JP4915707B2 - クランプ - Google Patents
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Description
このようなクリップ部材は、例えば図9(a)(b)に示すように、導電性を有する長尺部材の中間位置を支持する支持部79と、この支持部79と一体に設けられて被固定部に固定するための固定部81とを備えている。
ここでは、弾性挟持部は弾性金属材料の折曲成形体からなるので、被固定部に対する十分な挟持力を確保し易く、この屈曲成形体が基部及び脚部において弾性係止部を構成する樹脂と一体化されているので、クランプを固定用開口に固定した状態で弾性挟持部に応力が負荷されても、十分な強度を確保することができる。
そのため、第1挟持片と第2挟持片との間に固定用開口周囲の被固定部を挿入した際、傾斜状態であっても容易に挿入させることができ、挿入作業が容易である。
本実施形態のクランプ10は、例えば図1に示すように、車両に配設された各種の長尺の被支持体11を種々の被固定部13に固定して支持すると共に、被支持体11と被固定部13とを電気的に接続するものである。
このクランプ10は、図2に示すように、被支持体11を支持するための支持部19と、支持部19に設けられて被固定部13の固定用開口15へ固定するための固定部21とを備えている。
このクランプ10では、更に係止片33を外側から覆うようにカバー部37が基部23から一体に樹脂により突設されており、被固定部13に装着した際、カバー部37の先端が被固定部13に当接するように構成されている。
このクランプ10を使用するには、まず、図1に示すように、支持片59,59を弾性変形させて被支持体11を支持部19に支持させると共に、被支持体11のアース線17を導電線固定部54に固定する。
このとき、第1挟持片41と第2挟持片42の環状部51より脚部25側が正面視で互いに離間しているため、固定用開口15の周囲が斜めに配置されていても容易に進入させることができる。
そして、カバー部37が被固定部13の表面に当接することで弾性係止部31の挿入を終了し、これによりクランプ10の装着を完了することができる。
しかも、係止部の係止後にはカバー部37が被固定部13に当接して弾性変形することで、弾性係止部31を係止方向に付勢でき、係止部の係止状態をより安定に維持することが可能である。
そのため、第1挟持片41と第2挟持片42との間に固定用開口15周囲の被固定部13を挿入した際、傾斜状態であっても容易に挿入させることができて、装着作業が容易である。
例えば上記では、支持部19に被支持体11を支持し、被支持体11のアース線17を折曲成形体43の導電線固定部54に固定して使用する場合の構成について説明したが、導電体により支持部19を形成して、支持部19を折曲成形体に直接接続していてもよい。そのような構造とすれば、被支持体11を支持部19により支持するだけで、被支持体11と弾性挟持部29とを接続することができ、例えば燃料チューブなどの帯電を防止するために使用することが可能である。
さらに、被支持体11を支持部19に支持することなく、各種の電子部品から延びるアース線などを導電線固定部54に接続して、適宜な位置にクランプ10を固定することにより使用することも可能である。
一方、被支持体11を支持部19に支持して固定する従来のクランプ部材と同様に使用することも可能である。
上記実施形態では、クランプを車両の被固定部13に固定した例について説明したが、他の用途であっても同様に適用可能である。
11 被支持体
13 被固定部
15 固定用開口
17 アース線
19 支持部
21 固定部
23 基部
25 脚部
29 弾性挟持部
31 弾性係止部
33 係止片
35 係止突起
37 カバー部
41 第1挟持片
42 第2挟持片
43 折曲成形体
45 二つ折り部
47 直角曲げ部
49 延長部
51 環状部
53 当接部位
54 導電線固定部
55 爪部
57 スリット
61 アースポイント
63 クランプ専用部材
Claims (8)
- 被支持体を支持するための支持部と、該支持部に設けられて被固定部の固定用開口へ固定するための固定部とを備えたクランプであり、
上記固定部は、上記支持部が設けられた基部と、該基部から延びる脚部と、該脚部から一方の側方に突出して設けられて、上記固定用開口周りの上記被固定部を両面側から弾性挟持する弾性挟持部と、上記脚部から他方の側方に突出して設けられ、上記固定用開口の縁部と弾性係止可能な弾性係止部とを備え、上記弾性挟持部が上記被支持体と電気的に接続可能に構成された、クランプ。 - 前記弾性挟持部と前記弾性係止部とが互いに反対方向に突出して形成されている、請求項1に記載のクランプ。
- 前記弾性係止部は、前記脚部から離間した折り返し形状の係止片と、該係止片の先端側に形成されて前記固定用開口の縁部に係止可能な係止突起とを備える、請求項1又は2に記載のクランプ。
- 前記係止片を覆い前記被固定部に当接可能なカバー部が、前記基部から突設されている、請求項3に記載のクランプ。
- 前記弾性挟持部は弾性金属材料の折曲成形体からなると共に前記弾性係止部は樹脂により成形されてなり、前記基部及び前記脚部は上記折曲成形体と上記樹脂とが一体化されて形成されている、請求項1乃至4の何れかに記載のクランプ。
- 前記弾性挟持部の前記被固定部との当接部位に、爪部が設けられている、請求項1乃至5の何れかに記載のクランプ。
- 前記弾性挟持部は、前記被固定部の一方の面に当接する第1挟持片と、上記被固定部の他方の面に当接する第2挟持片とを有し、
上記第1及び第2挟持片は、前記脚部から離間する方向に延びる延長部と、該延長部の先端部に上記被固定部側に環状に折り返された環状部とを有し、該環状部に上記被固定部との当接部位が設けられている、請求項1乃至6の何れかに記載のクランプ。 - 前記弾性挟持部は、複数の前記第1挟持片を備え、前記第2挟持片は、該複数の第1挟持片の間に配置されている、請求項7に記載のクランプ。
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