JP4924525B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来の複写機やプリンタ等の画像形成装置では、紙詰まりを解消したり、内部の部品やユニットの交換のために外装部材、いわゆるカバーが開放可能に構成されていることが一般的である。このような技術として、以下の特許文献1,2に記載の技術が知られている。
特許文献1としての特開2003−280489号公報には、画像形成装置本体の上面部のカバー(11)を開閉するのに連動して、カバー(11)に連結されたアーム(12)やラック(22)が作動し、ギア(23、24)が回転して、内部の装置やユニットへ駆動を伝達するためのカム形状のカップリング(35A,35B,35C、41〜43)が離間されることにより、カバー(11)の開閉に連動させて複数の駆動伝達系を一度に解除する技術が記載されている。すなわち、特許文献1記載の技術では、カバー(11)を開閉する作業者には、カバー(11)を開閉させる荷重に加え、ラック(22)を移動させたり、ギアを回転させたり、カップリングを移動させる負荷が加わることとなる。また、特許文献1記載の技術では、カバー(11)を開放する際に、開放する必要のない部分も含め全体が開放される。
特許文献2としての特開2006−267843号公報には、重力方向に対して傾斜して配置されたカバー(70)を水平になるまで開放した後に、カバー(70)の内側に配置された記録材搬送装置(30)を回転移動させて、感光体ドラム(34a〜34d)と離間させる技術が記載されている。
特開2003−280489号公報(「0021」〜「0029」、図2〜図7) 特開2006−267843号公報(「0024」〜「0029」、図1〜図4)
本発明は、外装部材の開閉時に不要な部分が開放されることを低減しつつ、部材の損傷を低減することを技術的課題とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項1に記載の発明の画像形成装置は、
画像形成装置本体と、
前記画像形成装置本体の内部が開放される外装開放位置と、前記画像形成装置本体の内部が閉塞される外装閉塞位置との間で移動可能に支持された外装部材と、
被押さえ部を有し、前記画像形成装置本体と前記外装部材との間に配置され且つ、画像形成動作が実行される画像形成位置と、前記画像形成装置本体との間の空間を開放する内部開放位置との間で移動可能に支持された内部ユニットと、
前記外装部材に支持された押さえ部材であって、前記外装部材が前記外装閉塞位置において前記被押さえ部に接触して、前記内部ユニットを前記画像形成位置に保持する前記押さえ部材と、
前記画像形成装置本体に設けられた外装開放時保持部と、
前記内部ユニットに支持された外装開放時被保持部であって、前記外装部材が前記外装開放位置に移動した場合に前記外装開放時保持部に支持され、前記画像形成位置から移動し且つ前記内部開放位置とは異なる外装開放時保持位置に前記内部ユニットを保持する前記外装開放時被保持部と、
前記内部ユニットを前記画像形成位置から前記外装開放時保持位置側に付勢する内部ユニット付勢部材と、
を備えたことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項2に記載の発明の画像形成装置は、
外装開放時保持部を有する画像形成装置本体と、
押さえ部材を有し、前記画像形成装置本体の内部が開放される外装開放位置と、前記画像形成装置本体の内部が閉塞される外装閉塞位置との間で移動可能に支持された外装部材と、
被押さえ部と、外装開放時被保持部とを有し、前記画像形成装置本体と前記外装部材との間に配置され且つ、画像形成動作が実行される画像形成位置と、前記画像形成装置本体との間の空間を開放する内部開放位置との間で移動可能に支持された内部ユニットと、
を備え、
前記外装部材が前記外装閉塞位置において前記被押さえ部に接触して、前記内部ユニットが前記画像形成位置に保持され、
前記外装部材が前記外装開放位置に移動した場合に、前記外装開放時保持部が前記外装開放時被保持部を保持し、前記画像形成位置から移動し且つ前記内部開放位置とは異なる外装開放時保持位置に、前記内部ユニットが保持されると共に、
内部ユニット付勢部材が前記内部ユニットを前記画像形成位置から前記外装開放時保持位置側に付勢する
ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の画像形成装置において、
前記画像形成装置本体に支持され、表面に画像を保持する像保持体と、
画像が記録される媒体を表面に保持して搬送する無端帯状の媒体搬送部材であって、前記画像形成位置において前記像保持体に接触すると共に、前記外装開放時保持位置において前記像保持体から離間する前記媒体搬送部材を有する媒体搬送ユニットにより構成された前記内部ユニットと、
を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像形成装置において、
前記外装開放時保持位置において、前記像保持体から離間し且つ近接して配置され、前記像保持体が外部に露出しない
ことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載の画像形成装置において、
第2開放位置保持部を有し、前記画像形成装置本体に対して着脱可能に支持された第2開放位置保持部材と、
前記内部ユニットに設けられ且つ前記第2開放位置保持部に保持される第2開放位置被保持部を有する前記内部ユニットと、
を備え、
前記第2開放位置保持部材が前記画像形成装置本体から取り外された場合に、前記内部ユニットは、前記画像形成位置から、前記画像形成装置本体との空間を開放する第1内部開放位置に移動し、
前記第2開放位置保持部材が前記画像形成装置本体に装着された場合に、前記内部ユニットは、前記画像形成位置から、前記第2開放位置保持部に前記第2開放位置被保持部が接触し且つ前記第1内部開放位置よりも開放される空間が狭い第2内部開放位置に移動する
ことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像形成装置において、
画像が記録される媒体が収容される給紙容器により構成された前記第2開放位置保持部材、
を備えたことを特徴とする。
請求項1、2に記載の発明によれば、本発明の構成を有しない場合に比べて、外装部材の開閉時に不要な部分が開放されることを低減しつつ、部材の損傷を低減することができると共に、内部ユニット付勢部材を有しない場合に比べて、確実に内部ユニットを外装開放時保持位置に移動させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、本発明の構成を有しない場合に比べて、像保持体や媒体搬送部材の損傷が低減される。また、像保持体と媒体搬送部材との間に詰まった媒体を除去する際に、接触している場合に比べて、弱い力で容易に除去することができる。
請求項4に記載の発明によれば、本発明の構成を有しない場合に比べて、像保持体が外部に露出して外光に曝されることが低減される。
請求項5に記載の発明によれば、第2開放位置保持部材の着脱に応じて、内部ユニットを、画像形成位置、外装開放時保持位置、第1内部開放位置、第2内部開放位置の間で移動させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、画像形成装置本体に着脱される給紙容器と第2開放位置保持部材とを共通化することができる。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(以下、実施例と記載する)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の斜視説明図である。
図2は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図である。
図1、図2において、本発明の実施例1の画像形成装置の一例としてのプリンタUは、画像が記録される媒体の一例としての記録媒体Sが収容される給紙容器TR1が下部に収容されており、上面には排紙部TRhが設けられている。また、プリンタUの上部にはボタン入力等の各種操作を行うための操作部UIが設けられている。
実施例1のプリンタUは、画像形成装置本体U1と、画像形成装置本体U1の前側に設けられた開閉可能な外装部材の一例であり且つ開閉部材の一例としてのフロントカバーU2と、前記画像形成装置U1の側面に設けられた開閉可能な開閉部の一例としてのサイドカバーU3と、を有する。前記フロントカバーU2は、像保持体カートリッジ、現像装置、故障した部材等の交換、清掃保守や紙詰まりした記録媒体Sを除去するために画像形成装置本体U1の内部を開放する際に開放され、前記サイドカバーU3は、現像剤補給容器、いわゆるトナーカートリッジの交換を行う際に開放される。
図2において、プリンタUは、プリンタUの各種制御を行う制御部Cと、制御部Cにより作動を制御される画像処理部IPS、像書込装置駆動回路DL、および電源装置E等を有している。電源装置Eは、後述の帯電器の一例としての帯電ローラCRy〜CRk、現像剤保持体の一例としての現像ローラおよび転写器の一例としての転写ローラT1y〜T1k等に電圧を印加する。
前記画像処理部IPSは、外部の画像情報送信装置等から入力された印刷情報を、黒色K,黄色Y,マゼンタM,シアンCの4色の画像に対応した潜像形成用の画像情報に変換して、所定のタイミングで像書込装置駆動回路DLに出力する。像書込装置駆動回路DLは、入力された各色の画像情報に応じて駆動信号を潜像書込装置ROSに出力する。前記潜像書込装置ROSは、駆動信号に応じて、各色の画像書き込み用の画像書込光の一例としてのレーザビームLy,Lm,Lc,Lkを出射する。
図2において、前記潜像書込装置ROSの前方には黄色Y,マゼンタM,シアンC,黒色Kの各色の可視像の一例としてのトナー像を形成する可視像形成装置UY,UM,UC,UKが配置されている。
K(黒)の可視像形成装置UKは回転する像保持体の一例としての感光体Pkを有する。前記感光体Pkの周囲には、帯電器の一例としての帯電ロールCRk、感光体表面の静電潜像を可視像に現像する現像装置Gk、感光体Pk表面に残留した現像剤を除去する像保持体清掃器の一例としての感光体クリーナCLk等が配置されている。
前記感光体Pkは、帯電ロールCRkと対向する帯電領域で帯電ロールCRkにより表面を一様に帯電された後、潜像形成領域でレーザビームLkにより潜像が書き込まれる。書き込まれた静電潜像は現像装置Gkと対向する現像領域において静電潜像が可視像化される。
実施例1の黒色の可視像形成装置UKは、感光体Pk、帯電器CRk、感光体クリーナCLkが一体的に構成されて交換可能な像保持体カートリッジと、現像装置Gkにより構成された交換可能な現像カートリッジと、により構成されている。
他の色の可視像形成装置UY,UM,UCも、黒色の可視像形成装置UKと同様に、画像形成装置本体U1に対して着脱可能な像保持体カートリッジと現像カートリッジとにより構成されている。なお、実施例1では、前記4つの可視像形成装置UY〜UKは、第2の内部ユニットの一例としての着脱可能な枠体Ut、いわゆる交換フレームUtに支持されており、4つの可視像形成装置UY〜UKが画像形成装置本体U1に対して一体的に交換可能に構成されている。すなわち、交換フレームUtを着脱、交換することで、可視像形成装置UY〜UKの全体、いわゆるプロセスユニットが交換可能となっている。
図2において、前記感光体Py〜Pkの前方には、第1の内部ユニットの一例であり且つ記録媒体搬送装置の一例としてのベルトモジュールBMが配置されている。前記ベルトモジュールBMは、記録媒体保持搬送部材の一例としての媒体搬送ベルトBと、媒体搬送ベルトBを支持する駆動部材の一例としてのベルト駆動ロールRd、従動部材の一例としての従動ロールRjを含む保持搬送部材支持系の一例としてのベルト支持ロールRd+Rjと、各感光体Py〜Pkに対向して配置された転写器の一例としての転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kと、保持搬送部材清掃器の一例としてのベルトクリーナCLbと、前記従動ロールRjに対向して配置されて記録媒体Sを媒体搬送ベルトBに吸着させる記録媒体吸着部材の一例としての媒体吸着ロールRkとを有する。ただし、媒体吸着ロールRkは必ずしも必要ではなく、省略可能である。前記媒体搬送ベルトBは、前記ベルト支持ロールRd+Rjにより回転可能に支持されている。
なお、前記画像濃度センサSN1は、所定の時期に、制御部Cの図示しない画像濃度調整手段により形成される濃度検出用の画像、いわゆるパッチ画像の濃度を検出するためのものであり、画像濃度調整手段は、前記画像濃度検出部材で検出された画像濃度に基づいて、帯電器CRy〜CRkや現像装置Gy〜Gk、転写ロールT1y〜T1kへ印加する電圧の調整、潜像書込光Ly〜Lkの強度の調整を行うことにより、画像濃度の調整や補正、いわゆる、プロセスコントロールを行う。
媒体搬送ベルトBの下方に配置された給紙容器TR1の記録媒体Sは、給紙部材Rpにより取り出され、記録媒体搬送路SHに搬送される。記録媒体搬送路SHの記録媒体Sは、給紙時期調整部材の一例としてのレジロールRrに送られる。
図1、図2において、実施例1の給紙容器TR1の前側には、手差し供給部の一例として手差し給紙口TR0と、手差し媒体搬送路の一例としての手差し給紙路SH0が形成されている。したがって、手差し給紙口TR0から挿入された記録媒体Sは、レジロールRrに前端が突き当てられ、レジロールRrにより下流側に搬送される。
前記レジロールRrは、所定のタイミングで、従動ロールRjと媒体吸着ロールRkとの対向領域である記録媒体吸着位置Q6に前記記録媒体Sを搬送する。前記記録媒体吸着位置Q6に搬送された記録媒体Sは、前記媒体搬送ベルトBに静電吸着される。
前記媒体搬送ベルトBに吸着された記録媒体Sは、前記感光体Py〜Pkと接触する前記転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kを順次通過する。
前記転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kにおいて媒体搬送ベルトBの裏面側に配置された転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kには、制御部Cにより制御される電源回路Eから所定のタイミングでトナーの帯電極性と逆極性の転写電圧が印加される。
多色画像の場合、前記各感光体Py〜Pk上のトナー像は前記転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kにより媒体搬送ベルトB上の記録媒体Sに重ねて転写される。また、単色画像、いわゆる、モノクロ画像の場合、感光体Pk上にK(黒)のトナー像のみが形成され、このK(黒)のトナー像のみが転写器T1kにより記録媒体Sに転写される。
トナー像転写後の感光体Py〜Pkは、感光体クリーナCLy〜CLkにより表面に残留したトナーが回収されて清掃され、再び帯電ロールCRy〜CRkにより帯電される。
前記トナー像が転写された記録媒体Sは、定着器の一例としての定着装置Fの加熱定着部材の一例としての加熱ロールFhと、加圧定着部材の一例としての加圧ロールFpとが圧接して形成する定着領域Q5で定着される。画像が定着された記録媒体Sは、媒体排出部材の一例としての排出ローラRhから媒体排出部TRhに排出される。
記録媒体Sが離隔した後の前記媒体搬送ベルトBは、前記ベルトクリーナCLbにより清掃される。
両面印刷が行われる場合には、片面記録済みの記録媒体Sの媒体搬送方向後端部が排出ローラRhに挟まれる状態まで搬送されると、排出ローラRhが逆回転し、切替部材の一例としてのゲートGT1により、ベルトモジュールBMの前側に形成された媒体反転路SH2に搬送される。前記媒体反転路SH2に搬送された記録媒体Sは、媒体搬送部材の一例としての反転路搬送ロールRaにより搬送され、記録媒体Sの表裏が反転した状態でレジロールRrに再送され、二面目の印刷が行われる。
(開閉構造の説明)
図3は実施例の画像形成装置のフロントカバーが外装開放位置に移動した状態の説明図である。
図4はフロントカバーが外装開放位置に移動し且つベルトモジュールが媒体詰まり解消位置に移動した状態の説明図である。
図5はフロントカバーが外装開放位置に移動し且つベルトモジュールがプロセスユニット交換位置に移動した状態の説明図である。
図3〜図5において、前記画像形成装置本体U1は、本体右フレーム1と、本体左フレーム2とを有する。前記本体右フレーム1と本体左フレーム2との間には、交換フレームUtが前後方向に着脱可能な状態で収容されている。前記交換フレームUtは、鍵部材の一例であり且つ第2の把持部の一例として、交換フレームUtの左上、右上、左下、右下に配置された4つのロック部材3を90°回転または逆回転させることで、本体フレーム1,2に対して位置固定、固定解除可能に支持されている。なお、前記ロック部材3は特開2008−64999号公報記載の構成と同様であるため、詳細な説明および図示は省略する。
図4、図5において、前記本体右フレーム1の上下方向中央部には、外装開放時保持部の一例として、前方に突出する引っ掛け部4が形成されており、前記引っ掛け部4は、左右方向に貫通する引っ掛け開口4aを有する。
前記本体右フレーム1には、ベルトモジュールBMの各転写ロールT1y〜T1kに転写電流・電圧を供給する本体側転写電源端子の一例としての転写用給電端子6y,6m,6c,6kが前方に突出して支持されている。実施例1の転写用給電端子6y,6m,6c,6kは、後述する被給電端子との接続を確実にするために弾性部材の一例としてのコイルバネにより構成されている。なお、実施例1の転写用給電端子6y〜6kは、内ユニットの一例としてのベルトモジュールBMを前側に付勢する内部ユニット付勢部材としての機能も有する。
図3、図4において、第2開放位置保持部材の一例としての実施例1の給紙容器TR1は、給紙容器TR1の前端上面に、第2開放位置保持部の一例として上端壁TR1aが設けられている。
(フロントカバーの説明)
図6は実施例1のフロントカバーの斜視説明図である。
図1、図3〜図5において、画像形成装置本体U1の前側に回転可能に支持されたフロントカバーU2は、図1に示す外装閉塞位置と、画像形成装置本体U1の内部が開放される図3〜図5に示す外装開放位置との間を移動可能に支持されている。
図6において、前記フロントカバーU2は、前面に配置された前側壁11と、前記前側壁11の左右両側に形成された右側壁12および左側壁13と、前記前側壁11の上側に形成された上側壁14とを有する。前記左右両側壁12,13の下端部には、前後一対の外装回転中心12a,13aが形成されており、前記外装回転中心12a,13aでフロントカバーU2は画像形成装置本体U1に回転可能に支持されている。
前記前側壁11の画像形成装置本体U1内部側の面である後面11aには、下端部に左右一対の反転ユニット支持部16,17が形成されている。実施例1の反転ユニット支持部16,17は、後方が開放されたU字溝により構成されている。前記後面11aには、前記反転ユニット支持部16,17の内側上方に、4つの反転ユニット押さえ部18が支持されている。前記各反転ユニット押さえ部18には、それぞれ押さえ力発生部材の一例として、スプリング19が支持されている。
前記後面11aには、右側の反転ユニット支持部16の上方右寄りの位置に、案内部の一例として、上下方向に延びる右側ガイドレール21が形成されており、前記左側の反転ユニット支持部17の上方右寄りの位置には、上下方向に延びる左側ガイドレール22が形成されている。すなわち、実施例1のガイドレール21,22は、外装回転中心12a,13aを中心とする円の径方向に沿って軌道状に延びる形状に形成されている。
前記ガイドレール21,22の上方には、ガイドレール21,22の上端から上方に離れた位置に、押さえ部の一例として、左右一対のモジュール押さえ部23,24が形成されている。前記モジュール押さえ部23,24は、上下方向に沿った押さえ面23a,24aと、押さえ面23a,24aの下端から下方に延び且つ下方に行くに連れて前側に傾斜する案内面23b、24bとを有する。したがって、前記ガイドレール21,22と、モジュール押さえ部23,24との間には、被案内部収容空間の一例として、被ガイド収容凹部26,27が形成されている。
(反転ユニットの説明)
図7は実施例1の反転ユニットの説明図であり、図7Aは反転ユニットの分解斜視図、図7Bは反転ユニットの位置決め部の説明図である。
図2、図7Aにおいて、前記フロントカバーU2には、反転ユニット41が支持されている。前記反転ユニット41は、後面に媒体反転路SH2の前側案内面が形成された外側反転路形成部材42と、外側反転路形成部材42に対向して配置され且つ前面に媒体反転路SH2の後側案内面が形成された内側反転路形成部材43とを有する。
図7Aにおいて、前記外側反転路形成部材42は、媒体反転路SH2に沿った形状をしており、下端部には左右方向に突出する反転ユニット被支持部42a,42aが形成されている。前記反転ユニット被支持部42a,42aがフロントカバーU2の反転ユニット支持部16,17に支持されることで、外側反転路形成部材42は、フロントカバーU2に回転可能な状態で支持される。前記反転ユニット被支持部42a,42aの近傍には、後方に延びる左右一対の内側部材支持部42bが形成されている。前記外側反転路形成部材42の上部両側面には外方に突出する左右一対の内側部材位置決め部42cが形成されている。また、前記外側反転路形成部材42の前面には、フロントカバーU2の4つの反転ユニット押さえ部18に対応する位置に、合計4つの反転ユニット被押さえ部44が支持されている。
図7Aにおいて、前記外側反転路形成部材42には、中央部および下部の左右両端部に、左右一対の軸受部42d,42e,42f,42gが形成されている。前記左右一対の上側軸受部42d,42eおよび下側軸受け部42f,42gの間には、それぞれ反転路搬送ロールRaを媒体反転路SH2内に進入させるためのロール用開口42h,42iが形成されている。
前記上側軸受部42d,42eおよび下側軸受け部42f,42gには、それぞれ左右方向に延びる反転駆動軸46,47が回転可能に支持されており、前記反転駆動軸46,47のロール用開口42h,42iに対応する位置には反転路搬送ロールRaの駆動部材である反転駆動ロールRa1が支持されている。前記左側の軸受け42e,42gには、反転駆動ユニット48が支持されている。前記反転駆動ユニット48は、内部に駆動源の一例としてのモータや駆動伝達部材の一例としてのギア列等が収容されており、反転駆動軸46,47に駆動を伝達する。実施例1では、前記反転駆動ユニット48と外側反転路形成部材42の左側面との間には、左側ガイドレール22が通過する案内部材通過部の一例としてのレール通過口49が形成されている。なお、実施例1のガイドレール21,22およびモジュール押さえ部23,24は、高さが、反転ユニット41の厚みよりも長くなっており、反転ユニット41がフロントカバーU2に装着されても、後述する図13に示すように、ガイドレール21,22およびモジュール押さえ部23,24が反転ユニット41よりも後方に突出した状態となるように形成されている。
図7Aにおいて、前記内側反転路形成部材43は、媒体反転路SH2に沿った形状をしており、下端部に左右外側に突出する左右一対の内側部材被支持部43aが形成されており、前記内側部材被支持部43aは、外側反転路形成部材42の内側部材支持42bに回転可能に支持される。したがって、実施例1の内側反転路形成部材43は、外側反転路形成部材42に対して、内側部材被支持部43aを中心として回転可能に支持されており、媒体反転路SH2で紙詰まりが発生した場合等に回転させて媒体反転路SH2を開放できるように構成されている。
前記内側反転路形成部材43には、前記内側部材位置決め部42cに対応する位置に左右一対の内側部材被位置決め部43bが形成されている。図7Bにおいて、実施例1の内側部材被位置決め部43bは、前方に突出して前記内側部材位置決め部42cに嵌って位置決めされる突起部43b1と、内部ユニット位置決め部の一例として後面に形成されたモジュール位置決め凹部43b2とを有する。
図7において、前記内側反転路形成部材43には、ロール用開口42h,42iに対応する位置に、従動部材支持部の一例としての従動ロール支持口43c,43dが形成されている。前記従動ロール支持口43c,43dには、反転路搬送ロールRaの従動部材である反転従動ロールRa2が回転可能に支持されている。
(ベルトモジュールの説明)
図8は実施例1のベルトモジュールの説明図であり、図8Aはベルトモジュールの全体斜視図、図8Bは被押さえ部の要部説明図である。
図9は実施例1のベルトモジュールの説明図であり、図8Aの矢印IX方向から見た図である。
図1〜図5、図8、図9において、ベルトモジュールBMは、前枠体の一例として、上下方向に延びて、内部に前記ベルトクリーナCLbが収容されているモジュール前フレーム51を有する。前記モジュール前フレーム51は、上端部に作業者が把持可能な左右一対の操作部51aが形成されている。前記フレームの下端部には、第2開放位置被保持部の一例として、下方に行くに連れて後方に傾斜する被支持傾斜面51bが形成されている。
前記モジュール前フレーム51の右側および左側には、右方および左方にそれぞれ延びるモジュール右フレーム52およびモジュール左フレーム53が形成されている。前記モジュール右フレーム52およびモジュール左フレーム53の下端には、内部ユニット回転中心の一例として、画像形成装置本体U1に回転可能に支持されるモジュール回転軸52a,53aが支持されている。また、前記モジュール右フレーム52およびモジュール左フレーム53の上端部には、前記従動ロールRjの両端部を回転可能に支持する従動軸受52b,53bが支持されており、下端部には、前記駆動ロールRdの両端部を回転可能に支持する駆動軸受52c,53cが支持されている。前記左側駆動軸受53cの左方には、駆動軸Rd1が突出しており、駆動軸Rd1の後端には画像形成装置本体U1に配置された駆動源からの駆動が伝達される駆動歯車54が支持されている。
前記モジュール右フレーム52およびモジュール左フレーム53の上部前側には、フロントカバーU2のモジュール押さえ部23,24に対応する位置に、被押さえ部の一例としてのモジュール被押さえ部材56,57が支持されている。図8Bにおいて、前記モジュール被押さえ部材56,57は、前方に突出する伸縮突起部56a,57aと、モジュール被押さえ部材56,57内部に収容され且つ前記伸縮突起部56a,57aを前方に付勢する付勢力発生部材の一例としてのスプリング56b,57bとを有する。したがって、伸縮突起部56a,57aは前後方向に進退移動可能に支持されている。
前記モジュール被押さえ部材56,57の下方には、内部ユニット被位置決め部材の一例として、前記反転ユニット41のモジュール位置決め凹部43b2に対応する位置に配置されたモジュール被位置決め部58,59が支持されている。前記モジュール被位置決め部58,59は前方に突出して形成され、モジュール位置決め凹部43b2に嵌って位置決めされる被位置決め突起58a,59aを有する。
図8において、前記モジュール左フレーム53には、モジュール被位置決め部59の下方に、被案内部の一例として、前方に突出する左側被ガイド部61が支持されている。実施例1の左側被ガイド部61は、半円板状に形成されており、前側に円弧状に形成された被ガイド面61aを有する。そして、前記左側被ガイド部61は、前記フロントカバーU2の左側の被ガイド収容凹部27に対応する位置に形成されると共に、左側ガイドレール22に接触可能に構成されている。
図8、図9において、前記モジュール右フレーム52の後面には、右方に突出して形成され且つ前記転写用給電端子6y,6m,6c,6kに接触して給電される4つの転写用被給電端子62y,62m,62c,62kが支持されている。
図8、図9において、前記モジュール右フレーム52の右端上部には、被案内部の一例として、前方に突出する右側被ガイド部63が支持されている。実施例1の右側被ガイド部63は、半円筒状に形成されており、前側に円弧状に形成された被ガイド面63aを有する。そして、前記右側被ガイド部63は、前記フロントカバーU2の右側の被ガイド収容凹部26に対応する位置に形成されると共に、右側ガイドレール21に接触可能に構成されている。また、前記右側被ガイド部63の内側には、鍵部材収容空間の一例として、交換フレームUtの右上に配置されたロック部材3の位置に対応して形成され、前記ロック部材3が内部に収容されるロック部材収容空間64が形成されている。また、前記右側被ガイド部63後端のモジュール右フレーム52との境界部には、解除時干渉部の一例としてのロック部材干渉部63bが形成されている。
前記右側被ガイド部63の下方には、本体右フレーム1の引っ掛け部4に対応する位置に、外装開放時被保持部の一例としての引っ掛け部材66が支持されている。実施例1の引っ掛け部材66は、板バネにより構成されており、前方に延びる前方突出部66aと、前方突出部66aから右斜め後方に延びる連結部66bと、連結部66bの後端から後方に延びる後方突出部66cと、後方突出部66cの後端に形成され且つ前記引っ掛け開口4aに接触して引っ掛かる爪部66dとを有する。
(開閉動作の説明)
(外装閉塞位置における状態の説明)
図10はフロントカバーが外装閉塞位置に移動し且つベルトモジュールが画像形成位置に移動した状態の実施例1の画像形成装置を右側から見た要部説明図である。
図11はフロントカバーが外装閉塞位置に移動し且つベルトモジュールが画像形成位置に移動した状態の実施例1の画像形成装置を左側から見た要部説明図である。
なお、図10、図11において、理解の容易のために、反転ユニット41の図示は省略されている。すなわち、追加装備、いわゆるオプションとして装着される反転ユニット41がフロントカバーU2に装着されていない状態に相当する。
図10、図11において、実施例1の画像形成装置Uでは、画像形成が行われる場合、フロントカバーU2は、図1、図10、図11に示す外装閉塞位置に保持される。前記外装閉塞位置では、フロントカバーU2のモジュール押さえ部23,24に、ベルトモジュールBMのモジュール被押さえ部材56,57が押された状態で保持されている。したがって、ベルトモジュールBMは、モジュール被押さえ部材56,57のスプリング56b,57bの弾性力により、所定の力で画像形成装置本体U1側に押しつけられ、画像形成が行われる画像形成位置に保持される。前記画像形成位置では、媒体搬送ベルトBが所定の力で感光体Py〜Pkに押し当てられる。また、このとき、ベルトモジュールBMの転写用被給電端子62y,62m,62c,62kは、前記転写用給電端子6y,6m,6c,6kに接触して電気的に接続され、給電可能な状態となっている。
さらに、前記外装閉塞位置では、図10、図11に示すように、前記被ガイド部61,63は、フロントカバーU2の被ガイド収容凹部26,27に収容された状態となっており、ガイドレール21,22がモジュール押さえ部23,24まで延びている場合に比べて、画像形成装置U全体の前後方向の大きさを小さくすることができる。
また、このとき、反転ユニット41が装着されている場合には、ベルトモジュールBMの被位置決め突起58a,59aが、モジュール位置決め凹部43b2に嵌って位置決めされた状態となる。したがって、反転ユニット41は、フロントカバーU2により押さえられたベルトモジュールBMにより後方から固定された状態となり、反転ユニット被押さえ部44が、スプリング19を介して反転ユニット押さえ部18に押さえられた状態となる。したがって、スプリング19の弾性力により、外側反転路形成部材42が内側反転路形成部材43側に付勢された状態となっており、反転駆動ローラRa1が反転従動ローラRa2に所定の接触圧で接触する。これにより、前記反転路SH2を搬送される記録媒体Sは、反転路搬送ロールRaで挟まれて下流側に搬送される。
図12は引っ掛け部材の状態の説明図であり、図12Aはベルトモジュールが画像形成位置に移動した状態の引っ掛け部材および引っ掛け部の状態の説明図、図12Bはベルトモジュールが内部開放待機位置に移動した状態の引っ掛け部材および引っ掛け部の状態の説明図である。
さらに、前記外装閉塞位置では、モジュール押さえ部23,24により押されたベルトモジュールBMが画像形成位置に保持されており、ベルトモジュールBMが内側に押し込まれ、図12Aに示すように、引っ掛け部材66は爪部66dが引っ掛け開口4aの内側に配置されて接触しない状態で保持されている。
(外装開放位置、且つ、内部開放待機位置の状態の説明)
図13はフロントカバーが外装開放位置に移動し且つベルトモジュールが内部開放待機位置に移動した状態の左側から見た説明図であり、前記図3に対応する状態の説明図である。
図1、図10、図11に示すフロントカバーU2が外装閉塞位置に移動した状態から、フロントカバーU2を、図3、図13に示すように外装開放位置に回転移動させると、フロントカバーU2のモジュール押さえ部23,24と、ベルトモジュールBMのモジュール被押さえ部材56,57との接触が解除される。
この状態では、ベルトモジュールBMが画像形成装置本体U1に対して下端のモジュール回転軸52a,53aを中心として回転可能な状態となる。したがって、ベルトモジュールBMの重心位置と自重や、感光体Py〜Pkに押し当てられていた媒体搬送ベルトBの張力による反発力、コイルバネで構成された転写用給電端子6y,6m,6c,6kの弾性力等によりベルトモジュールBMが画像形成位置から移動する力を受ける。このとき、実施例1のベルトモジュールBMは、モジュール回転軸52a、53aを中心として、画像形成位置から前側に少し傾斜した段階で、図12Bに示すように前記引っ掛け部材66の爪部66dが本体右フレーム1の引っ掛け開口4aに接触して、移動が規制される。したがって、図3、図13に示すように、ベルトモジュールBMは、画像形成位置から爪部66dが引っかかるまで回転移動した、外装開放時保持位置の一例としての内部開放待機位置に移動した状態で保持される。
なお、図13において、実施例1の内部開放待機位置では、前記感光体Py〜Pkと媒体搬送ベルトBとが離間した状態となると共に、コイルバネで構成された転写用給電端子6y,6m,6c,6kが接触し且つベルトモジュールBMを押す弾性力が弱まった状態となるように設定されている。したがって、前記内部開放待機位置では、感光体Py〜Pkと媒体搬送ベルトBとが離間すると共に、記録媒体搬送路SHが開放されていない状態であり、外光に曝されることが少ないことが望ましい感光体Py〜Pkに外光が照射されにくい状態で保持されている。
なお、前記内部開放待機位置では、感光体Py〜Pkと媒体搬送ベルトBとの間に隙間が発生するため、記録媒体搬送路SHの媒体を上方からのぞき込むことで記録媒体搬送路SHに詰まった記録媒体Sが無いか否か視認することが可能である。また、記録媒体搬送路SHで詰まった記録媒体Sがある場合には、詰まった記録媒体Sの一部が媒体搬送ベルトBの上方に出ている場合には、詰まった記録媒体Sを除去することも可能である。このとき、詰まった記録媒体Sを引き抜く場合、感光体Py〜Pkと媒体搬送ベルトBとが離間しているため、接触している場合に比べて、引き抜く力が低減されると共に、感光体Py〜Pkの損傷や汚れが低減される。
さらに、実施例1では、前記内部開放位置において、感光体Py〜Pkと媒体搬送ベルトBとが離間しているため、感光体Py〜Pkと媒体搬送ベルトBが接触している場合に比べて、外力が作用した場合に擦れたりする損傷が発生することも低減されている。
また、前記フロントカバーU2に前記反転ユニット41が装着されている場合には、フロントカバーU2が外装開放位置に移動すると、被位置決め突起58a,59aがモジュール位置決め凹部43b2から離れた状態となっており、内側反転路形成部材43が外側反転路形成部材42に対して移動自由な状態となっている。したがって、両面印刷時に反転路SH2で紙詰まりが発生した場合には、フロントカバーU2を外装開放位置に移動させ、ベルトモジュールBMを内部開放待機位置に保持した状態で、内側部材被支持部43aを中心として内側反転路形成部材43を回転させることで、反転路SH2が開放される。よって、開放された反転路SH2で詰まった紙を作業者が目視できると共に、詰まった紙を除去することが可能となっており、反転路SH2の紙詰まりが解消可能となっている。
(外装開放位置、且つ、媒体詰まり解消位置の状態の説明)
図14はフロントカバーが外装開放位置に移動し且つベルトモジュールが媒体詰まり解消位置に移動した状態の右側から見た説明図であり、前記図4に対応する状態の説明図である。
図3、図4、図10、図11、図14において、実施例1の画像形成装置Uでは、媒体搬送路SH1で紙詰まりが発生した場合には、まず、前記画像形成装置本体U1に給紙容器TR1が装着された状態で、前記フロントカバーU2を外装開放位置に移動させる。そして、前記ベルトモジュールBMの操作部51aや右側被ガイド部63を作業者が把持して前側に引き出すと、引っ掛け部材66が内側に弾性変形して、爪部66dと引っ掛け開口4aとの引っかかりが解除される。したがって、ベルトモジュールBMは前方に回転移動する。
なお、実施例1では、内部開放待機位置において、コイルバネで構成された転写用給電端子6y,6m,6c,6kがベルトモジュールBMを前方に回転させる弱い力を付与していると共に、ベルトモジュールBMが画像形成位置に対して傾斜した状態であるためにベルトモジュールBMの重力がベルトモジュールBMを前方に回転移動させる分力として作用している。したがって、これらの力が作用していない場合に比べて、板バネにより構成された前記引っ掛け部材66を弾性変形させる際に、作業者が加える力が小さくて済み、容易に引っかかりを解除することが可能に構成されている。
このとき、前記給紙容器TR1が装着されているため、ベルトモジュールBMは、被支持傾斜面51bが上端壁TR1aに接触した状態で保持される。すなわち、前記ベルトモジュールBMは、図14に示す第2内部開放位置の一例としての媒体詰まり解消位置で保持される。実施例1では、前記媒体詰まり解消位置では、ベルトモジュールBMが重力方向に対して60°程度の角度で保持されるように設定されている。
前記媒体詰まり解消位置では、媒体搬送ベルトBと感光体Py〜Pkの間の記録媒体搬送路SHが開放され、記録媒体搬送路SHに詰まった記録媒体Sを作業者が目視できると共に、取り出すことが可能となっている。
(外装開放位置、且つ、プロセスユニット交換位置の状態の説明)
図15はフロントカバーが外装開放位置に移動し且つベルトモジュールがプロセスユニット交換位置に移動した状態の右側から見た説明図であり、図5に対応する状態の説明図である
図3、図5、図10、図11、図15において、実施例1の画像形成装置Uでは、感光体Py〜Pkや現像装置Gy〜Gk等の交換フレームUtに装着されている部品の一部または複数が破損した場合には、まず、前記画像形成装置本体U1から給紙容器TR1を取り外した状態で、前記フロントカバーU2を外装開放位置に移動させる。そして、前記ベルトモジュールBMの操作部51aや右側被ガイド部63を作業者が把持して前側に引き出すと、引っ掛け部材66が内側に弾性変形して、爪部66dと引っ掛け開口4aとの引っかかりが解除される。したがって、ベルトモジュールBMは前方に回転移動する。
このとき、前記給紙容器TR1が画像形成装置本体U1から取り外されているため、ベルトモジュールBMの被支持傾斜面51bが上端壁TR1aに接触することなく、ベルトモジュールBMは回転移動する。したがって、ベルトモジュールBMは、図15に示す第1内部開放位置の一例としてのプロセスユニット交換位置に移動し、プロセスユニット交換位置ではベルトモジュールBMの媒体搬送ベルトBが略水平状態となっている。したがって、この状態では、交換フレームUtのロック部材3を90°回転させてロックを解除し、ロック部材3を把持して前側に引き出すことで、交換フレームUtを前方に引き出して、着脱、交換することができる。
すなわち、実施例1では、前記給紙容器TR1を着脱することで、ベルトモジュールBMを図4、図14に示す媒体詰まり解消位置、または、図5、図15に示すプロセスユニット交換位置のいずれかの内部開放位置に移動させることが可能な構成となっている。
(フロントカバーを閉じる動作の説明)
図16はフロントカバーを外装開放位置から外装閉塞位置側に移動させて被ガイド部がガイドレールに案内されている状態の説明図であり、画像形成装置の右側から見た要部説明図である。
図17はフロントカバーを外装開放位置から外装閉塞位置側に移動させて被ガイド部がガイドレールに案内されている状態の説明図であり、画像形成装置の左側から見た要部説明図である。
図10、図11、図14〜図17において、図10、図11、図14、図15に示す各位置では、反転路SH2での記録媒体Sの詰まりの解消や記録媒体搬送路SHでの記録媒体Sの詰まりの解消、あるいは、交換フレームUtの着脱等の保守作業が収容した後、画像形成動作を実行可能とするために、ベルトモジュールBMが画像形成位置に戻され、フロントカバーU2を外装閉塞位置が戻される。このとき、ベルトモジュールBMが媒体詰まり解消位置またはプロセスユニット交換位置に移動している場合、作業者がベルトモジュールBMを操作して内部開放待機位置に戻すことで、引っ掛け部材66の爪部66dが内側に弾性変形した後弾性復元して、引っ掛け開口4aに引っかかり、内部開放待機位置に保持される。そして、ベルトモジュールBMが内部開放待機位置に戻った後に、フロントカバーU2を戻すこともできる。
一方、実施例1の画像形成装置Uでは、ベルトモジュールBMが媒体詰まり解消位置またはプロセスユニット交換位置に移動している場合に、ベルトモジュールBMを内部開放待機位置に戻さずに、フロントカバーU2を外装閉塞位置に戻すことで、フロントカバーU2の移動に連動されて、ベルトモジュールBMを画像形成位置に戻すことが可能になっている。
前記ベルトモジュールBMが図14に示す媒体詰まり解消位置に移動した状態で、フロントカバーU2を外装開放位置から外装閉塞位置側に持ち上げるように移動させると、図16、図17に示すように、ベルトモジュールBMの被ガイド部61,63が、フロントカバーU2のガイドレール21,22に接触する。なお、実施例1では、反転ユニット41が装着されている場合であっても、ガイドレール21、22が後方に突出する構成となっているため、反転ユニット41の有無にかかわらず、確実にガイドレール21,22と被ガイド部61,63とを接触させることが可能となる。
また、前記ベルトモジュールBMが図15に示すプロセスユニット交換位置に移動した状態で、フロントカバーU2を外装開放位置から外装閉塞位置側に移動させると、フロントカバーU2の回転に伴って、フロントカバーU2の後面11aに接触するベルトモジュールBMも持ち上がる。そして、前記ガイドレール21,22の外装回転中心12a,13a側の端部が円弧状の被ガイド面61a、63aに接触し、被ガイド面61a,63aの案内により、ベルトモジュールBMの被ガイド部61,63が、フロントカバーU2のガイドレール21,22に乗り上げる。
図18は図16に示す状態からフロントカバーをさらに外装閉塞位置側に移動させた状態の説明図であり、画像形成装置の右側から見た要部説明図である。
図19は図17に示す状態からフロントカバーをさらに外装閉塞位置側に移動させた状態の説明図であり、画像形成装置の左側から見た要部説明図である。
図16〜図19において、図16、図17に示したガイドレール21,22に被ガイド部61,63が接触した状態から、さらにフロントカバーU2を外装閉塞位置側に持ち上げると、図18,図19に示すように、ベルトモジュールBMのモジュール回転軸52a,53aと、フロントカバーU2の外装回転中心12a,13aとの位置のズレから、被ガイド部61,63がガイドレール21,22に対して相対的に上方に滑るように案内されて移動する。
なお、図16〜図19に示すように、被ガイド部61,63がガイドレール21,22に接触した状態では、ベルトモジュールBMのモジュール被押さえ部材56,57はガイドレール21,22に接触しておらず、スプリング56b,57bによるフロントカバーU2をベルトモジュールBMから離間させる方向の弾性力、すなわち、フロントカバーU2を持ち上げる際の抵抗となる方向の力が作用しない状態となっている。
図20は図18に示す状態からフロントカバーをさらに外装閉塞位置側に移動させた状態の説明図であり、画像形成装置の右側から見た要部説明図である。
図21は図19に示す状態からフロントカバーをさらに外装閉塞位置側に移動させた状態の説明図であり、画像形成装置の左側から見た要部説明図である。
図18〜図21において、図18、図19に示す状態からフロントカバーU2をさらに持ち上げて外装閉塞位置側に移動させると、ガイドレール21,22の外装回転中心12a,13aから遠い側の端部まで、被ガイド部61,63が到達する。そして、図20、図21に示すように、被ガイド部61,63の下側の円弧状の面が被ガイド収容凹部26,27に案内され、被ガイド部61,63が被ガイド収容凹部26,27に収容されかかった状態となる。
この状態では、被ガイド部61,63が被ガイド収容凹部26,27に収容されかかっているため、フロントカバーU2とベルトモジュールBMとの間隔が狭くなる。したがって、図20,図21に示すように、前記ベルトモジュールBMのモジュール被押さえ部材56,57が、フロントカバーU2のモジュール押さえ部23,24の案内面23b、24bに接触して案内される。
また、この状態では、前記ベルトモジュールBMは、ほとんど垂直な状態に持ち上がっており、フロントカバーU2を外装閉塞位置に移動させる抵抗となる分力が少なくなっており、この状態で、モジュール被押さえ部材56,57のスプリング56b,57bの力が加わっても、作業者の負担にはそれほどならない状態となっている。
そして、図20、図21に示す状態からさらにフロントカバーU2を持ち上げると、
ベルトモジュールBMのモジュール被押さえ部材56,57が、モジュール押さえ部23,24の押さえ面23a,24aに接触し、図10、図11に示す状態となる。したがって、フロントカバーU2が外装閉塞位置に戻されると共に、ベルトモジュールBMが画像形成位置に戻される。
図22はロック部材とロック部材収容空間との関係の要部説明図であり、図22Aはロック部材がロック位置に移動している状態の説明図、図22Bはロック部材がアンロック位置に移動している状態の説明図である。
図22において、図20、図21に示す状態から、フロントカバーU2を外装閉塞位置に移動させる際に、交換フレームUtのロック部材3が、図22Aに示すように本体右フレーム1に固定される位置であるロック位置に移動している場合には、ロック部材3がロック部材干渉部63bに干渉せず、ロック部材3がロック部材収容空間64に収容され、ベルトモジュールBMが画像形成位置に戻される。
一方、前記交換フレームUtの交換時等にロック部材3を、作業者がロック位置に戻し忘れることがあり、前記交換フレームUtが本体右フレーム1に対する固定が解除された状態となっており、この状態で画像形成することは望ましくない。したがって、作業者がロック位置に戻し忘れ、ロック位置に対して90°回転した図22Bに示すアンロック位置に移動している状態では、ベルトモジュールBMが画像形成位置に移動する前に、ロック部材干渉部63bにロック部材3が接触、干渉し、ベルトモジュールBMが画像形成位置や内部開放待機位置に移動することが規制され、フロントカバーU2が外装閉塞位置に移動できない状態となっている。したがって、作業者に、ロック部材3のロックを忘れていることが認知される。
前述の説明により、実施例1の画像形成装置Uでは、ベルトモジュールBMが内部開放位置に移動した状態で、フロントカバーU2を外装開放位置から外装閉塞位置に戻すだけで、ベルトモジュールBMが連動して移動し、画像形成位置まで戻される。
したがって、実施例1の画像形成装置Uでは、図16、図17に示すようなベルトモジュールBMが倒れた状態に近く、フロントカバーU2を持ち上げる際の負荷が大きい状態では、スプリング56b,57bの力が作用せず且つ、フロントカバーU2が外装閉塞位置の近傍まで移動して、持ち上げる負荷が比較的小さくなった状態でスプリング56b,57bの力が作用することとなっている。したがって、フロントカバーU2の持ち上げ開始直後から、モジュール被押さえ部材56,57が接触して、スプリング56b,57bの弾性力が作用する構成に比べて、開閉動作の全体に渡って作業者への負荷が低減される。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H09)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置としてのプリンタを例示したが、これに限定されず、FAXや複写機あるいはこれらすべてまたは複数の機能を備えた複合機とすることも可能である。また、多色現像の画像形成装置に限定されず、単色、いわゆる、モノクロの画像形成装置により構成することも可能である。また、像保持体から媒体に直接転写される構成に限定されず、中間転写体を使用する構成にも適用可能である。
(H02)前記実施例において、内部ユニットの一例としての媒体搬送ベルトBを有するベルトモジュールBMを例示したが、内部ユニットは、この構成に限定されず、例えば、中間転写ベルトを有するベルトモジュールにも適用可能である。また例えば、記録媒体搬送路と複数の搬送ロールを有し画像形成装置本体に回転可能に支持された媒体搬送ユニットにより記録媒体搬送路を開閉する構成にも適用可能である。
(H03)前記実施例において、反転ユニット41を装着可能な画像形成装置について例示したが、この構成に限定されず、反転ユニットが装着されない、片面印刷専用の画像形成装置にも適用可能である。また、反転ユニット41の構成は、実施例に例示したものに限定されず、フロントカバーU2に着脱不能に固定支持された構成としたり、フロントカバーU2の前側に開閉扉を設け、反転路SH2で紙詰まりが発生した場合に開閉扉を開けて詰まった紙を除去するように構成することも可能である。
(H04)前記実施例において、右側被ガイド部63に、操作部としての機能や、ロック部材3がアンロック位置にあるかどうかの検出を行う機能を付与したが、この構成に限定されず、操作部やアンロック位置の検出を別の位置で行うように構成することも可能である。
(H05)前記実施例において、被ガイド部61,63に円弧状の被ガイド面61a,63aを設けることが望ましいが、省略することも可能である。
(H06)前記実施例において、引っ掛け部材66および引っ掛け部4の位置や形状、個数等は、実施例に例示した構成に限定されず、任意の位置や形状等に変更可能である。
(H07)前記実施例において、ベルトモジュールBMを、画像形成位置、内部開放待機位置、媒体詰まり解消位置、プロセスユニット交換位置で移動可能に構成したが、例えば、媒体詰まり解消位置をプロセスユニット交換位置と共通化する等の変更が可能である。また、各位置におけるベルトモジュールの姿勢も、実施例に例示した姿勢に限定されず、例えば、媒体詰まり解消位置で60°程度に設定した角度も任意の角度に変更可能である。
(H08)前記実施例において、ベルトモジュールBMを画像形成位置から内部開放待機位置に移動させる際に、コイルバネにより構成された転写用給電端子6y,6m,6c,6kの弾性力を利用する構成を例示したが、この構成に限定されず、転写用給電端子とは別個にコイルバネ等を配置したり、ベルトモジュールBMの重心位置を調整する等により、別個のコイルバネの弾性力や重力等を利用してベルトモジュールBMを画像形成位置から内部開放待機位置に移動させるように構成することも可能である。
(H09)前記実施例において、内部開放待機位置では、感光体Py〜Pkと媒体搬送ベルトBとが離間する構成を例示したが、この構成に限定されず、例えば、感光体Py〜Pkと媒体搬送ベルトBとが接触し且つ、画像形成位置における場合に比べて、接触圧力が弱くなるように構成することも可能である。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の斜視説明図である。 図2は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図である。 図3は実施例の画像形成装置のフロントカバーが外装開放位置に移動した状態の説明図である。 図4はフロントカバーが外装開放位置に移動し且つベルトモジュールが媒体詰まり解消位置に移動した状態の説明図である。 図5はフロントカバーが外装開放位置に移動し且つベルトモジュールがプロセスユニット交換位置に移動した状態の説明図である。 図6は実施例1のフロントカバーの斜視説明図である。 図7は実施例1の反転ユニットの説明図であり、図7Aは反転ユニットの分解斜視図、図7Bは反転ユニットの位置決め部の説明図である。 図8は実施例1のベルトモジュールの説明図であり、図8Aはベルトモジュールの全体斜視図、図8Bは被押さえ部材の要部説明図である。 図9は実施例1のベルトモジュールの説明図であり、図8Aの矢印IX方向から見た図である。 図10はフロントカバーが外装閉塞位置に移動し且つベルトモジュールが画像形成位置に移動した状態の実施例1の画像形成装置を右側から見た要部説明図である。 図11はフロントカバーが外装閉塞位置に移動し且つベルトモジュールが画像形成位置に移動した状態の実施例1の画像形成装置を左側から見た要部説明図である。 図12は引っ掛け部材の状態の説明図であり、図12Aはベルトモジュールが画像形成位置に移動した状態の引っ掛け部材および引っ掛け部の状態の説明図、図12Bはベルトモジュールが内部開放待機位置に移動した状態の引っ掛け部材および引っ掛け部の状態の説明図である。 図13はフロントカバーが外装開放位置に移動し且つベルトモジュールが内部開放待機位置に移動した状態の左側から見た説明図であり、前記図3に対応する状態の説明図である。 図14はフロントカバーが外装開放位置に移動し且つベルトモジュールが媒体詰まり解消位置に移動した状態の右側から見た説明図であり、前記図4に対応する状態の説明図である。 図15はフロントカバーが外装開放位置に移動し且つベルトモジュールがプロセスユニット交換位置に移動した状態の右側から見た説明図であり、図5に対応する状態の説明図である 図16はフロントカバーを外装開放位置から外装閉塞位置側に移動させて被ガイド部がガイドレールに案内されている状態の説明図であり、画像形成装置の右側から見た要部説明図である。 図17はフロントカバーを外装開放位置から外装閉塞位置側に移動させて被ガイド部がガイドレールに案内されている状態の説明図であり、画像形成装置の左側から見た要部説明図である。 図18は図16に示す状態からフロントカバーをさらに外装閉塞位置側に移動させた状態の説明図であり、画像形成装置の右側から見た要部説明図である。 図19は図17に示す状態からフロントカバーをさらに外装閉塞位置側に移動させた状態の説明図であり、画像形成装置の左側から見た要部説明図である。 図20は図18に示す状態からフロントカバーをさらに外装閉塞位置側に移動させた状態の説明図であり、画像形成装置の右側から見た要部説明図である。 図21は図19に示す状態からフロントカバーをさらに外装閉塞位置側に移動させた状態の説明図であり、画像形成装置の左側から見た要部説明図である。 図22はロック部材とロック部材収容空間との関係の要部説明図であり、図22Aはロック部材がロック位置に移動している状態の説明図、図22Bはロック部材がアンロック位置に移動している状態の説明図である。
符号の説明
4…外装開放時保持部、
6y,6m,6c,6k…内部ユニット付勢部材、
23,24…押さえ部材、
51b…第2開放位置被保持部、
56,57…被押さえ部、
66…外装開放時被保持部、
B…媒体搬送部材、
BM…内部ユニット,媒体搬送ユニット、
Py,Pm,Pc,Pk…像保持体、
S…媒体、
TR1…第2開放位置保持部材,給紙容器、
TR1a…第2開放位置保持部、
U…画像形成装置、
U1…画像形成装置本体、
U2…外装部材。

Claims (6)

  1. 画像形成装置本体と、
    前記画像形成装置本体の内部が開放される外装開放位置と、前記画像形成装置本体の内部が閉塞される外装閉塞位置との間で移動可能に支持された外装部材と、
    被押さえ部を有し、前記画像形成装置本体と前記外装部材との間に配置され且つ、画像形成動作が実行される画像形成位置と、前記画像形成装置本体との間の空間を開放する内部開放位置との間で移動可能に支持された内部ユニットと、
    前記外装部材に支持された押さえ部材であって、前記外装部材が前記外装閉塞位置において前記被押さえ部に接触して、前記内部ユニットを前記画像形成位置に保持する前記押さえ部材と、
    前記画像形成装置本体に設けられた外装開放時保持部と、
    前記内部ユニットに支持された外装開放時被保持部であって、前記外装部材が前記外装開放位置に移動した場合に前記外装開放時保持部に支持され、前記画像形成位置から移動し且つ前記内部開放位置とは異なる外装開放時保持位置に前記内部ユニットを保持する前記外装開放時被保持部と、
    前記内部ユニットを前記画像形成位置から前記外装開放時保持位置側に付勢する内部ユニット付勢部材と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 外装開放時保持部を有する画像形成装置本体と、
    押さえ部材を有し、前記画像形成装置本体の内部が開放される外装開放位置と、前記画像形成装置本体の内部が閉塞される外装閉塞位置との間で移動可能に支持された外装部材と、
    被押さえ部と、外装開放時被保持部とを有し、前記画像形成装置本体と前記外装部材との間に配置され且つ、画像形成動作が実行される画像形成位置と、前記画像形成装置本体との間の空間を開放する内部開放位置との間で移動可能に支持された内部ユニットと、
    を備え、
    前記外装部材が前記外装閉塞位置において前記被押さえ部に接触して、前記内部ユニットが前記画像形成位置に保持され、
    前記外装部材が前記外装開放位置に移動した場合に、前記外装開放時保持部が前記外装開放時被保持部を保持し、前記画像形成位置から移動し且つ前記内部開放位置とは異なる外装開放時保持位置に、前記内部ユニットが保持されると共に、
    内部ユニット付勢部材が前記内部ユニットを前記画像形成位置から前記外装開放時保持位置側に付勢する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置本体に支持され、表面に画像を保持する像保持体と、
    画像が記録される媒体を表面に保持して搬送する無端帯状の媒体搬送部材であって、前記画像形成位置において前記像保持体に接触すると共に、前記外装開放時保持位置において前記像保持体から離間する前記媒体搬送部材を有する媒体搬送ユニットにより構成された前記内部ユニットと、
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記外装開放時保持位置において、前記像保持体から離間し且つ近接して配置され、前記像保持体が外部に露出しない
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 第2開放位置保持部を有し、前記画像形成装置本体に対して着脱可能に支持された第2開放位置保持部材と、
    前記内部ユニットに設けられ且つ前記第2開放位置保持部に保持される第2開放位置被保持部を有する前記内部ユニットと、
    を備え、
    前記第2開放位置保持部材が前記画像形成装置本体から取り外された場合に、前記内部ユニットは、前記画像形成位置から、前記画像形成装置本体との空間を開放する第1内部開放位置に移動し、
    前記第2開放位置保持部材が前記画像形成装置本体に装着された場合に、前記内部ユニットは、前記画像形成位置から、前記第2開放位置保持部に前記第2開放位置被保持部が接触し且つ前記第1内部開放位置よりも開放される空間が狭い第2内部開放位置に移動する
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 画像が記録される媒体が収容される給紙容器により構成された前記第2開放位置保持部材、
    を備えたことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
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