JP4927498B2 - 車両用空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空調ケース内に冷風と温風を混合するエアミックスチャンバーを介して分岐されるリアベント吹き出し通路とフット吹き出し通路を備えた車両用空気調和装置に関する。
従来、車両用空気調和装置において、空調ケース内に形成されたリアベント吹き出し通路とフット吹き出し通路のそれぞれに、独立にドア開度を制御するリアベントドアとフットドアを設定したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、車両用空気調和装置において、空調ケース内に形成されたリアベント吹き出し通路にはドアを設定していなく、フット吹き出し通路のみにフットドアを設定したものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平6−92135号公報 特開平9−267620号公報
しかしながら、特許文献1に記載された車両用空気調和装置にあっては、リアベント吹き出し通路とフット吹き出し通路のそれぞれに、独立にドア開度を制御するリアベントドアとフットドアを設定する構成であるため、それぞれのドアに専用のドアリンクを設ける必要があり、高コストになると共にスペース効率が悪化する、という問題があった。
また、特許文献2に記載された車両用空気調和装置にあっては、フット吹き出し通路のみにフットドアを設定する構成であるため、空調ユニット内に冷風と温風を混合するエアミックスチャンバーを介して分岐されるリアベント吹き出し通路とフット吹き出し通路を備える場合、フット吹き出し配風とリアベント吹き出し配風を共に行うバイレベルモード選択時やデフ/フットモード選択時には、フット吹き出し配風量が不足してしまう、という問題があった。
すなわち、エアミックスチャンバーを介して複数の吹き出し通路へ分岐する場合、各吹き出し通路への配風量は通路抵抗により決まることになる。これに対し、通路の曲がりが複雑になるフット吹き出し通路の方が、通路の曲がりが単純なリアベント吹き出し通路よりも通路抵抗が高くなるため、フットドアを全開にしても、通路抵抗が低いリアベント吹き出し通路への配風量が多くなり、その結果、相対的にフット吹き出し配風量が不足してしまう。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、コスト的にもスペース効率的にも有利としながら、フット吹き出し配風とリアベント吹き出し配風を行うモードの選択時、フット吹き出し配風量が不足することのない適正な配風量に調整することができる車両用空気調和装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、空調ケース内に上流の送風機側から下流側に向かって順に、冷房用熱交換器、エアミックスドア、暖房用熱交換器、を配置すると共に、冷風と温風を混合するエアミックスチャンバーを介して分岐されるリアベント吹き出し通路とフット吹き出し通路を備えた車両用空気調和装置において、
前記リアベント吹き出し通路に、前記エアミックスチャンバーからの配風量を調整する配風量調整ブレードを設け、
前記フット吹き出し通路に、選択モードに応じてドア開度が制御されるフットドアを設け、
前記配風量調整ブレードは、前記フットドアのドア開閉動作に連動するブレードであり、前記フットドアのドア開度が大きいほど前記リアベント吹き出し通路への配風量を制限し
前記エアミックスチャンバーからの縦上向きの風向きを延長する位置に開口したフロントベント吹き出し口にフロントベントドアを設定し、
前記エアミックスチャンバーからの縦上向きの風を縦後向きの風に変更した位置に開口したデフ吹き出し口にデフドアを設定し、
前記配風量調整ブレードとは対向する位置であって、前記デフドアの下方位置に温度調整ブレードを設定し、
前記配風量調整ブレードを、前記フロントベントドアの下方位置に設定し、
前記フロントベントドアが全閉、前記デフドアを少し開き、前記フットドアが全開である第1デフ/フットモードの選択時、前記温度調整ブレードをエアミックスチャンバーからの風の流れをデフ吹き出し口に向かうブレード位置に設定し、前記配風量調整ブレードをリアベント吹き出し通路の配風入口を最も制限するブレード位置に設定し、
前記フロントベントドアが全閉、前記デフドアが半開、前記フットドアが半開である第2デフ/フットモードの選択時、前記温度調整ブレードをエアミックスチャンバーからの風の流れをデフ吹き出し口に向かうブレード位置に設定し、前記配風量調整ブレードをリアベント吹き出し通路の配風入口を半開とするブレード位置に設定した
ことを特徴とする。
よって、本発明の車両用空気調和装置にあっては、配風量調整ブレードが、フットドアのドア開閉動作に連動するブレードであるため、従来技術のように、リアベントドアとフットドアのそれぞれに専用のドアリンクを設ける必要がなく、低コストで、スペース効率も良くなり、コンパクト化が図れる。
また、配風量調整ブレードは、フットドアのドア開度が大きいほどリアベント吹き出し通路への配風量を制限する。このため、フット吹き出し配風とリアベント吹き出し配風を共に行うモードの選択時に、フット吹き出し配風量が不足することが防止される。
すなわち、空調ユニット内にエアミックスチャンバーを介して分岐されるリアベント吹き出し通路とフット吹き出し通路を備える装置である場合、リアベント吹き出し通路とフット吹き出し通路の通路抵抗が、それぞれの配風量を決める。これに対し、フットドアと連動する配風量調整ブレードを採用したことにより、フット吹き出し配風量とリアベント吹き出し配風量との間で適正な配風量の関係を保つように、通路抵抗の協調制御が機械的に行われることになる。
この結果、コスト的にもスペース効率的にも有利としながら、フット吹き出し配風とリアベント吹き出し配風を行うモードの選択時、フット吹き出し配風量が不足することのない適正な配風量に調整することができる。
そして、フロントベントドアとデフドアに近接して配置される2つの配風量調整ブレードと温度調整ブレードにより、選択される各モードでの4つの吹き出し口に対する配風量調整機能と温度調整機能を達成することができる。
加えて、第1デフ/フットモード、第2デフ/フットモードの選択時に、フット吹き出し配風量を適正に調整することができる。
以下、本発明の車両用空気調和装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施例1に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は実施例1の空調ユニットA/U(車両用空気調和装置の一例)を示す全体斜視図である。図2は実施例1の空調ユニットA/Uを示す平面図である。図3は実施例1の空調ユニット1に適用されたフットドアと配風量調整ブレードを一体に有するドアユニットを示す斜視図である。図4は実施例1の空調ユニットA/Uを示す縦断面図である。
実施例1における空調ユニットA/Uは、図4に示すように、空調ケース1と、クリーンフィルタ2と、エバポレータ3(冷却用熱交換器)と、エアミックスドア4と、ヒータコア5(暖房用熱交換器)と、冷風バイパス通路6と、温風通路7と、エアミックスチャンバー8と、フロントベントドア9と、デフドア10と、フットドア11(図3参照)と、配風量調整ブレード12と、温度調整ブレード13と、フロントベント吹き出し口14と、デフ吹き出し口15と、リアベント吹き出し口16と、フット吹き出し口17(図1参照)と、を備えている。
実施例1における空調ユニットA/Uは、空調ケース1内に上流の送風機(図示を省略)側から下流の吹き出し口側に向かって順に、エバポレータ3、エアミックスドア4、ヒータコア5、を配置している。
前記エバポレータ3は、図外の送風機及びクリーンフィルタ2を介して通過する内気または外気を冷却する熱交換器である。このエバポレータ3は、冷媒を循環する冷凍サイクルの構成要素の一つであり、冷媒入口と冷媒出口を有する。
前記エアミックスドア4は、前記エバポレータ3の後流位置に配置され、エバポレータ3を経過した冷風と、ヒータコア5を経過した温風と、の混合割合をドア開度により制御する。実施例1では、エアミックスドア4としてスライド式ドアを採用し、ドア位置が図4の上端位置のときがフルホットであり、ドア位置が図4の下端位置のときがフルクールであり、上端位置と下端位置の中間のいずれかの位置に制御することで、冷風と温風の混合割合が変更される。
前記ヒータコア5は、前記エバポレータ3及び前記エアミックスドア4の下流位置に配置され、通過する風を暖める熱交換器である。このヒータコア5には、エンジン冷却水が導入され、エンジン冷却水入口とエンジン冷却水出口を有する。
実施例1における空調ユニットA/Uは、冷風と温風を混合するエアミックスチャンバー8を介して分岐されるリアベント吹き出し通路18とフット吹き出し通路19(図5〜図8参照)を備えている。
そして、前記リアベント吹き出し通路18に、図4に示すように、前記エアミックスチャンバー8からの配風量を調整する配風量調整ブレード12を設けている。
また、前記フット吹き出し通路19に、図5〜図8に示すように、選択モードに応じてドア開度が制御されるフットドア11を設けている。
前記配風量調整ブレード12は、前記フットドア11のドア開閉動作に連動するブレードであり、前記フットドア11のドア開度が大きいほど前記リアベント吹き出し通路18への配風量を制限する。
前記フットドア11は、図2に示すように、フットドアリンク20を介して設けたドアアクチュエータ21により、ドア回動軸22を回動制御することでドア開度を調整する。
前記配風量調整ブレード12は、図3に示すように、前記ドア回動軸22をブレード動作軸とし、前記フットドア11と一体的に設けている。なお、実施例1では、左右前席用にフットドア11をドア回動軸22の両端部に一対設け、左右後席用に配風量調整ブレード12をドア回動軸22の中央部に一対設けている。
前記リアベント吹き出し通路18は、図4に示すように、空調ケース1の上部位置に配置されたエアミックスチャンバー8からの縦上向きの風を縦前向きの風に変更した位置に配風入口を配置し、空調ケース1のケース上部の配風入口からケース下部に向かう通路である。そして、前記配風量調整ブレード12は、図4に示すように、前記リアベント吹き出し通路18の配風入口の位置に設定している。
前記フット吹き出し通路19は、空調ケース1の上部位置に配置されたエアミックスチャンバー8からの縦上向きの風を横向きの風に変更した左右位置に配風入口を配置し、空調ケース1の側方上部の配風入口(図2のA−A断面位置)からケース下部に向かう通路である。そして、前記フットドア11は、図5〜図8に示すように、前記フット吹き出し通路19の配風入口の位置に設定している。
前記フロントベントドア9は、図4に示すように、エアミックスチャンバー8からの縦上向きの風向きを延長する位置に開口したフロントベント吹き出し口14に設定している。このフロントベント吹き出し口14及びフロントベントドア9は、図1及び図2に示すように、合計4組設定され、図外のフロントベントダクトが接続され、前席の中央位置に2個配置されたベント吹き出しグリルと、前席の左右位置に2個配置されたベント吹き出しグリルに連通する。
前記デフドア10は、図4に示すように、エアミックスチャンバー8からの縦上向きの風を縦後向きの風に変更した位置に開口したデフ吹き出し口15に設定している。このデフ吹き出し口15及びデフドア10は、図1及び図2に示すように、合計2組設定され、図外のデフロスターダクトが接続され、フロントウインドウの内側位置に配置されたデフ吹き出しグリルに連通する。
前記温度調整ブレード13は、図4に示すように、配風量調整ブレード12とは対向する位置であって、前記デフドア10の下方位置に設定している。この温度調整ブレード13は、エアミックスチャンバー8での冷風と温風のエアミックス性を高める、つまり、吹き出される温度調整風の温度均一性を確保するために設定されている。
前記配風量調整ブレード12は、図4に示すように、前記フロントベントドア9の下方位置に設定している。すなわち、配風量調整ブレード12と温度調整ブレード13とをエアミックスチャンバー8の位置に対向配置し、両ブレード12,13の上方位置にそれぞれフロントベントドア9とデフドア10とを配置している。
次に、作用を説明する。
以下、吹き出し口の切り替えモードであるベントモード、バイレベルモード、第1デフ/フットモード、第2デフ/フットモードの各モード選択時の作用を説明する。
[ベントモードの選択時]
図5はベントモードの選択時における各ドアと各ブレードの設定を示す図であり、(a)はベントモード選択時の図2B−B線断面を示し、(b)はベントモード選択時の図2A−A線断面を示す。
ベントモードの選択時には、図5に示すように、フロントベントドア9が全開とされ、デフドア10とフットドア11が全閉とされる。
このベントモードの選択時には、図5(a)に示すように、温度調整ブレード13がエアミックスチャンバー8からの風の流れをフロントベント吹き出し口14に向かうブレード位置に設定され、配風量調整ブレード12がリアベント吹き出し通路18の配風入口を全開とするブレード位置に設定される。
したがって、主に冷風を乗員の顔に向けて送風するベントモード選択時には、エアミックスチャンバー8からの風をフロントベント吹き出し口14に案内する送風ガイド作用を温度調整ブレード13が担当し、前席の運転者や助手席乗員への配風量が確保される。同時に、配風量調整ブレード12がリアベント吹き出し通路18の配風入口を全開にし、エアミックスチャンバー8からの風を、最小の通路抵抗によりリアベント吹き出し通路18に導くことで、後席の乗員への配風量が確保される。
加えて、配風量調整ブレード12の位置を、リアベント吹き出し通路18の配風入口を全開とする位置とする場合、配風量調整ブレード12がエアミックスチャンバー8からの風の一部を受けて上流側に戻し、エアミックスチャンバー8の領域で冷風と温風の混合を促進させる作用を示すことで、エアミックス性を向上させることができる。
[バイレベルモードの選択時]
図6はバイレベルモードの選択時における各ドアと各ブレードの設定を示す図であり、(a)はバイレベルモード選択時の図2B−B線断面を示し、(b)はバイレベルモード選択時の図2A−A線断面を示す。
バイレベルモードの選択時には、図6に示すように、フロントベントドア9とフットドア11が半開とされ、デフドア10が全閉とされる。
このバイレベルモードの選択時には、図6(a)に示すように、温度調整ブレード13がエアミックスチャンバー8からの風の流れに直交するブレード位置に設定され、配風量調整ブレード12がリアベント吹き出し通路18の配風入口を半開とするブレード位置に設定される。
したがって、エアミックスチャンバー8からの風を、3つの吹き出し口(フロントベント吹き出し口14、リアベント吹き出し口16、フット吹き出し口17)から吹き出すバイレベルモードの選択時、フロントベント吹き出し口14とリアベント吹き出し口16への配風量を制限しない場合には、最も通路抵抗が高いフット吹き出し口17への配風量が不足する。すなわち、エアミックスチャンバー8からの風量は、その殆どの風量が、最も通路抵抗の低いフロントベント吹き出し口14への配風量と、次に通路抵抗が低いリアベント吹き出し口16へ配風量に費やされることになる。
これに対し、実施例1では、バイレベルモードの選択時、温度調整ブレード13がフロントベント吹き出し口14への配風量を制限して調整する作用を示し、配風量調整ブレード12がリアベント吹き出し通路18及びリアベント吹き出し口16への配風量を制限して調整する作用を示す。
このように、バイレベルモードの選択時、フロントベント吹き出し口14及びリアベント吹き出し口16への配風量を制限することで、相対的にフット吹き出し口17への配風量を確保することができる。
加えて、温度調整ブレード13の位置を、エアミックスチャンバー8からの風の流れに直交する位置とする場合、温度調整ブレード13がエアミックスチャンバー8からの風の一部を受けて上流側に戻し、エアミックスチャンバー8の領域で冷風と温風の混合を促進させる作用を示すことで、エアミックス性を向上させることができる。
[第1デフ/フットモードの選択時]
図7は第1デフ/フットモードの選択時における各ドアと各ブレードの設定を示す図であり、(a)は第1デフ/フットモード選択時の図2B−B線断面を示し、(b)は第1デフ/フットモード選択時の図2A−A線断面を示す。
第1デフ/フットモードの選択時には、図7に示すように、フロントベントドア9が全閉とされ、デフドア10が少し開かれ、フットドア11が全開とされる。
この第1デフ/フットモードの選択時には、図7(a)に示すように、温度調整ブレード13がエアミックスチャンバー8からの風の流れをデフ吹き出し口15に向かうブレード位置に設定され、配風量調整ブレード12がリアベント吹き出し通路18の配風入口を最も制限するブレード位置に設定される。
したがって、フロントウインドウが少し曇りやすいときにエアミックスチャンバー8からの風(主に温風)を、3つの吹き出し口(デフ吹き出し口15、リアベント吹き出し口16、フット吹き出し口17)から吹き出す第1デフ/フットモードの選択時、デフ吹き出し口15へは、デフドア10の開度により配風量が制限される。しかし、リアベント吹き出し口16への配風量を制限しない場合には、最も通路抵抗が高いフット吹き出し口17への配風量が不足する。すなわち、エアミックスチャンバー8からの風量のうち、デフ配風量を除いた風量の殆どが、フット吹き出し口17のよりも通路抵抗が低いリアベント吹き出し口16へ配風量に費やされることになる。
これに対し、実施例1では、第1デフ/フットモードの選択時、温度調整ブレード13がデフ吹き出し口15への配風ガイド作用を示し、配風量調整ブレード12がリアベント吹き出し通路18及びリアベント吹き出し口16への配風量を制限して調整する作用を示す。
このように、デフドア10の開度によりデフ吹き出し口15への配風量が制限されている第1デフ/フットモードの選択時、リアベント吹き出し口16への配風量を制限することで、相対的にフット吹き出し口17への配風量を確保することができる。
[第2デフ/フットモードの選択時]
図8は第2デフ/フットモードの選択時における各ドアと各ブレードの設定を示す図であり、(a)は第2デフ/フットモード選択時の図2B−B線断面を示し、(b)は第2デフ/フットモード選択時の図2A−A線断面を示す。
第2デフ/フットモードの選択時には、図8に示すように、フロントベントドア9が全閉とされ、デフドア10が半開とされ、フットドア11が半開とされる。
この第2デフ/フットモードの選択時には、図8(a)に示すように、温度調整ブレード13がエアミックスチャンバー8からの風の流れをデフ吹き出し口15に向かうブレード位置に設定され、配風量調整ブレード12がリアベント吹き出し通路18の配風入口を半開とするブレード位置に設定される。
したがって、第1デフ/フットモードよりフロントウインドウが曇りやすいときに選択され、エアミックスチャンバー8からの風(主に温風)を、3つの吹き出し口(デフ吹き出し口15、リアベント吹き出し口16、フット吹き出し口17)から吹き出す第2デフ/フットモードの選択時、デフ吹き出し口15へは、デフドア10を半開とすることにより配風量が確保される。このとき、リアベント吹き出し口16への配風量を制限しない場合には、最も通路抵抗が高いフット吹き出し口17への配風量が不足する。すなわち、エアミックスチャンバー8からの風量のうち、デフ配風量を除いた風量の殆どが、フット吹き出し口17のよりも通路抵抗が低いリアベント吹き出し口16へ配風量に費やされることになる。
これに対し、実施例1では、第2デフ/フットモードの選択時、温度調整ブレード13がデフ吹き出し口15への配風ガイド作用を示し、配風量調整ブレード12がリアベント吹き出し通路18及びリアベント吹き出し口16への配風量を制限して調整する作用を示す。
このように、デフドア10を半開とすることでデフ吹き出し口15への配風量が確保されている第2デフ/フットモードの選択時、リアベント吹き出し口16への配風量を制限することで、相対的にフット吹き出し口17への配風量を確保することができる。
[リアベント吹き出し配風量調整作用]
実施例1の空調ユニットA/Uにあっては、配風量調整ブレード12が、フットドア10のドア開閉動作に連動するブレードであるため、従来技術のように、リアベントドアとフットドアのそれぞれに専用のドアリンクを設ける必要がなく、低コストで、スペース効率も良くなり、コンパクト化が図れる。
特に、実施例1のように、配風量調整ブレード12を、図3に示すように、ドア回動軸22をブレード動作軸とし、フットドア11と一体的に設けた場合には、単に、ドア回動軸22に、配風量調整ブレード12を設定するだけの簡単な構成で良く、スペース増加が無く、コストを最小に抑えることができる。
実施例1の空調ユニットA/Uにあっては、配風量調整ブレード12は、フットドア10のドア開度が大きいほどリアベント吹き出し通路18への配風量を制限する作用を示す。このため、フット吹き出し配風とリアベント吹き出し配風を共に行うバイレベルモード、第1デフ/フットモード、第2デフ/フットモードの選択時に、フット吹き出し配風量が不足することが防止される。
すなわち、空調ケース1内にエアミックスチャンバー8を介して分岐されるリアベント吹き出し通路18とフット吹き出し通路19を備える装置である場合、通路の曲がりが複雑になるフット吹き出し通路19の方が、通路の曲がりが単純なリアベント吹き出し通路18よりも通路抵抗が高くなるため、フットドア11を全開にしても、通路抵抗が低いリアベント吹き出し通路18への配風量が多くなり、その結果、相対的にフット吹き出し配風量が不足してしまう。
これに対し、実施例1では、フットドア11と連動する配風量調整ブレード12を採用したことにより、バイレベルモードの選択時、第1デフ/フットモードの選択時、第2デフ/フットモードの選択時において、フット吹き出し配風量とリアベント吹き出し配風量との間で適正な配風量の関係を保つように、通路抵抗の協調制御が機械的に行われることになる。
次に、効果を説明する。
実施例1の空調ユニットA/Uにあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1) 空調ケース1内に上流の送風機側から下流に向かって順に、エバポレータ3、エアミックスドア4、ヒータコア5、を配置すると共に、冷風と温風を混合するエアミックスチャンバー8を介して分岐されるリアベント吹き出し通路18とフット吹き出し通路19を備えた空調ユニットA/Uにおいて、前記リアベント吹き出し通路18に、前記エアミックスチャンバー8からの配風量を調整する配風量調整ブレード12を設け、前記フット吹き出し通路19に、選択モードに応じてドア開度が制御されるフットドア11を設け、前記配風量調整ブレード12は、前記フットドア11のドア開閉動作に連動するブレードであり、前記フットドア11のドア開度が大きいほど前記リアベント吹き出し通路18への配風量を制限するため、コスト的にもスペース効率的にも有利としながら、フット吹き出し配風とリアベント吹き出し配風を行うモードの選択時、フット吹き出し配風量が不足することのない適正な配風量に調整することができる。
(2) 前記フットドア11は、フットドアリンク20を介して設けたドアアクチュエータ21により、ドア回動軸22を回動制御することでドア開度を調整し、前記配風量調整ブレード12は、前記ドア回動軸22をブレード動作軸とし、前記フットドア11と一体的に設けたため、ドア回動軸22に配風量調整ブレード12を設定するだけの簡単な構成で良く、スペース増加が無く、コストを最小に抑えることができる。
(3) 前記リアベント吹き出し通路18は、空調ケース1の上部位置に配置されたエアミックスチャンバー8からの縦上向きの風を縦前向きの風に変更した位置に配風入口を配置し、空調ケース1のケース上部の配風入口からケース下部に向かう通路であり、前記配風量調整ブレード12は、前記リアベント吹き出し通路18の配風入口の位置に設定し、前記フット吹き出し通路19は、空調ケース1の上部位置に配置されたエアミックスチャンバー8からの縦上向きの風を横向きの風に変更した位置に配風入口を配置し、空調ケース1の側方上部の配風入口からケース下部に向かう通路であり、前記フットドア11は、前記フット吹き出し通路19の配風入口の位置に設定したため、リアベント吹き出し通路18とフット吹き出し通路19に大幅な通気抵抗の差が出る構成でありながら、リアベント吹き出し通路18の配風入口の位置に設定した風量調整ブレード12により、フット吹き出し配風量とリアベント吹き出し配風量との間で適正な配風量の関係を保つように、通路抵抗を制御することができる。
(4) 前記エアミックスチャンバー8からの縦上向きの風向きを延長する位置に開口したフロントベント吹き出し口14にフロントベントドア9を設定し、前記エアミックスチャンバー8からの縦上向きの風を縦後向きの風に変更した位置に開口したデフ吹き出し口15にデフドア10を設定し、前記配風量調整ブレード12とは対向する位置であって、前記デフドア10の下方位置に温度調整ブレード13を設定し、前記配風量調整ブレード12を、前記フロントベントドア9の下方位置に設定したため、2つのドア9,10に近接して配置される2つのブレード12,13により、選択される各モードでの4つの吹き出し口14,15,16,17に対する配風量調整機能と温度調整機能を達成することができる。
(5) 前記フロントベントドア9が全開、前記デフドア10と前記フットドア11が全閉であるベントモードの選択時、前記温度調整ブレード13をエアミックスチャンバー8からの風の流れをフロントベント吹き出し口14に向かうブレード位置に設定し、前記配風量調整ブレード12をリアベント吹き出し通路18の配風入口を全開とするブレード位置に設定したため、前席側へのベント配風量と後席側へのベント配風量を適正に保つことができると共に、配風量調整ブレード12の全開設定によりエアミックス性の向上を図ることができる。
(6) 前記フロントベントドア9と前記フットドア11が半開、前記デフドア10が全閉であるバイレベルモードの選択時、前記温度調整ブレード13をエアミックスチャンバー8からの風の流れに直交するブレード位置に設定し、前記配風量調整ブレード12をリアベント吹き出し通路18の配風入口を半開とするブレード位置に設定し、前記フロントベントドア9が全閉、前記デフドア10を少し開き、前記フットドア11が全開である第1デフ/フットモードの選択時、前記温度調整ブレード13をエアミックスチャンバー8からの風の流れをデフ吹き出し口15に向かうブレード位置に設定し、前記配風量調整ブレード12をリアベント吹き出し通路18の配風入口を最も制限するブレード位置に設定し、前記フロントベントドア9が全閉、前記デフドア10が半開、前記フットドア11が半開である第2デフ/フットモードの選択時、前記温度調整ブレード13をエアミックスチャンバー8からの風の流れをデフ吹き出し口15に向かうブレード位置に設定し、前記配風量調整ブレード12をリアベント吹き出し通路18の配風入口を半開とするブレード位置に設定したため、フット吹き出し配風とリアベント吹き出し配風を共に行うバイレベルモード、第1デフ/フットモード、第2デフ/フットモードの選択時に、フット吹き出し配風量を適正に調整することができる。
以上、本発明の車両用空気調和装置を実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施例1に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1では、配風量調整ブレード12として、ドア回動軸22をブレード動作軸とし、フットドア11と一体的に設けた例を示したが、ドア回動軸とブレード動作軸の軸設定位置を異ならせ、両軸の間に連動機構を介在させたものであっても良い。要するに、配風量調整ブレード12は、フットドア11のドア開閉動作に連動するブレードであれば、実施例1の構成に限られることはない。
実施例1では、車両用空気調和装置として、配風量調整ブレードと共に温度調整ブレードを備えた空調ユニットの例を示したが、温度調整ブレードを持たない空調ユニットにも勿論適用できる。要するに、空調ケース内において冷風と温風を混合するエアミックスチャンバーを介して分岐されるリアベント吹き出し通路とフット吹き出し通路を備えた車両用空気調和装置であれば適用することができる。
実施例1の空調ユニットA/U(車両用空気調和装置の一例)を示す全体斜視図である。 実施例1の空調ユニットA/Uを示す平面図である。 実施例1の空調ユニット1に適用されたフットドアと配風量調整ブレードを一体に有するドアユニットを示す斜視図である。 実施例1の空調ユニットA/Uを示す縦断面図である。 ベントモードの選択時における各ドアと各ブレードの設定を示す図であり、(a)はベントモード選択時の図2B−B線断面を示し、(b)はベントモード選択時の図2A−A線断面を示す。 バイレベルモードの選択時における各ドアと各ブレードの設定を示す図であり、(a)はバイレベルモード選択時の図2B−B線断面を示し、(b)はバイレベルモード選択時の図2A−A線断面を示す。 第1デフ/フットモードの選択時における各ドアと各ブレードの設定を示す図であり、(a)は第1デフ/フットモード選択時の図2B−B線断面を示し、(b)は第1デフ/フットモード選択時の図2A−A線断面を示す。 第2デフ/フットモードの選択時における各ドアと各ブレードの設定を示す図であり、(a)は第2デフ/フットモード選択時の図2B−B線断面を示し、(b)は第2デフ/フットモード選択時の図2A−A線断面を示す。
符号の説明
A/U 空調ユニット(車両用空気調和装置)
1 空調ケース
2 クリーンフィルタ
3 エバポレータ(冷却用熱交換器)
4 エアミックスドア
5 ヒータコア(暖房用熱交換器)
6 冷風バイパス通路
7 温風通路
8 エアミックスチャンバー
9 フロントベントドア
10 デフドア
11 フットドア
12 配風量調整ブレード
13 温度調整ブレード
14 フロントベント吹き出し口
15 デフ吹き出し口
16 リアベント吹き出し口
17 フット吹き出し口
18 リアベント吹き出し通路
19 フット吹き出し通路
20 フットドアリンク
21 ドアアクチュエータ

Claims (5)

  1. 空調ケース内に上流の送風機側から下流側に向かって順に、冷房用熱交換器、エアミックスドア、暖房用熱交換器、を配置すると共に、冷風と温風を混合するエアミックスチャンバーを介して分岐されるリアベント吹き出し通路とフット吹き出し通路を備えた車両用空気調和装置において、
    前記リアベント吹き出し通路に、前記エアミックスチャンバーからの配風量を調整する配風量調整ブレードを設け、
    前記フット吹き出し通路に、選択モードに応じてドア開度が制御されるフットドアを設け、
    前記配風量調整ブレードは、前記フットドアのドア開閉動作に連動するブレードであり、前記フットドアのドア開度が大きいほど前記リアベント吹き出し通路への配風量を制限し、
    前記エアミックスチャンバーからの縦上向きの風向きを延長する位置に開口したフロントベント吹き出し口にフロントベントドアを設定し、
    前記エアミックスチャンバーからの縦上向きの風を縦後向きの風に変更した位置に開口したデフ吹き出し口にデフドアを設定し、
    前記配風量調整ブレードとは対向する位置であって、前記デフドアの下方位置に温度調整ブレードを設定し、
    前記配風量調整ブレードを、前記フロントベントドアの下方位置に設定し、
    前記フロントベントドアが全閉、前記デフドアを少し開き、前記フットドアが全開である第1デフ/フットモードの選択時、前記温度調整ブレードをエアミックスチャンバーからの風の流れをデフ吹き出し口に向かうブレード位置に設定し、前記配風量調整ブレードをリアベント吹き出し通路の配風入口を最も制限するブレード位置に設定し、
    前記フロントベントドアが全閉、前記デフドアが半開、前記フットドアが半開である第2デフ/フットモードの選択時、前記温度調整ブレードをエアミックスチャンバーからの風の流れをデフ吹き出し口に向かうブレード位置に設定し、前記配風量調整ブレードをリアベント吹き出し通路の配風入口を半開とするブレード位置に設定した
    ことを特徴とする車両用空気調和装置。
  2. 請求項1に記載された車両用空気調和装置において、
    前記フットドアは、フットドアリンクを介して設けたドアアクチュエータにより、ドア回動軸を回動制御することでドア開度を調整し、
    前記配風量調整ブレードは、前記ドア回動軸をブレード動作軸とし、前記フットドアと一体的に設けた
    ことを特徴とする車両用空気調和装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載された車両用空気調和装置において、
    前記リアベント吹き出し通路は、空調ケースの上部位置に配置されたエアミックスチャンバーからの縦上向きの風を縦前向きの風に変更した位置に配風入口を配置し、空調ケースのケース上部の配風入口からケース下部に向かう通路であり、
    前記配風量調整ブレードは、前記リアベント吹き出し通路の配風入口の位置に設定し、
    前記フット吹き出し通路は、空調ケースの上部位置に配置されたエアミックスチャンバーからの縦上向きの風を横向きの風に変更した位置に配風入口を配置し、空調ケースの側方上部の配風入口からケース下部に向かう通路であり、
    前記フットドアは、前記フット吹き出し通路の配風入口の位置に設定した
    ことを特徴とする車両用空気調和装置。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載された車両用空気調和装置において、
    前記フロントベントドアが全開、前記デフドアと前記フットドアが全閉であるベントモードの選択時、前記温度調整ブレードをエアミックスチャンバーからの風の流れをベント吹き出し口に向かうブレード位置に設定し、前記配風量調整ブレードをリアベント吹き出し通路の配風入口を全開とするブレード位置に設定した
    ことを特徴とする車両用空気調和装置。
  5. 請求項4に記載された車両用空気調和装置において、
    前記フロントベントドアと前記フットドアが半開、前記デフドアが全閉であるバイレベルモードの選択時、前記温度調整ブレードをエアミックスチャンバーからの風の流れに直交するブレード位置に設定し、前記配風量調整ブレードをリアベント吹き出し通路の配風入口を半開とするブレード位置に設定し
    ことを特徴とする車両用空気調和装置。
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