JP3110041U - 簡易監視装置 - Google Patents

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【課題】 AC電源を利用することなく設置でき、低コストで使い易く、且つ、夜間でも撮影が出来るような監視装置を提供する。
【解決手段】 本発明の簡易監視装置は、監視空間の変化を検出するセンサと、メモリ機能付きデジタル・カメラと、センサおよびデジタル・カメラの操作を制御するコントロールユニットと、太陽電池パネルと電源ユニットとを備える。そして、センサは、撮影が必要な時間帯にのみ稼動するようにコントロールユニットで制御される。また、デジタル・カメラとコントロールユニットとは、USBケーブルが接続され、容易にPCで画像データを収録・監視することができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、特定の監視エリアを監視する装置に関する。
カメラ等の撮影装置を利用して屋外における不審者を監視し、場合によっては、警備会社に通報したり、警報音を鳴らしたりするセキュリティーシステムが普及している。このようなセキュリティーシステムに関し、特開2002−10369号公報は、侵入者が侵入したか否かを簡単且つ低コストで確認することができるものである。そして、この公報には人体感知センサと、この人体感知センサにより人の存在が感知されることにより作動する撮影装置と、人体感知センサおよび撮影装置に接続されるコンピュータとを備え、インターネット等の通信手段に接続して撮影された画像データを携帯端末に送信することが記載されている。このようなシステムを導入した場合には画像データが記録として保存され、その画像を証拠とすることができ、また、警報音とを発するように構成した場合には、や防犯に役立つ。しかし、このシステムを支える電源は家庭内に配線されるAC電源を利用するものであることから、場所が限定され、且つ、設置に伴う工事等が伴うものとなっていた。
また、デジタル・カメラを利用して、監視装置を構成しようとする場合、デジタル・カメラ自体の消費電力は小さいので小型装置とすることができるが、自動的に撮影を行なわせる共に、撮影した画像の記録とこの画像を必要に応じて何処ででも表示させなければならない必要性がある。また、屋外で夜間撮影を行う場合、撮影距離が限られる等の制約やデジタル・カメラの性能によって撮影される画像は満足な結果が得られない。一般的に、夜間暗闇での撮影は感度不足で鮮明な画像が得られない。
特開2002−10369号公報
AC電源を利用することなく設置でき、低コストで使い易く、且つ、夜間でも撮影が出来るような監視装置を提供することである。
請求項1における本考案の簡易監視装置は、監視空間の変化を検出するセンサと、メモリ機能付きデジタル・カメラと、前記センサおよび前記デジタル・カメラの操作を制御するコントロールユニットと、太陽電池パネルと、該太陽電池パネルで発生した電力を貯える電源ユニットとを備え、自動的に前記監視空間の映像を記録するようにしたことを特徴とする。
請求項2の考案は、電源ユニットが、スーパーキャパシタを有する充電器を備えていることを特徴とする。
請求項3の考案は、前記センサが、前記コントロールユニットにより制御され、撮影が必要な時間帯にのみ稼動し発報映像記録するようにしたことを特徴とする。請求項4考案は、前記デジタル・カメラが、USBケーブルで接続されていることを特徴とする。請求項5の考案は、前記デジタル・カメラが、前記コントロールユニットにより制御されるリモコンで操作されることを特徴とする。請求項6の考案は、前記デジタル・カメラが撮影する枚数は、前記コントロールユニットで変更されることを特徴とする。請求項7の考案は、前記撮影する枚数が選択できるように、前記コントロールユニットの設定を変更するエンコーダが設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の簡易監視装置。請求項8の考案は、前記コントロールユニットが、PLCまたはシーケンサーまたはCPUで制御されるように構成されていることを特徴とする。
本考案の簡易監視装置は、AC電源に代えて太陽電池パネルを有する電源ユニットを利用するものであり、太陽の光が得られる屋外であれば、設置場所が制限されない。即ち、山や野原でも設置可能であり、移設も簡単にできるものである。また、監視空間の変化を検出するセンサを備えているので、センサが対象物を検知した瞬間だけ無人撮影ができる。
電源ユニットは、スーパーキャパシタを有する充電器を備えているので、二次電池へ効率のよい充電ができると共に、電源を小型化することができる。
撮影が必要な時間帯にのみセンサを稼動させるようにコントロールユニットを設定した場合には、二次電池に蓄電された電気の消費が節約できる。
デジタル・カメラにUSBケーブルが接続されていることにより、デジタル・カメラで撮影された画像をPC等のディスプレイに表示させることや、画像のダウンロード、及び、メモリの消去等ができる。また、コンピュータにダウンロードした画像は、画像を拡大したり鮮明な画像を得ることができる。このような操作は、デジタル・カメラから離れた場所であってもでき、デジタル・カメラに収容されているメモリカードを取り出すため、柱状物に登る等の煩わしさがない。
デジタル・カメラを操作するリモコンは、デジタル・カメラの焦点合わせやシャッターを切る操作が、コントロールユニットで制御されている。
そして、コントロールユニットの設定によって、撮影する枚数や待ち時間等が自在に変更可能なものとなる。このような撮影条件は、コントロールユニットとは別体として設けたエンコーダでもできる。
コントロールユニットは、シーケンサーまたはCPUで制御されるように構成されており、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)でもよい。
本考案の簡易監視装置は、解像度のよいデジタル・カメラを鋼管柱など柱状物の上方で手の届かない所に監視用カメラとして設置し、且つ、柱状物の下方に取付けた手の届く高さのボックスの中には、コントロールユニット(以下、PLCとする。)やデジタル・カメラの操作手段を収納する。そして、デジタル・カメラからはUSBケーブルを箱の中まで下ろしておく。柱状物の上方には、太陽電池パネルを設置し、下方の箱の中にはスーパーキャパシタや二次電池等の電源ユニットを設ける。これにより、無人で撮影が可能で、且つ、太陽の光が得られる屋外であれば、設置場所が制限されない簡易監視装置になる。
太陽電池パネルによる発電電圧はDC16〜18Vで、電池電圧は12Vとし、制御用のPLC、高感度デジタル・カメラ、センサ、警報器、照明、フラッシュ等も同一の電圧で供給し、市販デジタル・カメラの3〜7.3Vに合わせてDC−DCコンバータで変換して電力の供給を行う。一日の消費電力を抑えるため制御用PLCと昼間充電を行うための充電器のみを稼動し、常時消費される電力を極力抑える。充電器自体も昼のみなのでPLCで昼間のみ稼動とし、夜間は電池から切り離すようにすることもできるがPLCの出力回路が少ないことと、充電器の回路のICやダイオード等の待ち時間に於ける暗電流を極力抑えるようにしたので暗電流を無視できるようにした。低価格化と低消費電力化を可能にするため、太陽電池を10W程度(実際は12W0.75A)と、二次電池を10Ah程度(実際には7Ah)を用い、鉛二次電池に充電し易いように入力パワー密度の大きなスーパーキャパシタを用い、このスーパーキャパシタをバッファーとして12V7Ahの鉛電池に充電する方式とした。
図1は、本考案の簡易監視装置10を示したものであり、(a)はその概略を示した概略図、(b)はボックス内に収納された電子部品を説明する説明図である。図2は、簡易監視装置10の構成を説明する説明図である。この図1(a)に示した簡易監視装置10は、長さ6〜7m太さ約110mm程度の鋼管柱1に設けられたものであり、鋼管柱1の最上部に太陽電池パネル2を備え、その下方には、照明7、警報器8、デジタル・カメラ4を内臓したカメラハウジング3、監視空間の変化を検出するセンサ6、およびボックス5を備えている。
ボックス5の中には、図1(b)に示すように、上述したセンサ6からの信号を基にしてデジタル・カメラ4の操作を制御するPLC(プログラマブルロジックコントローラ)25、スーパーキャパシタを内蔵する充電器23、上述した太陽電池パネル2で発電した電気を蓄電する2次電池24、DC−DCコンバータ28、PLC25のプログラムの変更や設定を簡単に行うためのエンコーダ26、および配線を簡素化するための端子板27が設けられており、デジタル・カメラ4は、USBケーブル(図省略)で接続されている。各種部品間を電気的に接続する導線は、USBケーブルと共に電線管11aおよびU字管11内に収納されている。
センサ6は、パッシブセンサ、アクティブセンサ、赤外線を遮断するタイプのセンサ、振動センサ等が利用でき、特に限定されるものではない。エンコーダ26は、ボックス5に収容されたPLC25のプログラムの変更や設定を簡単に行うためのものであり、これにより、撮影枚数、待ち時間等が簡単に調整できる。端子板27は配線を簡単にし、チェックをし易くする。鋼管柱1は約1m地面に埋め込み、10〜20cmの深さの所に十字に根架を取付けてある。鋼管柱の沈下を防止するため沈下防止板13を拭く場合がある。根本には鋼管柱1を固めるため石をその周囲に配置する。
太陽電池パネル2の発電能力は12W0.75A程度である。そして、太陽電池パネル2により発電された電力は、スーパーキャパシタを内蔵する充電器23により、二次電池24(鉛電池)に充電を行うように構成されている。二次電池24は7Ahを使用し、二次電池24に貯められた電力により、PLC25と充電器23を常時稼動させる。PLC25は、設定された時間帯にのみセンサ6を稼動させると共に、センサ6が発報したときにのみ、デジタル・カメラ4を撮影するように制御する。また、PLC25は、デジタル・カメラ4にまず通電をし、デジタル・カメラ4が正常に立上がった所で、撮影を作動させるリモコン22の制御を行う。これにより、デジタル・カメラ4が撮影する撮影枚数および撮影回数が自動化される。
デジタル・カメラ4の操作については、PLC25で電源のオンを行うと、DC−DCコンバータ28により、デジタル・カメラ4に電源が供給される。デジタル・カメラ4の立上りが終了する時間(例えば2〜5秒)を待って、リモコン22の操作をし、シャッタ操作に入る。この場合、まず焦点を合わせるスイッチが入り、次にシャッタースイッチが入る制御を行なっているので、PLC25で操作する場合、まず焦点のスイッチ回路を短絡し、ピントが合った頃合をみてシャッターを短絡するようにしている。オートフォーカスではなく、固定焦点であらかじめ焦点を合わせておくタイプのデジタル・カメラ4では、このような遅延時間をもつ2段スイッチの操作を行う必要がなく、シャッター操作のみのスイッチ(閉開路)を与えればよい。デジタル・カメラ4のリモコン22が、光、電波、音波により行われている場合もそのリモコン22に対して同等な操作を行えばよい。尚、リモコン22は、カメラハウジング3の中にデジタル・カメラ4と一緒に設置(図省略)してもよい。
デジタル・カメラ4はレンズの大きな明るいカメラを用いているが、照明7やフラッシュライト9を用いて夜間撮影を容易にしている。照明7はセンサ6による電源立ち上げとともに行ってもよいが、フラッシュライト9はシャッター信号を与えた時、シャッター回路の短絡と同時にカメラと同期して動作させるようにしている。フラッシュライト9をカメラハウジング3に収納する場合、ハウジングの窓から反射等によってデジタル・カメラ4に直接影響を与えないようにデジタル・カメラ4とフラッシュライト9との間に遮蔽板を置く。
本考案の簡易監視装置10は、夜間・暗闇でも鮮明な画像が得られるよう、レンズの大きなF12〜28程度、画素数300〜500万画素のディジカメを使い、省電力であり高輝度のLEDを用いるか、フラッシュライト9を用い瞬間的には明るい画面の撮影を可能にしている。さらに、カメラの焦点合わせを司るスイッチとシャッタースイッチとが一体となっている操作部の浅い押しと深い押しによって回路に挿入される抵抗値が変わる2段スイッチの機械構造をPLCの操作により自動的に電子による別々のスイッチに分けて時間差を設けて制御し、まず焦点調整のスイッチをオンにし、次にシャッター用スイッチをオンにする。カメラ内部を改良する訳にはいかないのでリモコン22(有線、または無線のもの)を改良し、リモコン基板にPCによる外部の電子スイッチを接続するようにしている。カメラの立ち上げについて述べると、カメラ自体は電源をオンの状態とし、PLC25の制御により直にカメラ電源をオンにし立ち上げを行うようにし、電源電圧はカメラに合わせて12Vからカメラの使用電圧、3V〜7.3VにDC−DC変換を行い電力の供給を行っている。無線のリモコンの場合には、リモコンのボタンが2段式接点の構造となっている所に相当する接点をPLC制御で短絡を行い、スイッチを動かさないで目的を達している。
デジタル・カメラ4に挿入するメモリカード(スティック)は大きいものである程記録枚数が撮れるので大きい程よいが、高彩精な画像にすればする程メモリ容量も大きくなるので、両方が満足するようにするには1Gバイト程度のメモリであると高彩精な画像にしながら一日に30枚程度をとり、10〜20日程度放置しておいても画像を記録し続けることができる。犯人を割り出すため画像拡大や分析ができるようにできるだけ高画質な映像を残すように設定した方がよい。
デジタル・カメラ4に記録された画像は、USBケーブル31により下方のボックス5迄配線されているものを利用しPCにUSBケーブル31を接続し、PCにダウンロードすることにより、PCに記録を移すと共に、デジタル・カメラ4のメモリをPCによる操作で消去することができ、いちいちデジタル・カメラ4のある所まで登って行きメモリカードやメモリスティックを取りに行く必要がない。
本考案の簡易監視装置10は、低消費電力で全体が構成されるものであるので、太陽電池パネル2は10W程度の発電能力があれば十分であり、且つ、小型、軽量化を実現するために、二次電池24は10Ah程度であればよいが、実際には、太陽電池パネル2の発電能力を12W0.75A程度のものとし、且つ、二次電池24は12V(7〜12Ah)を使用した。以下、消費される電力を概算して説明する。
常時接続してあるPLC25は待機時(スタンバイ時)は約0.01A(14mA以下)であり、充電器も0.001(1mA)以下である。従って、これらを24時間稼動したとしても0.4Ah(400mAh)程度である。一方、20Wの照明を0.5時間点燈したとしても1.6Ahであり、その他デジタル・カメラ4、センサ6(パッシブセンサ)、フラッシュ4a、警報器8等を最長0.5時間稼動したとしても0.5Ahであるので、全体で2.1Ahとなる。よって、無日照日を3〜4日と考えると6〜8Ahの電池があれば対応できるのでこの条件を考慮して12V(7〜12Ah)の二次電池を用い、太陽電池を12W、0.75Aのものを使用した。
因みに、日本において、太陽光の発電が可能な時間は平均約4時間であるので、この間に二次電池24に効率よく電力を貯えなければならない。即ち、地域により、例えば、北日本、裏日本、南日本、表日本などの地理的条件の違い、及び、曇天、雨天、雪等の条件で二次電池に貯まる電力は大きく異なるものであるが、不法投棄、盗難等の犯罪行為は主に夜間行われるので、これに備えた容量の電源を用いなければならない。特に、照明は、電力を一番消費するので撮影時のみ使用するようにするなど、電力の消費は極力節約する。
図2は、本考案の簡易監視装置10の電気的動作を説明する説明図である。
先ず、太陽電池パネル2により発電された電力は、充電器23を介して二次電池24に充電される。この充電器23は、スーパーキャパシタ23aを内臓した充電回路23bを備えて構成されている。即ち、スーパーキャパシタを用いた充電方式により効率のよい充電ができているので電源を小型化したり、長時間システムを運用したりするのに役立っている。
そして、PLC25への電源は、ブレーカ15を介して供給され、PLC25により設定された監視時間の間センサ6に導線30を介して電気を供給する。センサ6の感知範囲に人や車が入って来たときは、センサ6が発報し、導線36を通じてパルスを送り、PLC25の入力側にセンサ6が作動したことを報せる。センサ6の発報信号は誤動作する場合も考慮し、例えば発報信号パルス3回目までは無視し、4回目のパルスで初めてPLC25をオン(起動させる)こともできるし、最初の発報から3〜10秒迄は無視し、その後の発報で初めてオン(起動信号)として認識するように設定してもよい。PLC25が発報信号を認知すると、導線31に12V電圧を供給する。
これにより、デジタル・カメラ4、照明7、警報器8、フラッシュライト9、等に電力を供給し、各機器を作動させている。ディジカメの供給電圧は夫々のメーカによって異なるが、DC−DCコンバータ28により、動作電圧を供給している。使用例としては、7.3Vの電圧を供給した。デジタル・カメラ4の電源スイッチはオンのポジションのままにしてあり、電源の立ち上げは、PLC25のオン、オフによってそのままデジタル・カメラ4の電源供給のオン、オフを行っている。PLC25の出力としてはこの他にデジタル・カメラ4のシャッターを押すための出力を2本持ち、導線32は焦点合わせのため、導線33はシャッタースイッチを起動させる為で、この場合には、リモコン22の基板に接続されているプッシュスイッチによる短絡と同等の接点の短絡を行っている。
使用した方式ではこの短絡により抵抗値が変わり、デジタル・カメラ4に接続されている導線35により信号が伝送されるようになっている。言い換えると、デジタル・カメラ4側からみると、導線35の先に接続されている抵抗値が、焦点合わせの動作とシャッター動作により変化することにより、自動的に焦点(ピント)合わせとシャッターが切られることになっている。一旦ピントが合った所でシャッターを連続して数回動作させ、数枚の写真を撮影するようにしている。実際には3〜5枚の連続写真を撮れるようにした。この一連の動作を終了した後、PLCの出力電源を切り、12Vの電圧供給を止め、またセンサーの稼動を待つようにしている。
人や車が同一場所にいた場合、センサがすぐに再起動し、同様の動作を繰り返す恐れがあるので、次の発報をある時間停止する(待ち時間)ようにPLCにプログラムしてある。従って例えば5分とか10分とかの間にセンサからの発報信号があってもPLCは受けつけず、この間の発報信号を無視するようにしている。この時間を経由した後再びセンサが警戒態勢に入るようにする。
デジタル・カメラ4の撮影枚数、発報後の待ち時間等はPLC25の設定の仕方で自由に変えられるようにしてある。この設定を行うのはエンコーダ26の操作で導線37を用いて変更ができるようにしている。デジタル・カメラ4に同期するフラッシュ4aについては外部フラッシュ4aをデジタル・カメラ4と連動させるようにする。
以上、説明したように、本考案の簡易監視装置10は、AC電源が得られないような場所でも日中太陽電池により発電された電力を、瞬間的でパワーを吸収するパワー密度の高いスーパーキャパシタに蓄え、効率のよい充電方式を用い、パワー密度は小さいがエネルギー密度の大きい二次電池に充電を行う方式である。このため変動する自然エネルギーも無駄なく蓄えられ、この結果入力パワー密度が高いスーパーキャパシターにより多くの電流を蓄積し、結果的により多くの電力を二次電池に貯えておくことができるものである。コストを節約するため太陽電池や二次電池は極力小型に構成し、消費電力を節約するために機器のシーケンス制御を行うPLCと昼間充電を行う漏洩電流の少ない充電回路のみ動作させるようにし、消費電流の大きな照明、カメラセンサ、警報器等も特定の監視時間にしぼって稼動させるようなシステム構成として省電力を図ることができる。
主に不法投棄、農作物の盗難、建設車両の盗難、二輪車の盗難、資材置場の資材の盗難、違法駐車、車上荒し、等の防止や、犯罪者の確定を行う目的に使用できる。
(a)は、本考案の簡易監視装置を示した概略図である。(b)は、ボックス内に収納された電子部品を説明する説明図である。 本考案の簡易監視装置の構成を説明する説明図である。
符号の説明
1 鋼管柱
2 太陽電池パネル
3 カメラハウジング
4 デジタル・カメラ
5 ボックス
6 センサ
7 照明
8 警報器
9 フラッシュライト
10 簡易監視装置
11 U字管
22 リモコン
23 充電器
24 二次電池
25 PLC
25a ディスプレイ
26 エンコーダ
27 端子板
28 DC−DCコンバータ
30〜37 導線

Claims (8)

  1. 監視空間の変化を検出するセンサと、メモリ機能付きデジタル・カメラと、前記センサおよび前記デジタル・カメラの操作を制御するコントロールユニットと、太陽電池パネルと、該太陽電池パネルで発電した電気を貯える電源ユニットとを備え、自動的に前記監視空間の映像を記録するようにしたことを特徴とする簡易監視装置。
  2. 電源ユニットは、スーパーキャパシタを有する充電器を備えていることを特徴とする請求項1に記載の簡易監視装置。
  3. 前記センサは、前記コントロールユニットにより制御され、撮影が必要な時間帯にのみ稼動し発報映像記録するようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の簡易監視装置。
  4. 前記デジタル・カメラは、USBケーブルで接続されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の簡易監視装置。
  5. 前記デジタル・カメラは、前記コントロールユニットにより制御されるリモコンで操作されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の簡易監視装置。
  6. 前記デジタル・カメラが撮影する枚数は、前記コントロールユニットで変更されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の簡易監視装置。
  7. 前記撮影する枚数が選択できるように、前記コントロールユニットの設定を変更するエンコーダが設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の簡易監視装置。
  8. 前記コントロールユニットは、PLCまたはシーケンサーまたはCPUで制御されるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の簡易監視装置。
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JP2011023860A (ja) * 2009-07-14 2011-02-03 Fujita Corp 監視装置
WO2015019394A1 (ja) * 2013-08-05 2015-02-12 富士通株式会社 電子装置

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