JP4928099B2 - バッテリパック、モバイル機器およびバッテリパックの充電方法 - Google Patents

バッテリパック、モバイル機器およびバッテリパックの充電方法 Download PDF

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Description

本発明は、携帯型の音楽機器やPDA等のいわゆるモバイル機器に用いられる電源に関するものであり、更に詳しくは、リチウムイオン電池を備えた急速充電対応のバッテリパックとそれを備えたモバイル機器、およびそのバッテリパックの充電方法に関するものである。
近年、携帯電話や携帯音楽再生機器、PDA等のモバイル機器では、機器の使用時間や再生時間の長時間化が競われており、それがセールスポイントの一つとなっている。このような長時間化を実現する為には、機器の消費電力の低減化を進めると共に、機器に内蔵される二次電池の高容量化も進めていく必要がある。更に、このような長時間化は、機器の小型軽量化が求められている中で行なわれており、回路ではSOC(システムオンチップ)の為のLSI化や回路動作電圧の低電圧化により消費電力を削減すると共に、二次電池では軽量で高容量であるリチウムイオン電池の採用や、その電極材料の改良による更なる高容量化が進められている。
そのような状況において、モバイル機器の携帯性も重要なポイントであり、この点を配慮した二次電池の充電方法の一例として、パーソナルコンピュータ(以下PCと略する)のUSB(ユニバーサル シリアル バス)接続端子を利用する提案がなされている(特許文献1)。特許文献1では、携帯電話等のモバイル機器をPCに繋いでデータ通信等を行なわせる構成において、PCを充電の為の給電元として利用し、PCのUSB(ユニバーサル シリアル バス)端子とモバイル機器の接続ポートを、充電手段を備えたケーブルで繋ぎ、モバイル機器に内蔵された二次電池の充電を行なうことができる。
また、ユーザーが使用条件によって充電方式を選択できるようにした提案もあり(特許文献2)、専用充電器による充電と、電子機器に内蔵された充電回路による充電とを、ユーザーの都合により使い分けできるようにしたものである。
特開2000−339067号公報 特開2003−189481号公報
ところで、上記のような高容量の二次電池を採用し、機器の作動時間の長時間化を図ることは、同時に、充電に要する充電時間も長くなるということを意味する。すなわち、同一出力容量の充電器で充電を行なう場合、二次電池の容量が大きくなるに従い、充電時間も長くなってくる。モバイル機器においては、携帯性が最優先されるため、充電器の出力容量の増大は望めず、早いもので2時間、遅いもので8時間の充電時間を要するものが大半である。しかしながら、充電時間の短縮化、急速充電への対応の要求は大きく、二次電池自体、あるいは、その使いこなしであるバッテリパックや充電方法の双方で対応が検討されてきている。
二次電池自体への対応としては、近年、急速充電対応のリチウムイオン電池の開発が進められており、特許文献3によれば、リチウムチタン酸化物を使う等により急速充電や高出力放電に対応し、2Ah程度の容量で5C程度の高出力充放電を繰り返し、1000サイクル以上の性能を確認したことが記載されている。また、時間率で60C以上の充電電流による急速充電に対応するリチウムイオン電池に関する発表もなされている(非特許文献1)。
特開2005−123183号公報 「1分間で充電可能な新型の充電式電池を開発」、[平成17年7月21日検索]、インターネット、<URL:http://www.toshiba.co.jp/about/press/2005_03/pr_j2901.htm>
このように、電池自体の急速充電や高出力放電に対しての対応の検討がなされ、発表されてきているが、その様な電池をモバイル機器に利用し、使いこなす際のバッテリパックや充電方法に対しては十分な配慮がなされていない。
上記のような状況下において、モバイル機器の携帯性を考慮した前記特許文献1および2に記載の充電方式では、以下の問題を生じることになる。充電に際し、PCのUSB端子を利用する特許文献1の方式では、USB端子の給電能力が高くないため、急速充電に対応することができない。すなわち、USB端子は100mAを一単位として、通常、500mAを限度として給電が設定されており、その為、無制限に充電能力を高めることが出来ず、充電時間の短縮化が困難である。
また、特許文献2の方式では、専用充電器として、急速充電可能な充電回路を設定することもできるが、モバイル機器に搭載される二次電池として一般化しつつあるリチウムイオン電池の場合は、電池内部に引火性の高い有機電解液を有しているため、過放電、過充電、過電流等に対する仕様が厳しく定められており、急速充電可能な電池として知られているアルカリ蓄電池の充電回路をそのまま適用することはできない。
リチウムイオン電池を充電する場合、まず、一定の電流値で充電を行う定電流充電(CC充電)を行い、電池電圧が設定電圧(例えば、4.2V)に達した後は、その設定電圧を保つよう、一定電圧で充電を行う定電圧充電(CV充電)に切り替えて充電を行うのが一般的である。すなわち、決して、電池が一定電圧以上にならないよう充電が行なわれる。特に、リチウムイオン電池を使用して電池パックを構成する場合、過放電や過充電に対する保護を行なう為、保護回路を備えた構成とされるが、前記特許文献1および2に記載の充電方式では、そのような保護回路を備えた電池パックの急速充電にはとうてい対応できない。
従来、保護回路付きの電池パックでは、電池容量に対して、それに応じた過大電流の阻止機能等を搭載し、充電もそれに応じて制限されているが、急速充電に対応するためには、上記過大電流の設定値を、通常の充電に比べて数倍以上に引き上げる必要があり、そのような保護回路の設計変更に対応して充放電を行なわせる必要がある。
また、急速充電により充電されたとしても、放電は、1時間率(1C)程度で使用される場合も多く、充電電流値に合わせた保護回路構成をとる場合は、放電に対しては過大な仕様となるため、充電と放電の電流値を考慮した保護回路構成をとるのが望ましい。
従って、本発明は、上記問題点を解決し、急速充電に対応できる能力を有する電池を使いこなすべき周辺機器を開発し、その能力を充分に発揮させることを目的としてなされたものである。
本発明のバッテリパックは、リチウムイオン電池のように充電可能な電池と、前記電池への過大電流に対する保護回路とを備えたバッテリパックであって、前記電池に対して、通常充電が可能な充放電経路および前記充放電経路に接続された接触端子と、急速充電が可能な充電電流経路および前記充電電流経路に接続された接触端子とを備え、かつ、前記保護回路は、前記通常充電が可能な充放電経路に対して設けられており、さらに、前記急速充電が可能な充電電流経路とは異なる電圧検出経路が設けられており、急速充電時に、前記電圧検出経路を用いて前記電池の電圧検出を可能としたことを特徴とする。
また、本発明のモバイル機器は、前記バッテリパックを備えたモバイル機器であって、前記急速充電が可能な充電電流経路と接続され、前記充電電流経路に充電電流を供給するための外部電流端子と、前記電圧検出経路と接続され、急速充電時に前記電池の電圧を検出することのできる外部電圧端子とを備えたことを特徴とする。
なお、本発明において、通常充電は、電池に対する充電電流が0.5C〜3C程度の定電流充電を含む充電(例えば、定電流−定電圧充電)のことを指し、急速充電は、これよりも大きな充電電流(例えば、5C〜20C程度)の定電流充電を含む充電ことを指す。
本発明によれば、通常充電および急速充電のいずれにも対応した電池パックおよびそれを内蔵したモバイル機器を構成することができ、充電時間の短縮化と、充電効率の向上を実現することができる。特に、急速充電での充電電流経路とは別に電圧検出経路を設けることにより、電池電圧検出における充電電流の影響が少なくなるため、充電制御の精度を向上させることができる。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる電池パックの構成を示す回路構成図である。同図において、1はバッテリパック(A)、101はリチウムイオン電池であり、特に急速充電対応の電池である。102はバッテリ保護回路であり、ここでは、通常の充放電を想定し、例えば1C放電率の電流等に対応した1C対応バッテリ保護とする。103は保護の為のSW用FET、104は保護の為のPTC、105はバッテリ温度監視の為のサーミスタである。更に、111はパックの外部端子が短絡した場合などに対する保護の為のダイオード、112はバッテリ充電等で電池101の電圧を検出する為に外部に電圧を伝達する端子の間に挿入した保護の為の抵抗(RS+)である。121は電池101の+側の電圧を検出する為のS+端子、122は充放電電流が流れる電池101の正極側のB+端子、123はサーミスタ105の一端を出力するTH端子、124は1C対応バッテリ保護102の保護を受けて電池101の−側の充放電を行なう為のB−端子、125は電池101の急速充電用の充電電流を流す為のC−端子である。
本例では、1C対応の充放電電流はB+端子122とB−端子124を通じて流れ、この端子は通常のモバイル機器の動作による放電、通常充電器による充電に使用する。急速充電はB+端子122とC−端子125を通じて行なう。その場合、電池101の両端の電圧は、S+端子121とB−端子124を通じて電圧検出を行なうことにより、充電経路の接触状態に無関係に正確な電池電圧検出が可能となり、大電流を伴ったCCCV充電(定電流−定電圧充電)でも、電池101の充電容量を十分確保できる充電制御状態に維持できる。
大電流を必要としない通常充電では、電流が少なく接触部の電圧低下も殆どないので、B+端子122とB−端子124の両端電圧を検出すれば、CCCV充電の制御精度を保つことができるので、通常充電はB+端子122とB−端子124を使用して行なうことが出来る。なお、上記通常充電の例として1時間率(1C)の電流値を記載したが、使用する機器や目的により適宜変更することが可能である。
一方、急速充電に対応しない従来の充電方法を以下に記載する。従来汎用のバッテリパック(C)を図16に示し、これを汎用の充電IC(例えば、MAXIM社製:MAX8808)と組み合わせた回路構成図を図17に示す。なお、図17は、上記MAX8808のデータシート中に記載されているアプリケーション例を元にして作成した回路構成図であり、IC動作等の詳細な説明は省略した。
図17において、59はAC−DCアダプタ、29はモバイル機器、3は充電IC、49はモバイル機器の中の機器回路であり充電制御等も行なう。16はバッテリパックであり従来の1C放電等を想定した入出力仕様を有するものとする。本構成では、AC−DCアダプタ59から充電IC3を通じてバッテリパック16に充電され、その制御は機器回路49によりAC−DCアダプタ59からの電源供給が実施されていることを示すACOK信号の入力に基づき、充電IC3を動作させるEN信号を出力することによりバッテリパック16を充電する。AC−DCアダプタ59からの給電の代りに、USBケーブルからの給電を使用すれば、モバイル機器に適した充電システムとなる。しかし、この構成において、バッテリパック16を急速充電に対応させようとした場合、大電流を流す経路がなく、急速充電を行なうことは非常に困難である。
これに対し、図1で示したバッテリパック(A)をモバイル機器の中に装着し、従来の充電方法による充電も可能としつつ、急速充電に対応したシステム構成の実施例を図2に示す。同図において、5は急速充電対応クレードルであり、この上にモバイル機器を載せた場合、モバイル機器の急速充電が可能となる。501はUSBケーブルであり、これを電力供給源としてもバッテリパック(A1)を充電できる構成としているが、この動作自体は図17を用いた従来例で概略を説明したので省略する。
6は急速充電器、601は急速充電対応AC−DCアダプタであり、急速充電に必要な電力を急速充電器6に供給する。2はモバイル機器、3は充電IC,4はモバイル機器内の機器回路である。211は機器保護ダイオードDCAであり、バッテリパック(A1)のB+端子が外部に出力されているので、その短絡保護を行なう。
以上、モバイル機器2や急速充電対応クレードル5等の構成の実施例を示したが、この構成における充電動作を、急速充電器6の構成例を示すことにより説明する。図3は、この構成における急速充電器6の一実施例であり、611は急速充電におけるCC充電を行なう電流源、612は急速充電に於けるCV充電を行なう電圧源、613はこれらを切り替えるSW、614はバッテリの状態を検出することによりSW613を切り替える電圧検出切替えの手段である。621は充電を行なう為の正極側の端子であるC+端子、622は+側の電圧検出の為のS+端子、623は−側の電圧検出の為のS−端子、624は充電を行なう為の負極側の端子であるC−端子である。電圧検出切替え614は、S+端子622とS−端子623の電圧を検出し、SW613を切り替えることにより、急速充電対応のCCCV充電制御を行なう。
なお、電圧検出切替え614は、電池電圧が殆ど無い場合は、充電を禁止する0V充電禁止機能を備えるものとし、これを利用することにより充電制御を行なうことが出来る。
なお、このような充電制御自体は、必要に応じ検出や制御の端子を増設すればよいことは言うまでも無いが、本発明の説明では、出来るだけ端子数の増加を抑えつつ制御を行なうことを想定しており、それに沿った実施例を示すものとしている。
0V充電禁止機能の充電制御への利用方法例を以下説明する。ここで、例えば、機器回路4のRCD端子の入力電圧を検出することにより、急速充電器6のC+端子621からの充電出力が無いことを検出した場合や、或いは、バッテリパック(A)の電圧を監視していて、バッテリ充電を行なう必要が無いことが判明した場合等において、バッテリパックのS+端子622の電圧をRCE端子の電流引き込みにより低下させることにより、0V充電禁止機能を働かせ、急速充電器6の充電動作を停止させることが出来る。
この場合、S+端子622には抵抗RS+112が挿入されている為、先に述べた電流引き込みを行なうことによりS+端子121の電圧を低下させることが出来る。以上説明したように、このような構成により、別途制御端子を設けることなく、急速充電の制御をモバイル機器6の側から行なうことが可能となる。
なお、上記構成に於いて、バッテリパック(A1)からモバイル機器2の外部端子までの接続状況を抽出し、回路図のバッテリからの接続の要点を示す回路構成図を図4に示し、かつ、モバイル機器の外部端子が短絡した場合の回路挙動の状況を表1に示した。すなわち、表1は、各々の外部端子間で短絡が生じた際の挙動を示したものである。





































Figure 0004928099
図4における回路の構成要素は、図1、図2に示したものと同一である。なお、表1から分かるように、外部短絡による過大電流、過放電等の現象は発生しないので、安全を確保し、且つ、モバイル機器の急速充電が可能である。
また、電池端子電圧を検出しつつ充電を行なう、いわゆる4端子構成の充電制御が行なえるため、正確なCCCV充電制御が可能であり、従来法に比べ充電時間の短縮化が可能である。
Figure 0004928099
次に、バッテリパック(A1)自体の外部短絡等に対する安全確認をチェックした表を表2に示す。回路図自体は、既に図1に示しているので再度の図示は行なわない。表2から判明するように、バッテリパック自体の外部端子の短絡でも過大電流、過放電は発生せず、安全なバッテリパックとなっている。ただし、1C対応バッテリ保護102で保護されている1C充放電に対応した過大電流は許容する構成であるので、1C対応の電源供給を必要とするモバイル機器に対しては、十分なバッテリパックの電流出力容量を確保している。
このように、保護の詳細を表1および表2に示したが、図1および図2の構成により、バッテリパックやモバイル機器は外部短絡や徐々に放電する準短絡等から保護されており、専用のクレードルを利用した急速充電とUSBからの通常充電の双方に対応した急速充電対応電池パックと充電方法を安全に実現できることがわかる。
更に、別の実施形態等を、図や表により以下に示す。なお、詳細な動作説明等は、図1〜図3の動作の説明と同様である為、適宜省略する。
図5に、本発明の別の実施形態にかかるシステム構成の例を示し、以下説明する。本例は、モバイル機器の中の機器保護ダイオード(DCA)211を省略し、低コスト化を図ったものである。図中の構成要素は図2で示した同一番号の構成要素と同一である。本例では機器保護ダイオードを削除した為、1C対応の電源供給路がモバイル機器の端子に表れるが、保護回路により過大電流等からは保護されているので、安全性は確保されている。バッテリの接続状況を図6に示し、その場合の短絡等に対する挙動の説明を表3で行った。
Figure 0004928099
次に、本発明の、別の実施の形態にかかるシステム構成の例を図7に示し、以下説明する。本例は、グランドを共通としてS+端子の接続を無くすことにより、配線数を削減した例である。図中の構成要素において、図2の構成要素と同一番号を有する構成要素は、図2の構成要素と同一作用を有する。615はスイッチ、616はアダプタ検出切替えの手段である。この検出切替えにより、USB501の電源供給を検出し、供給を検出した場合にスイッチ611をオフとし、USBの電源供給ラインを停止させ、このグランド端子に充電電流が流れるのを禁止する。このように構成すれば、電圧検出の動作を、グランドラインを通じてS/N良く行なうことが可能となり、配線を削減できる。
次に、本発明の、別の実施の形態にかかるバッテリパックの回路構成図を、バッテリパック(B)として図8に示した。同図において、126はC+端子であり、これを通じて急速充電電流を流入させる。113で示すパック保護ダイオード(DPB)を、C+端子126と電池101の+側に接続している。図中の構成要素において、図1の構成要素と同一番号を有する構成要素は、同一作用を有する構成要素である。
本例では、122のB+端子と125のC−端子間に、106で示すヒューズ(F)を挿入し、バッテリパックの短絡保護を行なっている。ただし、このヒューズ(F)106は必ずしも必要ではなく、バッテリパックが外部に取り出しにくくなる場合は、このヒューズ(F)106を設けなくてもよい。
このようなバッテリパックを搭載したモバイル機器の構成を、システム構成(B)として、図9に示し、以下説明する。同図において、212は機器保護ダイオード(DCB)、213は保護抵抗(RCB)であり、また、図2の構成要素と同一番号を有する構成要素は、同一作用を有する構成要素である。
このシステム構成(B)に於いて、モバイル機器の外部端子が短絡した場合の保護状況を説明する為に、回路接続状況を示す回路構成図を図10に示し、その場合の短絡挙動を説明する表を表4に示す。詳細は表4に示しているので省略するが、図8に示したような、電池の+側にパック保護ダイオード113を接続した場合でも、急速充電が可能であり、且つ、安全性にも配慮した構成を実現できる。
Figure 0004928099
なお、バッテリパック単独でバッテリ外部端子を短絡させた場合の安全状況を表5に示す。この場合、説明に示したように、過放電の問題点が生ずる為、バッテリ単独取り扱いには注意が必要であるが、モバイル機器に組み込んだ場合はこの問題は回避されるので、実用上全く問題の無いシステム構成となる。
Figure 0004928099
なお、図8のバッテリパック(B)を単独で扱う場合、ヒューズ(F)106を使用しても過放電に至る場合があり、単独での仕様には注意を要することを述べたが、ヒューズの代わりに保護ダイオードを挿入した例を、図11のバッテリパック(B2)に示す。同図において、114はパック保護ダイオード(DPB2)である。なお、同図の他の構成要素において、図8に示した構成要素と同一番号を有する構成要素素は、同一作用を有する構成要素である。このパック保護ダイオード114を設けることにより、B+端子122とC−端子125とを通じた放電の経路が無くなり、過放電から保護される。
なお、このような構成でC+端子のパック保護ダイオード113を削除しても、同様な安全な電池パックを構成できるが、それを図12のバッテリパック(B3)に示す。しかし、これは、図1で示したバッテリパックと基本的には同じであり、詳細説明は省略する。
次に、本発明の別の実施形態にかかるバッテリパックの回路構成図を図13に示し、以下説明する。本例は、リチウムイオン電池に保護ダイオード等を挿入せず、単なる配線を追加して、電流端子、電圧端子として、4端子の出力端子を設けた実施例である。
同図に示す構成要素に於いて、図1で示した構成図の構成要素と同一番号を有する構成要素は、同一作用を有する構成要素である。
このバッテリパック(B4)15を使用した場合のモバイル機器等の構成方法を図14に示す。同図中に於いて、15はバッテリパック(B4)であり、図9で示す構成要素と同一番号を有する構成要素は、同一機能を有する構成要素である。なお、このバッテリパック(B4)を使用した部分が図9と異なっている。
このシステム構成に於けるモバイル機器の外部端子の短絡に対する挙動を説明する為、短絡に関係する部分のみを抜き出して示した回路構成図を図15に示す。同図中の構成要素に於いて、図10に示した構成要素と同一番号を有する構成要素は、同一機能を有する構成要素である。この構成図を元に、短絡の挙動を記述した表を表6に示す。





























Figure 0004928099
同表に示す通り、外部短絡に対して、1C対応バッテリ保護で遮断されるまでの大きな電流は流れるが、過放電等に対する安全性は確保されている。詳細な動作等は前述の例と同様であり、省略する。
なお、バッテリパック(B4)自体の短絡に対する挙動を纏めた表を表7に示す。同表に示すように、電流を制限するものが無い経路があり、バッテリの短絡の状況が発生するので、パック単独でのユーザーの取り扱いは危険性を伴うが、モバイル機器に組み込む場合には過放電等の安全性は確保されている。









Figure 0004928099
なお、図15からも分かるように、モバイル機器2のC+の端子は、直接、電池101の+側に接続されており、モバイル機器2のC+端子とS−端子が短絡した場合、1C対応バッテリ保護102で保護されているとはいえ、大きな電流が流れる。従って、このようなことを防ぐ為には、バッテリパック(B4)12のS+とモバイル機器2のC+との間に、図2で示すような機器保護ダイオード(DCA)211を挿入すればよいことは言うまでも無い。
以上述べた例は、急速充電時に用いる充電電流経路と電圧検出経路とを、完全に分離するか、あるいは、前記電圧検出経路を、電池に近い位置で前記充電電流経路から分離させ、急速充電の電流による電池電圧検出への影響を極力少なくしようとしたものである。一方、例えば図13に示すバッテリパック(B4)において、電池101からB+端子122に繋がる経路と、C+端子126に繋がる経路との分岐が、B+端子122あるいはC+端子126に近い位置であったとしても、上記例に比べ多少精度は劣るものの、実用的な精度の確保は可能であり、本発明はこのような構成も含み得る。
上記バッテリパックの作製および動作確認について、以下に実施例を示し、より具体的に説明する。
(実施例)
急速充電に対応できるリチウムイオン電池を以下のようにして作製した。
<電池の作製>
正極の作製:
活物質であるLiCoO:95質量部に、導電助剤であるケッチェンブラック:3質
量部、および結着剤であるPVDF:2質量部を加え、N−メチルピロリドン(NMP)に分散させて正極合剤含有ペーストを調製し、これを12μmの厚みのアルミニウム箔(集電体)表面に塗布し、乾燥させることにより活物質含有層を形成した。その後、72μmの厚みにプレスした後、スリットして、この場合は厚み4mm、幅34mm、高さ50mmの角形電池(463450タイプ)の中に入るべく幅43mmにし、長さを調整した正極を得た。正極合剤含有ペーストの塗布量は、活物質含有量形成後の電気容量(単位面積当たりの放電容量)が1.4mAh/cmとなるように調整した。更に、正極活物質には、粒子径が、D50=6μmの活物質を使用した。集電タブについては、幅3mm、厚み0.1mmのアルミニウムリボンを電極に超音波溶接して、正極リード部分との接続を行った。
負極の作製:
活物質である黒鉛:96質量部に、結着剤であるPVDF:4部を加え、NMPに分散させて負極合剤含有ペーストを調製し、これを厚み6μmの銅箔(集電体)表面に塗布し、乾燥させることにより所定電気量の活物質含有層を形成した。その後、72μmの厚みにプレスした後、スリットして、幅44mm、長さを正極同様調整した負極を得た。負極合剤含有ペーストの塗布量は、活物質含有量形成後の電気容量(単位面積当たりの放電容量)が1.4mAh/cmとなるように調整した。更に、負極活物質には、平均粒子径(D50)が12μmのものを使用した。負極タブには幅3mm、厚み0.1mmの銅リボンを、負極に超音波溶接しタブと負極リード端子の間も超音波溶接した。
電池組み立て:
セパレータに、厚み20μmのポリエチレン製微孔性フィルムを、幅46mmにスリットして用い、正極と負極とをこのセパレータを介して重ね合わせ、渦巻状に巻回して巻回電極体を得た。これを、アルミ製の外装缶(電池容器)に挿入し、電解液を2.3ml注入し、封止して、厚み4mm、幅34mm、高さ50mmの463450タイプ(電池体積が約7.8cm)の非水電解質二次電池を得た。なお、電解液には、エチレンカーボネートとメチルエチルカーボネートの体積比が1:2の混合溶媒に、LiPFを1mol/lの濃度で溶解させた溶液を用いた。
こうして作製した463450タイプのリチウムイオン電池を、図1に示すバッテリパック(A)の電池として用い、20℃で、定電流−定電圧充電(定電流:1C(700mA)、定電圧:4.2V、総充電時間:3時間)を行い、1C(700mA)の定電流で終止電圧を3Vとして放電した際の放電容量を測定した結果、700mAhが得られた。
<急速充電性能>
次に、上記定電流−定電圧充電において、定電流充電での電流値を10C(7A)とし、総充電時間を6分間に変更した条件で、上記バッテリパックに対して急速充電を行い、1C(700mA)の定電流で終止電圧を3Vとして放電した際の放電容量を測定した結果、630mAhの放電容量が得られた。従って、本発明のバッテリパックの充電効率〔10C充電での容量/1C充電での容量〕は90%であり、急速充電において、効率の高い充電を行うことのできるバッテリパックを構成することができた。
(比較例)
上記実施例で作製したリチウムイオン電池を、図16に示すバッテリパックの電池として用い、バッテリパック(C)を構成した。このバッテリパックに対し、上記実施例と同じ急速充電を行おうとしたが、過電流保護機能のため、充電できなかった。
本発明にかかるバッテリパックの構成方法の一例を示す回路構成図である。 本発明にかかる充電方法等の一例を示す回路構成図である。 本発明にかかる急速充電回路の構成方法等の一例を示す回路構成図である。 本発明にかかるモバイル機器の外部短絡等に対する安全性を説明する為の回路構成図である。 本発明にかかる充電方法等の一例を示す回路構成図である。 本発明にかかるモバイル機器の外部短絡等に対する安全性を説明する為の回路構成図である。 本発明にかかる充電方法等の一例を説明する為の構成例を説明する回路構成図である。 本発明にかかるバッテリパックの構成方法の一例を示す回路構成図である。 本発明にかかる充電方法等の一例を示す回路構成図である。 本発明にかかるモバイル機器の外部短絡等に対する安全性を説明する為の回路構成図である。 本発明にかかるバッテリパックの構成方法の一例を示す回路構成図である。 本発明にかかるバッテリパックの構成方法の一例を示す回路構成図である。 本発明にかかるバッテリパックの構成方法の一例を示す回路構成図である。 本発明にかかる充電方法等の一例を示す回路構成図である。 本発明にかかるバッテリパックの構成方法の一例を示す回路構成図である。 従来のバッテリパックの構成方法の一例を示す回路構成図である。 従来のバッテリパックの充電方法等の一例を示す回路構成図である。
符号の説明
1 バッテリパック−A
12 バッテリパック−B
13 バッテリパック−B2
14 バッテリパック−B3
15 バッテリパック−B4
16 バッテリパック−C
101 リチウムイオン電池
102 1C対応バッテリ保護
103 FET
104 PTC
105 サーミスタ
106 ヒューズF
111 パック保護ダイオードDPA
112 抵抗RS+
113 パック保護ダイオードDPB
114 パック保護ダイオードDPB2
121 S+端子
122 B+端子
123 TH端子
124 B−端子
125 C−端子
126 C+端子
2 モバイル機器
211 機器保護ダイオードDCA
212 機器保護ダイオードDCB
213 RCB
214 RCC
215 スイッチC
216 RCD
3 充電IC
4 機器回路
5 急速充電対応クレードル
501 USB
6 急速充電器
601 急速充電対応AC−DCアダプタ
611 電流源
612 電圧源
613 SW
614 電圧検出切替え
615 スイッチ
616 アダプタ検出切替え
617 スイッチB
621 C+
622 S+
623 S−
624 C−

Claims (4)

  1. 充電可能な電池と、前記電池への過大電流に対する保護回路とを備えたバッテリパックであって、
    前記電池に対して、通常充電が可能な充放電経路および前記充放電経路に接続された接触端子と、急速充電が可能な充電電流経路および前記充電電流経路に接続された接触端子とを備え、かつ、前記保護回路は、前記通常充電が可能な充放電経路に対して設けられており、
    さらに、前記急速充電が可能な充電電流経路とは異なる電圧検出経路が設けられており、
    急速充電時に、前記電圧検出経路を用いて前記電池の電圧検出を可能としたことを特徴とするバッテリパック。
  2. 前記急速充電が可能な充電電流経路に、外部短絡保護手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のバッテリパック。
  3. 前記電圧検出経路として、前記通常充電が可能な充放電経路を利用る請求項1または2に記載のバッテリパック。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のバッテリパックを備えたモバイル機器であって、前記急速充電が可能な充電電流経路と接続され、前記充電電流経路に充電電流を供給するための外部電流端子と、前記電圧検出経路と接続され、急速充電時に前記電池の電圧を検出することのできる外部電圧端子とを備えたモバイル機器。
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