JP4920998B2 - ベッド装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自力では寝返りをすることも困難な重度の身障患者(以下「重症患者」とする)の療養看護および生活介護(以下「看介護」とする)を行うに際し、重症患者並びに看介護者の負担を軽減し、重症患者の健康を維持、改善させることができるベッド装置に関する。
重症患者を看介護することは看介護者にとって多大の肉体的、精神的負担となるものである。それ故に、看介護を行うに際してはできるだけ効果的且つ少ない労力で実施できることが望ましい。そこで、従来から重症患者並びに介護者双方の負担を著しく軽減させることを目的とした介護用ベッドに用いる技術が提案されている(特許文献1参照。)。
該技術によればベッドの床部分が移動変形することにより、重症患者がベッドから降りる必要なくして敷物を交換し、上体を起こし、排泄を行い、入浴すること等が可能である。
特開平5−76570号公報(特許第2991548号)
上記特許文献1に係る発明である介護用ベッドは、床部分に任意の開口の間隙を設け、該間隙を移動させることにより敷物を交換し、入浴介護を行い、また、床部分がフレームの一部を構成する上部レールに架け渡して形成され、該上部レールの設定位置からの曲折により背上げして上体を起こし、下脚を下げて大便器を用いた排泄を容易にするなど、重症患者並びに介護者の負担を著しく軽減させるものであるものの、重症患者に多い症状等の経時変化や多様性に、適時追随した作動調整による用具の迅速な交換や位置合わせ、或いは体位を変化させることなく長時間就褥することに伴う褥そうや関節拘縮等の発生の問題を、充分に解決するものではない。
安全性、快適性により優れた看介護のために、敷物や浴槽や便器等の用具を交換する際、より早くよりスムーズに交換でき、おむつ交換の際臀部の位置関係をより適切に調節できて体重負荷を軽減して容易にし、背上げの際床の枕載置部分は水平を保って枕の落下を防止し、或いは膝部を上昇させて楽な姿勢やマットレスのずり下がりを防止し、褥そう予防を兼ねる体位変換を容易に或いは自動化にする等、ベッド装置に更にきめ細かい動作や機能が求められる。
また、重症患者の心身機能の維持、改善、回復に優れた効果が認められるとして、上半身挙上伏臥位等を用いる腹臥位療法が提唱されている。この療法は、重症患者が伏臥した状態で上半身を高位置にする姿勢を一定時間とることによって実施されるものであるが、関節拘縮を消失させ誤えんを防ぐ効果を含め寝たきり廃用症候群の予防、軽減、治癒に顕著な効果を期待し得るもので、既に複数その報告がなされている。なお、上半身挙上伏臥位は喘息発作時にも有効に用いられる。
ところが重症患者に上半身挙上伏臥位をとらせるには、このための姿勢に移動移転し保持されねばならず、看介護者一人では困難であり、一方重症患者にとっても安全且つ快適に上半身挙上伏臥姿勢を確保できるような床形状を、通常のベッドで実現するのは容易ではないという問題もある。
そこで、本発明は上記特許文献1である公報に係る技術である介護用ベッドの介護者の負担を軽減する機能をさらに発展向上させ、重症患者の日常生活上で求められる多用なニーズにより早くよりきめ細かく対処できるとともに、腹臥位療法施療や喘息発作の緩和等の際、重症患者が上半身挙上伏臥姿勢等に就くことを容易にし、さらに温和な質感を可能とするベッド装置を提供し、重症患者をより一層安全快適で効果的に看介護することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のベッド装置は、床部分が、隣接する棒状体が相互に連結された棒状体群と、該相互に連結された棒状体群の両端に設けられた終端部とで形成され、該両終端部の間に、任意の開口を設けることができるとともに、これら相互に連結された棒状体群および終端部はそれぞれ連結方向に移動可能とされているベッド装置であって、棒状体と棒状体は、連結された棒状体群が水平位置より下方には湾曲不能で上方には湾曲可能に連結されており、棒状体群および両終端部の連結方向への移動を、両終端部をそれぞれ単独にまたは同調して移動可能とするとともに移動速度を調節可能とする動力源から機械的伝動移動手段を用いて行うもので、
棒状体群および両終端部で形成された床部分の、両終端部はフレームの一部で支持され、棒状体群の両終端部に対向する床部分端部が端部昇降手段で支持され、該端部昇降手段により終端部を支点として床部分端部を昇降可能とするとともに、終端部と床部分端部の中間部を、床部分中間部昇降手段で昇降可能としており、
端部昇降手段は、フレームに対し前後方向に移動可能に支持されている動力リンク(16)と、該動力リンク(16)とそれぞれリンク結合されたボトム前端昇降アーム、及び、ボトム後端昇降アームとを備え、
床部分中間部昇降手段は、ボトム前端昇降アームとリンク結合された前ボトム中間昇降アームを備え、
ボトム前端昇降アームは、動力リンク(16)が前方に移動したとき支持軸(20b)を支点として、時計方向に回転して立ち上り、
前ボトム中間昇降アームは、動力リンク(16)が前方に移動したとき、ボトム前端昇降アームとリンクによって順次連結された前部ガイドリンク(60)及び前部傾斜ガイド(50)を介して、支持軸(25b)を支点として、時計方向に回転して立ち上げ状態となって、床部分に2段階の傾斜を持たせて、患者に上半身挙上伏臥位の姿勢を可能とし、
ボトム後端昇降アームは、動力リンク(16)の後端部に設けられた長穴連結部に連結されていて、前端昇降アームが一定の背起し状態になって以降、同調して支持軸(30b)を支点として時計回りに下降して下脚下げ状態となる
ことを特徴とするベッド装置である。
また、本発明のベッド装置は床部分の下に準備した交換用敷物等の用具の端部を把持し、床部分の両終端部の間に設けた開口を通じて床部分上の任意の位置へ用具の端部を揚上移動し、保持する手段を備えることを特徴とする構成とすることができる。
また、本発明のベッド装置において、好ましくは床部分の上部がシート状体で構成されていることを特徴とすることができる。
本発明のベッド装置によれば、実務難度が高い重症患者の看介護に際し、安全性が高く、有効的、合理的、省力的なハード面からの看介護技術を提供し、患者並びに看介護者双方の心身負担を軽減することが可能である。さらに、同じく難度が高い重症患者の廃用症候群への処置・治療に、高い有効性が報告されている新療法にも、ワンタッチで最適に対応できる画期的機能と、喘息発作時の有効対処機能を有する。加えて、重症患者に多いニーズの多様性や経時変化に応じた機能選択が可能で、所要の費用、スペースを最低にすることが実現されるため、特に重症患者の在宅全日看介護において、一般的住宅事情にも唯一応えることが可能なベッド装置である。
以下、本発明に係るベッド装置の実施例を図面に基づきさらに詳細に説明する。なお、ここで言う前後とは、ベッド装置に患者が仰向きに寝ている状態で、患者の頭部側を前、足部側を後とする。また、左右とは同じく患者の右手側を右、左手側を左とする。
さらに、本発明のベッド装置においては、床を形成する棒状体群は上記の前後方向に隣接し前後方向に移動する機構のタイプだけを記載説明しているが、該記載説明したことに限定されることなく、例えば左右方向に隣接し左右方向に移動する機構のタイプも包含していることは言うまでもない。
図1および図2に示すように、ベッド装置1の床部分は棒状体であるボトム部材3…により構成され、該ボトム部材3…は連接部材4…により一定間隔をもって並行に且つ水平に並べて連接部材4の上側に取り付けられ、図2に示すように水平状態でボトム部材3同士が接しており、水平位置より下方には湾曲不能で上方には湾曲可能に連結され、フレーム上部の終端部において一例としてのボトム終端ローラー5、5と、アーム5a、5aを介して接続される。
また図1,2,7に示すように、ベッド装置1は上記床部分の他、サイドフレーム6、ガイドフレーム7、ヘッドフレーム(不図示)、フットフレーム(不図示)からなるフレーム、並びに、棚11、交換物揚上保持手段12、機械的伝動(機動)移動手段13、動力装置14、動力リンク16、前端昇降アーム20、前ボトム中間昇降アーム25、後端昇降アーム30、後ボトム中間昇降アーム35により構成される。機械的伝動移動手段13は、中空軸モータ13a、チェン用スプロケット13b、このチェン用スプロケット13bに掛け回されたチェン13cにより構成されている。
図2に示すボトム終端ローラー5、5は、中心軸を左右方向に貫通するボトム終端ローラー固定軸5b、5bに対して自由に回転可能であり、ボトム終端ローラー固定軸5b、5bはサイドフレーム6上のレール6a、6aにて支持されている。ボトム終端ローラー5、5の前後方向への移動は、機動移動手段13のチエン或いはねじ軸等の機械的伝動手段によって、ボトム終端ローラー固定軸5b、5bを移動させることにより行われる。
前記特許文献1に係る発明では図2および図3に示すように、ボトム終端ローラー固定軸5b、5bの左右端部に各ピニオン24、24が取付けられ、サイドフレーム6上のラック6bに組合わされて、手動或いはモーターローラー等でピニオン24、24を回転させ、固定軸5b、5bを、移動させていた。このため、電力や制御系電線を固定軸5b、5b近傍へ配線することに伴って移動することを要したが、該配線の移動を本機動移動手段13の機械的伝動機構により不要になるため、安全面、メンテナンス面、コスト面等で大きく改良されている。
なお、機動移動手段13は、ベッド装置1の床部分およびボトム終端ローラー5、5を夫々独立して、前後方向に移動および移動速度調整可能とするとともに、独立して移動および移動速度調整可能とすることで、ボトム終端ローラー5、5の間に任意の大きさの開口51を、随時・スピーディに開閉することができる。また、プログラマブルコントロール機能も備え、予め設定することにより、上記開口51の大きさや移動速度・移動範囲・移動回数等を自動的に操作して、重症患者の褥そう予防やリハビリを、またセンサーの適切な併用で、おむつ交換や便器使用時の位置合せ等を、自動化することもでき、看介護の容易性が向上する。
つぎに図4〜6に基づき、ボトム前端昇降アーム20、ボトム後端昇降アーム30、前ボトム中間昇降アーム25、後ボトム中間昇降アーム35の動作機構について、駆動力の伝達にリンクを用いた例で説明する。なお図示の例においては、ボトム前端昇降アーム20、後端昇降アーム30が、請求項1における端部昇降手段を構成する。3aは、前側の終端部5に対向する床部分端部であり、3bは、後側の終端部5に対向する床部分端部であり、この床部分端部3a、3bの位置は、端部昇降手段の昇降動作に応じて変わる。3cは、前側の終端部5と床部分端部3aとの中間部であり、前方傾斜ガイド50と、前ボトム中間昇降アーム25とにより床部分中間部昇降手段が構成されている。図4〜6は左右対称構造であるベッド装置1の左右中心断面を、右側からみた断面図である。図4は動力装置14が作動せず、従って動力装置アーム15、動力リンク16が共に作動していない状態を示しており、床部分が平面である場合の各アームの状態を示していて、各アームの先端部に設けている各回転軸、即ちボトム前端昇降アーム回転軸20a、ボトム後端昇降アーム回転軸30a、前ボトム中間昇降アーム回転軸25a、後ボトム中間昇降アーム回転軸35aの高さが同一水平面にあり、各回転軸に架け回される床部材の高さも等しくなり、水平な床面が形成され、通常の仰臥に適するとともに、伏臥位の基本位にも用いる。動力装置アーム15は、軸15aを中心に回転し、動力リンク16はフレームに対し前後方向に移動可能に支持されている。
図5は動力装置14を作動して床形状を変化させる一例をリンク類、アーム・回転軸類だけを抽出した状態で示す。図において支持軸20b、支持軸25b、ボトム後端昇降アーム軸30b、支持軸50bは、フレームに回転可能に設けられた支点である。動力装置14が作動することにより動力装置アーム15が時計回りに回転し、動力リンク16が前方に移動すると連結部20cも前方に移動し、ボトム先端昇降アーム20が支持軸20bを支点として時計回りで上方に立上がる。同時に前部ガイドリンク60も、前部連結部60cが前方に移動することにより後部連結部60bとともに前方に移動し、支持軸50bを持つ前方傾斜ガイド50を、支持軸50bを支点として時計回りで上方に立上げ、これにより上位置にある前ボトム中間昇降アーム25を、支持軸25bを支点として同じく時計回りで上方に立上げる
ここで、前方傾斜ガイド50の先端に設けられた上部ローラー50aと前ボトム中間昇降アーム25との間に、作動前には空間が存在している〔図4参照〕ので、上部ローラー50aは作動後直ちに前ボトム中間昇降アーム25には接触せず、前方傾斜ガイド50が一定の高さまで引起こされた後に、時間差をもって前ボトム中間昇降アーム25が立上がり始めるため、床部分が二段階の傾斜をもつこととなり、この形状により、重症患者が上半身挙上伏臥位をとるのに最適な床面が形成される。また、該時間差を調整することにより、患者の身長等の個人差にも対応・適合できるし、前ボトム中間昇降アーム25の長さを調節することで、枕を保持した背起をすることもできる。
次に、図6でボトム後端昇降アーム30の動作機構について説明する。ボトム後端昇降アーム30については、専ら下脚下げを行うもので、床面を水平状態からボトム後端を下げる動作であり、主として一部の体調等の良い重症患者向きの、便器使用排泄時に背起しとともに使用される形態で、予めボトム終端ローラー5、5は重症患者の局部に移動して便器の寸法に合致した開口51を設け、該開口51の左右中央に便器昇降架台(図示せず)に載置した便器(図示せず)を準備し、適切な高さに上昇させておくこととする。この際、便器を局部に正確に位置合せをするのに、先ず前後方向をボトム終端ローラー5、5を機動移動手段13で迅速・精度良く設定できるので、左右方向だけ位置・状況を見ながら手動で行えばよい。
なお、動力装置14を作動して動力装置アーム15が時計回りに回転し、動力リンク16が前方に移動して連結部20cも前方に移動し、ボトム先端昇降アーム20が支持軸20bを支点に時計回りで上方に立上がるが、動力リンク16の後端部に設けられた長穴連結部16sに、長穴部分には一定の摩擦抵抗はあるがそれ以上の力には滑るように、ボトム後端昇降アーム30の連結部30cが連結されていて、先端昇降アーム20が一定の背起し状態になって以降、同調して時計回りに下降して下脚下げ状態になり、重症患者が移動することなく、便器使用の排泄を安全・安心、容易にできる。
また、比較的軽症の患者の中に、自身で操作して便器を使用し、処理することを望まれるケースも多いが、こうしたニーズにも対応可能になる。
続いて、後ボトム中間昇降アーム35の動作機構について説明する。不要の連結部、前部ガイドリンクの前部連結部60cおよびボトム後端昇降アームの連結部30cの連結をOFFにした後、動力装置14を作動し、ボトム先端昇降アーム20と同調して後ボトム中間昇降アーム35を昇降させることにより、背上げ・膝上げのリクライニング機能を標準的に用いることができるが、後ボトム中間昇降アーム35を動力リンク16から切離し、独自・専用の駆動装置(図示せず)を設け、該動作機構とボトム終端ローラー5の動作の組合せに依り、下肢の拘縮予防・改善等リハビリ機能に応用でき、更に機能を高めることができる。
図7は、交換品揚上保持手段12を説明する図で、一例として棒状体群3…と両終端ローラー5、5で形成された床部分の後端部に両終端ローラー5、5を移動させたうえ、適宜の開口51を設けた状態にするとともに、ベッド装置1の後方フレームに設けた交換品揚上保持手段12の伸縮帯12aを、両終端ローラー5、5の適宜の開口51の間から巻戻す用意をしておく。床部分の下に設けた手前に引出し可能な棚11を設け、該棚11上に空気を抜いたエアバス(エア式ポータブル浴槽)18などの用具を所定通り置き、該エアバス18の後端部を上記伸縮帯12aの先端にある把持部12bで把持し、伸縮帯12aを巻揚げてエアバス13の端部をボトム上の所定の位置まで揚上し保持した侭、両終端ローラー5,5を適宜の開口51を保ちながら床部分の前端部まで移動することにより、適宜の開口51の間から既設の敷物を足元端から剥がすように順次棚11上へ降下させ、同時にエアバス18を足元端から順次当てがうように床上へ揚上して、重症患者の何らの移動なく、身体の下側から安全・容易に既設の敷物とエアバス18を交換でき、入浴に供することができる。
図8は請求項4記載の発明を説明する図で、円筒状に形成されて内面側が滑性に優れ外面側が不滑性のシート状体であるシート材70を、ボトムの上部等に用いたベッド装置1の例であり、シート材70は前方のボトム終端ローラー5を円筒内に入れた状態の後、上下に合わさって前方ボトム上を前方に進み、ボトム先端昇降アーム回転軸20aの個所で、ボトム部材の前端外周に沿って下方へ下がり、ガイドフレーム7上でボトム部材下を後方に進み、ガイドフレーム7上のボトム部材後端外周を上昇し、ボトム後端昇降アーム回転軸30aの個所でボトム上を前方に進み、後方のボトム終端ローラー5を円筒内に入れた状態にして取付けられている。
シート材70は円筒状で内面が滑性なため、ボトムの動作・形状に容易に同調し、常時ボトムの表面を被うので、材質・表面の色彩・仕上げ等により好みに合わせた質感・感触が得られ、高機能によるベッド装置1のメカニカルなイメージを払拭することができる。また、ボトム部材3…にローラーを選択した場合、敷物交換系作業がよりスムーズになり、また背起し・上半身挙上の際敷物が後方へずれる場合があるが、シート材70の使用により、交換系はスムーズでありながらずれは生じ難い効果もある。
次に、図9で請求項4記載の発明の他の実施例を説明する。シート材は裏面が滑性な一重のもので、ベッド装置1のボトム先端昇降アーム回転軸20a部から前方のボトム終端部までの、前方床部分の上部にある前方床シート材80aと、後方のボトム終端部からボトム後端昇降アーム回転軸30a部までの、後方床部分の上部にある後方床シート材80bとがあり、いずれもボトム前後端部またはボトム前後終端部の一方を固定し、他方を巻取り・巻出し機に接続する。
図9では所定長さの前方床シート材80aの前方端を、ベッドの前フレームに取付けた前方巻取り・巻出し機81aに所定量巻いて接続し、後方端を前方ボトム終端ローラーの直前部の固定具82aに接続する。また、所定長さの後方床シート材80bの前方端を、後方ボトム終端ローラーの直後部の固定具82bに接続し、後方端をベッドの後フレームに取付けた後方巻取り・巻出し機81bに所定量巻いて接続する。これにより上記シート材70と同様の効能がある。また更に、巻取り・巻出し機81aおよび81bの巻取り力を一定以上に強化または巻出しを一時ロックする手段により、ボトムの所要剛性強度を軽減することができる。
ボトム部材、連接部材、ボトム終端ローラーおよびアーム、動力リンク、各種昇降アームで構成した、床部分を要部としたベッド装置の、一部破断横断面図である。 ボトム部材、連接部材、ボトム終端ローラーおよび機械的伝動機構の、一部破断横断面図である。 従来のボトム終端ローラー駆動機構の、一部破断横断面図である。 全ボトム昇降アーム回転軸が水平状態の、横側面図である。 各ボトム昇降アーム回転軸が、上半身挙上伏臥位に最適な床面形状形成状態の、横側面図である。 各ボトム昇降アーム回転軸が、洋式大便器使用に最適な床面形状形成状態の、横側面図である。 交換物揚上保持手段で、重症患者の敷物を交換する一例として、エアバスの端部を把持して揚上保持した状態を示す、一部破断横断面図である。 シート材をボトムの上部に用いた一例のベッド装置の、一部破断横断面図である。 シート材をボトムの上部に用いた他の例のベッド装置の、一部破断横断面図である。
符号の説明
1 ベッド装置
3 ボトム部材
3a 床部分端部
3b 床部分端部
3c 中間部
4 連接部材
5 ボトム終端ローラー
5a アーム
5b ボトム終端ローラー固定軸
6 サイドフレーム
6a レール
6b ラック
7 ガイドフレーム
8 敷物
8a 使用中の敷物
11 棚
12 交換物揚上保持手段
13 機械的伝動(機動)移動手段
13a 中空軸モータ
13b チェン用スプロケット
13c チェン
14 動力装置
15 動力装置アーム
16 動力リンク
18 エア式ポータブル浴槽
20 ボトム前端昇降アーム
20a ボトム前端昇降アーム回転軸
20b 支持軸(ボトム前端昇降アーム支点)
25 前ボトム中間昇降アーム
25a 前ボトム中間昇降アーム回転軸
25b 支持軸(前ボトム中間昇降アーム支点)
30 ボトム後端昇降アーム
30a ボトム後端昇降アーム回転軸
30b ボトム後端昇降アーム軸
30c 連結部
35 後ボトム中間昇降アーム
35a 後ボトム中間昇降アーム回転軸
35b 後ボトム中間昇降アーム支点
50 前方傾斜ガイド
50a 上部ローラー
50b 支持軸(傾斜ガイド支点)
60 ガイドリンク
60c ガイドリンク前部連結部
60b ガイドリンク後部連結部
70 シート材
80a 前方床シート材
80b 後方床シート材
81a 前方巻取り・巻出し機
81b 後方巻取り・巻出し機
82a 固定具
82b 固定具

Claims (3)

  1. 床部分が、隣接する棒状体が相互に連結された棒状体群と、該相互に連結された棒状体群の両端に設けられた終端部とで形成され、該両終端部の間に、任意の開口を設けることができるとともに、これら相互に連結された棒状体群および終端部はそれぞれ連結方向に移動可能とされているベッド装置であって、棒状体と棒状体は、連結された棒状体群が水平位置より下方には湾曲不能で上方には湾曲可能に連結されており、棒状体群および両終端部の連結方向への移動を、両終端部をそれぞれ単独にまたは同調して移動可能とするとともに移動速度を調節可能とする動力源から機械的伝動移動手段を用いて行うもので、
    棒状体群および両終端部で形成された床部分の、両終端部はフレームの一部で支持され、棒状体群の両終端部に対向する床部分端部が端部昇降手段で支持され、該端部昇降手段により終端部を支点として床部分端部を昇降可能とするとともに、終端部と床部分端部の中間部を、床部分中間部昇降手段で昇降可能としており、
    端部昇降手段は、フレームに対し前後方向に移動可能に支持されている動力リンク(16)と、該動力リンク(16)とそれぞれリンク結合されたボトム前端昇降アーム、及び、ボトム後端昇降アームとを備え、
    床部分中間部昇降手段は、ボトム前端昇降アームとリンク結合された前ボトム中間昇降アームを備え、
    ボトム前端昇降アームは、動力リンク(16)が前方に移動したとき支持軸(20b)を支点として、時計方向に回転して立ち上り、
    前ボトム中間昇降アームは、動力リンク(16)が前方に移動したとき、ボトム前端昇降アームとリンクによって順次連結された前部ガイドリンク(60)及び前部傾斜ガイド(50)を介して、支持軸(25b)を支点として、時計方向に回転して立ち上げ状態となって、床部分に2段階の傾斜を持たせて、患者に上半身挙上伏臥位の姿勢を可能とし、
    ボトム後端昇降アームは、動力リンク(16)の後端部に設けられた長穴連結部に連結されていて、前端昇降アームが一定の背起し状態になって以降、同調して支持軸(30b)を支点として時計回りに下降して下脚下げ状態となる
    ことを特徴とするベッド装置。
  2. 床部分の下に準備した用具の端部を把持し、床部分の両終端部の間に設けた開口を通じて、床部分上に該用具の端部を移動させて保持する用具揚上保持手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載のベッド装置。
  3. 床部分の上部がシート状体である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のベッド装置。
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