JP4915614B2 - 階段手摺取付構造と階段手摺取付方法 - Google Patents

階段手摺取付構造と階段手摺取付方法 Download PDF

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Description

本発明は、オープン階段の階段手摺取付構造と階段手摺取付方法に関するもので、詳しくは、手摺先端部と隣接する階段手摺支柱との間に間隔のバラツキがあっても容易に係合できる階段手摺取付構造の技術に関する。
従来、オープン階段の階段手摺取付構造としての係合手段の構成が特許文献1に開示されている。
図8に示すように、階段手摺は傾斜角45°の丸形手摺パイプCで、ジョイント金具Aの円弧球面状連結凹面2、2にそれぞれ手摺取付金具Bの円弧球面状連結凸面8aを宛がいながら摺動して各々の角度を階段角度に合致させる。
そして、手摺取付金具Bのドームヘッド部8の内側から連結ボルト12にて手摺取付金具Bの円弧球面状連結凸面8a中央部域に貫設された十字形切通し孔4及びジョイント金具Aの円弧球面状連結凹面2の中央に貫設された連結雌螺子孔1を用いて固定する。これにより、二つの手摺取付金具Bはジョイント金具Aによって固定される。
次に、各々の階段の丸形手摺パイプC端を、下側に凹設された溝部13と前記手摺取付金具Bのボルト結合片部6とが挿入するように、各々の手摺取付金具Bの結合円筒首部5に外嵌する。
その後、手摺固定ボルト9を前記手摺取付金具Bのボルト結合片部6に貫設された手摺固定ボルト孔7及び丸形手摺パイプCの固定ワッシャー金具11及び手摺固定ナット10に重ねて固定を完了する。この階段手摺取付構造であれば広範囲の階段角度に対応できる。
実開平5−35940号公報
ところが、上記の従来例では、一対の丸形手摺パイプCが近接する状態では広範囲な階段角度には対応できるが、一対の丸形手摺パイプCがバラツキにより離れた状態では係合が困難であるという問題があった。
そこで、本発明はかかる従来技術の問題に鑑みなされたものであって、手摺先端部と隣接する階段の手摺支柱との間隔にバラツキがあっても容易に係合できる階段手摺取付構造と階段手摺取付方法を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、複数の手摺支柱が立設され各手摺支柱の手摺保持部に手摺を取付けて成る水平又は斜め階段の手摺先端部と、この手摺先端部に隣接する上階又は上階への階段の隣接手摺支柱とが係合手段を介して係合される階段手摺取付構造であって、前記係合手段の一端部は前記隣接手摺支柱に設けられる受部とスライド自在に係合するピン部を備え、前記受部が前記隣接手摺支柱の側面に上下方向に連続して形成される溝部であり、前記手摺の勾配に応じて前記溝部に前記ピン部が、前記隣接手摺支柱の上下方向にスライドして前記手摺と前記隣接手摺支柱との連続性を保持することを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1記載の階段手摺取付構造であって、前記係合手段は平面視コ字状で他端部が前記手摺先端部に固定又はピン固定され、前記一端部のピン部は前記コ字状の一対の側面の内側に立設されることを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1記載の階段手摺取付構造であって、前記係合手段は一対又は一片の帯状板で他端部が前記手摺先端部に前記手摺先端部を覆うキャップを介して固定又はピン固定され、前記一端部のピン部は前記帯状板の一対又は一片の側面の内側に立設又は宛がわれることを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の階段手摺取付構造であって、前記溝部の上方向端部に前記ピン部を挿入可能とする開口部を備えることを特徴としている。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の階段手摺取付構造であって、前記係合手段の一端部は、ピン部を貫通して前記隣接手摺支柱に至る固定具で固定されることを特徴としている。
請求項6の発明は、階段の踏板に手摺支柱が立設され各手摺支柱の手摺保持部に手摺を取付けて成る水平又は斜め階段の手摺先端部とこの手摺先端部に隣接する上階又は上階への階段の隣接手摺支柱とが係合手段を介して固定される階段手摺取付方法であって、前記係合手段の一端部は前記隣接手摺支柱に設けられる受部とスライド自在に係合するピン部を備え、前記受部が前記隣接手摺支柱の側面に上下方向に連続して形成される溝部であり、前記手摺の勾配に応じて前記溝部に前記ピン部が、前記隣接手摺支柱の上下方向にスライドして前記手摺と前記隣接手摺支柱との連続性を保持するようにされており、前記各手摺支柱を立設したのちに、前記手摺を各手摺支柱の手摺保持部に沿わせて前記係合手段の他端部が前記手摺先端部に固定又はピン固定された状態で一端部のピン部を溝部に挿入することで前記手摺先端部と前記隣接手摺支柱間を仮止めし、前記各手摺支柱に前記手摺を固定したのちに、前記ピン部に固定具を貫通して前記係合手段の一端部を前記隣接手摺支柱に固定することで、前記手摺先端部と前記隣接手摺支柱とが本固定されることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、前記係合手段の一端部は前記隣接手摺支柱に設けられる受部とスライド自在に係合するピン部を備えるので、前記手摺が前記手摺先端部を介してピン部で回転自在となり係合角度の調整が容易にできる。さらに、前記受部が前記隣接手摺支柱の側面に上下方向に形成される溝部であるので、前記手摺は前記溝部によって上下方向に容易に調整できる。このため、前記手摺先端部と前記隣接手摺支柱の間の間隔や高さにバラツキがあっても前記係合手段の一端部の位置調整により前記手摺を容易に位置決めして取付けることができる
また、請求項1記載の発明によれば、係合手段のピン部が溝部にスライド自在となることによって、手摺の隣接手摺支柱に対する係合位置や係合角度が自由に調整可能となり、手摺先端部と隣接手摺支柱の間の間隔や高さにバラツキがあっても位置決めが省施工で容易に実施できる。また、手摺の勾配を広範囲に選ぶことができるので、様々な現場状況に対応できて汎用性に優れるという効果が得られる。これにより、手摺の様々な勾配に対して手摺と隣接手摺支柱間は無理のない連続性を保持できる
請求項2記載の発明によれば、前記係合手段は平面視コ字状で他端部が前記手摺先端部に固定又はピン固定され、前記一端部のピン部は前記コ字状の一対の側面の内側に立設されるので、前記ピン部は前記隣接手摺支柱の両側面から前記溝部とスライド自在に安定して確実に連結できて請求項1の効果と同様の効果が得られる
請求項3記載の発明によれば、前記係合手段の前記一端部のピン部は前記帯状板の一対又は一片の側面の内側に立設又は宛がわれるので、立設する前記ピン部は前記隣接手摺支柱の側面の前記溝部とスライド自在に安定して確実に連結できるので請求項1の効果と同様の効果が得られる。
また、前記ピン部が宛がわれる場合でも、立設した各手摺支柱の手摺保持部に沿わせて前記手摺を安定保持できるので、ネジ等の固定具を挿通して保持される前記ピン部は隣接手摺支柱の溝部にスライド自在に連結できて請求項1の効果と同様の効果が得られる。
請求項4記載の発明によれば、前記溝部の上方向端部に前記ピン部を挿入可能とする開口部を備えるので、前記ピン部は前記隣接手摺支柱の側面の前記溝部に前記開口部から確実且つ容易に導入することができて請求項1の効果と同様の効果が得られる
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の階段手摺取付構造であって、前記係合手段の一端部は、ピン部を貫通して前記隣接手摺支柱に至る固定具で固定されるので、位置決めした後に前記ピン部を前記隣接手摺支柱に確実に本固定できる。
請求項6の発明は、前記各手摺支柱を立設したのちに、前記手摺を各手摺支柱の手摺保持部に沿わせて前記係合手段の他端部が前記手摺先端部に固定又はピン固定された状態で一端部のピン部を溝部に挿入することで前記手摺先端部と前記隣接手摺支柱間を仮止めできるので、前記各手摺支柱に前記手摺を固定する作業が安定した状態で実施できるため、作業性が向上し作業の省力化及び作業の安全性を高めることができる。また、本発明によれば、係合手段のピン部は溝部でスライド自在であるため、係合手段によって係合位置や係合角度の調整が自由にでき、手摺先端部と隣接手摺支柱の間の間隔や高さにバラツキがあっても位置決めが省施工で容易に実施できる。さらに、手摺の勾配を広範囲に選ぶことができるので、様々な現場状況に対応できて汎用性に優れる。また、手摺と隣接手摺支柱間は無理のない連続性を保持することができる
<本発明の実施形態>
以下に、本発明の第1の実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
<階段手摺取付構造の構成>
図1、図2(a)(b)、(c)に示すように、本発明の実施形態における階段手摺取付構造30は図示しない階段の踏板や下階の床面に複数の手摺支柱31が立設され、この各手摺支柱31の上端部31aの手摺保持部29に手摺32が取付けられ、手摺先端部32aと、この手摺先端部32aに隣接する上階又は上階への階段の一番手前に位置する隣接手摺支柱33とが係合手段36を介して係合される。手摺保持部29と手摺32はネジ等の固着具31cによって固定される。
手摺32の断面形状は幅T1、高さS1の略矩形形状で、下辺に深さS2の溝部32bを備える。手摺支柱31の上端部31aには階段の勾配に合わせて手摺32を水平又は斜めの状態に自動調整するため回転支持部31bが設けられる。
係合手段36は平面視コ字状で、一端部36aの一対の側面36eから内向きに円筒形状のピン部37が立設される。係合手段36はアルミダイカストや樹脂成形品である。
隣接手摺支柱33の断面形状は略H字形状で両側面35に受部33aとしての溝部33bが上下方向に形成され、この溝部33bにピン部37がスライド自在に係合する。ここで、溝部33bの上方端部33cに開口部33dを備えるので、ピン部37を上方から容易に挿入することができる。
係合手段36の他端部36bには厚さQ1の短板36cが突設され、厚さQ1の両側面36eに挟まれて断面半円弧形状の補強材38が厚さQ1で設けられる。
この短板36cを介して係合手段36の他端部36bは手摺先端部32aの手摺32の溝部32bにビス等の固着具36dによって固定される。
係合手段36は手摺先端部32aからピン部37までの長さL1=略100mmであり、水平状態の手摺32から下方に角度θ=45度で折れ曲がっている。
図3に示すように、手摺32と隣接手摺支柱33との取付け角度はα1=40度からα2=60度まで任意に選べる。このため、図1に示す水平状態(α=90度)を加えると、取付け角度は40度から90度の範囲まで任意に使用可能であり、通常の取付け領域を十分カバーすることができる。
なお、ピン部37は仮止め状態で作業が進められ、最終的にピン部37を挿通するネジ等の固着具37bにより溝部33bに固着されてピン固定部の状態となる。
<階段手摺取付構造の作用>
上記のように、手摺32の下辺に深さS2の溝部32bを備えるので、溝部32bが各手摺支柱31の手摺保持部29に跨ることにより手摺32は左右にずれることなく保持される。このため、手摺先端部32aを隣接手摺支柱33に係合手段36を介して安定して仮止めができるので、手摺32を各手摺支柱31に固定する作業が安定した状態で実施できる。
また、係合手段36のピン部37は溝部33bでスライド自在である。このため、係合手段36によって係合位置や係合角度の調整が自由にできるので、手摺先端部32aと隣接手摺支柱33の間の間隔や高さにバラツキがあっても位置決めが省施工で容易に実施できる。
手摺32の勾配を広範囲に選ぶことができるので、様々な現場状況に対応できて汎用性に優れる。係合手段36は手摺32から下方に角度θ=45度で折れ曲がっているので、手摺32の様々な勾配に対して手摺32と隣接手摺支柱33間は無理のない連続性を保持することができる。
手摺32と隣接手摺支柱33が係合するので手摺32と隣接手摺支柱33の強度が相互に増強するので安全性が向上するとともに転落防止の安全性も向上する。
<本発明の第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態を図4〜図6を用いて説明するが、図1〜図3に示す階段手摺取付構造30の構成と同様の構成は図面に同符号を付して重複した説明を省略する。
図4、図5、図6(a)(b)に示すように、階段手摺取付構造30aは手摺先端部32aと隣接手摺支柱33の片側面35間を連結する係合手段39を備える。係合手段39は一片の帯状板40で他端部40bが手摺先端部32aに手摺先端部32aを覆うキャップ41を介してピン固定され、一端部40aのピン部37は帯状板の側面の内側に立設される。
ここで、各手摺支柱31を立設したのちに、前記手摺32を各手摺支柱31の手摺保持部29に沿わせた安定した状態でピン部37を隣接手摺支柱33の溝部33bに仮止めできる。帯状板40は厚さQでその両端が半円弧状に形状され、ピン部37から他端部40bまでの長さL2=略50mmである。
キャップ41は略矩形凹部形状でその内部に短板41aが突設され、短板41aは固着具44を介して手摺32の溝部32bに固定される。キャップ41の下方に片側面41bと略平行に取付片41cが設けられ、取付片41cに帯状板40の他端部40bがボルトとナットの固着具42によって固定される。
本発明の第2の実施形態によれば本発明の第1の実施形態と同様の効果に加えて、隣接手摺支柱33を含む上階の手摺支柱にアクリル板等が取付けられる場合に、係合手段39を左右勝手のいずれかを選ぶだけでアクリル板等の取付金物との干渉を避けることができるので、柔軟性のある現場対応が確保できるため施工効率が向上する。
<本発明の第3の実施形態>
本発明の第3の実施形態を図7を用いて説明するが、図4、図5、図6に示す階段手摺取付構造30aの手摺32及び隣接手摺支柱33の構成は同様なのでその詳細説明を省略する。
図7に示すように、係合手段65は一片の「へ」字状の帯状板61で、帯状板61は手摺先端部32aを覆うキャップ60を介して手摺32に固定される。なお、キャップ60は手摺32の延長上に突設される。
帯状板61の一端部61aの内側面にブッシュ材としてのピン部64が宛がわれる。ここで、各手摺支柱31を立設したのちに、手摺32を各手摺支柱31の手摺保持部29に沿わせるので手摺32を安定した状態に保持できる。このため、ネジ等の固定具62を一端部61aとピン部64に挿通して図示しない隣接手摺支柱の溝部にスライド自在に係合することができる。そして、位置調整完了後に固定具62をさらにネジ込んで一端部61aを隣接手摺支柱に固定する。
帯状板61の他端部61bの内側面にもピン部64が宛がわれ、ピン部64をキャップ60の孔60cに挿入し、ネジ60bを他端部61bとピン部64に挿通して帯状板61はキャップ60にピン固定される。
使用されない反対側の孔60cは化粧カバー63で覆うことにより外観性を良くして品質性を向上することができる。また、帯状板61が「へ」字状の形状であるため、直線状に比べて外観性に優れるので品質性が向上する。
本発明の第3の実施形態によれば本発明の第2の実施形態と同様の効果が得られる。
以上、本発明の実施形態を図面に基づいて説明したが、上記の実施例はいずれも本発明の一例を示したものであり、本発明はこれらに限定されるべきでないということは言うまでもない。
例えば、第2の実施例において、取付片41cを両側面に取付けて帯状板40を隣接手摺支柱33の両側面に設けることもできる。同様に、第3の実施例において、帯状板61を両側面に使用することもできる。
固定具の取付けを確実且つ容易にするために、隣接手摺支柱の溝部の底面の上下方向に浅いV字状の位置決め用下溝を設けてもよい。
本発明の第1の実施形態における、手摺32と隣接手摺支柱33が係合手段36を介して係合される階段手摺取付構造30を示す側面図である。 本発明の第1の実施形態における、(a)は図1のA−A一部断面矢視図、(b)は図1のB−B断面図、(c)は図1のC−C断面図である。 本発明の第1の実施形態における、手摺32と隣接手摺支柱33の取付角度範囲を示す側面図である。 本発明の第2の実施形態における、手摺32と隣接手摺支柱33が係合手段39を介して係合される階段手摺取付構造30aを示す側面図である。 本発明の第2の実施形態における、図4のD−D一部断面矢視図である。 本発明の第2の実施形態における、(a)は図4のE−E断面図、(b)は図4のF−F断面図である。 本発明の第3の実施形態における、階段手摺取付構造30aの帯状板61とキャップ60の組付け分解斜視図である 従来例における、手摺支柱の固定手段の取付状態を示す斜視図である。
符号の説明
30 階段手摺取付構造
31 手摺支柱
31a 上端部
32 手摺
32a 手摺先端部
33 隣接手摺支柱
33b 溝部
35 側面
36 係合手段
36a 一端部
36b 他端部
36d 固着具
37 ピン部
37b 固着具

Claims (6)

  1. 複数の手摺支柱が立設され各手摺支柱の手摺保持部に手摺を取付けて成る水平又は斜め階段の手摺先端部と、この手摺先端部に隣接する上階又は上階への階段の隣接手摺支柱とが係合手段を介して係合される階段手摺取付構造であって、
    前記係合手段の一端部は前記隣接手摺支柱に設けられる受部とスライド自在に係合するピン部を備え、前記受部が前記隣接手摺支柱の側面に上下方向に連続して形成される溝部であり、
    前記手摺の勾配に応じて前記溝部に前記ピン部が、前記隣接手摺支柱の上下方向にスライドして前記手摺と前記隣接手摺支柱との連続性を保持する
    ことを特徴とする階段手摺取付構造。
  2. 請求項1記載の階段手摺取付構造であって、前記係合手段は平面視コ字状で他端部が前記手摺先端部に固定又はピン固定され、前記一端部のピン部は前記コ字状の一対の側面の内側に立設されることを特徴とする階段手摺取付構造。
  3. 請求項1記載の階段手摺取付構造であって、前記係合手段は一対又は一片の帯状板で他端部が前記手摺先端部に前記手摺先端部を覆うキャップを介して固定又はピン固定され、前記一端部のピン部は前記帯状板の一対又は一片の側面の内側に立設又は宛がわれることを特徴とする階段手摺取付構造。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の階段手摺取付構造であって、前記溝部の上方向端部に前記ピン部を挿入可能とする開口部を備えることを特徴とする階段手摺取付構造。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の階段手摺取付構造であって、前記係合手段の一端部は、ピン部を貫通して前記隣接手摺支柱に至る固定具で固定されることを特徴とする階段手摺取付構造。
  6. 階段の踏板に手摺支柱が立設され各手摺支柱の手摺保持部に手摺を取付けて成る水平又は斜め階段の手摺先端部とこの手摺先端部に隣接する上階又は上階への階段の隣接手摺支柱とが係合手段を介して固定される階段手摺取付方法であって、
    前記係合手段の一端部は前記隣接手摺支柱に設けられる受部とスライド自在に係合するピン部を備え、前記受部が前記隣接手摺支柱の側面に上下方向に連続して形成される溝部であり、
    前記手摺の勾配に応じて前記溝部に前記ピン部が、前記隣接手摺支柱の上下方向にスライドして前記手摺と前記隣接手摺支柱との連続性を保持するようにされており、
    前記各手摺支柱を立設したのちに、前記手摺を各手摺支柱の手摺保持部に沿わせて前記係合手段の他端部が前記手摺先端部に固定又はピン固定された状態で一端部のピン部を溝部に挿入することで前記手摺先端部と前記隣接手摺支柱間を仮止めし、
    前記各手摺支柱に前記手摺を固定したのちに、前記ピン部に固定具を貫通して前記係合手段の一端部を前記隣接手摺支柱に固定することで、前記手摺先端部と前記隣接手摺支柱とが本固定されることを特徴とする階段手摺取付方法。
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