JP4928215B2 - 屋外監視装置及び映像監視システム - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池の電力を利用して監視カメラ及びその通信機器の駆動や照明灯の点灯などを可能にした屋外監視装置及びこれを用いた映像監視システムに関する。
近年、路上や街角、公園などで強盗や暴行などの悪質な事件が多発しており、住民や歩行者等が安心できる安全な街づくりや環境づくりが強く望まれている。これを実現する方法としては、街や路上などを照明する照明灯の数を増やして、夜間でも歩行者等の行動が明確に認識できるようにしたり、または、路上や街角などに複数の監視カメラを設置し、この監視カメラを利用して、不審者等を監視することにより路上や街角などの安全を確保するようにしている。このようなカメラを利用した監視カメラシステムとしては、特許文献1に示すものが知られている。
特開2003−319378号公報
ところで、監視カメラシステムや照明灯を動作させるには電源が必要であり、その電源には、一般に商用電源が使用される。この場合、カメラ及び該カメラからの画像データを監視センター等へ送信する通信部などを含む監視カメラシステムや照明灯の設置場所へ電力を供給するための配線工事が必要になる。
しかしならが、監視カメラシステムや照明灯の設置場所が配線工事の可能な環境、すなわち監視カメラシステムや照明灯の設置場所近辺に送電線設備が存在する場合はそれ程問題がないが、送電線設備が存在しない場所や配線工事が困難な場所では、監視カメラシステムや照明灯の設置ができなくなり、歩行者等に対する安全な環境づくりが不可能になってしまう。
また、従来においては、電源装置を、太陽電池と、この太陽電池から出力される電力を蓄える第1蓄電池と、太陽電池から第1蓄電池への充電及び第1蓄電池から負荷への放電をコントロールする充放電制御部などから構成し、この電源装置を利用して監視カメラシステムや照明灯などの負荷を駆動する方法が考えられる。
しかしながら、このようなソーラ式の電源装置を監視カメラシステムや照明灯設備に組み込んだ場合、監視カメラシステムや照明灯への配線工事が不要になるが、その反面、太陽光が太陽電池に当たらない天候の日、すなわち無日照日が4,5日間乃至それ以上続いた場合には、第1蓄電池に蓄積された容量では照明灯を含めた監視カメラシステムに必要なレベルの電力を安定して供給することができなくなり、システムダウンまたは監視カメラシステムや照明灯の動作が停止してしまうという問題がある。このため、ソーラ式の電源装置を組み込んだ監視カメラシステムが実現できないのが現状である。
本発明は、上述のような点に鑑みされたもので、太陽電池の発電電力及び太陽電池の電力を蓄える第1蓄電池を利用することにより、監視場所への電源の配線工事を不要にするとともに配線工事が困難または不能な場所への監視カメラの設置を可能にして安全な環境づくりを容易に実現し、併せて、無日照日が一週間乃至それ以上続いても必要なレベルの電力を安定して供給できる屋外監視装置及びこれを用いた映像監視システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、撮影映像を監視センターへ無線通信により送信して監視を行う屋外監視装置であって、地表上に設置された所定高さ寸法を有する支持体と、前記支持体に設置された太陽電池と、前記支持体に設置された撮像カメラと、前記支持体に設置された照明灯と、前記支持体に設けた収容部内に収容された第1蓄電池と、前記支持体に設けられ前記撮像カメラで撮像した映像信号を前記監視センターへ送信する無線通信機と、前記太陽電池が発電する電力を前記撮像カメラ、前記無線通信機及び前記照明灯を含む負荷への給電制御を行うとともに前記第1蓄電池の充電制御を行う制御部とを備え、前記制御部は、前記太陽電池が太陽光を受けて発電している時の発電電力を前記第1蓄電池の充電量に応じた値の電流に変換するとともに前記撮像カメラや前記無線通信機を含む負荷の駆動用電圧を生成する電流・電圧生成回路と、前記電流・電圧生成回路からの電流により前記第1蓄電池を充電する充電回路と、前記電流・電圧生成回路で生成された電圧または前記第1蓄電池の充電電圧を前記撮像カメラ及び前記無線通信機に適した値の電圧に変換して前記撮像カメラ及び前記無線通信機に供給する第1電圧変換回路と、前記電流・電圧生成回路で生成された電圧または前記第1蓄電池の充電電圧を前記照明灯の点灯に適した値の電圧に変換して前記照明灯に供給する第2電圧変換回路と、前記太陽電池の出力電圧を検出する第1電圧検出回路と、前記第1電圧検出回路で検出された前記太陽電池の出力電圧が予め設定した基準電圧以上か否かを判定する第1判定回路と、前記第1判定回路で前記太陽電池の出力電圧が前記基準電圧以上であると判定された時は前記電流・電圧生成回路の出力電圧が前記第1電圧変換回路に供給されるように切り換え、かつ前記第1判定回路で前記太陽電池の出力電圧が前記基準電圧以下であると判定された時は前記第1蓄電池の充電電圧が前記第1及び第2電圧変換回路に供給されるように切り換える第1切換回路と、前記第1判定回路で前記太陽電池の出力電圧が前記基準電圧以下であると判定された時に前記第2電圧変換回路に前記照明灯を接続して該第2電圧変換回路から前記照明灯に電力が供給されるように切り換える第2切換回路とを備えることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項記載の屋外監視装置において、前記制御部は、前記第1蓄電池の端子電圧を検出する第2電圧検出回路と、前記第2電圧検出回路で検出された前記第1蓄電池の端子電圧が前記第1蓄電池の充電終了電圧または放電終止電圧に達したか否かを判定する第2判定回路と、前記充電回路の出力段に設けられ前記第1蓄電池の充電時に該第1蓄電池の端子電圧が前記充電終了電圧に達したことが前記第2判定回路により判定された時、前記充電回路から前記第1蓄電池への充電を停止する過充電保護回路と更に有することを特徴とする。
請求項の発明は、請求項または記載の屋外監視装置において、前記制御部は、前記第1蓄電池の出力段に設けられ前記第1蓄電池の放電動作時に該第1蓄電池の端子電圧が前記放電終止電圧に達したことが前記第2判定回路により判定された時、前記第1蓄電池の放電を停止する過放電保護回路を更に有することを特徴とする。
請求項の発明は、請求項乃至の何れか1項に記載の屋外監視装置において、前記制御部は、前記第1切換回路により前記第1蓄電池の出力端が前記第1及び第2電圧変換回路の入力端に切り換え接続された時点からスタートされ前記第1蓄電池から前記撮像カメラ、前記無線通信機及び前記照明灯を含む負荷に連続して供給される充電電力の供給時間を計測するタイマーと、前記タイマーで計測された前記充電電力供給時間と前記負荷に供給される電流値とから前記第1蓄電池が放電終止電圧に達するまでの放電終止時間を算定する算定手段とを更に備え、前記算定手段で求めた前記放電可能な時間情報を前記無線通信機により監視センターへ送信できるように構成されていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1乃至の何れか1項に記載の屋外監視装置において、前記太陽電池が太陽光を受けて発電している時の発電電力により充電され前記第1蓄電池より小さい充電容量の第2蓄電池を前記支持体に設置し、前記制御部は、前記第2蓄電池の端子電圧を検出する第3電圧検出回路と、前記第3電圧検出回路で検出された前記第2蓄電池の端子電圧が放電終止電圧以上と判定された時に前記第2蓄電池の充電電圧が前記撮像カメラや前記無線通信機及び前記照明灯を含む負荷もしくは前記第1及び第2電圧変換回路を介して前記負荷へ供給されるように切り換え、かつ前記第2蓄電池の端子電圧が放電終止電圧以下と判定された時に前記第2蓄電池から前記第1蓄電池へ切り換える第3切換回路とを備えることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項記載の屋外監視装置において、前記制御部は、前記太陽電池の出力電圧を前記第2蓄電池の充電に必要な電圧と電流に変換する定電圧・定電流回路と、前記第2蓄電池の充電時に該第2蓄電池の端子電圧が前記充電終了電圧に達したことが前記第3判定回路により判定された時に前記定電圧・定電流回路から前記第2蓄電池への充電を停止する過充電保護回路とを備えることを特徴とする。
請求項の発明は、監視センターと、前記監視センターから離れた場所の監視エリアごとに設置された少なくとも1つの屋外監視装置を有し、前記屋外監視装置で撮影された映像を前記監視センターへ無線通信により送信して監視を行う映像監視システムであって、前記屋外監視装置は、地表上に設置された所定高さ寸法を有す支持体と、前記支持体に設置された太陽電池と、前記支持体に設置された撮像カメラと、前記支持体に設置された照明灯と、前記支持体に設けた収容部内に収容された第1蓄電池と、前記支持体に設けられ前記撮像カメラで撮像した映像信号を送信する無線通信機と、前記太陽電池が発電する電力を前記撮像カメラ、前記無線通信機及び前記照明灯を含む負荷への給電制御を行うとともに前記第1蓄電池の充電制御を行う制御部とを備え、前記監視センターは、前記無線通信機と通信可能に接続されるセンター用無線通信機と、前記無線通信機から前記センター用無線通信機に送られてくる映像信号を表示可能なビデオ信号に変換する信号処理部と、前記センター用無線通信機で受信された映像信号をデジタル化して記憶する画像メモリと、前記信号処理部で処理されたビデオ信号または前記画像メモリから読み出される映像信号を表示するモニタとを備え、前記制御部は、前記太陽電池が太陽光を受けて発電している時の発電電力を前記第1蓄電池の充電量に応じた値の電流に変換するとともに前記撮像カメラや前記無線通信機を含む負荷の駆動用電圧を生成する電流・電圧生成回路と、前記電流・電圧生成回路からの電流により前記第1蓄電池を充電する充電回路と、前記電流・電圧生成回路で生成された電圧または前記第1蓄電池の充電電圧を前記撮像カメラ及び前記無線通信機に適した値の電圧に変換して前記撮像カメラ及び前記無線通信機に供給する第1電圧変換回路と、前記電流・電圧生成回路で生成された電圧または前記第1蓄電池の充電電圧を前記照明灯の点灯に適した値の電圧に変換して前記照明灯に供給する第2電圧変換回路と、前記太陽電池の出力電圧を検出する第1電圧検出回路と、前記第1電圧検出回路で検出された前記太陽電池の出力電圧が予め設定した基準電圧以上か否かを判定する第1判定回路と、前記第1判定回路で前記太陽電池の出力電圧が前記基準電圧以上であると判定された時は前記電流・電圧生成回路の出力電圧が前記第1電圧変換回路に供給されるように切り換え、かつ前記第1判定回路で前記太陽電池の出力電圧が前記基準電圧以下であると判定された時は前記第1蓄電池の充電電圧が前記第1及び第2電圧変換回路に供給されるように切り換える第1切換回路と、前記第1判定回路で前記太陽電池の出力電圧が前記基準電圧以下であると判定された時に前記第2電圧変換回路に前記照明灯を接続して該第2電圧変換回路から前記照明灯に電力が供給されるように切り換える第2切換回路とを備えることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項記載の映像監視システムにおいて、前記制御部は、前記第1蓄電池の端子電圧を検出する第2電圧検出回路と、前記第2電圧検出回路で検出された前記第1蓄電池の端子電圧が前記第1蓄電池の充電終了電圧または放電終止電圧に達したか否かを判定する第2判定回路と、前記充電回路の出力段に設けられ前記第1蓄電池の充電時に該第1蓄電池の端子電圧が前記充電終了電圧に達したことが前記第2判定回路により判定された時、前記充電回路から前記第1蓄電池への充電を停止する過充電保護回路と更に有することを特徴とする。
請求項の発明は、請求項または記載の映像監視システムにおいて、前記制御部は、前記第1蓄電池の出力段に設けられ前記第1蓄電池の放電動作時に該第1蓄電池の端子電圧が前記放電終止電圧に達したことが前記第2判定回路により判定された時、前記第1蓄電池の放電を停止する過放電保護回路を更に有することを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項乃至の何れか1項に記載の映像監視システムにおいて、前記制御部は、前記第1切換回路により前記第1蓄電池の出力端が前記第1及び第2電圧変換回路の入力端に切り換え接続された時点からスタートされ前記第1蓄電池から前記撮像カメラ、前記無線通信機及び前記照明灯を含む負荷に連続して供給される充電電力の供給時間を計測するタイマーと、前記タイマーで計測された前記充電電力供給時間と前記負荷に供給される電流値とから前記第1蓄電池が放電終止電圧に達するまでの放電終止時間を算定する算定手段とを更に備え、前記算定手段で求めた前記放電可能な時間情報を前記無線通信機により監視センターへ送信するように構成したことを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項乃至10の何れか1項に記載の映像監視システムにおいて、前記太陽電池が太陽光を受けて発電している時の発電電力により充電され前記第1蓄電池より小さい充電容量の第2蓄電池を前記支持体に設置し、前記制御部は、前記第2蓄電池の端子電圧を検出する第3電圧検出回路と、前記第3電圧検出回路で検出された前記第2蓄電池の端子電圧が放電終止電圧以上と判定された時に前記第2蓄電池の充電電圧が前記撮像カメラや前記無線通信機及び前記照明灯を含む負荷もしくは前記第1及び第2電圧変換回路を介して前記負荷へ供給されるように切り換え、かつ前記第2蓄電池の端子電圧が放電終止電圧以下と判定された時に前記第2蓄電池から前記第1蓄電池へ切り換える第3切換回路とを備えることを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項11記載の映像監視システムにおいて、前記制御部は、前記太陽電池の出力電圧を前記第2蓄電池の充電に必要な電圧と電流に変換する定電圧・定電流回路と、前記第2蓄電池の充電時に該第2蓄電池の端子電圧が前記充電終了電圧に達したことが前記第3判定回路により判定された時に前記定電圧・定電流回路から前記第2蓄電池への充電を停止する過充電保護回路とを備えることを特徴とする。
本発明の屋外監視装置及び映像監視システムによれば、地表上に設置した支持体に太陽電池、撮像カメラ及び照明灯を設置し、太陽電池で発電される電力及び太陽電池の発電電力を蓄える第1蓄電池を利用して、撮像カメラや無線通信機及び照明灯に駆動電力を供給するようにしたので、監視装置への配線工事が一切不要になるとともに配線工事が困難または不能な場所への監視カメラや照明灯の設置が可能になり、安全な環境づくりを容易に実現できる。
また、本発明の屋外監視装置及び映像監視システムによれば、電流・電圧生成回路で生成された電圧または第1蓄電池の充電電圧を第1電圧変換回路により撮像カメラ及び無線通信機に適した値の電圧に変換して、これら撮像カメラ及び無線通信機に供給し、電流・電圧生成回路で生成された電圧または第1蓄電池の充電電圧を第2電圧変換回路により照明灯の点灯に適した値の電圧に変換して照明灯に供給するようにしたので、監視装置の省電力が可能になる。しかも、第1判定回路により太陽電池の出力電圧が基準電圧以上であると判定された時は、第1切換回路により電流・電圧生成回路からの出力電圧が第1電圧変換回路を通して撮像カメラ及び無線通信機に供給されるように切り換え、第1判定回路により太陽電池の出力電圧が基準電圧以下であると判定された時は、第1切換回路により第1蓄電池の充電電圧が第1電圧変換回路を通して撮像カメラ及び無線通信機に供給され、かつ太陽電池の出力電圧が基準電圧以下であると判定された時に閉動作する第2切換回路を通して第2電圧変換回路の出力電圧を照明灯に供給されるようにしたので、無日照日が一週間乃至それ以上続いても必要なレベルの電力を安定して供給することができる。
また、本発明の屋外監視装置及び映像監視システムによれば、第1蓄電池の充電時に、その端子電圧が充電終了電圧に達したことが第2判定回路により判定された時は過充電保護回路により第1蓄電池の過充電を防止し、さらに、第1蓄電池の放電動作時に、その端子電圧が放電終止電圧に達したことが第2判定回路により判定された時は過放電保護回路により第1蓄電池の放電を停止するようにしたので、第1蓄電池を長寿命化することができる。
また、本発明の屋外監視装置及び映像監視システムによれば、タイマーにより第1蓄電池から負荷に連続して供給される充電電力の供給時間を計測し、この電力供給時間と負荷に供給される電流値とから第1蓄電池が放電終止電圧に達するまでの時間を算定手段により算定して、その放電終止時間情報を無線通信機により監視センターへ送信するようにしたので、放電終止時間情報をモニタに表示することにより、第1蓄電池の状態を監視センターで監視することができる。
また、本発明の屋外監視装置及び映像監視システムによれば、第1蓄電池より小さい充電容量の第2蓄電池を設け、この第2蓄電池の充電電圧を第3切換回路により第1蓄電池に優先して負荷に供給できるようにし、かつ、第2蓄電池の端子電圧が放電終止電圧以下になった時は第3切換回路により第1蓄電池に切り換えて、その充電電圧を負荷に供給できるようにしたので、監視システムに使用される蓄電池設備を低コスト化できるほか、第1蓄電池の充放電頻度が低減され、第1蓄電池の長寿命化が可能になる。
また、本発明によれば、第2蓄電池の充電時に、その端子電圧が充電終了電圧に達したことが第3判定回路により判定された時は過充電保護回路により第2蓄電池の過充電を防止するようにしたので、第2蓄電池を長寿命化できる。
(実施の形態1)
以下、本発明にかかる屋外監視装置及び映像監視システムの実施の形態1について図面を参照して説明する。なお、本発明にかかる屋外監視装置及び映像監視システムは、以下に説明する実施の形態に限定されるものではない。
図1は本発明にかかる屋外監視装置を備える映像監視システムの全体の構成図、図2は本実施の形態1における屋外監視装置の制御部の構成を示すブロック図である。
映像監視システムは、図1に示すように、監視センター10と、この監視センター10から所定の距離、例えば100m〜400m離れた場所の複数の監視エリアごとに設置された複数の屋外監視装置20を有している。
屋外監視装置20は、支持体201と、太陽電池202と、撮像カメラ203と、照明灯204と、第1蓄電池205と、無線通信機206、制御部207、及び第2蓄電池211を備える。
支持体201は、例えば4600mm程度の高さ寸法を有する鋼管製のポールから構成され、地中に埋設したコンクリート基礎210上にアンカーボルトなどにより鉛直に設置されている。
太陽電池202は、例えば53Wの発電量を有する2基の太陽電池(全体の発電量は106W)を平板状に組み合わせたものから構成され、この太陽電池202は支持体201の上端部に太陽からの光を有効に受光できるように鉛直方向に対し50度程度に傾斜して設置されている。
撮像カメラ203は、CCDまたはCMOSイメージセンサなどから構成され、この撮像カメラ203は支持体201の上端部寄りに設置されている。この実施の形態1における撮像カメラ203の消費電力は、12V×0.35A=4.20Wである。
照明灯204は、屋外監視装置20の設置エリアを照明するもので、例えば178個の白色LEDから構成され、この照明灯204は撮像カメラ203の上方に位置して支持体201の上端部寄りに設置されている。この実施の形態1における照明灯204の消費電力は、12V×0.75A=9Wである。
第1蓄電池205は、曇天や夜間において、第2蓄電池211による撮像カメラ203や照明灯204及び無線通信機206を含む負荷への給電時間が一定値以上、例えば24時間経過しても無日照日が続いて太陽電池202の発電による負荷への給電が復活しない時に、第2蓄電池211に代わって上記負荷に給電するためのもので、太陽電池202が発電する電力によって充電される。この第1蓄電池205は、例えば150Ahの蓄電容量を有する2基のニッカド蓄電池や鉛シール蓄電池,リチウム・イオン蓄電池等の化学二次電池から構成されている。そして、この第1蓄電池205は支持体201の下部寄りに設けた収納室201a内に収納されている。また、この実施の形態1に使用される第1蓄電池205の充電容量は300Ahであり、例えば無日照日が7日以上の続いても上記負荷に電力を供給できるようになっている。
無線通信機206は、撮像カメラ203で撮像した映像信号を監視センター10へ送信するもので、支持体201の上端部寄りに設置されている。この実施の形態1における無線通信機206の消費電力は、12V×0.37A=4.44Wである。
制御部207は、撮像カメラ203や無線通信機206及び照明灯204を含む負荷への給電を制御するとともに第1蓄電池205の充放電を制御するもので、支持体201の上端部寄りに設置されている。
監視センター10は、各屋外監視装置20の無線通信機206と無線LAN方式で個別に通信可能に接続されるセンター用無線通信機101と、無線通信機206からセンター用無線通信機101に送られてくる映像信号を表示可能なビデオ信号に変換する信号処理部102と、センター用無線通信機101で受信された映像信号をデジタル化して記憶する画像メモリ103と、信号処理部102で処理されたビデオ信号または画像メモリ103から読み出される映像信号を表示するモニタ104とを備えている。
制御部207は、図2に示すように、電流・電圧生成回路207aと、充電回路207bと、第1電圧変換回路207cと、第2電圧変換回路207dと、第1電圧検出回路207eと、第1判定回路207fと、第1切換回路207gと、第2切換回路207hと、第2電圧検出回路207iと、第2判定回路207jと、過充電保護回路207kと、過放電保護回路207lと、タイマー207mと、算定手段207nと、定電圧・電流回路212、過充電防止回路213と、第3切換回路214と、第3電圧検出回路215及び第3判定回路216を備えている。
電流・電圧生成回路207aは、太陽電池202が太陽光を受けて発電している時の発電電力を第1蓄電池205の充電量に応じた値の電流に変換するとともに撮像カメラ203や無線通信機206、照明灯204を含む負荷の駆動に要求される電力量の電圧を生成するものである。
充電回路207bは、電流・電圧生成回路207aからの電流により第1蓄電池205を充電するものであり、この第1蓄電池205は逆流防止用のダイオード207oを介して充電回路207bに接続されている。
第1電圧変換回路207cは、電流・電圧生成回路207aで生成された電圧または第1蓄電池205の充電電圧を撮像カメラ203及び無線通信機206に適した値の電圧に変換して撮像カメラ203及び無線通信機206に供給するもので、パルス幅変調方式のDC−DCコンバータなどから構成される。
第2電圧変換回路207dは、電流・電圧生成回路207aで生成された電圧または第1蓄電池205の充電電圧を照明灯204の点灯に適した値の電圧に変換して照明灯204に供給するもので、パルス幅変調方式のDC−DCコンバータなどから構成される。
第1電圧検出回路207eは、太陽電池202の出力電圧を検出するものである。
第1判定回路207fは、第1電圧検出回路207eで検出された太陽電池202の出力電圧が予め設定した基準電圧Vref1以上か否かを判定するものである。
第1切換回路207gは、第1判定回路207fで太陽電池202の出力電圧が基準電圧Vref1以上であると判定された時に第1及び第2蓄電池205,211から第1及び第2電圧変換回路207c,207dへの給電経路を切り離すとともに電流・電圧生成回路207aの出力電圧が第1電圧変換回路207eに供給されるように切り換え接続し、かつ第1判定回路207fで太陽電池202の出力電圧が基準電圧Vref1以下であると判定された時に電流・電圧生成回路207aから第1及び第2電圧変換回路207c、207dへの給電経路を切り離すとともに第1蓄電池205または第2蓄電池211の充電電圧が第1及び第2電圧変換回路207c,207dに供給されるように切り換え接続するものであり、MOSトランジスタなどのスイッチング素子から構成される。
第2切換回路207hは、第1判定回路207fで太陽電池202の出力電圧が基準電圧Vref1以下であると判定された時に第2電圧変換回路207dに照明灯204を接続して第2電圧変換回路207dから照明灯204に電力が供給されるように切り換えるものであり、MOSトランジスタなどのスイッチング素子から構成される。
第2電圧検出回路207iは、第1蓄電池205の端子電圧を検出するものである。
第2判定回路207jは、第2電圧検出回路207iで検出された第1蓄電池205の端子電圧が第1蓄電池204の充電終了電圧V1または放電終止電圧V2(V1>V2)に達したか否かを判定するものである。
過充電保護回路207kは、充電回路207bの出力段に設けられ第1蓄電池205の充電時に第1蓄電池205の端子電圧が充電終了電圧V1に達したことが第2判定回路207jにより判定された時に充電回路207bから第1蓄電池205への充電を停止するものであり、MOSトランジスタなどのスイッチング素子から構成される。
過放電保護回路207lは、第1蓄電池205の出力段に設けられ第1蓄電池205の放電動作時に第1蓄電池205の端子電圧が放電終止電圧V2に達したことが第2判定回路207jにより判定された時に第1蓄電池205の放電を停止させるものであり、MOSトランジスタなどのスイッチング素子から構成される。
タイマー207mは、太陽電池202の出力電圧が基準電圧Vref1以下と判定された時に第1判定回路207fから出力される信号によりスタートされ、この判定指令を受けた時点から、第1蓄電池205から撮像カメラ203、無線通信機206及び照明灯204を含む負荷に連続して供給される充電電力の供給時間を計測するものであり、このタイマー207mの計測値は、第1判定回路207fにおいて、太陽電池202の出力電圧が基準電圧Vref1以上であると判定されるごとにリセットされる。
算定手段207nは、タイマー207mで計測された充電電力供給時間と前記負荷に供給される電流値とから第1蓄電池205が放電終止電圧V2に達するまでの放電終止時間を算定するものである。
また、画像処理部208は、撮像カメラ203で撮像された映像信号をデジタル信号に変換して無線通信機206に送出する。
また、図2において、208は制御部207を構成する電流・電圧生成回路207aや充電回路207b、電圧変換回路207c,207dなどの前記各種の回路に動作電圧を供給するための制御部内蔵の電源であり、この内蔵電源209は、図示省略した電気二重層コンデンサ及び太陽電池202の出力電圧を電気二重層コンデンサの充電に必要な電圧と電流に変換する定電圧・電流回路及び過充電防止回路などから構成されている。
第2蓄電池211は、太陽電池202が太陽光を受けて発電している時の発電電力により充電されるもので、第1蓄電池205より小さい充電容量の電気二重層コンデンサなどから構成され、支持体201の収納室201a内に設置されている。
そして、この第2蓄電池211は、その端子電圧が放電終止電圧以下になるまで、第1蓄電池205に優先して撮像カメラ203や照明灯204及び無線通信機206を含む負荷に給電できるように構成されている。また、第2蓄電池211は太陽電池202が発電する電力により、第1蓄電池205より短い時間で100%充電され、その充電容量は、撮像カメラ203や照明灯204及び無線通信機206を含む負荷に対し、例えば24時間程度の給電が可能な容量を有している。
また、第2蓄電池211の入力側には、太陽電池202の出力電圧を第2蓄電池211の充電に必要な電圧と電流に変換する定電圧・定電流回路212及び第2蓄電池211への過充電を防止する過充電防止回路213が接続されている。さらに、第1蓄電池205の過放電保護回路207lの出力端と第1切換回路207gの入力端との間には、第2蓄電池211と第1蓄電池205の出力側を第1切換回路207gの入力端(常開接点b)へ切り換え接続する第3切換回路214が接続されており、この第3切換回路214と過充電防止回路213は、第3電圧検出回路215と第3判定回路216によって制御される。
上記第3電圧検出回路215は、第2蓄電池211の端子電圧を検出するものであり、上記第3判定回路216は、第3電圧検出回路215で検出された第2蓄電池211の端子電圧と第2蓄電池211の充電終了電圧V3または放電終止電圧V4(V3>V4)に達したか否かを判定するものであり、第3判定回路216において第2蓄電池211の端子電圧が充電終了電圧V3以上と判定された時は過充電防止回路213をオフ制御して太陽電池202から第1蓄電池205への充電を停止し、また、第3判定回路216において第2蓄電池211の端子電圧が放電終止電圧V4以上と判定された時は第2蓄電池211の充電電圧が第1及び第2電圧変換回路207c,207dへ供給されるように第3切換回路214を第2蓄電池211側へ切り換え接続し、かつ、第2蓄電池211の端子電圧が放電終止電圧V4以下と判定された時は第3切換回路214を第2蓄電池211から第1蓄電池205へ切り換え接続するようになっている。
次に、本実施の形態1の動作について説明する。
昼間の日照時において、電流・電圧生成回路207aは、日照時の日射量の変化に応じて発電される太陽電池202からの電力を第1蓄電池205の充電量に応じた値の電流に変換されるとともに撮像カメラ203や無線通信機206、照明灯204を含む負荷の駆動に必要な一定レベル電圧を生成する。この電流は逆流防止用のダイオード207o及び過充電保護回路207kを通して第1蓄電池205に供給され、第1蓄電池205を充電終了電圧V1まで充電する。この第1蓄電池205は太陽電池202による継ぎ足し充電が可能である。
また、太陽電池202からの電力は定電圧・定電流回路212により第2蓄電池211の充電に必要な電圧と電流に変換された後、過充電防止回路213を通して第2蓄電池211に供給され、第2蓄電池211を充電終了電圧V3まで充電する。この第2蓄電池211は太陽電池202による継ぎ足し充電が可能である。
ここで、第2蓄電池211の端子電圧は第3電圧検出回路215により検出され、この端子電圧が充電終了電圧V3に達したことが第3判定回路216で判定されると、過充電防止回路213が動作して太陽電池202による第2蓄電池211への充電を停止する。
また、第1蓄電池205の端子電圧は第2電圧検出回路207iにより検出され、この端子電圧が充電終了電圧V1に達したことが第2判定回路207jで判定されると、過充電保護回路207kが動作して充電回路207bによる第1蓄電池205への充電を停止する。
日照時に、電流・電圧生成回路207aから出力される電圧は第1切換回路207gの常閉接点aを通して第1及び第2電圧変換回路207c,207dに出力される。
ここで、屋外監視装置20は昼間であるため、第2切換回路207hの常開接点bは開状態にあり、その結果、第2電圧変換回路207dの出力電圧は照明灯204に供給されることがない。
一方、第1電圧変換回路207cでは、電流・電圧生成回路207aからの出力電圧を撮像カメラ203及び無線通信機206に適した値の電圧に変換して撮像カメラ203及び無線通信機206に供給して、これら撮像カメラ203及び無線通信機206を駆動する。撮像カメラ203で撮像された映像信号は画像処理部208によりデジタル信号に変換され、さらに無線通信機206において送信信号に変調された後、無線通信機206から監視センター10に送出される。監視センター10では、無線通信機206からの映像信号をセンター用無線通信機101で受信して復調し、かつ信号処理部102でビデオ信号に変換した後、モニタ104に表示する。また、受信された映像信号はデジタル化されて画像メモリ103に記録される。
太陽電池202の出力電圧は、日照時及び夜間や無日照時にかかわらず第1電圧検出回路207eにより常に監視される。そして、第1電圧検出回路207eで検出された太陽電池202の出力電圧は第1判定回路207fで基準電圧Vref1と比較される。ここで、太陽電池202の出力電圧が基準電圧Vref1以上であると判定された場合は、太陽電池202は太陽光により、第1蓄電池205の充電及び撮像カメラ203等の負荷への給電に必要な電力を発電していると判断し、太陽電池202から給電を続行する。これにより、昼間の監視が可能になる。
また、太陽電池202の出力電圧が基準電圧Vref1以下であることが第1判定回路207fで判定された場合は、夜間や無日照時であると判断されるとともに太陽電池202の出力電圧では撮像カメラ203等の負荷を賄いきれないと判断し、第1切換回路207gを動作させる。これにより、第1切換回路207gの常閉接点aが開いて第1電圧変換回路207cを電流・電圧生成回路207aから切り離すと同時に、第1切換回路207gの常開接点bを閉じて第1及び第2電圧変換回路207c,207dを第1蓄電池205側へ切り換え接続する。このため、第1蓄電池205または第2蓄電池211の充電電圧が第3切換回路214及び第1切換回路207gの常開接点bを通して第1及び第2電圧変換回路207c,207dに供給されるようになる。これと同時に第1判定回路207fでの基準電圧Vref1以下の判定信号に基づいて第2切換回路207Hの常開接点bを閉じる。
上述のように第1切換回路207gが第1蓄電池205または第2蓄電池211側へ切り換え接続された状態において、第2蓄電池211の端子電圧が放電終止電圧V4以上であることが第3判定回路216で判定された時は、第3切換回路214が第2蓄電池211側に接続されているため、第2蓄電池211の充電電圧が第3切換回路214及び第1切換回路207gの常開接点bを通して第1及び第2電圧変換回路207c,207dに供給される。そして、上述した太陽電池202の給電時の場合と同様に、第1電圧変換回路207cで変換された電圧は撮像カメラ203及び無線通信機206に供給されるとともに、第2電圧変換回路207dで変換された電圧は第2切換回路207hを通して照明灯204に供給され、照明灯204を点灯する。これにより、監視エリアが照明され、夜間の監視が可能になる。
また、夜明けと共に太陽電池202の発電による負荷への給電が可能であることが第1判定回路207fにより判定されると、第2切換回路207hの接点bが開かれるとともに第1切換回路207gの接点aが閉じて、太陽電池202から撮像カメラ203及び無線通信機206を含む負荷に給電を開始する。これと同時に、太陽電池202から第2蓄電池211に定電圧・定電流回路212及び過充電防止回路213を通して充電電流が供給され、これにより、第2蓄電池211の継ぎ足し充電が行われる。このため、1日の日照時間が3.5h以上あれば、第2蓄電池211は充電終了電圧またはそれの近くまで充電された状態に維持できる。したがって、1日の日照時間が3.5h以上あれば、第2蓄電池211のみを利用して、夜間における撮像カメラ203や無線通信機206及び照明灯204を含む負荷の電力を賄うことができる。
一方、第2蓄電池211の充電電圧を利用して負荷に電力を供給する場合、夜間を含む無日射時間が、例えば24時間以上継続されると、第2蓄電池211への継ぎ足し充電ができなくなるため、第2蓄電池211による負荷への給電は不能になる。このような場合は、第2蓄電池211の端子電圧が放電終止電圧V4以下になったことを第3判定回路216が判定し、その判定信号により第3切換回路214を制御して、第2蓄電池211から第1蓄電池205に切り換える。これにより、第1蓄電池205の充電電圧を第3切換回路214及び第1切換回路207gの常開接点bを通して撮像カメラ203や無線通信機206、照明灯204を含む負荷に供給する。このため、夜間を含む無日射時間が24時間以上継続されても、これら負荷の電力を第1蓄電池205で賄うことができる。
上述したように、第3切換回路214が第1蓄電池205に接続されて第1蓄電池205の充電電圧が撮像カメラ203、無線通信機206及び照明灯204を含む負荷に供給されている状態において、第1判定回路207fにより太陽電池202の出力電圧が基準電圧Vref1以下であると判定した時の信号がタイマー207mに入力されると、タイマー207mは、その判定指令を受けた時点から、第1蓄電池205から撮像カメラ203、無線通信機206及び照明灯204を含む負荷に連続して供給される充電電力の供給時間を計測する。そして、算定手段207nでは、タイマー207mで計測された充電電力供給時間と前記負荷に供給される電流値とから第1蓄電池205が放電終止電圧V2に達するまでの放電終止時間を算定する。この算定手段207nで求められた放電可能な時間情報は無線通信機206により監視センター10へ送信される。
次に、本実施の形態における撮像カメラ203、無線通信機206及び照明灯204を含む屋外監視装置20全体の消費電力と太陽電池202の発電量及び第1蓄電池205の充電容量との関係について説明する。
太陽電池202の発電量を106W、第1蓄電池205の充電容量を300Ah、1日の日照時間を3.5h、1日の昼夜の時間を昼間12h、夜間12hとする。
また、照明灯204の消費電力を9Wとする。ただし、9W÷12V=0.75Aである。
また、撮像カメラ203の昼間の消費電力は、12V×0.35A=4.20Wであり、夜間の消費電力は、12V×0.35A=4.20Wである。
また、無線通信機206の消費電力は、12V×0.37A=4.20Wである。
従って、屋外監視装置20全体の消費電力のうち、
夜間(12時間)の消費電力は、
0.42A+0.75A+0.37A=1.54A
1.54A×12h/D=18.48Ah/D となり、
昼間(12時間)の消費電力は、
0.35A+0.37A=0.72A
0.72A×12h/D=8.64Ah/D となる。
従って、屋外監視装置20全体の1日当りの消費電力は、
18.48Ah/D+8.64Ah/D=27.12Ah/D となる。
一方、100%充電の300Ahの第1蓄電池205で屋外監視装置20を稼動できる日数は、300Ah÷27.12Ah/D=11.06日となる。従って、300Ahの第1蓄電池205では、無日照日数が11日間継続されても屋外監視装置20への給電が可能になる。
太陽電池202の1日の発電量は、106W×3.5h/D=371W/Dであり、昼間の屋外監視装置20の消費電力は、103.68W/Dである。よって、1日の発電量は、371W/D−103.68W/D=267.32W/Dとなる。
また、夜間の屋外監視装置20の消費電力は、18.48W×12h/D=221.76W/Dである。すなわち、一晩の屋外監視装置20の消費電力は、太陽電池202の1日の発電量267.32W/Dを超えないため、問題がない。
上記のような本実施の形態1によれば、地表上に設置した支持体201に太陽電池202、撮像カメラ203及び照明灯204を設置し、太陽電池202で発電される電力及び太陽電池202の発電電力を蓄える第1蓄電池205を利用して、撮像カメラ203や無線通信機206及び照明灯204に駆動電力を供給するようにしたので、監視装置への配線工事が一切不要になるとともに配線工事が困難または不能な場所への監視カメラや照明灯の設置が可能になり、安全な環境づくりを容易に実現できる。
また、本実施の形態1によれば、電流・電圧生成回路207aで生成された電圧または第1蓄電池205の充電電圧を第1電圧変換回路207cにより撮像カメラ203及び無線通信機206に適した値の電圧に変換して、これら撮像カメラ203及び無線通信機206に供給し、また、電流・電圧生成回路207aで生成された電圧または第1蓄電池205の充電電圧を第2電圧変換回路207dにより照明灯204の点灯に適した値の電圧に変換して照明灯204に供給するようにしたので、監視装置の省電力が可能になる。しかも、第1判定回路207fにより太陽電池202の出力電圧が基準電圧Vref1以上であると判定された時は、第1切換回路207gにより電流・電圧生成回路207aからの出力電圧が第1電圧変換回路207cを通して撮像カメラ203及び無線通信機206に供給されるように切り換え、第1判定回路207fにより太陽電池202の出力電圧が基準電圧Vref1以下であると判定された時は、第1切換回路207gにより第1蓄電池205の充電電圧が第1電圧変換回路207cを通して撮像カメラ203及び無線通信機206に供給され、かつ太陽電池202の出力電圧が基準電圧Vref1以下であると判定された時に閉動作する第2切換回路207hを通して第2電圧変換回路207dの出力電圧を照明灯204に供給されるようにしたので、無日照日が一週間乃至それ以上続いても必要なレベルの電力を安定して供給することができる。
また、本実施の形態1によれば、第1蓄電池205の充電時に、その端子電圧が充電終了電圧V1に達したことが第2判定回路207jにより判定された時は過充電保護回路207kにより第1蓄電池205の過充電を防止し、さらに、第1蓄電池205の放電動作時に、その端子電圧が放電終止電圧V2に達したことが第2判定回路207jにより判定された時は過放電保護回路207lにより第1蓄電池205の放電を停止するようにしたので、第1蓄電池205を長寿命化することができる。
また、本実施の形態1によれば、タイマー207mにより第1蓄電池205から負荷に連続して供給される充電電力の供給時間を計測し、この電力供給時間と負荷に供給される電流値とから第1蓄電池205が放電終止電圧V2に達するまでの時間を算定手段207nにより算定し、この放電終止時間情報を無線通信機206により監視センター10へ送信するようにしたので、放電終止時間情報をモニタ104に表示することにより、第1蓄電池205の状態を監視センター10で監視することができる。
また、本実施の形態1によれば、第1蓄電池205の他に、これより小さい充電容量で充電時間の短い第2蓄電池211を設け、この第2蓄電池211の充電電圧を第3切換回路214により第1蓄電池205に優先して負荷に供給できるようにし、かつ、第2蓄電池211の端子電圧が放電終止電圧以下になった時は第3切換回路214により第1蓄電池205に切り換えて、その充電電圧を負荷に供給できるようにしたので、監視システムに使用される蓄電池設備を低コスト化できるほか、第1蓄電池205の充放電頻度が低減され、第1蓄電池205の長寿命化が可能になる。
また、本実施の形態1によれば、第2蓄電池211の充電時に、その端子電圧が充電終了電圧に達したことが第3判定回路216により判定された時は過充電保護回路213により第2蓄電池211の過充電を防止するようにしたので、第2蓄電池211を長寿命化できる。
なお、第1実施の形態1では、照明灯204に白色のLEDを使用した場合について説明したが、本発明はこれに限らず、照明灯に赤外灯を使用することもできる。この場合、撮像カメラには赤外線イメージセンサが使用される。
また、撮像カメラには、水平及び垂直方向に撮影角度の調節ができる方式のものを使用することもできる。
また、本発明における支持体201は、一本のポール構造のものに限らず、門型や、やぐらタイプのものを使用することができる。この門型ややぐらタイプの支持体においては、太陽電池の設置が容易で、かつ太陽電池の大型化が可能になる。
本発明にかかる屋外監視装置を備える映像監視システムの全体の構成図である。 本実施の形態1における屋外監視装置の制御部の構成を示すブロック図である。
10 監視センター
101 センター用無線通信機
102 信号処理部
103 画像メモリ
104 モニタ
11 屋外監視装置
201 支持体
202 太陽電池
203 撮像カメラ
204 照明灯
205 第1蓄電池
206 無線通信機
207 制御部
207a 電流・電圧生成回路
207b 充電回路
207c 第1電圧変換回路
207d 第2電圧変換回路
207e 第1電圧検出回路
207f 第1判定回路
207g 第1切換回路
207h 第2切換回路
207i 第2電圧検出回路
207j 第2判定回路
207k 過充電保護回路
207l 過放電保護回路
207m タイマー
207n 算定手段
211 第2蓄電池
212 定電圧・電流回路
213 過充電防止回路
214 第3切換回路
215 第3電圧検出回路
216 第3判定回路

Claims (12)

  1. 撮影映像を監視センターへ無線通信により送信して監視を行う屋外監視装置であって、
    地表上に設置された所定高さ寸法を有す支持体と、
    前記支持体に設置された太陽電池と、
    前記支持体に設置された撮像カメラと、
    前記支持体に設置された照明灯と、
    前記支持体に設けた収容部内に収容された第1蓄電池と、
    前記支持体に設けられ前記撮像カメラで撮像した映像信号を前記監視センターへ送信する無線通信機と、
    前記太陽電池が発電する電力を前記撮像カメラ、前記無線通信機及び前記照明灯を含む負荷への給電制御を行うとともに前記第1蓄電池の充電制御を行う制御部とを備え、
    前記制御部は、前記太陽電池が太陽光を受けて発電している時の発電電力を前記第1蓄電池の充電量に応じた値の電流に変換するとともに前記撮像カメラや前記無線通信機を含む負荷の駆動用電圧を生成する電流・電圧生成回路と、前記電流・電圧生成回路からの電流により前記第1蓄電池を充電する充電回路と、前記電流・電圧生成回路で生成された電圧または前記第1蓄電池の充電電圧を前記撮像カメラ及び前記無線通信機に適した値の電圧に変換して前記撮像カメラ及び前記無線通信機に供給する第1電圧変換回路と、前記電流・電圧生成回路で生成された電圧または前記第1蓄電池の充電電圧を前記照明灯の点灯に適した値の電圧に変換して前記照明灯に供給する第2電圧変換回路と、前記太陽電池の出力電圧を検出する第1電圧検出回路と、前記第1電圧検出回路で検出された前記太陽電池の出力電圧が予め設定した基準電圧以上か否かを判定する第1判定回路と、前記第1判定回路で前記太陽電池の出力電圧が前記基準電圧以上であると判定された時は前記電流・電圧生成回路の出力電圧が前記第1電圧変換回路に供給されるように切り換え、かつ前記第1判定回路で前記太陽電池の出力電圧が前記基準電圧以下であると判定された時は前記第1蓄電池の充電電圧が前記第1及び第2電圧変換回路に供給されるように切り換える第1切換回路と、前記第1判定回路で前記太陽電池の出力電圧が前記基準電圧以下であると判定された時に前記第2電圧変換回路に前記照明灯を接続して該第2電圧変換回路から前記照明灯に電力が供給されるように切り換える第2切換回路とを備える、
    ことを特徴とする屋外監視装置。
  2. 前記制御部は、前記第1蓄電池の端子電圧を検出する第2電圧検出回路と、前記第2電圧検出回路で検出された前記第1蓄電池の端子電圧が前記第1蓄電池の充電終了電圧または放電終止電圧に達したか否かを判定する第2判定回路と、前記充電回路の出力段に設けられ前記第1蓄電池の充電時に該第1蓄電池の端子電圧が前記充電終了電圧に達したことが前記第2判定回路により判定された時、前記充電回路から前記第1蓄電池への充電を停止する過充電保護回路と更に有することを特徴とする請求項記載の屋外監視装置。
  3. 前記制御部は、前記第1蓄電池の出力段に設けられ前記第1蓄電池の放電動作時に該第1蓄電池の端子電圧が前記放電終止電圧に達したことが前記第2判定回路により判定された時、前記第1蓄電池の放電を停止する過放電保護回路を更に有することを特徴とする請求項または記載の屋外監視装置。
  4. 前記制御部は、前記第1切換回路により前記第1蓄電池の出力端が前記第1及び第2電圧変換回路の入力端に切り換え接続された時点からスタートされ前記第1蓄電池から前記撮像カメラ、前記無線通信機及び前記照明灯を含む負荷に連続して供給される充電電力の供給時間を計測するタイマーと、前記タイマーで計測された前記充電電力供給時間と前記負荷に供給される電流値とから前記第1蓄電池が放電終止電圧に達するまでの放電終止時間を算定する算定手段とを更に備え、前記算定手段で求めた前記放電可能な時間情報を前記無線通信機により監視センターへ送信できるように構成されていることを特徴とする請求項乃至の何れか1項に記載の屋外監視装置。
  5. 前記太陽電池が太陽光を受けて発電している時の発電電力により充電され前記第1蓄電池より小さい充電容量の第2蓄電池を前記支持体に設置し、前記制御部は、前記第2蓄電池の端子電圧を検出する第3電圧検出回路と、前記第3電圧検出回路で検出された前記第2蓄電池の端子電圧が放電終止電圧以上と判定された時に前記第2蓄電池の充電電圧が前記撮像カメラや前記無線通信機及び前記照明灯を含む負荷もしくは前記第1及び第2電圧変換回路を介して前記負荷へ供給されるように切り換え、かつ前記第2蓄電池の端子電圧が放電終止電圧以下と判定された時に前記第2蓄電池から前記第1蓄電池へ切り換える第3切換回路とを備えることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の屋外監視装置。
  6. 前記制御部は、前記太陽電池の出力電圧を前記第2蓄電池の充電に必要な電圧と電流に変換する定電圧・定電流回路と、前記第2蓄電池の充電時に該第2蓄電池の端子電圧が前記充電終了電圧に達したことが前記第3判定回路により判定された時に前記定電圧・定電流回路から前記第2蓄電池への充電を停止する過充電保護回路とを備えることを特徴とする請求項記載の屋外監視装置。
  7. 監視センターと、前記監視センターから離れた場所の監視エリアごとに設置された少なくとも1つの屋外監視装置を有し、前記屋外監視装置で撮影された映像を前記監視センターへ無線通信により送信して監視を行う映像監視システムであって、
    前記屋外監視装置は、地表上に設置された所定高さ寸法を有す支持体と、前記支持体に設置された太陽電池と、前記支持体に設置された撮像カメラと、前記支持体に設置された照明灯と、前記支持体に設けた収容部内に収容された第1蓄電池と、前記支持体に設けられ前記撮像カメラで撮像した映像信号を送信する無線通信機と、前記太陽電池が発電する電力を前記撮像カメラ、前記無線通信機及び前記照明灯を含む負荷への給電制御を行うとともに前記第1蓄電池の充電制御を行う制御部とを備え、
    前記監視センターは、前記無線通信機と通信可能に接続されるセンター用無線通信機と、前記無線通信機から前記センター用無線通信機に送られてくる映像信号を表示可能なビデオ信号に変換する信号処理部と、前記センター用無線通信機で受信された映像信号をデジタル化して記憶する画像メモリと、前記信号処理部で処理されたビデオ信号または前記画像メモリから読み出される映像信号を表示するモニタとを備え、
    前記制御部は、前記太陽電池が太陽光を受けて発電している時の発電電力を前記第1蓄電池の充電量に応じた値の電流に変換するとともに前記撮像カメラや前記無線通信機を含む負荷の駆動用電圧を生成する電流・電圧生成回路と、前記電流・電圧生成回路からの電流により前記第1蓄電池を充電する充電回路と、前記電流・電圧生成回路で生成された電圧または前記第1蓄電池の充電電圧を前記撮像カメラ及び前記無線通信機に適した値の電圧に変換して前記撮像カメラ及び前記無線通信機に供給する第1電圧変換回路と、前記電流・電圧生成回路で生成された電圧または前記第1蓄電池の充電電圧を前記照明灯の点灯に適した値の電圧に変換して前記照明灯に供給する第2電圧変換回路と、前記太陽電池の出力電圧を検出する第1電圧検出回路と、前記第1電圧検出回路で検出された前記太陽電池の出力電圧が予め設定した基準電圧以上か否かを判定する第1判定回路と、前記第1判定回路で前記太陽電池の出力電圧が前記基準電圧以上であると判定された時は前記電流・電圧生成回路の出力電圧が前記第1電圧変換回路に供給されるように切り換え、かつ前記第1判定回路で前記太陽電池の出力電圧が前記基準電圧以下であると判定された時は前記第1蓄電池の充電電圧が前記第1及び第2電圧変換回路に供給されるように切り換える第1切換回路と、前記第1判定回路で前記太陽電池の出力電圧が前記基準電圧以下であると判定された時に前記第2電圧変換回路に前記照明灯を接続して該第2電圧変換回路から前記照明灯に電力が供給されるように切り換える第2切換回路とを備える、
    ことを特徴とする映像監視システム。
  8. 前記制御部は、前記第1蓄電池の端子電圧を検出する第2電圧検出回路と、前記第2電圧検出回路で検出された前記第1蓄電池の端子電圧が前記第1蓄電池の充電終了電圧または放電終止電圧に達したか否かを判定する第2判定回路と、前記充電回路の出力段に設けられ前記第1蓄電池の充電時に該第1蓄電池の端子電圧が前記充電終了電圧に達したことが前記第2判定回路により判定された時、前記充電回路から前記第1蓄電池への充電を停止する過充電保護回路と更に有することを特徴とする請求項記載の映像監視システム。
  9. 前記制御部は、前記第1蓄電池の出力段に設けられ前記第1蓄電池の放電動作時に該第1蓄電池の端子電圧が前記放電終止電圧に達したことが前記第2判定回路により判定された時、前記第1蓄電池の放電を停止する過放電保護回路を更に有することを特徴とする請求項または記載の映像監視システム。
  10. 前記制御部は、前記第1切換回路により前記第1蓄電池の出力端が前記第1及び第2電圧変換回路の入力端に切り換え接続された時点からスタートされ前記第1蓄電池から前記撮像カメラ、前記無線通信機及び前記照明灯を含む負荷に連続して供給される充電電力の供給時間を計測するタイマーと、前記タイマーで計測された前記充電電力供給時間と前記負荷に供給される電流値とから前記第1蓄電池が放電終止電圧に達するまでの放電終止時間を算定する算定手段とを更に備え、前記算定手段で求めた前記放電可能な時間情報を前記無線通信機により監視センターへ送信するように構成したことを特徴とする請求項乃至の何れか1項に記載の映像監視システム。
  11. 前記太陽電池が太陽光を受けて発電している時の発電電力により充電され前記第1蓄電池より小さい充電容量の第2蓄電池を前記支持体に設置し、前記制御部は、前記第2蓄電池の端子電圧を検出する第3電圧検出回路と、前記第3電圧検出回路で検出された前記第2蓄電池の端子電圧が放電終止電圧以上と判定された時に前記第2蓄電池の充電電圧が前記撮像カメラや前記無線通信機及び前記照明灯を含む負荷もしくは前記第1及び第2電圧変換回路を介して前記負荷へ供給されるように切り換え、かつ前記第2蓄電池の端子電圧が放電終止電圧以下と判定された時に前記第2蓄電池から前記第1蓄電池へ切り換える第3切換回路とを備えることを特徴とする請求項乃至10の何れか1項に記載の映像監視システム。
  12. 前記制御部は、前記太陽電池の出力電圧を前記第2蓄電池の充電に必要な電圧と電流に変換する定電圧・定電流回路と、前記第2蓄電池の充電時に該第2蓄電池の端子電圧が前記充電終了電圧に達したことが前記第3判定回路により判定された時に前記定電圧・定電流回路から前記第2蓄電池への充電を停止する過充電保護回路とを備えることを特徴とする請求項11記載の映像監視システム。
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