JP4917281B2 - 工作機械のテ−ブル送り機構 - Google Patents

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Description

本発明は、研削装置、切削装置、旋盤等のNC工作機械のワ−クテ−ブルを手動でハンドルまたはレバ−の回転により移動させるテ−ブル送り機構に関する。この送り機構は、テ−ブル上にチャック等の治具で固定されたワ−クを砥石、バイト等の工具で機械加工するに先立ち、ワ−クと工具の相対的位置座標関係を調整する際に使用される。
左右方向(X軸方向)に移動可能なテ−ブル上に電磁チャックで固定されたワ−クを、砥石頭に軸承された回転砥石により、両者の相対的な移動により研削加工することは実施されている。かかる機械加工を行う平面研削装置の基本構成の一例を図10に示す。この平面研削装置100は、フレ−ム2上に左右方向に移動可能に設けられたワ−クテ−ブル3、このフレ−ムにT字状に設けられたベッド104上に起立して設けられたコラム105、このコラムに上下方向(Y軸方向)に移動可能に設けられた砥石頭106、前記フレ−ムの前面に設けられたテ−ブル左右送りハンドル10、コラム前後切り換え装置107、コラム前後送りハンドル108、砥石軸上下手パハンドル109を備える(例えば、非特許文献1参照。)。
前記ワ−クの研削加工に先立って、ワ−クと工具の位置座標、例えば、基準点、原点、研削開始点、研削終了点の位置座標の調整が行われる。この位置座標の調整にワ−クテ−ブルを手動でハンドルまたはレバ−の回転により左右方向に移動させるワ−クテ−ブル送り機構が利用されている。
かかるワ−クテ−ブルの左右方向送り機構としては、通常、テ−ブル左右送りハンドルのX方向駆動主軸の先側にピニオンギヤ(歯車)を固着し、このピニオンギヤをワ−クテ−ブル下面に固着して設けたラックに歯噛させ、テ−ブル左右送りハンドルを回転させることで手動でワ−クテ−ブルを移動させている。手動から自動に切り換えるときは、テ−ブル左右送りハンドル近傍に設けた手動−自動切換装置のレバ−を自動側に切り換える(例えば、特許文献1参照。)。
また、前後方向をなすY軸方向及び上下方向をなすZ軸方向に加工ヘッドを移動制御して加工する加工機を設け、該加工機の前部に左右方向をなすX軸方向に延長して長尺のワークを移送するワーク移送装置を設け、このワーク移送装置のフレームにX軸方向に延びるX軸レールを設け、該X軸レールに第1摺動体と第2摺動体とを設け、第1摺動体にX軸レールと平行に延長する連結バー及びワークを挾持・解除する第1クランプ機構を設け、第1摺動体をフレームに係脱する係脱機構を設け、前記第2摺動体にワークを挾持・解除する第2クランプ機構及び前記連結バーを挾持・解除する第3クランプ機構を設け、前記第2摺動体にX軸サーボモータ及び該X軸サーボモータによって正逆回転されるピニオンギヤを設け、ワーク移送装置のフレームにラックをX軸方向に延長形成し、前記ピニオンギヤを前記ラックに噛合させて第2摺動体をX軸レールに沿って移動制御するX軸移動装置を設けたことを特徴とする長尺物の加工装置も提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
さらに、左右手パハンドルの操作により左右往復移動可能なテ−ブルと、該テ−ブル上に保持されたワ−クを加工するための砥石頭の砥石軸に軸承された砥石と、前記砥石軸を前後方向に移動可能なサドル、およびデ−タセット入力ボタン、テ−ブルの現在位置を表示する表示器、テ−ブル起動ボタン、右端停止ボタン、デ−タセット有効/無効切替スイッチ、反転速度設定ボリュ−ムが設けられている操作盤を備えるNC研削装置であって、前記テ−ブルの操作盤は、研削装置のサドル前面に備え付けられた左右手パハンドルの操作者が操作可能な距離内の前記サドル前面に設けられており、左右手パハンドルを操作してテ−ブルを設定したい位置で停止し、操作盤上のデ−タセット入力ボタン(左端ボタンと、左反転端ボタンと、右反転ボタンと、ドレス点ボタン)を押しながら設定したい位置のボタンを押すことにより制御装置の記憶部にその位置座標が記憶される構造となっており、かつ、砥石とワ−クの位置合わせは、サドル横の上下手パハンドルとフレ−ム前面に設けられた前後送り手パハンドルで行うことができるNC研削装置が提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
先に、本件特許出願人は、手動−自動切換可能なワ−クテ−ブルの左右方向送り機構として、図3〜図8に示すテ−ブル送り機構を提案した。この送り機構は、NC工作機械のフレ−ム2、このフレ−ム2上に設けられたガイド部4、このガイド部4の案内面4aを滑走するスライド5とラック6を底部に有する左右移動可能なワ−クテ−ブル3、前記フレ−ム2の正面側に設けた左右手パハンドル10および噛み合わせ/噛み外し用レバ−12、左右手パハンドル10の回転中心を支持し、フレ−ム2の前後方向に延びて設けられたハンドル主軸10a、このハンドル主軸10aの後部に取り付けられたピニオン歯車10c、フレ−ム2の前後方向に延び、前記ハンドル主軸10aの軸心に水平方向面で軸心が平行に設けられた中間受軸11a、この中間受軸11aの後部に取り付けられ、前記ハンドル軸10aに設けられたピニオン歯車10cと噛み合う大歯車11bおよび中間受軸11aの前部に取り付けられたピニオン歯車11c、フレ−ム2の前後方向に延び、前記中間受軸11aの軸心に鉛直方向面で軸心が平行に設けられたレバ−軸12a、前記レバ−軸12aの後部に取り付けられ、前記中間受軸11aに設けられたピニオン歯車11cおよびテ−ブル底部に設けられたラック6と噛み合う大歯車12b、レバ−軸12aの前部外周囲に設けられた円筒溝カム12d、前記噛み合わせ/噛み外し用レバ−12がこの円筒溝カム12dの溝を移動できるようにレバ−軸12aに固定したピン12e、および、噛み合わせ/噛み外し用レバ−12の円筒溝カム12dの溝に沿っての回転移動により移動したレバ−軸12Aに取付けられた大歯車12Bの端面12tとの接触を確認する近接スイッチ12f、を備える工作機械のテ−ブル送り機構1である(例えば、特許文献4参照。)。
この工作機械のテ−ブル送り機構1は、噛み合わせ/噛み外し用レバ−12がレバ−軸12aの回転軸より上方位置にある状態、すなわち、ワ−クテ−ブル3底部のラック6とレバ−軸12aの大歯車12bが噛み合っている状態で左右手パハンドル10の把手10dを時計回り方向に回転させると、前記大歯車12bの回転送りがラック6により直線送りとされ、ラック6が底部に固定されているワ−クテ−ブル3がガイド部4の案内面4aに沿って右方向へ直線移動する。左右手パハンドル10の把手10dを時計逆回り方向に回転させると、前記大歯車12bの回転送りがラック6により直線送りとされ、ワ−クテ−ブル3がガイド部4の案内面4aに沿って左方向へ直線移動する。
工具に対するワ−クの位置の設定が完了したら、噛み合わせ/噛み外し用レバ−12を近接スイッチ12f側に向かう時計逆回り方向へ回転させると、従接するレバ−軸12aは回転しながら前方に移動されてラック6とレバ−軸12aの大歯車12bの噛み合わせが外され、噛み合わせ/噛み外し用レバ−12が180度回転されて近接スイッチ12fに大歯車12bの端面12tが接すると手動操作から自動操作のモ−ドにNC加工機械の制御盤は切り替えられ、ワ−クテ−ブル3は原点位置へ移動され、ワ−クテ−ブルはリニアモ−タ駆動、ボ−ルネジ/ACサ−ボモ−タ、または油圧シリンダ/サ−ボモ−タで移動可能となる。噛み合わせ/噛み外し用レバ−12を大歯車12bが近接スイッチ12fから遠ざかる側に向かう時計回り方向へ回転させると、従節するレバ−軸12aは回転しながら後方に移動されてラック6とレバ−軸12aの大歯車12bの噛み合わせが行われ、噛み合わせ/噛み外し用レバ−12が180度時計回り方向に回転されると近接スイッチ12fから大歯車12bの端面が離れることにより自動操作から手動操作のモ−ドにNC加工機械の制御盤は切り換えられる。
株式会社岡本工作機械製作所、「コラム形精密平面研削盤"PSG−DX、−EX、−DXNCシリ−ズ"」カタログ、2003年1月作成 特開昭61−164748号公報(第2−3頁、第4図) 特開2003−326445号公報 特開平9−085566号公報(第2−4頁、図1、図4、図5) 特願2004−052713号明細書(第2−4頁、図1−図6)
前述の非特許文献1、特許文献1、特許文献2および特許文献4に開示されるワ−クテ−ブル送り機構は、テ−ブル左右送りハンドルのX方向駆動主軸の先側にピニオンギヤ(歯車)を固着し、このピニオンギヤをワ−クテ−ブル下面に固着して設けたラックに歯噛させ、テ−ブル左右送りハンドルを回転させることで手動でワ−クテ−ブルを移動させている。前記ラックは、テ−ブル下部の左右方向(X軸方向)にテ−ブルの左右方向長さに等しい長さ設けられていた。また、特許文献3の長尺物の加工装置のワ−ク送り機構は、ワ−ク移送装置のフレ−ム下部にX軸方向に延長して設けたラックに、左右送りハンドルのX方向駆動主軸の先側に固着したピニオンギヤを噛み合わせ、ワ−ククランプをフレ−ム側面に設けたレ−ル上を摺動できるように係止させるものであり、ラックの長さは、フレ−ムのX軸方向長さと同じである。
ワ−クをプランジ研削やトラバ−ス研削する平面研削装置や成型研削盤では、テ−ブルストロ−ク幅が大きいゆえ、テ−ブル左右幅と同じ長さのラックを使用してもよいが、ワ−クテ−ブルの左右移動幅(ストロ−ク)が2〜30cmのワ−ク端面加工装置やワ−ク端面溝切り装置では、テ−ブル幅またはフレ−ム幅と同じ長さのラックの使用は必ずしも必要とされず、高価なラックを長く使用することは、工作機械の価格アップとなる。また、長いラックを使用することは、テ−ブル下部に配設する電線、配管等の設置作業が制限され、好ましくない。本発明は、ラックの長さを短くした手動−自動切換可能な工作機械のテ−ブル送り機構を提供するものである。
請求項1の発明は、工作機械のフレ−ム(2)、このフレ−ム上に設けられたガイド部(4)を有するガイドウェイ(2b)、このガイドウェイの上方正側面に固定された左右方向に延びる案内レ−ル(2d)
前記ガイドウェイ(2b)のガイド部の案内面を滑走するスライド部材を底部に有する左右移動可能なテ−ブル(3)、このテ−ブルの正側面に固定されたテ−ブル支持フレ−ム(3c)
裏面に前記案内レ−ル(2d)を挟持して滑走できる断面コ状の滑走体(16a)を固定し、上方を前記テ−ブル支持フレ−ム(3c)に固定し、下方に前記テ−ブルの左右方向長さよりは短い長さのラック(6)を固定した連結体(16)
記フレ−ム(2)の正面側に設けた左右手パハンドル(10)、この左右手パハンドル(10)の回転中心を支持し、フレ−ムの前後方向に延びて設けられたハンドル主軸(10a)このハンドル主軸(10a)の後部に取り付けられたピニオン歯車(10c)、このハンドル主軸の回転駆動を受けたピニオン歯車(10c)の回転駆動を直接受けて、もしくは、歯車(12b)を介して受けて直線駆動に変換する前記ラック(6)を備え
および、
前記フレ−ム(2)の前後方向に延び、前記ハンドル主軸(10a)の軸心に水平方向面で軸心が平行に設けられた中間受軸(11a)、この中間受軸の後部に取り付けられ、前記ハンドル主軸に設けられたピニオン歯車(10c)と噛み合う大歯車(12b)および前記中間受軸(11a)の前部に取り付けられたピニオン歯車(10c)、フレ−ム(2)の前後方向に延び、前記中間受軸(11a)の軸心に鉛直方向面で軸心が平行に設けられたレバ−軸(12a)、前記レバ−軸(12a)の後部に取り付けられ、前記中間受軸(11a)に設けられた前記ピニオン歯車(10c)および前記テ−ブル(3)正側面に設けられた前記ラック(6)と噛み合う大歯車(12b)、レバ−軸(12a)の前部外周囲に設けられた円筒溝カム(12d)、前記噛み合わせ/噛み外し用レバ−(12)がこの円筒溝カム(12d)の溝を移動できるようにレバ−軸(12a)に固定したピン(12e)、および、前記噛み合わせ/噛み外し用レバ−(12)の円筒溝カム(12d)の溝に沿っての回転移動により移動した前記レバ−軸(12a)に取付けられた前記大歯車(12b)の端面との接触を確認する近接スイッチ(12f)を備え、
前記噛み合わせ/噛み外し用レバ−(12)を前記近接スイッチ(12f)側に向かう時計逆回り方向へ回転させると、円筒溝カム(12d)に従節するレバ−軸(12a)は回転しながら空洞部(12s)内を前方に移動されてラック(6)とレバ−軸(12a)の大歯車(12b)の噛み合わせが外され、前記噛み合わせ/噛み外し用レバ−(12)が180度回転されて近接スイッチ(12f)に大歯車(12b)の端面(12t)が接すると手動操作から自動操作のモ−ドにNC加工機械の制御盤は切り換えられ、前記噛み合わせ/噛み外し用レバ−(12)を前記近接スイッチ(12f)から遠ざかる側に向かう時計回り方向へ回転させると、従接するレバ−軸(12a)は回転しながら後方に移動されて前記ラック(6)とレバ−軸(12a)の大歯車(12b)の噛み合わせが行われ、前記噛み合わせ/噛み外し用レバ−(12)が180度時計回り方向に回転されると近接スイッチ(12f)から大歯車(12b)の端面(12t)の一部が離れることにより自動操作から手動操作のモ−ドにNC加工機械の制御盤は切り換えられることを特徴とする、テ−ブル(3)送りを手動と自動に切り換え可能なテ−ブル送り機構(1)を提供するものである。
左右方向の長さがテ−ブルの長さよりも短いラックの直線移動を、ラックに連結した断面コ状の滑走体に伝え、この断面コ状の滑走体がフレ−ムのガイドウェイの上方正側面に固定された左右方向に延びる案内レ−ルを滑走する構造としたことにより、ラックを固定する連結体のテ−ブル支持フレ−ムからの取り外し、取り付けを容易に行うことができる。それゆえ、機械加工されるワ−クが変わり、テ−ブルストロ−ク幅やストロ−ク反転位置が変っても、ラックを固定する連結体のテ−ブル支持フレ−ムへの取り付け位置を変えることができ、多品種のワ−クの加工に適したワ−クテ−ブル送りが可能となる。
テ−ブル送りの手動と自動の切り換えを、フレ−ム正面に設けられた噛み合わせ/噛み外し用レバ−の回動で可能としたので、送り機構をコンパクトにできる。
(実施例)
以下、図を用いて本発明をさらに詳細に説明する。
図1はNC工作機械のワ−クテ−ブルの送り機構を示す部分正面図で、図2に示すII−II切断線からZ軸後方を見た図、図2はワ−クテ−ブルの送り機構の部分側面断面図で、図1においてI−I切断線から見た図、図5はNC工作機械の噛み合わせ/噛み外し用レバ−部分の正面拡大図、図6は図5のワ−クテ−ブルの送り機構におけるA−A断面図、図7は図5のワ−クテ−ブルの送り機構におけるB−B断面図、および、図8は図5のワ−クテ−ブルの送り機構においてC方向から見た一部を切り欠いた側面図、図9は、油静圧軸受のワ−クテ−ブル(スライドウェイ)とガイドウェイを備えた静圧直動案内装置の斜視図である。
先に、ワ−クテ−ブル構造の一例として静圧直動案内装置50を図9により説明する。静圧直動案内装置50は、ガイドウェイ2bとワ−クテ−ブル(スライドウェイ)3と、と油静圧軸受とからなる。ガイドウェイ2bは、フレ−ム2の上面に左右対称に4条の突起体20a,20b,20c,20dを設けることにより3つの凹部4a,4b,4cを設け、外側の突起体20a,20dの上面に当て板21a,21bを内方に向けて前記第一凹部4aと第三凹部4cの上方一部を塞ぐように敷設して第一凹部案内面4aと第三凹部案内面4cを形成した構造を採る。第二凹部案内面4bは、図示されていないボ−ルネジ、螺合体が収納できる空間を有する。
ワ−クテ−ブル3の本体の下面には、前記ガイドウェイ2bに設けられた内側の突起体20b,20cの頭頂部に当接するとともに、ガイドウェイ2bに設けられた当て板21a,21bの内側面に外側面が対向する突起体32a,32bを左右対称に設け、更にその突起体32a,32bの下面途中より外側に向けてガイドウェイ2bの第一凹部4aと第三凹部4cの両側面に側面が対向する当て板33a,33bを敷設した段部脚構造を採る。
前記ガイドウェイ2bの第二突起体20b、第三突起体20cの頭頂部と、テ−ブル3の突起体31a,31bの下面が当接する面で第一案内面31,31を、前記ガイドウェイ2bの当て板21a,21bの下面と、テ−ブル3の当て板33a,33bの上面が当接する面で第二案内面32,32を、前記ガイドウェイ2bの当て板21a,21bの内側面と、テ−ブル3の突起体32a,32bの外側面が対向する面で第三案内面33,33を、前記ガイドウェイ2bの第一凹部4aを形成する第一突起体21aの内側面とテ−ブル3の当て板33aの右側面が対向する面で第四案内面34aを、および前記ガイドウェイ2bの第三凹部4cを形成する第四突起体20dの内側面とテ−ブル3の当て板33bの左側面が対向する面で第四案内面34bを、前記ガイドウェイ2bの第一凹部4aを形成する第二突起体20bの側面とテ−ブル3の当て板33aの左側面が対向する面で第五案内面35aを、および前記ガイドウェイ2bの第三凹部33cを形成する第三突起体20cの側面とテ−ブル3の当て板33bの右側面が対向する面で第五案内面35bを設ける。
油ポケットは、前記テ−ブル3の第一摺動面31を形成する突起体32a,32bの下面に油ポケット41,41を、第二案内面32を形成する当て板23a,23bの上面に油ポケット42,42を、第三案内面33を形成する第一および第二突起体32a,32bの外側面に油ポケット43,43を、第四案内面34を形成する当て板23a,23bの外側面に油ポケット44,44を適宜な位置に設ける。油ポケットの位置、および数は、テ−ブル3がガイドウェイ2b案内面4a,4c上を浮遊して滑走する際に、油ポケットに供給された潤滑油がテ−ブル3とガイドウェイ2bの案内(摺動)面ギャップを2〜10μm、油圧5〜25バ−ルに保ち、テ−ブルを浮かして両者が接触しないように維持する。
図9に示すように、ガイドウェイ2bの第二突起体20bおよび第三突起体20c上を浮遊して滑走するテ−ブル3の突起体32a,32b底面には等間隔にそれぞれ9個の油ポケット41が設けられ、テ−ブル3の突起体33a,33bの上部にはそれぞれ両端に油ポケット42がそれぞれ9個設けられ、テ−ブル3の上下のギャップバランスを採っている。また、第三案内面33を形成する第一および第二突起体32a,32bの外側面に油ポケット43,43を前後にそれぞれ2個、第四案内面34を形成する当て板33a,33bの外側面に油ポケット44,44をそれぞれ2個設け、テ−ブル3の左右のギャップバランスを採っている。言いかえれば、テ−ブル3の第一案内面31,31には左右各々9つの油ポケット41が設けられ、第三案内面33,33には各々2つの油ポケット43が設けられ、第四案内面34a,34bには各々9つの油ポケット44が設けられ、スライド本体2の第二案内面32,32には左右各々2つの油ポケット42が設けられている。
油静圧直動案内装置50のテ−ブル3は、自動運転時、ガイドウェイ2bに対し非接触(浮遊状態)で滑走する。テ−ブル3に設けられた各々の油ポケット41,42,43,44には、油圧ポンプ83から可変式油圧コントロ−ラ80に送り込まれる潤滑油の圧力・流量を静圧絞り弁86で前記静圧油ポケット部の圧力が5〜25バ−ル、好ましくは10〜22バ−ルとなるように調整し、静圧油ポケット部に接続ポ−ト、フィルタ、および配管を経由して供給され、テ−ブル3の浮上を最大20μmとし、テ−ブル3の滑走時、ガイドウェイ2bとテ−ブル3の案内(摺動)面の隙間(ギャップ)が個々の油静圧ポケット部でのギャップが2〜7μmとなるように調整している。かかる静圧絞り弁およびポ−ト部を多数備える可変式油圧コントロ−ラは、ドイツ国に所在のションフェルド(Schonfeld GmbH)社よりPM-Flow Controllerの商品名で市販されており、この可変式油圧コントロ−ラはテ−ブル3の側壁に取り付ける構造となっている。潤滑油の供給量は、テ−ブル3の重量、寸法、移動速度、潤滑油の種類、設定圧により異なり、適宣0.20〜4.5リットル/分の中から選択する。図9中、Mはモ−タ、81はパイプ、82はパッド、84は圧力計、85はレリ−フ弁である。図9では、潤滑油の供給入り口の圧力は25バ−ル、出口での圧力は0.8バ−ルを示す。
図1および図2に示すNC工作機械のワ−クテ−ブルの送り機構1においては、図9に示すテ−ブル3がフレ−ム2上に設置されている。図中、2aはギアボックスカバ−、2bはガイドウェイ、2dはガイドウェイ2bの上方正側面2cにボルト2eで固定された左右方向に延びる案内レ−ル、3はワ−クテ−ブル、3cはテ−ブル3の正側面31にボルト3bで固定されたテ−ブル支持フレ−ム、4cは案内部材21b、20d、20cにより形成された案内面、33bはスライド部材(当て板)、6はラック、10は左右手パハンドル、10aはハンドル主軸、10dは把手、11aは中間受軸、12は噛み合わせ/噛み外し用レバ−、12aはレバ−軸、12bはレバ−軸に取り付けられた大歯車、12dは円筒溝カム、12fは近接スイッチ、12gは近接スイッチ取付板、12hはカバ−、16は連結体で、裏面に前記案内レ−ル16dを挟持して滑走できる断面コ状の滑走体16aをボルト16bで固定し、連結体上方を前記テ−ブル支持フレ−ム3cにボルト16cで固定し、下方に前記ラック6をボルトで噛み合う歯が下面向きとなるようボルト6aで固定した連結体である。17は駒(ドッグ)、18はフレ−ム2上に設けられた密閉カバ−、および43は油ポケットである。
噛み合わせ/噛み外し用レバ−12がレバ−軸12aの回転軸より上方位置にある状態、すなわち、ワ−クテ−ブル3底部にボルト6aで固定されたラック6とレバ−軸12aの大歯車12bが噛み合っている状態で左右手パハンドル10の把手10dを時計回り方向に回転させると、前記大歯車12bの回転送りがラック6により直線送りとされ、ラック6をテ−ブル正側面31の下方向に連結体16を用いて固定しているワ−クテ−ブル3がガイド部4の案内面4aに沿って右方向へ直線移動する。左右手パハンドル10の把手10dを時計逆回り方向に回転させると、前記大歯車12bの回転送りがラック6により直線送りとされ、ワ−クテ−ブル3がガイド部4の案内面4aに沿って左方向へ直線移動する。
噛み合わせ/噛み外し用レバ−12を近接スイッチ12f側に向かう時計逆回り方向へ回転させると、円筒溝カム12dに従節するレバ−軸12aは回転しながら空洞部12s内を前方に移動されてラック6とレバ−軸12aの大歯車12bの噛み合わせが外され、噛み合わせ/噛み外し用レバ−12が180度回転されて近接スイッチ12fに大歯車12bの端面12tが接すると手動操作から自動操作のモ−ドにNC加工機械の制御盤は切り換えられる。噛み合わせ/噛み外し用レバ−12を近接スイッチ12fから遠ざかる側に向かう時計回り方向へ回転させると、従接するレバ−軸12aは回転しながら後方に移動されてラック6とレバ−軸12aの大歯車12bの噛み合わせが行われ、噛み合わせ/噛み外し用レバ−12が180度時計回り方向に回転されると近接スイッチ12fから大歯車12bの端面12tの一部が離れることにより自動操作から手動操作のモ−ドにNC加工機械の制御盤は切り換えられる。
左右手パハンドル10の把手10dを廻すことにより回転するハンドル主軸10aの回転力をワ−クテ−ブル3の下方向に固定されたラック6の直線駆動力に変換する送り機構1の仕組みを図1、図2および図5乃至図8を用いて説明する。これら図に示すテ−ブル送り機構1おいて、前記ハンドル主軸10aと中間受軸11aのそれぞれの軸心は、水平方向面に平行に設けられ、中間受軸11aとレバ−軸12aのそれぞれの軸心は、垂直方向面に平行に設けられる。
左右手パハンドル10の回転中心を支持し、フレ−ム2の前後方向に延びて設けられたハンドル主軸10aは、後部にピニオン歯車10cを取り付けている。左右手パハンドル10はハンドル主軸10aの前端面に設けた固定キィ10gに締付けボルト10eと締付けナット10fを用いて固定され、軸受10hの抑え板10jとの間にはカラ−10iが介挿されている。ハンドル主軸10aは軸受10hに回転自在に軸承されている。
ハンドル主軸10aとレバ−軸12aの間に設けられた中間受軸11aは、前部に固定キィ11iを介して大歯車11bを、後部にピニオン歯車11cを備える。大歯車11bは、前記ハンドル軸に取り付けたピニオン歯車10cと噛み合う。また、ピニオン歯車11cは、レバ−軸12aに取り付けられた大歯車(ピニオン)12bと噛み合う。中間受軸11aは軸受11hに回転自在に軸承されており、軸受11hの正面側を抑えカバ−11gがボルト11fにより固定されて塵埃が軸受内に侵入するのを防いでいる。
レバ−軸12aの後部には大歯車12b取り付けられ、この大歯車12bはワ−クテ−ブル3正側面31下方に連結体16により固定されたラック6と噛み合う。レバ−軸12aの前部にはピニオン歯車12cが取り付けられ、このピニオン歯車12cは前記中間受軸11aに設けられた大歯車11bと噛み合う。レバ−軸12aもニ−ドル軸受12kにより回転自在に軸承されている。レバ−軸12aの前方部の外周には、円筒溝カム12dが設けられ、前記噛み合わせ/噛み外し用レバ−12がこの円筒溝カム12dの溝を移動できるようにレバ−軸12aにピン12eで固定されている。12fは近接スイッチでスイッチ取付板12gに取り付けられており、噛み合わせ/噛み外し用レバ−12の回転により円筒溝カム12dの溝に沿って回転移動したレバ−軸12aに取付けられた大歯車12bの端面12tとの接触を確認する。図7中、12jはグリ−ス充填溝、12mはスペ−サ、12nは止め輪、12Pはニ−ドル軸受け用シ−ル、12qはミニボ−ルプランジャ−、12rは案内フランジである。
ワ−クテ−ブル3の送り機構1の左右手パハンドル10の把手10dを時計逆回り方向に回転すると、この駆動力はテ−ブル主軸10aに取り付けたピニオン歯車10cを回転し、このピニオン歯車10cと噛み合う中間受軸11aに取り付けられた大歯車11bに伝達される。ハンドル10の径は、ハンドル主軸10aの径に対し数倍大きいので、ハンドル1回転の回転モ−メントは数倍になってハンドル主軸10aに伝わる。ピニオン歯車10cの径に対し、このピニオン歯車10cと噛み合う中間受軸11aに取り付けられた大歯車11bの径は大きいので大歯車11bの回転速度は減るが、ハンドル10の回転により回転駆動力は増大されて大歯車11bに伝達される。中間受軸11aの大歯車11bに伝達された回転力は、レバ−軸12aに取り付けられたピニオン歯車12cと噛み合ってレバ−軸12aを回転させ、このレバ−軸12aに伝達された回転駆動力はレバ−軸12aに取り付けられたピニオン歯車12cの回転駆動力となり、ワ−クテ−ブル3の正側面31のテ−ブル支持フレ−ム3cに固定された連結体16の下部に固定されたラック6にピニオン歯車12cの回転駆動力が直線駆動力に変換され、テ−ブル3はガイドウェイ2bの上方正側面2cにボルト2eで固定された左右方向に延びる案内レ−ル2dに案内されて直線移動する。大歯車11bの径は中間受軸11aの径に対し、数倍大きいので、レバ−軸12aの回転駆動力は減るが、大歯車11bの径はレバ−軸12aの径より数倍大きいのでレバ−軸12aの回転速度を増加させ、かつ、このレバ−軸12aに取り付けられた大歯車12bの径は同じレバ−軸に取り付けられたピニオン歯車12cの径より数倍大きいので、ラック6と噛み合う速度は増大する。
手動と自動の切り換えは、次ぎのように行われる。噛み合わせ/噛み外し用レバ−12がレバ−軸12aの回転軸より上方位置にある状態、すなわち、ワ−クテ−ブル3底部のラック6とレバ−軸12aの大歯車12bが噛み合っている状態で左右手パハンドル10の把手10dを時計回り方向に回転させると、前記大歯車12bの回転送りがラック6により直線送りとされ、ラック6が正側面の下部に固定されているワ−クテ−ブル3がガイド部材4の案内面に沿って右方向へ直線移動する。左右手パハンドル10の把手10dを時計逆回り方向に回転させると、前記大歯車12bの回転送りがラック6により直線送りとされ、ワ−クテ−ブル3がガイド部材4の案内面に沿って左方向へ直線移動する。工具に対するワ−クの位置の設定が完了したら、噛み合わせ/噛み外し用レバ−12を近接スイッチ12f側に向かう時計逆回り方向へ回転させると、従接するレバ−軸12aは回転しながら前方に移動されてラック6とレバ−軸12aの大歯車12bの噛み合わせが外され、噛み合わせ/噛み外し用レバ−12が180度回転されて近接スイッチ12fに大歯車12bの端面12tが接すると手動操作から自動操作のモ−ドにNC加工機械の制御盤は切り換えられ、ワ−クテ−ブル3は原点位置へ移動され、ワ−クテ−ブルはリニアモ−タ駆動、ボ−ルネジ/ACサ−ボモ−タ、または油圧シリンダ/サ−ボモ−タで移動可能となる。噛み合わせ/噛み外し用レバ−12を大歯車12bが近接スイッチ12fから遠ざかる側に向かう時計回り方向へ回転させると、従接するレバ−軸12aは回転しながら後方に移動されてラック6とレバ−軸12aの大歯車12bの噛み合わせが行われ、噛み合わせ/噛み外し用レバ−12が180度時計回り方向に回転されると近接スイッチ12fから大歯車12bの端面が離れることにより自動操作から手動操作のモ−ドにNC加工機械の制御盤は切り換えられる。
図1に示すテ−ブルの送り機構1では、ハンドル10の一回転でワ−クテ−ブル3は25mm直線移動する。テ−ブル3の左右方向の長さは4250mm、前後方向長さ800mm、ラック6の左右方向の長さは250mmの設計である。
なお、テ−ブル3の構造は、図9に示す油静圧軸受構造のものでも、図4に示すV−Vスライダ−構造のものでも、平−Vスライダ−構造のものでも、平−平スライダ−構造のものであってもよい。さらに、テ−ブル3駆動もボ−ルネジ駆動、リニアモ−タ駆動であってもよい。
本発明の工作機械のテ−ブル送り機構1は、ラック6の長さを短くしたので、テ−ブル送り機構の重量を減らすことができ、電動負荷を減らすことができる。また、機械加工されるワ−クが変わるときは、ラックを固定する連結体16のテ−ブル支持フレ−ム3cへの取り付け位置を変えることができ、多品種のワ−クの加工に適したワ−クテ−ブル送りが可能となる。
また、円筒溝カム12dを用い、この円筒溝カム12dの溝に沿ってレバ−12を移動することによりレバ−軸12aを回転させながら前後方向に移動できる構造とした故、ハンドル主軸10aとレバ−軸12aの距離を短くでき、かつ、ラック6と大歯車(ピニオン)12bの噛み合わせ/噛み外しにレバ−軸12aの前後方向送りの距離を短くでき、テ−ブル送り機構1のギアボックスをコンパクトに納めることが可能となる。
NC工作機械のワ−クテ−ブルの送り機構を示す部分正面図で、図2に示すII−II切断線からZ軸後方を見た図である。 ワ−クテ−ブルの送り機構の部分側面断面図で、図1においてI−I切断線から見た図である。 NC工作機械のワ−クテ−ブルの送り機構を示す部分正面図である。 ワ−クテ−ブルの送り機構の部分側面断面図である。 NC工作機械の噛み合わせ/噛み外し用レバ−部分の正面拡大図である。 図5のワ−クテ−ブルの送り機構におけるA−A断面図である。 図5のワ−クテ−ブルの送り機構におけるB−B断面図である。 図5のワ−クテ−ブルの送り機構においてC方向から見た一部を切り欠いた側面図である。 油静圧軸受のワ−クテ−ブルとガイドウェイを備えた静圧直動案内装置の斜視図である。 平面研削装置の基本骨格を示す斜視図である。(公知)
符号の説明
1 ワ−クテ−ブルの送り機構
2 フレ−ム
2a ギアボックスカバ−
2b ガイドウェイ
2d 案内レ−ル
3 ワ−クテ−ブル
3c テ−ブル支持フレ−ム
4 ガイド部材
6 ラック
10 左右手パハンドル
10a ハンドル主軸
11a 中間受軸
12 レバ−
12a レバ−軸
12b 大歯車(ピニオン)
12c ピニオン歯車
12d 円筒溝カム
12f 近接スイッチ
12t 大歯車の端面
16 連結体
16a 断面コ状の滑走体

Claims (1)

  1. 工作機械のフレ−ム(2)、このフレ−ム上に設けられたガイド部(4)を有するガイドウェイ(2b)、このガイドウェイの上方正側面に固定された左右方向に延びる案内レ−ル(2d)
    前記ガイドウェイ(2b)のガイド部の案内面を滑走するスライド部材を底部に有する左右移動可能なテ−ブル(3)、このテ−ブルの正側面に固定されたテ−ブル支持フレ−ム(3c)
    裏面に前記案内レ−ル(2d)を挟持して滑走できる断面コ状の滑走体(16a)を固定し、上方を前記テ−ブル支持フレ−ム(3c)に固定し、下方に前記テ−ブルの左右方向長さよりは短い長さのラック(6)を固定した連結体(16)
    記フレ−ム(2)の正面側に設けた左右手パハンドル(10)、この左右手パハンドル(10)の回転中心を支持し、フレ−ムの前後方向に延びて設けられたハンドル主軸(10a)このハンドル主軸(10a)の後部に取り付けられたピニオン歯車(10c)、このハンドル主軸の回転駆動を受けたピニオン歯車(10c)の回転駆動を直接受けて、もしくは、歯車(12b)を介して受けて直線駆動に変換する前記ラック(6)を備え
    および、
    前記フレ−ム(2)の前後方向に延び、前記ハンドル主軸(10a)の軸心に水平方向面で軸心が平行に設けられた中間受軸(11a)、この中間受軸の後部に取り付けられ、前記ハンドル主軸に設けられたピニオン歯車(10c)と噛み合う大歯車(12b)および前記中間受軸(11a)の前部に取り付けられたピニオン歯車(10c)、フレ−ム(2)の前後方向に延び、前記中間受軸(11a)の軸心に鉛直方向面で軸心が平行に設けられたレバ−軸(12a)、前記レバ−軸(12a)の後部に取り付けられ、前記中間受軸(11a)に設けられた前記ピニオン歯車(10c)および前記テ−ブル(3)正側面に設けられた前記ラック(6)と噛み合う大歯車(12b)、レバ−軸(12a)の前部外周囲に設けられた円筒溝カム(12d)、前記噛み合わせ/噛み外し用レバ−(12)がこの円筒溝カム(12d)の溝を移動できるようにレバ−軸(12a)に固定したピン(12e)、および、前記噛み合わせ/噛み外し用レバ−(12)の円筒溝カム(12d)の溝に沿っての回転移動により移動した前記レバ−軸(12a)に取付けられた前記大歯車(12b)の端面との接触を確認する近接スイッチ(12f)を備え、
    前記噛み合わせ/噛み外し用レバ−(12)を前記近接スイッチ(12f)側に向かう時計逆回り方向へ回転させると、円筒溝カム(12d)に従節するレバ−軸(12a)は回転しながら空洞部(12s)内を前方に移動されてラック(6)とレバ−軸(12a)の大歯車(12b)の噛み合わせが外され、前記噛み合わせ/噛み外し用レバ−(12)が180度回転されて近接スイッチ(12f)に大歯車(12b)の端面(12t)が接すると手動操作から自動操作のモ−ドにNC加工機械の制御盤は切り換えられ、前記噛み合わせ/噛み外し用レバ−(12)を前記近接スイッチ(12f)から遠ざかる側に向かう時計回り方向へ回転させると、従接するレバ−軸(12a)は回転しながら後方に移動されて前記ラック(6)とレバ−軸(12a)の大歯車(12b)の噛み合わせが行われ、前記噛み合わせ/噛み外し用レバ−(12)が180度時計回り方向に回転されると近接スイッチ(12f)から大歯車(12b)の端面(12t)の一部が離れることにより自動操作から手動操作のモ−ドにNC加工機械の制御盤は切り換えられることを特徴とする、
    テ−ブル(3)送りを手動と自動に切り換え可能なテ−ブル送り機構(1)
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