JP4920277B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は情報処理装置に係り、特に、ライセンス情報により管理されるコンテンツの利用性を向上させることができるようにした情報処理装置に関する。
近年、ディジタル技術の発達により、インターネットなどのネットワークを介して携帯電話機や情報処理装置にディジタルコンテンツ(例えば、携帯電話機の着信メロディーや携帯電話機用のゲームなど)を提供することが可能となっている。
ディジタルコンテンツは、アナログのコンテンツと異なり、コンテンツの複製を何度繰り返してもその品質が劣化しないため、一旦市場にディジタルコンテンツが流通すると、コンテンツの著作権者の許可なく携帯電話機や情報処理装置などによりコンテンツを無断で複製するという不正利用が行われるおそれがある。
そこで、コンテンツ販売業者は、ディジタルコンテンツをユーザに販売する際、コンテンツの利用を許可するライセンス情報をユーザに付与することにより、ライセンス情報を保有しない他のユーザ(すなわち、コンテンツを正当な経路で購入していないユーザ)がコンテンツを不正に利用することを防止している。ここで、コンテンツ購入時にライセンス情報が付与されるコンテンツを、「ライセンス情報により管理されるコンテンツ」と定義する。
最近では、ライセンス情報により管理されるコンテンツの中には、月額数百円程度支払うことにより1ヶ月以内であれば無制限に利用することができるコンテンツだけでなく、携帯電話機や情報処理装置に用いられる壁紙や着信音などのように、ライセンス情報により使用期間や使用回数などが予め制限された著作権保護ファイル形式(OMA Separate Delivery形式)のコンテンツ(以下、「使用制限付きコンテンツ」という。)も販売されている。なお、使用回数が予め制限されている使用制限付きコンテンツの場合、使用期間が制限されている使用制限付きコンテンツとは異なり、壁紙や着信音には設定できない。
使用制限付きコンテンツの場合、予め設定された使用制限期間や使用制限回数が満了すると、そのコンテンツの利用が制限され、ユーザはコンテンツを利用すること(再生や表示すること)ができなくなる。
しかし、使用制限付きコンテンツのうち、例えばライセンス情報により使用期間が予め制限されたコンテンツの場合、ユーザの携帯電話機や情報処理装置に内蔵されたタイマとコンテンツ販売業者が運営するコンテンツサーバのタイマにずれが生じていると、ライセンス情報により使用制限期間を予め設定していても、設定された使用制限期間の満了時に正確にコンテンツの利用を制限することができなかった。
そこで、コンテンツ情報に予め利用期限と内部時計の時刻の差分情報を付与した上でクライアント装置に送信する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に提案されている方法によれば、コンテンツ配信時にコンテンツ提供者側とユーザ側の利用期限の認識を一致させ、コンテンツ配信後にデバイス内の時計にずれが生じた場合にも利用期限の経過を正確に判定することができる。これにより、コンテンツ提供者の所望するコンテンツ利用期限に、正確にコンテンツの利用を制限することができる。
特開2001−265662号公報
ところで、使用制限付きコンテンツの場合、使用制限期間や使用制限回数が満了すると、ユーザはそのコンテンツを利用することができなくなる。従って、ユーザが使用制限期間や使用制限回数が満了した使用制限付きコンテンツの更なる利用を所望する場合には、ユーザは、再度、コンテンツ販売業者から同じ使用制限付きコンテンツのライセンス情報を購入する必要がある。
しかし、ユーザは、通常、使用制限付きコンテンツを利用することができなくなったとき(再生や表示することできなくなったとき)に初めて、ライセンス情報により予め設定された使用制限期間や使用有制限回数などが満了したことを知る。すなわち、ライセンス情報により予め設定された使用制限期間や使用制限回数などが満了する前に、現在使用している使用制限付きコンテンツがいつ使用できなくなるかなどの使用状態を調べることは煩わしいものであるため、ユーザが使用制限付きコンテンツの使用状態を事前にチェックすることはほとんど行われていなかった。
そのため、ユーザが使用制限期間や使用制限回数が満了したコンテンツのその後の更なる利用を所望する場合、ユーザは、その使用制限付きコンテンツを利用することができなくなった後、再度、コンテンツ販売業者から同じコンテンツのライセンス情報を購入するようにしなければならず、ライセンス情報により予め設定された使用制限期間や使用制限回数などが満了する前に新たなライセンス情報を事前に購入することにより、使用制限付きコンテンツの使用制限期間や使用制限回数などを延長させることは困難であった。
一方、ユーザが使用制限期間や使用制限回数が満了した使用制限付きコンテンツとは異なる使用制限付きコンテンツのその後の利用を所望する場合でも、ユーザは、その使用制限付きコンテンツを利用することができなくなった後、その後利用を所望する使用制限付きコンテンツを決定し、別のコンテンツ販売業者が運営するコンテンツサーバからその使用制限付きコンテンツをライセンス情報とともに購入しなければならず、ユーザにとって大変煩わしいものであった。
このように、使用制限付きコンテンツを利用する場合、ライセンス情報により予め設定された使用制限期間や使用制限回数などが満了するまでの間に、ユーザが使用制限付きコンテンツの現在の使用状態を知ることは容易でないため、使用制限付きコンテンツの利用性が悪いという課題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされてものであり、ライセンス情報により管理される使用制限付きコンテンツの利用性を向上させることができる情報処理装置を提供することを目的としている。
願請求項1記載の発明の情報処理装置は、上述した課題を解決するために、使用制限付
きコンテンツを記憶する記憶手段と、前記使用制限付きコンテンツの使用状態の監視を開
始するか否かを判定する使用状態監視開始判定手段と、前記使用状態監視開始判定手段に
より前記使用制限付きコンテンツの使用状態の監視を開始すると判定された場合、前記使
用制限付きコンテンツに対応付けられたライセンス情報に含まれる使用制限情報に基づい
て、前記使用制限付きコンテンツの使用状態を判定する使用状態判定手段と、前記使用状
態判定手段により前記使用制限付きコンテンツの現在の使用状態が、前記使用制限付きコ
ンテンツを使用することができない使用不可状態、または、前記使用不可状態になる前の
予め設定された使用可状態であると判定された場合、前記使用制限付きコンテンツの使用
状態に関する使用状態関連情報を通知する通知手段と、開閉可能な筐体とを備え、前記使
用状態監視開始判定手段は、前記筐体が閉じた状態から開いた状態に変更されたと判定し
た場合、前記使用制限付きコンテンツの使用状態の監視を開始すると判定することを特徴
とする。
本発明によれば、ライセンス情報により管理される使用制限付きコンテンツの利用性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明を適用したネットワークシステム1の全体の構成を表している。
ネットワークシステム1には、通信サービスの提供エリアを所望の大きさに分割したセル内にそれぞれ固定無線局である基地局14−1乃至14−4が設置されている。これらの基地局14−1乃至14−4には、移動無線局であるカメラ付ディジタル携帯電話機15−1乃至15−4が例えばW-CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)と呼ばれる符号分割多元接続方式によって無線接続されており、例えば2[GHz]の周波数帯域を使用して最大2[Mbps]のデータ転送速度で大容量データを高速にデータ通信することができる。
このようにカメラ付ディジタル携帯電話機15−1乃至15−4は、W-CDMA方式によって大容量データを高速にデータ通信できることにより、音声通話だけでなく電子メールの送受信、簡易ホームページの閲覧、画像の送受信等の多種に及ぶデータ通信を実行できる。
また、基地局14−1乃至14−4は、有線回線を介して公衆回線網13に接続されており、公衆回線網13には、インターネットサービスプロバイダのアクセスサーバ12が接続されている。アクセスサーバ12には、ネットワーク11(例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、その他の各種のネットワークを含む)を介してコンテンツサーバ16−1乃至コンテンツサーバ16−nからなるコンテンツ提供装置17が接続される。
なお、カメラ付ディジタル携帯電話機15−1乃至15−4は、以下において、それぞれを個々に区別する必要がない場合、カメラ付ディジタル携帯電話機15と総称する。また、基地局14−1乃至14−4またはコンテンツサーバ16−1乃至コンテンツサーバ16−nも、以下において、それぞれを個々に区別する必要がない場合、基地局14またはコンテンツサーバ16と総称する。
図2は、図1のカメラ付ディジタル携帯電話機15の外観の構成を表している。なお、図2[A]は、カメラ付のディジタル携帯電話機15を約180度に開いたときの正面から見た外観の構成を表しており、図2[B]は、カメラ付のディジタル携帯電話機15を約180度に開いたときの側面から見た外観の構成を表している。
図2[A]と[B]に示されるように、カメラ付ディジタル携帯電話機15は、中央のヒンジ部31を境に第1の筐体32と第2の筐体33とで構成されており、ヒンジ部31を介して折り畳み可能に形成される。カメラ付ディジタル携帯電話機15の内部の所定の位置には、送受信用のアンテナ(後述する図4のアンテナ64)が設けられており、内蔵されたアンテナを介して基地局14との間で電波を送受信する。
第1の筐体32には、その正面に液晶ディスプレイ34が設けられており、電波の受信状態、電池残量、電話帳として登録されている相手先名や電話番号及び送信履歴等の他、電子メールの内容、簡易ホームページ、CCDカメラ(後述する図3のCCDカメラ40)で撮像した画像、外部のコンテンツサーバ16より受信したコンテンツ(使用制限つきコンテンツまたは使用制限のないコンテンツ)、メモリカード66に記憶されている(使用制限つきコンテンツまたは使用制限のないコンテンツ)を表示することができる。また、液晶ディスプレイ34の上部の所定の位置にはスピーカ35が設けられており、これにより、ユーザは音声通話することが可能である。
一方、第2の筐体33には、その表面に「0」乃至「9」の数字キー、発呼キー、リダイヤルキー、終話・電源キー、クリアキー、および電子メールキーなどの操作キー36が設けられており、操作キー36を用いて各種指示を入力することができる。
第2の筐体33には、操作キー36として上部に十字キーと確定キーが設けられており、ユーザが十字キーを上下左右方向に操作することにより当てられたカーソルを上下左右方向に移動させることができる。具体的には、液晶ディスプレイ34に表示されている電話帳リストや電子メールのスクロール動作、簡易ホームページのページ捲り動作および画像の送り動作などの種々の動作を実行する。
また、確定キーを押下することにより、種々の機能を確定することができる。例えば第2の筐体33は、ユーザによる十字キーの操作に応じて液晶ディスプレイ34に表示された電話帳リストの複数の電話番号の中から所望の電話番号が選択され、確定キーが第2の筐体33の内部方向に押圧されると、選択された電話番号を確定して電話番号に対して発呼処理を行う。
さらに、第2の筐体33には、十字キーと確定キーの左隣に電子メールキーが設けられており、電子メールキーが第2の筐体33の内部方向に押圧されると、メールの送受信機能を呼び出すことができる。十字キーと確定キーの右隣には、ブラウザキーが設けられており、Webなどに接続することができる。
また、第2の筐体33には、操作キー36の下部にマイクロフォン37が設けられており、マイクロフォン37によって通話時のユーザの音声を集音する。また、第2の筐体33には、カメラ付ディジタル携帯電話機の操作を行うサイドキー38が設けられている。
なお、第2の筐体33は、背面側に図示しないバッテリパックが挿着されており、終話・電源キーがオン状態になると、バッテリパックから各回路部に対して電力が供給されて動作可能な状態に起動する。
ところで、第2の筐体33には、第2の筐体33の下部の所定の位置に抜差自在なメモリカード(後述する図4のメモリカード66)を挿着するためのメモリカードスロット(図示せず)が設けられており、メモボタン(図示せず)が押下されるとメモリカードに通話中の相手の音声を記録したり、ユーザの操作に応じて電子メール、簡易ホームページ、CCDカメラで撮像した画像を記録することができる。
ここで、メモリカードは、フラッシュメモリカードの一種であり、小型薄型形状のプラスチックケース内に電気的に書換えや消去が可能な不揮発性メモリであるEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)の一種であるフラッシュメモリ素子を格納したものであり、10ピン端子を介して画像や音声、音楽等の各種データの書き込み及び読み出しが可能となっている。
また、メモリカードは、大容量化等による内蔵フラッシュメモリの仕様変更に対しても、使用する機器で互換性を確保することができる独自のシリアルプロトコルを採用し、高速性能を実現しているとともに、誤消去防止スイッチを設けて高い信頼性を確保している。
従って、カメラ付ディジタル携帯電話機15は、このようなメモリカードを挿着可能に構成されているために、メモリカードを介して他の電子機器との間でデータの共有化を図ることができる。
また、第1の筐体32と第2の筐体33の内部の所定の位置には、カメラ付ディジタル携帯電話機15の状態を検知するための磁気センサ39a、39b、39c、および39dが設けられる。これにより、カメラ付ディジタル携帯電話機15が現在のどのような状態であるかを検知することができる。
図3は、図1のカメラ付ディジタル携帯電話機15の外観の構成を表している。なお、図3[A]は、カメラ付のディジタル携帯電話機15を閉じたときの正面から見た外観の構成を表しており、図3[B]は、カメラ付のディジタル携帯電話機15を閉じたときの側面から見た外観の構成を表している。
第1の筐体32の上部には、CCDカメラ40が設けられており、これにより、所望の撮影対象を撮像することができる。CCDカメラ40の下部には、サブディスプレイ41が設けられており、現在のアンテナの感度のレベルを示すアンテナピクト、カメラ付のディジタル携帯電話機15の現在の電池残量を示す電池ピクト、現在の時刻などが表示される。
サブディスプレイ41の下部には、さらに、静電タッチパッド42が設けられている。静電タッチパッド42は、見かけ上一枚のタッチパッドになっているが、図示せぬセンサが複数個所に設けられており、ユーザがセンサの付近をタッチすると、センサがそれを検知し、巻戻し機能、早送り機能、音量ダウン動作、音量アップ動作、再生動作、および一時停止動作などが実行される。
図4は、カメラ付ディジタル携帯電話機15の内部の構成を表している。
図4に示されるように、カメラ付ディジタル携帯電話機15は、第1の筐体32及び第2の筐体33の各部を統括的に制御する主制御部51に対して、電源回路部52、操作入力制御部53、画像エンコーダ54、カメラインタフェース部55、LCD(Liquid Crystal Display)制御部56、多重分離部58、変復調回路部59、音声コーデック60、および記憶部67がメインバス61を介して互いに接続されるとともに、画像エンコーダ53、画像デコーダ57、多重分離部58、変復調回路部59、音声コーデック60、および記録再生部65が同期バス62を介して互いに接続されて構成されている。
電源回路部52は、ユーザの操作により終話・電源キーがオン状態にされると、バッテリパックから各部に対して電力を供給することによりカメラ付ディジタル携帯電話機15を動作可能な状態に起動する。
主制御部51は、CPU、ROM、およびRAMなどでからなり、種々の制御信号を生成し、各部に供給することによりカメラ付ディジタル携帯電話機15を統括的に制御する。なお、主制御部51には、現在の日付と時刻を正確に計測するタイマが内蔵されている。
カメラ付ディジタル携帯電話機15は、主制御部51の制御に基づいて、音声通話モード時にマイクロフォン37で集音した音声信号を音声コーデック60によってディジタル音声信号に変換、圧縮し、これを変復調回路部59でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部63でディジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施した後にアンテナ64を介して送信する。
また、カメラ付ディジタル携帯電話機15は、音声通話モード時にアンテナ64で受信した受信信号を増幅して周波数変換処理及びアナログディジタル変換処理を施し、変復調回路部59でスペクトラム逆拡散処理し、音声コーデック60によって伸張し、アナログ音声信号に変換した後、変換されたアナログ音声信号をスピーカ35を介して出力する。
さらに、カメラ付ディジタル携帯電話機15は、データ通信モード時に電子メールを送信する場合、操作キー36の操作によって入力された電子メールのテキストデータを操作入力制御部53を介して主制御部51に送出する。主制御部51は、テキストデータを変復調回路部59でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部63でディジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施した後にアンテナ64を介して基地局14へ送信する。
これに対してカメラ付ディジタル携帯電話機15は、データ通信モード時に電子メールを受信する場合、アンテナ64を介して基地局14から受信した受信信号を変復調回路部59でスペクトラム逆拡散処理して元のテキストデータを復元した後、LCD制御部56を介して液晶ディスプレイ34に電子メールとして表示する。
その後カメラ付ディジタル携帯電話機15は、ユーザの操作に応じて受信した電子メールを記録再生部65を介してメモリカード66に記録することも可能である。
カメラ付ディジタル携帯電話機15は、画像信号を送信しない場合には、CCDカメラ40で撮像した画像信号をカメラインタフェース部55及びLCD制御部56を介して液晶ディスプレイ34に直接表示する。
カメラ付ディジタル携帯電話機15は、データ通信モード時に画像信号を送信する場合、CCDカメラ40で撮像された画像信号をカメラインタフェース部55を介して画像エンコーダ54に供給する。
画像エンコーダ54は、CCDカメラ40から供給された画像信号を、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)4などの所定の符号化方式によって圧縮符号化することにより符号化画像信号に変換し、変換された符号化画像信号を多重分離部58に送出する。このとき同時にカメラ付ディジタル携帯電話機15は、CCDカメラ40で撮像中にマイクロフォン37で集音した音声を音声コーデック60を介してディジタルの音声信号として多重分離部59送出する。
多重分離部59は、画像エンコーダ54から供給された符号化画像信号と音声コーデック60から供給された音声信号とを所定の方式で多重化し、その結果得られる多重化信号を変復調回路部59でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部63でディジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施した後にアンテナ64を介して送信する。
これに対してカメラ付ディジタル携帯電話機15は、データ通信モード時に例えば簡易ホームページ等にリンクされた動画像ファイルのデータを受信する場合、アンテナ64を介して基地局14から受信した受信信号を変復調回路部59でスペクトラム逆拡散処理し、その結果得られる多重化信号を多重分離部58に送出する。
多重分離部58は、多重化信号を分離することにより符号化画像信号と音声信号とに分け、同期バス62を介して符号化画像信号を画像デコーダ57に供給すると共に音声信号を音声コーデック60に供給する。画像デコーダ57は、符号化画像信号をMPEG4などの所定の符号化方式に対応した復号化方式でデコードすることにより再生動画像信号を生成し、生成された再生動画像信号をLCD制御部56を介して液晶ディスプレイ34に供給し、これにより、例えば、簡易ホームページにリンクされた動画像ファイルに含まれる動画データが表示される。
このとき同時に音声コーデック60は、音声信号をアナログ音声信号に変換した後、これをスピーカ35に供給し、これにより、例えば、簡易ホームページにリンクされた動画像ファイルに含まる音声信号が再生される。この場合も電子メールの場合と同様にカメラ付ディジタル携帯電話機15は、受信した簡易ホームページ等にリンクされたデータをユーザの操作により記録再生部65を介してメモリカード66に記録することが可能である。
記憶部67は、コンテンツサーバ16からネットワーク11を介して送受信回路部63により受信された複数の使用制限付きコンテンツと、その使用制限付きコンテンツのライセンスデータを記憶し、必要に応じて記録再生部65に供給する。また、記憶部67は、使用制限付きコンテンツの名称、その使用制限付きコンテンツのライセンスデータに含まれる使用制限期間や使用制限回数などの使用制限情報、および使用制限付きコンテンツの現在の使用状態などが予め対応付けられて登録されているコンテンツ管理データベースを記憶し、適宜、コンテンツ管理データベースを更新する。
使用状態監視開始判定部68は、記憶部67に記憶されている使用制限付きコンテンツの現在の使用状態の監視を開始するか否かを判定し、判定結果に基づいて使用状態監視開始指示信号を生成し、主制御部51に供給する。
使用状態判定部69は、主制御部51から供給された使用状態判定開始制御信号に基づいて、記憶部67に記憶されている使用制限付きコンテンツのうち、ユーザにより使用するように予め設定されている使用制限付きコンテンツの現在の使用状態の判定を開始し、判定結果を主制御部51に供給する。
図5は、コンテンツサーバ16の構成を表している。
コンテンツサーバ16は、送受信部71、データ処理部72、コンテンツデータベース73、およびライセンスデータデータベース74により構成されている。
送受信部71は、カメラ付ディジタル携帯電話機15からネットワーク11を介してライセンス取得要求信号を受信し、データ処理部72に供給する。データ処理部72は、送受信部71から供給されたライセンス取得要求を解析し、その解析結果に基づいて、ライセンスデータデータベース74から対応するライセンスデータを読み出し、新たなライセンスデータを生成する。データ処理部72は、生成された新たなライセンスデータをライセンスデータデータベース74に供給するとともに、送受信部71に供給する。
コンテンツデータベース73には、コンテンツID、コンテンツの名称、およびコンテンツの内容が予め対応付けられて登録されている。
ライセンスデータデータベース74には、データ処理部172により生成されたライセンスデータ(例えば、管理番号、ユーザID、ライセンスID、コンテンツID、コンテンツの名称、使用制限情報などが予め対応付けたデータ)が登録されており、データ処理部72の指示に基づいて、適宜、登録されているライセンスデータをデータ処理部72に供給する。
次に、図6のフローチャートを参照して、図4のカメラ付ディジタル携帯電話機15における使用状態監視処理について説明する。
ステップS1において、主制御部51は、ユーザが操作キー36を操作することにより使用制限付きコンテンツが予め壁紙(待ち受け画面用の壁紙)や着信音などに設定されているか否かを判定し、ユーザが操作キー36を操作することにより使用制限付きコンテンツが予め壁紙や着信音などに設定されていると判定するまで待機する。
ステップS1においてユーザが操作キー36を操作することにより使用制限付きコンテンツが予め壁紙や着信音などに設定されていると判定された場合、使用状態監視開始判定部68はステップS2で、主制御部51の制御に従い、使用制限付きコンテンツの現在の使用状態の監視を開始するか否かの判定を開始し、磁気センサ39aと磁気センサ39dとによる検知に基づいてカメラ付ディジタル携帯電話機15の状態が閉じた状態から開いた状態に変更されたか否かを判定する。
なお、ステップS1の処理よりも前に、ユーザが操作キー36を操作することにより使用制限付きコンテンツが予め壁紙に設定されている場合、図7に示されるように、液晶ディスプレイ34に予め設定されている使用制限付きコンテンツが壁紙として表示されている。また、ステップS1の処理よりも前に、ユーザが操作キー36を操作することにより使用制限付きコンテンツが予め着信音に設定されている場合、他のユーザが保有するカメラ付ディジタル携帯電話機15から着信があったとき、予め着信音に設定されている使用制限付きコンテンツが記憶部67から読み出され、着信音として用いられる(具体的には、読み出された着信音としての使用制限付きコンテンツが音声コーデック60にてディジタル信号からアナログ信号に変換され、変換されたアナログ信号がスピーカ35から出力される)場合もある。
ステップS2においてカメラ付ディジタル携帯電話機15の状態が閉じた状態から開いた状態に変更されたと判定された場合、使用状態監視開始判定部68は、使用状態判定開始指示信号を生成し、主制御部51に供給する。ステップS3において、主制御部51は、使用状態監視開始判定部68から供給された使用状態判定開始指示信号に基づいて、使用制限付きコンテンツの現在の使用状態の判定を開始する使用状態判定開始制御信号を生成し、使用状態判定部69に供給する。その後、処理はステップS4に進み、使用状態判定処理が実行される。この使用状態判定処理の詳細は、図8のフローチャートに示されている。
図8のフローチャートを参照して、図4のカメラ付ディジタル携帯電話機15における使用状態判定処理の詳細について説明する。
ステップS11において、使用状態判定部69は、主制御部51から供給された使用状態判定開始制御信号に基づいて使用制限付きコンテンツの現在の使用状態の判定を開始し、まず、主制御部51に内蔵されているタイマから現在の日付と正確な時刻を読み出すとともに、記憶部67に記憶されているコンテンツ管理データベースを読み出す。
図9は、記憶部67に記憶されているコンテンツ管理データベースの構成例を表している。
図9のコンテンツ管理データベースの第1列目乃至第6列目には、「設定」欄、「コンテンツの名称」欄、「使用制限情報」欄、「使用可能回数」欄、「使用状態」欄、および「使用状態通知時期」欄が設けられており、それぞれの欄に、カメラ付ディジタル携帯電話機15において使用制限付きコンテンツが用いられる設定(用途)、ユーザがコンテンツ販売業者のコンテンツサーバ16から購入した使用制限付きコンテンツの名称、使用制限付きコンテンツのライセンスデータに含まれる使用の制限情報、使用回数が制限された使用制限付きコンテンツの残りの使用可能な回数、直近の使用状態判定処理において判定された使用制限付きコンテンツの使用状態、および、ユーザにより予め使用制限付きコンテンツごとに設定された使用制限付きコンテンツの使用状態を通知する時期が登録される。
図9の第1行目の場合、「設定」欄には「壁紙」が登録されており、カメラ付ディジタル携帯電話機15において使用制限付きコンテンツが用いられる設定(用途)が「壁紙」であることを示している。「コンテンツの名称」欄には「コンテンツA」が登録されており、ユーザがコンテンツ販売業者のコンテンツサーバ16から購入した使用制限付きコンテンツの名称が「コンテンツA」であることを示している。「使用制限情報」欄には例えば「2月28日18時00分」が登録されており、使用制限付きコンテンツのライセンスデータに含まれる使用の制限情報が「2月28日18時00分」であること(すなわち、この使用制限付きコンテンツは2月28日18時00分まで使用することができること)を示している。「使用可能回数」欄には「/」が登録されており、使用回数が制限された使用制限付きコンテンツではないため、使用可能回数はないことを示している。「使用状態」欄には「使用可状態」が登録されており、直近の使用状態判定処理において判定された使用制限付きコンテンツの使用状態が「使用可状態」であること(すなわち、直近の使用状態判定処理においては、使用制限付きコンテンツを使用することができる使用可状態であると判定されたこと)を示している。「使用状態通知時期」欄には例えば「2月26日18時00分」が登録されており、ユーザにより予め使用制限付きコンテンツごとに設定された使用制限付きコンテンツの使用状態を通知する時期が「2月26日18時00分」であることを示している。
なお、図9の第1行目の場合、「使用状態通知時期」欄には「2月26日18時00分」が登録されており、コンテンツAの使用制限情報が「2月28日18時00分」であることから、ユーザは、コンテンツAの使用状態を使用できなくなる2日前以降に通知するように予め設定している。勿論、ユーザは、使用状態通知時期を好みで設定することができる。例えば、使用制限付きコンテンツが使用できなくなる2日前、24時間前、および18時間前以降などに使用制限付きコンテンツの使用状態を通知するように設定することができる。また、通知する日時を「2月26日20時00分」といったように直接設定することができる。
図9の第2行目の場合、「設定」欄には「着信音」が登録されており、カメラ付ディジタル携帯電話機15において使用制限付きコンテンツが用いられる設定(用途)が「着信音」であることを示している。「コンテンツの名称」欄には「コンテンツB」が登録されており、ユーザがコンテンツ販売業者のコンテンツサーバ16から購入した使用制限付きコンテンツの名称が「コンテンツB」であることを示している。「使用制限情報」欄には例えば「3月5日3時30分」が登録されており、使用制限付きコンテンツのライセンスデータに含まれる使用の制限情報が「3月5日3時30分」であること(すなわち、この使用制限付きコンテンツは3月5日3時30分まで使用することができること)を示している。「使用可能回数」欄には「/」が登録されており、使用回数が制限された使用制限付きコンテンツではないため、使用可能回数はないことを示している。「使用状態」欄には「使用可状態」が登録されており、直近の使用状態判定処理において判定された使用制限付きコンテンツの使用状態が「使用可状態」であること(すなわち、直近の使用状態判定処理においては、使用制限付きコンテンツを使用することができる使用可状態であると判定されたこと)を示している。「使用状態通知時期」欄には例えば「3月3日9時00分」が登録されており、ユーザにより予め使用制限付きコンテンツごとに設定された使用制限付きコンテンツの使用状態を通知する時期が「3月3日9時00分」であることを示している。
なお、図9の第2行目の場合、「使用状態通知時期」欄には「3月3日9時00分」が登録されており、コンテンツAの使用制限情報が「3月5日3時30分」であることから、ユーザは、コンテンツAの使用状態を使用できなくなる1日と18時間30分前以降に通知するように予め設定している。
図9の第3行目の場合、「設定」欄には「未設定」が登録されており、カメラ付ディジタル携帯電話機15において使用制限付きコンテンツが用いられる設定(用途)が「未設定」であること(すなわち、カメラ付ディジタル携帯電話機15において使用制限付きコンテンツが用いられる設定(用途)がされていないこと)を示している。「コンテンツの名称」欄には「コンテンツC」が登録されており、ユーザがコンテンツ販売業者のコンテンツサーバ16から購入した使用制限付きコンテンツの名称が「コンテンツC」であることを示している。「使用制限情報」欄には例えば「10回」が登録されており、使用制限付きコンテンツのライセンスデータに含まれる使用の制限情報が「10回」であること(すなわち、この使用制限付きコンテンツは10回まで使用することができること)を示している。「使用可能回数」欄には例えば「3回」が登録されており、使用回数が制限された使用制限付きコンテンツの残りの使用可能な回数が「3回」であることを示している。「使用状態」欄には「使用可状態」が登録されており、直近の使用状態判定処理において判定された使用制限付きコンテンツの使用状態が「使用可状態」であること(すなわち、直近の使用状態判定処理においては、使用制限付きコンテンツを使用することができる使用可状態であると判定されたこと)を示している。「使用状態通知時期」欄には例えば「2回」が登録されており、ユーザにより予め使用制限付きコンテンツごとに設定された使用制限付きコンテンツの使用状態を通知する時期が「2回」であること(すなわち、ユーザにより予め使用制限付きコンテンツごとに設定された使用制限付きコンテンツの使用状態を通知する時期が、使用回数が制限された使用制限付きコンテンツの残りの使用可能な回数が「2回」になったときであること)を示している。
なお、図9の第3行目の場合、「使用状態通知時期」欄には「2回」が登録されており、コンテンツCの使用制限情報が「10回」であることから、ユーザは、コンテンツCの使用状態が残り2回使用できる使用可状態になったとき通知するように予め設定している。
図9のコンテンツ管理データベースの第4行目と第5行目についても同様であり、その説明は繰り返しになるので省略する。
ステップS12において、使用状態判定部69は、読み出された現在の日付と正確な時刻とコンテンツ管理データベースを参照して、購入した使用制限付きコンテンツの使用状態を判定する。
具体的には、現在の日付と正確な時刻が例えば「3月1日14時16分」であるとき、図9の第1行目の例の場合、「使用制限情報」欄に登録されている使用制限情報が「2月28日18時00分」であることから、現在の使用状態が使用制限付きコンテンツを使用することができない使用不可状態であると判定される。
一方、図9の第2行目の例の場合、「使用制限情報」欄に登録されている使用制限情報が「3月5日3時30分」であることから、現在の使用状態が使用制限付きコンテンツを使用することができる用可状態であると判定される。
使用状態判定部69は、その判定結果を主制御部31に供給する。
ステップS13において、主制御部51は、使用状態判定部69から供給された判定結果を取得し、取得された判定結果に基づき、記憶部67を制御し、記憶部67に記憶されているコンテンツ管理データベースを更新させる。記憶部67は、主制御部51の制御に従い、記憶されているコンテンツ管理データベースを更新する。
例えば、現在の日付と正確な時刻が「3月1日14時16分」であるとき、図9の第1行目について現在の使用状態が使用制限付きコンテンツを使用することができない使用不可状態であると判定されることから、記憶部67に記憶されているコンテンツ管理データベースは図10に示されるように更新される。図10のコンテンツ管理データベースにおいては、図9のコンテンツ管理データベースの第1行目の「使用状態」欄に登録されている「使用可状態」が「使用不可状態」に更新されている。
ステップS14において、使用状態判定部69は、購入したすべての使用制限付きコンテンツについて判定処理を行ったか否かを判定する。
ステップS14において購入したすべての使用制限付きコンテンツについて判定処理を行っていないと判定された場合、処理はステップS12に戻り、ステップS12以降の処理が繰り返される。これにより、記憶部67に記憶されているすべての使用制限付きコンテンツの現在の使用状態を判定することができる。
ステップS14において購入したすべての使用制限付きコンテンツについて判定処理を行ったと判定された場合、使用状態判定部69はステップS15で、記憶部67に記憶されている更新された後のコンテンツ管理データベースを読み出し、読み出された更新された後のコンテンツ管理データベースを参照して、ユーザにより予め用途(例えば、壁紙や着信音など)が設定されている使用制限付きコンテンツの現在の使用状態が、使用制限付きコンテンツを使用することができない使用不可状態であるか否かを判定する。
具体的には、図10の場合、着信音に設定されている使用制限付きコンテンツ(コンテンツB)の使用状態は「使用不可状態」ではない(「使用可状態」である)が、少なくとも1つの予め用途が設定されているコンテンツAの使用状態が「使用不可状態」であることから、ユーザにより予め用途が設定されている使用制限付きコンテンツの現在の使用状態は、使用制限付きコンテンツを使用することができない使用不可状態であると判定される。
ステップS15においてユーザにより予め用途が設定されている使用制限付きコンテンツの現在の使用状態が使用制限付きコンテンツを使用することができない使用不可状態であると判定された場合、使用状態判定部69は、その判定結果を主制御部51に供給する。ステップS16において、主制御部51は、使用状態判定部69から供給された判定結果を取得し、取得された判定結果に基づき、LCD制御部56を制御し、例えば、図11に示されるような使用状態通知ダイアログ81を液晶ディスプレイ34に表示させる。
図11の使用状態通知ダイアログ81は、メッセージ表示欄82、およびコマンドを表示するコマンド表示欄83とコマンド表示欄84を有する。
図11の例の場合、メッセージ表示欄82には、メッセージとして「現在○○に設定されているコンテンツは使用できません。詳細なコンテンツ管理情報を表示しますか?」が表示される。これにより、ユーザは、壁紙や着信音などに設定されている使用制限付きコンテンツが現在使用できず、これ以降の処理により、詳細なコンテンツ管理情報を表示させることができることが分かる。
コマンド表示欄83とコマンド表示欄84は、それぞれ、「Yes」と「No」というコマンドのアイコンを有している。ユーザは、操作キー36を操作することにより、コマンド表示欄83の「Yes」のコマンドアイコンを選択し、詳細なコンテンツ管理情報表示処理の開始を指令することができる。また、ユーザは、操作キー36を操作することにより、コマンド表示欄84の「No」のコマンドアイコンを選択し、詳細なコンテンツ管理情報表示処理をキャンセルすることができる。
ここで、図11の使用状態通知ダイアログ81など(後述する報知音なども含まれる)のように、ユーザに通知(提供)される、コンテンツ販売業者のコンテンツサーバ16から購入した使用制限付きコンテンツの使用状態に関する情報を「使用状態関連情報」と定義する。
ステップS17において、主制御部51は、図11の使用状態通知ダイアログ81に基づいて、ユーザが操作キー36を操作してコマンド表示欄83の「Yes」のアイコンを選択することにより、詳細なコンテンツ管理情報の表示が指示されたか否かを判定する。
ユーザが操作キー36を操作することによりコマンド表示欄83の「Yes」のアイコンを選択した場合、ステップS17で主制御部51は、ユーザが操作キー36を操作してコマンド表示欄83の「Yes」のアイコンを選択することにより詳細なコンテンツ管理情報の表示が指示されたと判定する。
一方、ユーザが操作キー36を操作することによりコマンド表示欄84の「No」のアイコンを選択した場合、ステップS17で主制御部51は、ユーザが操作キー36を操作してコマンド表示欄83の「Yes」のアイコンを選択することにより詳細なコンテンツ管理情報の表示が指示されていないと判定する。
ステップS17においてユーザが操作キー36を操作してコマンド表示欄83の「Yes」のアイコンを選択することにより詳細なコンテンツ管理情報の表示が指示されていないと判定された場合、主制御部51はステップS18で、更新されたコンテンツ管理データベースを参照して、予め用途(壁紙や着信音など)が設定されている使用制限付きコンテンツのうち、使用できないものがあるか否かを判定する。
具体的には、図10の例の場合、着信音に設定されている使用制限付きコンテンツ(コンテンツB)の使用状態は「使用不可状態」ではない(「使用可状態」である)が、壁紙に設定されている使用制限付きコンテンツ(コンテンツA)の使用状態が「使用不可状態」であることから、ユーザにより予め用途が設定されている使用制限付きコンテンツの現在の使用状態は、予め用途(壁紙や着信音など)が設定されている使用制限付きコンテンツのうち、使用できないものがあると判定される。
ステップS18において予め用途(壁紙や着信音など)が設定されている使用制限付きコンテンツのうち使用できないものがあると判定された場合、主制御部51はステップS19で、記憶部67に記憶されているデフォルト設定を読み出し、読み出されたデフォルト設定を使用する。具体的には、予め用途が設定されている使用制限付きコンテンツのうち使用できないものが壁紙に設定されていた使用制限付きコンテンツである場合、主制御部51は、記憶部67に記憶されている、カメラ付ディジタル携帯電話機15の液晶ディスプレイ34に壁紙として表示される使用制限のないデフォルトの壁紙のデータを読み出し、LCD制御部56を制御し、読み出された使用制限のないデフォルトの壁紙を液晶ディスプレイ34に表示させる。
また、予め用途が設定されている使用制限付きコンテンツのうち使用できないものが着信音に設定されていた使用制限付きコンテンツである場合、主制御部51は、例えば、記憶部67に記憶されている、カメラ付ディジタル携帯電話機15の着信音として用いられる使用制限のないデフォルトの着信音(音声信号)に基づいて着信音を設定する。これにより、他のユーザが保有するカメラ付ディジタル携帯電話機15から着信があったとき、使用制限のないデフォルトの着信音が用いられる。
その結果、ユーザは、使用制限付きコンテンツが使用できなくなった場合であって、使用できなくなった使用制限付きコンテンツの再度の使用を所望しないとき、例えば、カメラ付ディジタル携帯電話機15の液晶ディスプレイ34に使用制限のないデフォルトの壁紙を表示させることができる。従って、ライセンス情報により管理される使用制限付きコンテンツの利用性を向上させることができる。
ステップS18において予め用途(壁紙や着信音など)が設定されている使用制限付きコンテンツのうち使用できないものはないと判定された場合、ステップ19の処理はスキップされ、使用状態判定処理は終了し、その後、図6のステップS1に戻り、ステップS1以降の処理が繰り返される。
ステップS17においてユーザが操作キー36を操作することによりコマンド表示欄83の「Yes」のアイコンが選択されたと判定された場合、主制御部51はステップS20で、記憶部67に記憶されている更新された後のコンテンツ管理データベースを読み出し、LCD制御部56を制御し、図12に示されるように、読み出されたコンテンツ管理データベースに基づいてコンテンツ管理テーブル84を液晶ディスプレイ34に表示させる。
図12は、図4の液晶ディスプレイ34に表示されるコンテンツ管理テーブル84の表示例を表している。なお、図12の第1列目と第2列目の「設定」と「コンテンツの名称」は、図9のコンテンツ管理データベースの第1列目と第2列目の「設定」欄と「コンテンツの名称」欄に登録される内容と同様であり、その説明は繰り返しになるので省略する。
図12の第3列目には、「現在の使用状態」が記載されており、使用制限付きコンテンツの現在の使用状態を示している。
図12の第1行目の場合、「設定」は「壁紙」であり、カメラ付ディジタル携帯電話機15において使用制限付きコンテンツが用いられる設定(用途)が「壁紙」であることを示している。「コンテンツの名称」は「コンテンツA」であり、ユーザがコンテンツ販売業者のコンテンツサーバ16から購入した使用制限付きコンテンツの名称が「コンテンツA」であることを示している。「現在の使用状態」は「使用不可状態」であり、使用制限付きコンテンツの現在の使用状態が「使用不可状態」であること(すなわち、使用制限付きコンテンツの現在の使用状態が使用することができない使用不可状態であること)を示している。
図12の第2行目の場合、「設定」は「着信音」であり、カメラ付ディジタル携帯電話機15において使用制限付きコンテンツが用いられる設定(用途)が「着信音」であることを示している。「コンテンツの名称」は「コンテンツB」であり、ユーザがコンテンツ販売業者のコンテンツサーバ16から購入した使用制限付きコンテンツの名称が「コンテンツB」であることを示している。「現在の使用状態」は「使用可状態」であり、使用制限付きコンテンツの現在の使用状態が「使用可状態」であり、3月5日3時30分まで使用できること(すなわち、使用制限付きコンテンツの現在の使用状態が使用することができる使用可状態であること)を示している。
図12のコンテンツ管理テーブル84の第3行目乃至第5行目についても同様であり、その説明は繰り返しになるので省略する。
本発明の実施形態に示されたカメラ付ディジタル携帯電話機15においては、記憶部67に記憶されている使用制限付きコンテンツの現在の使用状態を表示するようにしたので、ユーザに使用制限付きコンテンツの現在の使用状態を通知することができる。
これにより、ユーザは、購入した使用制限付きコンテンツの現在の使用状態を容易に知ることができる。従って、ライセンス情報に管理されている使用制限付きコンテンツの利用性を向上させることができる。
図8に戻り、ユーザからの操作キー36の操作により、図示せぬカーソルが液晶ディスプレイ34の表示画面の各行、例えば、図12の第1行目(「壁紙」、「コンテンツA」、および「使用不可状態」が表示されている行)に位置されると、その行はフォーカス状態となる。ユーザによりさらに操作キー36が第2の筐体33の内部方向に押圧されると(クリックされると)、ステップS21において、主制御部51は、LCD制御部56を制御し、図13[A]または[B]に示されるようなライセンス購入ダイアログ85を液晶ディスプレイ34に表示させる。
図13[A]または[B]のライセンス購入ダイアログ85は、メッセージ表示欄86、およびコマンドを表示するコマンド表示欄87とコマンド表示欄88を有する。
図13A]または[B]の例の場合、メッセージ表示欄86には、例えば「コンテンツAは、2月28日18時00分まで使用できます。残り使用可能期間が少なくなっております。新たなライセンスを購入しますか?」、または、「コンテンツAは月28日18時00分で使用期間が切れました。現在使用できません。新たなライセンスを購入しますか?」というメッセージが表示される。これにより、ユーザに、購入した使用制限付きコンテンツの使用制限情報(いつまで使用できるかなどの情報)を通知し、残り使用可能期間が少なくなったとき、あるいは使用制限付きコンテンツが使用できなくなったときに、使用ができなくなった使用制限付きコンテンツの新たなライセンスの購入、あるいは他の使用制限付きコンテンツの購入を促すことができる。その結果、ユーザは、購入した使用制限付きコンテンツの使用制限情報を知ることができ、これ以降の処理により、使用ができなくなった使用制限付きコンテンツの新たなライセンスを購入することができることが分かる。従って、ライセンス情報に管理される使用制限付きコンテンツの利用性を向上させることができる。
コマンド表示欄87とコマンド表示欄88は、それぞれ、「Yes」と「No」というコマンドのアイコンを有している。ユーザは、操作キー36を操作することにより、コマンド表示欄88の「No」のコマンドアイコンを選択し、ライセンス購入処理をキャンセルすることができる。また、ユーザは、操作キー36を操作することにより、コマンド表示欄87の「Yes」のコマンドアイコンを選択し、ライセンス購入処理の開始を指令することができる。
なお、ユーザからの操作キー36の操作により、図示せぬカーソルが液晶ディスプレイ34の表示画面の各行、例えば、図12の第3行目(「未設定」、「コンテンツC」、および「使用可状態(残り3回)」が表示されている行)に位置され、第2の筐体33の内部方向に押圧されると(クリックされると)、主制御部51は、LCD制御部56を制御し、図14に示されるようなライセンス購入ダイアログ85を液晶ディスプレイ34に表示させる。
図14の例の場合、メッセージ表示欄86には、メッセージとして「コンテンツCは、10回使用できます。残りの使用回数は3回です。新たなライセンスを購入しますか?」が表示される。これにより、ユーザに、購入した使用制限付きコンテンツの使用制限情報(あと何回使用できるかなどの情報)を通知し使用制限付きコンテンツの新たなライセンスの購入、あるいは他の使用制限付きコンテンツの購入を促すことができる。その結果、ユーザは、これ以降の処理により、使用制限付きコンテンツの新たなライセンスを購入することができ、コンテンツCの使用を延長可能であることが分かる。従って、ライセンス情報に管理される使用制限付きコンテンツの利用性を向上させることができる。
ステップS22において、主制御部51は、図13のライセンス購入ダイアログ85に基づいて、ユーザが操作キー36を操作してコマンド表示欄87の「Yes」のコマンドアイコンを選択することにより、新たなライセンスを購入するとの指示がなされたか否かを判定する。
ユーザが操作キー36を操作することによりコマンド表示欄87の「Yes」のアイコンを選択した場合、ステップS22で主制御部51は、ユーザが操作キー36を操作してコマンド表示欄87の「Yes」のコマンドアイコンを選択することにより新たなライセンスを購入するとの指示がなされたと判定する。
一方、ユーザが操作キー36を操作することによりコマンド表示欄88の「No」のアイコンを選択した場合、ステップS22で主制御部51は、ユーザが操作キー36を操作してコマンド表示欄87の「Yes」のコマンドアイコンを選択することにより新たなライセンスを購入するとの指示がなされていないと判定する。
ステップS22においてユーザが操作キー36を操作してコマンド表示欄87の「Yes」のコマンドアイコンを選択することにより新たなライセンスを購入するとの指示がなされていないと判定された場合、処理はステップS18に進み、ステップS18以降の処理が繰り返される。具体的には、予め用途が設定されている使用制限付きコンテンツのうち、使用できないものがある場合、記憶部67に記憶されているデフォルト設定が読み出され、読み出されたデフォルト設定が使用される。
これにより、ユーザは、使用制限付きコンテンツが使用できなくなった場合であって、使用できなくなった使用制限付きコンテンツの新たなライセンスを購入して再度使用したいとまでは強く所望しないとき、新たなライセンスを購入することなく、カメラ付ディジタル携帯電話機15の液晶ディスプレイ34に使用制限のないデフォルトの壁紙を表示させることができる。従って、ライセンス情報により管理されている使用制限付きコンテンツの利用性を向上させることができる。
ステップS22においてユーザが操作キー36を操作してコマンド表示欄87の「Yes」のコマンドアイコンを選択することにより新たなライセンスを購入するとの指示がなされたと判定された場合、主制御部51はステップS23で、変復調回路部59を制御し、ネットワーク11を介してコンテンツサーバ16に接続させる。
その後、カメラ付ディジタル携帯電話機15は、ネットワーク11を介してコンテンツサーバ16に接続され、コンテンツサーバ16で運営されるホームページがカメラ付ディジタル携帯電話機15の液晶ディスプレイ34に表示される。ユーザは、液晶ディスプレイ34に表示されているコンテンツサーバ16のホームページ上で、使用ができなくなった使用制限付きコンテンツの新たなライセンスを購入する操作を行う。
具体的には、使用制限付きコンテンツのライセンス情報に含まれる使用制限情報が使用制限期間であった場合、新たに購入するライセンス情報に含まれる使用制限期間(例えば、10日など)を決定する操作を行う。
ステップS24において、主制御部51は、記憶部67に記憶されている使用制限付きコンテンツのライセンスデータを読み出し、読み出された使用制限付きコンテンツのライセンスデータと、ユーザが操作キー36を操作することにより入力された入力データに基づいて、図15に示されるようなライセンス取得要求91を生成する。
図15のライセンス取得要求91の第1列目乃至第4列目には、「ユーザID」、「ライセンスID」、「コンテンツID」、「コンテンツの名称」および「取得要求使用情報」が記述されている。
「ユーザID」は、コンテンツサーバ16におけるユーザの識別番号を示しており、新たにライセンスデータを購入する使用制限付きコンテンツの購入時、あるいは以前の他の使用制限付きコンテンツの購入時においてコンテンツ販売業者のコンテンツサーバ16から付与されたユーザIDであり、記憶部67に記憶されているライセンスデータに含まれている。
「ライセンスID」は、使用制限付きコンテンツのライセンスデータに付与されたライセンスの識別番号を示しており、使用制限付きコンテンツの購入時においてコンテンツ販売業者のコンテンツサーバ16から付与されたライセンスIDであり、記憶部67に記憶されているライセンスデータに含まれている。
「コンテンツID」は、コンテンツサーバ16における使用制限付きコンテンツの識別番号を示しており、使用制限付きコンテンツの購入時においてコンテンツ販売業者のコンテンツサーバ16から付与されたコンテンツIDであり、記憶部67に記憶されているライセンスデータに含まれている。
「コンテンツの名称」は、コンテンツサーバ16において販売されている使用制限付きコンテンツの名称を示しており、ユーザがコンテンツ販売業者のコンテンツサーバ16から購入した使用制限付きコンテンツの名称であり、記憶部67に記憶されているライセンスデータに含まれている。
「取得要求使用情報」は、液晶ディスプレイ34に表示されているコンテンツ販売業者のコンテンツサーバ16のホームページ上で、ユーザが操作キー36を操作することにより取得要求した使用制限付きコンテンツの使用情報を示している。
図15の例の場合、「ユーザID」は「000011」であり、コンテンツサーバ16におけるユーザの識別番号が「000011」であることを示している。「ライセンスID」は「112000」であり、使用制限付きコンテンツのライセンスデータに付与されたライセンスの識別番号が「112000」であることを示している。「コンテンツID」は「000125」であり、コンテンツサーバ16における使用制限付きコンテンツの識別番号が「000125」であることを示している。「取得要求使用情報」は「10日」であり、液晶ディスプレイ34に表示されているコンテンツ販売業者のコンテンツサーバ16のホームページ上でユーザが操作キー36を操作することにより取得要求した使用制限付きコンテンツの使用期間が「10日」であることを示している。
ステップS25において、主制御部51は、生成されたライセンス取得要求を変復調回路部59に供給する。変復調回路部59は、主制御部51から供給されたライセンス取得要求をスペクトラム拡散処理し、送受信回路部63に供給する。送受信回路部63は、変復調回路部59から供給されたライセンス取得要求にディジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施した後にアンテナ64を介してコンテンツサーバ16に送信する。
ステップS26において、カメラ付ディジタル携帯電話機15の送受信回路部63は、コンテンツサーバ16からネットワーク11を介して新たなライセンスデータを受信し、変復調回路部59に供給する。変復調回路部59は、送受信回路部63から供給された新たなライセンスデータをスペクトラム逆拡散処理し、記憶部67に供給する。
ステップS27において、記憶部67は、変復調回路部59から供給された新たなライセンスデータを取得し、取得された新たなライセンスデータに基づいて、例えば、図16に示されるようにコンテンツ管理データベースを更新する。
図16のコンテンツ管理データベースにおいては、図10のコンテンツ管理データベースの第1行目の「使用制限情報」欄に登録されている「2月28日18時00分」が例えば「3月11日14時30分」に更新され、図10のコンテンツ管理データベースの第1行目の「使用状態」欄に登録されている「使用不可状態」が「使用可状態」に更新され、図10のコンテンツ管理データベースの第1行目の「使用状態通知時期」欄に登録されている「2月26日18時00分」が「3月9日14時33分」に更新される。
ステップS28において、主制御部51は、記憶部67に記憶されている新たにライセンスが購入された予め用途(壁紙や着信音など)が設定されている使用制限付きコンテンツを読み出し、使用する。具体的には、新たにライセンスを購入した使用制限付きコンテンツが予め壁紙に設定されている場合、液晶ディスプレイ34に新たにライセンスを購入した使用制限付きコンテンツが壁紙として表示される。また、新たにライセンスを購入した使用制限付きコンテンツが予め着信音に設定されている場合、他のユーザが保有するカメラ付ディジタル携帯電話機15から着信があったとき、新たにライセンスを購入した使用制限付きコンテンツが記憶部67から読み出され、着信音として用いられる。
これにより、ユーザは、使用制限付きコンテンツが使用できなくなった場合であって、使用できなくなった使用制限付きコンテンツの再度の使用を強く所望するとき、使用できなくなった使用制限付きコンテンツの新たなライセンスを購入することにより、例えば、液晶ディスプレイ34にその使用制限付きコンテンツを壁紙として表示することができる。従って、ライセンス情報により管理されている使用制限付きコンテンツの利用性を向上させることができる。
ステップS15においてユーザにより予め用途が設定されている使用制限付きコンテンツの現在の使用状態が使用制限付きコンテンツを使用することができない使用不可状態ではないと判定された場合(すなわち、ユーザにより予め用途が設定されている使用制限付きコンテンツの現在の使用状態が使用制限付きコンテンツを使用することができる使用可状態であると判定された場合)、使用状態判定部69はステップS29で、読み出された現在の日付と正確な時刻と更新された後のコンテンツ管理データベースを参照して、ユーザにより予め用途が設定されている使用制限付きコンテンツの現在の使用状態が、使用制限付きコンテンツを使用することができない使用不可状態になる前の予め設定された所定の使用可状態である(すなわち、ユーザにより予め用途が設定されている使用制限付きコンテンツの現在の使用状態が使用状態通知時期の時刻または回数を越えている)か否かを判定する。
例えば、ステップS11乃至S14の処理により更新されたコンテンツ管理データベースが、図17に示されるようなコンテンツ管理データベースである場合、現在の日付と正確な時刻が例えば「3月1日14時16分」であるとき、図17の第2行目の着信音として設定されている使用制限付きコンテンツ(コンテンツB)の「使用状態通知時期」欄に登録されている使用通知時期は「3月3日9時00分」であるが、図17の第1行目の壁紙として設定されている使用制限付きコンテンツ(コンテンツA)の「使用状態通知時期」欄に登録されている使用通知時期が「3月1日14時05分」であることから、ユーザにより予め用途が設定されている使用制限付きコンテンツの現在の使用状態が、使用制限付きコンテンツを使用することができない使用不可状態になる前の予め設定された所定の使用可状態であると判定される。
ステップS29において現在の使用状態が使用制限付きコンテンツを使用することができない使用不可状態になる前の予め設定された所定の使用可状態であると判定された場合、処理はステップS16に進み、その後、ステップS16以降の処理が繰り返される。なお、この場合、ステップS16の処理において、図18に示されるような使用状態通知ダイアログ81が表示される。
図18の例の場合、メッセージ表示欄82には、メッセージとして「現在○○に設定されているコンテンツは使用できます。詳細なコンテンツ管理情報を表示しますか?」が表示される。これにより、ユーザは、これ以降の処理により、詳細なコンテンツ管理情報を表示させることができることが分かる。
これにより、購入した使用制限付きコンテンツが使用できなくなる前に、使用制限付きコンテンツの現在の使用状態をユーザに通知することができる。その結果、ユーザは、購入した使用制限付きコンテンツが使用できなくなる前に、使用制限付きコンテンツの現在の使用状態を知ることができ、新たなライセンスを購入することにより使用期間や使用回数を延長させたり、あるいは、他の使用制限付きコンテンツの購入を検討することができる。従って、ライセンス情報により管理される使用制限付きコンテンツの利用性を向上させることができる。
ステップS29において現在の使用状態が使用制限付きコンテンツを使用することができない使用不可状態になる前の予め設定された所定の使用可状態ではないと判定された場合(すなわち、現在の使用状態が、使用制限付きコンテンツを使用することができない使用不可状態になる前の予め設定された所定の使用可状態より前であると判定された場合)、処理は図6のステップS1に戻り、その後、ステップS2以降の処理が繰り返される。
図6に戻り、ステップS2においてカメラ付ディジタル携帯電話機15の状態が閉じた状態から開いた状態に変更されていないと判定された場合、使用状態監視開始判定部68はステップS5で、ユーザが操作キー36を操作することにより操作キー36のいずれかの操作キーが押下されたか否かを判定する。
ステップS5においてユーザが操作キー36を操作することにより操作キー36のいずれかの操作キーが押下されたと判定された場合、処理はステップS3に進み、ステップS3以降の処理が繰り返される。すなわち、主制御部51において、使用状態判定開始制御信号が生成され、使用状態判定処理が実行される。
ステップS5においてユーザが操作キー36を操作することにより操作キー36のいずれかの操作キーが押下されていないと判定された場合、使用状態監視開始判定部68はステップS6で、他のユーザが保有するカメラ付ディジタル携帯電話機15からの着信やユーザにより予め設定されたアラームなど割り込みイベントが発生したか否かを判定する。
ステップS6において割り込みイベントが発生したと判定された場合、処理はステップS3に進み、ステップS3以降の処理が繰り返される。すなわち、主制御部51において、使用状態判定開始制御信号が生成され、使用状態判定処理が実行される。
ステップS6において割り込みイベントが発生していないと判定された場合、使用状態監視開始判定部68はステップS7で、カメラ付ディジタル携帯電話機15の省電力モード状態(液晶ディスプレイ34の電源がOFFの状態)が解除されたか否かを判定する(すなわち、液晶ディスプレイ34の電源がOFFの状態である省電力モード状態から液晶ディスプレイ34の電源がONの状態になされたか否かを判定する)。
ステップS7においてカメラ付ディジタル携帯電話機15の省電力モード状態が解除されたと判定された場合、処理はステップS3に進み、ステップS3以降の処理が繰り返される。すなわち、主制御部51において、使用状態判定開始制御信号が生成され、使用状態判定処理が実行される。
ステップS7においてカメラ付ディジタル携帯電話機15の省電力モード状態が解除されていないと判定された場合、処理はステップS1に戻り、ステップS1以降の処理が繰り返される。
本発明の実施形態に示されたカメラ付ディジタル携帯電話機15においては、図6のステップS4の使用状態判定処理を行う前に、ステップS2およびステップS5乃至S7において購入した使用制限付きコンテンツの現在の使用状態をユーザに通知するにあたり好適な状況であるか否かを判定する使用状態監視開始判定処理を行うようにしたので、購入した使用制限付きコンテンツの現在の使用状態をユーザに的確にタイミングよく通知することができるとともに、使用状態判定処理を行うことによる消費電力を軽減することができる。
次に、図19のフローチャートを参照して、図8のステップS25のライセンス取得要求送信処理に対応する、コンテンツサーバ16のライセンスデータ配信処理について説明する。
ステップS31において、送受信部71は、カメラ付ディジタル携帯電話機15からネットワーク11を介してライセンス取得要求91を受信し、データ処理部72に供給する。ステップS32において、データ処理部72は、ライセンスデータデータベース74に管理されているライセンスデータデータベースを読み出す。
図20は、ライセンスデータデータベース74に管理されているライセンスデータデータベースの構成例を表している。なお、図20の第2列目、第4列目乃至第7列目の「ユーザID」欄、「ライセンスID」欄、「コンテンツID」欄、「コンテンツの名称」欄、および「使用制限情報」欄に登録される内容は、図15のライセンス取得要求91の第1列目乃至第3列目の「ユーザID」、「ライセンスID」、および「コンテンツID」と、図9のコンテンツ管理データベースの第2列目と第3列目の「コンテンツの名称」欄および「使用制限情報」欄に登録される内容と同様であり、その説明は繰り返しになるので省略する。
図20の第1列目と第3列目には、「管理番号」欄および「ユーザ名」欄が設けられており、それぞれの欄には、コンテンツサーバ16における管理の番号、コンテンツ販売業者のコンテンツサーバ16から使用制限付きコンテンツを購入したユーザの名前が登録される。
図20の第1行目の場合、「管理番号」欄には例えば「0001」が登録されており、コンテンツサーバ16における管理の番号が「0001」であることを示している。「ユーザID」欄には例えば「000005」が登録されており、コンテンツサーバ16におけるユーザの識別番号が「000005」であることを示している。「ユーザ名」欄には例えば「青木太郎」が登録されており、コンテンツ販売業者のコンテンツサーバ16から使用制限付きコンテンツを購入したユーザの名前が「青木太郎」であることを示している。「ライセンスID」欄には「000138」と「000098」が登録されており、使用制限付きコンテンツのライセンスデータに付与されたライセンスの識別番号が「000138」と「000098」であることを示している。「コンテンツID」欄には「000038」と「000101」が登録されており、コンテンツサーバ16における使用制限付きコンテンツの識別番号が「000038」と「000101」であることを示している。「コンテンツの名称」欄には「コンテンツA」と「コンテンツP」が登録されており、ユーザがコンテンツ販売業者のコンテンツサーバ16から購入した使用制限付きコンテンツの名称が「コンテンツA」と「コンテンツP」であることを示している。「使用制限情報」欄には「3月20日12時30分」と「10回」が登録されており、使用制限付きコンテンツのライセンスデータに含まれる使用の制限情報が「3月20日12時30分」と「10回」であることを示している。
図20の第2行目の場合、「管理番号」欄には例えば「0002」が登録されており、コンテンツサーバ16における管理の番号が「0002」であることを示している。「ユーザID」欄には例えば「000011」が登録されており、コンテンツサーバ16におけるユーザの識別番号が「000011」であることを示している。「ユーザ名」欄には例えば「山田花子」が登録されており、コンテンツ販売業者のコンテンツサーバ16から使用制限付きコンテンツを購入したユーザの名前が「山田花子」であることを示している。「ライセンスID」欄には「112000」が登録されており、使用制限付きコンテンツのライセンスデータに付与されたライセンスの識別番号が「112000」であることを示している。「コンテンツID」欄には「000125」が登録されており、コンテンツサーバ16における使用制限付きコンテンツの識別番号が「000125」であることを示している。「コンテンツの名称」欄には「コンテンツA」が登録されており、ユーザがコンテンツ販売業者のコンテンツサーバ16から購入した使用制限付きコンテンツの名称が「コンテンツA」であることを示している。「使用制限情報」欄には「2月28日18時00分」が登録されており、使用制限付きコンテンツのライセンスデータに含まれる使用の制限情報が「2月28日18時00分」であることを示している。
ステップS33において、データ処理部72は、読み出されたライセンスデータデータベース74に管理されているライセンスデータデータベースを参照して、送受信部71から供給されたライセンス取得要求91を解析する。具体的には、ライセンス取得要求に含まれるユーザID、ライセンスID、コンテンツID、およびコンテンツの名称に基づいて、ライセンス取得要求91を送信してきたユーザを認証するとともに、ライセンス取得要求91に含まれる取得要求使用情報が「10日」であることを解析する。
ステップS34において、データ処理部72は、解析結果に基づいて、図21に示されるような新たなライセンスデータを生成する。
図21のライセンスデータの場合、「管理番号」は例えば「0002」であり、コンテンツサーバ16における管理の番号が「0002」であることを示している。「ユーザID」は例えば「000011」であり、コンテンツサーバ16におけるユーザの識別番号が「000011」であることを示している。「ライセンスID」は「112000」であり、使用制限付きコンテンツのライセンスデータに付与されたライセンスの識別番号が「112000」であることを示している。「コンテンツID」は「000125」であり、コンテンツサーバ16における使用制限付きコンテンツの識別番号が「000125」であることを示している。「コンテンツの名称」は「コンテンツA」であり、ユーザがコンテンツ販売業者のコンテンツサーバ16から購入した使用制限付きコンテンツの名称が「コンテンツA」であることを示している。「使用制限情報」は「3月11日14時30分」であり、使用制限付きコンテンツのライセンスデータに含まれる使用の制限情報が「3月11日14時30分」であることを示している。
データ処理部72は、生成された新たなライセンスデータをライセンスデータデータベース74に供給するとともに、送受信部71に供給する。
ステップS35において、ライセンスデータデータベース74は、データ処理部72から供給された新たなライセンスデータを取得し、取得された新たなライセンスデータに基づいて、図22に示されるようにライセンスデータデータベースを更新する。
図22の場合、第2行目の「ライセンスID」欄に登録されていた「112000」が「112001」に更新され、「使用制限情報」欄に登録されていた「2月28日18時00分」が「3月11日14時30分」に更新される。
ステップS36において、送受信部71は、データ処理部72から供給された新たなライセンスデータを取得し、取得された新たなライセンスデータをネットワーク11を介してカメラ付ディジタル携帯電話機15に送信する。
なお、本発明の実施形態に示されたカメラ付ディジタル携帯電話機15においては、ユーザに使用制限付きコンテンツの現在の使用状態に関する使用状態関連情報を通知する場合、使用状態通知ダイアログ81(図11と図18)やコンテンツ管理テーブル84(図12)などを表示することにより通知するようにしたが、そのような場合に限られず、例えば、ポップアップ画面を表示することによりユーザに通知してもよいし、予め記憶部67に記憶されている使用制限付きコンテンツの現在の使用状態に応じた報知音を発生することにより通知するようにしてもよい。
また、本発明の実施形態に示されたカメラ付ディジタル携帯電話機15においては、ユーザがコンテンツ販売業者のコンテンツサーバ16から購入した使用制限付きコンテンツの管理を、記憶部67におけるコンテンツ管理データベースで行うようにしているが、このような場合に限られず、記憶部67に記憶されている使用制限付きコンテンツライセンスデータごとに管理するようにしてもよい。
なお、本発明は、携帯電話機以外にも、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ、その他の情報処理装置にも適用することができる。
また、本発明の実施形態では、フローチャートのステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理の例を示したが、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別実行される処理をも含むものである。
本発明を適用したネットワークシステムの全体の構成を示す概略図。 図1のカメラ付ディジタル携帯電話機を約180度に開いたときの正面と側面から見た外観の構成を示す図。 図1のカメラ付のディジタル携帯電話機を閉じたときの正面と側面から見た外観の構成を示す図。 図1のカメラ付のディジタル携帯電話機の内部の構成を示すブロック図。 図1のコンテンツサーバの内部の構成を示すブロック図。 図4のカメラ付のディジタル携帯電話機における使用状態監視処理を説明するフローチャート。 図4の液晶ディスプレイに表示される使用制限付きコンテンツの表示例を示す図。 図6のステップS4における使用状態判定処理の詳細を説明するフローチャート。 図4の記憶部に記憶されているコンテンツ管理データベースの構成例を示す図。 図4の記憶部に記憶されているコンテンツ管理データベースの他の構成例を示す図。 図4の液晶ディスプレイに表示される使用状態通知ダイアログの表示例を示す図。 図4の液晶ディスプレイに表示されるコンテンツ管理テーブルの表示例を示す図。 図4の液晶ディスプレイに表示されるライセンス購入ダイアログの表示例を示す図。 図4の液晶ディスプレイに表示されるライセンス購入ダイアログの他の表示例を示す図。 図4の主制御部において生成されるライセンスデ取得要求の構成例を示す図。 図4の記憶部に記憶されているコンテンツ管理データベースの他の構成例を示す図。 図4の記憶部に記憶されているコンテンツ管理データベースの他の構成例を示す図。 図4の液晶ディスプレイに表示される使用状態通知ダイアログの他の表示例を示す図。 図5のコンテンツサーバにおけるコンテンツ配信処理を説明するフローチャート。 図5のライセンスデータデータベースに管理されているライセンスデータデータベースの構成例を示す図。 図5のデータ処理部において生成されるライセンスデータの構成例を示す図。 図5のライセンスデータデータベースに管理されているライセンスデータデータベースの他の構成例を示す図。
符号の説明
1 ネットワークシステム
11 ネットワーク
12 アクセスサーバ
13 公衆回線網
14−1乃至14−4 基地局
15−1乃至15−4 カメラ付のディジタル携帯電話機
16−1乃至16−4 コンテンツサーバ
17 コンテンツ提供装置
31 ヒンジ
32 第1の筐体
33 第2の筐体
34 液晶ディスプレイ
35 スピーカ
36 操作キー
37 マイクロフォン
38 サイドキー
39a乃至39d 磁気センサ
40 CCDカメラ
41 サブディスプレイ
42 静電タッチパッド
51 主制御部
52 電源回路
53 操作入力制御部
54 画像エンコーダ
55 カメラI/F部
56 LCD制御部
57 画像デコーダ
58 多重分離部
59 変復調回路部
60 音声コーデック
61 メインバス
62 同期バス
63 送受信回路部
64 アンテナ
65 記録再生部
66 メモリカード
67 記憶部
68 使用状態監視開始判定部
69 使用状態判定部
71 送受信部
72 データ処理部
73 コンテンツデータベース
74 ライセンスデータデータベース

Claims (4)

  1. 使用制限付きコンテンツを記憶する記憶手段と、
    前記使用制限付きコンテンツの使用状態の監視を開始するか否かを判定する使用状態監視
    開始判定手段と、
    前記使用状態監視開始判定手段により前記使用制限付きコンテンツの使用状態の監視を開
    始すると判定された場合、前記使用制限付きコンテンツに対応付けられたライセンス情報
    に含まれる使用制限情報に基づいて、前記使用制限付きコンテンツの使用状態を判定する
    使用状態判定手段と、
    前記使用状態判定手段により前記使用制限付きコンテンツの現在の使用状態が、前記使用
    制限付きコンテンツを使用することができない使用不可状態、または、前記使用不可状態
    になる前の予め設定された使用可状態であると判定された場合、前記使用制限付きコンテ
    ンツの使用状態に関する使用状態関連情報を通知する通知手段と、
    開閉可能な筐体とを備え、
    前記使用状態監視開始判定手段は、前記筐体が閉じた状態から開いた状態に変更されたと
    判定した場合、前記使用制限付きコンテンツの使用状態の監視を開始すると判定すること
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 使用制限付きコンテンツを記憶する記憶手段と、
    前記使用制限付きコンテンツの使用状態の監視を開始するか否かを判定する使用状態監視
    開始判定手段と、
    前記使用状態監視開始判定手段により前記使用制限付きコンテンツの使用状態の監視を開
    始すると判定された場合、前記使用制限付きコンテンツに対応付けられたライセンス情報
    に含まれる使用制限情報に基づいて、前記使用制限付きコンテンツの使用状態を判定する
    使用状態判定手段と、
    前記使用状態判定手段により前記使用制限付きコンテンツの現在の使用状態が、前記使用
    制限付きコンテンツを使用することができない使用不可状態、または、前記使用不可状態
    になる前の予め設定された使用可状態であると判定された場合、前記使用制限付きコンテ
    ンツの使用状態に関する使用状態関連情報を通知する通知手段と、
    表示部と
    前記表示部に対して省電力モード状態を設定および解除する省電力手段とを備え、
    前記使用状態監視開始判定手段は、省電力手段により前記表示部の省電力モード状態が解
    除されたと判定した場合、前記使用制限付きコンテンツの使用状態の監視を開始すると判
    定することを特徴とする情報処理装置。
  3. 使用制限付きコンテンツを記憶する記憶手段と、
    外部から着信があった場合の着信音または待ち受け画面に前記使用制限付きコンテンツを
    設定し、外部から着信があった場合または待ち受け画面の表示時に前記使用制限付きコン
    テンツを再生する再生手段と、
    前記着信音または待ち受け画面に設定された前記使用制限付きコンテンツの使用状態が、
    前記使用制限付きコンテンツを使用することができない使用不可状態、または、前記使用
    不可状態になる前の予め設定された使用可状態であると判定された場合、前記使用制限付
    きコンテンツの使用状態に関する使用状態関連情報を通知する通知手段と、
    開閉可能な筐体とを備え、
    前記通知手段は、前記筐体が閉じた状態から開いた状態に変更された場合、前記使用制限
    付きコンテンツが使用不可状態、または使用可能状態であるかを判定することを特徴とす
    る情報処理装置。
  4. 使用制限付きコンテンツを記憶する記憶手段と、
    外部から着信があった場合の着信音または待ち受け画面に前記使用制限付きコンテンツを
    設定し、外部から着信があった場合または待ち受け画面の表示時に前記使用制限付きコン
    テンツを再生する再生手段と、
    前記着信音または待ち受け画面に設定された前記使用制限付きコンテンツの使用状態が、
    前記使用制限付きコンテンツを使用することができない使用不可状態、または、前記使用
    不可状態になる前の予め設定された使用可状態であると判定された場合、前記使用制限付
    きコンテンツの使用状態に関する使用状態関連情報を通知する通知手段と、
    表示部と
    前記表示部に対して省電力モード状態を設定および解除する省電力手段とを備え、
    前記通知手段は、省電力手段により前記表示部の省電力モード状態が解除された場合、前
    記使用制限付きコンテンツが使用不可状態、または使用可能状態であるかを判定すること
    を特徴とする情報処理装置。
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