を伝達する駆動ギア31,32,33,34についても全て同一諸元にできる。したがって、部品の共通化が可能となることで、製造コストの低減を図ることができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態の説明及び対応する図面においては、第1実施形態と同一又は相当する構成部分には同一の符号を付し、以下ではその部分の詳細な説明は省略する。また、以下で説明する事項以外の事項については、第1実施形態と同じである。この点は、他の実施形態においても同様である。
図4は、本発明の第2実施形態にかかる動力伝達装置100−2を示すスケルトン図である。第2実施形態の動力伝達装置100−2は、エンジン12の駆動力をモータ1による発電用と車両の駆動用とに配分するように構成した4WD車両用のシリーズパラレル式ハイブリッド駆動装置に適用されている。
本実施形態の動力伝達装置100−2は、第1実施形態の動力伝達装置100に対して、エンジン12の出力軸12aをカウンタシャフト6と同軸上に配置している。そして、出力軸12aと第2左駆動ギア33との接続・切断を切り替える第3クラッチ45と、変速機2の高速軸2bと第1左駆動ギア34との接続・切断を切り替える第4クラッチ46を追加している。なお、図4の符号17は、出力軸12a上に設置したフライホイールダンパーである。
また、ドライブシャフト10上には、左右の前車輪11,11に駆動力を配分するデファレンシャルギア9に加えて、後車輪(図示せず)へ駆動力を配分するためセンターデフ13が設置されている。センターデフ13からは、車両の後方に向かって、後車輪に駆動力を伝達するためのプロペラシャフト16が延びている。したがって、本実施形態の動力伝達装置100−2は、カウンタ駆動ギア7からの駆動力がデファレンシャルギア9を経由して前車輪11,11に伝達されると共に、センターデフ13及びプロペラシャフト16を経由して後車輪にも伝達されるように構成した四輪駆動走行用の動力伝達装置である。
次に、本実施形態の動力伝達装置100−2の動作について説明する。図5は、モータ1単独の駆動で走行する電気走行状態での駆動伝達フローを示す図であり、図5(a)は、第1実施形態の図3(a)と同じ低速段モードでの動力伝達経路を示す図、図5(b)は、第1実施形態の図3(b)と同じ高速段モードでの動力伝達経路を示す図である。
すなわち、図5(a)に示す低速段モードでは、低速軸2a上の第1右クラッチ41及び高速軸2b上の第1左クラッチ44と、カウンタシャフト6上の第2右クラッチ42とを同時に右側へ移動させる。これにより、モータ1のロータ1aと高速軸2bが係合し、低速軸2aと第1右駆動ギア31が係合し、第2右駆動ギア32がカウンタシャフト6に係合する。したがって、モータ1の回転は、高速軸2b→変速機2→低速軸2a→第1右駆動ギア31→第2右駆動ギア32→カウンタシャフト6→カウンタ駆動ギア7の経路で伝達される。この経路では、高速軸2bに入力した回転が変速機2で減速されて低速軸2aから出力される。そして、本実施形態では、カウンタ駆動ギア7に伝達された駆動力は、さらに、デファレンシャルギア9→ドライブシャフト10→前車輪11の経路と、デファレンシャルギア9→センターデフ13→プロペラシャフト16→後車輪の経路との両方に伝達される。
一方、図5(b)に示す高速段モードでは、低速軸2a上の第1右クラッチ41及び高速軸2b上の第1左クラッチ44と、カウンタシャフト6上の第2左クラッチ43とを同時に左側へ移動させる。これにより、モータ1のロータ1aと低速軸2aが係合し、高速軸2bと第1左駆動ギア34が係合し、第2左駆動ギア33がカウンタシャフト6に係合する。したがって、モータ1の回転は、低速軸2a→変速機2→高速軸2b→第1左駆動ギア34→第2左駆動ギア33→カウンタシャフト6→カウンタ駆動ギア7の経路で伝達される。この経路では、低速軸2aに入力した回転が変速機2で増速されて高速軸2bから出力される。そして、本実施形態では、カウンタ駆動ギア7に伝達された駆動力は、さらに、デファレンシャルギア9→ドライブシャフト10→前車輪11の経路と、デファレンシャルギア9→センターデフ13→プロペラシャフト16→後車輪の経路との両方に伝達される。
このように、図5(a)に示す低速段モードと図5(b)に示す高速段モードのいずれにおいても、カウンタ駆動ギア7に伝達された駆動力は、デファレンシャルギア9→ドライブシャフト10→前車輪11に伝達される経路と、デファレンシャルギア9→センターデフ13→プロペラシャフト→後車輪に伝達される経路との両方に配分されることで、四輪電気駆動走行が行われる。
図6は、車両が平坦路にて低速〜中加速を必要とする走行状態(低速段モード)での駆動伝達フローを示す図である。この場合、モータ1の駆動力の伝達経路は、図5(a)に示す低速段モードでの駆動伝達経路と同じ設定にしておき、その上で、さらに第2左クラッチ43と第3クラッチ45をいずれも第2左駆動ギア33に係合させる。これにより、エンジン12の駆動力が出力軸12a→第2左駆動ギア33→カウンタシャフト6→カウンタ駆動ギア7の経路で伝達される。したがって、エンジン12の駆動力と、変速機2によって減速されたモータ1の駆動力とを合力としてカウンタ駆動ギア7に出力できる。
図7は、車両の駆動に大きなトルクが必要である場合(例えば、最大定員乗車状態や登坂発進状態の場合)の駆動伝達フローを示す図である。この場合は、図6の駆動伝達経路に対して、第2左クラッチ43の第2左駆動ギア33に対する係合を解除すると共に、第4クラッチ46を第1左駆動ギア34に係合させる。これにより、エンジン12の駆動力が出力軸12a→第2左駆動ギア33→第1左駆動ギア34→高速軸2b→変速機2→低速軸2a→第1右駆動ギア31→第2右駆動ギア32→カウンタシャフト6→カウンタ駆動ギア7の経路で伝達される。したがって、エンジン12の駆動力とモータ1の駆動力との合力を変速機2で減速してからカウンタ駆動ギア7に出力できる。そのため、図6に示す動力伝達経路と比較して、さらに大きなトルクを得ることができる。
図8は、車両が平坦路にて高速走行状態である場合の駆動伝達フローを示す図である。この場合、モータ1の駆動力の伝達経路は、図5(b)に示す高速段モードでの駆動伝達経路と同じ設定にしておき、その上で、さらに第2左クラッチ43と第3クラッチ45をいずれも第2左駆動ギア33に係合させる。これにより、エンジン12の駆動力が出力軸12a→第2左駆動ギア33→カウンタシャフト6→カウンタ駆動ギア7の経路で伝達される。したがって、エンジン12の駆動力と、変速機2によって増速されたモータ1の駆動力とを合力としてカウンタ駆動ギア7に出力できる。
図9は、車両の低中速走行時において、エンジン12の駆動力を車両走行用の駆動力として伝達すると共に、モータ1による発電用の駆動力として伝達する場合の動力伝達フローを示す図である。この場合、動力伝達経路自体は、図6に示す場合と同じ設定である。そして、モータ1の機能を車両の駆動から発電に切り替えている。この場合、エンジン12の駆動力の一部が、カウンタシャフト6→第2右駆動ギア32→第1右駆動ギア31→低速軸2a→変速機2→高速軸2b→ロータ1aの経路でモータ1に入力される。これによりエンジン12の駆動力でモータ1による発電が行われる。
本実施形態のように、動力伝達装置100−2をシリーズパラレル式ハイブリッド駆動装置に適用する場合は、第1実施形態でシリーズ式ハイブリッド駆動装置に適用した場合と同様、装置の小型化、軽量化の効果が得られる。本実施形態の動力伝達装置100−2では、それに加えて、モータ1の駆動力とエンジン12の駆動力の合力を車両走行用の駆動力として伝達できることから、車両の発進性能及び加速性能の向上を図ることができる。
また、本実施形態の動力伝達装置100−2は、エンジン12の動力のみで車両を走行させる加速走行時には、モータ1による発電でバッテリ15の充電が可能となっている。そのため、バッテリ15の残容量を十分に確保できる。したがって、モータ1単独の駆動による電気走行の性能(航続距離)を向上させることができる。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図10は、本発明の第3実施形態にかかる動力伝達装置100−3を示すスケルトン図である。本実施形態の動力伝達装置100−3は、第2実施形態の動力伝達装置100−2が備える摩擦式変速機2−1に代えて、遊星歯車式変速機2−3を採用した構成である。
すなわち、本実施形態の動力伝達装置100−3が備える遊星歯車式変速機2−3は、高速軸2bに固定されて一体に回転するサンギアSと、低速軸2aに固定されて一体に回転するリングギアRと、これらサンギアSとリングギアRとに噛合するピニオンギアPを回転自在に支持するキャリアCとを備えて構成されている。キャリアCは、変速機2−3のケースKに固定されている。この構成により、第1実施形態の摩擦式変速機2−1と同様、高速軸2bに入力された駆動力が減速されて低速軸2aから出力される一方、低速軸2aに入力された駆動力が増速されて高速軸2bから出力されるようになっている。なお、本実施形態の動力伝達装置100−3の他の動作については、第2実施形態と同じである。そのため、動力伝達経路の図示及びその説明は省略する。
〔第4実施形態〕
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図11は、本発明の第4実施形態にかかる動力伝達装置100−4を示すスケルトン図である。本実施形態の動力伝達装置100−4は、第2実施形態の動力伝達装置100−2に対して、カウンタシャフト6とデファレンシャルギア9(ドライブシャフト10)との間の動力伝達機構をベルト式無段変速機構(CVT:Continuously Variable Transmission)18に変更した構成である。ベルト式CVT18は、カウンタシャフト6上に固定した駆動プーリ18aと、ドライブシャフト10上に固定した従動プーリ18bとの間に金属Vベルト18cを架け渡した構成である。本実施形態にかかる動力伝達装置100−4の他の構成は、第2実施形態の動力伝達装置100−2と同じである。
また、本実施形態の動力伝達装置100−4の動作については、第2実施形態の動力伝達装置100−2と同じである。そのため、動力伝達経路の図示及び説明は省略する。ただし、本実施形態の動力伝達装置100−4では、カウンタシャフト6とデファレンシャルギア9との間の動力伝達機構にベルト式CVT18を採用したことで、ベルト式CVT18の変速作用によって、変速比の幅を拡大することができ、車両の走行状況に応じたより最適な動作モードが得られるようになる。したがって、車両の燃費向上を図ることができる。なお、本実施形態の動力伝達装置100−4が備える変速機2は、第1実施形態と同じ摩擦式変速機2−1であってもよいし、第3実施形態と同じ遊星歯車式変速機2−3であってもよい。
ここで、従来のハイブリッド駆動装置と比較した本発明の優位性について簡単に説明する。従来、エンジンと、発電用モータ及び駆動用モータの2つのモータと、動力分割機構とを備えたハイブリッド駆動装置がある。このような構成のハイブリッド駆動装置では、動力分割機構によって、エンジンの駆動力を、発電用として発電用モータに伝達する駆動力と、車両の駆動用として車輪に伝達する駆動力とに配分するようにしている。また、駆動用モータの駆動力は、エンジンの駆動力との合力として車両の駆動に用いるようになっている。このようなハイブリッド駆動装置と比較して、本発明にかかる上記各実施形態に示す動力伝達装置100〜100−4を備えたハイブリッド駆動装置は、駆動兼発電用のモータ1を備えた構成としたことで、構成部品の削減、軽量化、低コスト化を図ることができる。そのうえで、当該モータ1の駆動力を上記の摩擦式変速機2−1又は遊星歯車式変速機2−3からなる変速機(増減速機)2によって高速段と低速段の2段に切り替えて出力できる。これにより、ハイブリッド走行性能の向上を図ることができる。したがって、本発明にかかる動力伝達装置100〜100−4は、従来構成と比較して、車両の燃費向上、CO2排出量の削減、構成部品の削減、軽量化、低コスト化などが可能となる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。
1 モータ(駆動兼発電用モータ)
1a ロータ
2 変速機
2−1 摩擦式変速機
2−3 遊星歯車式変速機
2a 低速軸(第1軸又は第2軸)
2b 高速軸(第2軸又は第1軸)
1A 発電機
2A 変速機
6 カウンタシャフト
7 カウンタ駆動ギア
8 デファレンシャルリングギア
9 デファレンシャルギア
10 ドライブシャフト
11 前車輪
12 エンジン
13 センターデフ
14 インバータ
15 バッテリ
16 プロペラシャフト
18 ベルト式CVT
31 第1右駆動ギア
32 第2右駆動ギア
33 第2左駆動ギア
34 第1左駆動ギア
41 第1右クラッチ(動力断接機構)
42 第2右クラッチ(動力断接機構)
43 第2左クラッチ(動力断接機構)
44 第1左クラッチ(動力断接機構)
45 第3クラッチ
46 第4クラッチ
51 遊星軸
52 キャリア
53 中間ローラ
54 固定リング
55 ウェッジローラ
56 磁石
100〜100−4 動力伝達装置
K ケース
C キャリア
P ピニオンギア
R リングギア
S サンギア

Claims (5)

  1. 中空状のロータを有するモータと、
    前記ロータの内径側に配置され、該ロータの軸方向の両側それぞれに延びる第1軸と第2軸を有し、前記第1軸に入力された駆動力を減速又は増速して前記第2軸から出力する変速機と、
    前記ロータ及び前記変速機の軸方向の両外側それぞれに配置され、前記ロータと前記第1軸又は前記第2軸との間で動力を断接する一対の動力断接機構と、を備える
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  2. 前記変速機は、前記第1軸又は前記第2軸の回転に伴い転動面を転動する転動体を備え、該転動の摩擦力で前記第1軸と前記第2軸の一方から他方へ回転を伝達するように構成した摩擦式変速機である
    ことを特徴とする請求項1に記載の動力伝達装置。
  3. 前記変速機は、遊星歯車を備える遊星歯車式変速機である
    ことを特徴とする請求項1に記載の動力伝達装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の動力伝達装置と、前記動力伝達装置の変速機から出力された駆動力を車輪に伝達する駆動伝達機構と、を備えると共に、
    エンジンと、前記エンジンの駆動力を変速する他の変速機と、前記他の変速機で変速した駆動力で発電を行う発電機と、前記発電機で発電した電力を蓄えるバッテリと、を備え、
    前記バッテリに蓄えられた電力で前記モータを駆動する
    ことを特徴とするハイブリッド駆動装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれかに記載の動力伝達装置を備えると共に、
    エンジンと、前記エンジンの駆動力と前記動力伝達装置の変速機から出力された駆動力との合力を車輪に伝達する駆動伝達機構と、を備える
    ことを特徴とするハイブリッド駆動装置。
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