JP4926122B2 - 保持容器及び保持容器ユニット - Google Patents
保持容器及び保持容器ユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP4926122B2 JP4926122B2 JP2008119326A JP2008119326A JP4926122B2 JP 4926122 B2 JP4926122 B2 JP 4926122B2 JP 2008119326 A JP2008119326 A JP 2008119326A JP 2008119326 A JP2008119326 A JP 2008119326A JP 4926122 B2 JP4926122 B2 JP 4926122B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holding
- wafer
- plate
- spacer
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 114
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 26
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 claims description 25
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 4
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims description 3
- 235000012431 wafers Nutrition 0.000 description 217
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 23
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 16
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 16
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 10
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 7
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 6
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 6
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 5
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 5
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 3
- 230000008569 process Effects 0.000 description 3
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 229920005830 Polyurethane Foam Polymers 0.000 description 1
- 230000003749 cleanliness Effects 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 1
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 1
- 239000011496 polyurethane foam Substances 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Stackable Containers (AREA)
- Buffer Packaging (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Description
回転させた形状を有する保持容器とすることもできる。これにより、第1保持部位及び第2保持部位が貫通穴状収容部に交互に隣接し易くなるため、ウエハへのチッピングの発生を低減することができる。
である保持容器とすることができる。これにより、保持板が各々表裏反転した構造になるため、保持部材を合同な三角形にして保持部材の共通化を図ることができる。
本発明における「多角形状」及び「正多角形状」とは、単に多角形及び正多角形の形状に限られず、各辺をそれぞれ延長したときに多角形及び正多角形となるような形状も含むものである。
本発明の第一実施形態は、スペーサ4と、第1切欠き31を有する第1保持板3と、第2切欠き51を有する第2保持板5と、を備える保持容器1である。図1は保持容器1の各部品の一例を示す斜視図であり、図2は保持容器1の一例を示す(a)正面図、及び(b)A−A’面で切断した断面図であり、図3は保持容器1の変形例である保持容器1a1〜1a11の第1切欠き31a1〜31a11及び第2切欠き51a1〜51a11を例示する正面図である。
本実施形態の保持容器1は、内部にウエハWを収容する略円形の貫通穴状収容部41を設けたスペーサ4を有する。
本実施形態の保持容器1は、スペーサ4の一方の面に当接する第1保持板3と、スペーサ4の他方の面に当接する第2保持板5と、を有する。これにより、ウエハWの両面が対向する第1保持板3及び第2保持板5によって保持されるため、保持容器1でウエハWを安定して保持することができる。また、保持容器1を略水平に設置した場合に、下側の保持板3又は5によってウエハWが保持されつつ、ウエハW自体の反りやウエハWのたわみにより浮き上がるウエハWの外周が、上側の保持板3又は5によって押さえられるため、ウエハWに生じるたわみを軽減することができる。
回転した形状を有することが最も好ましい。これにより、第1保持板3をウエハWの下側に位置させたときにウエハWを保持する第1保持部位H1、及び、第2保持板5をウエハWの下側に位置させたときにウエハWを保持する第2保持部位H2が、貫通穴状収容部41と交互に隣接し易くなる。
本発明の第二実施形態は、スペーサ4並びに保持板3b及び5bの積層方向から見た場合に、保持板3b及び5bに設けられた第1切欠き31b及び第2切欠き51bが、貫通穴状収容部41の外側で各々交差する保持容器1bである。図5は保持容器1bの一例を示す(a)正面図、及び(b)B−B’面における断面図である。
本実施形態の保持容器1bは、ウエハWを収容するための貫通穴状収容部41を設けるスペーサ4を有する。このスペーサ4は、上記第一実施形態と同様のものを用いることができる。
本実施形態の保持容器1bでは、図5に示すように、保持板3b及び5bに設けられた第1切欠き31b及び第2切欠き51bが、貫通穴状収容部41の外側で各々交差する。このとき、ウエハWは、第1保持部位H1及び第2保持部位H2によって互い違いに保持される。これにより、ウエハWに外部から力が作用しても、保持板3b及び/又は5bとウエハWとが接触する方向(保持方向)でウエハWが保持されるとともに、保持板3b及び5bとウエハWとが接触していない方向(空き方向)に力が逃げていくため、ウエハWへのチッピングの発生を低減することができる。
本発明の第三実施形態は、スペーサ4並びに保持板3c及び5cの積層方向から見た場合に、保持板3c及び5cに設けられた第1切欠き31c及び第2切欠き51cが、貫通穴状収容部41の内側で各々交差する保持容器1cである。図6は保持容器1cの一例を示す(a)正面図及び(b)C−C’面における断面図である。
本実施形態の保持容器1cは、ウエハWを収容するための貫通穴状収容部41を設けるスペーサ4を有する。このスペーサ4は、上記第一実施形態と同様のものを用いることができる。
本実施形態の保持容器1cでは、図6に示すように、保持板3c及び5cに設けられた第1切欠き31c及び第2切欠き51cが、貫通穴状収容部41の内側で各々交差する。このとき、貫通穴状収容部41を間にして第1保持板3c及び第2保持板5cが対向する、重なり部位Kが形成される。これにより、重なり部位Kが保持板3c及び5cに上下から挟まれてウエハWが厚さ方向に遊び難くなるため、特に小さい径のウエハWを保持しても、ウエハWを保持容器1cの中で動き難くすることができる。
本発明の第四実施形態は、保持板3d及び5dの少なくとも一方が複数の三角形をした保持部材33d及び53dからなり、隣接する保持部材33d及び53dの頂点が互いに接するようにした保持容器1dである。図7は保持容器1dの各部品の一例を示す斜視図であり、図8は保持容器1dの変形例である保持容器1d1〜1d3の第1切欠き31d1〜31d3及び第2切欠き51d1〜51d3を例示する正面図である。
本実施形態の保持容器1dは、ウエハWを収容するための貫通穴状収容部41を設けるスペーサ4を有する。このスペーサ4は、上記≪保持容器の基本形態≫と同様のものを用いることができる。
本実施形態の保持容器1dでは、例えば図7に示すように、保持板3及び5の少なくとも一方を、複数の三角形をした保持部材33d及び53dで形成し、隣接する保持部材33d及び53dの頂点が互いに接するように保持部材33d及び53dを設ける。これにより、保持板3d及び5dを作製し易くすることができるとともに、切欠き31d及び51dを通じた外気の流通を抑制し、保持容器1dの内部に形成された空間の密閉性を得易くすることができる。
であることが好ましい。これにより、保持板3d及び5dが表裏反転した構造になるため、保持部材33d及び53dを合同な三角形にして保持部材33d及び53dの共通化を図ることができる。例えば、図8(a)のように、切欠き31d1及び51d1の外縁形状を正方形とする場合は、保持部材33d1及び53d1の三角形の内角をそれぞれ22.5°、67.5°、及び90°とすることで、上記条件が満たされる。この他、保持板3d及び5d並びに切欠き31d及び51dの外縁形状を正n角形とする場合の、保持部材33d及び53dの三角形の内角について、以下の表1に示す。
本発明の第五実施形態は、第1保持板3e及び第2保持板5eの少なくとも一方を構成する保持部材33e及び53eが接する部分にコーナー板52を有する保持容器1eである。図9は保持容器1eの各部品の一例を示す斜視図を示す。
本実施形態の保持容器1eは、上記第一実施形態と同様のスペーサ4を有し、上記第四実施形態と同様の第1保持板3e及び第2保持板5eを有する。
本実施形態の保持容器1eでは、図9に示すように、保持部材33e及び53eが接する部分にコーナー板32及び52が設けられる。これにより、強度的に弱い保持部材33e及び53eの頂点が補強されるとともに、保持容器1eの内部に形成された空間の密閉性が高められるため、保持容器1eの内部への埃等の侵入を低減し、より清浄な状態でウエハWを保持することができる。ここで、コーナー板32及び52の材料としては、例えば硬質塩化ビニル樹脂、硬質ポリプロピレン樹脂、PET樹脂、又はアクリル樹脂等の硬質材料を用いることができる。
本発明の第六実施形態の保持容器1fは、保持板3f及び5fの少なくとも一方が複数の三角形をした保持部材33f及び53fからなり、隣接する保持部材33f及び53fの頂点が互いに離れるように構成される。図10は保持容器1fの各部品の一例を示す斜視図を示す。
本実施形態の保持容器1fは、ウエハWを収容するための貫通穴状収容部41を設けるスペーサ4を有する。このスペーサ4は、上記≪保持容器の基本形態≫と同様のものを用いることができる。
本実施形態の保持容器1fでは、例えば図10に示すように、切欠き31f及び51fを有する保持板3f及び5fの少なくとも一方が、複数の三角形の保持部材33f及び53fから構成されており、隣接する保持部材33f及び53fの頂点が互いに離れている。これにより、保持板3f及び5fのうちウエハWを保持していない部分を省略することができ、保持容器1fをウエハWの表面と平行な方向についてコンパクトにすることができる。
本発明の第七実施形態は、第1保持板3に当接する第1硬質板2と、第2保持板5に当接する第2硬質板6を有する保持容器1gである。図11は保持容器1gの各部品の一例を示す斜視図を示す。
本実施形態の保持容器1gは、上記第一実施形態と同様のスペーサ4を有し、上記第一実施形態から第六実施形態のいずれかと同様の第1保持板3及び第2保持板5を有する。
本実施形態の保持容器1gは、第1保持板3のうちスペーサ4と反対側の面に当接する第1硬質板2と、第2保持板5のうちスペーサ4と反対側の面に当接する第2硬質板6とを有する。これにより、保持板3及び5が硬質板2及び6によって支持されるため、保持板3及び5の材質により衝撃を吸収し易い材質を用いることができる。また、特に第五実施形態又は第六実施形態のように、保持板3及び5の少なくとも一方が複数の保持部材33及び53から構成される場合には、保持部材33及び53の硬質板2及び6への積層が可能であるため、保持部材33及び53を取扱い易くすることができる。それとともに、保持板3及び5の切欠き31及び51を通じた外気の流通を抑制することができる。ここで、硬質板2及び6を保持板3及び5に積層する方法は、特に限定するものではないが、例えば第一保持板3及び第一硬質板2の一方に凸部を設け、第一保持板3及び第一硬質板2の他方に及び凹部を設け、これらを嵌合して積層してもよい。これらを嵌合して積層することで、保持板3及び5と硬質板2及び6との間が横方向に動き難くなるため、硬質板2及び6が設けられたと保持容器1gを一体的に取扱うことができる。また、第1硬質板2の上に第1保持板3を積層し、その上にさらにスペーサ4を積層して下盤を形成し、スペーサ4の内径にウエハWを装填し、第2硬質板6の上に第2保持板5を積層した蓋をスペーサ4の上に被せて保持容器1gを作製してもよい。
本発明の第八実施形態は、第1保持板3及び第2保持板5の側面に硬質材料からなる外枠8を設けて、切欠き31及び51を通じた外気の流通を抑制する保持容器1hである。図12は保持容器1hの一例の斜視図を示す。
本実施形態の保持容器1hは、上記第一実施形態と同様のスペーサ4を有し、上記第一実施形態から第六実施形態のいずれかと同様の第1保持板3及び第2保持板5を有する。
本実施形態の保持容器1hは、例えば図12に示すように、保持板3及び5の外縁に沿って外枠8を有する。これにより、外枠8の内側にあるスペーサ4の貫通穴状収容部41がウエハWの面方向について密閉され、ウエハWを保持する際のウエハWの面方向からの埃等の侵入が低減されるため、ウエハWをより清浄な状態で保持することができる。外枠8の材料としては、硬質塩化ビニル樹脂、硬質ポリプロピレン樹脂、PET樹脂、又はアクリル樹脂等の硬質材料を用いることができる。
本発明の第九実施形態から第十三実施形態は、保持容器が複数重畳されてなる保持容器ユニットに関する実施形態である。このうち、第九実施形態は、第1保持板3及び第2保持板5、並びに、第1硬質板2及び第2硬質板6からなる繰返し単位11iを複数有する保持容器ユニット12iである。図13は保持容器ユニット12iを構成する各繰返し単位11iの一例を示す斜視図を示す。
本実施形態の保持容器ユニット12iは、上記第一実施形態と同様のスペーサ4を有し、上記第一実施形態から第六実施形態のいずれかと同様の第1保持板3及び第2保持板5を有し、上記第七実施形態の第1硬質板2及び第2硬質板6を有する。
本発明の第十実施形態は、第1保持板3及び第2保持板5、並びに、第1硬質板2からなる繰返し単位11jを複数有する保持容器ユニット12jである。図14は保持容器ユニット12jを構成する各繰返し単位11jの一例を示す断面図を示す。
本実施形態の保持容器ユニット12jは、上記第一実施形態と同様のスペーサ4を有し、上記第一実施形態から第六実施形態のいずれかと同様の第1保持板3及び第2保持板5を有し、上記第七実施形態の第1硬質板2を有する。
本発明の第十一実施形態は、第1硬質板2、第1保持板3、スペーサ4、及び第2保持板5の互いに対応する位置に貫通穴13を設ける保持容器ユニット12kである。図15は保持容器ユニット12kを構成する各繰返し単位11の一例を示す斜視図を示す。
本実施形態の保持容器ユニット12kは、上記第一実施形態のスペーサ4、上記第一実施形態から第六実施形態のいずれかの形態の第1保持板3及び第2保持板5、並びに上記第八実施形態の第1硬質板2が設けられた、上記第九実施形態又は第十実施形態のいずれかの形態の繰返し単位11を有する。
本発明の第十二実施形態は、第1硬質板2、第1保持板3、スペーサ4、及び第2保持板5に設けた貫通穴13に連結支持棒7を設ける保持容器ユニット12lである。図16は保持容器ユニット12lの各部品の一例を示す斜視図を示す。図17は連結支持棒7を有する保持容器ユニット12lの一例を示す(a)斜視図及び(b)断面図を示す。
本実施形態の保持容器ユニット12lは、上記第一実施形態のスペーサ4、上記第一実施形態から第六実施形態のいずれかの形態の第1保持板3及び第2保持板5、並びに上記第八実施形態の第1硬質板2が設けられた、上記第九実施形態又は第十実施形態のいずれかの形態の繰返し単位11を有する。ここで、第1硬質板2、保持板3及び5、並びにスペーサ4には、第十一実施形態の貫通穴13を各々設ける。
この貫通穴13には、図16(a)及び(b)に示すように、連結支持棒7を挿入して、複数の繰返し単位11を連通する。これにより、繰返し単位11を構成する保持板3及び5並びに第1硬質板2が、ウエハWの表面と平行な方向に動き難くなるため、ウエハWへの傷の発生を低減し、保持容器ユニット12lを取扱い易くすることができる。ここで、連結支持棒7の直径は、保持容器ユニット12lをバッチ単位で扱う際の荷重に耐えられる大きさが必要であり、例えば直径25mm以上であることが好ましい。
本発明の第十三実施形態は、第1硬質板2、第1保持板3、スペーサ4、及び第2保持板5に設けた貫通穴13に連結支持棒7を設ける保持容器ユニット12mである。図18は回動軸9を有する保持容器ユニット12mの一例を示す(a)斜視図及び(b)断面図を示す。
本実施形態の保持容器ユニット12mは、上記第一実施形態のスペーサ4、上記第一実施形態から第六実施形態のいずれかの形態の第1保持板3及び第2保持板5、並びに上記第八実施形態の第1硬質板2が設けられた、上記第九実施形態又は第十実施形態のいずれかの形態の繰返し単位11を有する。ここで、第1硬質板2、保持板3及び5、並びにスペーサ4には、第十一実施形態の貫通穴13を各々設ける。
この貫通穴13には、図18(a)及び(b)に示すように、回動軸9を挿入する。これにより、回動軸9を中心に繰返し単位11の一部又は全部が水平方向に回動可能になるため、保持容器ユニット12mの各スペーサ4にウエハWを装填し易くし、各スペーサ4からウエハWを取出し易くすることができる。このとき、スペーサ4の上側の面及び第2保持板5の下側の面の互いに対応する位置に、ピンやリング等により浅い凹凸を設けることで、回動した繰返し単位11と他の繰返し単位11とを容易に重ね合わせることができる。ここで、回動軸9の直径は、繰返し単位11を回動してウエハWを取り出す際の荷重に耐えられる大きさが必要であり、例えば直径25mm以上であることが好ましい。
本実施例では、ウエハを収容する貫通穴状収容部を設ける矩形のスペーサを有する保持容器を作製した。
スペーサ及び硬質板の外形の一辺の長さを400mmとするとともに、スペーサの貫通穴状収容部の周縁の形状を直径300mmの円形とし、保持板を形成する直角三角形状の保持部材を縦385mm、横165mmとして、実施例1と同様に、スペーサ、第1保持板、及び第1硬質板から下盤を構成し、第2保持板及び第2硬質板から蓋を構成して保持容器を作製した。ここで、硬質板及びスペーサの四隅の角と、保持部材の直角な角とで、互いに対応する位置に、直径25mmの円形の貫通穴を形成した。
2 第1硬質板
3 第1保持板
31 第1切欠き
32 コーナー板
4 スペーサ
41 貫通穴状収容部
5 第2保持板
51 第2切欠き
52 コーナー板
6 第2硬質板
7 連結支持棒
8 外枠
9 回動軸
11 繰返し単位
12 保持容器ユニット
H1、H2 保持部位
T 厚さ
K 重なり部位
W ウエハ
Claims (8)
- 内部にウエハを収容する略円形の貫通穴状収容部を有するスペーサと、
前記スペーサの一方の面に当接し且つ第1切欠きを有する第1保持板と、
前記スペーサの他方の面に当接し且つ第2切欠きを有する第2保持板と、からなり、
前記第1切欠きは、前記第1保持板を前記ウエハの下側に位置させたときに前記ウエハを保持可能な形状を有し、
前記第2切欠きは、前記第2保持板を前記ウエハの下側に位置させたときに前記ウエハを保持可能な形状を有することを特徴とする保持容器。 - 前記第1保持板を前記ウエハの下側に位置させたときに前記ウエハを保持する第1保持部位が4箇所以上形成され、前記第2保持板を前記ウエハの下側に位置させたときに前記ウエハを保持する第2保持部位が4箇所以上形成されることを特徴とする請求項1記載の保持容器。
- 前記貫通穴状収容部の内部への外気の流通を抑制する構造をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2記載の保持容器。
- 前記第1保持板及び前記第2保持板の厚さが3mm以上であることを特徴とする請求項1から3のいずれか記載の保持容器。
- 前記スペーサの厚さから前記ウエハの厚さを引いた値が300μm以下であることを特徴とする請求項1から4のいずれか記載の保持容器。
- 前記スペーサが硬質材料からなることを特徴とする請求項1から5のいずれか記載の保持容器。
- 請求項1から6のいずれか記載の保持容器が複数重畳されてなる保持容器ユニットであって、
前記スペーサ、前記第2保持板、第1硬質板、及び前記第1保持板が順に積層された繰返し単位を繰返し積層することにより、隣接する前記繰返し単位におけるそれぞれの前記第1硬質板に挟まれて前記保持容器が形成されることを特徴とする保持容器ユニット。 - 前記第1硬質板、前記第1保持板、前記スペーサ、及び前記第2保持板の互いに対応する位置に貫通穴を設けることを特徴とする請求項7記載の保持容器ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008119326A JP4926122B2 (ja) | 2008-04-30 | 2008-04-30 | 保持容器及び保持容器ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008119326A JP4926122B2 (ja) | 2008-04-30 | 2008-04-30 | 保持容器及び保持容器ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009272349A JP2009272349A (ja) | 2009-11-19 |
JP4926122B2 true JP4926122B2 (ja) | 2012-05-09 |
Family
ID=41438673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008119326A Active JP4926122B2 (ja) | 2008-04-30 | 2008-04-30 | 保持容器及び保持容器ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4926122B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7104572B2 (ja) | 2018-06-25 | 2022-07-21 | 株式会社テイエルブイ | クリーニング手段を有する温度応動弁 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5609548B2 (ja) * | 2010-11-02 | 2014-10-22 | 富士通セミコンダクター株式会社 | 半導体チップトレイ及び半導体チップの搬送方法 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62159381A (ja) * | 1986-01-06 | 1987-07-15 | Mitsubishi Electric Corp | 磁気デイスク装置の磁気ヘツド用ア−ムの駆動機構 |
JPH084025Y2 (ja) * | 1990-02-02 | 1996-02-07 | アロン化成株式会社 | 携帯用便器 |
JPH1079418A (ja) * | 1996-09-04 | 1998-03-24 | Nikon Corp | 基板搬送用アダプタ |
JP3507037B2 (ja) * | 2001-02-23 | 2004-03-15 | オリエント測器コンピュータ株式会社 | ディスク印刷用のディスク移送トレー |
JP2007035922A (ja) * | 2005-07-27 | 2007-02-08 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | ウエハ端面保護装置及びウエハ処理装置 |
JP4789566B2 (ja) * | 2005-09-30 | 2011-10-12 | ミライアル株式会社 | 薄板保持容器及び薄板保持容器用処理装置 |
JP2007145398A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-14 | Hoya Corp | 基板収納容器、マスクブランク収納体、および転写マスク収納体 |
JP2007153390A (ja) * | 2005-12-05 | 2007-06-21 | Miraial Kk | 薄板保持容器 |
JP2007258444A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | ウエハ保護部材 |
JP4716928B2 (ja) * | 2006-06-07 | 2011-07-06 | 信越ポリマー株式会社 | ウェーハ収納容器 |
JP4858045B2 (ja) * | 2006-09-28 | 2012-01-18 | 大日本印刷株式会社 | 板状物の受け取り方法および板状物の受け取り装置 |
JP2008306111A (ja) * | 2007-06-11 | 2008-12-18 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 基板収納トレイ |
-
2008
- 2008-04-30 JP JP2008119326A patent/JP4926122B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7104572B2 (ja) | 2018-06-25 | 2022-07-21 | 株式会社テイエルブイ | クリーニング手段を有する温度応動弁 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009272349A (ja) | 2009-11-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6010009A (en) | Shipping and transport cassette with kinematic coupling | |
TWI568653B (zh) | 具有安裝在門上的運輸緩衝墊的晶圓容器 | |
WO2014080454A1 (ja) | 基板収納容器 | |
US7579072B2 (en) | Substrate accommodating tray | |
JP6401293B2 (ja) | リングスペーサー | |
JP4926122B2 (ja) | 保持容器及び保持容器ユニット | |
JP6990873B2 (ja) | 半導体ウェハ容器 | |
WO2017069205A1 (ja) | セパレータ | |
JP2008030818A (ja) | 板状物用トレイ | |
JP2007290713A (ja) | ガラス基板用搬送箱 | |
JP6651071B2 (ja) | グラス収容具及びグラス収容システム | |
JP6646385B2 (ja) | セパレータ | |
JP5978894B2 (ja) | 基板保持部材 | |
JP2007112499A (ja) | ガラス基板用搬送箱 | |
JP6369683B2 (ja) | ガラス板トレイ | |
JP3904108B2 (ja) | 梱包材 | |
JP3176147U (ja) | ガラス基板の収納容器および基板支持具 | |
EP0854828B1 (en) | Shipping and transport cassette with kinematic coupling | |
JP3539735B2 (ja) | 動的連結体を有する搬送用および輸送用カセット | |
JP4281499B2 (ja) | 薄板搬送用コンテナ | |
KR100362234B1 (ko) | 글라스 기판 이송을 위한 스페이서 | |
JP5118560B2 (ja) | ウエハ収納キャリア | |
JP2006111328A (ja) | 薄板搬送用コンテナ | |
KR100857938B1 (ko) | 백 그라운드 웨이퍼의 이송 용기 및 수납 방법 | |
JP5318060B2 (ja) | 半導体ウエハーの収納容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110309 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120125 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120207 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120207 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150217 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4926122 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |