JP4924317B2 - 歌唱診断装置および波形診断処理プログラム - Google Patents
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Description
複数の基本アトラクタと当該複数の基本アトラクタにそれぞれ対応づけられた評価文章を記憶する基本アトラクタエリアと、前記評価文章とは異なるアラート文章を記憶するアラート文章エリアと、を有する記憶手段と、
前記ターケンス・プロット処理手段によって作成されたアトラクタと前記記憶手段の基本アトラクタエリアに記憶された複数の基本アトラクタとの相関値を夫々抽出し、当該抽出された相関値のうち最も高い相関値が抽出された基本アトラクタを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された最も高い相関値が、所定値以上であるときは、前記抽出された基本アトラクタに対応した評価文章を前記記憶手段の基本アトラクタエリアから読み出して表示する一方、それ以外の場合であるときは、前記記憶手段のアラート文章エリアから前記アラート文章を読み出して表示する波形診断手段とを具備することを特徴とする。
入力された歌唱音波形を時間軸及び波高値を有する2次元相空間上の原波形データとして原波形データ記憶手段に記憶させるステップと、この記憶された原波形データに対して、ターケンスの埋め込み定理によるn(n>2)次元相空間への埋め込みを行うことによりアトラクタを生成するために、前記2次元相空間の原波形データの時間軸上に夫々プロットスケール値tの間隔をおいたn個のサンプリング位置を指定し、当該n個のサンプリング位置の波高値夫々をn次元相空間上の各軸上の位置に対応させることによって最初の座標位置を決定し、その後前記n個のサンプリング位置を同時にリサンプリング時間Δtだけ時間軸上を順次シフトいくことにより前記n次元相空間上のアトラクタの座標位置を順次決定するターケンス・プロット処理ステップと、
前記ターケンス・プロット処理ステップによって作成されたアトラクタと前記記憶手段の基本アトラクタエリアに記憶された複数の基本アトラクタとの相関値を夫々抽出し、当該抽出された相関値のうち最も高い相関値が抽出された基本アトラクタを抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップによって抽出された最も高い相関値が、所定値以上であるときは、前記抽出された基本アトラクタに対応した評価文章を前記記憶手段の基本アトラクタエリアから読み出して表示する一方、それ以外の場合であるときは、前記記憶手段のアラート文章エリアから前記アラート文章を読み出して表示する波形診断ステップと、を実行させることを特徴とする。
A.構成
図1は本発明の実施形態による歌唱診断を行う波形評価装置100の構成を示すブロック図である。この図において、5は外部から診断用波形を取り込むことができる入力部であり、ユーザの歌唱音声を電気信号の波形に変換する外部マイクやライン信号が接続されるようになっている。
図7はこのRAM70内のデータ配置図を表わし、後述するターケンス・プロット処理を行うために使用する歌唱による波形情報を一時的に記憶する波形データエリア(図a)とアトラクタデータエリア(図b)を有している。
次に、図2〜図14を参照して上記構成による第一実施形態の動作について説明する。以下では、最初に全体動作としてメインルーチンの動作を説明した後、メインルーチンからコールされるスイッチ処理、および波形診断処理の各動作について述べる。
電源スイッチ操作により装置電源がパワーオンされると、CPU50は図2に図示するメインルーチンのステップSA1に処理を進め、RAM70のワークエリアに設けられる各種レジスタやフラグ類をリセットしたり初期値をセットするイニシャライズを行う。続いて、ステップSA2では、ユーザのスイッチ操作に応じてパネルスイッチ30が発生するスイッチイベントに基づき、対応するスイッチ処理を実行する。例えば、スタートスイッチのオン操作に応じて伴奏開始を指示する処理、あるいは診断スイッチをオン操作して波形診断処理を実行する。
次に、図3を参照してスイッチ処理の動作を説明する。上述したメインルーチンのステップSA2(図2参照)を介して図3に図示するスイッチ処理が実行される。
次に、図14を参照してCPU50の割り込み処理によって行われる、診断波形入力の動作について説明する。一定時間が経過するたびに、CPUはこの割り込み処理を開始し、図14に図示するステップSK1に進み、STFフラグが1であるならば、ステップSK2へと進む。ここでは入力部5から入力された歌唱音波形を波形データエリアに書き込む。その後ステップSK3に進み伴奏部80による伴奏が終わりになったかどうかを判断し、終わっていなければ本フローを終了する。すなわちサンプリングされた波高値を時系列に記録させていく。また伴奏が終わりであれば、ステップSK4へと進みSTFフラグを0に変更して本処理を終える。またステップSK1でSTFフラグが0であった場合は、本処理を終了する。
次に、図4を参照して波形診断処理の動作について説明する。前述したメインルーチンのステップSA3(図2参照)を介して波形診断処理が実行されると、CPU50は図4に図示するステップSF1に進み、診断フラグSHFが「1」、つまり、波形診断中であるか否を判断する。波形診断中でないならば、判断結果は「NO」になり、本処理を完了する。
次に、図5〜図7を参照して診断モード処理の動作について説明する。上述した波形診断処理が実行されると、CPU50は図5に図示するステップSG1に処理を進める。
診断モード処理のステップSG1(図5参照)を介して本処理が実行されると、CPU50は図8に図示するターケンス・プロット解析処理のステップSI1に処理を進め、初期設定を行う。初期設定では、本処理に必要なイニシャライズ処理の他、後述のステップSI2において実行するターケンス・プロット処理に必要なプロット条件(評価区間長Stime、プロットスケール幅tおよびリサンプリング周期Δt)をユーザ操作に応じて設定する。
図11にはこのアトラクタデータエリアのデータを実際に3次元の空間に軌道として表
したものである。
また、歌唱波形は必ずしも人が歌ったものでなく、楽器や他の時系列データであっても構わず、これに対応した波形の診断が可能である。
30 パネルスイッチ
40 表示部
50 CPU
60 ROM
70 RAM
80 音源
90 サウンドシステム
100 波形評価装置
Claims (2)
- 外部より供給される歌唱音波形の波高値を時間順に順次入力する入力手段と、
この入力された歌唱音波形を時間軸及び波高値を有する2次元相空間上の原波形データとして記憶する原波形データ記憶手段と、
この原波形データ記憶手段に記憶された原波形データに対して、ターケンスの埋め込み定理によるn(n>2)次元相空間への埋め込みを行うことによりアトラクタを生成するために、前記2次元相空間の原波形データの時間軸上に夫々プロットスケール値tの間隔をおいたn個のサンプリング位置を指定し、当該n個のサンプリング位置の波高値夫々をn次元相空間上の各軸上の位置に対応させることによって最初の座標位置を決定し、その後前記n個のサンプリング位置を同時にリサンプリング時間Δtだけ時間軸上を順次シフトいくことにより前記n次元相空間上のアトラクタの座標位置を順次決定するターケンス・プロット処理手段と、
複数の基本アトラクタと当該複数の基本アトラクタにそれぞれ対応づけられた評価文章を記憶する基本アトラクタエリアと、前記評価文章とは異なるアラート文章を記憶するアラート文章エリアと、を有する記憶手段と、
前記ターケンス・プロット処理手段によって作成されたアトラクタと前記記憶手段の基本アトラクタエリアに記憶された複数の基本アトラクタとの相関値を夫々抽出し、当該抽出された相関値のうち最も高い相関値が抽出された基本アトラクタを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された最も高い相関値が、所定値以上であるときは、前記抽出された基本アトラクタに対応した評価文章を前記記憶手段の基本アトラクタエリアから読み出して表示する一方、それ以外の場合であるときは、前記記憶手段のアラート文章エリアから前記アラート文章を読み出して表示する波形診断手段と
を具備することを特徴とする歌唱診断装置。 - 外部より供給される歌唱音波形の波高値を時間順に順次入力する入力手段と、この入力された歌唱音波形を時間軸及び波高値を有する2次元相空間上の原波形データとして記憶する原波形データ記憶手段と、複数の基本アトラクタと当該複数の基本アトラクタにそれぞれ対応づけられた評価文章を記憶する基本アトラクタエリアと、前記評価文章とは異なるアラート文章を記憶するアラート文章エリアと、を有する記憶手段と、を有するコンピュータに、
入力された歌唱音波形を時間軸及び波高値を有する2次元相空間上の原波形データとして原波形データ記憶手段に記憶させるステップと、 この記憶された原波形データに対して、ターケンスの埋め込み定理によるn(n>2)次元相空間への埋め込みを行うことによりアトラクタを生成するために、前記2次元相空間の原波形データの時間軸上に夫々プロットスケール値tの間隔をおいたn個のサンプリング位置を指定し、当該n個のサンプリング位置の波高値夫々をn次元相空間上の各軸上の位置に対応させることによって最初の座標位置を決定し、その後前記n個のサンプリング位置を同時にリサンプリング時間Δtだけ時間軸上を順次シフトいくことにより前記n次元相空間上のアトラクタの座標位置を順次決定するターケンス・プロット処理ステップと、
前記ターケンス・プロット処理ステップによって作成されたアトラクタと前記記憶手段の基本アトラクタエリアに記憶された複数の基本アトラクタとの相関値を夫々抽出し、当該抽出された相関値のうち最も高い相関値が抽出された基本アトラクタを抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップによって抽出された最も高い相関値が、所定値以上であるときは、前記抽出された基本アトラクタに対応した評価文章を前記記憶手段の基本アトラクタエリアから読み出して表示する一方、それ以外の場合であるときは、前記記憶手段のアラート文章エリアから前記アラート文章を読み出して表示する波形診断ステップと
を実行させる波形診断処理プログラム。
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