JP4923009B2 - 雨樋 - Google Patents

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本発明は、複数の棒状体が可撓部を介して一体化されてなる雨樋に関する。
従来、断面が半円弧状の金属板製樋状体を樋方向に沿って全長にわたり切欠して多数の弧状曲成細帯状板に分割し、該多数の弧状曲成細帯状板間の切欠間隔を軟質合成樹脂で充填して屈曲自在部とすると共に多数の弧状曲成細帯状板を軟質合成樹脂で被覆してなる雨樋用シート材があった(特許文献1参照。)。
この雨樋用シート材は、前記軟質合成樹脂の曲成自在部を屈曲させて半円弧状、角溝状等に形成すると共に、この半円弧状、角溝状等にした形状を、例えば樋受金具等によって保持することで、雨樋として使用するものである。
一方、前記雨樋として使用する前には、一枚のシート状に形成できるため、例えば、この雨樋用シート材をシート状にした状態で積み重ねることによって、輸送スペースや保管スペース等を少スペース化して収納効率を高めることができるという効果がある。
実開昭51−6525号
しかし、従来の雨樋用シート材には、以下の問題があった。
すなわち、雨樋用シート材は、例えば、円弧状に形成して雨樋として使用するものであるため、一般に長尺に形成してなる。
そのため、1枚の雨樋用シート材自体の重量も重く、これを複数積み重ねたときには、高重量となる。
一方、従来の雨樋用シート材は、前記の通り、多数の弧状曲成細帯状板を軟質合成樹脂で被覆してなるため、表裏面が滑面である。
そのため、これら複数の雨樋用シート材を積み重ねて輸送する際等には、積み重ねた雨樋用シート材が滑って荷崩れ等を生じ易いという危険があった。
又、雨樋用シート材を半円弧状、角溝状等に形成して雨樋として使用する場合においては、雨水等をできる限りスムーズに排水したいという要望もあった。
本発明は、かかる課題を解決することを目的とし、複数のシート状の雨樋を積み重ねて輸送スペースや保管スペース等を少スペース化して収納効率を高めることができると共に、積み重ねた際に荷崩れ等を防止でき、更に、雨樋として使用する場合においては、雨水等をスムーズに排水することのできる雨樋を提供する。
前記目的を達成するため、
請求項1に係る雨樋は、複数の長尺の棒状体が間隔をあけて同方向に配設され、これら複数の棒状体が可撓部を介して一体化されシート状に形成してなり、幅方向に折り曲げて雨樋を形成したときに、該雨樋の内側面および外側面に前記棒状体が突出するように形成されていることを特徴とする。
(削除)
本発明によれば、次のような効果がある。
請求項1に係る雨樋によれば、複数の長尺の棒状体が間隔をあけて同方向に配設され、これら複数の棒状体が可撓部を介して一体化されたシート状に形成しているので、これをシート状にした状態で積み重ねることによって、輸送スペースや保管スペース等を少スペース化して収納効率を高めることができる。
又、複数の棒状体が可撓部を介して一体化されているため、可撓部では、どこでも折曲可能となり、雨樋を固定する金具の形状に応じて形状が自由に対応できる。
更に、前記棒状体が間隔をあけて同方向に配設されているので、複数のシート状の雨樋を積み重ねて輸送する際等には、上下に隣接する棒状体同士が係止するため、積み重ねたシート状の雨樋が滑ることを阻止して荷崩れ等を確実に防止できる。
また、これを幅方向に折り曲げて雨樋を形成したときには、前記雨樋の内側面に棒状体が突出するように形成しているので、複数の前記棒状体が同方向(長手方向)に向けて突出した状態となり、内側面を流れる雨水等を同方向(長手方向)に整流しながらスムーズに排水できる。
以下、本発明に係る雨樋Aを図面とともに説明する。
図1(a)は、本発明に係る雨樋Aの一実施例を示す部分斜視図であり、図1(b)は、(a)の断面図である。又、図1(c)は、(a)、(b)で示した雨樋Aを複数積み重ねた状態を示す使用状態図である。
本発明の雨樋Aは、複数の長尺の棒状体1が間隔をあけて同方向に配設され、これら複数の棒状体1が可撓部2を介して一体化され、複数の棒状体1が内側面および外側面に突出したシート状に形成したことを特徴にしている。
棒状体1は、プラスチック、塩化ビニル等の合成樹脂材や、アルミニウム、銅、ステンレス等の金属材等を長尺の棒状に形成してなる。
可撓部2は、軟質樹脂材やゴム材等のような柔軟性を有するシート材や薄肉金属シート材、曲げ用溝付きの金属材、合成樹脂材等を用い、隣設する棒状体1、1同士に接着、溶着又は硬軟同時成形等によって一体化して曲げ可能にしている。
このように構成した本発明の雨樋Aによれば、これをシート状にした状態で積み重ねることによって、輸送スペースや保管スペース等を少スペース化して収納効率を高めることができる。
又、棒状体1が間隔をあけて同方向に配設されているので、図1(c)で示すように、複数シート状の雨樋Aを積み重ねて輸送する際等には、上下に隣接する棒状体1同士が係止するため、積み重ねた雨樋Aが滑ることを阻止して荷崩れ等を確実に防止できる。
図2は、図1で示した本発明に係る雨樋Aの使用状態図であり、(a)は、雨樋Aを折り曲げる前のシート状態を示した部分断面図であり、(b)は、雨樋Aを幅方向に折り曲げて雨樋を形成した状態を示す使用状態図である。
なお、図1(a)〜(c)と共通する部位には同一の符号を付し、以下では、本実施例の特徴についてのみ説明する。
前述の通り、本発明の雨樋Aは、これを積み重ねて輸送する際等には、荷崩れ等を確実に防止できるうえ、輸送スペースや保管スペース等を少スペース化して収納効率を高めることができる。
そして、安全に輸送された本発明の雨樋Aは、施工現場等において、1枚毎に取り出され、この取り出したシート状の雨樋Aを幅方向に折り曲げて、例えば、断面略U状の雨樋を形成すると共に、この断面略U状にした形状を樋受金具B等よって保持することで、軒樋として使用するのである。
しかも、この軒樋を形成したときには、軒樋の内側面に棒状体1が突出するように形成しているので、複数の棒状体1が同方向(長手方向)に向けて突出した状態となり、内側面を流れる雨水等を同方向(長手方向)に整流しながらスムーズに排水できるのである。
なお、図2では、本発明の雨樋Aを樋受金具Bよって断面略U状に保持してなる軒樋を例示したが、複数の棒状体1が可撓部2を介して一体化されているため、可撓部2では、どこでも折曲可能となり、樋受金具Bの形状に応じて自由に対応できるため、これに限定されず、本発明の雨樋Aを断面略V状、半円状、多角形状に保持してなる軒樋として使用できることは勿論である。
以上のように、本発明に係る雨樋Aによれば、複数の長尺の棒状体1が間隔をあけて同方向に配設され、これら複数の棒状体1が可撓部2を介して一体化され、複数の棒状体1が内側面および外側面に突出したシート状に形成しているので、これをシート状にした状態で積み重ねることによって、輸送スペースや保管スペース等を少スペース化して収納効率を高めることができる。
又、棒状体1が間隔をあけて同方向に配設されているので、複数の雨樋Aを積み重ねて輸送する際等には、上下に隣接する棒状体1同士が係止するため、積み重ねた雨樋Aが滑ることを阻止して荷崩れ等を確実に防止できる。
更に、本発明に係る雨樋Aを幅方向に折り曲げて雨樋を形成したときには、前記雨樋の内側面に棒状体1が突出するように形成しているので、複数の棒状体1が同方向(長手方向)に向けて突出した状態となり、内側面を流れる雨水等を同方向(長手方向)に整流しながらスムーズに排水できるのである。
図3(a)は、本発明に係る雨樋Aの他の実施例を示す要部拡大断面図であり図1、2で示した棒状体1を中空に形成したものである。
又、図3(b)は参考例であり、棒状体1を断面略四角状に形成したものを示し、図3(c)は参考例であり、棒状体1を断面略半円状の中空に形成したものを示している。
なお、図1、図2と共通する部位には同一の符号を付し、以下では、本実施例の特徴についてのみ説明する。
図3(a)で示したように、棒状体1を中空に形成すれば、雨樋Aを軽量化することができる。
又、図3(b)で示したように、棒状体1を可撓部2と一体成形したシート状に形成すれば、生産性を高めることができる。
更に、図3(c)で示したように、棒状体1を中空に形成すると共に、この棒状体1と可撓部2を一体成形することで、生産性を高めることができるうえ、軽量化も図ることができる。
(a)は、本発明に係る雨樋Aの一実施例を示す部分斜視図であり、(b)は、(a)の断面図である。又、(c)は、(a)、(b)で示した雨樋Aを複数積み重ねた状態を示す使用状態図である。 本発明に係る雨樋Aの使用状態図であり、(a)は、雨樋Aを折り曲げる前のシート状態を示した部分断面図であり、(b)は、雨樋Aを幅方向に折り曲げて雨樋を形成した状態を示す使用状態図である。 (a)は、本発明に係る雨樋Aの他の実施例を示す要部拡大断面図であり図1、2で示した棒状体1を中空に形成したものである。又、(b)は参考例であり、棒状体1を断面略四角状に形成したものを示し、(c)は参考例であり棒状体1を断面略半円状の中空に形成したものを示している。
雨樋
1 棒状体
2 可撓部

Claims (1)

  1. 複数の長尺の棒状体が間隔をあけて同方向に配設され、これら複数の棒状体が可撓部を介して一体化されシート状に形成してなり、
    幅方向に折り曲げて雨樋を形成したときに、該雨樋の内側面および外側面に前記棒状体が突出するように形成されている雨樋。
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