JP4928392B2 - 遮音パネル及び遮音パネル取付壁 - Google Patents

遮音パネル及び遮音パネル取付壁 Download PDF

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本発明は、矩形状の透光板を保持した矩形状の枠体に、支持体に対する取り付け部を設けた遮音パネルに関する。
かかる遮音パネルは、矩形状の透光板を保持した矩形状の枠体を、取り付け部にて支持体としての線路又は道路の側部に沿って間隔を隔てて立設される複数の支柱の夫々に上下に並べて取り付けて、線路又は道路の両側に遮音壁を形成することにより、線路又は道路を走行する車両の遮音を行なえるようにしたものである。そして、線路又は道路の近隣住民に圧迫感を与えないように、線路又は道路の外側から見たときに極力軽快な印象を与えるデザインであることが求められる。
従来、この種の遮音パネルでは、道路において、H型鋼にて構成した支柱の間に、押縁により矩形状の透光板の周縁部を挟持固定した矩形状の枠体を、上下方向に複数段に積み重ねて、H型鋼のフランジ間の溝部に挿入するように構成したものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−151418号公報
従来の遮音パネルにおいては、枠体の側面及びH型鋼のフランジが露出しているために、鈍重な印象を与える問題点があった。又、透光板の周縁部の両側面と枠体及び押縁の内周面との間に形成された凹部に汚れが溜まり易いという問題点もあった。
本発明は、上記実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、軽快な印象を与えるものであり、しかも、汚れが溜まり難い遮音パネルを提供する点にある。
本発明の遮音パネルは、矩形状の透光板を保持した矩形状の枠体に、支持体に対する取り付け部を設けたものであって、その第1特徴構成は、前記透光板の互いに対向する両辺部に略同じ方向に突出するフランジ部を夫々設けてあり、前記枠体の一側面に前記夫々のフランジ部を挿脱自在な凹部を各別に形成してあり、前記凹部の夫々に前記フランジ部の夫々を挿入した状態において、前記フランジ部に形成された貫通孔にボルト部材を挿通させて前記枠体に取り付けることによって、前記透光板の前記フランジ部に交差する方向への移動を許容しかつ前記透光板の前記フランジ部の突出方向への移動を規制するように構成してある点にある。
すなわち、枠体の一側面に形成された凹部に、透光板の互いに対向する両辺部に略同じ方向に突出するフランジ部を挿入し、フランジ部に形成された貫通孔にボルト部材を挿通させて枠体に取り付けることにより、枠体の一側面が露出することを抑制できる。しかも、支持体が線路又は道路の側部に沿って間隔を隔てて立設される複数の支柱である場合において、透光板を保持した枠体を複数の支柱の夫々に線路側又は道路側と反対側で透光板が外側に位置するように上下方向に並べて取り付けることにより、線路又は道路の外側から見たときに、枠体の側面及び複数の支柱が露出することを抑制できるので、線路又は道路の外側から見たときに軽快な印象を与えることができる。
しかも、枠体の一側面に形成された凹部に、透光板の互いに対向する両辺部に略同じ方向に突出するフランジ部を挿入するものであるから、透光板と枠体との間に上向きの凹部が形成されないため、汚れが溜まり難いものとなる。
加えて、透光板が例えばポリカーボネート板のような樹脂板の場合においては、樹脂板の互いに対向する両辺部を折り曲げ加工してフランジ部を設けるときに、復元作用により樹脂板とフランジ部とのなす角度が時間の経過とともに大きくなり、又、樹脂板の熱膨張率が大きいために、気温の高い夏季と気温の低い冬季とで両フランジ部の間隔が大きく変動することになるが、凹部の夫々にフランジ部の夫々を挿入した状態において、樹脂板のフランジ部に交差する方向への移動を許容するように構成してあるので、樹脂板が損傷することを防止できる。
したがって、軽快な印象を与えるものであり、しかも、汚れが溜まり難く、加えて、透光板が透明な樹脂板の場合であっても、樹脂板が損傷することを防止しながら枠体に安定して固定できる遮音パネルを得るに至った。
本発明の第2特徴構成は、上記第1特徴構成に記載の遮音パネルを、前記支持体としての線路又は道路の側部に沿って間隔を隔てて立設される複数の支柱の夫々に、線路側又は道路側と反対側で前記透光板が外側に位置するように上下に並べて取り付けてあり、前記支柱が、ほぼ鉛直に伸びる下側部分と、その下側部分の上端から線路側又は道路側に傾斜する方向に伸びる上側部分とからなり、前記遮音パネルを前記下側部分の夫々に取り付けて側壁部を形成するとともに、前記遮音パネルを前記上側部分の夫々に取り付けてひさし部を形成してある点を特徴とする。
すなわち、上述の如く、線路又は道路の外側から見たときに、枠体の側面及び複数の支柱が露出することを抑制することができるので、線路又は道路の外側から見たときに軽快な印象を与えることができるものであり、加えて、ひさし部に落下した雨水は、ひさし部及び側壁部の透光板にて構成した外壁面に沿って溜まること無く下方に流動することになるので、ひさし部及び側壁部の透光板からなる外壁面に付着した汚れが雨水の流動により流されることになり、防汚性の向上を図ることができる。
〔第1実施の形態〕
以下、本発明に係る遮音パネル及び遮音パネル取付壁について説明する。
この遮音パネル取付壁Aは、例えば、図1、図2に示すように、透光板1を枠体2に取り付けて構成してある遮音パネルP1、P2を、支持体としての線路Sの側部に沿って間隔を隔てて立設される複数の支柱3の夫々に、線路側と反対側すなわち民地側で透光板1が外側に位置するように上下に並べて取り付けて構成してある。そして、支柱3が、ほぼ鉛直に伸びる下側部分3aと、その下側部分3aの上端から線路側に傾斜する方向に伸びる上側部分3bとからなり、遮音パネルP1を下側部分3aの夫々に取り付けて側壁部A1を形成するとともに、遮音パネルP2を上側部分3bの夫々に取り付けてひさし部A2を形成してある。
説明を加えると、支柱3は、例えば、断面形状が矩形状の中空状の鋼材にて構成し、上り軌道4及び下り軌道5を有する線路Sの犬走り6の外側に位置する固定部材7に沿って間隔を隔てて立設されている。支柱3は、ほぼ鉛直に伸びる下側部分3aと円弧状に湾曲する上側部分3bとからなり、線路Sの幅方向に対向する支柱3の上部同士を連結材8にて連結してある。そして、押出成形セメント板9を下側部分3aの下側に民地側に位置するように上下に並べて取り付けるとともに、遮音パネルP1を下側部分3aの上側に民地側で透光板1が外側に位置するように上下に並べて取り付けて側壁部A1を構成し、遮音パネルP2を上側部分3bの下側に民地側で透光板1が外側に位置するように上下に並べて取り付けるとともに、亜鉛めっき鋼板10を枠体11に取り付けて構成してある金属パネルPMを上側部分3bの上側に民地側で亜鉛めっき鋼板10が外側に位置するように上下に並べて取り付けてひさし部A2を構成してある。
これにより、線路Sの外側から見たときに、枠体2、11の民地側の側面及び複数の支柱3が露出することを抑制することができるので、線路Sの外側から見たときに軽快な印象を与えることができるものであり、加えて、ひさし部A2の上面に落下した雨水は、ひさし部の透光板1及び亜鉛めっき鋼板10、及び、側壁部の透光板1及び押出成形セメント板9にて構成した断面形状が略J字状の外壁面に沿って下方に流動することになるので、ひさし部A2及び側壁部A1の外壁面に付着した汚れが雨水の流動により流されることになり、防汚性の向上を図ることができる。
前記遮音パネルP1について説明を加えると、図3〜図5に示すように、透光板1の互いに対向する上下両辺部に略同じ方向(横方向)に突出するフランジ部1aを夫々設けてあり、枠体2の一側面に夫々のフランジ部1aを挿脱自在な凹部16を各別に形成してあり、凹部16の夫々にフランジ部1aの夫々を挿入した状態において、フランジ部1aに形成された貫通孔としてのボルト挿通用の長孔1cにボルト部材としての皿ネジ27を挿通させて枠体2に取り付けることによって、透光板1のフランジ部1aに交差する方向(フランジ厚み方向)への移動を許容しかつ透光板1の前記フランジ部1aの突出方向への移動を規制するように構成してある。
詳述すると、前記枠体2は、筒状の縦枠部分17と筒状の横枠部分18とを備えて矩形枠状に構成してある。上側及び下側の横枠部分18の線路側の側面に、ボルト19の頭部19aを収容する蟻溝形式の凹溝20が形成され、その凹溝20の入口20aに横枠部分18の線路側の側面に沿って入口20aの開口幅を狭めるように突出する突出部20bを形成してある。これにより、ボルト19が凹溝20から抜け出ることを防止しながら横枠部分18の長手方向に沿って移動できる。横枠部分18の凹溝20に4つのボルト19を設けてあり、それらボルト19のネジ部19bに夫々ナット21を取り付けてある。上側及び下側の横枠部分18の民地側の側面に、その側面から民地側に突出する一対の帯状の取り付け板22を上下方向に間隔を隔てて取り付けてあり、それら取り付け板22の夫々にボルト挿通用の丸孔22aを横枠部分18の長手方向に沿って間隔を隔てて形成してある。そして、上側の横枠部分18に取り付けられた一対の取り付け板22のうち上側の取り付け板22を、上側の横枠部分18の民地側の側面の上端に取り付けて、上側の取り付け板22と上側の横枠部分18の上面とが同一平面を形成するように構成してある。又、下側の横枠部分18に取り付けられた一対の取り付け板22のうち下側の取り付け板22を、下側の横枠部分18の民地側の側面の下端に取り付けて、下側の取り付け板22と下側の横枠部分18とが同一平面を形成するように構成してある。上側の横枠部分18の上面に横枠部分18の長手方向に沿って中空状の合成ゴム製のガスケット23を取り付けてある。縦枠部分17の枠外方側の側面に夫々金属製の側板24を設け、それら側板24に夫々縦枠部分17の長手方向に沿って中空状の合成ゴム製のガスケット25を取り付けてある。
前記透光板1は、例えば、矩形の透明なポリカーボネート板を、矩形板状の平板部1bと、その両端から垂直に伸びる帯状のフランジ部1aを備えるように折り曲げ成形して、断面形状が略コ字状の長尺状に形成してある。フランジ部1aに、長径が横枠部分18の長手方向に沿うボルト挿通用の長孔1cを、横枠部分18の長手方向に沿って間隔を隔てて形成してある。そして、フランジ部1aに断面形状が略コ字状の合成ゴム製のガスケット26を取り付けてある。
そして、一対の取り付け板22と上側の横枠部分18の民地側の側面とで囲まれた凹部16、及び、一対の取り付け板22と下側の横枠部分18の民地側の側面とで囲まれた凹部16の夫々に、平板部1bの両端に設けたフランジ部1aの夫々を挿入した状態において、取り付け板22とフランジ部1aとの間に間隙を形成するとともに、フランジ部1aに形成されたボルト挿通用の長孔1c及び取り付け板22に形成されたボルト挿通用の丸孔22aに皿ネジ27を挿通させてナット28にて締結することにより、透光板1を、フランジ部1aに交差する方向への移動を許容し、且つ、フランジ部1aに沿いかつフランジ部1aの突出方向と交差する方向(すなわち横枠部分18の長手方向)への移動を許容し、且つ、フランジ部1aの突出方向への移動を規制するように、枠体2に取り付けてある。
つまり、前記ボルト挿通用の長孔1cは、長径が横枠部分18の長手方向に沿うように形成してあるので、透光板1を、長径の長さだけ横枠部分18の長手方向への移動を許容し、それ以上の移動を規制するように構成してある。又、取り付け板22とフランジ部1aとの間に間隙を形成してあるので、透光板1を、間隙の幅だけフランジ部1aに交差する方向への移動を許容し、それ以上の移動を規制するように構成してある。
これにより、ポリカーボネート板を、矩形板状の平板部1bと、その両端から垂直に伸びるフランジ部1aを備えるように折り曲げ成形したことに起因して、平板部1bとフランジ部1aとのなす角度が復元作用で時間の経過とともに大きくなったり、又、ポリカーボネート板の大きな熱膨張率によって、気温の高い夏季と気温の低い冬季とで両フランジ部1aの間隔及び透光板1の横枠部分18の長手方向の幅が大きく変動することになっても、透光板1のフランジ部1aに交差する方向、及び、透光板1の横枠部分18の長手方向への移動を許容するように構成してあるので、透光板1が損傷することを防止できる。
前記遮音パネルP1を支柱3に取り付ける構成について説明を加えると、図6、図7に示すように、支柱3の民地側の面に突条3cを全長に亘って溶接してあり、その突条3cに断面形状が略T字状の取りつけ金具29をボルトナット30にて取り付けてある。取り付け金具29の矩形板状の支持部29aの四隅に夫々2つのパネル取り付け用の孔29bを形成し、遮音パネルP1の横枠部分18の凹溝20に設けられた4つのボルト19を両端に2つずつ振り分け配置して遮音パネルP1の四隅に夫々2つのボルト19を位置させ、遮音パネルP1の四隅に位置する2つのボルト19の夫々を、支持部29aの四隅に形成した2つのパネル取り付け用の孔29bの夫々に挿通し、ナット21にて締結することにより、遮音パネルP1を支柱3に取り付けてある。したがって、ボルト19及びナット21が支持体に対する取り付け部を構成する。このとき、横枠部分18の長手方向に隣り合う遮音パネルP1同士を2つのガスケット25により密着させかつ上下方向に隣り合う遮音パネルP1同士を1つのガスケット23により密着させて支柱3に取り付けてあるので、良好な遮音性を得ることができる。
前記遮音パネルP2について説明すると、遮音パネルP1と同様な構成であるので、同じ部分について記載を省略し、異なる部分について説明する。遮音パネルP1は、上側の横枠部分18及び下側の横枠部分18が略平行になるように設けてあるのに対して、遮音パネルP2は、図8に示すように、上側の横枠部分18及び下側の横枠部分18が線路側に向かうほどその間隔が狭くなるように設けてある。
〔別実施の形態〕
(1)上記実施の形態では、遮音パネルP1を、支持体としての線路Sの側部に沿って間隔を隔てて立設される複数の支柱3のうちの下側部分3aの夫々に、民地側で透光板1が外側に位置するように上下に並べて取り付ける構成を例示したが、これに代えて、遮音パネルP1を、支持体としての線路Sの側部に沿って間隔を隔てて立設される複数の支柱3のうちの下側部分3aに上下方向に並べて架設された2本の梁に、民地側で透光板1が外側に位置するように左右に並べて取り付ける構成としてもよい。
(2)上記実施の形態では、上側部分3bが円弧状に湾曲する構成を例示したが、これに限られるものではなく、上側部分3bが上方側に向かうほど傾斜度が大きくなるような曲線状に道路側に傾斜する形状であってもよく、あるいは、上側部分3bが直線状に道路側に傾斜する形状であってもよい。
(3)上記実施の形態では、押出成形セメント板9を下側部分3aの下側に民地側に位置するように上下に並べて取り付けるとともに、遮音パネルP1を下側部分3aの上側に民地側で透光板1が外側に位置するように上下に並べて取り付けて側壁部A1を構成してある構成を例示したが、遮音パネルP1を下側部分3aの上下全長に亘って民地側で透光板1が外側に位置するように上下に並べて取り付けて側壁部A1を構成してある構成としてもよい。
(4)上記実施の形態では、遮音パネルP2を上側部分3bの下側に民地側で透光板1が外側に位置するように上下に並べて取り付けるとともに、亜鉛めっき鋼板10を枠体11に取り付けて構成してある金属パネルPMを上側部分3bの上側に民地側で亜鉛めっき鋼板10が外側に位置するように上下に並べて取り付けてひさし部A2を構成してある構成を例示したが、これに代えて、遮音パネルP2を上側部分3bの上下全長に亘って民地側で透光板1が外側に位置するように上下に並べて取り付けてひさし部A2を構成してある構成としてもよい。
(5)上記実施の形態では、横枠部分18の凹溝20に4つのボルト19を設ける構成を例示したが、ボルト19の数はこれに限られるものではなく、2つのボルト19でもよく、あるいは、6つのボルト19でもよい。要するに、横枠部分18の両側に振り分け配置できるようにボルト19の数は偶数であればよい。
(6)上記実施の形態では、上側の横枠部分18に取り付けられた一対の取り付け板22のうち上側の取り付け板22を、上側の横枠部分18の民地側の側面の上端に取り付ける構成を例示したが、これに代えて、上側の横枠部分18に取り付けられた一対の取り付け板22のうち上側の取り付け板22を、上側の横枠部分18の民地側の側面の中央部の上端寄りの箇所に取り付けてもよい。
(7)上記実施の形態では、下側の横枠部分18に取り付けられた一対の取り付け板22のうち下側の取り付け板22を、下側の横枠部分18の民地側の側面の下端に取り付ける構成を例示したが、下側の横枠部分18に取り付けられた一対の取り付け板22のうち下側の取り付け板22を、下側の横枠部分18の民地側の側面の中央部の下端寄りの箇所に取り付けてもよい。
(8)上記実施の形態では、凹部16が一対の取り付け板22と横枠部分18の民地側の側面とで囲まれた部分である構成を例示したが、これに代えて、凹部16が横枠部分18の民地側の側面から横枠部分18の内部空間に凹入する部分である構成としてもよい。
(9)上記実施の形態では、取り付け板22とフランジ部1aとの間に間隙を形成し、透光板1を、間隙の幅だけフランジ部1aに交差する方向への移動を許容する構成を例示したが、取り付け板22とフランジ部1aとの間に間隙を形成しなくてもよい。この場合において、ガスケット26の変形によりフランジ部1aに交差する方向への移動を許容することになる。
(10)上記実施の形態では、透光板1が透明なポリカーボネート板である構成を例示したが、このような構成に限られるものではなく、透光板1が、アクリル板やPET板等の有機材料であったり、透光板1が、単板のフロート板ガラス、強化板ガラス3等の無機材料としてもよい。
(11)上記実施の形態では、透光板1が透明なポリカーボネート板である構成を例示したが、透明でなくてもよく、要するに光を通すものであればよい。
(12)上記実施の形態では、金属パネルPMが亜鉛めっき鋼板10を枠体11に取り付けて構成してある構成を例示したが、これに限られるものではなく、金属パネルPMが例えばアルミ板やステンレス板等の金属板を枠体11に取り付けて構成してある構成であればよい。
(13)上記実施の形態では、遮音パネルP1、P2を、線路Sの側部に沿って間隔を隔てて立設される複数の支柱3の夫々に、線路側と反対側で透光板1が外側に位置するように上下に並べて取り付けて構成してある構成を例示したが、これに代えて、遮音パネルP1、P2を、道路の側部に沿って間隔を隔てて立設される複数の支柱の夫々に、道路側と反対側で透光板1が外側に位置するように上下に並べて取り付けて構成してある構成としてもよい。
遮音パネル取付壁の全体斜視図 遮音パネル取付壁の線路方向視における縦断面図 遮音パネルP1の斜視図 遮音パネルP1の縦断面図 遮音パネルP1の横断面図 遮音パネルの取り付け構造を示す図 遮音パネルの取り付け構造を示す図 遮音パネルP2の縦断面図
符号の説明
1 透光板
1a フランジ部
1c 貫通孔としてのボルト挿通用の長孔
2 枠体
3 支持体としての支柱
3a 下側部分
3b 上側部分
16 凹部
19、21 取り付け部
27 ボルト部材としての皿ネジ
A 遮音パネル取付壁
A1 側壁部
A2 ひさし部
P1、P2 遮音パネル
S 線路

Claims (2)

  1. 矩形状の透光板を保持した矩形状の枠体に、支持体に対する取り付け部を設けた遮音パネルであって、
    前記透光板の互いに対向する両辺部に略同じ方向に突出するフランジ部を夫々設けてあり、前記枠体の一側面に前記夫々のフランジ部を挿脱自在な凹部を各別に形成してあり、前記凹部の夫々に前記フランジ部の夫々を挿入した状態において、前記フランジ部に形成された貫通孔にボルト部材を挿通させて前記枠体に取り付けることによって、前記透光板の前記フランジ部に交差する方向への移動を許容しかつ前記透光板の前記フランジ部の突出方向への移動を規制するように構成してある遮音パネル。
  2. 請求項1に記載の遮音パネルを、前記支持体としての線路又は道路の側部に沿って間隔を隔てて立設される複数の支柱の夫々に、線路側又は道路側と反対側で前記透光板が外側に位置するように上下に並べて取り付けてあり、
    前記支柱が、ほぼ鉛直に伸びる下側部分と、その下側部分の上端から線路側又は道路側に傾斜する方向に伸びる上側部分とからなり、前記遮音パネルを前記下側部分の夫々に取り付けて側壁部を形成するとともに、前記遮音パネルを前記上側部分の夫々に取り付けてひさし部を形成してある遮音パネル取付壁。
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