JP4924457B2 - 雨量値・累計雨量値の収集・積算方法 - Google Patents

雨量値・累計雨量値の収集・積算方法 Download PDF

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Description

本発明は、雨量観測設備から雨量値を収集するテレメータ監視設備において、雨量値に欠測が発生した場合の雨量値の補間及び累計雨量の積算技術に関する。
国、自治体の河川管理担当部局においては、図7に示されるように、管理地域内(管内)で雨量、河川水位の監視を必要とする地点には雨量観測局701、水位観測局702が設けられ、それぞれ雨量計701−1、水位計702−1によって取得される雨量カウンタ値701−3、水位データ702−3が、各局内の観測装置701−2、702−2によって観測され、無線回線又は有線回線により、管理事務所703に送られる。
管理事務所703には、観測された雨量カウンタ値701−3、水位データ702−3を定期的に収集するテレメータ監視制御装703−1が設置されている。
このテレメータ監視制御装置703−1で観測、収集された雨量カウンタ値701−3、水位データ702−3は、上位設備となる河川情報システム703−2に送られる。
河川情報システム703−2は、雨量カウンタ値701−3に基づいて、一定時間に降った雨量、降り始めからの連続雨量(累計雨量)等を算出し、水位データ702−3に基づいて、当該時刻の河川水位、流量データ等を算出する。更に、河川情報システム703−2は、1日、1ヶ月および1年単位での集計データを算出し、河川管理を行っている。
従来、河川管理系のシステムにおける累計雨量の積算方法としては、河川情報システム703−2が、テレメータ監視制御装置703−1から受信する雨量カウンタ値701−3である雨量カウンタ値に基づいて、累計雨量積算、定正時雨量計算を行っている。
そして、降雨中に保守点検作業等により、雨量カウンタ値が跳ね上がった場合には、このカウンタ値を異常値とみなし強制リセット処理が行われている。
上記背景技術に関連する従来技術として、下記特許文献1及び特許文献2に記載の技術が知られている。
特許文献1は、正時毎に雨量観測値を受信し、時間雨量及び累計雨量を時系列ファイルに記憶する雨量監視装置を開示している。この装置は、雨量観測値が欠測したとき、この欠測値を入力すれば自動で欠測した時間雨量及び累計雨量が時系列ファイルに補充できる欠測値補充機能を備えている。
特許文献2は、測定対象のプラントの状態量測定のために、複数の検出器を隣接して付設し、多次元の時系列データを収集し、それらのデータのパターン認識によりプラントの診断を行う装置を開示している。多次元時系列データ中にデータ抜けが生じた場合に、そのデータ抜け部分を他の系列の測定データを用いて補間する機能と、その補間されたデータによる測定データのパターン認識を行う機能を備えている。
特開昭61−215985号公報 特開平04−128978号公報
前述の図7で説明したシステムにおいて強制リセット処理が実施された場合、河川情報システム703−2が算出していた累計雨量データ及び定正時雨量データは欠測となり、次回観測時以降から再積算開始となる。このため、降雨開始からの累計雨量積算が正しく計算されず、水防活動の支援となる情報の精度が低下するという問題点を有していた。
また、当該時刻のデータが欠測表示扱いになるため、次時刻まで現況が把握できないという問題点を有していた。
例えば、図8の表において、時刻17:00の時点では実際の総累計雨量40mmの降雨であるにも関わらず、算出上では3mmの降雨として処理されてしまう。また、時刻14:00の時間雨量値および累計雨量値が欠測となり、これらにより水防活動の支援となる情報の精度が低下してしまう。
以上のように、従来の一般的な河川管理システムでは、雨量カウンタ値に異常が発生した場合に、当該雨量観測局の累計雨量データ及び時間(定時)雨量データが欠測してしまうという問題点を有していた。
また、前述の特許文献1に記載の装置は、雨量観測値が欠測した場合、手動で当該データを入力し時間雨量及び累計雨量を計算する方式であるため、欠測データを手動で入力しなければならない手間がかかるという問題点を有していた。
更に、前述の特許文献2に記載の装置は、プラントの温度測定において、ある検出器にデータ抜けが生じた場合の補間方法として、隣接し付設された他の検出器の当該時刻の時系列データを平均したデータ、あるいは階層型ニューラルネットワークを用いて獲得したデータにより欠測データを補間するものであり、雨量観測のような自然データの欠測補間には直接には応用することができないという問題点を有していた。
本発明の課題は、雨量カウンタ値異常発生時の定正時雨量データ及び累計雨量データを自動的に補間可能とすることにある
本発明の態様のひとつである雨量値収集方法は、複数の雨量観測局から収集したデータに基づき雨量値を収集する雨量値収集方法において、前記複数の雨量観測局から収集した所定の時刻毎のデータに基づき、前記収集データが異常である異常雨量観測局が存在するかを判定し、前記異常雨量観測局が存在する場合は、前記異常雨量観測局に予め関連付けられた雨量観測局である関連付け雨量観測局からの収集データに基づき、前記収集データが異常である時刻の近傍における、前記関連付け雨量観測局についての降雨量の、連続した収集時刻における増加または減少の傾向である降雨量変動傾向を判定し、前記関連付け雨量観測局における降雨量変動傾向が、増加または減少の傾向が継続する傾向であると判定された場合は、前記異常雨量観測局について、前記異常な雨量値に対応する補間雨量値を、前記関連付け雨量観測局の平均降雨変動率に基づいて算出するとともに、該補間雨量値に基づいて累計雨量値を積算して算出し、前記関連付け雨量観測局における降雨量変動傾向が、増加または減少の傾向が逆転する傾向であると判定された場合は、前記異常雨量観測局について、前記補間雨量値を、前記関連付け雨量観測局の平均降雨変動量に基づいて算出するとともに、該補間雨量値に基づいて累積雨量値を積算して算出する、ことを特徴とするものである
上述した本発明態様の構成によれば、異常雨量観測局に予め関連付けられた関連付け雨量観測局から降雨量変動傾向を判定し、それに基づいて自動で時間雨量値を補間して算出し、更に累計雨量値を積算することが可能となる。
これにより水防活動等雨量の支援となる雨量情報の観測精度を向上させることが可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の構成図である。
本発明の実施形態は、雨量観測に関するものであり、水位観測は対象としない。
まず、雨量観測局102は、雨量計111と、そこで取得される雨量カウンタ値を観測する観測装置112とから構成される。
管理事務所101には、1つ以上の雨量観測局102で観測された雨量カウンタ値を定期的に収集するテレメータ監視制御装置103と、そこで観測、収集された雨量を管理する河川情報処理装置104とから構成される。
河川情報処理装置104は、雨量カウンタ値に基づいて、一定時間に降った雨量、降り始めからの連続雨量(累計雨量)等を算出し、雨量カウンタ値の欠測が発生した場合には補間処理を実行する。
河川情報処理装置104は、入力部105、演算部106、ファイル部107、時刻管理部108、傾向判定部109、及び等雨量判定部110から構成される。これらの機能
ブロックは、例えば、CPU(中央演算処理装置)、メモリ、ディスク記憶装置、入出力インタフェース装置等がバスで相互に接続されたコンピュータが、ディスク記憶装置からメモリにロードされたプログラムが、後述する動作フローチャートの制御動作を実行することによって実現される。
上述の構成を有する本発明の実施形態の動作について、以下に説明する。
まず、降雨量変動量(変動率)から欠測した雨量カウンタ値の自動補間を行う実施形態の動作について説明する。
図2は、この実施形態において、図1の河川情報処理装置104が定時毎に実行する動作を示す動作フローチャートである。
以下の動作説明においては、一例として、欠測発生時刻14:00に、A局の雨量観測局102において欠測が発生し、A局で欠測した雨量カウンタ値はB、C、D局の雨量観測局102の雨量カウンタ値から補間するという条件が設定されているものとする。
まず、図1のテレメータ監視制御装置103が、各雨量観測局102から無線又は有線で送られてきた雨量カウンタ値を収集し、収集した雨量カウンタ値を河川情報処理装置104へ送る。
河川情報処理装置104において、まず、図1の入力部105は、テレメータ監視制御装置103から入力した雨量カウンタ値について、時刻管理部108の管理時刻を参照し、該当時刻(例えば14:00)を判定する。そして、入力部105は、入力値について正常・異常のデータ検定を行い、正常の場合、雨量カウンタ値をファイル部107へ格納し、異常の場合、その雨量カウンタ値を欠測としてファイル部107へ格納する。(以上、図2のステップS201)
図1の演算部106は、ファイル部107の当該時刻に格納された各雨量観測局102毎の雨量カウンタ値を参照して時間雨量、累計雨量を計算し、その計算結果を、ファイル部107に、当該時刻における各雨量観測局102毎の時間雨量計算値、累計雨量計算値として格納する。何れかの雨量観測局102の雨量カウンタ値が欠測の場合は、演算部106は、計算不可=欠測として格納する。(以上、図2のステップS202)
図3は、ファイル部107に格納される1つの雨量観測局102についての雨量管理データの構成例を示す図である。なお、備考は、不要であるか又は、例えば運用者が任意にコメントを書き込める領域である。
次に、演算部106は、今回及び前々回の収集時刻に雨量カウンタ値を収集でき、前回の収集時刻に雨量カウンタ値が欠測であった雨量観測局102を、欠測観測局として抽出する。(図2のステップS203)
欠測観測局がある場合には以下の補間処理を実行し(図2のステップS204の判定がYES)、欠測観測局が無い又は全ての欠測観測局に対する補間処理が終了したら(図2のステップS204の判定がNO)、今回の収集時刻に関する河川情報処理装置104の動作を終了する。
以下は、欠測観測局がある場合における雨量カウンタ値の補間処理の動作説明である。
いま例えば、時刻14:00にA局の雨量観測局102からの雨量カウンタ値が欠測し、今回の収集時刻が15:00であるため、図2のステップS203での抽出処理により、A局が欠測観測局として抽出されたとする。
まず、演算部106は、欠測観測局に対して予め関連付けられている雨量観測局102のうち、今回、前回、及び前々回の収集時刻における雨量カウンタ値が正常である観測局が存在するか否かを判定する。(図2のステップS205)
正常な観測局が1つも存在しない場合には、演算部106は、その欠測観測局区に対しては雨量カウンタ値の補間処理を行うことができないため、図2のステップS203の処理に戻り、次の欠測観測局区の抽出処理を行う。
正常な観測局が存在する場合には、図1の演算部106から傾向判定部109に制御が移り、傾向判定部109が下記の傾向判定処理を実行する。
傾向判定部109は、図2のステップS205で正常と判定された各関連付け観測局毎に、ファイル部107に格納されている前々回収集時刻(例えば13:00)、前回収集時刻(例えば14:00)、及び今回収集時刻(例えば15:00)のそれぞれにおける時間雨量(計算値)に基づいて、降雨量変動傾向を算出する。(図2のステップS206)。
図4は、A局に対する関連付け観測局B、C、D局と、その他のE、F、G、H、I局の上記収集時刻毎の各時間雨量と降雨量傾向との関係を示す図である。
傾向判定部109は、各観測局毎に、前々回収集時刻、前回収集時刻、及び今回収集時刻における各時間雨量の増減関係を判定することにより、以下のような降雨量変動傾向を算出することができる。

B観測局:減・減(↓) => 減少傾向
C観測局:減・減(↓) => 減少傾向
D観測局:増・減(山)
E観測局:減・増(谷)
F観測局:減・同(↓) => 減少傾向
G観測局:増・同(↑) => 増加傾向
H観測局:同・減(↓) => 減少傾向
I観測局:同・増(↑) => 増加傾向

これらの降雨量変動傾向より、前々回収集時刻、前回収集時刻、及び今回収集時刻の間に、時間雨量が常に減少又は増加し続ける傾向と、時間雨量が増加から減少、又は減少から増加に逆転する傾向があることがわかる。ここで、前者の傾向を1方向型、後者の傾向を逆転型と呼ぶことにする。
ここで、図2のステップS205で正常と判定された関連付け観測局が複数局ある場合に、1方向型と逆転型が混在する場合がある。このときは観測局数が多い型を正常関連付け局全体の降雨量変動傾向として算出する。
また、2つの型の局数が同数である場合には、1方向型を優先して正常関連付け局全体の降雨量変動傾向として算出する。なお、運用者により1方向型と逆転型の切替を可能としてもよい。或いは、欠測観測局に対し、降雨量変動傾向の判定に用いる観測局の優先度を設定するようにしてもよい。
傾向判定部109は、上述のようにして算出した降雨量変動傾向を判定する。(図2のステップS207)。
傾向判定部109は、降雨量変動傾向が「一方向型」であると判定した場合には、図2のステップS207からS208の処理に移る。
まず傾向判定部109は、図1の演算部106に降雨量変動傾向として「一方向型」を通知すると共に、欠測観測局の前々回収集時刻から今回収集時刻までの降雨量変動量Xと、前々回収集時刻から前回収集時刻までの正常関連付け局全体の平均降雨量変動率Yを算出し、それらを図1のファイル部107に格納する。(図2のステップS208)
その後、制御が傾向判定部109から図1の演算部106に移る。演算部106は、ファイル部107から、上述の欠測観測局の前々回収集時刻から今回収集時刻までの降雨量変動量Xと、前々回収集時刻から前回収集時刻までの正常関連付け局全体の平均降雨量変動率Yと、欠測観測局の前々回及び今回収集時刻における時間雨量Zn-1 及びZn と、欠測観測局の前々回収集時刻における累計雨量Wn-2 を読出す。
そして、演算部106はまず、読み出している降雨量変動量Xと平均降雨量変動率Yと時間雨量Zn-1 とに基づいて、前回収集時刻における欠測観測局の時間雨量aを計算する。
演算部106は続いて、計算した時間雨量aと読み出している累計雨量Wn-2 とに基づいて、前回収集時刻における累計雨量Wn-1 を計算する。
演算部106は更に、計算した前回収集時刻における累計雨量Wn-1 と読み出している今回収集時刻における時間雨量Zn とに基づいて、今回収集時刻における累計雨量Wn を計算する。(以上、図2のステップS209)
演算部106は、上述のようにして算出した前回収集時刻における欠測観測局の時間雨量a、前回収集時刻における累計雨量Wn-1 、及び今回収集時刻における累計雨量Wn を、図3に示されるフォーマットで、ファイル部107に格納する。(図2のステップS212)。
上述の一方向型による具体的な計算例を以下に示す。
今例えば仮に、今回収集時刻が15:00、前回収集時刻が14:00、前々回収集時刻が13:00であって、A局が欠測観測局で、B観測局のみが正常関連付け局として抽出されているとする。図4よりB観測局の降雨量変動傾向は「減・減(↓)」の一方向型であるため、傾向判定部109は図2のステップS207からS208の処理に移る。
欠測観測局Aの前々回収集時刻13:00から今回収集時刻15:00までの降雨量変動量Xは、図4より、以下のように計算される。

X=1−17=−16(mm) ・・・(1)

正常関連付け局Bに関して、前々回収集時刻13:00から前回収集時刻14:00までの降雨量変動量は図4より−13mm、前回収集時刻14:00から今回収集時刻15:00では−2mmであり、前々回収集時刻13:00から今回収集時刻15:00の2時間においては−15mmである。このことから、正常関連付け観測局はB局1局のみであるため、前々回収集時刻13:00から前回収集時刻14:00までの正常関連付け局Bの降雨量変動率=正常関連付け局全体の平均降雨量変動率Yは、以下のように計算される。

Y=13/15 ・・・(2)

その後、演算部106による図2のステップS209の処理に移る。
まず、演算部106がファイル部107から読み出す各値は、前記(1)、(2)式及び図3より、下記の通りである。

降雨量変動量X=−16(mm)
平均降雨量変動率Y=13/15
欠測観測局Aの前々回収集時刻13:00における時間雨量Zn-1 =17(mm)
欠測観測局Aの今回収集時刻15:00における時間雨量Zn =1(mm)
欠測観測局Aの前々回収集時刻13:00における累計雨量Wn-2 =37(mm)

降雨量変動量Xと平均降雨量変動率Yと時間雨量Zn-1 とに基づいて、前回収集時刻14:00における欠測観測局Aの時間雨量aは、次式により計算される。

a=Zn-1 +(X×Y)=17+{−16×(13/15)}
=17−13.87=3.13≒3(mm) ・・・(3)

上記(3)式で計算した時間雨量aと読み出されている累計雨量Wn-2 とに基づいて、前回収集時刻14:00における累計雨量Wn-1 は、次式により計算される。

n-1 =Wn-2 +a=37+3=40(mm) ・・・(4)

上記(4)式で計算した累計雨量Wn-1 と読み出されている時間雨量Zn とに基づいて、今回収集時刻15:00における累計雨量Wn は、次式により計算される。

n =Wn-1 +Zn =40+1=41(mm) ・・・(5)

次に、正常関連付け観測局が、B観測局のみではなくC観測局も抽出されているとする。図4よりB観測局とC観測局の降雨量変動傾向は「減・減(↓)」の一方向型であるため、傾向判定部109は図2のステップS207からS208の処理に移る。
欠測観測局Aの前々回収集時刻13:00から今回収集時刻15:00までの降雨量変動量Xは、前述の(1)式と同じである。
正常関連付け局Bの降雨量変動率YB は、前記(2)式と同様で、次式により計算される。

B =13/15 ・・・(6)

正常関連付け局Cに関して、前々回収集時刻13:00から前回収集時刻14:00までの降雨量変動量は図4より−10mm、前回収集時刻14:00から今回収集時刻15:00では−5mmであり、前々回収集時刻13:00から今回収集時刻15:00の2時間においては−15mmである。このことから、前々回収集時刻13:00から前回収集時刻14:00までの正常関連付け局Cの降雨量変動率YC は、次式により計算される。

C =10/15 ・・・(7)

(6)式と(7)式より、正常関連付け局全体の平均降雨量変動率Yは、次式により計算される。

Y=(YB +YC )/2={(13/15)+(10/15)}/2=0.77
・・・(8)

その後、演算部106による図2のステップS209の処理に移る。
まず、演算部106がファイル部107から読み出す各値は、前記(1)、(8)式及び図3より、下記の通りである。

降雨量変動量X=−16(mm)
平均降雨量変動率Y=0.77
欠測観測局Aの前々回収集時刻13:00における時間雨量Zn-1 =17(mm)
欠測観測局Aの今回収集時刻15:00における時間雨量Zn =1(mm)
欠測観測局Aの前々回収集時刻13:00における累計雨量Wn-2 =37(mm)

これより、欠測観測局Aの時間雨量aは、前記(3)式と同様の件により、次式により計算される。

a=Zn-1 +(X×Y)=17+{−16×0.77}
=17−12.32=4.68≒5(mm) ・・・(3′)

前回収集時刻14:00における累計雨量Wn-1 は、前記(4)式と同様の件により、次式により計算される。

n-1 =Wn-2 +a=37+5=42(mm) ・・・(4′)

今回収集時刻15:00における累計雨量Wn は、前記(5)式と同様の件により、次式により計算される。

n =Wn-1 +Zn =42+1=43(mm) ・・・(5′)

図2の動作フローチャートの説明に戻り、傾向判定部109は、図2のステップS207において、降雨量変動傾向が「逆転型」であると判定した場合には、図2のステップS207からS210の処理に移る。
まず傾向判定部109は、図1の演算部106に降雨量変動傾向として「逆転型」を通知すると共に、前々回収集時刻から前回収集時刻までの正常関連付け局全体の平均降雨量変動量Pを算出し、それを図1のファイル部107に格納する。(図2のステップS210)
その後、制御が傾向判定部109から図1の演算部106に移る。演算部106は、ファイル部107から、上述の前々回収集時刻から前回収集時刻までの正常関連付け局全体の平均降雨量変動量Pと、欠測観測局の前々回及び今回収集時刻における時間雨量Zn-1 及びZn と、欠測観測局の前々回収集時刻における累計雨量Wn-2 を読出す。
そして、演算部106はまず、読み出している平均降雨量変動量Pと時間雨量Zn-1 とに基づいて、前回収集時刻における欠測観測局の時間雨量aを計算する。
演算部106は続いて、計算した時間雨量aと読み出している累計雨量Wn-2 とに基づいて、前回収集時刻における累計雨量Wn-1 を計算する。
演算部106は更に、計算した前回収集時刻における累計雨量Wn-1 と読み出している今回収集時刻における時間雨量Zn とに基づいて、今回収集時刻における累計雨量Wn を計算する。(以上、図2のステップS211)
演算部106は、上述のようにして算出した前回収集時刻における欠測観測局の時間雨量a、前回収集時刻における累計雨量Wn-1 、及び今回収集時刻における累計雨量Wn を、図3に示されるフォーマットで、ファイル部107に格納する。(図2のステップS212)。
上述の逆転型による具体的な計算例を以下に示す。
今例えば仮に、今回収集時刻が15:00、前回収集時刻が14:00、前々回収集時刻が13:00であって、A局が欠測観測局で、D観測局のみが正常関連付け局として抽出されているとする。図4よりD観測局の降雨量変動傾向は「増・減(山)」の逆転型であるため、傾向判定部109は図2のステップS207からS210の処理に移る。
正常関連付け局Dに関して、前々回収集時刻13:00から前回収集時刻14:00までの降雨量変動量は図4より2mmである。このことから、正常関連付け観測局はD局1局のみであるため、前々回収集時刻13:00から前回収集時刻14:00までの正常関連付け局Dの降雨量変動量=正常関連付け局全体の平均降雨量変動量Pは、以下のように計算される。

P=2(mm)・・・(9)

その後、演算部106による図2のステップS209の処理に移る。
まず、演算部106がファイル部107から読み出す各値は、前記(9)式及び図3より、下記の通りである。

降雨量変動量X=−16(mm)
平均降雨量変動量P=2(mm)
欠測観測局Aの前々回収集時刻13:00における時間雨量Zn-1 =17(mm)
欠測観測局Aの今回収集時刻15:00における時間雨量Zn =1(mm)
欠測観測局Aの前々回収集時刻13:00における累計雨量Wn-2 =37(mm)

平均降雨量変動量Pと時間雨量Zn-1 とに基づいて、前回収集時刻14:00における欠測観測局Aの時間雨量aは、次式により計算される。

a=Zn-1 +P=17+2=19(mm)・・・(10)

前回収集時刻14:00における累計雨量Wn-1 は、前記(4)式と同様の件により、次式により計算される。

n-1 =Wn-2 +a=37+19=56(mm) ・・・(4″)

今回収集時刻15:00における累計雨量Wn は、前記(5)式と同様の件により、次式により計算される。

n =Wn-1 +Zn =56+1=57(mm) ・・・(5″)

逆転型の正常関連付け観測局が、D観測局1局のみではなく複数局抽出されている場合には、各局について前述の(9)式と同様の計算により、各正常関連付け局の降雨量変動量Δ1、Δ2、Δ3等を求め、これらの平均として平均降雨量変動量Pを、次式のようにして計算すればよい。

P=(Δ1+Δ2+Δ3)/3・・・(11)

これ以降は、1局の場合と同様の計算である。
以上のようにして、図2のステップS205〜S212の処理により、1つの欠測観測局に対する補間処理が終了した後、図2のステップS203の処理に戻り、次の欠測観測局区の抽出処理を行う。そして、全ての欠測観測局に対する補間処理が終了したら(図2のステップS204の判定がNO)、今回の収集時刻に関する河川情報処理装置104の動作を終了する。
次に、等雨量線図から欠測した雨量カウンタ値の自動補間を行う実施形態の動作について説明する。
図5は、この実施形態において、図1の河川情報処理装置104が定時毎に実行する動作を示す動作フローチャートである。
以下の動作説明においては、一例として、欠測発生時刻14:00に、A局の雨量観測局102において欠測が発生し、A局で欠測した雨量カウンタ値は等雨量線図から補間するという条件が設定されているものとする。
まず、図1のテレメータ監視制御装置103が、各雨量観測局102から無線又は有線で送られてきた雨量カウンタ値を収集し、収集した雨量カウンタ値を河川情報処理装置104へ送る。
その後、河川情報処理装置104は、前述した図2のステップS201〜S204と全く同様の動作を実行し、欠測観測局を順次抽出する(図5のステップS201〜S204)。
欠測観測局がある場合には以下の補間処理を実行し(図5のステップS204の判定が
YES)、欠測観測局が無い又は全ての欠測観測局に対する補間処理が終了したら(図5のステップS204の判定がNO)、今回の収集時刻に関する河川情報処理装置104の動作を終了する。
以下は、欠測観測局がある場合における雨量カウンタ値の補間処理の動作説明である。
いま例えば、時刻14:00にA局の雨量観測局102からの雨量カウンタ値が欠測し、今回の収集時刻が15:00であるため、図5のステップS203での抽出処理により、A局が欠測観測局として抽出されたとする。
まず、演算部106は、図1の等雨量判定部110に制御を移す。
等雨量判定部110は、ファイル部107にアクセスすることにより、前回収集時刻における等雨量線図のエリアを求める。(図5のステップS501)
次に、等雨量判定部110は、求めた等雨量線図エリアのうち欠測観測局が属する等雨量エリアを判定する。(図5のステップS502)
その後、制御が等雨量判定部110から図1の演算部106に移る。
演算部106は、欠測観測局が属する等雨量値を、前回収集時刻における欠測観測局の時間雨量aとして算出する。例えば、図6に示されるように、A観測局が属するエリアの前回収集時刻14:00の等雨量線図(時間雨量)の値が2mmである場合、A観測局の14:00の時間雨量aは2mmとし補間して算出される。
演算部106は続いて、計算した時間雨量aとファイル部107から読み出した欠測観測局における前々回収集時刻の累計雨量Wn-2 とに基づいて、前回収集時刻における累計雨量Wn-1 を計算する。これは前述した(4)式と同様の式で計算される。
演算部106は更に、計算した前回収集時刻における累計雨量Wn-1 とファイル部107から読み出した欠測観測局における今回収集時刻の時間雨量Zn とに基づいて、今回収集時刻における累計雨量Wn を計算する。これは前述した(5)式と同様の式で計算される。(以上、図5のステップS503)
演算部106は、上述のようにして算出した前回収集時刻における欠測観測局の時間雨量a、前回収集時刻における累計雨量Wn-1 、及び今回収集時刻における累計雨量Wn を、図3に示されるフォーマットで、ファイル部107に格納する。(図5のステップS504)。
以上説明した本発明の実施形態に加えて、欠測した雨量カウンタ値を、運用者が任意に修正できるような構成が採用されてもよい。この場合、このデータ修正後に直ちに累計雨量の再演算が行われるように構成することができる。
また、上述の実施形態により補間された時間雨量値、累計雨量値については、正常に積算された値(データ)と区別するために、フォント色を正常値と異なる色又は異なる強調形式で表示できるような構成が採用されてもよい。
以上の本発明の実施形態に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
1つ以上の雨量観測局から所定の収集時刻毎に雨量値を収集して管理する雨量管理方法において、
前記各雨量観測局から所定の収集時刻毎に前記雨量値をそれぞれ収集するステップと、
収集した前記雨量値が異常だった場合に、該異常な雨量値に対応する前記雨量観測局で
ある異常雨量観測局の近傍又は降雨状況が似ている他の1つ以上の雨量観測局である関連付け雨量観測局の降雨量変動傾向を判定するステップと、
該判定された降雨量変動傾向を用いて、前記異常雨量観測局について、前記異常な雨量値に対応する補間雨量値を算出すると共に、該補間雨量値に基づいて累計雨量値を積算して算出するステップと、
を含むことを特徴とする雨量値補間、累計雨量積算方法。
(付記2)
前記降雨量変動傾向は、前々回の前記収集時刻、前回の前記収集時刻、及び今回の前記収集時刻において前記各関連付け雨量観測局から収集された各雨量値から算出される降雨量変動率又は降雨量変動量である、
ことを特徴とする付記1に記載の雨量値補間、累計雨量積算方法。
(付記3)
1つ以上の雨量観測局から所定の収集時刻毎に雨量値を収集して管理する雨量管理方法において、
前記各雨量観測局から所定の収集時刻毎に前記雨量値をそれぞれ収集するステップと、
収集した前記雨量値が異常だった場合に、該異常な雨量値に対応する前記雨量観測局である異常雨量観測局が属する等雨量線図のエリアの時間雨量値を該異常雨量観測局の異常な雨量値に対応する補間雨量値として算出すると共に、該補間雨量値に基づいて累計雨量値を積算して算出するステップと、
を含むことを特徴とする雨量値補間、累計雨量積算方法。
(付記4)
前記異常な雨量値に対応する雨量値を修正雨量値として入力するステップと、
該入力の直後に、前記修正雨量値に基づいて累計雨量値を積算して算出するステップと、
を更に含むことを特徴とする付記1乃至3の何れか1項に記載の雨量値補間、累計雨量積算方法。
(付記5)
前記補間雨量値又は前記修正雨量値、及びそれらに基づいて積算された前記累計雨量値を、補間値であることが識別できるように表示するステップを更に含む、
ことを特徴とする付記1乃至4の何れか1項に記載の雨量値補間、累計雨量積算方法。
本発明の実施形態の構成図である。 降雨量変動量(変動率)から欠測した雨量カウンタ値の自動補間を行う河川情報処理装置の動作フローチャートである。 ファイル部107に格納される雨量管理データの構成例を示す図である。 降雨量変動傾向の説明図である。 等雨量線図から欠測した雨量カウンタ値の自動補間を行う河川情報処理装置の動作フローチャートである。 等雨量線図の説明図である。 一般的な河川管理システムの構成図である。 雨量カウンタ値異常時の雨量計算方法の説明図である。
符号の説明
101、703 管理事務所
102、701 雨量観測局
103、703−1 テレメータ監視制御装置
104 河川情報処理装置
105 入力部
106 演算部
107 ファイル部
108 時刻管理部
109 傾向判定部
110 等雨量判定部
111、701−1 雨量計
112、701−2、702−2 観測装置
701−3 雨量カウンタ値
702 水位観測局
702−1 水位計
702−3 水位データ
703−2 河川情報システム

Claims (3)

  1. 複数の雨量観測局から収集したデータに基づき雨量値を収集する雨量値収集方法において、
    前記複数の雨量観測局から収集した所定の時刻毎のデータに基づき、前記収集データが異常である異常雨量観測局が存在するかを判定し
    前記異常雨量観測局が存在する場合は、前記異常雨量観測局に予め関連付けられた雨量観測局である関連付け雨量観測局から収集データに基づき、前記収集データが異常である時刻の近傍における、前記関連付け雨量観測局についての降雨量の、連続した収集時刻における増加または減少の傾向である降雨量変動傾向を判定
    前記関連付け雨量観測局における降雨量変動傾向が、増加または減少の傾向が継続する傾向であると判定された場合は、前記異常雨量観測局について、前記異常な雨量値に対応する補間雨量値を、前記関連付け雨量観測局の平均降雨変動率に基づいて算出するとともに、該補間雨量値に基づいて累計雨量値を積算して算出し、前記関連付け雨量観測局における降雨量変動傾向が、増加または減少の傾向が逆転する傾向であると判定された場合は、前記異常雨量観測局について、前記補間雨量値を、前記関連付け雨量観測局の平均降雨変動量に基づいて算出するとともに、該補間雨量値に基づいて累積雨量値を積算して算出する、
    とを特徴とする雨量値収集方法。
  2. 請求項1に記載の雨量値収集方法であって、更に、
    前記異常な雨量値に対応する雨量値を修正雨量値として入力
    該入力の直後に、前記修正雨量値に基づいて累計雨量値を積算して算出する
    ことを特徴とする雨量値収集方法。
  3. 請求項1又は2に記載の雨量値収集方法であって、更に、
    前記補間雨量値又は前記修正雨量値、及びそれらに基づいて積算された前記累計雨量値を、補間値であることが識別できるように表示する
    ことを特徴とする雨量値収集方法。
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