JP4919142B2 - 磁気コンパス - Google Patents

磁気コンパス Download PDF

Info

Publication number
JP4919142B2
JP4919142B2 JP2005304226A JP2005304226A JP4919142B2 JP 4919142 B2 JP4919142 B2 JP 4919142B2 JP 2005304226 A JP2005304226 A JP 2005304226A JP 2005304226 A JP2005304226 A JP 2005304226A JP 4919142 B2 JP4919142 B2 JP 4919142B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis
coordinate system
unit vector
sensor
magnetic sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005304226A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007113993A (ja
Inventor
義信 本蔵
克彦 土田
均 青山
英児 加古
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Micro Intelligent Corp
Original Assignee
Aichi Micro Intelligent Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aichi Micro Intelligent Corp filed Critical Aichi Micro Intelligent Corp
Priority to JP2005304226A priority Critical patent/JP4919142B2/ja
Priority to US11/421,900 priority patent/US7278219B2/en
Publication of JP2007113993A publication Critical patent/JP2007113993A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4919142B2 publication Critical patent/JP4919142B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C17/00Compasses; Devices for ascertaining true or magnetic north for navigation or surveying purposes
    • G01C17/02Magnetic compasses
    • G01C17/28Electromagnetic compasses
    • G01C17/30Earth-inductor compasses
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C17/00Compasses; Devices for ascertaining true or magnetic north for navigation or surveying purposes
    • G01C17/38Testing, calibrating, or compensating of compasses

Description

本発明は、地磁気を検出して方位を求める磁気コンパスに関する。
従来、2次元方向に感度を持つ磁気センサを水平に置き、地磁気の水平成分を検出することから方位を求める技術がある。
しかしながら、磁気センサが傾斜して置かれると誤差が生じるので不便である。
そこで、センサを任意の角度に置いても精確な方位を求めることができるように、直交3軸方向に検出感度を持つ磁気センサで地磁気を検出するとともに、加速度センサなどからなる傾斜角センサを用いてセンサの傾斜角を求め、上記磁気センサの信号と傾斜角とを用いて、精確な方位を求める技術がある。
しかし、傾斜角センサを用いることにより、コスト低減、消費電力の低減が困難となるおそれがある。また、傾斜角センサは、振動や衝撃等によるノイズを拾ってしまうため、どうしても誤差が生じてしまうおそれがある。
そこで近年、低コスト化、高精度化のため、傾斜角の検出を傾斜角センサを使わずに行う技術が要求されている。このような要求に応える技術として、特許文献1に示す方位角計測装置及び方位角計測方法が開示されている。この技術は、3軸磁気センサを用いて、任意の姿勢(傾斜角度)状態においても方位の計測が可能な方法として提案されている。
この方法は、例えば、ユーザが方位角計測装置を手に持って方位角を測定するとき、該方位角計測装置における地磁気検出手段によって、互いに直交する方向の地磁気成分が検出される。方位角計測装置の傾斜角が第1の傾斜角となる方位角計測装置の姿勢状態を第1の姿勢状態とする。この第1の姿勢状態における方位角計測装置の方位角を固定したまま、方位角計測装置の傾斜角が第1の傾斜角とは異なる第2の傾斜角となる方位角計測装置の姿勢状態を第2の姿勢状態とする。このとき、地磁気検出手段によって、第1の姿勢状態における地磁気成分である第1の3軸出力データ及び第2の姿勢状態における地磁気成分である第2の3軸出力データが検出される。
次に、角度差算出手段によって、第1の3軸出力データ及び第2の3軸出力データに基づいて、第1の傾斜角と第2の傾斜角との間の角度差が算出される。次に、傾斜角算出手段によって、第1の傾斜角及び角度差に基づいて、第2の傾斜角が算出される。最後に、方位角算出手段によって、第2の傾斜角及び第2の3軸出力データに基づいて、第2の姿勢状態における地磁気検出手段の方位角、即ち、方位角計測装置の方位角が算出される。
このように、方位を計測するときにユーザが方位角計測装置を手に持って第1の傾斜角となる方位角計測装置の第1の姿勢状態から方位角を固定したまま、第2の傾斜角となる第2の姿勢状態にするという、非常に複雑な操作を行う必要がある。そのため、例えば自動車のような移動体の方位計測装置としては、はなはだ不便であり実用的でない。
特開2005−61969号公報
本発明は、かかる従来の問題に鑑みてなされたものであり、設置角度に関わらず、容易かつ精確に方位を計測することができる低コストの磁気コンパスを提供しようとするものである。
本発明は、地磁気信号を直交するx、y、zの3軸方向の地磁気成分として検出する3軸磁気センサと、
該3軸磁気センサを取り付けた被測定体が水平面内において向きを変えることにより変化する、上記3軸磁気センサが検出する地磁気信号のうち、少なくとも異なる3点以上の地磁気信号を用いることにより、上記x、y、zの3軸のセンサ座標系において上記3軸磁気センサの出力データが存在するデータ平面を算出するデータ平面算出手段と、
Z軸が鉛直方向となると共にX−Y平面が水平面となる直交するX、Y、Zの3軸の水平座標系の単位ベクトルを、上記データ平面の法線方向が上記Z軸の方向と一致することに基づいて、上記センサ座標系から見たベクトルとして、算出する単位ベクトル算出手段と、
上記センサ座標系から見た上記水平座標系における3軸方向の上記単位ベクトルを用いて、上記3軸磁気センサが検出した上記センサ座標系における3軸方向の地磁気成分を、上記水平座標系における3軸方向の地磁気成分に変換する水平座標系変換手段と、
変換された上記水平座標系の3軸方向の地磁気成分に基づいて方位を算出する方位算出手段と、
算出された方位を表示する表示手段とを有し、
上記水平座標系は上記被測定体に固定された座標系であって、
上記データ平面は、上記被測定体に対する上記3軸磁気センサの上記X軸回り及び上記Y軸回りの姿勢変化に応じて変化するものであり、
上記水平座標系変換手段による座標変換は、上記X軸回り及び上記Y軸回りの双方の姿勢変化を考慮した座標変換であることを特徴とする磁気コンパスにある(請求項1)。
次に、本発明の作用効果につき説明する。
上記磁気コンパスは、上記3軸磁気センサによって検出した地磁気信号を、上記水平座標系変換手段によって水平座標系における3軸方向の地磁気成分に変換し、この地磁気成分に基づいて方位算出手段によって方位を算出する。これにより、3軸磁気センサのセンサ座標系が水平面に対して傾斜している場合にも、精確な方位を検出することができる。即ち、傾斜している3軸磁気センサによって検出した地磁気信号を基に、仮に3軸磁気センサが傾斜していなかったとしたならば計測したはずの地磁気信号を、水平座標系の3軸方向の地磁気成分として求めることができる。
従って、3軸磁気センサが傾斜していても、水平に置かれているときと同様に、精確な方位を検出することができる。即ち、上記磁気コンパスは、設置角度に関わらず、容易かつ精確に方位を計測することができる。
そして、上記データ平面算出手段によって容易に上記データ平面を算出することができるため、3軸磁気センサの姿勢が変化しても、その度に容易に上記データ平面を算出し直すことにより、引き続き、精確な方位計測を行うことができる。
また、上記磁気コンパスは、3軸磁気センサの検出信号を基にして傾斜分の補正を行っており、傾斜角センサなどを用いる必要がない。そのため、低コスト、低消費電力の磁気コンパスを得ることができる。
また、振動や衝撃等のノイズを拾ってしまうおそれのある傾斜角センサを用いることがないため、精確な方位計測が容易となる。
以上のごとく、本発明によれば、設置角度に関わらず、容易かつ精確に方位を計測することができる低コストの磁気コンパスを提供することができる。
本発明(請求項1)において、上記磁気コンパスは、上記水平座標系変換手段により得られた3軸方向の地磁気成分について、ゲイン、オフセットの補正を行うゲイン・オフセット補正手段を有していることが好ましい。この場合には、一層精確な方位検出を行うことができる。例えば、3軸磁気センサの感度や出力特性が、x、y、z方向について不均一となっている場合や、一定のノイズ信号が入っている場合などに、そのゲイン、オフセットを補正することができる。
請求項1において、上記単位ベクトル算出手段は、上記センサ座標系から見た上記水平座標系のZ軸方向の単位ベクトルを算出するZ軸方向単位ベクトル算出手段と、算出されたZ軸方向単位ベクトルに基づいて上記水平座標系のY軸方向の単位ベクトルを算出するY軸方向単位ベクトル算出手段と、算出されたY軸方向単位ベクトル及びZ軸方向単位ベクトルに基づいて上記水平座標系のX軸方向の単位ベクトルを算出するX軸方向単位ベクトル算出手段とからなることが好ましい(請求項2)。
この場合には、容易かつ精確に各単位ベクトルを算出することができる。
また、上記3軸磁気センサは、車両の後方確認用の室内鏡に配設してあることが好ましい(請求項3)。
この場合には、車両の進行方向の方位を精確に検出することができる。即ち、車両の後方確認用の室内鏡は、運転者の目の高さや好みによって角度を自由に変化させることができるよう構成されている。そのため、3軸磁気センサを室内鏡に設置する際に水平に設置しても、その向きは個々の運転者によって変更されてしまい、水平面から傾斜した状態となることがある。かかる場合に、本発明の磁気コンパスによれば、3軸磁気センサが傾斜していても精確な方位を検出することができる。
また、車両において、地磁気を精確に検出するための3軸磁気センサの設置場所としては、室内鏡が適している。つまり、車体は通常磁性体からなるため、あらゆる要因で着磁され、またその着磁方向や強さも変化する。そのため、車体自体から生じる磁気による影響が、3軸磁気センサに及ぶおそれがある。このような影響が少ないのは、非磁性体である窓の付近であり、窓付近において3軸磁気センサを設置できる場所として、室内鏡が挙げられるわけである。
なお、本発明の磁気コンパスの3軸磁気センサは、必ずしも車両の室内鏡に設置するものに限らず、例えば、ダッシュボードに置くマスコット人形、後部ドアの窓や後方窓等、他の部位に設置することも可能である。また、車両以外にも、例えば、船舶、移動ロボット、無人搬送車等に設置して、これらの進行方向を計測するなど、種々の使用方法がある。
また、3軸磁気センサは、マグネト・インピーダンス・センサ素子を用いて構成してあることが好ましい(請求項4)。
この場合には、3軸磁気センサを容易に高精度かつ小型とすることができる。
即ち、マグネト・インピーダンス・センサ素子(MI素子)は、高感度であるため、微弱な地磁気を高精度にて検出することができる。更には、マグネト・インピーダンス・センサ素子は小型であるため、小型の3軸磁気センサを得ることができる。
なお、上記3軸磁気センサは、3個の上記マグネト・インピーダンス・センサ素子を、それぞれの感磁方向が互いに直交する3軸方向となるように配設することにより、形成することができる。
なお、3軸磁気センサは、マグネト・インピーダンス・センサ素子に限らず、例えば、ホール素子、磁気抵抗素子、フラックスゲート等、種々の磁気検出用の素子を用いて構成することができる。
本発明の実施例にかかる磁気コンパスにつき、図1〜図10を用いて説明する。
本例の磁気コンパス1は、図2、図3に示すごとく、車両6に搭載され、車両6の進行方向の方位を計測するためのコンパスである。
磁気コンパス1は、図1に示すごとく、3軸磁気センサ11と、データ平面算出手段12と、単位ベクトル算出手段13と、水平座標系変換手段14と、方位算出手段15と、表示手段16とを有する。
3軸磁気センサ11は、地磁気信号を、図2、図5に示すような、直交するx、y、zの3軸方向の地磁気成分として検出する。
データ平面算出手段12は、3軸磁気センサ11が水平面内において少なくとも異なる任意の3方向に向きを変えたときそれぞれ検出する地磁気信号を用いることにより、図5に示すごとく、x、y、zの3軸のセンサ座標系2において3軸磁気センサ11の出力データが存在するデータ平面3を算出する。
単位ベクトル算出手段13は、Z軸が鉛直方向となると共にX−Y平面が水平面となる直交するX、Y、Zの3軸の水平座標系4の単位ベクトル(eX、eY、eZ)を算出する。
水平座標系変換手段14は、3軸磁気センサ11が検出したセンサ座標系2における地磁気信号を、水平座標系4における3軸方向の地磁気成分に変換する。
方位算出手段15は、変換された水平座標系4の3軸方向の地磁気成分に基づいて方位を算出する。
そして、表示手段16が、方位算出手段15において算出された方位を表示する。
また、図1に示すごとく、単位ベクトル算出手段13は、Z軸方向単位ベクトル算出手段131と、Y軸方向単位ベクトル算出手段132と、X軸方向単位ベクトル算出手段133とからなる。
Z軸方向単位ベクトル算出手段131は、水平座標系4のZ軸方向の単位ベクトルeZを算出する。Y軸方向単位ベクトル算出手段132は、算出されたZ軸方向単位ベクトルeZに基づいて水平座標系4のY軸方向の単位ベクトルeYを算出する。X軸方向単位ベクトル算出手段133は、算出されたY軸方向単位ベクトルeY及びZ軸方向の単位ベクトルeZに基づいて水平座標系4のX軸方向の単位ベクトルeXを算出する。
また、図3に示すごとく、3軸磁気センサ11は、車両6の後方確認用の室内鏡61に内蔵してある。そして、表示手段16は、室内鏡61の上方に配置されている。表示手段16としては、例えば、バックライト付きの液晶表示装置を採用することができ、図4に示すごとく、車両6の方位を視覚的に表示することができるよう構成してある。
また、3軸磁気センサ11は、図8〜図10に示すごとく、マグネト・インピーダンス・センサ素子5を用いて構成してある。即ち、図8に示すごとく、3個の上記マグネト・インピーダンス・センサ素子5を、それぞれの感磁方向が互いに直交する3軸方向となるように基板111上に配設することにより、3軸磁気センサ11が形成される。なお、図8においては、マグネト・インピーダンス・センサ素子5以外の電子部品や配線は省略してある。
図9、図10に示すごとく、マグネト・インピーダンス・センサ素子5は、感磁体51と該感磁体51に巻回した検出コイル52とを有する。感磁体51は、エポキシ樹脂等からなる絶縁体53の中を貫通しており、検出コイル52は、絶縁体53の外周面に配設されている。感磁体51としては、例えば、長さ1.0mm、線径20μmのCo68.1Fe4.4Si12.515.0合金からなるアモルファスワイヤを利用する。
マグネト・インピーダンス・センサ素子5は、感磁体51に通電する電流の変化に伴い、素子に作用する磁界の大きさに応じた誘起電圧が検出コイル52に生じる、いわゆるMI(Magneto−impedance)現象を利用して磁気センシングを行うものである。このMI現象は、供給する電流方向に対して周回方向に電子スピン配列を有する磁性材料からなる感磁体51について生じるものである。この感磁体51の通電電流を急激に変化させると、周回方向の磁界が急激に変化し、その磁界変化の作用によって周辺磁界に応じて電子のスピン方向の変化が生じる。そして、その際の感磁体51の内部磁化及びインピーダンス等の変化が生じる現象が上記のMI現象である。
そして、本例では、感磁体51にパルス状の電流(パルス電流)を通電したときに検出コイル52の両端の電極521と電極522との間に生じる誘起電圧を計測することで磁界の強度を検出する。この磁気検出方法は、感磁体51に通電したパルス電流の立ち下がり時に、検出コイル52に発生する誘起電圧を計測する。
また、マグネト・インピーダンス・センサ素子5は、図10に示すごとく、深さ5〜200μmの断面略矩形状を呈する溝状の凹部54を設けた素子基板540上に形成してある。凹部54の内部には絶縁体53が充填され、該絶縁体53の中に感磁体51が埋設してある。
凹部54の内周面と、凹部54の開口部の位置に配される絶縁体53の側面とには、導電パターンが連続的に螺旋状に形成され、この導電パターンが、感磁体51の周りを巻回する検出コイル52を構成している。
なお、検出コイル52の導電パターンを形成する方法としては、例えば以下のような方法がある。即ち、凹部54の内周面に、導電性の金属薄膜を蒸着したのち、エッチング処理を施して導電パターンを形成する。その後、凹部54に絶縁体53及び感磁体51を配設する。そして、絶縁体53の側面に導電性の金属薄膜を蒸着した後、エッチング処理を施して導電パターンを形成する。このとき、凹部54の内周面に形成した導電パターンと絶縁体53の側面に形成した導電パターンとが螺旋状に連続するようにする。
本例の検出コイル52の捲線内径は、凹部54の断面積と同一断面積を呈する円の直径である円相当内径として66μmを有する。そして、検出コイル52の線幅及び線間幅は共に25μmとしてある。なお、図9においては、線幅及び線間幅についての考慮を省略した。
次に、本例の磁気コンパス1による方位計測の方法につき、具体的に説明する。
まず前提として、図2、図5に示すごとく、センサ座標系2における各軸をそれぞれx軸、y軸、z軸とし、水平座標系4における各軸をそれぞれX軸、Y軸、Z軸とする。そして、水平座標系4においては、X−Y平面が水平面となり、Z軸方向が鉛直上向きとなるようにする。また、車両6の進行方向をY軸方向とする。ただし、このときの車両6の進行方向は、あくまでも水平面上における進行方向である。
3軸磁気センサ11は、車両6の室内鏡61の筐体に内蔵されるが、その取り付け姿勢としては、基本的には、y軸方向が車両6の進行方向、z軸方向が鉛直上方、x軸方向が車両6の右方向となるように設置する。即ち、基本的にはセンサ座標系2を水平座標系4に一致させるように設置する。
しかしながら、室内鏡61は、運転者の目の高さ等により上下前後、即ちピッチ方向に傾けられるため、センサ座標系2がx軸回り或いはy軸回りにずれてしまうことがある。なお、運転者の目の高さ等によって室内鏡61がz軸回りに大きく動かされることは通常ないため、z軸回りのずれはここでは考慮しない。
かかる前提のもと、まず、車両6に搭載された3軸磁気センサ11が、車両6の走行に伴い地磁気信号を逐次検出する。この間の車両6の走行は、基本的に水平面である地表面において任意の複数の方角を向く。好ましくは、東西南北のあらゆる方向を向くように走行する。
このとき、車両6は地表面(水平面)において任意の方向に走行するため、3軸磁気センサ11が逐次検出する地磁気信号は、その向きが異なることとなる。即ち、3軸磁気センサ11が時系列的に検出するn個の地磁気信号ベクトルH1、H2、・・・Hnは、センサ座標系2におけるベクトルとして、H1=(Hx1、Hy1、Hz1)、H2=(Hx2、Hy2、Hz2)、・・・Hn=(Hxn、Hyn、Hzn)と表すことができる。ここで、nは3以上の整数である。
この地磁気信号のデータをメモリ171に蓄積しておく。
そして、データ平面算出手段12によって、地磁気信号のデータを用いて、センサ座標系2におけるこれらのデータが存在するデータ平面3(図5)を求める。具体的には、下記の式(1)における(x、y、z)に、それぞれ地磁気信号データ(Hx1、Hy1、Hz1)、(Hx2、Hy2、Hz2)、・・・(Hxn、Hyn、Hzn)を代入する。
Ax+By+Cz−1=0 ・・・(1)
これにより、式(1)の係数A、B、Cを算出することができ、センサ座標系2から見た平面として、式(1)により表されるデータ平面3を求めることができる。なお、上記nの値を4以上として、得られた4個以上の地磁気信号データに基いて、最小2乗法その他の統計手法を用いて上記係数A、B、Cを算出することが好ましい。
このデータ平面3は、車両6の走行した平面(3軸磁気センサ11の移動した平面)と平行な平面であるため、結局水平面、即ち水平座標系4のX−Y平面と平行となる。
従って、算出されたデータ平面3の単位法線ベクトルは、同時にセンサ座標系2から見た水平座標系4のZ軸方向単位ベクトルeZに一致する。それ故、このZ軸方向単位ベクトルeZは、下記の式(2)によって求めることができる。
Figure 0004919142
式(2)において、A/√(A2+B2+C2)=a、B/√(A2+B2+C2)=b、C/√(A2+B2+C2)=c、と置くことにより、下記の式(3)のように表すことができる。
Z=(a、b、c) ・・・(3)
次に、Y軸方向単位ベクトル算出手段132によって、センサ座標系2から見た水平座標系4のY軸方向単位ベクトルeYを算出する。まず、室内鏡61の前後上下方向の傾き、即ちピッチ角をθとすると、水平座標系4のY軸方向単位ベクトルeYは、eY=(0、cosθ、sinθ)と表せる。また、このY軸方向単位ベクトルeYとZ軸方向単位ベクトルeZとの内積eY・eZ=0の関係から、bcosθ+csinθ=0が得られる。
この式と、sin2θ+cos2θ=1の公式を用いて、Y軸方向単位ベクトルeY=(0、cosθ、sinθ)は、次の式(4)のように表すことができる。
Figure 0004919142
ここで、|c|/√(b2+c2)=d、−|c|/√(b2+c2)×(b/c)=f、と置くことにより、式(4)を次の式(5)のように簡略表現する。
Y=(0、d、f) ・・・(5)
次に、X軸方向単位ベクトル算出手段133によって、センサ座標系2から見た水平座標系4のX軸方向単位ベクトルeXを算出する。X軸方向単位ベクトルeXは、Y軸方向単位ベクトルeY及びZ軸方向単位ベクトルeZとの外積に等しいため、次の式(6)によって算出することができる。
X=eY×eZ=(cd−bf、af、−ad) ・・・(6)
次に、水平座標系変換手段14に、3軸磁気センサ11が検出した地磁気信号(Hx、Hy、Hz)を入力する。そして、水平座標系変換手段14は、上記のようにして得られたeX、eY、eZを用いて、センサ座標系2における地磁気信号の各成分Hx、Hy、Hzを、水平座標系4における地磁気成分HX、HY、HZに変換する。即ち、下記の式(7)によって変換する。
Figure 0004919142
また、得られた水平座標系4における地磁気成分のうち、HXとHYについて、ゲイン・オフセット補正手段172によって、ゲインとオフセットを補正する。即ち、仮に3軸磁気センサ11にゲイン及びオフセットが生じていなかったならば(HX、HY)は正円O'上にプロットされたはずであるが、ゲインやオフセットが生じていると、(HX、HY)は、原点からずれた位置に中心を有する楕円O上に配置されることとなる。そこで、ゲインとオフセットを補正することにより、原点に中心を有する正円O'上に配置された(H'X、H'Y)を得ることができる。
このような補正をゲイン・オフセット補正手段172によって行うことにより、水平座標系におけるX軸方向及びY軸方向の成分として、精確な地磁気成分H'X、H'Yを得る。
そして、方位算出手段15は、図7に示すごとく、地磁気ベクトルをX−Y平面(水平面)に投影したベクトル(H'X、H'Y)がY軸(車両6の進行方向)となす角度φを、下記の式(8)によって算出する。
φ=tan−1(H'X/H'Y)・・・(8)
そして、この算出された角度φに基づいて、表示手段16によって、車両6の進行方向の方位を表示する。
なお、地磁気の偏角や、水平面(X−Y平面)上における3軸磁気センサ11の取付け角度のズレは、予め分かっているため、その分を補正した上で表示手段16に表示することができる。ここで、地磁気の偏角とは、地磁気方向ベクトルを水平面に投影したベクトルが、真北の方角からずれる角度のことをいう。この偏角は地球上の位置によって異なるが、例えば、日常の車両での移動範囲内においては略一定値として扱うことができる。また、日本国内においても、偏角はおおよそ7°±2°におさまる。
次に、本例の作用効果につき説明する。
上記磁気コンパス1は、上記3軸磁気センサ11によって検出した地磁気信号(Hx、Hy、Hz)を、上記水平座標系変換手段14によって水平座標系4における3軸方向の地磁気成分(HX、HY、HZ)に変換し、この地磁気成分に基づいて方位算出手段15によって方位を算出する。これにより、3軸磁気センサ11のセンサ座標系2が水平面に対して傾斜している場合にも、精確な方位を検出することができる。即ち、傾斜している3軸磁気センサ11によって検出した地磁気信号を基に、仮に3軸磁気センサ11が傾斜していなかったとしたならば計測したはずの地磁気信号を、水平座標系4の3軸方向の地磁気成分として求めることができる。
従って、3軸磁気センサ11が傾斜していても、水平に置かれているときと同様に、精確な方位を検出することができる。即ち、上記磁気コンパス1は、設置角度に関わらず、容易かつ精確に方位を計測することができる。
そして、上記データ平面算出手段12によって容易に上記データ平面3を算出することができるため、3軸磁気センサ11の姿勢が変化しても、その度に容易に上記データ平面3を算出し直すことにより、引き続き、精確な方位計測を行うことができる。例えば、本例のように車両6の室内鏡61に3軸磁気センサ11を取付けた場合、運転の途中に室内鏡61の角度を変えることもあるが、これにより3軸磁気センサ11の姿勢も変わる。このとき、最初に算出したデータ平面3を用いた方位検出はできなくなるが、車両6を任意の方向に走行させつつ、再度地磁気信号を採取することにより、容易に新たなデータ平面3を算出し直すことができる。この算出し直したデータ平面3を用いることにより、再び精確な方位計測を行うことができる。
また、上記磁気コンパス1は、3軸磁気センサ11の検出信号を基にして傾斜分の補正を行っており、傾斜角センサなどを用いる必要がない。そのため、低コスト、低消費電力の磁気コンパス1を得ることができる。
また、振動や衝撃等のノイズを拾ってしまうおそれのある傾斜角センサを用いることがないため、精確な方位計測が容易となる。
また、3軸磁気センサ11は、車両6の後方確認用の室内鏡61に配設してあるため、車両6の進行方向の方位を精確に検出することができる。即ち、車両6の後方確認用の室内鏡61は、運転者の目の高さや好みによって角度を自由に変化させることができるよう構成されている。そのため、3軸磁気センサ11を室内鏡61に設置する際に水平に設置しても、その向きは個々の運転者によって変更されてしまい、水平面から傾斜した状態となることがある。かかる場合に、本発明の磁気コンパス1によれば、3軸磁気センサ11が傾斜していても精確な方位を検出することができる。
また、車両6において、地磁気を精確に検出するための3軸磁気センサ11の設置場所としては、室内鏡61が適している。これは、車体は通常磁性体からなるため、あらゆる要因で着磁され、またその着磁方向や強さも変化する。そのため、車体自体から生じる磁気による影響が、3軸磁気センサ11に及ぶおそれがある。このような影響が少ないのは、非磁性体である窓の付近であり、窓付近において3軸磁気センサ11を設置できる場所として、室内鏡61が挙げられるわけである。
また、3軸磁気センサ11は、マグネト・インピーダンス・センサ素子5を用いて構成してあるため、3軸磁気センサ11を容易に高精度かつ小型とすることができる。
即ち、マグネト・インピーダンス・センサ素子5は、高感度であるため、微弱な地磁気を高精度にて検出することができる。更には、マグネト・インピーダンス・センサ素子5は小型であるため、小型の3軸磁気センサ11を得ることができる。
以上のごとく、本例によれば、設置角度に関わらず、容易かつ精確に方位を計測することができる低コストの磁気コンパスを提供することができる。
実施例における、磁気コンパスの構成を表すブロック図。 実施例における、磁気コンパスを取付けた車両の斜視図。 実施例における、3軸磁気センサを取付けた車両の室内鏡の説明図。 実施例における、表示手段に表示された方位情報の説明図。 実施例における、センサ座標系と水平座標系との関係を示す説明図。 実施例における、ゲイン、オフセットの補正方法を示す説明図。 実施例における、地磁気ベクトルをX−Y平面(水平面)に投影したベクトルの説明図。 実施例における、3軸磁気センサの斜視図。 実施例における、マグネト・インピーダンス・センサ素子の平面図。 図9のA−A線矢視断面図。
符号の説明
1 磁気コンパス
11 3軸磁気センサ
12 データ平面算出手段
13 データ平面算出手段
14 水平座標系変換手段
15 方位算出手段
16 表示手段
2 センサ座標系
3 データ平面
4 水平座標系
5 マグネト・インピーダンス・センサ素子
6 車両
61 室内鏡

Claims (4)

  1. 地磁気信号を直交するx、y、zの3軸方向の地磁気成分として検出する3軸磁気センサと、
    該3軸磁気センサを取り付けた被測定体が水平面内において向きを変えることにより変化する、上記3軸磁気センサが検出する地磁気信号のうち、少なくとも異なる3点以上の地磁気信号を用いることにより、上記x、y、zの3軸のセンサ座標系において上記3軸磁気センサの出力データが存在するデータ平面を算出するデータ平面算出手段と、
    Z軸が鉛直方向となると共にX−Y平面が水平面となる直交するX、Y、Zの3軸の水平座標系の単位ベクトルを、上記データ平面の法線方向が上記Z軸の方向と一致することに基づいて、上記センサ座標系から見たベクトルとして、算出する単位ベクトル算出手段と、
    上記センサ座標系から見た上記水平座標系における3軸方向の上記単位ベクトルを用いて、上記3軸磁気センサが検出した上記センサ座標系における3軸方向の地磁気成分を、上記水平座標系における3軸方向の地磁気成分に変換する水平座標系変換手段と、
    変換された上記水平座標系の3軸方向の地磁気成分に基づいて方位を算出する方位算出手段と、
    算出された方位を表示する表示手段とを有し、
    上記水平座標系は上記被測定体に固定された座標系であって、
    上記データ平面は、上記被測定体に対する上記3軸磁気センサの上記X軸回り及び上記Y軸回りの姿勢変化に応じて変化するものであり、
    上記水平座標系変換手段による座標変換は、上記X軸回り及び上記Y軸回りの双方の姿勢変化を考慮した座標変換であることを特徴とする磁気コンパス。
  2. 請求項1において、上記単位ベクトル算出手段は、上記センサ座標系から見た上記水平座標系のZ軸方向の単位ベクトルを算出するZ軸方向単位ベクトル算出手段と、算出されたZ軸方向単位ベクトルに基づいて上記水平座標系のY軸方向の単位ベクトルを算出するY軸方向単位ベクトル算出手段と、算出されたY軸方向単位ベクトル及びZ軸方向単位ベクトルに基づいて上記水平座標系のX軸方向の単位ベクトルを算出するX軸方向単位ベクトル算出手段とからなることを特徴とする磁気コンパス。
  3. 請求項1又は2において、上記3軸磁気センサは、車両の後方確認用の室内鏡に配設してあることを特徴とする磁気コンパス。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、3軸磁気センサは、マグネト・インピーダンス・センサ素子を用いて構成してあることを特徴とする磁気コンパス。
JP2005304226A 2005-10-19 2005-10-19 磁気コンパス Expired - Fee Related JP4919142B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005304226A JP4919142B2 (ja) 2005-10-19 2005-10-19 磁気コンパス
US11/421,900 US7278219B2 (en) 2005-10-19 2006-06-02 Magnetic compass

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005304226A JP4919142B2 (ja) 2005-10-19 2005-10-19 磁気コンパス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007113993A JP2007113993A (ja) 2007-05-10
JP4919142B2 true JP4919142B2 (ja) 2012-04-18

Family

ID=37946837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005304226A Expired - Fee Related JP4919142B2 (ja) 2005-10-19 2005-10-19 磁気コンパス

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7278219B2 (ja)
JP (1) JP4919142B2 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100847382B1 (ko) * 2004-08-10 2008-07-18 야마하 가부시키가이샤 방위 데이터 생성 방법, 방위 센서 유닛 및 휴대 전자 기기
JP4252555B2 (ja) * 2005-04-25 2009-04-08 アルプス電気株式会社 傾斜センサおよびこれを用いた方位計測装置
US7509748B2 (en) * 2006-09-01 2009-03-31 Seagate Technology Llc Magnetic MEMS sensors
JP4935427B2 (ja) 2007-03-01 2012-05-23 ヤマハ株式会社 磁気データ処理装置、方法およびプログラムならびに磁気処理システム。
JP5067155B2 (ja) * 2007-12-28 2012-11-07 ヤマハ株式会社 磁気データ処理装置、ナビゲーション装置、磁気データ処理方法および磁気データ処理プログラム
JP5597917B2 (ja) * 2008-02-29 2014-10-01 株式会社島津製作所 目標体探査システム
US9062971B2 (en) * 2008-03-06 2015-06-23 Texas Instruments Incorporated E-compass, tilt sensor, memory and processor with coarse detilting procedure
US20090293852A1 (en) * 2008-05-21 2009-12-03 Ian James Frick Emission Control System with Vacuum Boost
US8321161B1 (en) * 2010-09-17 2012-11-27 The United States of America as represented by the Secretarty of the Navy Autonomous magnetic measurement system
JP5017539B1 (ja) * 2011-02-17 2012-09-05 アイチ・マイクロ・インテリジェント株式会社 地磁気を測定し、利用する応用機器
CN102305624B (zh) * 2011-05-11 2013-10-23 西安飞机工业(集团)有限责任公司 一种罗盘校准方法
JP5849448B2 (ja) * 2011-06-14 2016-01-27 リコーイメージング株式会社 3軸電子コンパスを用いた方位測定方法および方位測定装置
US8843338B2 (en) 2011-07-29 2014-09-23 Nokia Corporation Processing Data for Calibration
JP5866893B2 (ja) * 2011-09-07 2016-02-24 ヤマハ株式会社 地磁気測定装置
EP2568254A3 (en) 2011-09-07 2015-02-18 Yamaha Corporation Soft iron effect offset correction in geomagnetism measurement apparatus
US9523576B2 (en) * 2012-09-17 2016-12-20 Xsens Holding B.V. System and method for magnetic field data compression
CN104049635A (zh) * 2014-07-07 2014-09-17 浙江海曼机器人有限公司 一种基于电子罗盘的智能小车行走定位方法
JP6766333B2 (ja) * 2015-10-06 2020-10-14 愛知製鋼株式会社 微小磁性体検知センサおよび異物検知装置
JP2022032282A (ja) * 2020-08-11 2022-02-25 トヨタ自動車株式会社 自動車用磁界検出器および自動車用磁界測定システム
CN113218379B (zh) * 2021-05-08 2022-03-22 北京理工大学 一种与飞行轨迹耦合的锂电池无人机电磁干扰抑制方法
CN113984032A (zh) * 2021-11-04 2022-01-28 北京理工大学 一种与飞行轨迹耦合的燃料电池无人机电磁干扰抑制方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS628011A (ja) 1985-07-04 1987-01-16 Hitachi Ltd 移動体方位検知装置
US4807462A (en) 1987-04-03 1989-02-28 Chrysler Motors Corporation Method for performing automatic calibrations in an electronic compass
JPH0658758A (ja) 1992-08-06 1994-03-04 Mitsubishi Electric Corp 方位検出装置
US5737226A (en) 1995-06-05 1998-04-07 Prince Corporation Vehicle compass system with automatic calibration
JP3751056B2 (ja) 1995-08-31 2006-03-01 古野電気株式会社 電子コンパス
US6166698A (en) * 1999-02-16 2000-12-26 Gentex Corporation Rearview mirror with integrated microwave receiver
US6301794B1 (en) * 1999-05-27 2001-10-16 Johnson Controls, Inc. Vehicle compass system with continuous automatic calibration
JP2001304910A (ja) * 2000-04-27 2001-10-31 Tokin Corp 方位表示装置
US6653831B2 (en) * 2001-11-20 2003-11-25 Gentex Corporation Magnetometer having a dynamically adjustable bias setting and electronic vehicle compass incorporating the same
WO2004099715A2 (en) * 2003-04-30 2004-11-18 Johnson Controls Technology Company System and method for compensating for magnetic disturbance of a compass by a moveable vehicle accessory
JP4151785B2 (ja) * 2003-04-03 2008-09-17 旭化成エレクトロニクス株式会社 方位角計測装置及び方位角計測プログラム、並びに方位角計測方法
JP2005061969A (ja) 2003-08-11 2005-03-10 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 方位角計測装置及び方位角計測方法
US6962001B2 (en) * 2003-11-10 2005-11-08 The Research Institute For Electric And Magnetic Materials Magnetic north detecting device and magnetic north detecting method
US7376527B2 (en) * 2003-12-22 2008-05-20 Asahi Kasei Emd Corporation Azimuth measuring device
JP2006234581A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Aichi Micro Intelligent Corp 電子コンパス及び方位測定方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20070084070A1 (en) 2007-04-19
JP2007113993A (ja) 2007-05-10
US7278219B2 (en) 2007-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4919142B2 (ja) 磁気コンパス
USRE45023E1 (en) Three-axis magnetic sensor, an omnidirectional magnetic sensor and an azimuth measuring method using the same
EP1519148B1 (en) Azimuth measuring device and azimuth measuring method
US7826999B1 (en) Magnetic tilt compensated heading compass with adaptive zoffset
KR100894171B1 (ko) 3축 자기 센서 및 전방위 자기 센서
US6836971B1 (en) System for using a 2-axis magnetic sensor for a 3-axis compass solution
US7886600B2 (en) Motion sensor and portable telephone using the same
US20080052932A1 (en) Magnetic MEMS sensors
JP2006234581A (ja) 電子コンパス及び方位測定方法
KR20110081205A (ko) 전자 나침반
JPWO2006035505A1 (ja) 磁気センサの制御方法、制御装置、および携帯端末装置
JP2006226810A (ja) 方位計測装置
WO2011158856A1 (ja) 誤差要因判定方法およびその装置、並びに誤差補償方法、3軸磁気センサ、センサモジュール、誤差要因判定用のプログラム
JP2013538345A (ja) 自動車におけるより良いナビゲーション精度のためのpnd再位置決め検出器
KR100565794B1 (ko) 기울기의 영향을 보상하여 방위각을 연산하는 지자기센서, 및 그 연산방법
JP2008216181A (ja) 方位センサ及び電子機器
JP2006023318A (ja) 3軸磁気センサ、全方位磁気センサおよびそれらを用いた方位測定方法
WO2011129288A1 (ja) 地磁気検知装置
JP2005249554A (ja) 磁界検出装置
KR100579483B1 (ko) 자기장 왜곡을 자동 보정하는 지자기 센서 및 그 방법
JP2006053081A (ja) 方位角計測装置、および、方位角計測方法
JP4149344B2 (ja) 地磁気方位センサおよび地磁気方位センサの使用方法
JP2013117442A (ja) 方位誤差補償装置、方位誤差補償方法、方位誤差補償プログラム、誤差角度補償装置、3軸磁気センサ及びセンサモジュール
EP1500905A2 (en) Magnetic compass
JP4051969B2 (ja) 地磁気センサを利用した首振り範囲の制御装置及び首振り部を備える装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100629

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100827

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110422

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110427

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20110603

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20111101

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4919142

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150210

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees