JPS58203313A - 高層煙突の構造 - Google Patents

高層煙突の構造

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JPS58203313A
JPS58203313A JP8645582A JP8645582A JPS58203313A JP S58203313 A JPS58203313 A JP S58203313A JP 8645582 A JP8645582 A JP 8645582A JP 8645582 A JP8645582 A JP 8645582A JP S58203313 A JPS58203313 A JP S58203313A
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JP
Japan
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chimney
cylinder
cylinder body
short
wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP8645582A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Furuichi
一雄 古市
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Toa Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS58203313A publication Critical patent/JPS58203313A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23JREMOVAL OR TREATMENT OF COMBUSTION PRODUCTS OR COMBUSTION RESIDUES; FLUES 
    • F23J13/00Fittings for chimneys or flues 
    • F23J13/02Linings; Jackets; Casings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chimneys And Flues (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高層煙突の構造に関する。
従来、高層煙突に排気ガスを接続するボイラーに於ては
、燃料として通常はイオウ分3%程度のC重油が使用さ
れている。従ってボイラーの排気ガスは大量のSOX分
を含有しているので、湿式の脱硫装置にて浄化している
が、この脱硫装置を通過した排ガスは約60℃の温度と
な、りSOXは約100 ppm程度に下るが、過飽和
の水分を含んでいるので煙突筒体内壁に硫酸を含んだド
レーンが発生する。このドレーン水は強い酸性の為に煙
突の筒体を腐食してしまう。そこで煙突筒体内壁に耐食
性金属材を2イニングして煙突筒体を保護したシ、筒体
内壁にドレーン水が付着しないようにして筒体を保睦す
る為に排ガスをアフターバーナーで約150℃以上に加
熱して煙突から放出している。すなわち、排ガス中の水
分が煙突筒体内壁に凝結する温度以上に排ガスを加熱し
てドライな状態とし、これを放出している。
またボイラーでイオウ分の少ない重油を使用することに
よシ、その排ガスを排煙脱硫装置を通さすに煙突から排
気することもある。この場合、排ガスの温度は200℃
位である。このように、排ガスをアフターバーナーで加
熱したシ、排煙脱硫装置を通さずに直接排気するときに
は排ガスは高温であるためドライの状態であシ、煙突筒
体内を通過する間、排ガスをその露点温度以上に維持で
きれば煙突筒体内壁にドレーンが発生することがないた
め、煙突筒体の内壁が腐食されることはない。
ただし、金属が強い酸性のドレーンに触れた場合には、
金属の腐食の程度は温度が筒くなると指数関数的に大き
くなシ、温度による影響が非常に大きくなるため、排ガ
スが高温の場合にドレーンが発生したときは金属の腐食
が急速に進行することになる。
ところで、従来の高層煙突は鉄筋コンクリートの外筒の
内側に鉄製の内筒を設置し、この内筒内に排ガスを通過
させるものであるが、前述の如く排ガスにSOxが含ま
れると・とから、鉄製の内筒を保護するため、内筒内壁
にステンレス鋼板やFRPをライニングして耐食性を持
たせている。これを具体的に言えば、円筒の内壁にステ
ンレス鋼板を円筒形に丸めて溶接して張シ付け、これを
順次継ぎ足して内筒の内壁全体にわたって設置するもの
である。
しかしながら、このステンレス鋼板を張シ付ける工事は
煙突内ですべての作業を行なわなければならないので、
多大な費用と時間を必要とし、また、このステンレス鋼
板の内壁は内筒に接触しているので、内筒との間の熱伝
導がきわめて良い。
特に夏期には南側に面する煙突筒体面の温度が北側に比
べて上昇し、南側の煙突筒体内壁部分が北側に比べてよ
)腐食が進行することになる。
また従来の高層煙突において、排ガスをアフターバーナ
ーで加熱したシ、直接排気する場合は排ガスが高温で乾
燥しているため、原則として煙突筒体内にドレーンが発
生せず、煙突筒体内壁に耐食性金属板を2イニングする
必要がないが、排ガスの温度150〜200℃は煙突入
口における温度であって、煙突内を通過する途中で冷や
され、煙突筒体内壁にドレーンが発生する。
しかも、高温では腐食が急激に進行することになる。そ
こで、煙突筒体内壁を保護するため耐食性金属板をライ
ニングした場合でもふん囲気が高温であるため、ドレー
ンの付着した耐食性金属板は腐食されてしまう。
本発明は、従来の欠点を解決するもので、新設又は既設
の煙突に対する腐食防止の設置・組立工事が簡単に行い
得、工期の短縮及び工費の大幅低減を実現できると共に
煙突筒体とその内側に設置する耐食性の金属材からなる
筒体との間を完全な断熱構造にすることによシ、ボイラ
ーから直に排気したシ、又は湿式の脱硫装置を通してか
ら排気したシ、あるいは湿式の脱硫装置を通しさらにア
フターバーナーで加熱してから排気したシ等の各種の排
煙処理方式に適用することが可能で、しかも煙突筒体内
に設置した耐食性の金属材からなる筒体内壁面の腐食を
防止して耐用命数の大きな高層煙突の構造を提供するこ
とを目的とする。
以下、本発明の実施例を図面について説明する。
lは既設又は新設の鉄製の高層煙突内筒であル、この煙
突内筒lの外側には図示しないが、鉄筋コンクリート製
の煙突外筒が構築されている。煙突内筒lの内壁1aに
は短筒体3を設置するために同一円周上に一定の間隔で
数個の受金具2を配設し、かつ、これら受金具2を煙突
内筒1内の基部から頂部にわたって所定の間隔をおいて
配設する。
3はステンレス鋼板からなる耐食性の金属材料からなる
短筒体であシ、との短筒体3はさらに3個の単位筒体4
を接合したもので構成され、例えば工場で単位筒体4単
位で製作しこれを溶接で3個接合して短筒体3となし、
この状態で煙突構築現場へ運び込むものである。との短
筒体3は煙突内筒1内へ配設するためその外径は煙突内
筒1の内径よシも小径にしている。5は短筒体3の上端
外周縁に一定の間隔で前記受金A2と同数設けた固定金
具であシ、これら固定金具5を煙突内筒1内の受金具2
にそれぞれ対応させて、連結ボルドーナツト6にて結合
する。7は各固定金具5と受金A2との間に介在した断
熱材であシ、短筒体3の固定金具5付近の短筒体内壁が
受金A2すなわち、受金具2を配設した煙突内筒1によ
って冷やされ、このため短筒体3の内部を通過する排気
ガスがその露点以下に下がって前記短筒体内壁部分にS
OXを含有する水滴が付着し、その部分を腐食させるの
を防止するものである。そして短筒体3は互に端部を溶
接して煙突内筒1内の垂直方向に数10個並べて配設し
煙突内筒1内にその外周と内筒1の内壁1aの間に隙間
20を設けて連続した一つの筒体10を形成する。
8は短筒体3の壁面途中に設けた短筒体3自体の熱膨張
を吸収するための円周湾曲部であシ、後記のように短筒
体3はその周囲の煙突内筒1との間の隙間20に断熱材
30が充填されてほぼその全体が煙突内筒1よシ断熱さ
れ、さらに短筒体3と煙突内筒1との固定部分は断熱材
7で煙突内筒1よシ断熱される。したがって、各短筒体
3は排気ガスによって高温に熱せられ4熱・1→脹が大
きくなるので、これを配慮したものである。またこの円
周湾曲部8は短筒体3内を通る排煙に含まれる塵灰が堆
積するのを防ぐため、下方へ向って急傾斜内壁8aを有
する形状としている。
30は各短筒体3の周囲の煙突内筒1との間の隙間20
に充填した断熱材であシ、各短筒体3を煙突内筒lから
断熱するものである。この断熱材30を充填することは
、内筒1と筒体10の間の隙間20ではその空気温度が
筒体10の高低位置での温度差によって差が生じ空気対
流が発生して断熱効果が低下することがあるため、隙間
20に断熱材30を充填することで、空気層に比べて熱
伝導を小さくすると共に空気対流を防止して断熱効果を
上げるものである。
次にこの高層煙突を構築する手順を述べると、煙突内筒
1内壁laに所定数の受金具2を配設し、前述の如く準
備した短筒体3を煙突内筒1の基部から内筒1内部へ入
れ、これを第3図のように、受金具2と固定金具5が当
らないようにして内筒1の頂部まで吊p上げ、内筒lの
頂部から順に下方へ向って短筒体3を内筒工に固定する
と共に、短筒体3の端部同志を溶接して継ぎ足して行き
、一つの筒体10を形成するものである。
なお、断熱材30は隙間20全体に充填することは当然
として、隙間20全体をいくつかのブロックに分けて断
熱材30を充填するものと空気層の隙間を交互に配設し
てもよい。この場合には、内筒1と筒体10の結合部付
近は特に断熱材3を重点的に充填するとして、断熱材3
を隙間20において部分的に設けることによυ、空気層
の断熱部分は小さく区切られるので、空気対流が小規模
になシ大きな断熱効果を期待できる。
かかる構成からなる高層煙突は、耐食性金属材からなる
各短筒体が煙突内筒から断熱されるため、湿式の排煙脱
硫装置を通した約60℃の過飽和水分を含む排ガスを排
気する場合は、例えば夏期には南側の煙突内筒面が北側
に比べて高くなっても短筒体の周囲面の温度はその影響
を受けることがなく、温度差によって南側の各短筒体内
面が北側に比べてよシ腐食されるということがない。ま
た湿式の排煙脱硫装置を通した後にアフターバーナーで
加熱し、あるいはボイラーから直に排気する場合は、各
短筒体は煙突内筒によって冷されないので、150〜2
00℃で排気される排ガスはその露点温度以下に□なる
ことがなく、ドライな状態で排気されるので、各短筒体
内壁にドレーンが発生せず各短筒体内壁を腐食させるこ
とがない。
以上述べたように特許請求の範囲の如く構成した本発明
の高層煙突の構造は、既設又は新設の鉄製の煙突筒体の
内側に耐食性の金属材料からなる短筒体を一個ずつ固定
し垂直方向に継ぎ足して一つの筒体に形成するので、従
来のように耐食性の金属板を煙突筒体内で丸めてその筒
体内壁に溶接し、これを順次継ぎ足していく構造に比較
して設置・組立工事が簡単になシ、工期の短縮及び工費
の大幅低減を実現できる。
煙突筒体とその内側に設置する耐食性の金属材からなる
筒体との間を完全な断熱構造にすることによシ、ボイラ
ーから直に排気したシ、又は湿式の脱硫装置を通してか
ら排気したシ、あるいは湿式の脱硫装置を通しさらにア
フターバーナーで加熱してから排気したシ等の各種の排
煙処理方式に適用することが可能で、しかも煙突筒体内
に設置した耐食性の金属材からなる筒体内壁面の腐食を
防止して煙突の耐用命数を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る高層煙突の部分断面図
、第2図は同じく拡大部分断面図、第3図は同じく説明
図である。 1 〜 煙突内筒 2 〜 受金具 3 〜 耐食性の金属材料からなる短筒体5 〜 固定
金具 7 〜 断熱材 8 〜 円周湾曲部 8a 〜 急傾斜内壁 10〜 耐食性の金属材料からなる筒体20−隙間 30〜 断熱材     、51 特許出願人  東亜精根株式会社 (11)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 鉄製の煙突筒体内壁にその同一円周上に所定の間隔をあ
    けて複数個の受金具を配設すると共に、これら受金具を
    煙突筒体内壁の垂直方向にそれぞれ所定の間隔をあけて
    配設し、耐食性の金属材料にて前記煙突筒体の内径よシ
    小さい外径を有する円筒形の短筒体を形成してその壁面
    途中に熱膨張を吸収する円周湾曲部を設けその外周には
    前記煙突筒体内の同一円周上に配設された受金具に対応
    する固定金具を配設し、との短筒体はその固定金具を前
    記受金具に断熱材を介して結合して煙突筒体内の垂直方
    向に並べて配設すると共に、互に短筒体の端部を接合し
    煙突筒体内にその内壁との間に隙間をあけて耐食性の金
    属材料からなる筒体を設置し、前記隙間には断熱材を充
    填してなる高層煙突の構造。
JP8645582A 1982-05-24 1982-05-24 高層煙突の構造 Pending JPS58203313A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7766731B2 (en) * 2005-12-05 2010-08-03 Man Diesel & Turbo Se Exhaust gas chimney
JP6023385B1 (ja) * 2016-08-02 2016-11-09 稲田工業株式会社 煙突ユニット構造体及びその連結構造
JP6411691B1 (ja) * 2018-05-16 2018-10-24 ユカロン札幌株式会社 煙突再生工法

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