JP4927106B2 - シュレッダーの細断物の幅と厚みを検知する構造 - Google Patents

Description

本発明は検知構造に関し、特にシュレッダーの細断物の幅と厚みを検知する構造に関する。

シュレッダーで物体を細断しようとする際、用紙、ＣＤ等の細断物の厚みが厚過ぎて、厚みがシュレッダーの許容範囲を超えてしまうと、紙詰まり現象等が起きることがある。こうした現象が起きてシュレッダーが正常に稼動出来なくなり、さらにはシュレッダーを破損させてしまうことのない様に、目下ありふれた方法はシュレッダー内に特別に用紙の厚みのトリガー装置を設置して、細断物の厚みがシュレッダーの正常な作業範囲を超えていないか否かを検知する方法である。

図１は従来の用紙の厚みのトリガー装置を具えたシュレッダーの概略図である。シュレッダー１００では、投入口１０１を細断ルート１０２上に設け、且つ当接部材１０３は細断ルート１０２の一側に位置し、用紙の厚みセンサー１０４は当接部材１０３の後方に設置する。図１では、用紙の厚みセンサー１０４は当接部材１０３後方移動ルート上に設置した光発射装置１０４１と光受信装置１０４２によって構成され、用紙の厚みセンサー１０４と当接部材１０３は共同で単一部材形式の用紙の厚みのトリガー装置を構成する。細断ルート１０２の終点には細断カッターセット１０７を設置し、連動ギアセット１０６は細断カッターセット１０７と駆動部材１０５との間に位置し、それぞれ
細断カッターセット１０７及び駆動部材１０５と噛み合い、細断カッターセット１０７は駆動部材１０５が駆動するのに同調して細断動作を行うことができる。

図１では、当接部材１０３を具えたシュレッダー１００が物体を細断する際、細断物（図示せず）は投入口１０１からシュレッダー１００の細断ルート１０２に進入する。細断物が進入すると、細断物は細断ルート１０２内で当接部材１０３に触れて当接し、当接部材１０３を後方に移動させて移動距離を保つ。このとき、用紙の厚みセンサー１０４は当接部材１０３がセンサー光線を完全に遮断することができる程度まで後方に移動したか否かを感知する。即ち、当接部材１０３が一旦当接されて後方移動する距離が光発射装置１０４１から発射されるセンサー光線を完全に遮断するに至らず、光受信装置１０４２が受信できない場合、細断物は引続き細断ルート１０２内を前進し続けて細断動作を行う。しかし反対の状況では、シュレッダー１００は全ての動作を停止する。

細断物が当接部材１０３に対して保った移動距離が光発射装置１０４１から発射されるセンサー光線を完全に遮断するに至らない場合、細断物の厚みがシュレッダー１００に許容されたことを示す。従って、細断物は引続き細断ルート１０２内を前進し続け、且つ細断物が細断カッターセット１０７に接近すると、当接部材１０３下方にある細断センサー（図示せず）が細断物の接近を感知して、駆動部材１０５及び駆動部材１０５と相互に接続する連動ギアセット１０６が回転を開始させ、細断カッターセット１０７に同調して細断物の細断動作を行う。

当接部材１０３と用紙の厚みセンサー１０４を設置したシュレッダー１００は移動距離の大小によって細断物の厚みがシュレッダーの安全作業の範囲内であるか否かを判断して、該装置で紙詰まり等の故障といった現象が起きないようにすると共に、シュレッダー１００の耐用年数を延ばすことができる。

シュレッダー１００の細断カッターセット１０７と細断物の幅には関連性があり、細断物の幅が大きいほど、細断カッターセット１０７にかかる負荷のねじりモーメントは大きくなり、細断カッターセット１０７が折れて損傷し易くなることから、細断カッターセット１０７の負荷を小さくするために、大き目の幅の細断物が細断ルート１０２を通過できる厚みは小さめとなる。然しながら、従来のシュレッダー１００の構造は単一サイズの細断物に対してのみ厚みを検知するだけであり、従来のシュレッダー１００が大きめの幅の細断物の細断をする場合、一般の幅の許容厚みでもって大きめの幅の細断物の標準とすると、紙詰まりや細断カッターセット１０７の損傷を引き起こすこととなる。

本発明の目的はシュレッダーの細断物の幅と厚みを検知する構造を提供することにある。

好ましい実施例において、本発明は第1物体幅又は第2物体幅である細断物を検知すると共に、細断物の幅により細断物の許容厚みを判断するシュレッダーの細断物の幅と厚みを検知する構造を提供し、前記構造は細断チャネル上に設置した第1幅センサーと、第1幅センサーの一側に設置した第２幅センサーと、第1幅センサーの他側に設置した第３幅センサーと、細断チャネル上に設置した厚み検知モジュールとからなり、厚み検知モジュールは、細断物が通過する際、細断物に当接されて移動する当接部材と、当接部材と接触して当接部材の移動につれて回転する厚み検知部材であって、厚み検知部材は第1検知プレートと第2検知プレートからなり、第1検知プレートは複数の第1遮断部を具備し、第2検知プレートは複数の第２遮断部を具備するものと、第1検知プレートの回転により複数の第1遮断部を検知して、細断物の厚みが第1許容厚みより大きいか否かを求めるための第1厚みセンサーと、第２検知プレートの回転により複数の第２遮断部を検知して、細断物の厚みが第２許容厚みより大きいか否かを求めるための第２厚みセンサーと、第1幅センサー、第2幅センサー、第3幅センサー、第1厚みセンサー及び第２厚みセンサーに接続して、細断物の幅と厚みにより細断動作を進行又は停止するための制御ユニットとからなり、第1幅センサー、第2幅センサー及び第3幅センサーのうち何れか２台の幅センサーが細断物が細断チャネルに進入するのを感知すると、制御ユニットは第1厚みセンサーに細断物の厚みが第1許容厚みより大きいか否かを検知させ、又は第1幅センサー、第2幅センサー及び第3幅センサーの全てで細断物が細断チャネルに進入するのを感知すると、制御ユニットは第２厚みセンサーに細断物の厚みが第２許容厚みより大きいか否かを検知させる。

好ましい実施例において、第1厚みセンサーが前記細断物の厚みが前記第1許容厚みより大きいと判断した場合、制御ユニットは細断動作を停止し、又は第1厚みセンサーが細断物の厚みが第1許容厚みと等しいか若しくはより小さいと判断した場合、制御ユニットは細断動作を進行する。

好ましい実施例において、第２厚みセンサーが細断物の厚みが第２許容厚みより大きいと判断した場合、制御ユニットは細断動作を停止し、又は第２厚みセンサーが細断物の厚みが第２許容厚みと等しいか若しくはより小さいと判断した場合、制御ユニットは細断動作を進行する。

好ましい実施例において、第1幅センサー、第2幅センサー、第3幅センサー、第1厚みセンサー及び第２厚みセンサーは光学センサーであって、それらから発する光ビームが遮断されることで検知を行う。

好ましい実施例において、第１物体の幅は２１０mmであって、第２物体の幅は２９７mmである。

好ましい実施例において、第１物体の幅は第２物体の幅より小さい。

好ましい実施例において、複数の第1遮断部と複数の第２遮断部は複数の鋸歯であって、第1厚みセンサー又は第２厚みセンサーは光ビームが複数の鋸歯に遮断された回数により細断物の厚みを検知する。

好ましい実施例において、複数の第1遮断部と複数の第２遮断部は複数の開孔であって、第1厚みセンサー又は第２厚みセンサーは光ビームが複数の開孔に遮断された回数により細断物の厚みを検知する。

好ましい実施例において、厚み検知部材、第1検知プレート及び第２検知プレートは一体成形である。

好ましい実施例において、当接部材は複数の鋸歯当接部を有し、厚み検知部材は複数の鋸歯噛み合い部を有して複数の鋸歯当接部と噛み合い、移動する当接部材が複数の鋸歯当接部同士間の噛み合いにより厚み検知部材を回転させることができる。

好ましい実施例において、当接部材は当接ローラーを具備し、細断物と接触して、細断物が当接ローラーに当接すると、細断物を引き続き細断チャネル内を前進させ易いようにする。

従来の用紙の厚みのトリガー装置を具えたシュレッダーの概略図である。 本発明に係るシュレッダーの細断物の幅と厚みを検知する構造の好ましい実施例での構造概略図である。 本発明に係るシュレッダーの細断物の幅と厚みを検知する構造の好ましい実施例での側面概略図である。 本発明に係るシュレッダーの細断物の幅と厚みを検知する構造の好ましい実施例での内部概略図である。 本発明に係るシュレッダーの細断物の幅と厚みを検知する構造の好ましい実施例における別の角度での内部概略図である。

従来技術の欠点に鑑み、本発明は細断物の幅を検知できる検知構造を提供すると共に、細断物の幅に基づき、細断物の許容厚みを求める。図２は本発明に係るシュレッダーの細断物の幅と厚みを検知する構造の好ましい実施例での構造概略図である。検知構造２００は細断チャネル２０１、第１幅センサー２０２、第２幅センサー２０３、第３幅センサー２０４、厚み検知モジュール２０５及び制御ユニット（図示せず）からなり、細断チャネル２０１は細断物（図示せず）を通過させて細断作業を行い、第１幅センサー２０２は細断チャネル２０１上に位置し、第２幅センサー２０３は第１幅センサー２０２の一側に設置し、第３幅センサー２０４は第２幅センサー２０３の他側に設置して、幅センサー２０２〜２０４は細断物が細断ルート１０２に進入したか否かを検知すると共に、細断物の幅をも検知する。幅センサー２０２〜２０４は光学センサーで、それから発する光ビームが遮断されることを利用して検知する。厚み検知モジュール２０５は細断物の厚みを検知し、制御ユニットは厚み検知モジュール２０５に接続する。

図２では、細断チャネル２０１の長さが２９７mmよりやや大きく、つまりＡ３サイズ文書の幅よりやや大きいので、Ａ３サイズの細断物を細断チャネル２０１に進入させて細断作業を行うことができる。本発明の検知構造２００は幅センサー２０２〜２０４で細断物の幅を検知し、第１幅センサー２０２と第２幅センサー２０３が細断物に触発されると、又は第１幅センサー２０２と第３幅センサー２０４が細断物に触発されると、細断物の幅が特に大きくないことを表示し、細断物の幅を第１物体幅と看做す。第１幅センサー２０２、第２幅センサー２０３、第３幅センサー２０４が何れも細断物に触発されると、細断物の幅を第２物体幅と看做す。第１物体幅はありふれたＡ４サイズであり、第２物体幅は大きめのＡ３サイズである。本発明は３台のセンサーで細断物の幅を検知すると共に、異なるサイズの細断物によりシュレッダーの正常稼動可能な許容厚みを調整する。例を挙げると、Ａ４サイズの細断物が細断チャネルに進入すると、シュレッダーは１０枚のＡ４サイズの細断物を裁断することができるが、Ａ３サイズの細断物が細断チャネル２０１に進入すると、シュレッダーは７枚のＡ４サイズの細断物しか裁断することができない。

続いて図３は本発明に係るシュレッダーの細断物の幅と厚みを検知する構造の好ましい実施例での側面概略図である。検知構造２００では、当接部材２０６は当接ローラー２０６２を具備して細断物（図示せず）と接触する。細断物が細断チャネル２０１に進入すると、細断物は当接部材２０６の当接ローラー２０６２と接触する。細断物が細断チャネル２０１にさらに深く進入すると、細断物は当接部材２０６に当接して厚み検知モジュール２０５が細断物の厚みを検知することができると同時に、当接ローラー２０６２が回転して当接ローラー２０６２の細断物が細断チャネル２０１内を引続き前進し易いようにするが、厚み検知モジュール２０５の内部構造は後ほど詳細に説明する。このとき、第１幅センサー２０２は細断物の進入を検知して細断カッターセット（図示せず）を駆動する。

図４、図５を同時に参照する。図４は本発明に係るシュレッダーの細断物の幅と厚みを検知する構造の好ましい実施例での内部概略図で、図５は本発明に係るシュレッダーの細断物の幅と厚みを検知する構造の好ましい実施例における別の角度での内部概略図である。厚み検知モジュール２０５は当接部材２０６、厚み検知部材２０７、第１厚みセンサー２０８及び第２厚みセンサー２０９からなる。当接部材２０６は上記のように、細断物（図示せず）が通過する際、細断物に当接されて移動し、厚み検知部材２０７と当接部材２０６が接触して当接部材２０６が移動するにつれて回転し、且つ当接部材２０６は複数の鋸歯当接部２０６１を有する。厚み検知部材２０７は第１検知プレート２０７１と第２検知プレート２０７２からなり、第１検知プレート２０７１は複数の第１遮断部２０７１１を有し、第２検知プレートは複数の第２遮断部２０７２１を有し、厚み検知部材２０７、第１検知プレート２０７１及び第２検知プレート２０７２は一体成形である。本実施例では複数の第１遮断部２０７１１と複数の第２遮断部２０７２１は複数の鋸歯である。厚み検知部材２０７は複数の鋸歯噛み合い部２０７３を有し、複数の鋸歯当接部２０６１と噛み合い、厚み検知部材２０７を当接部材２０６の移動につれて回転させることができる。

第１厚みセンサー２０８は第１検知プレート２０７１の回転により複数の第１遮断部２０７１１を検知して細断物の厚みが第１許容厚みより大きいか否かを求めるもので、第２厚みセンサー２０９は第２検知プレート２０７２の回転により複数の第２遮断部２０７２１を検知して細断物の厚みが第２許容厚みより大きいか否かを求めるものである。第１厚みセンサー２０８と第２厚みセンサー２０９は光学センサーで、それから発する光ビームが遮断されることを利用して検知する。本好ましい実施例では、第１厚みセンサー２０８はＡ４サイズの物体の厚みを検知するためのもので、第１許容厚みは１０枚の標準の厚みの用紙であり、第２厚みセンサー２０９はＡ３サイズの物体の厚みを検知するためのもので、第２許容厚みは７枚である。

本好ましい実施例では、ユーザーが一重ねになったＡ４サイズの細断物をシュレッダーに投入すると、細断物が細断チャネル２０１上の第１幅センサー２０２と第２幅センサー２０３を触発して、細断カッターセットが駆動され、また制御ユニットが第１厚みセンサー２０８に細断物の厚みを検知させる。当接部材２０６の複数の鋸歯当接部２０６１が複数の鋸歯噛み合い部２０７３に噛み合い、細断物が当接部材２０６に当接してこれを移動させると、厚み検知部材２０７はこれによって回転する。図５では、回転中の第１検知プレート２０７１が第１厚みセンサー２０８を通過する際、第１検知プレート２０７１の第１遮断部２０７１１（複数の鋸歯）の第１鋸歯が第１厚みセンサー２０８を通過する間に、第１厚みセンサー２０８から発する光ビームを遮断し、第１検知プレート２０７１が引き続き回転すると光ビームが第１鋸歯と第２鋸歯の間の間隙を通過し、各鋸歯の光ビームの遮断から光ビームの通過までのプロセスを制御ユニットが計数を行い、最終的に第１検知プレート２０７１の通過した鋸歯の数により細断物の厚みを求める。

各鋸歯は各細断物と一対一での対応に限定されるわけではなく、即ち、各鋸歯が第１厚みセンサー２０８を通過すると１枚の細断物の厚みを表示することができるが、各鋸歯が第１厚みセンサー２０８を通過すると、２枚の細断物の厚みを表示することもできる。要するに、制御ユニットは回転する鋸歯の数によって細断物の厚みが求められることを特に説明しておく。細断物の厚みが第１許容厚み（１０枚）より小さい場合、制御ユニットはシュレッダーの細断動作を引続き行う。しかし、細断物の厚みが第１許容厚み（１０枚）より大きいか等しい場合、制御ユニットはシュレッダーの細断動作を停止させる。

ユーザーが一重ねになったＡ３サイズの細断物をシュレッダーに投入すると、第１乃至第３幅センサー２０２〜２０４が細断物に触発されて細断カッターセットを駆動し、また制御ユニットが第２厚みセンサー２０９に細断物の厚みを検知させる。続いて、細断物が当接部材２０６に当接すると、当接部材２０６が移動して厚み検知部材２０７を回転させて第２検知プレート２０７２が第２厚みセンサー２０９を通過すると、第２検知プレート２０７２の第２遮断部２０７２１（複数の鋸歯）によって、細断物の厚みが第２許容厚み（７枚）より大きいか否かを検知する。同様にして、細断物の厚みが第２許容厚み（７枚）より小さい場合、制御ユニットはシュレッダーの細断動作を引続き行う。しかし細断物の厚みが第２許容厚み（７枚）より大きいか等しい場合、制御ユニットはシュレッダーの細断動作を停止させる。

この他、第１検知プレート２０７１と第２検知プレート２０７２の第１遮断部２０７１１と第２遮断部２０７２１を複数の開孔で複数の鋸歯に代えて、同様に光ビームを遮断する／遮断しないといった効果を達成して細断物の厚みを検知することもできる。

以上のように、本発明は３台の幅センサーで細断物の幅を検知して第１厚みセンサー又は第２厚みセンサーでもって細断物の厚みを検知する。本発明のシュレッダーの細断物の幅と厚みを検知する構造は異なる幅の細断物により異なる許容厚みを提供することで、従来技術の様に大き目の幅の細断物に適度な許容厚みを提供することができずに紙詰まりや細断カッターの損傷を引き起こす様なことがない。従って、本発明の検知構造は一層確実に細断物を検知して、シュレッダーの保護メカニズムの効用を向上させることができる。

以上の記載内容は本発明の好ましい実施例に過ぎず、これを以って本発明の実施範囲を限定するものではなく、従って本発明が開示した精神を逸脱せずに完成したその他の等価変更若しくは修飾は全て等しく本発明の特許の範囲内に含まれるものとする。

１００ シュレッダー
１０１ 投入口
１０２ 細断ルート
１０３、２０６ 当接部材
１０４ 用紙の厚みセンサー
１０４１ 光発射装置
１０４２ 光受信装置
１０５ 駆動部材
１０６ 連動ギアセット
１０７ 細断カッターセット
２００ 検知構造
２０１ 細断チャネル
２０２、２０３，２０４ 幅センサー
２０５ 厚み検知モジュール
２０７ 厚み検知部材
２０８、２０９ 厚みセンサー
２０６１ 鋸歯当接部
２０６２ 当接ローラー
２０７１、２０７２ 検知プレート
２０７３ 鋸歯噛み合い部
２０７１１、２０７２１ 遮断部

Claims (11)

1. 第1物体幅又は第2物体幅である細断物を検知すると共に、前記細断物の幅により前記細断物の許容厚みを判断するシュレッダーの細断物の幅と厚みを
   検知する構造であって、
   細断チャネル上に設置した第1幅センサーと、
   前記第1幅センサーの一側に設置した第２幅センサーと、
   前記第1幅センサーの他側に設置した第３幅センサーと、
   前記細断チャネル上に設置した厚み検知モジュールとからなり、
   前記厚み検知モジュールは、
   前記細断物が通過する際、前記細断物に当接されて移動する当接部材と、
   前記当接部材と接触して前記当接部材の移動につれて回転する厚み検知部材であって、前記厚み検知部材は第1検知プレートと第2検知プレートからなり、前記第1検知プレートは複数の第1遮断部を具備し、前記第2検知プレートは複数の第２遮断部を具備するものと、
   前記第1検知プレートの回転により前記複数の第1遮断部を検知して、前記細断物の厚みが第1許容厚みより大きいか否かを求めるための第1厚みセンサーと、
   前記第２検知プレートの回転により前記複数の第２遮断部を検知して、前記細断物の厚みが第２許容厚みより大きいか否かを求めるための第２厚みセンサーと
   前記第1幅センサー、前記第2幅センサー、前記第3幅センサー、前記第1厚みセンサー及び前記第２厚みセンサーに接続して、前記細断物の幅と厚みにより細断動作を進行又は停止するための制御ユニットとからなり、
   前記第1幅センサー、前記第2幅センサー及び前記第3幅センサーのうち何れか２台の幅センサーが前記細断物が前記細断チャネルに進入するのを感知すると、前記制御ユニットは前記第1厚みセンサーに前記細断物の厚みが前記第1許容厚みより大きいか否かを検知させ、又は前記第1幅センサー、前記第2幅センサー及び前記第3幅センサーの全てで前記細断物が前記細断チャネルに進入するのを感知すると、前記制御ユニットは前記第２厚みセンサーに前記細断物の厚みが前記第２許容厚みより大きいか否かを検知させることを特徴とするシュレッダーの細断物の幅と厚みを検知する構造。
2. 前記第1厚みセンサーが前記細断物の厚みが前記第1許容厚みより大きいと判断した場合、前記制御ユニットは細断動作を停止し、又は前記第1厚みセンサーが前記細断物の厚みが前記第1許容厚みと等しいか若しくはより小さいと判断した場合、前記制御ユニットは細断動作を進行することを特徴とする請求項1に記載するシュレッダーの細断物の幅と厚みを検知する構造。
3. 前記第２厚みセンサーが前記細断物の厚みが前記第２許容厚みより大きいと判断した場合、前記制御ユニットは細断動作を停止し、又は前記第２厚みセンサーが前記細断物の厚みが前記第２許容厚みと等しいか若しくはより小さいと判断した場合、前記制御ユニットは細断動作を進行することを特徴とする請求項1に記載するシュレッダーの細断物の幅と厚みを検知する構造。
4. 前記第1幅センサー、前記第2幅センサー、前記第3幅センサー、前記第1厚みセンサー及び前記第２厚みセンサーは光学センサーであって、それらから発する光ビームが遮断されることで検知を行うことを特徴とする請求項1に記載するシュレッダーの細断物の幅と厚みを検知する構造。
5. 前記第１物体の幅は２１０mmであって、前記第２物体の幅は２９７mmであることを特徴とする請求項1に記載するシュレッダーの細断物の幅と厚みを検知する構造。
6. 前記第１物体の幅は前記第２物体の幅より小さいことを特徴とする請求項1に記載するシュレッダーの細断物の幅と厚みを検知する構造。
7. 前記複数の第1遮断部と前記複数の第２遮断部は複数の鋸歯であって、前記第1厚みセンサー又は前記第２厚みセンサーは光ビームが前記複数の鋸歯に遮断された回数により前記細断物の厚みを検知することを特徴とする請求項1に記載するシュレッダーの細断物の幅と厚みを検知する構造。
8. 前記複数の第1遮断部と前記複数の第２遮断部は複数の開孔であって、前記第1厚みセンサー又は前記第２厚みセンサーは光ビームが前記複数の開孔に遮断された回数により前記細断物の厚みを検知することを特徴とする請求項1に記載するシュレッダーの細断物の幅と厚みを検知する構造。
9. 前記厚み検知部材、前記第1検知プレート及び前記第２検知プレートは一体成形であることを特徴とする請求項1に記載するシュレッダーの細断物の幅と厚みを検知する構造。
10. 前記当接部材は複数の鋸歯当接部を有し、前記厚み検知部材は複数の鋸歯噛み合い部を有して前記複数の鋸歯当接部と噛み合い、移動する前記当接部材が前記複数の鋸歯当接部同士間の噛み合いにより前記厚み検知部材を回転させることができることを特徴とする請求項1に記載するシュレッダーの細断物の幅と厚みを検知する構造。
11. 前記当接部材は当接ローラーを具備し、前記細断物と接触して、前記細断物が前記当接ローラーに当接すると、前記細断物を引き続き前記細断チャネル内を前進させ易いようにすることを特徴とする請求項1に記載するシュレッダーの細断物の幅と厚みを検知する構造。
    

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