JP4918275B2 - 生産ラインシステム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の工程からなる生産ラインを複数並設した生産ラインシステムに関する。
従来、特許文献1に記載された生産ラインシステムが知られている。この生産ラインシステムでは、複数の工程からなる生産ラインのうち処理能力の低い工程には複数の装置を配置して、各工程のスループットが均等になるようにしている。この生産ラインシステムによれば、各工程の装置が故障等することなく稼動するのであれば、稼働率の非常に高い生産ラインシステムとなる。
しかしながら、通常、生産ラインシステムでは部品補給やメインテナンス等により装置が半ば定期的に停止するため、特許文献1に記載された生産ラインシステムにおいては高い稼働率を得ることはできない。これに対し、特許文献2、3記載の生産ラインシステムが提案されている。
特許文献2記載の生産ラインシステムは、複数の工程からなる生産ラインにおける各工程間にワークを蓄えることができるバッファ装置を設けている。この生産ラインシステムでは、バッファ装置に蓄えられたワークを利用することにより停止していない工程を稼動させることができるため、高い稼働率を得ることができると考えられる。
また、特許文献3記載の生産ラインシステムは、複数の工程からなる生産ラインを複数並設した生産ラインシステムにおいて、各生産ライン間にワークの生産ラインを変更可能なバイパス装置が設けられている。この生産ラインシステムでは、停止している工程に対してバイパス装置によりワークを他の生産ラインに迂回させて利用することがでるため、高い稼働率を得ることができると考えられる。
特開2004−281664号公報 特開平11−198074号公報 特開平10−338311号公報
しかし、上記特許文献2、3記載の生産ラインシステムでは、生産ラインにおける各工程のタクトタイムについての言及はされていない。また、特許文献2記載の生産ラインシステムでは、バッファ装置に蓄えられたワークがなくなると生産ラインが停止してしまう。さらに、特許文献3記載の生産ラインシステムでは、前工程のタクトタイムが後工程のタクトタイムより長い場合に高い稼働率を得ることができるが、一般には両者のタクトタイムの差は小さいため、稼働率を大きく改善することはできない。
本発明は係る従来の問題点に鑑みてなされたものであり、生産性を向上させることができる生産ラインシステムを提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る生産ラインシステムの特徴は、複数の異なる工程の装置からなる生産ラインを複数並設した生産ラインシステムにおいて、 前記各生産ラインにおける前記各工程のタクトタイムは、下流側ほど順次短くなるように構成され、前記各生産ラインにおける少なくとも1箇所以上の隣り合う工程の装置間には、ワークを蓄えることができるバッファ装置が設けられ、前記各生産ラインの同じ工程の装置の下流側の各バッファ装置間には、前記ワークの搬送を変更可能なバイパス装置が設けられ、前記複数の生産ラインのうちの一の生産ラインにおいて前記バッファ装置の下流側の工程の装置が停止した場合、前記バッファ装置の上流側の工程の装置で生産したワークを前記バッファ装置に蓄えるとともに、生産した前記ワークの一部を前記複数の生産ラインのうちの稼動している他の生産ラインの前記停止した工程と同じ工程の装置に前記バイパス装置によって搬送し、前記他の生産ラインの各工程のタクトタイムが下流側ほど順次短いことから生じる生産能力の余力を利用して生産することである。
請求項2に係る生産ラインシステムの特徴は、請求項1において、前記一の生産ラインにおいて前記バッファ装置の下流側の工程の装置が再稼動すると、前記バッファ装置の上流側の工程の装置で生産したワークおよび前記バッファ装置に蓄えられたワークを前記一の生産ラインの前記バッファ装置の下流側の工程の装置に搬送することである。
請求項3に係る生産ラインシステムの特徴は、請求項1または2において、前記バイパス装置は、前記各生産ラインの同じ工程の装置の下流側の各バッファ装置の下流側に設けられ、上流側から搬入されたワークを搬送方向で180度回転可能なバイパスコンベアと、前記一の生産ラインの前記バイパスコンベアと前記他の生産ラインの前記バイパスコンベアとの間で前記ワークを180度回転させて搬送可能な搬送台車とを備えることである。
請求項4に係る生産ラインシステムの特徴は、請求項1乃至3のいずれか1項において、前記生産ラインは、フラットパネルディスプレイの組付けに用いられ、反射防止フィルム貼付け工程を含むことである。
請求項1に係る生産ラインシステムにおいては、各生産ラインにおける各工程のタクトタイムが下流側ほど短くなるように構成されており、一の生産ラインのある工程が停止した場合、その工程より上流の工程の装置で生産したワークを当該装置の下流側のバッファ装置に蓄えつつ、生産した前記ワークの一部を他の生産ラインの前記停止した工程と同じ工程の装置にバイパス装置により搬送することが可能である。このため、ある工程の停止中においては、他の生産ラインにワークを迂回させ、前後工程のタクトタイム差を利用して他の生産ラインにおける前記停止した工程と同じ工程の装置の稼働率を上昇させることにより、生産ラインシステム全体としての稼働率の低下を防止することができる。
請求項2に係る生産ラインシステムにおいては、一の生産ラインの停止中の工程の装置が稼動し始めると、その生産ラインはバッファ装置に蓄えられたワークを利用して高い稼働率で稼動することができるため、短時間で稼働率を回復させることができる。したがって、この生産ラインシステムによれば、生産性を向上させることができる。
請求項3に係る生産ラインシステムにおいては、前記バイパスコンベアは、上流側から搬入されたワークを搬送方向で180度回転するので、搬送台車がワークの生産ラインを変更するに際して、一の生産ラインのバイパスコンベアから他の生産ラインのバイパスコンベアにワークの向きを変えずに180度回転して搬送することができる。

請求項4に係る生産ラインシステムにおいては、反射防止フィルム貼付け工程を含む複数の工程を有するフラットパネルディスプレイの組付け生産ラインを複数備え、各生産ラインの各工程は下流側ほどタクトタイムが短くなるように構成されている。また、各工程間にはワークを蓄えることができるバッファ装置が設けられ、各生産ライン間にはワークの生産ラインを変更可能なバイパス装置が設けられている。そのため、この生産ラインシステムによれば、上記の効果を十分に発揮することができる。
本発明に係る生産ラインシステムを具体化した実施形態を図面に基づいて以下に説明する。この生産ラインシステムは、図1に示す液晶表示装置95を製造するものである。液晶表示装置95は、液晶パネル91と、液晶パネル91の表面に貼付けられた反射防止(Anti-Reflector)フィルム(以下「ARフィルム」という)92と、液晶パネル91の縁部に圧着された駆動ICチップ93及びFPC(Flexible Printed Circuit)94等とから構成されている。FPC94は透明又は半透明のフレキシブル基板に電子回路が構成されたもので、その不透明電極部はACF(Anisotropic Conductive Film)テープ等の異方性導電膜を介在して液晶パネル91の透明電極部に圧着されている。
この生産ラインシステムは、図2に示すように、ARフィルム貼付け工程1、ドライバIC搭載工程4、検査工程7及び封入樹脂塗布工程10からなる2つの生産ラインA、Bを並設したものである。ARフィルム貼付け工程1、ドライバIC搭載工程4、検査工程7及び封入樹脂塗布工程10のタクトタイムは順次短くなっている。ARフィルム貼付け工程1とドライバIC搭載工程4との間、ドライバIC搭載工程4と検査工程7との間、及び検査工程7と封入樹脂塗布工程10との間には、ワークWを蓄えることができるバッファ装置としてのバッファコンベア2、5、8と、ワークWの生産ラインA、Bを変更可能なバイパス装置としてのバイパスコンベア3、6、9とが設けられている。各バイパスコンベア3、6、9は、ワークWを他の生産ラインA、Bに搬送可能な搬送台車としてのAGV(Automatic Guided vehicle)11、12、13を有している。この搬送台車11、12、13は、ワークWが不良であると判断された場合、このワークWを生産ラインA、Bから取除く役目も兼ねている。
ARフィルム貼付け工程1は、図3に示す局所クリーンルーム20内で行われる。局所クリーンルーム20は、シャッター21a〜21fにより、第1クリーニング室22、洗浄・貼付け室23、第2クリーニング室24及び第3クリーニング室25に分けられている。洗浄・貼付け室23と第1クリーニング室22、第2クリーニング室24及び第3クリーニング室25との間にはシャッター21b、21d、21eが設けられており、洗浄・貼付け室23は二重シャッター構造のクリーンルームになっている。また、洗浄・貼付け室23の上流側から下流側に向かってクリーンエアを流している。この洗浄・貼付け室23には、洗浄装置26と貼付け装置27とが設けられている。
図4(A)、(B)に示すように、バッファコンベア2(5、8)は、ハウジング30内に設けられた4本のボールネジ軸31、4個のボールナット32、及び8段のバッファステージ33を備えている。ここで、図4(A)、(B)は各々バッファコンベア2(5、8)の正面図、平面図である。4本のボールネジ軸31は垂直方向の軸心回りに回動可能に軸支され、図示しないモータにより回動されるようになっている。各ボールネジ軸31は、ボールネジ軸31の軸線方向に移動可能に支持されたボールナット32に、モータの回転運動を直線運動に変換して伝達する。4本のボールナット32には各バッファステージ33の四隅のZ軸ガイド35が嵌着されており、各バッファステージ33は所定の距離をもって水平にされている。各バッファステージ33には搬送コンベア34が水平に設けられており、この搬送コンベア34によりワークWが搬送される。ただし、図4(B)は、ボールネジ軸31及びボールナット32が省略されている。
このバッファコンベア2(5、8)にワークWが蓄えられていない場合、図4(A)に示すように、各バッファステージ33は最も下に移動しており、最上段のバッファステージ33がワークWの搬送高さとなる。すなわち、ワークWは最上段のバッファステージ33により、矢印で示すように、次の工程4(7、10)に搬送される。バッファコンベア2(5、8)にワークWが蓄えられる場合、バッファステージ33にワークWが蓄えられた後、モータを正転することにより各バッファステージ33が1段上昇する。このようにして、バッファステージ33にはワークWが最大8個蓄えられる。また、バッファコンベア2(5、8)に蓄えられているワークWを次の工程4(7、10)に搬送する場合、モータを逆転することによりバッファステージ33を1段下降させ、ワークWを搬送高さにして搬送する。このように、バッファコンベア2(5、8)はLIFO方式(後入れ先出し方式last in first out)を採用している。
図5(A)、(B)に示すように、バイパスコンベア3(6、9)は、基台40上にハウジング41が立設され、ハウジング41内に設けられたθ軸モータ42、回転ステージ43、バッファステージ44、搬送ステージ45、昇降シリンダ46等を備えている。図5(A)、(B)は各々バイパスコンベア3(6、9)の正面図、平面図である。θ軸モータ42は出力軸を上方に向けて基台40上に固定され、θ軸モータ42の出力軸には回転ステージ43が水平に保持されている。回転ステージ43の四隅には、4本のボールネジ軸43aが垂直方向の軸心回りに回動可能に軸支され、各々、図示しないZ軸モータにより回動されるようになっている。各ボールネジ軸43aは、ボールネジ軸43aの軸線方向に移動可能に支持されたボールナット48に、Z軸モータの回転運動を直線運動に変換して伝達する。また、バッファステージ44の四隅には図示しない突起が形成され、搬送ステージ45の四隅の突起45bとともに4本のボールナット48に嵌着されており、バッファステージ44及び搬送ステージ45は所定の間隔をもってボールナット48に水平に固定されている。バッファステージ44及び搬送ステージ45上には各々4個の搬送コンベア44a、45aが水平に設けられている。これにより、θ軸モータ42を回転させることにより、外周円47内において回転ステージ43上のバッファステージ44、搬送ステージ45等を回転させることができる。また、Z軸モータを回転することにより、バッファステージ44及び搬送ステージ45を昇降させることができる。
回転ステージ43の両側(ワークWの搬送方向両側)の基台40上には昇降シリンダ46がロッドを上方に向けて配置され、昇降シリンダ46のロッドには搬送コンベア46aが水平に設けられている。この昇降シリンダ46を駆動することにより、搬送コンベア46aを昇降させることができる。また、基台40の下部にはAGV11(12、13)の後述する台座50が挿入される挿入スペース40aが形成され、ハウジング41にはAGV11(12、13)の後述するワーク台53が挿入される挿入窓41aが形成されている。ただし、図5(B)は、ボールネジ軸43a及びボールナット48等が省略されている。
このバイパスコンベア3(6、9)では、通常の状態においては、図5(A)、(B)の矢印で示すように、ワークWは搬送ステージ45により次の工程4(7、10)に搬送される。この搬送ステージ45の高さが、ワークWの搬送高さである。また、ワークWが不良であると判断された場合、図5(A)、(B)に示す搬送ステージ45上にワークWが搬入された状態から、Z軸モータを正転して搬送ステージ45を上昇させる。そして、AGV11(12、13)を前進させ、搬送ステージ45とワークWとの間、すなわち4個の搬送コンベア45aの間(3箇所)にAGV11(12、13)のワーク台53を挿入する。そして、Z軸モータを逆転して搬送ステージ45を下降させることにより、ワークWをAGV11(12、13)に受け渡す。その後、AGV11(12、13)を後退させ、ワークWを生産ラインA、Bから搬出することができる。
また、修理されたワークWを生産ラインA、Bに搬入する場合は、Z軸モータを逆転して搬送ステージ45を図5(A)の状態にまで下降させ、AGV11(12、13)を前進させ、搬送ステージ45上にAGV11(12、13)のワーク台53を挿入する。そして、Z軸モータを正転して搬送ステージ45を上昇させることにより、ワークWをAGV11(12、13)から受け取る。この際、AGV11(12、13)のワーク台53は、4個の搬送コンベア45aの間(3箇所)に入る。そして、AGV11(12、13)を後退させ、Z軸モータを逆転して搬送ステージ45をワークWの搬送高さまで下降させることにより、ワークWを次の工程4(7、10)に搬送することができる。
また、バッファコンベア2(5、8)のワークWの生産ラインA、Bを変更するためにワークWを生産ラインA、Bから搬出する場合は、まず、バッファコンベア2(5、8)からワークWを搬送ステージ45上に搬送する。そして、図6(A)に示すように、昇降シリンダ46を駆動して搬送コンベア46aを上昇させた後、θ軸モータ42を回転させて回転ステージ43、バッファステージ44、搬送ステージ45を180度回転させる。そして、Z軸モータを正転して搬送ステージ45を上昇させる。さらに、AGV11(12、13)を前進させ、搬送ステージ45とワークWとの間、すなわち4個の搬送コンベア45aの間(3箇所)にAGV11(12、13)のワーク台53を挿入する。そして、Z軸モータを逆転して搬送ステージ45を下降させることにより、ワークWをAGV11(12、13)に受け渡す。その後、AGV11(12、13)を後退させ、ワークWを生産ラインA、Bから搬出することができる。
また、このワークWを他の生産ラインB、Aに搬入する場合は、Z軸モータを正転してバッファステージ44を上昇させる。そして、AGV11(12、13)を前進させ、バッファステージ44上にAGV11(12、13)のワーク台53を挿入する。そして、図6(B)に示すように、Z軸モータを正転してバッファステージ44をさらに上昇させることにより、ワークWをAGV11(12、13)から受け取る。この際、AGV11(12、13)のワーク台53は、4個の搬送コンベア44aの間(3箇所)に入る。そして、AGV11(12、13)を後退さる。さらに、Z軸モータを逆転してバッファステージ44をワークWの搬送高さまで下降させることにより、ワークWを次の工程4(7、10)に搬送することができる。上記のように、ワークWを生産ラインA、Bから搬出する場合にバッファステージ44等を180度回転するのは、ワークWの生産ラインA、Bを変更するに際して、AGV11(12、13)が180度回転するため、AGV11(12、13)上のワークWも180度回転してしまうからである。
図7(A)、(B)に示すように、AGV11(12、13)は、台座50と、台座50の後方に取付けられた駆動装置52と、AGV11(12、13)の移動を可能にする車輪51と、ワークWを載置するワーク台53と、ワークWを昇降可能な昇降シリンダ54及び昇降台55とを備えている。ワーク台53は、各搬送コンベア44a、45aの間に挿入可能なように、3個の板状に分かれている。また、昇降台55は、バッファステージ44及び搬送ステージ45との間でワークWを受け渡す場合に使用される。
以上の構成をした生産ラインシステムにおいて、まず、ARフィルム貼付け工程1、ドライバIC搭載工程4、検査工程7及び封入樹脂塗布工程10のすべてが停止することなく稼動している場合について説明する。
ARフィルム貼付け工程1においては、局所クリーンルーム20のシャッター21aが開き、ワークWとしての液晶パネル91が第1クリーニング室22に搬入される。その後、シャッター21aが閉じ、クリーンエアにより液晶パネル91が洗浄される。液晶パネル91の洗浄後、シャッター21bが開き、液晶パネル91は洗浄・貼付け室23に搬入され、シャッター21bが閉じる。
液晶パネル91は、洗浄・貼付け室23の洗浄装置26において洗浄溶剤により洗浄され、貼付け装置27に搬入される。一方、シャッター21cが開き、ARフィルム92が第2クリーニング室24に供給される。その後、シャッター21cが閉じ、クリーンエアによりARフィルム92が洗浄される。ARフィルム92の洗浄後、シャッター21dが開き、ARフィルム92は貼付け装置27に搬入され、シャッター21dが閉じる。
貼付け装置27において、液晶パネル91にARフィルム92が貼付けられる。ARフィルム92の貼付け後、シャッター21eが開き、ARフィルム92が貼付けられた液晶パネル91は第3クリーニング室25に搬入される。その後、シャッター21eが閉じクリーンエアによりこの液晶パネル91が洗浄された後、シャッター21fが開き、ARフィルム92が貼付けられた液晶パネル91(以下「ワークW1」という)は第3クリーニング室25から搬出され、シャッター21fが閉じる。こうして、ARフィルム貼付け工程1が終了する。なお、ARフィルム貼付け工程1においては、液晶パネル91は起立姿勢において処理される。
ドライバIC搭載工程4においては、液晶パネル91の縁部にACFテープが貼付けられた後、駆動ICチップ93及びFPC94が圧着される。以下、ドライバIC搭載工程4において、駆動ICチップ93及びFPC94が圧着された液晶パネル91を「ワークW2」という。また、検査工程7においては、駆動ICチップ93に駆動信号を与え、液晶パネル91にテスト画像を表示させて検査する。さらに、封入樹脂塗布工程10においては、樹脂を塗布して駆動ICチップ93及びFPC94を固定させる。以上の工程が終了することにより、液晶表示装置95が得られる。
次に、生産ラインAのドライバIC搭載工程4が故障等により停止した場合について説明する。生産ラインAのドライバIC搭載工程4が停止すると、ワークW1が生産ラインAのバッファコンベア2に蓄えられるとともに、一部のワークW1が生産ラインA、Bのバイパスコンベア3を経由して生産ラインBのドライバIC搭載工程4に搬送される。一方、生産ラインBのドライバIC搭載工程4は、前工程であるARフィルム貼付け工程1よりもタクトタイムが短いため、生産能力に余力を残している。生産ラインAから生産ラインBに搬送されたワークW1は、この生産能力の余力を利用して、生産ラインBのドライバIC搭載工程4において、駆動ICチップ93及びFPC94が圧着されワークW2とされる。そして、ワークW2は、生産ラインB、Aのバイパスコンベア6を経由して生産ラインAの検査工程7に搬送され、検査工程7及び封入樹脂塗布工程10を経て液晶表示装置95とされる。これにより、生産ラインAの停止を防止することができる。
その後、生産ラインAのドライバIC搭載工程4が再稼動すると、生産ラインAのARフィルム貼付け工程1により製造されたワークW1及び生産ラインAのバッファコンベア2に蓄えられていたワークW1がドライバIC搭載工程4に搬送される。ドライバIC搭載工程4では、ARフィルム貼付け工程1とのタクトタイム差による生産能力の余力を利用してこれらのワークW1への処理が行われる。これにより、生産ラインAの稼働率は100%を超え、早期に累積稼働率を100%に回復することができる。ただし、「生産ラインの稼働率100%」とは、通常サイクルの生産時における稼動量、すなわち、弟1工程がそのタクトタイムで生産したワークのみを弟2工程以下の工程において順次処理している状態における稼動量をいう。また、その状態において、各工程の稼働率が100%であり、弟1工程で生産されたワークと同数のワークが最終工程において生産される。したがって、弟1工程で生産されたワークの数以上のワークが最終工程において生産される場合、生産ラインの稼働率は100%以上である。
本実施形態の生産ラインシステムにおいて、ARフィルム貼付け工程1は、局所クリーンルーム20内で行われている。ところで、液晶パネル等のフラットパネルディスプレイ(FPD)生産には、ガラス板等のパネルにフィルム(偏光フィルム、ARフィルム等)を貼付けるフィルム貼付け工程がある。このフィルム貼付け工程においては、埃等の異物の混入は最終的にドット抜けに直結することから、異物混入を防止することが重要な課題となっている。従来、この異物の混入を防止するため、フィルム貼付け工程を含む一連の工程をクリーンルーム内で行っていた。そのため、クリーンルーム全体が大きなものとなり、設備費用、運転費用が増大するのみならず、異物の混入を完全には防止することができなかった。
この生産ラインシステムにおいては、ARフィルム貼付け工程1で局所クリーンルーム20を採用しており、クリーンルーム全体を小さくすることができ、設備費用、運転費用を削減することができる。また、この生産ラインシステムにおいては、洗浄・貼付け室23が二重シャッター構造のクリーンルームになっている上、パネル及びARフィルムが洗浄・貼付け室23に搬入される前に、第1クリーニング室22及び第2クリーニング室24においてクリーンエアにより十分に洗浄されるため、異物の混入を抑制することができる。さらには、ARフィルム貼付け工程1を通じてパネルが起立姿勢で処理されていること、及び洗浄・貼付け室23の上流側から下流側に向かってクリーンエアを流していることからも、異物の混入を抑制することができる。こうして、この生産ラインシステムでは、生産コストの削減を図ることができるとともに、歩留まりを高くすることができる上、修理作業及び修理時間の削減を図ることができる。なお、この生産ラインシステムの局所クリーンルーム20を偏光フィルムの貼付け工程等にも採用することができる。
また、本実施形態の生産ラインシステムにおいては、各生産ラインA、Bにおける各工程1、4、7、10のタクトタイムが下流側ほど短くなるように構成されており、ある工程4、7、10が停止した場合、その工程4、7、10より上流の工程1、4、7で生産したワークWをバッファコンベア2、5、8に蓄えつつ、このワークWの一部の生産ラインA、Bをバイパスコンベア3、6、9により変更することが可能である。このため、ある工程4、7、10の停止中においては、他の生産ラインA、BにワークWを迂回させ、前後工程1、4、7、10のタクトタイム差を利用して他の生産ラインA、Bにおける停止工程4、7、10と同一工程4、7、10の稼働率を上昇させることにより、生産ラインシステム全体としての稼働率の低下を防止することができる。また、停止中の工程4、7、10が稼動し始めると、その生産ラインA、Bはバッファコンベア2、5、8に蓄えられたワークWを利用して100%以上の稼働率で稼動することができるため、短時間で累積的な稼働率を100%に回復させることができる。したがって、この生産ラインシステムによれば、生産性を向上させることができる。
また、この生産ラインシステムにおいては、バイパスコンベア3、6、9がワークWを他の生産ラインA、Bに搬送可能なAGV11、12、13を有するため、生産ラインA、B間を接続する敷設物をなくすことができる。このため、作業者の作業スペースを容易に確保でき作業効率を向上させることができるとともに、設備コストを抑制することができる。
さらに、この生産ラインシステムにおいては、AGV11、12、13が不良ワークWをラインアウトさせる役割を兼ねているため、これによっても、設備コストを抑制することができる。
本発明に係る生産ラインシステムの効果を確認するため、稼働率シミュレーションを行った。この稼働率シミュレーションにおいては、図8に示すように、複数の工程としての第1装置81、第2装置84及び第3装置87からなる生産ラインC、Dを並設した生産ラインシステムを採用した。生産ラインC、Dにおいては、各第1装置81で生産されたワークが各第2装置84及び各第3装置87で処理されて完成品になるものとする。
第1装置81、第2装置84及び第3装置87のタクトタイムは順次短くなっており、各々120秒、100秒、80秒である。そのため、生産ラインシステムが100%の稼働率である場合、20分間で生産ラインC、D毎に完成品を10個生産することができる。また、第1装置81と第2装置84との間、及び第2装置84と第3装置87との間にはワークを蓄えることができるバッファ装置としてのバッファコンベア82、88と、ワークの生産ラインC、Dを変更可能なバイパス装置としてのバイパスコンベア83、86とが設けられている。各バイパスコンベア83、86は、ワークを他の生産ラインC、Dに搬送可能な搬送台車としてのAGV88、89を有している。この搬送台車88、89は、ワークが不良であると判断された場合、このワークを生産ラインC、Dから取除く役目も兼ねている。
以上の構成の生産ラインシステムにおいて、生産ラインCの第2装置84が20分間停止したと仮定して、稼働率シミュレーションを行った。その結果を図9〜図13に示す。図9〜図13において、Cn(n=1、2、・・・)は生産ラインCの第1装置81により0分から2分間毎に製造されたワークを連番で表している。また、Dn(n=1、2、・・・)は生産ラインDの第1装置81により0分から2分間毎に製造されたワークを連番で表している。なお、C0、D0は、−2分から0分までの2分間に生産ラインC、Dの第1装置81で製造されたワークを表し、C−1、D−1は、−4分から−2分までの2分間に生産ラインC、Dの第1装置81で製造されたワークを表している。
次に、稼働率シミュレーションの結果について説明する。図9に示す0分から20分までの20分間、生産ラインCの第2装置84が停止したものとしている。生産ラインCの第1装置81により生産されたワークC0は、生産ラインCのバッファコンベア82、生産ラインC、Dのバイパスコンベア83を経由して、生産ラインDのバッファコンベア82に搬送される。そして、生産ラインDにおいて、第2装置に搬送され処理された後、バッファコンベア85に搬送される。その後、生産ラインD、Cのバイパスコンベア86を経由して、生産ラインCのバッファコンベア85に搬送される。そして、生産ラインCの第3装置87に搬送され処理されて完成品とされる。ワークC1についても同様に、バイパスコンベア83、86により生産ラインDに迂回され処理された後、生産ラインCの第3装置87に搬送され処理されて完成品とされる。ワークC2については、バイパスコンベア83、86により生産ラインDに迂回され、生産ラインDのバッファコンベア82に搬送される。ワークC3〜C10については、生産ラインCのバッファコンベア82に順次蓄えられる。こうして、生産ラインCにおいては、第2装置が停止する前に処理されたワークC−1と、第2装置が停止した後に処理されたワークC0、C1との合計3個が完成品とされる。このため、生産ラインCの稼働率は30%であり、生産ラインCの停止を防止することができる。また、生産ラインDにおいては、ワークD−1、D0、D1〜D8の合計10が完成品とされる。このため、生産ラインDの稼働率は100%である。
図10に示すように、20分から生産ラインCの第2装置84が再稼動する。生産ラインCの第2装置84により、第1装置により生産されたワークC10〜C19と、バッファコンベア82に蓄えられていたワークC9、C8との合計12個が処理される。また、生産ラインCの第3装置87により、第2装置84により処理されたワークC10〜C18、C9、C8と、バイパスコンベア83、86により生産ラインDに迂回されて処理されたワークC2との合計12個が処理される。この結果、生産ラインCの稼働率は120%となる。また、生産ラインDにおいては、ワークD9〜D18の合計10が完成品とされる。このため、生産ラインDの稼働率は100%である。なお、生産ラインDにおいては、ワークD16の処理後において通常サイクルの生産に戻る。
図11に示すように、40分から60分までの20分間においては、生産ラインCの第2装置84により、第1装置により生産されたワークC20〜C29と、バッファコンベア82に蓄えられていたワークC7、C6との合計12個が処理される。また、生産ラインCの第3装置87により、第2装置84により処理されたワークC19〜C28、C7、C6の合計12個が処理される。この結果、生産ラインCの稼働率は120%となる。また、生産ラインDは通常サイクルの生産に戻っており、稼働率は100%である。
図12に示すように、60分から80分までの20分間においては、生産ラインCの第2装置84により、第1装置により生産されたワークC30〜C39と、バッファコンベア82に蓄えられていたワークC5、C4との合計12個が処理される。また、生産ラインCの第3装置87により、第2装置84により処理されたワークC29〜C38、C5、C4の合計12個が処理される。この結果、生産ラインCの稼働率は120%となる。また、生産ラインDは通常サイクルの生産に戻っており、稼働率は100%である。
図13に示すように、80分から100分までの20分間においては、生産ラインCの第2装置84により、第1装置により生産されたワークC40〜C49と、バッファコンベア82に蓄えられていたワークC3との合計11個が処理される。また、生産ラインCの第3装置87により、第2装置84により処理されたワークC39〜C48、C3の合計11個が処理される。この結果、生産ラインCの稼働率は110%となる。また、生産ラインDは通常サイクルの生産に戻っており、稼働率は100%である。なお、計算によれば、93分(生産ラインCの第2装置84が再稼動後73分)において累積稼働率が100%に回復し、生産ラインCは通常サイクルの生産に戻る。したがって、93分以降は生産ラインC、Dとも通常サイクルの生産に戻ることになり、生産ラインシステム全体の稼働率も100%となる。
以上において説明したように、この生産ラインシステムによれば、生産性を向上させることができることがわかる。なお、本発明の生産ラインシステムを実施形態及び稼働率シミュレーションに即して説明したが、本発明はこれらに制限されるものではなく、本発明の技術的思想に反しない限り、適宜変更して適用できることはいうまでもない。
実施形態の生産ラインシステムに係り、完成品である液晶表示装置の正面図。 実施形態の生産ラインシステムの概要図。 実施形態の生産ラインシステムに係り、ARフィルム貼付け工程の概要図。 ARフィルム貼付け工程に係り、バッファ装置の正面図及び平面図。 ARフィルム貼付け工程に係り、バイパス装置の正面図及び平面図。 ARフィルム貼付け工程に係り、バイパス装置の正面図及び平面図。 ARフィルム貼付け工程に係り、搬送台車の正面図及び平面図。 稼働率シミュレーションの生産ラインシステムの概要図。 稼働率シミュレーションに係り、0分から20分までのシミュレーション結果を表す図。 稼働率シミュレーションに係り、20分から40分までのシミュレーション結果を表す図。 稼働率シミュレーションに係り、40分から60分までのシミュレーション結果を表す図。 稼働率シミュレーションに係り、60分から80分までのシミュレーション結果を表す図。 稼働率シミュレーションに係り、80分から100分までのシミュレーション結果を表す図。
符号の説明
1、4、7、10、81、84、87…工程(1…反射防止フィルム貼付け工程(ARフィルム貼付け工程)、4…ドライバIC搭載工程、7…検査工程、10…封入樹脂塗布工程、81…第1装置、84…第2装置、87…第3装置)、A、B、C、D…生産ライン、2、5、8、82、85…バッファ装置(バッファコンベア)、3、6、9、83、86…バイパス装置(バイパスコンベア)、11、12、13、88、89…搬送台車(AGV)、W、W1、W2、C−1〜C50、D−1〜D50…ワーク。

Claims (4)

  1. 複数の異なる工程の装置からなる生産ラインを複数並設した生産ラインシステムにおいて、
    前記各生産ラインにおける前記各工程のタクトタイムは、下流側ほど順次短くなるように構成され、
    前記各生産ラインにおける少なくとも1箇所以上の隣り合う工程の装置間には、ワークを蓄えることができるバッファ装置が設けられ、
    前記各生産ラインの同じ工程の装置の下流側の各バッファ装置間には、前記ワークの搬送を変更可能なバイパス装置が設けられ
    前記複数の生産ラインのうちの一の生産ラインにおいて前記バッファ装置の下流側の工程の装置が停止した場合、前記バッファ装置の上流側の工程の装置で生産したワークを前記バッファ装置に蓄えるとともに、生産した前記ワークの一部を前記複数の生産ラインのうちの稼動している他の生産ラインの前記停止した工程と同じ工程の装置に前記バイパス装置によって搬送し、前記他の生産ラインの各工程のタクトタイムが下流側ほど順次短いことから生じる生産能力の余力を利用して生産することを特徴とする生産ラインシステム。
  2. 請求項1において、前記一の生産ラインにおいて前記バッファ装置の下流側の工程の装置が再稼動すると、前記バッファ装置の上流側の工程の装置で生産したワークおよび前記バッファ装置に蓄えられたワークを前記一の生産ラインの前記バッファ装置の下流側の工程の装置に搬送することを特徴とする生産ラインシステム。
  3. 請求項1または2において、前記バイパス装置は、前記各生産ラインの同じ工程の装置の下流側の各バッファ装置の下流側に設けられ、上流側から搬入されたワークを搬送方向で180度回転可能なバイパスコンベアと、前記一の生産ラインの前記バイパスコンベアと前記他の生産ラインの前記バイパスコンベアとの間で前記ワークを180度回転させて搬送可能な搬送台車とを備えることを特徴とする生産ラインシステム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、前記生産ラインは、フラットパネルディスプレイの組付けに用いられ、反射防止フィルム貼付け工程を含むことを特徴とする生産ラインシステム。
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