JP3221331U - アニメーション絵図式携帯型演奏練習装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】足指入力用キーボードを有する電子楽器に適合するアニメーション絵図式携帯型演奏練習装置を提供する。【解決手段】二次元バーコードの音楽情報を、モバイルコンピュータ7のカメラ機能を利用して撮像し、画像解析してテキストデータ化してメモリーに保存する音楽情報入力部と、楽音情報から楽音情報量を取得し、楽音情報を音高情報と音価情報に分離抽出し音価情報を保持する楽音情報処理部と、分離抽出した音高情報に基づいて先頭の楽音の足指動作を表わす絵図630、631、632を高明度グループから選択・表示し、次候補の楽音の動作絵図を中明度グループから選択・表示し、次々候補以降の候補の動作絵図を低明度グループから選択・表示する絵図表示部と、ロスタイム経過後に次候補の楽音を先頭楽音として高明度乃至低明度グループの表示を楽音情報量分繰り返すアニメーション処理部とを含む。【選択図】図1

Description

本考案は、人間の手足指口唇等の演奏部位と楽器の操作子が1対1で対応する構造の楽器の演奏練習装置に関し、足指入力用キーボードを有する電子楽器に適合したアニメーション絵図式演奏練習装置に係る。
本考案者は先に、足指の屈伸動作で演奏可能な足指用キーボードを有する電子楽器を提案した(特願2016‐120254)。この電子楽器は足指の屈折・伸展、横方向への拡張・縮小、ひねりなどの動作に適合する特殊なキーボードを具え、音楽演奏で要求される迅速かつ正確なキー操作を可能にしたものである。そして考案者自身の体験では、若干の練習で唱歌や外国民謡等の簡易な曲目の演奏が可能になる。しかし一般に足指は手指のように意識的に動かせるものではないという固定観念のため、上記電子楽器は「極めて演奏困難な楽器」と誤解されるという問題があった。
この問題を解決するために、五線譜に代えて楽音の音高と音価を一列の連続枠に楽器操作子(足指操作キー)の操作を、大小の●(丸)や◆(菱形)で表わした演奏子シンボルによる演奏操作譜を考案し、当該演奏操作譜の表示のとおり足指を動かすように案内しても、手指ならまだしも足指を意識的に動かすという概念が無い者にはまったく実行不可能であった。
楽器演奏を補助・支援する装置及び方法は、五線譜等の楽譜を初心者向けに工夫した楽譜を中心に数多く提案されている。
例えば特許文献1には「フレット付弦楽器演奏用楽譜」という名称で、五線譜の音符やTAB譜の記号に代えて、運指の連続コマ写真やイラストを使用して表記し、その他各種演奏情報も付記し、演奏者が容易に演奏を習得できるフレット付弦楽器演奏用楽譜が開示されている。
また鍵盤楽器の初歩的練習の補助装置として、曲の演奏に合わせて次に操作するキーを光等で指示する装置が数多く提案されている。例えば特許文献2には「表示式訓練装置付鍵盤楽器」という名称で、鍵盤楽器の各鍵または鍵盤近傍に、鍵に対応する表示器を備え、目視により演奏訓練を可能にする表示式訓練装置を付加した鍵盤楽器が開示されている。
楽譜を見やすくするためにスクロールする音楽支援装置としては、「音楽支援装置および音楽支援システム」という名称で、保存手段に格納されている音符や休符を小節単位で演奏者の希望する一定速度でスクロール表示する音楽支援システムが開示されている。
実用新案登録第3116971号公報 特開2000−315080号公報 国際公開2013−111293号公報
しかし特許文献1乃至3に開示された発明は通常の手指で操作する楽器の演奏支援装置であり、これらの技術を組み合わせても、足の指で楽器を演奏することが出来るという意識は生じないという厳しい現実があった。今まで意識して足指を動かしたことがない大多数の人にとって、本当に足指は意識的に動かせるものなのか、もし動かせるとしても具体的にどのように足指を動かせばよいのか。その結果どのような音が出るのか、という疑問に答える実体が必要であった。
本考案の支援対象である足指入力用キーボードを有する電子楽器(足指操作楽器)は、意識的動作を行い難い足指を使って、本来は誰でも実行可能な足指の屈折・伸展、横方向への拡張・縮小、ひねりなどの足指動作で操作する特殊なキーボードを具えた楽器であるから、足指をどのような形に動かすかという具体的例示と、その動かした足指の形で何が起きるのか、具体的にはどんな音が出るのか、という関係を実感するため、普段は意識的に動かしていない足指を時、場所、状況に拘らず繰り返し動かす訓練を行なうことが重要である。このためには支援対象の上記足指操作楽器が傍らに在るか否かに拘らず演奏練習ができることも必要である。したがって手指で操作する楽器を前提とした上記従来技術は、足指入力用キーボードを有する電子楽器の演奏練習に結びつかないという大きな課題があった。
本考案は、上記のような従来技術では未解決な、新規な課題に対処するために、人間の足指の動作特性に適合したキーボードを有する電子楽器への初期誘導を容易にするため、時、場所、状況に拘らず足指操作練習を随時行なえるように、実際の足指動作を具象化した絵図を曲の進行に準じてアニメーション(動画)形式で表示する携帯型演奏練習装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の考案は、足指入力用キーボードを有する電子楽器に適合するアニメーション絵図式携帯型演奏練習装置であって、
音楽情報として曲名、調、拍子及びテンポを含む書誌的情報と、楽譜の音符に相当する楽音情報とを含み、前記楽音情報は音高情報と音価情報を含み、前記音高情報を0〜9 A〜Z a〜z、の62文字のうちの1文字を割り当てた圧縮音高情報で表現し、音高情報を0〜Fの16文字の何れか1文字の英数字を割り当てた圧縮音価情報で表現し、前記2文字を1組の楽音コードとして当該楽音コードを連続して1文字列にした楽音情報と、前記書誌的情報を表わす文字列とをCSV形式で接合して作成した二次元バーコードの音楽情報を、
モバイルコンピュータのカメラ機能を利用して撮像し、画像解析してテキストデータ化してメモリーに保存する音楽情報入力部と、
前記保存した音楽情報のテキストデータから所望の曲を選択する音楽情報選択部と、
前記音楽情報を書誌的情報と楽音情報に分離抽出し、書誌的情報を文字列として保持し、前記書誌的情報の項目を表示する書誌的情報処理部と、、楽音情報から楽音情報量(楽音総数)を取得し、前記楽音情報を音高情報と音価情報に分離抽出し前記音価情報を保持する楽音情報処理部と、
前記抽出処理した音高情報に基づいて先頭の楽音の足指動作を表わす絵図を高明度グループから選択・表示し、次候補の楽音の動作絵図を中明度グループから選択・表示し、次々候補以降の候補の動作絵図を低明度グループから選択・表示し、リズム音及び、又は楽音相当音を発生し、前記保持した情報に基づき遅延時間を算出し、当該遅延時間画面動作を遅延し、前記遅延時間経過後上記高明度グループの絵図をロスタイムの時間中高明度の無操作絵図と入れ換えて表示する絵図表示部と、ロスタイム経過後に次候補の楽音を先頭楽音として前記高明度乃至低明度グループの表示を楽音情報量分繰り返すアニメーション処理部とを含むことを特徴とするアニメーション絵図式携帯型演奏練習装置である。
上記のように、本考案の請求項1記載のアニメーション絵図式携帯型演奏練習装置によれば、読みやすい書誌的情報と効率的な楽音コードを表示する二次元バーコードを音楽情報の入力媒体とし、当該二次元バーコードをモバイルコンピュータ(モバイルフォン)の特性を生かして撮像及び解析してテキスト化する音楽情報入力方式を採用している。
また、前記音楽情報に基づいて書誌的事項、及び現演奏楽音を表わす高明度の足指操作絵図(イラスト)及び次演奏楽音を表わす中明度の足指操作絵図、次々演奏楽音を表わす低明度の足指操作絵図を表示し、同時に現演奏楽音に相当する音を発生し、次楽音に移行する際のロスタイムには前記現楽音を表わす高明度の足指操作絵図に代えて高明度の無操作絵図を表示した後、次候補の楽音を前記現楽音として上記絵図表示及び楽音相当の連続音を発生する動作を一曲分繰り返す。
前記アニメーションの表示が足指の演奏操作(足指パターン)を表わす絵図(簡単なイラスト)なので、初めてその楽器に触れた人でも抵抗感なく楽器の操作に入ることができる。
また、モバイルコンピュータの簡単な操作で、前記二次元バーコードに記録された音楽情報を読み取り、前記アニメーションを生成し表現するので、時間や場所の制約を受けずに曲の流れやリズムが体感しやすいアニメーションによる楽器の演奏練習が行なえ、前記アニメーションに同期してリズム音や楽音に相当する連続音を発生するので、印刷物やアニメーション画像だけでは得られないリズム感が体得できる。
また携帯性に優れたモバイルコンピュータでアニメーション絵図の表示、楽音相当音の発生、電源を含む全ての機能が果たされるので、上記足指演奏楽器から離れた状況であっても、時、場所、状況に拘らずアニメーション絵図式携帯型演奏練習装置単体でも、随時、視覚と聴覚の2系統の重畳的支援による演奏練習ができる。
本考案のアニメーション絵図式携帯型演奏練習装置(足指操作パターン絵図のアニメーション表示例) 本考案に係るアニメーション絵図式携帯型演奏練習装置に用いる高明度、中明度、低明度の足指操作パターンの絵図の例(ドレミファソラシド順の各音の表示例) 本考案に係るアニメーション絵図式携帯型演奏練習装置の制作工程フロー図(二次元バーコード読取によるアニメーション表示物) 上記考案に係る楽器演奏操作支援具における二次元バーコード読取操作の図 上記考案に係る楽器演奏操作支援具における二次元バーコード読取結果の表示例
本考案のアニメーション絵図式携帯型演奏練習装置は、モバイルコンピュータの諸機能を活用して、二次元バーコードによる音楽情報の入力、アニメーション絵図の表示、楽音相当音の発生等を含む考案の全ての機構が果たせるという特徴を有している。その実施例について図1乃至図5を参照しながら具体的に説明する。
図1は本実施例のアニメーション絵図式携帯型演奏練習装置1であり、足指入力用キーボードを有する電子楽器に適合する携帯型演奏練習装置であって以下の各パート(部)の組合せで構成されている。
(演奏操作絵図グループの蓄積)
アニメーション表示するための各楽音の足指操作パターンを表わす演奏操作絵図を作成し、同一楽音を表わす前記演奏操作絵図において現楽音演奏操作を表す高明度の絵図630及び次候補以降用の2〜3種類の中低明度の絵図631、632等の明度の異なる絵図グループ63を作成し、予めモバイルコンピュータ7の記憶媒体に保存しておく(図2参照)。
以下、図3を主体に説明する。
(二次元バーコード読取による音楽情報の入力)
音楽情報入力部は、
音楽情報として楽器、曲名、調、拍子、テンポ及び希望曲速度を含む書誌的情報21と、楽譜の音符に相当する楽音情報とを含む二次元バーコードを入力ソースとしている。前記二次元バーコードは楽音情報として音高情報と音価情報とを含み、前記音高情報を0〜9 A〜Z a〜z、の62文字の何れか1文字を割り当てた圧縮音高情報で表わし、音高情報を0〜Fの16文字の何れか1文字の英数字を割り当てた圧縮音価情報で表わし、前記2文字を1組の楽音コードとして当該楽音コードを、連続した1文字列とした連続圧縮楽音情報文字列44と、前記書誌的情報21を表わす文字列とをCSV形式で接合して作成した二次元バーコードの音楽情報を、
モバイルコンピュータ7のカメラ機能を利用して撮像する(ステップ1、ステップ2)
撮影した画像を解析してテキストデータ化してメモリーに保存する(ステップ3)
のステップを含む。(図4、図5も参照)
音楽情報選択部は、前記保存した音楽情報のテキストデータから演奏者の希望する曲を選択する。
(音楽情報の分離・抽出)
書誌的情報処理部は、
前記音楽情報を書誌的情報21(楽器、曲のタイトル、調、拍子、テンポ、曲速度)と 楽音情報に分離抽出する(ステップ4)
前記書誌的情報21の各項目はCSV形式で区切られているので、一区切り毎に文字列 変数として保持する(ステップ5)
前記書誌的情報21の項目をモバイルコンピュータ7のディスプレイ8の書誌的情報表 示部56に表示する(ステップ6)
のステップを含む。
(楽音情報の処理)
楽音情報処理部は、
楽音情報量(音符、休符の総数)を取得する(ステップ7)
楽音情報を圧縮音高情報と圧縮音価情報に分離抽出する(ステップ8)
上記ステップ8において、二次元バーコード45からの楽音情報は2文字の圧縮楽音コード情報が連続した連続圧縮楽音情報文字列44として格納されているので、前記文字列44の先頭から2文字づつ区切って各文字列を配列に格納する。配列に格納した各文字列(圧縮楽音コード情報)の先頭から1文字の英数字が圧縮音高情報を表わし、末尾の数字1文字が圧縮音価情報を表わしている。
圧縮音価情報を保持する(ステップ9)
のステップを含む。
(音高情報からアニメーション絵図を選択)
絵図表示部は、
曲の一番目(現演奏楽音)の圧縮音高情報から高明度の演奏操作絵図630を決定し、モバイルコンピュータ7のディスプレイ8のアニメーション表示部の先頭位置に表示する(ステップ10)
次候補の楽音の楽器演奏操作部位の中明度の演奏操作絵図631を決定し、現演奏楽音の演奏操作絵図630の後順の位置に表示する(ステップ11)
次々候補の楽音の低明度の演奏操作絵図632を決定し、前記次候補楽音の演奏操作絵図631の後順の位置に表示する(ステップ12)
表示画面に余裕があるときは次々候補の次の楽音の低明度の演奏操作絵図を表示してもよい。(図1参照)
リズム音(ポン音)及び、又は楽音相当周波数音を発生する(ステップ13)
のステップを含む。
(絵図および音の繰り返し)
アニメーション処理部は、
前記ステップ9で保持した圧縮音価情報及び書誌的情報21のテンポ、希望曲演奏速度に基づいて楽器演奏操作部位の絵図63の切替え及び次のポン音発生タイミング及び、又は楽音相当周波数音の持続時間(=現動作の終了遅延時間)を計算する(ステップ14)
画面動作を音価相当時間遅延する(ステップ15)
上記音価相当時間遅延後ロスタイムを発生させ、ロスタイムの時間に高明度の操作絵図に代えて無操作の絵図を表示する(ステップ16)
現演奏楽音の楽音持続時間及び上記ロスタイム経過後、上記ステップ8〜ステップ16を一曲分繰り返す(ステップ17)
のステップを含む。
曲の最後の楽音がステップ16に達したらアニメーション処理ループを終了する(END)。
上記ステップ16において、本考案では足指でのキー操作という特殊性に鑑みて、楽音と次の楽音への移行時間として、ロスタイム(LT)という空時間を設けている。
前記足指入力用キーボードを有する電子楽器は、足指の動作特性を考慮して、足指ジャンケン等で行われる4つの足指パターンを演奏操作に用いている。
具体的には、C4(ド)の音を発生させるときは、左脚でジャンケンの「パー」に相当する全足指を開いた状態をつくり、第5足指(小指)側面で左脚第5足指用キーを押下する(足指パターン1)。
D4(レ)の音を発生させるときは、左脚でジャンケンの「グー」に相当する、全足指を軽く閉じた状態をつくり、全足指で同脚第5足指乃至第1足指(親指)用の3つのキーを押下する(足指パターン2)。
E4(ミ)の音を発生させるときは、左脚でジャンケンの「チョキ」に相当する、第1足指(親指)だけを上げた状態をつくり、第2足指乃至第5足指を用いて、同脚第2・第3足指(中指)用キー及び第5足指用キーを押下する(足指パターン3)。
F4(ファ)の音を発生させるときは、左脚で前記「チョキ」と逆に、第2足指乃至第5足指を浮かせた状態をつくり、第1足指単独で同脚第1足指用キーを押下する(足指パターン4(逆チョキ))。
以下、「ソ」は右脚でパターン4(逆チョキ)の足指操作を行い、「ラ」は右脚でパターン3(チョキ)の足指操作を行い、「シ」は右脚でパターン2(グー)の足指操作を行い、1オクターブ高いC5(ド)は左右両脚でパターン1(パー)の足指操作を同時に行って演奏する。(図2参照)
このように足指パターンを頻繁に変更する必要があるため、通常の手指で操作する楽器のラグタイムより長いロスタイム(空白時間)LTを設けている。典型的なロスタイムは50ミリ秒である。
上記ロスタイムは、現楽音から次楽音への移行時間であり現実の演奏操作としては、現操作キー(鍵)から足指を離し次の操作キーを操作する動作の間の空白時間であり、瞬時の無操作状態である。このロスタイムの時間中、無操作の足指パターンを表示することでアニメーションの動作が円滑になり、足指操作アニメーションのリアル感が向上する。
7 モバイルコンピュータ
8 モバイルコンピュータのディスプレイ
9 モバイルコンピュータの発音部(スピーカー)
21 書誌的情報(項目)
44 連続圧縮楽音情報文字列
45 二次元バーコード
63 演奏操作部位の絵図(簡単なイラスト)
630 高明度(背景が白)の絵図
631 中明度(背景が灰色)の絵図
632 低明度(背景が濃い灰色)の絵図

Claims (1)

  1. 足指入力用キーボードを有する電子楽器に適合するアニメーション絵図式携帯型演奏練習装置であって、
    音楽情報として曲名、調、拍子及びテンポを含む書誌的情報と、楽譜の音符に相当する楽音情報とを含み、前記楽音情報は音高情報と音価情報を含み、前記音高情報を0〜9 A〜Z a〜z、の62文字のうちの1文字を割り当てた圧縮音高情報で表現し、音高情報を0〜Fの16文字の何れか1文字の英数字を割り当てた圧縮音価情報で表現し、前記2文字を1組の楽音コードとして当該楽音コードを連続して1文字列にした楽音情報と、前記書誌的情報を表わす文字列とをCSV形式で接合して作成した二次元バーコードの音楽情報を、
    モバイルコンピュータのカメラ機能を利用して撮像し、画像解析してテキストデータ化してメモリーに保存する音楽情報入力部と、
    前記保存した音楽情報のテキストデータから所望の曲を選択する音楽情報選択部と、
    前記音楽情報を書誌的情報と楽音情報に分離抽出し、書誌的情報を文字列として保持し、前記書誌的情報の項目を表示する書誌的情報処理部と、
    楽音情報から楽音情報量を取得し、前記楽音情報を音高情報と音価情報に分離抽出し前記音価情報を保持する楽音情報処理部と、
    前記抽出処理した音高情報に基づいて先頭の楽音の足指動作を表わす絵図を高明度グループから選択・表示し、次候補の楽音の動作絵図を中明度グループから選択・表示し、次々候補以降の候補の動作絵図を低明度グループから選択・表示し、リズム音及び、又は楽音相当音を発生し、前記保持した情報に基づき遅延時間を算出し、当該遅延時間画面動作を遅延し、前記遅延時間経過後上記高明度グループの絵図をロスタイムの時間中高明度の無操作絵図と入れ換えて表示する絵図表示部と、
    ロスタイム経過後に次候補の楽音を先頭楽音として前記高明度乃至低明度グループの表示を楽音情報量分繰り返すアニメーション処理部とを含むことを特徴とするアニメーション絵図式携帯型演奏練習装置。
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