JPS616512A - 高層煙突の筒身 - Google Patents

高層煙突の筒身

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Publication number
JPS616512A
JPS616512A JP12651484A JP12651484A JPS616512A JP S616512 A JPS616512 A JP S616512A JP 12651484 A JP12651484 A JP 12651484A JP 12651484 A JP12651484 A JP 12651484A JP S616512 A JPS616512 A JP S616512A
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JP
Japan
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drain
tube
tube member
cylinder
members
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Application number
JP12651484A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Murahashi
村橋 博幸
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高層煙突を構成する金属又は樹脂製筒身に関す
るものである。従来の煙突は、躯体を酸の侵食から守る
ため、コンクリート又は鋼板製筒身の内側に耐酸レンガ
や耐酸キャスターをライニングして、排ガス中に含まれ
る腐食性物質が、直接コンクリートや鋼板へ達しないよ
うな構造になっている。しかるに湿式の排煙脱硫装置で
処理した排ガスは、過飽和の水分と若干の腐食性物質を
含んでいるため、筒身内部で多量のドレーンが発生し、
そのトレー・ンが壁面を流下する際に耐酸レンガ又は耐
酸キャスターを容”易に侵食し、遂には筒身本体まで腐
食される。そのため既設の煙突においては、ステンレス
又はFRP製内筒を挿入して、排ガスが既設の筒身内壁
に直接接触しないようにする改造工事が行われ、又、新
設の鉄筋コンクリート煙突で拡内壁の2イニングを止め
て、ステンレス又はFRP製内筒を挿入する工法が行わ
れ、又、新設の鉄塔式煙突では筒身本体をステンレス又
はFRPで作る工法が行われている。
しかし乍ら、高層煙突では上記倒れの工法もドレーンが
壁面を流下するに従って、酸濃度が上昇するため、筒身
材料は下部へ行く程より耐食性のある高級材料が必要に
なる。又、高層になるに従い、構造上筒身の板厚が厚く
なりて、大量の材料を要すること\なり、高層煙突にお
いては上記の工法は何れも非常に高価なものとなる。
本発明は前記問題点を解消するもので、2以上に分割さ
れ九簡身を上下に配置して、各下段の筒身部材上縁を上
段の筒身部材内面に一定のすき間を保持して嵌合させ、
各筒身部材の1個所をそれぞれの支持点に固定し、上段
筒身部材の内壁を流下してきたドレーンを下部筒身部材
外周に設けたドレーン受樋に集め、ドレーン受樋に接続
されたパイプによって系外へ排出し、且つ、上下筒身部
材間の気密を保持するため、上段筒身部材外周と下段の
ドレーン受樋端縁を気密性のちる伸縮部材で結合したこ
とを特徴とするものである。
即ち、本発明によれば高層煙突に於ても低層煙突と同じ
ように、ドレーンの壁面における酸濃縮が起らないこと
、及び、構造上筒jJガス量大巾に軽減することが可能
となるため、構築作業が非常に簡単で、安価に出来るよ
うになった。又、湿性の低温ガスから高温ガスに切換え
た時に起る急檄な熱膨張による破損、及び、筒身内に滞
留したドレーンが、高温で濃縮されて引起す強度の腐食
も、本発明による筒身部材間の継手によって、完全に防
止することが出来る。即ち、構造上熱膨張による伸縮を
容易に確実に吸収することが出来、且つ、ドレーンも筒
身内にほとんど滞留しない構造のため高温ガスに切換え
た時も瞬時に筒身は乾燥して、腐食するおそれは全くな
い。
以下、本発明による一実施例を図によって説明する。第
1図において、鉄筋コンクリート製外筒(又は鉄塔など
)の支持体2の内部に金属製(又はFRP製)筒身1が
設置されるのであるが、本発明はこの筒身lの全長を少
くとも2以上に分割された数本の筒身部材4を組合せて
所要長さの煙突1を構成するものである。即ち、支持体
2の内周面には一定間隔毎にブラケット1λ・・・を固
定し、各7筒身部材4の外周面に張り出させたフランジ
4aをブラケット3上に着座させてボルトナツト5で緊
縮すると共に、上下の筒身部材44・・・を接続するも
のである。各段の筒身部材44・・・間で下段筒身部材
4の外周に取付けたドレーン受樋6に流下したドレーン
Wは接続された排水管8及び集合排水管9によって系外
へ排出される。
第2図において、上段筒身部材4の胴部に傾斜面4bを
付して、その下縁を拡径し、下段の筒身部材4の上縁を
上段の筒身部材4の下縁内に嵌合させる。ついで、下段
の筒身部材4の外周にドレーン受樋6を取付け、ドレー
ン受樋6の上端縁6aと上段筒身部材4の外周リンク4
Cの間を気密性のある伸縮部材7によって接合する。上
部筒身部材4の内壁を流下してきたドレーンWは壁面に
沿ってドレーン受樋6内に流下し、排水管8及び集合排
水管9’によって系外へ排出される。
一実施例において、筒身を組立てるKは、支持体2のブ
ラケット3VC基礎となる筒身部材4゛を設置し、次に
これを基礎として、各段のブラケット3に下方から順々
に筒身部材4を塔載し、各上段の筒身部材4を下段の筒
身部材4に嵌合させ、位置を決めてボルトナツト5によ
り同定する。次にドレーン受樋6を下段筒身部材4の外
局に取付け、排水管8及び集合排水管9を取付ける。つ
いでドレーン受樋6の上段縁6aと上段筒身部材4の外
周リング4cの間に伸縮部材7を配置し、両端面をそれ
ぞれに密着して緊縮する。伸縮部材7は構造上、排熱や
ドレーンの影畳な受けることが無いため、従来の継手の
ように、完全な耐熱、耐酸、気密性を必要としない。即
ち、湿性の低温ガスを通煙している時はドレーンがドレ
ーン受樋6へ流下してすぐ排出されるため、伸縮部劇7
に接触しない。又、ガス圧も構造上、筒身側がマイナス
圧となるため、逆に集合排水管を通して、清浄な空気が
継手部へ送られてくる。又、高温ガスに切換えた場合は
、通常、ガス量が増えてプラス圧になるが1.熱膨張に
より筒身部材4が伸長して、継手のすき間を防ぎ、伸縮
部材7を高温から守る。
以上のように1本発明は2以上の筒身部材を接続して筒
身を構成し、各筒身部材をそれぞれ支持体に別個に保持
させて、筒身部材の重量を分散させるため、筒身の肉厚
を従来よりも大巾に薄くすることが出来、その上、ドレ
ーンの酸濃縮が起らないため高級材料を使う必要が無く
、資材費を大巾−節約することが出来る。即ち、100
m以上の高層煙突では従来の下端をベースとする自立構
造の筒身に比べ、構築費用が’A−!4に軽減され、そ
の経済的メリットは極めて大きい。
本発明は簡単な構造で継手部からの排ガスの洩れやドレ
ーンの洩れを確実に阻止し、筒身の分割構造を可能にし
たこと、又、ドレーン濃縮を阻止するととKよって、高
級な耐食材料を必要としなく麦ったこと、又、通煙を湿
性の低温ガスから高温ガスビ急激に切換えても筒身の熱
膨張を容易に吸収し、且つ、ドレーンの滞留がほとんど
無いため、筒身を破損したり腐食させる心配が皆無であ
るなど多くの特徴を有するものである。
4因面の簡単な説明 第1図は本発明に係る煙突の縦断面図、第2図は第1図
の上下筒身部材間の継手構造を示す断面図である。
1煙突筒身     7伸縮部材 2支持体      8排水管 3支持ブラケツト  9集合排水管 4筒身部材 5ボルト・ナツト  Wドレーン 6ドレーン受樋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)筒身を分割した2以上の筒身部材をそれぞれ支持
    体に支えて上下に配置し、下段の筒身部材を上段の筒身
    部材内側に一定のすき間を保持して嵌合させると共に、
    ドレーン受樋及び排出パイプを下段筒身部材外周に設け
    、且つ、上段筒身部材外周と前記ドレーン受樋端縁とを
    気密性のある伸縮部材で結合したことを特徴とする煙突
JP12651484A 1984-06-21 1984-06-21 高層煙突の筒身 Pending JPS616512A (ja)

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