JP4926273B1 - キッチンキャビネットの仕様変更方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上部ユニット8と下部ユニット10、または、上部ユニット8と脚ユニット9からなる家具であって、上部ユニット8の底面のフレーム83には被係合部が設けられているとともに、下部ユニット10および脚ユニット9の上面102には、被係合部と着脱可能に係合し得る係合部が形成されており、上部ユニット8に対し、下部ユニット10と脚ユニット9のうち何れかを選択して取り付け、家具の仕様を容易に変更することができる。
【選択図】図3
Description
また、特許文献2に開示されているように、下ユニットの上に上ユニットを置いて構成した家具が存在する。
本発明のキッチンキャビネットの仕様変更方法は、
上部ユニットにシンクと水栓を設けたキッチンキャビネットであって、
キッチンの壁面に固定されるとともに底面のフレームに被係合部が設けられた上部ユニットに対し、
上面に係合部がそれぞれ形成された下部ユニットと脚ユニットのうち何れかを選択して前記係合部を前記被係合部に係合した仕様から、前記下部ユニットまたは脚ユニットを前記上部ユニットから取り外した後に、
前記下部ユニットまたは脚ユニットの前記係合部を前記被係合部に前方側からスライドさせ係合させて、上部ユニットと脚ユニットからなるキッチンキャビネット、または、上部ユニットと下部ユニットからなるキッチンキャビネットに仕様を変更させる
ことを要旨とする。
図1には、家具の一例としてキッチンキャビネットを示す。
キッチンキャビネット1は、上面のカウンター2に、シンク3とコンロ4が設けられており、シンク3の後方には水栓5が立設されている。
また、キッチンキャビネット1の前面には扉6a,6bが設けられ、扉6a,6bの奥側は収納空間となっている。また、コンロ4の下方には引出し7が設けられている。
本例では、この脚ユニット9を取り外して、脚ユニット9の部分に、図3に示すように、下部ユニット10を取り付けて仕様変更ができるように構成されている。
各フレーム枠8a,8b,8c,8dは、前後一対の縦フレーム81,81の上端に、奥行き方向の奥行き上フレーム82が連結され、一対の縦フレーム81,81の下端は、奥行き底フレーム83で連結されて、各フレーム枠8a,8b,8c,8dはそれぞれ四角い枠状に形成されている。
下部ユニット10は、4個のフレーム枠10a,10b,10c,10dの底側に、前後一対の横フレーム10e,10eが連結されたフレーム構造となっている。
各フレーム枠10a,10b,10c,10dは、前後一対の縦フレーム101,101と、縦フレーム101,101間に連結された、上面側の奥行き上フレーム102と、底側の奥行き底フレーム103で、長方形状の枠状にそれぞれ形成されたものである。
この溝102d,102d内に、前述した上部ユニット8の水平片83dが係入可能であり、係入された状態では、下部ユニットの係合片102c,102cが上部ユニット8の被係合部83e,83e内に係合されるように構成されている。
この連結状態は、図10にフレーム枠10aの連結状態として、また、図11にフレーム枠10b,10cの連結状態として示す。
このように、脚ユニット9に換えて下部ユニット10を上部ユニット8に連結することにより、下部ユニット10内には、前方側へ引き出し可能に3個の引出しを設けることができるため、3個の引出しにより収納量を増やすことができ、ライフスタイルに合わせて下部ユニット10を取り付けて収納量を増やすことができるものとなる。
なお、脚ユニット9を構成する各脚9a,9b,9c,9dも、上部ユニット8の被係合部83e,83eに係合可能な係合部92c,92cを備えている。
脚9bは図12の斜視図で示すような外観形状となっており、図13は、脚9bの正面図であり、図14は、脚9bの側面図である。また、図15は、脚9bの内部構造を示す縦断面構成図であり、図16は、脚9bの構成部材の分解斜視図である。
上端部材92には、中央部に上下に貫通してボルト91が通るボルト孔92aが形成されており、上面の幅方向両端側には凹み状に溝92b,92bが形成されて、その上方が外方へ突出する係合部92c,92cとなっており、この係合部92c,92cが、前述した上部ユニット8の被係合部83e,83eに係合されるものである。
上端部材92の下部部位には、一対の爪片92dが水平に形成されており、この爪片92dの上にナット94を配置させることができ、ボルト91をこのナット94に螺合させ、ボルト91を回すことにより、ボルト91を上下動させることができ、ボルト91の上下調整を完了した後には、ロックナット95を上端部材92の爪片92dの下面に締め付けてロックすることができるものである。
この下端部材93は、ボルト91を回すことによりキッチンの床面に当接されるものであり、ボルト91を回して高さ調整した後に、ナット95を締め付けて固定することができるものである。
なお、長孔93c内にビスを入れて、床面に下端部材93を固定することもできるものである。
コの字カバー97には、縦方向に係止部97b,97bが形成されており、この係止部97b,97bに、係脱可能に係合できる係合片98a,98aがI字カバー98に形成されている。
このように、カバー97,98によりボルト91は隠されるため、すっきりとした外観となる。
なお、脚9bの上端の上端部材92は、カバー97,98の上端に露出するが、本例の脚9bは、図2に示すように、上部ユニット8の底面の前方側から、ある距離奥側へ行ったところに固定されるため、この部分は極めて見えにくい部分であり、外観の意匠性が損なわれることはない。
8 上部ユニット
8a,8b,8c,8d フレーム枠
8e 横フレーム
9 脚ユニット
9a,9b,9c,9d 脚
10 下部ユニット
10a,10b,10c,10d フレーム枠
10e 横フレーム
81 縦フレーム
82 奥行き上フレーム
83 奥行き底フレーム
83c 垂下片
83d 水平片
83e 被係合部
91 ボルト
92 上端部材
92a ボルト孔
92b 溝
92c 係合部
92d 爪片
92e タップ孔
93 下端部材
93a ボルト孔
93c 長孔
94,95,96 ナット
97 コの字カバー
97a 縦ビス孔
97b 係止部
98 I字カバー
98a 係合片
99 ビス
101 縦フレーム
102 奥行き上フレーム
102a フレーム本体
102b 立上片
102c 係合片
102d 溝
103 奥行き底フレーム
Claims (1)
- 上部ユニットにシンクと水栓を設けたキッチンキャビネットであって、
キッチンの壁面に固定されるとともに底面のフレームに被係合部が設けられた上部ユニットに対し、
上面に係合部がそれぞれ形成された下部ユニットと脚ユニットのうち何れかを選択して前記係合部を前記被係合部に係合した仕様から、前記下部ユニットまたは脚ユニットを前記上部ユニットから取り外した後に、
前記下部ユニットまたは脚ユニットの前記係合部を前記被係合部に前方側からスライドさせ係合させて、上部ユニットと脚ユニットからなるキッチンキャビネット、または、上部ユニットと下部ユニットからなるキッチンキャビネットに仕様を変更させる
ことを特徴とするキッチンキャビネットの仕様変更方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010254313A JP4926273B1 (ja) | 2010-11-12 | 2010-11-12 | キッチンキャビネットの仕様変更方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010254313A JP4926273B1 (ja) | 2010-11-12 | 2010-11-12 | キッチンキャビネットの仕様変更方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP4926273B1 true JP4926273B1 (ja) | 2012-05-09 |
JP2012101002A JP2012101002A (ja) | 2012-05-31 |
Family
ID=46261491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010254313A Active JP4926273B1 (ja) | 2010-11-12 | 2010-11-12 | キッチンキャビネットの仕様変更方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4926273B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7489141B1 (ja) | 2023-06-01 | 2024-05-23 | 株式会社 参創ハウテック | フレームキッチン |
Family Cites Families (3)
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JPH06115Y2 (ja) * | 1989-10-26 | 1994-01-05 | 川澄化学工業株式会社 | 医療用容器 |
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-
2010
- 2010-11-12 JP JP2010254313A patent/JP4926273B1/ja active Active
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JP2012101002A (ja) | 2012-05-31 |
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