JP4930135B2 - 放送受信機 - Google Patents

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Description

本発明は、緊急警報放送を受信することができる放送受信機に関するものである。
地震や津波などの自然災害の発生を国民にいち早く知らしめて、被害を未然に防ぐ、あるいは最小限にとどめるために、ラジオやテレビの電波をもちいて緊急警報放送がおこなわれる。
特許文献1では、テレビが電源オフされているときでも、チューナが緊急警報放送を監視し続けており、緊急警報放送がはじまったときに、自動的に電源オンして、ユーザに告知する発明が開示されている。
また、特許文献2では、指定したチャンネルで、緊急警報放送を監視しつづけるという発明が開示されている。
特開2006−033013号公報 特開平09−008607号公報
緊急警報放送は、いつ、どの放送局でおこなわれるかが予測できないので、ユーザが設定したチャンネルとは別のチャンネルで緊急警報放送がはじまったときに、それを検出できないという課題があった。
また、車載受信機のように、移動しながら使用する受信機の場合には、現在位置によって受信できる放送局が変化するため、緊急警報放送を監視するチャンネルもそれにあわせて変更しなければ検出できないという問題があった。
さらに、監視するに当たりチャンネルを変更する場合には、同一チャンネルの同一の緊急警報放送を繰り返し検出し、同一の緊急警報放送がユーザに繰り返し提示されるという問題も発生する。
上記第一の問題点に鑑み、本発明の放送受信機では、放送を受信し復調するチューナ部と、放送局のチャンネル情報を格納した選局リスト保持部と、前記選局リスト保持部のチャンネル情報を基に、前記チューナ部を制御し順次選局を行う選局制御部と、選局した信号中に緊急警報放送が含まれるかを検出する緊急警報放送検出部と、検出した緊急警報放送をユーザに提示する出力部とを備える。
さらに第二の問題点に鑑み、上記構成に係る放送受信機において、選局した緊急警報放送の履歴を記憶する緊急警報放送履歴記憶部と、緊急警報放送を選局するかどうかを判断する緊急警報放送選局判断部とを備える。
上記手段を用いることにより、どのチャンネルで緊急警報放送が始まっても、検出できる放送受信機を提供することができる。
さらに、同一チャンネルで送出される同一の緊急警報放送を、ユーザへ繰り返し選局させることにない放送受信機を提供することができる。
以下、本発明の実施するための最良の形態として、図面を参照しながら説明する。
図1から図6は本発明の第一の発明の実施の形態であり、図7から図*は本発明の第二の発明の実施の形態を示すものである。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における、放送受信機の構成を示すブロック図である。
図1において、チューナ部101は、電波を受信し、復調を行い、復調した信号を出力する。緊急警報放送検出部102は、復調信号のなかに緊急警報放送が含まれているかどうかを検査し、含まれていた場合には緊急警報放送の音声と映像あるいは音声のみを出力する。映像音声デコード部103は緊急警報放送検出部102から出力された音声と映像、あるいは音声のみをデコードし、映像表示部(図示せず)あるいは音声出力部(図示せず)に出力する。また、緊急警報放送検出部102は、緊急警報放送に応じて外部機器制御部104を介して外部機器を制御する。
選局制御部106は、選局リスト保持部105で保持されている、複数の放送局のチャンネル選局情報をもとに、一定時間ごとにチューナ部101を制御してチャンネルを切り換えるものである。
上記の構成に係る放送受信機において、以下その動作を図2に示すフローチャートを用いて説明する。選局制御部106は、選局リスト保持部105上のチャンネル選局情報を基に、チューナ部101を制御し選局を行う(S101)。緊急警報放送検出部102は、選局した放送局で緊急警報放送が行われているかどうかを検出する。緊急警報放送検出部102で緊急警報放送を検出した時には(S102でYesの時)、選局制御部106を制御し、緊急警報放送が検出された放送局でチャンネル切換を停止する(S103)。一方、緊急警報放送検出部102で緊急警報放送が検出されない時には(S102でNoの時)、次のチャンネルの選局を行う。
緊急警報放送を検出した時には、緊急警報放送の映像や音声を出力し(S104)、また外部機器制御部104を介して、緊急警報放送が放送されたことを外部機器に伝え、外部機器は緊急警報放送時に対応した動作を行う(S105)。
このように構成された本発明の放送受信機では、選局リスト保持部105に登録されているいずれかのチャンネルで緊急警報放送が開始されたときに、それを検出することができ、ユーザに緊急警報放送を提示することができるようになる。具体的には、受信機がスタンバイ状態であるときに緊急警報放送を検出した場合には、自動的に受信機を起動させ、緊急警報放送の映像、音声を出力することで、ユーザに告知するなどの利用が考えられる。
また外部機器制御部104を用いて、この受信機に接続されている外部機器を操作することによって、二次災害を未然に防いだり、受信機とは離れた場所にいるユーザへ告知するなどの応用が可能となる。具体的には、ガスの元栓をしめたり、ストーブを消火するなどの制御を行わせることが考えられる。あるいは表示灯を点灯させることや、ユーザの携帯電話へ発信するなどを行なってもよい。
なお、チューナ部101が受信できる電波は、アナログ地上波テレビ放送、デジタル地上波テレビ放送だけではなく、衛星放送、アナログラジオ放送、デジタルラジオ放送、などが受信できるものであってもよい。
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2における、放送受信機の構成を示すブロック図である。
図3において、チューナ部101、緊急警報放送検出部102、映像音声デコード部103、外部機器制御部104、選局リスト保持部105、選局制御部106について、実施の形態1と同じ構成要素は同じ番号を付与し、説明を省略する。
中継局情報保持部107は、ひとつの放送局がその中継局によって異なる物理チャンネルで送出を行う場合の、各物理チャンネルの情報を放送局毎に記憶しているものである。
地上デジタル放送の場合、ひとつの放送局が、中継局では別の物理チャンネルをつかって電波を送出するばあい、NIT(Network Information Table)にその物理チャンネルの情報が記載される。車載用の地上デジタル放送受信機の場合には、どこか1つの中継局で電波を受けることができた場合、そこに含まれるNITを参照することによって、同じ放送がほかのどの物理チャンネルで放送されているかを知ることができる。
この情報を利用し、選局リスト保持部105から指示された放送局の、中継局の各物理チャンネル情報を参照し、一定時間ごとに物理チャンネルを切り換えるように選局制御部106を制御することによって、移動したことによって受信状況が変化しても、現在の場所に近い別の中継局を見つけることができるので、緊急警報放送をもれなく受信することができる。
なお、ひとつの放送局に複数の中継局がある場合でも、それらの中継局では送出する周波数が異なるだけで、内容はまったく同じ放送を行っているので、いずれかひとつの中継局で放送が受信できて、緊急警報放送の有無の判定ができたならば、それ以外の中継局を検査する必要はない。したがって、そのような場合には、中継局を順番に選局する処理を中止し、次のチャンネルの選局を行うことによって検出処理の高速化を図ってもよい。
なお、実施の形態1を行ったうえで受信できないチャンネルについてのみ、その放送局の中継局を選局して緊急警報放送の検査を行なってもよい。
(実施の形態3)
図4は本発明の実施の形態3における、放送受信機の構成を示すブロック図である。
図4において、チューナ部101、緊急警報放送検出部102、映像音声デコード部103、外部機器制御部104、選局リスト保持部105、選局制御部106について、実施の形態1と同じ構成要素は同じ番号を付与し、説明を省略する。
選局リスト切換部108は、選局リスト保持部105が複数の選局リストを持っている場合にそれらを切り換えるためのものである。
たとえば受信機が、アナログテレビ放送とデジタルテレビ放送とFMラジオ放送を受信できるものであった場合、アナログテレビ放送の選局リストだけで順番に選局しながら緊急警報放送を検査していたのでは、その間にFMラジオ放送で緊急警報放送が行われた場合、検出できなくなってしまう。そのために選局リスト切換部108で、アナログテレビ放送とデジタルテレビ放送とFMラジオ放送の間で選局リストを切換ながら順番に選局するように動作させることによって、受信可能な放送をすべて監視し、どのメディアで緊急警報放送が行われても検出することができるものである。
なお、緊急警報放送を運用していないメディアがあらかじめわかっている場合には、検出の応答性をあげるために、監視対象からはずすことができるように、ユーザが設定できるようにしてもよい。
また、地上デジタル放送を受信する場合において、地域ごとに選局リストが異なるため、複数の選局リストを保持することが考えられる。たとえば自宅周辺用の選局リストである「ホーム」選局リストと、自宅周辺から離れた場所で、よく行く場所用の選局リストである「おでかけ」選局リストを持つ場合、それらの両方の選局リストを切換ながら順番に選局することで、緊急警報放送を監視するといった利用が考えられる。
なお、地上デジタル放送ではなく、アナログテレビ放送やラジオ放送であってもよい。
なお、実施の形態1や実施の形態2を実施しているときに、受信できない放送局があった場合にのみ、実施の形態3のようにほかのメディアやほかの選局リストを選局するように切り換えられるようにしてもよい。
(実施の形態4)
図5は本発明の実施の形態4における、放送受信機の構成を示すブロック図である。
図5において、チューナ部101、緊急警報放送検出部102、映像音声デコード部103、外部機器制御部104、選局リスト保持部105、選局制御部106について、実施の形態1と同じ構成要素は同じ番号を付与し、説明を省略する。
現在位置検出部109は、GPS(Global Positioning System)等、現在位置を求めることができるもので、位置情報を出力する。
選局リスト更新部110は、現在位置検出部109から出力された位置情報をもとにその位置から受信可能な放送局を選択し、選局リストを出力し、選局リスト保持部105の選局リスト情報を更新するものである。
選局制御部106は、現在位置により逐次更新された選局リストをもとに、チューナ部101を選局することにより、場所が移動しても、緊急警報放送の監視を効率よく行うことができるものである。
なお、実施の形態1や実施の形態2や実施の形態3を実施しているときに、受信できない放送局があった場合にのみ、実施の形態4のように現在位置情報を利用する処理にきりかえてもよい。
(実施の形態5)
図6は本発明の実施の形態5における、放送受信機の構成を示すブロック図である。
図6において、チューナ部101、緊急警報放送検出部102、映像音声デコード部103、外部機器制御部104、選局制御部106について、実施の形態1と同じ構成要素は同じ番号を付与し、説明を省略する。
選局周波数切換部111は、放送が運用されるすべての周波数を順番に切り換えるように選局制御部106を制御するものである。たとえば地上デジタル放送であれば、物理チャンネルで言うところの、UHF13ch,14ch,15ch....,62chの50個のすべての物理チャンネルを順番に切り換えるような動作を行う。
このように選局制御部106を制御することによって、すべての周波数を監視するので、場所を移動しても、ユーザはなにも設定しなくても、緊急警報放送を取りこぼすことなく検出することができるものである。
なお、すべての周波数の監視を行うにあたり、検出処理を高速化し、監視周期を短縮するために、電波強度や信号レベルに応じて監視時間の重み付けを行ってもよい。
なお、実施の形態1や実施の形態2や実施の形態3や実施の形態4を実施しているときに、受信できない放送局があった場合にのみ、実施の形態5のように切り換えられるようにしてもよい。
(実施の形態6)
図7は本発明の実施の形態6における、放送受信機の構成を示すブロック図である。
図7において、チューナ部101、映像音声デコード部103、外部機器制御部104、選局リスト保持部105、選局制御部106について、実施の形態1と同じ構成要素は同じ番号を付与し、説明を省略する。
緊急警報放送検出部102は、復調信号のなかに緊急警報放送が含まれているかどうかを検査し、含まれていた場合には緊急警報放送選局判断部113の判断に従い、緊急警報放送の音声と映像あるいは音声のみを出力する。緊急警報放送履歴記憶部112は、緊急警報放送検出部102が検出したチャンネルを記憶するものであり、チャンネルごとに緊急警報放送の選局の履歴を記憶する。緊急警報放送選局判断部113は、緊急警報放送検出部102が検出したチャンネルを、既に選局済みでユーザへ提示済みかどうかを判断する。
上記の構成に係る放送受信機において、以下その動作を図8に示すフローチャートを用いて説明する。選局制御部106は、選局リスト保持部105上のチャンネル選局情報を基に、チューナ部101を制御し選局を行う(S201)。緊急警報放送検出部102は、選局した放送局で緊急警報放送が行われているかどうかを検出する。緊急警報放送検出部102で緊急警報放送を検出した時には(S202でYesの時)、選局制御部106を制御し、緊急警報放送が検出された放送局でチャンネル切換を停止する(S203)。一方、緊急警報放送検出部102で緊急警報放送が検出されない時には(S202でNoの時)、次のチャンネルの選局を行う。
緊急警報放送を検出した時には、緊急警報放送選局判断部113は緊急警報放送検出部102で検出したチャンネルが緊急警報放送履歴記憶部112に記憶された既に選局した緊急警報放送のチャンネルかどうかを確認する(S204)。既に選局済みである場合(S204でYesの時)は、次のチャンネルの選局を行う。一方、緊急警報放送選局判断部113が、まだ選局されていないチャンネルであると判断した場合(S204でNoの時)には、緊急警報放送検出部102は緊急警報放送履歴記憶部112に選局したチャンネル情報を記憶する(S205)とともに、緊急警報放送の映像や音声を出力し(S206)、また外部機器制御部104を介して、緊急警報放送が放送されたことを外部機器に伝え、外部機器は緊急警報放送時に対応した動作を行う(S207)。
このように構成された本発明の放送受信機では、緊急警報放送履歴記憶部112に登録されているいずれかのチャンネルで緊急警報放送が開始されたときには、既にユーザがそのチャンネルの緊急警報放送を視聴済みであると判断し、別のチャンネルの緊急警報放送の検出に遷移することで、繰り返し同じ緊急警報放送をユーザへ提示することが無く、自動的に次のチャンネルを選局し緊急警報放送の有無を判断することができ、ユーザへ煩雑な操作を繰り返し要求することが無くなり、ユーザの操作性向上、利便性向上を図ることが可能となる。
なお、本実施例では緊急警報放送検出部102が検出した緊急警報放送を選局し、ユーザが視聴することを前提としているが、緊急警報放送の放送内容がユーザにとって不要な情報である場合など、ユーザがユーザの意思で選局した緊急警報放送の視聴を取りやめた(例えば、緊急警報放送を選局する前の状態へ戻すなど、緊急警報放送を選局している状態以外の状態へ切り替えた)場合、その緊急警報放送のチャンネルは視聴済みであると判断し、緊急警報放送履歴記憶部112にチャンネル情報を記憶してもよい。これにより、取りやめた緊急警報放送を繰り返し選局することが無くなり、ユーザの意思が尊重された動作が可能となり、利便性の向上を図ることができる。
なお、本実施例では緊急警報放送検出部102は緊急警報放送履歴記憶部112に選局したチャンネル情報を記憶するのみである。しかし、図9に示すフローチャートを用いて説明するように、緊急警報放送検出部102が検出した緊急警報放送をユーザが緊急警報放送終了まで視聴した場合には(S208でYesの時)、緊急警報放送検出部102は緊急警報放送履歴記憶部112に記憶した緊急警報放送のチャンネル情報を削除するようにしてもよい(S209)。それにより、新たに緊急警報放送を受信した場合に、緊急警報放送選局判断部113が、まだ選局されていないチャンネルであると判断(S204でNoの時)するため、ユーザは新しい緊急警報放送の情報を自動的にかつ容易に入手することができるようになる。
なお、本実施例では緊急警報放送検出部102は緊急警報放送履歴記憶部112に選局したチャンネル情報を記憶するのみである。しかし、図10に示すフローチャートを用いて説明するように、緊急警報放送検出部102で緊急警報放送が検出されない時には(S202でNoの時)、緊急警報放送履歴記憶部112に登録されているチャンネル情報を削除(S210)してもよい。これにより、第一の発明である選局リストに基づき順次選局を行い、緊急警報放送を検出する動作において緊急警報放送履歴記憶部112が記憶するチャンネルで緊急警報放送検出部102が緊急警報放送を検出できなかった場合は、緊急警報放送履歴記憶部112が記憶するチャンネルで緊急警報放送が終了したものと判断することができ、再び同じチャンネルで別の新たな緊急警報放送が開始された場合に、既に視聴済みであると判断することなく、再度、新たな緊急警報放送の情報をユーザが視聴することが可能となり、ユーザの利便性を向上することができる。
(実施の形態7)
図11は本発明の実施の形態7における、放送受信機の構成を示すブロック図である。
図11において、チューナ部101、映像音声デコード部103、外部機器制御部104、選局リスト保持部105、選局制御部106、緊急警報放送履歴記憶部112、緊急警報放送選局判断部113について、実施の形態6と同じ構成要素は同じ番号を付与し、説明を省略する。
選局回数設定部114は、緊急警報放送検出部102が復調信号のなかに緊急警報放送が含まれているかどうかを検査し含まれていた場合に、既に緊急警報放送が含まれるチャンネルが選局され緊急警報放送履歴記憶部112に記憶されている場合でも、緊急警報放送選局判断部113が繰り返し選局する回数を設定する。
緊急警報放送選局判断部113は、緊急警報放送検出部102が緊急警報放送を検出し、緊急警報放送のあるチャンネルを選局した回数をカウントし、選局回数設定部114で設定された回数までは、緊急警報放送履歴記憶部112に同じチャンネル情報が記憶されている場合でも選局するとの判断を行う。
緊急警報放送選局判断部113は、緊急警報放送検出部102が緊急警報放送を検出し、緊急警報放送のあるチャンネルを選局した回数が選局回数設定部114で設定された回数を超えた場合、既定回数を既に選局済みであると判断する。
このように構成された本発明の放送受信機では、例えばユーザが緊急警報放送の内容に基づき現在位置が危険地域でないかなどを判断するために、カーナビゲーションシステムなどを用いて現在位置の情報を得ようとする場合が考えられ、カーナビゲーションシステムに内蔵された放送受信機では、ユーザが意図的に緊急警報放送の視聴を取りやめることが想定される。同じチャンネルで緊急警報放送検出部102が緊急警報放送を検出した場合でも、緊急警報放送選局判断部113は緊急警報放送履歴記憶部112が記憶する緊急警報放送のチャンネルを再び選局することが可能となり、ユーザはカーナビゲーションシステムで得られた現在位置と、緊急警報放送の内容を総合的に判断することができ、ユーザの行動を的確に補助するなど利便性の向上を図ることができる。
なお、本実施例では選局回数設定部114は、あらかじめ設定された選局回数を緊急警報放送選局判断部113に通知するようにしているが、図12に示すようなメニューなどのGraphical User Interface(GUI)を用いて、ユーザがあらかじめ設定できる構成にしても良い。また、本GUIでは、上下ボタンで選局回数の設定を行うようにしているが、10キーを用いて局回数を数値入力するGUIや、メカニカルスイッチなどのハードを用いて、緊急警報放送選局判断部113へ繰り返し選局を行う回数を通知する構成にしてもよい。これにより、ユーザごとに異なる操作性にあわせた緊急警報放送の選局回数を設定することができ、ユーザの操作性および利便性の向上を図ることができる。
なお、本実施例では、緊急警報放送選局判断部113は選局回数をカウントするのみであるが、緊急警報放送検出部102が緊急警報放送を検出しなかった場合には、カウントの回数をリセットするようにしても良い。これにより、新たな緊急警報放送の送出が開始された場合に、ユーザは新しい緊急警報放送の情報を再度同じ回数だけ選局させることができ、常にユーザが希望する機能を提供することが可能となり、利便性の向上を図ることができる。
本発明にかかる放送受信機は、車載用放送受信機や携帯用放送受信機など、移動しながら放送を視聴する受信機で利用可能である。
本発明の実施の形態1における放送受信機の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1における放送受信機の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における放送受信機の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3における放送受信機の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4における放送受信機の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5における放送受信機の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態6における放送受信機の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態6における放送受信機の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態6における放送受信機の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態6における放送受信機の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態7における放送受信機の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態7におけるGUI画面の一例を示す図
符号の説明
101 チューナ部
102 緊急警報放送検出部
103 映像音声デコード部
104 外部機器制御部
105 選局リスト保持部
106 選局制御部
107 中継局情報保持部
108 選局リスト切換部
109 現在位置検出部
110 選局リスト更新部
111 選局周波数切換部
112 緊急警報放送履歴記憶部
113 緊急警報放送選局判断部
114 選局回数設定部

Claims (2)

  1. 放送を受信し復調するチューナ部と、
    放送局のチャンネル情報を格納した選局リスト保持部と、
    前記選局リスト保持部のチャンネル情報を基に、前記チューナ部を制御し順次選局を行う選局制御部と、
    選局した信号中に緊急警報放送が含まれるかを検出する緊急警報放送検出部と、
    検出した緊急警報放送を選局するかどうかを判断する緊急警報放送選局判断部と、
    選局した緊急警報放送の履歴を記憶する緊急警報放送履歴記憶部と、
    検出した緊急警報放送をユーザに提示する出力部と、を備え、
    前記緊急警報放送検出部は、選局した信号中の緊急警報放送が終了した場合に、前記緊急警報放送履歴記憶部から緊急警報放送が終了したチャンネル情報を削除することを特徴とする放送受信機。
  2. 放送を受信し復調するチューナ部と、
    放送局のチャンネル情報を格納した選局リスト保持部と、
    前記選局リスト保持部のチャンネル情報を基に、前記チューナ部を制御し順次選局を行う選局制御部と、
    選局した信号中に緊急警報放送が含まれるかを検出する緊急警報放送検出部と、
    検出した緊急警報放送を選局するかどうかを判断する緊急警報放送選局判断部と、
    選局した緊急警報放送の履歴を記憶する緊急警報放送履歴記憶部と、
    検出した緊急警報放送をユーザに提示する出力部と、を備え、
    前記緊急警報放送選局判断部は、前記緊急警報放送検出部が緊急警報放送を検出した場合に、前記緊急警報放送履歴記憶部に記憶されているチャンネルを繰り返し選局しないことを特徴とする放送受信機。
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