JP4919860B2 - ガス分析装置及び基板処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、試料を吸着させた基板の温度を上昇させ、試料から脱離する気体分子を検出する昇温脱離ガス分析装置、並びに酸化珪素の膜を含む基板を基板処理する基板処理装置に関する。
昇温脱離ガス分析法は、試料の温度を上昇させたときに脱離する気体分子を検出し、気体分子の数を試料の温度の関数として求める分析方法である。例えば、試料である薄膜が基板であるSiウェハに吸着されている場合、薄膜とSiウェハとの結合エネルギを知るために昇温脱離ガス分析法が用いられる。
図12は、従来の昇温脱離ガス分析装置を示す。試料mを吸着させた基板Wは、測定チャンバ51内の載置台51aに載せられる。載置台51a上の基板Wはランプなどの加熱源を用いて加熱される。試料mを吸着させた基板Wの温度が上昇することで、気体分子が試料mから脱離する。脱離する気体分子は、四重極質量分析計などの質量分析計52で分析される。質量分析計52は、真空中において気体分子の数を計測する機器である(例えば特許文献1参照)。
試料mを吸着させた基板Wの温度と、試料mから発生する気体分子の数との関係を求めると、試料mと基板Wとの結合エネルギが何度のときに切れるかがわかる。例えば、SiウェハとSiウェハ上に堆積する薄膜との結合エネルギが何度で切れて、薄膜が気体分子となってSiウェハから脱離するかがわかる。
特開2005−83887号公報
従来のガス分析装置にあっては、試料mの温度は載置台51aに埋め込まれた熱電対53で間接的に測定されていた。しかし、質量分析計52で気体分子を検出するためには、分析対象となる気体分子以外を検出しないように測定チャンバ51内を高真空にする必要がある。高真空下では載置台51aと基板Wとの間は熱伝達しにくいので、基板Wを昇温させながら動的な計測をする場合、載置台51aの温度と基板Wの温度とは同一にはならない。しかも、載置台51aと基板Wとの熱容量が異なる場合は、基板Wの温度変化が載置台51aの温度変化に追随しない。このため、昇温速度を複数回変えて計測するような場合は、熱電対53の指示値と試料の温度とは全く異なった振る舞いをする。
つまり、試料mの温度が重要なパラメータであるのにもかかわらず、従来のガス分析装置においては、試料mの温度ではなく、載置台51aの温度を測定していた。高真空下の分析になるので、載置台51aと基板Wとの間の熱伝達は悪く、載置台51aの温度がそのまま試料mの温度にはならない。その結果、得られるデータの安定性や再現性が悪くなる。
そこで、本発明は、試料の温度を正確に測定することができるガス分析装置を提供することを目的とする。
ところで、基板Wに成膜された酸化珪素の膜をエッチングする装置として、プラズマを使用せずに酸化珪素の膜を反応性ガスにさらして除去するエッチング装置が知られている。図13に示されるように、このエッチング装置においては、酸化珪素の膜を、ハロゲン元素を含むガス及び塩基性ガスと化学反応させるCOR(Chemical Oxide Removal)処理装置56と、反応生成物を加熱して気化させ、Siウェハから除去するPHT(Post Heat Treatment)処理装置57と、を備える。ハロゲン元素を含むガスは、例えばフッ化水素ガス(HF)であり、塩基性ガスは、例えばアンモニアガス(NH)である。フッ化水素ガス(HF)及びアンモニアガス(NH)を酸化珪素(SiO)と反応させると、反応生成物としてフルオロケイ酸アンモニウム((NHSiF)が生成される。COR処理の後、PHT処理において、反応生成物を吸着させたSiウェハを加熱すると、反応生成物が基板Wから昇華し、結果的に酸化珪素の膜がエッチングされる。
従来のエッチング装置においては、反応生成物が昇華し終わったかどうか、すなわちエンドポイントは、PHT処理を行う時間から経験的に定められていた。しかし、PHT処理を行う時間のみからエンドポイントを認識するのでは、膜の状態を検出している訳ではないので、エンドポイントを正確に認識しているということができない。
そこで、本発明の他の目的は、酸化珪素の膜を除去するエッチング装置において、膜の状態を検出してエンドポイントを正確に認識することができるエッチング装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、試料を吸着させた基板が載せられる載置部を有する測定容器と、前記測定容器内を減圧する減圧手段と、前記載置部上の試料を吸着させた基板を加熱する加熱手段と、前記測定容器内に挿入され、温度が上昇することによって脱離する試料の気体分子を検出する質量分析計と、試料を吸着させた基板の光学的厚さを検出する干渉計を利用して、試料を吸着させた基板の温度を計測する温度計測システムと、を備えるガス分析装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のガス分析装置において、前記基板はSiウェハであり、前記試料はSiウェハ上に形成された膜であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のガス分析装置において、前記質量分析計は、四重極質量分析計であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載のガス分析装置において、前記干渉計は、干渉性の低い性質の光源を利用した低コヒーレンス干渉計であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載のガス分析装置において、前記測定容器には、前記測定容器の外側と前記測定容器の内側との間で光を透過させる窓が設けられ、前記干渉計は、前記窓を通して試料を吸着させた基板に光を照射することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、酸化珪素の膜を含む基板を、ハロゲン元素を含むガス及び塩基性ガスにさらし、酸化珪素の膜とハロゲン元素を含むガス及び塩基性ガスとを化学反応させて、酸化珪素の膜を反応生成物に変質させる化学反応処理装置と、反応生成物を加熱して気化させ、基板から除去する熱処理装置と、を備える基板処理装置において、前記熱処理装置は、反応生成物を含む基板が載せられる載置部を有する処理容器と、前記処理容器内を減圧する減圧手段と、前記載置部上の前記基板を加熱する加熱手段と、前記処理容器内に挿入され、温度が上昇することによって脱離する反応生成物の気体分子を検出する質量分析計と、前記基板の光学的厚さを検出する干渉計を利用して、前記基板の温度を計測する温度計測システムと、を備えることを特徴とする基板処理装置である。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の基板処理装置において、前記質量分析計と前記温度計測システムの検出・計測結果に基づいて前記熱処理装置の熱処理の終点を検出することを特徴とする。
試料の温度は基板の温度と同じである。干渉計を利用して、試料を吸着させた基板の温度を計測することで、試料の正確な温度を知ることができる。その結果、昇温速度やピーク温度を正確に求めることが可能になり、正しい解析が可能になる。
また、反応生成物の温度を正確に計測しながら、昇華する反応生成物を検出することで、PHT処理のエンドポイントを正確に認識することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態に係るガス分析装置を説明する。図1は、ガス分析装置の全体の概略構成図を示す。図1において、符号Wは、試料としての薄膜mを吸着させた基板としてのSiウェハWである。SiウェハWは、測定チャンバ1内の載置台1a上に載せられる。
測定チャンバ1の底部には、排気口1bが設けられる。排気口1bには排気管2を介して減圧手段である真空ポンプ3が接続される。測定チャンバ1中の気体は真空ポンプ3によって排気される。測定チャンバ1内の圧力は、例えば10-3Pa程度の高真空に保たれる。
測定チャンバ1は、図示しない真空引き可能なロードロックチャンバに接続される。測定チャンバ1とロードロックチャンバとの間にはゲートバルブが設けられる。SiウェハWは、ロードロックチャンバを経由して測定チャンバ1の載置台1aに移載される。
載置台1a上のSiウェハWは、加熱手段であるハロゲンランプから照射される赤外線によって加熱される。図2は、加熱機構の一例の概略図を示す。ハロゲンランプ4は内面がミラーになったラグビーボール型の集光器5内に置かれる。集光器5は二つの焦点を持っており、ハロゲンランプ4は一方の焦点に配置される。集光器5の長軸方向に透明な石英柱6が挿入されており、石英柱6の端がもう一方の焦点に配置される。ハロゲンランプ4から出た赤外線は集光して石英柱6に入る。石英柱6に入光した赤外線は、石英柱6の中を全反射しながら、石英柱6のもう一方の端に向かって進む。これにより、赤外線は真空外にある集光器5から真空の測定チャンバ1内へ導入される。石英柱6内を進んだ光は、石英柱6の上部に設置された載置台1aに導かれる。この載置台1aも透明な石英製である。赤外線は載置台1aを通過し、載置台1a上に置かれたSiウェハWに照射される。載置台1a上のSiウェハWは赤外線を吸収することで、温度上昇する。なお、ハロゲンランプ4を測定チャンバ1内に配置し、ハロゲンランプ4から直接的にSiウェハWに赤外線を照射してもよい。
図1に示されるように、測定チャンバ1内に質量分析計8が挿入される。図3は、質量分析計8の原理図を示す。質量分析計8は、2種類以上の気体が混合された状態において、それぞれの気体が示す分圧を測定する。質量分析計8はイオン源8a、分析部8bおよび検出部8cの3つの要素から構成される。気体分子をイオン源8aでイオン化し、生成されたイオンを検出部8cで捕集する。分析部8bは、電場や磁場を用いて特定の質量電荷比(m/q)を持つイオンのみを通過させる。例えば窒素分子の質量(分子量)は28であり、一酸化炭素分子の質量(分子量)も28である。質量分析計8では質量を分離するだけであるから、窒素分子と一酸化炭素分子を区別することはできない。しかし、発生する気体分子はあらかじめわかっているので、質量から気体分子を特定することができる。
分析部8bの形式には、四重極型が用いられる。図4に示されるように、四重極型の分析部は4本の電極である。電極には、Uという直流電圧と±Vcos(wt)という交流が併せて印加される。図4では左側がイオン源8aであり、電極に囲まれた空間を通り抜けたイオンを右側の検出部8cで捕集する。分析部8bの形式には、四重極型の他に、磁場偏向型、オメガトロンを使用してもよい。
図1に示されるように、測定チャンバ1の上部には、測定チャンバ1の外側から測定チャンバ1の内側のSiウェハWを視ることができる窓1cが設けられる。窓1cには、SiウェハWの光路長(光学的厚さ)を検出する低コヒーレンス干渉計を利用して、SiウェハWの温度を計測する温度計測システム11,16が設けられる。
図5は、光干渉計を用いた温度計測システムの原理図を示す。この図5においては、Siウェハの位置とフォトダイオード(PD)の位置が逆さまに示されている。光源12には、干渉性の低い性質のSLD(Super Luminescent Diode)が用いられる。SLD以外に、ハロゲンランプ、自然光、LED、ASE(Amplified Spontaneous Emission)光源、SC(Super Continuum)光源が用いられてもよい。光源12からの光はハーフミラー13に照射される。ハーフミラー13は、光源12からの光を参照ミラー14へ照射する参照光と、SiウェハWへ照射する測定光とに分ける。ハーフミラー13の替わりに光ファイバカプラ15(図6参照)を用いてもよい。
参照ミラー14は、参照光の光路長を変化させることができるように、参照光の方向に移動できる。参照ミラー14はステッピングモータなどのモータによって移動される。参照ミラー14の移動量・移動速度は、モータ制御装置によって制御される。参照ミラーの移動量は、レーザ干渉計などで計測される。レーザ干渉計が計測した参照ミラーの移動量のデータは、パソコンなどの温度制御部16(図1参照)に送られる。
温度測定を行う際、参照ミラー14を移動させると、SiウェハWの表面の反射光と参照ミラー14の反射光の光路長が一致したときに、強い干渉が生じる。受光器であるフォトダイオード17(photodiode)は、この光の干渉を計測し、干渉のデータを温度制御部16に送る。さらに参照ミラー14を移動させると、SiウェハWの裏面の反射光と参照ミラー14の反射光の光路長が一致したときにも、強い干渉が生じる。
図6は、参照ミラー14の移動距離と光の干渉の強さとの関係を示す。SiウェハWの表面側と裏面側で二回強い干渉が生ずるのがわかる。一回目の干渉が生じてから二回目の干渉が生じるまでの参照ミラー14の移動距離(この例では2.8mm)がSiウェハWの光路長(光学的厚さ)である。
図7のグラフに示されるように、温度とSiウェハWの屈折率、温度とSiウェハWの膨張率とは比例関係にある。光路長=厚さ×屈折率で表されるので、温度と光路長とも比例関係にある。SiウェハWの場合、光路長は約0.2μm/℃の割合で変化する。温度変化が生ずると、光路長が変化するので、図6に示される干渉波形のピーク位置がずれる。干渉波形のピーク位置のずれ量を計測することで、SiウェハWの温度を知ることができる。
なお、薄膜mはSiウェハWに吸着されるので、薄膜mの温度はSiウェハWの温度と同じである。SiウェハWの温度を計測することで、薄膜mの温度を計測することができる。ただし、薄膜mの光路長を計測することも可能であるから、薄膜mの光路長から薄膜mの温度を測定してもよい。
以下に上記ガス分析装置を用いたガス分析方法について説明する。まず、SiウェハWをロードロックチャンバの搬送アームに載せた後、ロードロックチャンバを排気して、ロードロックチャンバの圧力を高真空にする。この状態でロードロックチャンバと測定チャンバ1との間に設けられたゲートバルブを開け、搬送アームを移動させてSiウェハWを測定チャンバ1の載置台1a上に移載する。
薄膜mを吸着させたSiウェハWを加熱すると、温度上昇によって薄膜mの気体分子がSiウェハWから脱離する。気体分子は、測定チャンバ1に挿入される質量分析計8によって検出される。そして、薄膜mの温度は上記温度計測システムによって直接的に計測される。このため、薄膜mの温度を上昇させたときに脱離する気体分子の数を薄膜mの温度の関数として正確に求めることができる。測定の終わったSiウェハWは、導入と逆の手順で取り出される。
図8は、本発明の一実施形態におけるエッチング装置21を示す。エッチング装置21は、酸化珪素の膜を有するSiウェハをエッチングする。酸化珪素の膜は、自然酸化膜でもよい。エッチング装置は、酸化珪素の膜を、ハロゲン元素を含むガス及び塩基性ガスにさらし、酸化珪素の膜とハロゲン元素を含むガス及び塩基性ガスとを化学反応させて、酸化珪素の膜を反応生成物に変質させるCOR(Chemical Oxide Removal)処理装置(化学反応処理装置)22と、反応生成物を加熱して気化させ、基板から除去するPHT(Post Heat Treatment)処理装置(熱処理装置)23と、を備える。
COR処理装置22において使用されるハロゲン元素を含むガスは、例えばフッ化水素ガス(HF)であり、塩基性ガスは、例えばアンモニアガス(NH)である(図13参照)。フッ化水素ガス(HF)及びアンモニアガス(NH)から固体のNH4xが生成される。NH4xを酸化珪素(SiO)と反応させると、NH4x+SiO→(NHSiFの反応式から、反応生成物として固体のフルオロケイ酸アンモニウム((NHSiF)が生成される。その後、PHT処理においてSiウェハを加熱すると、反応生成物がSiウェハから昇華し、結果的にSiウェハ上の酸化珪素の膜がエッチングされる。
PHT処理装置23は、図示しない真空引き可能な共通搬送室に接続され、COR処理装置22にも接続される。COR処理装置22と共通搬送室はPHT処理装置23を真中にはさむように配置される。PHT処理装置とCOR処理装置22及び共通搬送室との間には、ゲートバルブが設けられる。共通搬送室には、搬送アームが設けられる。
図9は、COR処理装置22を示す。SiウェハWは処理チャンバ25内に収容される。処理チャンバ25内には、SiウェハWを略水平に保持する載置台25aが設けられている。載置台25aには、SiウェハWの温度を調節する温度調節手段が設けられる。処理チャンバ25の側方には、SiウェハWを処理チャンバ25内に搬出入するための搬出入口が設けられ、この搬出入口にゲートバルブが設けられる。
処理チャンバ25には、フッ化水素ガス(HF)を供給する供給路27と、アンモニアガス(NH)を供給する供給路28と、希釈ガスとしてのアルゴンガス(Ar)等の不活性ガスを供給する供給路26が接続される。各供給路26〜28には、流量を調整できる流量調整弁29〜31が設けられる。各供給路26〜28の一端は、フッ化水素ガス供給源33、アンモニアガス供給源34、又はアルゴンガス供給源32に接続される。フッ化水素ガス、アンモニアガス及びアルゴンガスは処理チャンバ25の上部に設置されたシャワーヘッド(不図示)から、処理チャンバ25の内部に導入される。また、処理チャンバ25には、処理チャンバ25を排気する排気路35が接続される。排気路35には、開閉弁36及び処理チャンバ35内を減圧する真空ポンプ37が接続される。
図10は、PHT処理装置23を示す。SiウェハWは処理チャンバ38の載置台38aに載せられる。処理チャンバ38には、SiウェハWを搬出入するための搬出入口が設けられ、この搬出入口にゲートバルブが設けられる。
処理チャンバ38には、加熱手段として、処理チャンバ38に窒素ガス(N)などの不活性ガスを加熱して供給する供給路39が接続される。供給路39は流量調整弁40を介して窒素ガスの供給源41に接続される。また、処理チャンバ38には、処理チャンバ38を排気する排気路42が接続される。排気路42には、開閉弁43及び処理チャンバ38内を減圧する真空ポンプ44が接続される。
処理チャンバ38には、反応生成物の気体分子を検出する質量分析計8が挿入される。質量分析計8の原理・構造は、上記実施形態のガス分析装置の質量分析計8と同一なので、同一の符号を附してその説明を省略する。
また処理チャンバ38には、窓38bが設けられる。この窓38bにSiウェハWの温度を計測する温度計測システム11,16が設けられる。この温度計測システム11,16の原理・構造も、上記ガス分析装置と同一であるので、同一の符号を附してその説明を省略する。
上記エッチング装置によるSiウェハWの処理方法を説明する。共通搬送室に搬送されたSiウェハWは、まずCOR処理装置22の処理チャンバ25に搬入される。SiウェハWは酸化珪素の膜を上面にした状態で、処理チャンバ25内の載置台25a上に保持される。SiウェハWが処理チャンバ25内に搬入されると、ゲートバルブが閉められ、COR処理が開始する。COR処理においては、まず処理チャンバ25が大気圧よりも低い例えば1Torr未満に減圧状態にされる。例えば処理室の温度が10℃〜30℃、圧力が1Torr未満の条件のもと、フッ化水素ガスとアンモニアガスを処理チャンバ25に供給すると、SiウェハW上の酸化珪素の膜は、フルオロケイ酸アンモニウム((NHSiF)からなる反応生成物に変質する。COR処理が終了すると、供給路からのフッ化水素ガスとアンモニアガスの供給が停止される。そして、供給路からアルゴンガスが供給され、処理チャンバ内がアルゴンガスによってパージされる。その後、COR処理装置22の搬出入口が開かれて、SiウェハWは搬送アームによって、処理チャンバ25から搬出され、PHT処理装置23へ搬入される。
PHT処理装置23において、SiウェハWは反応生成物を有する状態で処理チャンバ38の載置台に保持される。SiウェハWが搬入されると、ゲートバルブが閉じ、PHT処理が開始される。PHT処理では、処理チャンバ38内が真空ポンプ44によって排気されながら、供給路39から高温の加熱ガスが処理チャンバ38内に供給される。例えば処理チャンバの温度が100℃〜200℃、圧力が1Torr未満の条件のもと、SiウェハWを加熱すると、SiウェハW上の反応生成物が昇華し、結果的に酸化珪素の膜がエッチングされる。
温度計測システムは、PHT処理中のSiウェハWの温度を計測する(SiウェハWの温度と反応生成物の温度は同じである)。質量分析計8は、反応生成物の気体分子の数を計測する。反応生成物の温度を正確に図りながら、反応生成物がガス化する状況を確認できるので、PHT処理のエンドポイントを正確に認識することができる。またPHT処理中のSiウェハWの温度を計測することで、SiウェハWの温度が必要以上に高くならないように制御することも可能になる。
その後、搬送アームはPHT処理装置23からSiウェハWを搬出して共通搬送室に送る。
図1に示されるガス分析装置において、熱電対で載置台1aの温度を計測した場合と、低コヒーレンス干渉計を利用した温度計測システム11,16でSiウェハWの温度を直接計測した場合とで、昇温速度を比較した。その結果を図11に示す。図中TCの表示のあるものは、載置台1aの温度を熱電対で計測した結果であり、Waf.の表示のあるものは、温度計測システム11,16でSiウェハWの温度を直接計測した結果である。ベアとは膜mが付けられていないSiウェハWであり、膜付けWafとは膜mを吸着させたSiウェハWである。
この図から熱電対によってリニアに温度を上昇させているつもりであっても、実際のSiウェハWの温度は変曲点を持っており、昇温速度が一定でないことがわかる。昇温途中の温度には、最大100度ほどの誤差が生じる。熱電対での到達温度600度において、SiウェハWの実温は480度程度であるので、100度以上の誤差が生じた。この結果は、昇温速度の誤差やピーク温度の誤差を生むため、熱電対を用いた昇温脱離ガス分析装置では正しい結果が得られないことがわかる。低コヒーレンス干渉計を用いた温度計測システム11,16でSiウェハWの温度を直接計測することで、精度を大幅に向上させることが可能である。
なお、本発明は上記実施形態に限られることなく、本発明の要旨を変更しない範囲で様々に変更できる。例えば、ガス分析装置及びエッチング装置のいずれにおいても、Siウェハの替わりに石英ウェハを用いてもよい。
またガス分析装置において、基板を加熱する加熱手段は、加熱させた気体をSiウェハに吹付けて、Siウェハの温度を上昇させるものでもよい。
さらにPHT処理装置23において、基板を加熱する加熱手段は、載置台38aを赤外線で加熱するランプであってもよい。PHT処理装置23において、温度計測システムが計測したSiウェハの温度データを使用することなく、質量分析計の計測データのみからPHT処理のエンドポイントを認識してもよい。温度計測システムが計測したSiウェハの温度データは、加熱手段を操作し、Siウェハの温度を制御するためのフィードバック信号として用いられてもよい。
本発明の一実施形態のガス分析装置の概略構成図 ガス分析装置の加熱機構の一例の概略図 質量分析計の原理図 四重極型の分析部を示す概略図 光干渉計を用いた温度計測システムの原理図 参照ミラーの移動距離と光の干渉の強さとの関係を示す図 温度とSiウェハの屈折率、温度とSiウェハの膨張率、温度とSi光路長との関係を示すグラフ 本発明の一実施形態のエッチング装置の概念図 COR処理装置の構成図 PHT処理装置の構成図 熱電対で温度計測した場合と、低コヒーレンス干渉計を利用した温度計測システムで温度計測した場合と、を比較したグラフ 従来のガス分析装置の概略構成図 従来のCOR処理装置とPHT処理装置から構成されるエッチング装置の原理図
符号の説明
1a…載置台(載置部)
1c…窓
1…測定チャンバ(測定容器)
3…真空ポンプ(減圧手段)
4…ハロゲンランプ(加熱手段)
8…質量分析計
11…干渉計(温度計測システム)
16…温度制御部(温度計測システム)
21…エッチング装置
22…COR処理装置
23…PHT処理装置
38a…載置台(載置部)
38…処理チャンバ(処理容器)
39…高温ガスの供給路(加熱手段)
44…真空ポンプ(減圧手段)
m…薄膜(試料)
W…Siウェハ(基板)

Claims (7)

  1. 試料を吸着させた基板が載せられる載置部を有する測定容器と、
    前記測定容器内を減圧する減圧手段と、
    前記載置部上の試料を吸着させた基板を加熱する加熱手段と、
    前記測定容器内に挿入され、温度が上昇することによって脱離する試料の気体分子を検出する質量分析計と、
    試料を吸着させた基板の光学的厚さを検出する干渉計を利用して、試料を吸着させた基板の温度を計測する温度計測システムと、
    を備えるガス分析装置。
  2. 前記基板はSiウェハであり、前記試料はSiウェハ上に形成された膜であることを特徴とする請求項1に記載のガス分析装置。
  3. 前記質量分析計は、四重極質量分析計であることを特徴とする請求項1又は2に記載のガス分析装置。
  4. 前記干渉計は、干渉性の低い性質の光源を利用した低コヒーレンス干渉計であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のガス分析装置。
  5. 前記測定容器には、前記測定容器の外側と前記測定容器の内側との間で光を通過させる窓が設けられ、
    前記干渉計は、前記窓を通して試料を吸着させた基板に光を照射することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のガス分析装置。
  6. 酸化珪素の膜を含む基板を、ハロゲン元素を含むガス及び塩基性ガスにさらし、酸化珪素の膜とハロゲン元素を含むガス及び塩基性ガスとを化学反応させて、酸化珪素の膜を反応生成物に変質させる化学反応処理装置と、
    反応生成物を加熱して気化させ、基板から除去する熱処理装置と、を備える基板処理装置において、
    前記熱処理装置は、
    反応生成物を含む基板が載せられる載置部を有する処理容器と、
    前記処理容器内を減圧する減圧手段と、
    前記載置部上の前記基板を加熱する加熱手段と、
    前記処理容器内に挿入され、温度が上昇することによって脱離する反応生成物の気体分子を検出する質量分析計と、
    前記基板の光学的厚さを検出する干渉計を利用して、前記基板の温度を計測する温度計測システムと、
    を備えることを特徴とする基板処理装置。
  7. 前記質量分析計と前記温度計測システムの検出・計測結果に基づいて、前記熱処理装置の熱処理の終点を検出することを特徴とする請求項6に記載の基板処理装置。
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