JP4921026B2 - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は、ヒートポンプ装置を搭載したドラム式の洗濯乾燥機に関するものである。
ヒートポンプ装置を搭載した洗濯乾燥機は、特開昭64−32893号公報(特許文献1)に記載されている。洗濯乾燥機のヒートポンプ装置は、冷媒を圧縮する圧縮機,圧縮された冷媒の熱を放熱する放熱器,圧縮された冷媒の圧力を減圧する調整弁,減圧されて低圧となった冷媒が周囲から熱を奪う吸熱器を有する。
この洗濯乾燥機は、ヒートポンプ装置を乾燥工程で運転して乾燥用空気の加熱と除湿とをしながら乾燥を行う。
特開昭64−32893号公報
この洗濯乾燥機は、乾燥工程では乾燥用空気の除湿と加熱とをしながら乾燥を行うので乾燥が速くなる。また、洗濯運転で、温水を使うと洗浄が良くなることは知られている。
通常、洗濯水の加熱は電気ヒータで行う。あるいは温水器で加熱した温水を洗濯機に給湯するようにしている。
本発明は、電気ヒータや温水器を用いることなく、温水で洗濯ができる洗濯乾燥機を提供することを目的とする。
本発明は、外枠筐体内に設けられた円筒形状の外槽と、前記外槽内に回転自在に設けられ、洗濯物を収納する円筒形状の洗濯乾燥槽と、この洗濯乾燥槽より流出する乾燥用空気を洗濯乾燥槽に回流する乾燥用空気循環路と、この乾燥用空気循環路に介在するように設けられ、前記乾燥用空気中の水分の奪取と加熱を併せて行なうヒートポンプ装置とを有する洗濯乾燥機において、洗濯運転前または洗濯運転中に前記ヒートポンプ装置により、外槽に溜る洗濯水を加熱することを特徴とする。
本発明によれば、ヒートポンプ装置で洗濯水を温めることができるので、電気ヒータや温水器を必要としない洗濯乾燥機を提供できる。
本発明の実施例について、図面を引用して説明する。
図1に示すように、ドラム式の洗濯乾燥機は、外枠筐体1の内側に有底円筒形状の外槽2が置かれる。外槽2は、中央より後寄りが複数個のサスペンション3により下方から支持される。また外槽2はその上部から引きバネ4により吊り下げ支持される。
サスペンション3は、外槽2を含む全重量を支持するものであり、強固な弾性支持構成を有し、外枠筐体1の外枠ベース20に固定されている。特に脱水運転時に生じる外槽2の強い上下振動を吸収し、脱水起動時に発生する外槽2の異常振動を防止するための減衰機構などが設けられている。
サスペンション3の取付け位置は外槽2のほぼ重心位置に設けられる。外槽2は、後端側が下になるように傾斜するように設けられているので、サスペンション3を後側に位置させるサスペンション3の高さが低くなる。サスペンション3のストロークが少なくなる。
このため、サスペンションの減衰機能を維持する上で、サスペンション3の取付け位置は外槽2のほぼ中心側に位置した方が、後方に位置するよりも望ましい。
また、外槽2の上部から吊り下げ支持する引きバネ4は、外槽2の倒れ防止を兼ねた支持や脱水時の上下・左右振動を低減するために設けられている。
外枠筐体1の上側内部には、給水電磁弁6、洗剤投入ケース8が設けられる。洗剤投入ケース8は、注水ホース7により給水電磁弁6と連通接続される。給水電磁弁6には、給水ホース5が接続される。給水ホース5の先端は水道の蛇口(図示せず)に接続される。
洗濯やすすぎ時には、給水電磁弁6が開放操作され、注水ホース7から洗剤投入ケース8に洗濯やすすぎに必要な水が供給される。
洗剤投入ケース8には、洗濯に必要な洗剤が投入される。また、すすぎ時に、洗濯物の仕上がりを良くするための柔軟仕上げ剤が洗剤投入ケース8に設けられた仕上げ剤を溜めるケース部に投入され、必要な時に外槽2に自動的に投入される。
すなわち、洗濯時に、注水ホース7から供給された水により、洗剤投入ケース8内で洗剤が溶かされ、フレキシブルホース10を流れて外槽2の上部から内部に投入される。
洗濯乾燥槽11は、外槽2に回動自在に内置される。前側に投入口が設けられた有底円筒形を有する洗濯乾燥槽11は、前端を外枠筐体1の前側に向け、後端を外枠筐体1の後側に向けるように配置される。
洗濯乾燥槽11が内置される外槽2も外枠筐体1の前側に向け、後端を外枠筐体1の後側に向けるように配置される。
外槽2と洗濯乾燥槽11は、円筒形の軸心線が同心になるように置かれ、かつ洗濯乾燥槽11の投入口11aと外槽2の投入口11bが外枠筐体1の前側に設けられている投入口11cに臨むように配置される。
外槽2と洗濯乾燥槽11は、投入口が設けられている前端側の方を上に、後端側の方を下になるように傾斜させて配置される。この傾き角度(水平線に対する軸心線の角度)θは、15度である。洗濯物の取り出しなどから15度程度の傾き角度が望ましいが、(5〜30)度程度の範囲内で傾き角度θを選択できる。
外枠筐体1は、投入口11cを開閉される外蓋12が備えられる。洗濯乾燥槽11に洗濯物の出し入れする際に外蓋12の開閉が行なわれる。
ベローズ21は、外枠筐体1の投入口11cの口縁部と、外槽2の投入口11bの内縁部に水密的に取付けられる。このゴム(弾性体)で出来ているベローズ21により、外枠筐体1と外槽2の間の水密は保たれる。外蓋12は、内側がベローズ21に密着するので、外枠筐体1の投入口11cから外部への漏水は生じない。
洗濯乾燥槽11は、バランサー13を有する。バランサー13の内周側が前述した投入口11aになっている。このバランサー13により、脱水時の振動は低減される。また、洗濯乾燥槽11は、円筒部に複数の脱水穴14を有する。脱水時に、洗濯物に含まれている水分が脱水穴14により遠心力で外槽2内に脱水される。
洗濯乾燥槽11の円筒部には、内周に複数(3本)のリフター16が設けられる。このリフター16は、軸心線(回転軸心線)の方向に沿って延在する。リフター16の高さは、通常は長手方向に亘ってほぼ同じ高さである。
奥側に位置する洗濯物の動きを良くするため、リフター16は洗濯乾燥槽11の回転軸心に対してほぼ水平(下側に位置した際での水平)とすることも可能である。複数のリフター16は、例えば3本の場合、120度の等間隔で配置される。
DCブラシレスモータ19は、外槽2の後部外面に取り付け固定される。このDCブラシレスモータ19は、洗濯乾燥槽11を回転駆動する駆動源である。
洗濯乾燥槽11は、円筒部の底側である後端にフランジ17を有する。フランジ17に設けた主軸18は、DCブラシレスモータ19のロータ側に結合される。こうして、洗濯乾燥槽11は、駆動源のDCブラシレスモータ19を介して外槽2に回転自在に支持される。
排水路の排水ホース23は、外槽2の後下部に連通するように設けられる。この排水路には、排水弁22が設けられる。排水電磁弁22を開放操作することにより、外槽2に溜まっている洗濯水やすすぎ水は、排水ホース23を通じて機外に排水される。
排水路の排水ホース23は、外枠ベース20を貫通して下流側の先端は家屋の排水穴に挿入される。
次にヒートポンプ装置の概要および乾燥用空気循環経路について図2を加えて説明する。
ヒートポンプ装置40は、圧縮機41、吸熱器42、放熱器43、減圧用の調整弁44等を有する。
このヒートポンプ装置40は、外枠筐体1内で外槽2の前端下方に配置される。
外枠筐体1内は、外槽2の前端下方の空間が大きい。これは、外槽2と洗濯乾燥槽11を投入口の設けられている前端側の方が上になるように傾斜させて配置されているので、水平に配置する場合に比べ、外槽2の前端下方の空間が大きくなる。この大きくなった外槽2の前端下方の空間を利用してヒートポンプ装置40を置くようにした。これにより、従来のような外枠筐体の奥行を大きくする必要がなくなり、コンパクトな洗濯乾燥機を提供することができる。コンパクトなサイズの洗濯乾燥機であるので、据付面積が少なくなる。
圧縮機用の駆動モータとして、ネオジマグネットで作られた希土類の磁石を使用したDCブラシレスモータを採用したリニヤー方式を用いても良い。
これにより、ヒートポンプ装置の全体サイズをコンパクト化できる。またリニヤー方式により、騒音、振動が小さく、効率の良い圧縮機を提供できた。
ヒートポンプ装置40の乾燥空気用流入口54は、外槽1の後部側に設けられた送風ファンユニット80に吸引循環パイプ81(乾燥用空気循環路)を介して連通される。吸引循環パイプ81には、流入口管54側に蛇腹ホース82が設けられる。この蛇腹ホース82により、外槽2側からの振動が吸収され、ヒートポンプ装置40に伝わらない。
送風ファンユニット80は、内部に送風ファン83を有する。この送風ファン83により、外槽2内の乾燥用空気は吸引循環パイプ81(乾燥用空気循環路)を通じてヒートポンプ装置40に送風される。
ヒートポンプ装置40の乾燥空気用流出口55は、外槽2の前端部側に吐出循環パイプ84(乾燥用空気循環路)を介して連通される。吐出循環パイプ84には、乾燥空気用流出口55側に蛇腹ホース85が設けられる。この蛇腹ホース85により、外槽2側からの振動が吸収され、ヒートポンプ装置40に伝わらない。
ヒートポンプ装置40により熱交換が行われた乾燥用空気は、吐出循環パイプ84を流れて外槽2に還流する。
すなわち、洗濯乾燥槽11内を流れる乾燥用空気は、洗濯物9の水分を吸収して外槽2の後端側から吸引循環パイプ81(乾燥用空気循環路)を流れてヒートポンプ装置40に回流する。
ここで、水分を含んだ高温の乾燥用空気はヒートポンプ装置40の吸熱器42に接して冷やされ、水分が凝縮水となって奪取されるので乾いた空気に変わる。その後、放熱器43に接して乾いた高温になった乾燥用空気は、吐出循環パイプ84、外槽2を経て洗濯乾燥槽11内に流入し、洗濯物9の水分を吸収する。このような乾燥用空気の循環が繰り替えされて洗濯物9の乾燥が行われるのである。
吸熱器42は、冷媒が巡るように流れる吸熱管や乾燥用空気に熱を伝える多数の吸熱フィンを有する。多数の吸熱フィンは隙間をとって積み重なるように並んでいる。
放熱器43は、冷媒が巡るように流れる放熱管や乾燥用空気に熱を伝える多数の放熱フィンを有する。多数の放熱フィンは隙間をとって積み重なるように並んでいる。
ヒートポンプ装置40は、排水ホース23に連通する凝縮水排水ホース29に接続される。吸熱器42に生じた凝縮水は凝縮水排水ホース29、排水路の排水ホース23を流れて外部に排水される。
本発明の主要部であるヒートポンプ装置による洗濯水の温水化ついて、図2を引用して述べる。
ヒートポンプ装置40は、本体ケース90に内置される圧縮機41と、放熱器43と、吸熱器42とを有する。
本体ケース90には、送風ファン200が備わる。この送風ファン200は、吸熱器42に冷却風を送る。また、本体ケース90には、送風ファン200の反対側位置に外気流通開放手段の開放弁201が備わる。送風ファン200が送る冷却風は、吸熱器42の吸熱フィンに触れて吸熱器42の熱を奪い、外気流通開放手段の開放弁201から本体ケース90の外に流出する。
送風ファン200を吸引タイプにすると、開放弁201から外気が流入し、送風ファン200より排気される冷却風の流れになる。
放熱器43には、加熱通水路202を介して外槽2に溜る洗濯水が導かれる。放熱器43で温められた洗濯水30は、加熱通水路202を流れて外槽2に回流する。放熱器4により温められた洗濯水30は、自然対流により外槽2と加熱通水路202を循環しながら加熱されてゆく。
この洗濯水の加熱は、洗濯運転前または洗濯運転中に行なわれる。
ヒートポンプ装置40の運転により、吸熱器42で吸熱が、放熱器43で放熱が行なわれる。放熱器43による洗濯水の加熱向上を図るために送風ファン200で吸熱器42を強制的に冷却する。
送風ファン200による冷却を停めると、洗濯水の加熱は低下する。送風ファン200による冷却を強めると、洗濯水の加熱はより向上する。
このように洗濯水の加熱は、本来、乾燥運転に使用するヒートポンプ装置40により行なえるので、洗濯水を温める電気ヒータや温水器を用いることなく、洗濯水の加熱ができる。
洗濯水の加熱フローについて、図3に沿って説明する。
図3の(a)は、洗濯運転前に洗濯水の温水化をするフローを示す。図3の(b)は、洗濯運転と同時に洗濯水の温水化をするフローを示す。
まず、洗濯運転前に洗濯水の温水化(a)を述べる。
スタート300により外槽2に給水301が行なわれる。規定水位302まで給水301が行なわれる。規定水位302に達すると、給水301が止められる。それと同時にヒートポンプ装置40の運転が行なわれる。
ヒートポンプ装置40の圧縮機運転303が規定時間304の間に継続して行なわれる。この規定時間304の間に吸熱ファン運転(送風ファン200)305が行なわれる。この圧縮機運転303が規定時間304の間に行なわれることにより、洗濯水は洗濯に適する温度まで温められる。
規定時間304が経過後、洗濯ドラム運転306が開始され、規定時間307の洗濯運転が行なわれる。規定時間307が経過して洗濯終了したら、次の工程308へ移行する。
洗濯運転と同時に洗濯水の温水化(b)は、洗濯ドラム運転306と圧縮機運転303が同時に行なわれるところが、洗濯運転前に洗濯水の温水化(a)と違う。他のフローは洗濯運転前に洗濯水の温水化(a)と同じである。
急ぎで洗濯を済ませるときは、洗濯運転と同時に洗濯水の温水化(b)のコースを選択するのが望ましい。
洗濯乾燥槽11が横になって回転する、いわゆるドラム式の洗濯乾燥機は洗濯水が縦型の洗濯機に比べて、洗濯水の水量が少ないので、洗濯水の温まり早く、洗濯水の加熱に好適である。
次に図5を引用してドラム式の洗濯乾燥機の運転工程について説明する。
この運転工程は、洗濯物9に付着した汚れを落したり、またすすぎで洗剤分をすすいだり、また洗濯物9に含まれた水分を洗濯乾燥槽11の回転により脱水穴14から遠心力で脱水したり、それらの水分を排水することを自動的に行う一般的な自動洗濯コースを示すブロック図である。
先ず、給水電磁弁6の操作により給水500が行われる。図1に示す給水量30まで給水される。
洗い501では洗濯に必要な水が外槽2内に給水されると、DCブラシレスモータ19が回転して洗濯乾燥槽11を駆動回転する。
この時、洗濯乾燥槽11の回転速度は毎分40〜50回転くらいで、休止を間において右回転、左回転を数分間行い、洗濯物が洗濯乾燥槽11内のリフター16によりかき上げられながら、叩き洗いにより洗濯される。この洗濯運転中に放熱器43に放熱により洗濯水が加熱され、洗浄が促進される。
洗い501が終了すると、洗濯物から流出た汚れを含む洗濯水を洗濯乾燥機の機外に排出する排水502へ移行する。
排水が終了した後、洗濯物に含まれている洗剤分を脱水する脱水503へ移行する。脱水503では、洗濯乾燥槽11を高速回転して洗濯物を遠心力により洗濯乾燥槽11の内壁に複数個設けられた脱水穴14より洗濯物に含まれる水が脱水される。
脱水503が終了すると、洗濯物に含まれた洗剤分をすすぐ、すすぎ505へと移行する。
すすぎ505の運転に入る前に、洗い501と同じように清水を給水する給水504にて必要な清水を外槽2内に給水する。
一般的に、すすぎに必要な清水は洗い時と同じく、約30L程度の給水が行われる。
規定量の清水が給水されると、すすぎ505に自動的に進行し、洗い501と同じように洗濯乾燥槽11が低速で反転しながら回転し、洗濯物にふくまれた洗剤分を除去する。
すすぎ終了後の排水506−脱水507−すすぎ(2)508−排水509は前述した動作と同じように行われ、最後に洗濯物に含まれる水分を十分に脱水する最終脱水510へ移行する。
最終脱水510の脱水時間は一般的に5分以上で洗濯乾燥槽11を高速にて回転させ洗濯物の水分を除去するものであり、この時の脱水率は60〜65%に至る。
なお、ドラム式の洗濯乾燥機にヒートポンプ装置を設けて、洗いから乾燥まで自動的に進行するドラム式の洗濯乾燥機の場合などは、最終脱水510が終了した後、自動的に乾燥工程511へ移行する。
乾燥工程511では、洗濯物の水分が脱水工程で十分に除去された後、ヒートポンプ装置40により放熱器43で熱交換された温風の乾燥用空気を洗濯物に吹き付けながら洗濯乾燥槽11を毎分約50回転くらいの速度で反転もしくは一方向に回転させて洗濯物の水分を除去し乾燥させるものである。
乾燥工程511では、洗濯物の乾燥が行なわれる。洗濯乾燥槽11内で洗濯物の水分が乾燥用空気に吸収され、送風ファン83に吸われて吸熱器42へ送られた乾燥用空気より水分が凝縮水として奪取される。
奪取された結露水(凝縮水)は、排水電磁弁22を開放して置くと、凝縮水排水ホース29を通して排水される。
除湿された乾燥用空気は、吐出循環パイプ84(乾燥用空気循環路)を流れて外槽2内に、さらに洗濯乾燥槽11内へ送り込まれる。
乾燥用空気は洗濯乾燥槽11および外槽2を加熱して洗濯物の乾燥を促進する。乾燥終了後は、自動的に終了512へ移行して洗濯乾燥コースを終了する。
次に図4の回路ブロック図を引用してドラム式の洗濯乾燥機の駆動について説明する。
電源600はAC100V50/60Hzに接続され、先ず電源スイッチ601を投入する。
通電された電源は、電源ラインノイズや空中電波ノイズをカットするフィルター回路602を介在して、DCブラシレスモータ19の駆動電源である整流回路603で交流電源から高圧の直流電源に変換し、DCブラシレスモータ駆動回路であるDCインバータ駆動回路604に供給する。
DCインバータ駆動回路604はDCブラシレスモータU相605、V相607、W相608の各相コイルにマイコン609の制御指令により、電気角120度もしくは180度で電源を供給するIGPT素子回路の通電によって運転制御される。
DCブラシレスモータ19の回転制御は、複数個の磁石を有したロータ(図省略)の回転により、DCブラシレスモータ19の外周部に固定して設置されているICホール素子606からの信号をマイコン609に取り込み回転数を制御して洗濯乾燥槽11の回転速度を調整している。
また、洗い時に洗濯物に付着した汚れや洗剤分を除去するすすぎ時に必要な清水はマイコン609の指令により、駆動回路部610に接続された給水電磁弁6に通電されて給水される。また排水時においては、排水電磁弁22の開放操作を行い、洗濯乾燥機の機外に汚れた水を排水する。
また、乾燥時には、ヒートポンプ装置の圧縮機41や、減圧調整弁44、送風ファン83の運転制御が行われる。ヒートポンプ装置で生成された凝縮水は、凝縮水排水ホース29、排水ホース23、排水電磁弁を経由して洗濯乾燥機の機外に排水される。
本発明の実施例に係わるもので、洗濯乾燥機の縦断面図を示す。 本発明の実施例に係わるもので、乾燥運転工程での洗濯乾燥機の内部をわかり易く表した拡大図である。 本発明の実施例に係わるもので、洗濯水の加熱フローを示す図である。 本発明の実施例に係わるもので、回路ブロック図である。 本発明の実施例に係わるもので、洗濯乾燥機の運転工程を示す図である。
符号の説明
1…外枠筐体、2…円筒形状の外槽、11…円筒形状の洗濯乾燥槽、84…吐出循環パイプ(乾燥用空気循環路)、81…吸引循環パイプ(乾燥用空気循環路)、40…ヒートポンプ装置、90…本体ケース、41…圧縮機、43…放熱器、42…吸熱器、202…加熱通水路。

Claims (4)

  1. 外枠筐体内に設けられた円筒形状の外槽と、前記外槽内に回転自在に設けられ、洗濯物を収納する円筒形状の洗濯乾燥槽と、この洗濯乾燥槽より流出する乾燥用空気を洗濯乾燥槽に回流する乾燥用空気循環路と、この乾燥用空気循環路に介在するように設けられ、前記乾燥用空気の水分奪取と加熱を行なうヒートポンプ装置とを有する洗濯乾燥機において、
    前記ヒートポンプ装置は、冷媒を圧縮する圧縮機と、前記乾燥用空気の水分奪取をする吸熱器と、前記乾燥用空気を加熱する放熱器を備え
    前記放熱器は、前記外槽に溜る洗濯水をも加熱するものであり、
    前記外槽に溜る前記洗濯水を前記放熱器に導き、前記放熱器で温められた前記洗濯水を前記外槽に回流する加熱通水路を有し、前記乾燥用空気と前記洗濯水とが共通の前記放熱器で加熱されることを特徴とする洗濯乾燥機。
  2. 請求項1記載の洗濯乾燥機において、
    洗濯水を加熱する洗濯水加熱運転に際し、前記吸熱器を強制冷却することを特徴とする洗濯乾燥機。
  3. 請求項2記載の洗濯乾燥機において、
    前記吸熱器を強制冷却する送風ファンを備えたことを特徴とする洗濯乾燥機。
  4. 請求項3記載の洗濯乾燥機において、
    前記送風ファンによる冷却風を流通させる外気流通開放手段を有することを特徴とする洗濯乾燥機。
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