JP4921524B2 - Cnc工作機械用工具制御装置 - Google Patents

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本発明は、コンピューター数値制御(CNC)工作機械に取り付けて使用する工具制御装置に関するものである。
本発明品はCNC工作機械で使用する工具の多軸制御システムである。
特に指摘するのは、CNC工作機械上に工具を取り付けるため使用するもので、X軸移動テーブル、Y軸移動テーブル、Z軸移動テーブル、XY平面と平行に動く水平面旋回テーブル、Z軸方向と平行に動くZ軸旋回テーブルおよび工具取付装置を利用して、上下左右前後および垂直角度、水平角度、自身の旋回角度の多軸制御を速やかに行い、研磨加工時の工具の位置および角度の調整を容易にする点である。
CNC工作機械は現在、機械工作になくてはならない工作機械である。コンピューターおよび3D画像による補助機能を備えるCNCを利用することにより、加工目的を容易に達成することができる。また、CNC上に数種の工具機能を追加することができ、工作機械としてのその性能を更に高めることができる。
市場にはすでに応用できる既成の工具制御装置が存在するが、公知のものはコストが高すぎる上実際の一般的加工にはオーバースペックであり、適さないことが往々にしてある。
実際の量産品に要求される程度の精度で加工ができ、さ作業性がよく、安価なで、高性能な装置は未だ提供されていない。
本発明はCNC工作機械で使用する工具専用の多軸制御システムに係るものであり、特に指摘するのは、CNC工作機械上の研削工具制御システムに応用するもので、X軸移動テーブル、Y軸移動テーブル、Z軸移動テーブル、XY平面と平行に動く水平面旋回テーブル、Z軸を中心として動く鉛直旋回テーブルおよび工具取付装置を利用して、上下左右前後および垂直角度、水平角度および自身の旋回角度の多軸制御を速やかに行うもので、前述したテーブルを組み立てることにより角度および位置旋回が可能になり、加工時の工具の位置と角度を任意に調整し、速やかな修正を可能とするものである。
本発明品はCNC工作機械で使用する工具研磨専用の多軸制御システムである。主にX軸移テーブル、Y軸移動テーブル、Z軸移動テーブル、XY平面と平行に動く水平面旋回テーブル、Z軸方向と平行に動くZ軸旋回テーブルおよび工具取付装置で構成され、工具は工具ホルダと結合し、工具ホルダは工具取付装置に設置される。
X軸およびY軸移動テーブルはともに十字型スライドテーブルを形成しており、Y軸移動テーブルはXY平面と平行に動く水平面旋回テーブルの基盤と連結し、基盤上には旋回を利用して角度調整を行なう基盤部が結合しており、基盤部上の直立式のZ軸方向ガイドテーブルで結合しているZ軸旋回テーブルおよび工具取付装置が3D空間の位置および角度の調整を行なうことを可能にしている。
同時に、工具取付装置自体が旋回可能であるという特性を利用することで、CNC工作機械で使用する研磨工具専用の多軸制御システムは上、下、左、右、前、後および垂直、水平といった方向と角度の調整が可能となり、速やかに修正を行うことができる。
本願発明に係るCNC工作機械用工具制御装置を用いれば、CNC工作機械用工具を随時簡単に制御できるようになり、高価なCNC工作機械の操業効率を高めることができる。
図1は、本発明装置で用いられる工具取付装置の立体分解図である。 図2は、本発明に係る工具制御装置全体の立体分解図である。 図3は、図2に示した工具制御装置の斜視図である。 図4は、図1に示した工具取付装置の断面図である。 図5は、上図に示した工具取付装置における角度調整方法の説明図である。 図6は、上図に示した工具取付装置の動作説明図である。 図7は、上図に示した工具取付装置の水平旋回動作の説明図である。 図8は、上図に示した工具取付装置の仰角制御動作の説明図である。 図9は、上図に示したスライド調整座の高さ調整動作の説明図である。 図10は、上図に示したスライド調整座の旋回動作の説明図である。 図11は、上図に示した十字型スライドテーブルの動作説明図である。 図12は、工具のネジ固定方法の説明図である。 図13は、図12に示した工具固定具の断面図である。 図14は、図12及び13に示した工具固定具における工具の三点緊迫状態を示す説明図である。 図15は、本発明品のツマミの制御片がツマミ高さ調節用の深溝に抑えつけられて、工具ホルダ固定ピンの薄い板片端が工具ホルダの分度歯部に嵌っている時の状態を表す説明図である。 図16は、本発明品のツマミの制御片がツマミ高さ調節用の浅溝に収まり、工具ホルダ固定ピンの薄い板片端が工具ホルダの分度歯部から離れている時の状態を表す説明図である。 図17は、本発明品の工具取付装置がサーボモータを使用するときの立体分解図である。 図18は、上記工具制御装置がCNC工作機械に設置されている状態を表す説明図である。
以下図面により、CNC工作機械のベッドに取り付け得る工具制御装置の望ましい実施例について説明する。
図2および図3に示すように、十字型スライドテーブル3はX軸移動テーブル装置3XおよびY軸移動テーブル装置3Yを含み、X軸とY軸方向の調整移動を行なう。
X軸移動テーブル装置3Xは、基台31、X軸移動テーブル32、X軸送りネジ311、X軸サーボモータ312、X軸移動テーブル32、で構成されており、Y軸移動テーブル装置3Yは、Y軸移動テーブル33、Y軸送りネジ321、Y軸サーボモータ322で構成されている。
基台31は、X軸方向ガイド310を有し、X軸移動テーブル32は、これにネジ結合しているX軸送りネジ311がX軸サーボモータ312により回動せしめられることにより、X軸方向ガイド310に沿ってX軸方向に移動する。
X軸移動テーブル32とY軸移動テーブル33はダブテールスロット方式で結合しており、Y軸サーボモータ322がY軸移動テーブル33に結合しているY軸送りネジ321を動かすことによって、Y軸移動テーブル33はY軸方向へ移動する。
前述したX軸送りネジ311はX軸移動テーブル32に結合しているので、X軸サーボモータ312がX軸送りネジ311を動かすと、X 軸移動テーブル32がX軸方向を移動する。前述した内容から分かるように、十字型スライドテーブル3はX軸およびY軸方向の位置を調整する機能を持つ。
XY平面と平行に動く水平面旋回テーブルは前述したY軸移動テーブル33に固定された基盤40を持ち、この基盤40上の中心にはZ軸柱401があり、Z軸柱401の両側には対を成して設けられる2本の位置決めピン402,402がある。
基盤40の上には、旋回台装置4が載置される。
旋回台装置4の円形の基盤部41の中心には貫通した軸孔411があり、その軸孔411を挟んでその両側には、2つの円弧形の貫通した円弧状案内孔412,412が設けられている。
軸孔411が前述したZ軸柱401上にはまり、位置決めピン402、402がそれぞれ円弧状案内孔412、412内に収まることによって、水平面旋回テーブルの基盤部41はZ軸を中心として水平に旋回運動することができる。
角度を調整した後、ナット42を前述した位置決めピン402に止めて固定して動かないようにする。
Z軸移動テーブル装置8は、Z軸方向ガイドテーブル71、Z軸移動テーブル82、エンドプレート73、Z軸送りネジ84およびZ軸サーボモータ85、止ネジ86,86を含み、前述したエンドプレート83は止ネジ86によって前述したZ軸方向ガイドテーブル71の上端面に固定され、エンドプレート83条に取り付けられたZ軸サーボモータ85がZ軸送りネジ84を回動させ、それに伴ってZ軸移動テーブル82がZ軸方向に移動する。
Z軸を中心とするZ軸旋回テーブル装置8としては、L型昇降テーブル9が設置されており、L型昇降テーブル9の垂直壁部 91上には貫通した軸孔911がある。段付留ピン92が軸孔911を貫通し前述したZ軸移動テーブル82の中心孔821に収まることによって、L型昇降テーブル9はZ軸を中心として旋回運動することができるようになる。
前述したL型昇降テーブル9の垂直壁部91および水平基板部97には、円弧状の位置決め孔93と991があり、短い止ネジ95および長い止ネジ96が位置決め孔93及び991を貫通して前述したZ軸移動テーブル82上の位置決め孔87及び88に収まることによって、L型昇降テーブル9はZ軸移動テーブル82に取り付けられる。
また、前述したL型昇降テーブル9の水平基板97には軸孔970とその両側の円弧状の角度調製孔98があり、これらを利用して取付基台部11が取り付けられる。
図1から図3に示すように、工具取付装置10は、取付基台部11、工具ホルダ12、調整ハンドル13、工具ホルダ固定具14および調整杆15で構成されている。
取付基台部11は横方向に延びた円柱状で、その左右と下側の面は切削されて平面になっており、中央には取付孔111がある。
取付孔111の上部には切削されて平面になった位置決め台112があり、位置決め台112中央の適当な場所には上から下に貫通し取付孔111に至る円孔115がある。
取付基台部11の一側の切削面と垂直の面には貫通した穿孔113があり、切削平面上には穿孔113と同心円で穿孔113より大きな凹槽114があり、取付基台部11の底端中央には軸孔117および2つの相対するネジ孔116がある。
工具ホルダ12は先が細くなる梯形断面を持つ円柱状となっており、その比較的大きな直径端には工具ホルダ12を貫通する工具挟持部121があり、中間の比較的長い部分の円柱の適当な位置には円柱に沿って輪状に並んだ複数の分度歯部122があり、比較的小さい直径の円柱尾端には、ベアリング取付部124とつる巻き状のネジ部123がある。
調整ハンドル13は空洞が貫通する断面凸状の円柱で、その空洞部には比較的大きな直径のベアリング工具ホルダ131および比較的小さな直径の雌ネジ部132がある。
外側の比較的小さな直径の円柱の外縁には輪状の分度盤133があり、分度盤133の中心には分度盤133に沿って輪状に並んだ複数のネジ孔がある。
工具ホルダ固定具14は、工具ホルダ固定ピン141、コイルバネ142、基板143およびツマミ144で構成され、工具ホルダ固定ピン141は上端が円柱、下端が薄い板片になっている。
基板143上面中央には溝付円環状の制御突起1433があり、これと同心に上から下に貫通する円柱孔1430が設けられ、その頂端には相互が直交する方向で深さが異なる深溝1431と浅溝1432が設けられている。
ツマミ144の下には深溝1431と浅溝1432に収まる制御片1441(図15および図16参照)がある。
調整杆15は一端が円柱体、もう片端が円柱より大きく横に延びたラッチ部151になっている。
工具挟持部121を取付基台部11の取付孔111内に差込み、調整ハンドル13を利用してベアリング16を貫通させて装着した後、雌ネジ部132とネジ部123を互いにネジ止めする。
また、工具ホルダ固定ピン141、コイルバネ142、基板143およびツマミ144を順番に取付基台部11の位置決め台112に設置し、工具ホルダ固定ピン141を円孔115に貫通させる。
調整杆15を取付基台部11の穿孔113に差し込んだ後、バネ152を差込んで装着してからE型リング153を利用して止める。
最後にスケールブロック17をネジで調整ハンドル13の分度盤133上に固定すると工具取付装置10が完成する。
留ピン99が前述したL型昇降テーブル9の軸孔970を貫通して取付基台部11の軸孔117に収まって固定されていること、および2つの止ネジ90が前述したL型昇降テーブル9の弧状角度調製孔98を貫通し取付基台部11のネジ杆116内に収まっていることを利用することによって、止ネジ90を止めて固定する前に、取付基台部11は留ピン99を軸中心として前述したL型昇降テーブル9の水平基板97上を小さい角度で水平移動することができる。
角度を決めた後、止ネジ90を止めて固定し取付基台部11をL型昇降テーブル9上に固定する。
更に、工具ホルダ2の固定孔22に止ネジ25を貫通させて、工具ホルダ2と工具5を連結して固定し、止ネジ26で工具ホルダ12を工具挟持部121内に止めて固定することにより、CNC工作機械で使用する工具専用の多軸制御システムである本発明品が完成する。
図4から図6に示すように、工具取付装置の位置を調整する時、ツマミ144の制御片141が基板143上の深さの異なる深溝1431及び浅溝1432に収まることを利用することができる。
制御片141が深溝1431に収まっている時、工具ホルダ固定ピン141は工具ホルダ12の分度歯部122を抑えつけて工具5の角度を固定し、制御片1141が浅溝1432に収まっている時は工具ホルダ固定ピン141が分度歯部122から離れるので、工具5の角度は任意に調整できるようになり、取付基台部11の目盛を利用して必要な角度に簡単に調整できる。
加工時、工具5の角度の変更が必要になった時は、2つのスケールブロック17がそれぞれ分度盤133のネジ孔にネジ固定されていること、そして調整杆15のラッチ部151が調整ハンドル13の旋回に伴って2つのスケールブロック17の間で制限を受ける仕組みを利用することができる。
大幅な角度調整が必要な時はこの2つのスケールブロック17の間の距離を大きくし、小幅な角度調整の時はこの2つのスケールブロック17の間の距離を小さくすることにより、工具5の角度を簡単に調整できる。
図7に示すように、加工工具5の位置と角度を調整する時、L型昇降テーブル9のの下側にある軸孔970の下側に収まっている止ネジ90を固定或いは弛緩させることによって、工具取付装置は止ネジ90を中心としてその全体の水平角度の微妙な調整が可能となる。
また、図8に示すように、Z軸移動テーブル72の位置決め孔7778にネジ止めされているL型昇降テーブル9の短い止ネジ95、長い止ネジ96を弛緩および固定することによって、L型昇降テーブル9は心軸46を中心としてZ軸線と平行して鉛垂面で旋回させ、望む角度に設定することができる。
図9に示すように、工具5のZ軸方向の高低を調節したい時は、Z軸移動テーブルのZ軸サーボモータ75がZ軸送りネジ74を動かし、その動きに伴ってZ軸移動テーブル72がZ軸方向ガイドテーブル71上をZ軸方向に動くことを利用して上下の高さを調整することができる。
図10に示すように、前述のナット42の弛緩および固定を利用することにより、XY平面と平行に動く水平面旋回テーブルの基盤部41は基盤40のZ軸柱401を回転軸として円弧状案内孔412の弧度の距離内で旋回することから、工具5は更に大きな範囲の水平面の旋回角度の選択が可能となる。
図11に示すように、X軸サーボモータ312とY軸サーボモータ322がそれぞれX軸送りネジとY軸送りネジを動かすことを利用して、X 軸移動テーブル32とY軸移動テーブル33の位置を調整する。すなわち、Y軸移動テーブル33およびY軸移動テーブル33上に搭載されている各テーブルはすべてX軸およびY軸を移動することにより、CNC工作機械で使用する研磨工具専用の多軸制御の全システムが工具5から加工テーブルに至るまでを任意の位置に調整し、加工を行なうことを可能にしている。
図12から図14が示すように、本発明品の工具5尾端には内部が凹状で傾斜している凹陥部51がある。
工具ホルダ2の一端にはテーパー部21があり、工具ホルダ2のテーパー部21上端は平面の平坦部23となっており、両側の円弧部分は保持部24となっている。
工具5の尾端部を工具ホルダ2のテーパー部21に差し込むと、工具5の尾端上の平面端52がテーパー部の平坦部23とピッタリと合わさり、止ネジ25は固定孔22を貫通して凹陥部51に固定され、止ネジ25をきつく締めれば締めるほど凹陥部51はテーパー部21に向かって押圧されるので、止ネジ25が工具5を工具ホルダ2内に完全に固定してズレ或いはブレが生じない。
また、工具5は平坦部23に圧迫されながら保持部24で支えられているので、3点が互いに圧迫しあう支点が形成され、工具5は工具ホルダ2のテーパー部21内に完全に安定して固定される。
異なる形状の尾端を持つ工具5を使用する時、工具ホルダ2のテーパー部21は異なる形状の工具5も収納することが可能なため、本発明品の全体構造を変える必要はない。
図17に示すように、本発明品の工具取付装置の別の駆動方式として、サーボモータ63を直接メインボディ61の内部で工具ホルダ62に取り付け、CNC本体が備えている数値制御を利用して工具ホルダ62の加工角度および旋回方向の調整をすることができる。
本発明品はCNC工作機械で使用する研磨工具専用の多軸制御システムである。前述部分で説明したX軸移動テーブル、Y軸移動テーブル、Z軸移動テーブル、XY平面と平行に動く水平面旋回テーブル、Z軸方向と平行に動くZ軸旋回テーブルおよび工具取付装置等を組み立てて設置した後、CNC工作機械のベッド101の適当な場所に設置することができ、ベッド101上に設置されている加工ヘッド102および関連機械部品を利用して被工作物を工具5で加工を行なう位置まで送る。
この種の関連技術はCNC工作機械の基本的な設計であるので、ここではそれについて詳しく述べることはせず、図18を以ってその説明に変える。
前述したことを総括すると、本発明品は以下の特徴を備えている。
X軸移動テーブル、Y軸移動テーブル、Z軸移動テーブル、XY平面と平行に動く水平面旋回テーブル、Z軸方向と平行に動くZ軸旋回テーブルおよび工具取付装置等による全体構造を利用することにより、工具5の3D空間或いは自在方向の多軸制御を実現し、工具5から被加工物に至るまでの位置調整を簡単にし、他の補助工具を設置する必要がない。
手動で水平角度或いは垂直角度の調整する時、各テーブル上にあるZ軸移動テーブル72上の目盛79およびL型昇降テーブル9上の目盛などを利用することができ、簡単に角度の識別および調整ができる。
本発明品はCNC工作機母機上に固定されていることから、随時部品を研磨又は切削加工することができ、他の装置を設置する必要がない。
工具ホルダ2の交換することにより、いかなる工具も簡単に使用することができ、工具5が異なることで他の補助装置を設置する必要がない。
本発明品の多軸方位は手動或いはサーボモータで制御することができ、使用者による応用が利く。
本発明品の多軸方位制御はCNC本体の数値制御により制御することができ、更に精確で効率的な修正および加工が可能になる。
工具ホルダ2のテーパー部21に平坦部23と二つの保持部24による3点緊迫状態が形成されるのを利用することで、工具の位置は何度でも変えることができるとともに、工具使用時の基本位置とすることもでき、工具の修正および工具交換時の利便性を高めている。
本発明品は任意に自在に方向と位置を調整することが可能であり、低コストおよび簡単な操作という目的を実現している。
10 工具取付装置
11 取付基台部
110 メインボディ
111 ホルダ収容孔
112 位置決め台
113 穿孔
114 凹槽
115 円孔
116 ネジ孔
117 ネジ孔
12 工具ホルダ
121 工具工具ホルダ部
122 分度歯部
123 ネジ継ぎ手部
124 ベアリング取付部
13 調整ハンドル
131 ベアリングハウジング〈
132 雌ネジ部
14 工具ホルダ固定具
1431 深溝
1432 浅溝
144 ツマミ
1441 制御片
15 調整杆
16 ベアリング
17 スケールブロック
2 工具用スリーブ
21 取付孔
22 ネジ孔
25 取付ネジ
3 十字型スライドテーブル
3X X軸移動テーブル装置
31 基台
310 X軸方向ガイド
311 X軸送りネジ
312 X軸サーボモータ
313 X軸方向ガイド
32 X軸移動テーブル
3Y Y軸移動テーブル装置
320 Y軸方向ガイド
321 Y軸送りネジ
322 Y軸サーボモータ
323 Y軸方向ガイド
33 Y軸移動テーブル
4 旋回台装置
40 基盤
401 Z軸柱
402 位置決めピン
41 基盤部
42 ナット
46 心軸
5 工具
51 切り欠き
52 工具柄
61 メインボディ
62 工具ホルダ
63 サーボモータ
71 Z軸方向ガイドテーブル
711 Z軸方向ガイド
73 エンドプレート
8 Z軸移動テーブル装置
82 Z軸移動テーブル
821 中心孔
84 Z軸送りネジ
85 Z軸サーボモータ
87 ネジ孔
88 ネジ孔
89 角度目盛り
9 L型昇降テーブル
91 垂直壁部
92 中心止ネジ
93 位置決め孔
94 角度目盛り
95 短い止ネジ
96 長い止ネジ
97 水平基板部
970 軸孔
98 角度調製孔
991 位置決め孔
101 ベッド
102 加工ヘッド

Claims (2)

1. 下記の構成要素を具備する、CNC工作機械に取り付けて使用する工具多軸制御装置。
[A] X軸方向ガイド(310)と、X軸送りネジ(311)と、X軸送りネジ(311)を駆動するX軸サーボモータ(312)とを具備する基台(31)と、
基台(31)上に、X軸方向ガイド(313)に沿って移動自在に設けられ、Y軸方向ガイド(323)と、Y軸方向送りネジ(321)と、Y軸方向送りネジ(321)を駆動するY軸サーボモータ(322)とを具備し、X軸送りネジ(311)及びX軸サーボモータ(312)によってX軸方向に往復移動制御される、X軸移動テーブル(32)から成るX軸移動テーブル装置(3X)と、
X軸移動テーブル(32)上に、Y軸方向ガイド(323)に沿って移動自在に設けられ、Y軸送りネジ(321)とY軸サーボモータ(322)によってY軸方向に往復移動制御される、Y軸移動テーブル(33)から成るY軸移動テーブル装置(3Y)と、
から成る十字型スライドテーブル(3)。
[B] Y軸移動テーブル(33)上に設けられ、Z軸を中心とするZ軸柱(401)と、Z軸柱(401)を挟んで設けられ、少なくとも頂部がネジとされている一対の位置決めピン(402)を具備する基盤(40)。
[C] 基盤(40)上にZ軸を中心として回動自在に設けられ、
基盤(40)のZ軸柱(401)を回動自在に支持するZ軸孔(411)と、Z軸孔(411)を挟んで設けられ、位置決めピン(402)が通される一対の円弧状案内孔(412)とを設けた基盤部(41)と、
Z軸方向ガイド(711)を具備し、基板部(41)上でZ軸方向に起立するZ軸方向ガイドテーブル(71)と、
Z軸方向ガイドテーブル(71)の頂部に設けられるエンドプレート(73)と、を具備する旋回台装置(4)。
[D] 円弧状案内孔(412)に通された位置決めピン(402)の頂部のネジ部にネジ込まれるナット(42)。
[E] エンドプレート(73)に設けられたZ軸サーボモータ(85)と、
Z軸サーボモータ(85)により回転駆動されるZ軸送りネジ(84)と、
正面に中心孔(821)と、中心孔(821)を挟んで対を成して設けられるネジ孔(87、88)とを有し、Z軸方向ガイドテーブル(71)により、そのZ軸方向ガイド(711)に沿って昇降自在に支持され、Z軸送りネジ(84)により駆動されるZ軸移動テーブル(82)とから成る、Z軸移動テーブル装置(8)。
[F] 中央に設けられる中心孔(911)と、中心孔(911)を中心とする円弧状の角度設定孔(93)とを有する垂直壁部(91)と、
中央に設けられる中心孔(970)と、中心孔(970)を中心として対を成して設けられる円弧状の角度設定孔(98、98)とを有する水平基盤部(97)とから成り、
中心孔(911)を貫通しZ軸移動テーブル(82)の中心孔(821)にねじ込まれる段付止ネジ(92)により、Z軸移動テーブル(82)の正面に回動自在に取り付けられる、L型昇降テーブル(9)。
[G] 内面には工具(5)が着脱自在に取り付けられる工具工具ホルダ部(121)が形成されており、大経部外周面には角度設定用の分度歯部(122)を、尾端小径部にはネジ継ぎ手部(123)と、ベアリング取付部(124)を具備する、工具ホルダ(12)と、
を回動自在に支持するベアリング(16)と、ベアリング取付部()に取り付けられるベアリング(16)と、
ベアリング〈16〉を抱擁するベアリングハウジング〈131〉を有し、工具ホルダ(12)の後端のネジ部(123)に取り付けられる調整ハンドル(13)とから成る、工具工具ホルダ装置( )。
[H] L型昇降テーブル(82)の水平基板部(97)に取り付けるための底面と、
その底面と平行な中心軸を有し工具ホルダ(12)を受け入れ得る工具ホルダ収容孔(111)と、
工具ホルダ収容孔(111)の両側にフランジ部〈〉を残して形成した切り欠き部()と、
工具ホルダ収容孔(111)の上部に設けた切り欠き部内に設けられた、下記の構成要素、即ち、
下端部に、工具ホルダ(12)の分度歯部(122)に噛み合い得る係止歯〈〉を具備する、工具ホルダ固定ピン(141)と、
下面から工具ホルダ固定ピン〈141〉が挿入される段付孔〈1430〉と、上面に十字溝〈1432)を有するボス〈1433〉を具備した基板〈143)と、
工具ホルダ固定ピン〈141〉と基板(143)の段付孔〈1430〉内部の段部の間に挿入されるコイルスプリング〈142〉と、
基板〈143)の上面の十字溝〈1432)にはめ込み得る制御片〈1441〉を有し、基板〈143)の段付孔〈1430〉を貫通した工具ホルダ固定ピン(141)の上端部に取り付けられる、設定ツマミ(144)と、
から成る設定ツマミ装置(14)と、
底面に設けられ、L型昇降テーブル(9)の水平基盤部(97)に設けられた中心孔(970)を貫通して段付止ネジ(99)がねじ込まれるネジ孔〈117〉と、
ネジ孔〈117〉を挟んで対を成して設けられ、L型昇降テーブル(9)の水平基盤部(97)に設けられた円弧状の角度設定孔(98、98)を貫通して段付止ネジ(99)がねじ込まれるネジ孔(116,116)と、
を具備する取付基台部(11)。
. 調整ハンドル(13)に代えて、サーボモータ(63)が設けられ、サーボモータ〈63〉がメインボディ〈61〉内部で、工具ホルダ(62)に結合された、請求項1に記載のCNC工作機械に取り付けて使用する工具多軸制御装置。
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