JP4926688B2 - 静電チャックの誘電体層の体積抵抗率測定装置及びその装置を用いた測定方法 - Google Patents

静電チャックの誘電体層の体積抵抗率測定装置及びその装置を用いた測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、静電チャックの誘電体層の体積抵抗率測定装置及びその装置を用いた測定方法に関する。
静電チャックは、例えば、半導体デバイスの製造工程において、半導体基板に成膜やエッチング等の各種処理をする際、また、処理装置間を運搬する際に、この半導体基板を吸着し、保持するために用いられている。このような静電チャックには、セラミックスよりなる板状の基体を有し、この基体の一方の平面が半導体基板の保持面であり、この保持面の近傍の基体内に静電電極が埋設されたものがある。この静電電極に外部から電力が供給されると、基体における静電電極と保持面との間の領域が分極して誘電体層となり、保持面に静電力が発生して半導体基板を吸着することが可能となる。このような基本原理を有する静電チャックは、誘電体層の体積抵抗率により基板を保持するための主たる吸着力が大別され、クーロン力を主たる吸着力とする静電チャックと、ジョンソン−ラーベック力を主たる吸着力とする静電チャックとがある。
静電チャックの誘電体層の体積抵抗率は、静電チャックの製品特性に影響を及ぼす重要な因子であり、所定の体積抵抗率を具備していることが要求される。この静電チャックの誘電体層の体積抵抗率は、静電チャックの製造過程において、製造条件の如何によって変動することがある。そのため、製造された静電チャックの誘電体層の体積抵抗率を確認することは、製品の歩留まりを向上させるためにも有用である。
従来、セラミックスよりなる基体を有する静電チャックの体積抵抗率を測定する方法には、JIS−K6911に準拠した方法によるものがあった。また、この方法を実施する場合に生じることのある、試料に接触する面に被覆された導電ゴムの焼け付きを防止するために、電流制限抵抗器を直流電源と直列に接続した体積抵抗測定装置がある(特許文献1)。
しかしながら、これらの方法及び装置は、測定試料を挟むように対向電極を配設して、この対向電極間で体積抵抗率を測定するものであるから、測定試料が静電チャックである場合には、この静電チャックの基体の全体としての体積抵抗率を測定するものである。そのため、静電チャックの誘電体層の体積抵抗率を部分的に測定できるものではなかった。
そのため、従来、静電チャックの誘電体層のみの体積抵抗率を測定するには、基体の保持面とは反対側の面から基体内に埋設されている静電電極に達する穴を穿設して、この穴の底面に静電電極の一部を露出させ、この露出した静電電極に測定端子を電気的に接続して、この静電電極を一方の測定用電極として活用するとともに、誘電体層の表面、すなわち基体の保持面に一方の測定用電極を対向させて設け、これらの測定用電極間に電圧を印加して電流値を測定することにより体積抵抗率を求めることが行われていた。
特開2000−88900号公報
上述したように基体の保持面とは反対側の面から基体内に埋設されている静電電極に達する穴を穿設してこの穴の底面に静電電極の一部を露出させて誘電体層の体積抵抗率を測定する方法では、静電チャックの基体がセラミックスよりなる場合に、この穴の穿孔加工に時間と労力を要してしまう。誘電体層の体積抵抗率の測定は、製造条件が異なることのあるロットに応じて、静電チャックが所定の体積抵抗率を有しているかを確認するために行われている。したがって、体積抵抗率の測定のための穿設加工に時間と労力を要してしまうのでは、体積抵抗率が不良である静電チャックが発生した場合に、生産を中止するフィードバックに時間がかかる結果、不良品を大量に製造してしまうことになりかねない。
本発明は、上記の問題を有利に解決するもので、製造する静電チャックに穿孔加工を施すことなく、静電チャックの誘電体層の体積抵抗率を測定できるようにして、これにより速やかな体積抵抗率の測定を可能とする静電チャックの誘電体層の体積抵抗率測定装置及びその装置を用いた測定方法を提供することを目的とする。
本発明の静電チャックの誘電体層の体積抵抗率測定装置は、測定される静電チャックの誘電体層の表面に対向する測定面を有し、その測定面がそれぞれ同一平面内で間隔を空けて配設される一対の導電性ラバー電極と、
この一対の導電性ラバー電極を接続する電気回路に設けられる直流電源及び電流計とを備え、かつ、各導電性ラバー電極は、測定面が互いに同一面積になる同一の抵抗値を有する形状であり、各導電性ラバー電極の間隔が、測定される静電チャックの誘電体層の厚みの6倍以上であり、各導電性ラバー電極は、体積抵抗率が1×10Ω・cm以下であり、各導電性ラバー電極は、JIS−A硬度で60〜80Hsの範囲であることを特徴とする。
本発明の静電チャックの誘電体層の体積抵抗率測定方法は、測定される静電チャックの誘電体層の表面に対向して配設する一対の導電性ラバー電極として、この静電チャックの誘電体層の表面に対向する測定面を有し、この測定面が互いに同一面積になる同一の抵抗値を有する形状であり、体積抵抗率が1×10Ω・cm以下であり、JIS−A硬度で60〜80Hsの範囲であるものを用い、この一対の導電性ラバー電極を、それぞれの測定面を同一平面内にし、静電チャックの誘電体層の厚みの6倍以上の間隔を空けて配設した後、この測定面と静電チャックの誘電体層の表面とを密着させ、この一対の導電性ラバー電極間を接続する電気回路に設けられる直流電源から、プラス電圧とマイナス電圧を交互に印加して、この電気回路に接続している電流計により測定される電流値の平均値を用いて、静電チャックの誘電体層の体積抵抗率を算出することを特徴とする。
本発明の静電チャックの誘電体層の体積抵抗率測定装置によれば、製造された静電チャックに穿孔加工を施すことなく、誘電体層の体積抵抗率を測定することが可能となる。
本発明の静電チャックの誘電体層の体積抵抗率測定方法によれば、上記の体積抵抗率測定装置による体積抵抗率の測定を、より正確に行うことが可能となる。
以下、本発明の実施形態に係る静電チャックの誘電体層の体積抵抗率測定装置を、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る静電チャックの誘電体層の体積抵抗率測定装置を、模式的な断面で示す図である。図1において、体積抵抗率を測定される静電チャック1は、セラミックスよりなる板状の基体2と、この基体2の基板保持面である一方の表面近傍に埋設された静電電極3とを有している。基体2における静電電極3と基板保持面との間の領域が、誘電体層の領域である。
本実施形態の体積抵抗率測定装置は、この静電チャック1の基板保持面に対向するように、それぞれ平板形状である第1の導電性ラバー電極11と第2の導電性ラバー電極12とを有している。この第1の導電性ラバー電極11及び第2の導電性ラバー電極12における、静電チャック1の基板保持面と対向する面は、測定面であり、この静電チャック1の基板保持面と密着できるように平面になっている。この第1の導電性ラバー電極11の測定面と、第2の導電性ラバー電極12の測定面とが同一平面にあるようにして、第1の導電性ラバー電極11と第2の導電性ラバー電極12とは、所定の間隔を空けて配設されている。
図1に示した本実施形態では、第1の導電性ラバー電極11に直流電源13の正極側が接続され、また、第2の導電性ラバー電極12に電流計14が接続されている。直流電源13の負極側に接続される導線は接地されるとともに、電流計14から接続される導線もまた、接地されている。このことにより、第1の導電性ラバー電極11、直流電源13、電流計14及び第2の導電性ラバー電極を接続する電気回路が形成されている。
これらの第1の導電性ラバー電極11及び第2の導電性ラバー電極12並びに直流電源13及び電流計14を備える本実施形態の体積抵抗率測定装置を用いて静電チャックの誘電体層の体積抵抗率を測定するときは、第1の導電性ラバー電極11及び第2の導電性ラバー電極12を、その各測定面が上向きになるようにして所定の間隔を空けて配設する。そして、これらの第1の導電性ラバー電極11、第2の導電性ラバー電極12の各測定面に静電チャック1の基板保持面が対向するように静電チャック1の基板保持面を下向きにして、静電チャック1を第1の導電性ラバー電極11、第2の導電性ラバー電極12上に載置する。なお、第1の導電性ラバー電極11及び第2の導電性ラバー電極12は、図示しない絶縁体により支持固定されている。このことにより、第1の導電性ラバー電極11及び第2の導電性ラバー電極12の各測定面と、静電チャック1の基板保持面とは、静電チャック1の自重により密着される。
第1の導電性ラバー電極11及び第2の導電性ラバー電極12の各測定面と、静電チャック1の基板保持面とが密着している状態で、直流電源13から直流電圧を印加すると、直流電流が、第1の導電性ラバー電極11から静電チャック1の誘電体層を通って静電電極3に流れ、この静電電極3から静電チャック1の誘電体層を通って第2の導電性ラバー電極12に流れ、この第2の導電性ラバー電極12から電流計14に流れる。このような電気回路における直流電源13により印加される所定の電圧値と、電流計14により測定される電流値とから、静電チャック1の誘電体層の体積抵抗率を算出することができる。
本実施形態の体積抵抗率測定装置によれば、測定される静電チャック1の基板保持面に密着される一対の導電性ラバー電極を使用して、静電チャック1の誘電体層の体積抵抗率を測定することができるから、この体積抵抗率の測定の際に静電チャック1に穿孔加工を施す必要がない。したがって、体積抵抗率を速やかに測定することができる。また、静電チャックを非破壊で測定することができるため、信頼性の高い測定をすることができる。
第1の導電性ラバー電極11及び第2の導電性ラバー電極12の平面形状の一例を、図2の平面図を用いて説明する。図2に示した本実施形態においては、第1の導電性ラバー電極11及び第2の導電性ラバー電極12がそれぞれ、静電チャック1の基板保持面を覆うことのできるサイズで、円の中心を通る線分で二分された半円形又はD形の平面形状を有している。なお、本発明の体積抵抗率測定装置は、図2に図示した第1の導電性ラバー電極11及び第2の導電性ラバー電極12の平面形状に限定されるものではない。第1の導電性ラバー電極11及び第2の導電性ラバー電極12の測定面が、互いに同一面積になり、同一の抵抗値を有する形状であれば形状を問わない。第1の導電性ラバー電極11の測定面の面積と、第2の導電性ラバー電極12の測定面の面積とが相違して、両者の抵抗値が相違する場合には、静電チャック1の誘電体層の体積抵抗率を正確に測定することができない。第1の導電性ラバー電極11の材質と、第2の導電性ラバー電極12の材質とを同一にすることにより、第1の導電性ラバー電極11の測定面の面積と、第2の導電性ラバー電極12の測定面の面積とを同一にしさえすれば、正確な測定が可能となる。
第1の導電性ラバー電極11と第2の導電性ラバー電極12は、図1及び図2に示されたとおり所定の間隔Lを空けて離隔配設されている。この間隔Lは、測定される静電チャック1の誘電体層の厚みの6倍以上とする。誘電体層の厚みの6倍に満たないと、電流計14の測定値が、第1の導電性ラバー電極11と第2の導電性ラバー電極12との間の静電チャック1の基板保持面を流れる表面電流の影響を受け、正確な測定値が得られ難くなる。間隔Lを、測定される静電チャック1の誘電体層の厚みの6倍以上とすることにより、表面電流の影響による誤差を無視することができ、正確な体積抵抗率の測定が可能となる。もっとも、距離Lがあまりに大きくなると、電流の測定面積が小さくなるため、却って正確な測定値が得られ難くなるおそれがある。好適な間隔Lの範囲は、この静電チャック1の誘電体層の材質にもよるが、一般的な静電チャックの材質として用いられる体積抵抗率が10〜1013Ω・cmの誘電体層である場合には、上記間隔Lが静電チャック1の誘電体層の厚みの6倍以上、より好ましくは10倍程度である。
第1の導電性ラバー電極11及び第2の導電性ラバー電極は、いずれも、体積抵抗率が、1×10Ω・cm以下である。これらの導電性ラバー電極の体積抵抗率は、測定対象である静電チャック1の誘電体層の体積抵抗率よりも3桁以上で、小さい値であることにより、静電チャック1の誘電体層の体積抵抗率の測定結果に悪影響を及ぼさない。本発明の体積抵抗率測定装置で測定する静電チャック1としては、誘電体層の体積抵抗率が10Ω・cm程度以上のものを想定しているため、第1の導電性ラバー電極11及び第2の導電性ラバー電極12は、いずれも、体積抵抗率が、1×10Ω・cm以下とする。なお、体積抵抗率が、1×10Ω・cm以下である導電性ラバーは、市販されているものを入手可能である。このような体積抵抗率を有する導電性ラバーのシートを、前述したとおり、同一面積になるように打ち抜き加工等の成形加工をして、第1の導電性ラバー電極11及び第2の導電性ラバー電極12を得ることができる。
第1の導電性ラバー電極11及び第2の導電性ラバー電極は、いずれも硬度が、JIS−A硬度で60〜80Hsの範囲のものである。これらの導電性ラバー電極の硬度は、測定する静電チャック1の基板保持面との密着性を確保するために必要である。これらの導電性ラバー電極の硬度が、硬すぎると、静電チャック1の基板保持面との密着性が低下し、正確な測定が難しくなる。また、これらの導電性ラバーの硬度が柔らかすぎると、第1の導電性ラバー電極11及び第2の導電性ラバー電極の測定面上に静電チャック1を載置したときに、この静電チャック1の自重により第1の導電性ラバー電極11及び第2の導電性ラバー電極12が変形してしまい、第1の導電性ラバー電極11と第2の導電性ラバー電極12との間の間隔Lを上述の範囲に制御することが難しくなる。したがって、これらの不具合のない、好適な範囲として、第1の導電性ラバー電極11及び第2の導電性ラバー電極の硬度は、JIS−A硬度で60〜80Hsの範囲とする。
次に、本発明に係る静電チャックの誘電体層の体積抵抗率測定方法の一例について説明する。静電チャックの誘電体層の体積抵抗率を測定するに当たっては、上述した本発明の実施形態に係る体積抵抗率測定装置を用いる。この体積抵抗率測定装置を用いて、第1の導電性ラバー電極11と、第2の導電性ラバー電極12の各測定面上に静電チャック1を、その基板保持面を対向させて載置し、静電チャック1の基板保持面と第1の導電性ラバー電極11の測定面及び第2の導電性ラバー電極12の測定面とを、静電チャック1の自重で密着させる。なお、静電チャック1の自重に限らず、例えば、第1の導電性ラバー電極11及び第2の導電性ラバーに向けて静電チャック1を押圧することにより密着させることもできる。
第1の導電性ラバー電極11に接続している直流電源13から所定の電圧を印加して、第2の導電性ラバー電極12に接続している電流計により電流値を測定する。この電流値の測定の際、直流電源13から、プラス電圧とマイナス電圧を交互に一分間印加して、電流計14により測定される電流値の平均値を用いて、静電チャック1の誘電体層の体積抵抗率を算出することが、この誘電体層の体積抵抗率を正確に測定するために好ましい。
このようにして算出された静電チャック1の誘電体層の体積抵抗率は、実際に測定した結果、誘電体層の体積抵抗率が10〜1013Ω・cmの範囲で、従来の測定装置、測定方法により測定された誘電体層の体積抵抗率と直線的な相関関係にあった。これにより本発明に係る静電チャックの誘電体層の体積抵抗率測定装置及び測定方法が、実用的であることが発明者らの計測により確認されている。
本発明に係る静電チャックの誘電体層の体積抵抗率測定装置との比較のため、従来の静電チャックの誘電体層の体積抵抗率測定装置を模式的に図3に示す。図3に示される測定装置を用いて静電チャック1の誘電体層の体制抵抗率を測定するに当たって、この静電チャック1の基板保持面とは反対の面から、基体2内に埋設されている静電電極3に達する穴2aが穿設され、この穴2aに装入された測定端子4が、静電電極3に電気的に接続されている。
測定される静電チャック1は、基板保持面を下向きにして容器21内に収容された水22中に浸されている。静電チャックに取り付けられた測定端子4に直流電源13の正極側を接続し(負極側は接地)、容器21に接地された電流計14を接続して、この直流電源13から直流電圧を印加すると、直流電源13から測定端子4、静電電極3、誘電体層、水22及び容器21を通って電流が流れ、電流計14により電流値が測定される。印加された電圧値と測定された電流値とから、静電チャック1の誘電体層の体積抵抗率が算出される。
図3に示した従来の測定装置は、基体2に穴2aを穿孔加工する必要があるので、測定に時間と労力がかかるのであって、図1に示した本発明に係る測定装置は、この穿孔加工なしで誘電体層の体積抵抗率の測定ができるのであるから、本発明に係る測定装置が有利であることは明白である。
本発明に係る測定装置によれば、穿孔加工なしで誘電体層の体積抵抗率の測定ができることから、種々の利点が考えられる。例えば、静電チャックを粗加工した後、仕上げ加工前に誘電体層の体積抵抗率の測定を行い、測定結果から目標とする体積抵抗率から外れている静電チャックがある場合には、その静電チャックを熱処理して、所定の目標体積抵抗率に調整することが可能となる。このような調整は、従来の測定装置を用いた場合には、穿孔加工された部分に露出する静電電極3が熱処理により酸化してしまうので不可能である。さらに、静電チャックに限らず、高周波電極を内部に有するサセプター等の誘電体層の体積抵抗率を非破壊、非加工で測定することを可能ならしめる。
図1に示した装置を用いて、静電チャックの誘電体層の体積抵抗率を測定した。測定した静電チャックは、基板保持面の直径が298mmの円盤形状の窒化アルミニウム製のセラミックスからなるものである。
まず、誘電体層の体積抵抗率が異なる2種類の静電チャックを用意した。これらの静電チャックの誘電体層は、体積抵抗率が、それぞれ1×1011Ω・cm及び7×1011Ω・cmであり、厚みは1mmである。これらの静電チャックを用いて、誘電体層の体積抵抗率を測定するに際して、第1の導電性ラバー電極11と第2の導電性ラバー電極12との間隔を種々に変化させた種々の条件により測定を行った。第1の導電性ラバー電極11及び第2の導電性ラバー電極12は、体積抵抗率が1×10Ω・cm、硬度がJIS−Aで70のものであった。第1の導電性ラバー電極11及び第2の導電性ラバー電極12は、平面形状が図2に示したようなD形であり、測定面の面積が互いに同一のものである。測定の際における直流電源13からの電圧印加は、500Vの電圧を、プラスの電圧とマイナスの電圧とを交互に1分間印加して、それぞれの電流値の平均値を求めた。
導電性ラバー電極間距離と誘電体層の厚さとの比Aに対する上記電流値Iについて得られた結果を図4に示す。図4に示されるように、導電性ラバー電極間距離と誘電体層の厚さとの比Aが6以上である場合に、2種類のいずれの静電チャックであっても、電流値は一定の値になり、導電性ラバー電極間の表面電流の影響がない、正確な電流値が得られた。
この導電性ラバー電極間の表面電流が体積抵抗率の測定に及ぼす影響について、図5を用いて説明する。図5は、本発明の実施形態に係る測定装置の模式図であり、図1に示した測定装置と構成は同じである。図5に示される測定装置を用いた体積抵抗率の測定に関して、電流が流れる経路は、
I:静電チャックの内部(誘電体層と静電電極)を通り導電性ラバー電極間に流れる電流
i:静電チャックの表面を通り導電性ラバー電極間に流れる電流
の二種類がある。電流計14により測定される電流は、このIとiとの合計量(I+i)となり、この合計量を用いて算出される体積抵抗率には、表面電流分の誤差が含まれることになる。
測定時の印加電圧(V)と導電性ラバー電極の測定面の面積が変わらない(定数)とし、誘電体層の体積抵抗をR、導電性ラバー電極間の基板保持面の表面抵抗をrとすると、それぞれの抵抗は、次の(1)式、(2)式のとおり、誘電体層厚d又は導電性ラバー電極間の距離Lと比例関係にある。
R∝d ……(1)
r∝L ……(2)
電流計14により測定される電流値から、表面抵抗rの影響を無視できるようにするには、rのRに対する比の値が無限大(r/R=∞)となるのが理想的であり、実際には、rのRに対する比が1000以上(r/R≧1000)とすれば、測定に影響が出ないといえる。この関係と、上記(1)式及び(2)式の比例関係とから、次の(3)式
L/d≧A ……(3)(Aは定数)
となる関係を満たせば、測定上の誤差要因は無視できることになる。
実測の結果としては、図4に示したように、(3)式のL/dの値Aが6以上であれば、表面抵抗による誤差としては無視できることを検証した。この値Aは、静電チャックの誘電体層の材料の抵抗が高ければ大きな値となり、抵抗が低ければ小さい値となるが、本発明の装置を用いて測定する静電チャックの誘電体層の材料が具備する体積抵抗率の範囲であれば、L/dの値Aが6以上で測定上の誤差要因は無視できた。
次に、導電性ラバー電極の硬度を種々に変化させた条件で静電チャックの誘電体層の体積抵抗率の測定を行った。静電チャックは、上記した体積抵抗率の異なる2種類を用いた。導電性ラバー電極の形状は上記したのと同じものである。導電性ラバー電極間距離Lは6mmとした。測定結果を図6に示す。
図6から分かるように、導電性ラバー電極の硬度が80以下である場合には、測定された体積抵抗率に変動が発生せず、正確な値を測定できた。なお、図6には図示していないが、導電性ラバー電極の硬度が60未満である場合に、正確な測定ができないことを確認している。
次に、導電性ラバー電極の体積抵抗率を種々に変化させた条件で静電チャックの誘電体層の体積抵抗率の測定を行った。静電チャックは、上記した体積抵抗率の異なる2種類を用いた。導電性ラバー電極の形状は上記したのと同じものである。導電性ラバー電極の硬度は70とした。導電性ラバー電極間距離Lは6mmとした。測定結果を図7に示す。
図7から分かるように、導電性ラバー電極の体積抵抗率が1×10Ω・cm以下である場合には、測定された体積抵抗率に変動が発生せず、正確な値を測定できた。
本発明の一実施形態に係る静電チャックの誘電体層の体積抵抗率測定装置を示す模式図である。 体積抵抗率測定装置の導電性ラバー電極の例を示す平面図である。 従来の静電チャックの誘電体層の体積抵抗率測定装置を示す模式図である。 導電性ラバー電極間距離と誘電体層の厚さとの比が、測定電流に及ぼす影響を示すグラフである。 導電性ラバー電極間の表面電流が体積抵抗率の測定に及ぼす影響を説明する図である。 導電性ラバー電極の硬度と誘電体層の体積抵抗率との関係を示すグラフである。 導電性ラバー電極の体積抵抗率と誘電体層の体積抵抗率との関係を示すグラフである。
符号の説明
11…第1の導電性ラバー電極
12…第2の導電性ラバー電極
13…直流電源
14…電流計

Claims (2)

  1. 測定される静電チャックの誘電体層の表面に対向する測定面を有し、その測定面がそれぞれ同一平面内で間隔を空けて配設される一対の導電性ラバー電極と、
    この一対の導電性ラバー電極を接続する電気回路に設けられる直流電源及び電流計とを備え、かつ、
    各導電性ラバー電極は、測定面が互いに同一面積になる同一の抵抗値を有する形状であり、
    各導電性ラバー電極の間隔が、測定される静電チャックの誘電体層の厚みの6倍以上であり、
    各導電性ラバー電極は、体積抵抗率が1×105Ω・cm以下であり、
    各導電性ラバー電極は、JIS−A硬度で60〜80Hsの範囲であり、
    各導電性ラバー電極は、前記静電チャックの基板保持面を覆うことのできるサイズで円の中心を通る線分で二分された半円形又はD形の平面形状を有している
    ことを特徴とする静電チャックの誘電体層の体積抵抗率測定装置。
  2. 測定される静電チャックの誘電体層の表面に対向して配設する一対の導電性ラバー電極として、この静電チャックの誘電体層の表面に対向する測定面を有し、この測定面が互いに同一面積になる同一の抵抗値を有する形状であり、体積抵抗率が1×105Ω・cm以下であり、JIS−A硬度で60〜80Hsの範囲であり、前記静電チャックの基板保持面を覆うことのできるサイズで円の中心を通る線分で二分された半円形又はD形の平面形状を有しているものを用い、
    この一対の導電性ラバー電極を、それぞれの測定面を同一平面内にし、静電チャックの誘電体層の厚みの6倍以上の間隔を空けて配設した後、この測定面と静電チャックの誘電体層の表面とを密着させ、
    この一対の導電性ラバー電極間を接続する電気回路に設けられる直流電源から、プラス電圧とマイナス電圧を交互に印加して、この電気回路に接続している電流計により測定される電流値の平均値を用いて、静電チャックの誘電体層の体積抵抗率を算出する
    ことを特徴とする静電チャックの誘電体層の体積抵抗率測定方法。
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