JP4913996B2 - 投射型画像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光源から射出された光束を反射型の液晶パネルによって変調し、変調後の光束を投射光学系を介して投射面上に拡大投射するプロジェクタに関するものである。
反射型液晶パネルは透過型液晶パネルに比べ高開口率、高精細などの特徴をもっており、これを用いたプロジェクタが注目されている。しかしながら反射型プロジェクタは、透過型プロジェクタに対して光学的に次に示す主に二つの課題があり、普及が遅れていた。
その課題の1つ目としては、投射光学系において生じた映像光の面反射光が反射型液晶パネルに再入射、反射し再び投射光学系を通ってスクリーン上に到達、画像のコントラストを低下させるという課題である。2つ目の課題は、反射型液晶パネルのオン(光を投射する状態)オフ(光を投射しない状態)に応じて光を選択する必要があるため、パネルの前に偏光ビームスプリッタ(以下、PBSと称する)を配置する必要があるため色分離合成システムは一般に大きくなる傾向があるという課題である。
1つ目の課題を解決するためには、特許文献1、2に四分の一波長板を用いて戻り光の偏光方向を90度回転させ、偏光ビームスプリッタまたは偏光板で除去する方法が提案されている。
2つ目の課題を解決するためには3原色3つの反射型液晶パネルに対して2つの偏光ビームスプリッタで色分離合成を行うシステムが特許文献3として提案されている。これによれば、波長選択性偏光回転素子を偏光ビームスプリッタの入射側および射出側に配し、これによって1つの偏光ビームスプリッタで2つの反射型液晶パネルのオンオフの制御を行い、光の投射、非投射の選択を行っている。
特開平05−093887号公報 特開平08−271855号公報 特開2001−154268号公報
しかしながら、特許文献1には、1/4位相差板(波長板)を介して投射レンズに入射し投射レンズのレンズ面で反射されて戻って来た光(以下、戻り光と称する)は、再び1/4位相差板を介してPBSに入射し、このPBSによって光路外に出される。しかしながら、この特許文献1を特許文献3の構成に適用しようとしても、戻り光を光路外に出すことができず、結局反射型液晶パネルで反射されて再び投射レンズに戻って来る可能性があり、上述の1つ目の課題を解決することができない。
また、特許文献2には、ダイクロイックプリズムで色合成された光をPBSで投射レンズに導く際、そのPBSと投射レンズとの間に偏光板と1/4位相差板とを用いて、戻り光対策としている。この特許文献2を特許文献3を組み合わせたとしても、1つ目の課題を解決しきれない可能性がある。
そこで、本発明では、反射型液晶パネルを用いた投射型画像表示装置(プロジェクタ)で、コントラストを向上させることが可能な投射型画像表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の投射型画像表示装置は、
第1波長領域の光に対応する第1反射型液晶表示素子と、
前記第1波長領域とは異なる第2波長領域の光に対応する第2反射型液晶表示素子と、
前記第1、2波長領域とは異なる緑の波長領域の光に対応する第3反射型液晶表示素子と、
前記第1、2、3反射型液晶表示素子からの光を投射する投射光学系と、
光源からの前記第1波長領域の光のうち第1偏光方向の光を前記第1反射型液晶表示素子に導き、前記第1反射型液晶表示素子で反射した光のうち前記第1偏光方向と直交する第2偏光方向の光を前記投射光学系に導くとともに、前記光源からの前記第2波長領域の光のうち前記第2偏光方向の光を前記第2反射型液晶表示素子に導き、前記第2反射型液晶表示素子で反射した光のうち前記第1偏光方向の光を前記投射光学系に導く第1偏光ビームスプリッタと、
前記光源からの前記緑の波長領域の光のうち前記第1偏光方向の光を前記第3反射型液晶表示素子に導き、前記第3反射型液晶表示素子で反射した光のうち前記第2偏光方向の光を前記投射光学系に導く第2偏光ビームスプリッタと、
前記第1偏光ビームスプリッタからの出射光の光路と前記第2偏光ビームスプリッタからの出射光の光路とを合成し、前記投射光学系に導く光路合成素子を有する投射型画像表示装置であって、
前記光路合成素子は、前記第1、2及び緑の波長領域の光のうち前記緑の波長領域の光に関しては第1偏光方向の光も第2偏光方向の光も透過あるいは、第1偏光方向の光も第2偏光方向の光も反射する特性を有し、
前記第1偏光ビームスプリッタと前記光路合成素子との間に、前記第2波長領域の光のうち前記第2偏光方向の光を前記投射光学系に対して遮光し、前記第2波長領域の光のうち前記第1偏光方向の光を前記投射光学系に導くとともに、前記第1波長領域の光は前記第1偏光方向の光も前記第2偏光方向の光も前記投射光学系に導く第1の偏光板と、
前記第2偏光ビームスプリッタと前記光路合成素子との間に、前記第1偏光方向の光と前記第2偏光方向の光のうち一方を前記投射光学系に対して遮光し、他方を前記投射光学系に導く第2の偏光板と、
前記光路合成素子と前記投射光学系との間に1/4波長板を備えることを特徴としている。
本発明の色分離合成システムによれば、シンプルで低価格ながら高いコントラスト性能を有した反射型液晶パネルを用いたプロジェクタを提供することができる。
以下に、図面を用いて実施例について詳細に説明する。
(実施例1)
図1は本発明の実施例である色分離合成系の構成を示したものである。以下図1を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。光源(無偏光光を発する光源)1から射出された白色光は、リフレクタで反射し、略平行光2となる。白色光は赤、緑、青の3原色に分解することができ、それぞれを赤色光(赤色波長領域の光)2r、緑色光(緑色波長領域の光)2g、青色光(青色波長領域の光)2bとする。
これらの光は照明光学系の過程にある偏光変換素子(偏光変換素子が光軸を横切って複数配列された偏光変換素子アレイ)3によってP偏光(図1中において紙面内で電場が振動する偏光状態)に偏光が揃えられ、P偏光の赤色光4r、P偏光の緑色光4g、P偏光の青色光4bとなる。ここでは、無偏光光を、偏光変換素子3ですべての色の光(可視光領域の光)がP偏光となるようにしたが、勿論すべての色の光がS偏光となるようにしても構わないし、1つの色光の偏光方向が他の2つの色光の偏光方向と略直交するような状態になるようにしても構わない。また、光源が所定の偏光方向の光しか出射しない構成の
光源(例えばレーザー光源)であれば、偏光変換素子は無くても構わない。また、レーザー光源を用いる場合には、偏光板だけを配置するようにしても構わないし、3色各々に対応するレーザー光源のうちある色の光源から出射する光の偏光方向と別の色の光源から出射する光の偏光方向とが互いに直交するように光源を配置しても構わない。
ダイクロイックミラー5は緑色光成分のみを反射する特性になっており、4gは反射、4r、4bは透過する。(なお、5をG透過ダイクロミラーとした構成についても基本的に同等であり説明は省く。)ダイクロイックミラー5を透過した4r、4bは偏光板6を透過して偏光度が向上され、波長選択性偏光回転素子7に入射する。
波長選択偏光回転素子7は赤色成分の偏光方向を90度回転させ、青色成分の偏光方向は回転させない特性を持っており、波長選択性偏光回転素子7を透過した4r、4bは、S偏光の赤色光8r、P偏光の青色光8bとなって偏光ビームスプリッタ9に入射する。
偏光ビームスプリッタ9に入射した8rは偏光分離面10で反射され、反射型液晶パネル11rに入射する。反射型液晶パネル(11r、11g、11b)は、オン(明表示、投射レンズに光が導かれ、スクリーン等の被投射面に光が投射される状態)状態は偏光を90度回転させ、オフ(暗表示、投射レンズに対して光が遮光される状態)状態は偏光を回転させない。したがってオン状態のとき8rはP偏光の赤色光12rとなって再び偏光ビームスプリッタ9に入射、P偏光のため今度は偏光分離面10を透過して偏光ビームスプリッタ9から射出する。オフ状態のときは偏光分離面で反射されるが、図1においては
オフ状態の時の反射型液晶パネルからの反射光の光路の記載は省略する。また、斜入射光線の偏光方向を補正する目的で偏光ビームスプリッタと反射型液晶パネルの間に位相差板(1/4波長板であることが望ましい)を配置する場合もあるが、図1においてはこれも省略する。
一方8bはP偏光であるため、偏光分離面10を透過し、反射型液晶パネル11bに入射する。11bがオン状態のとき8bはS偏光の青色光12bとなって再び偏光ビームスプリッタ9に入射、S偏光のため今度は偏光分離面10で反射されて偏光ビームスプリッタ9を射出する。
また、ダイクロイックミラー5で反射された4gは、偏光板13を透過して偏光度を良くした後偏光ビームスプリッタ14に入射、偏光分離面15に到達する。P偏光の4gは偏光分離面15を透過し、反射型液晶パネル11gに入射する。11gがオン状態のとき4gはS偏光の緑色光12gとなって再び偏光ビームスプリッタ14に入射、S偏光のため今度は偏光分離面15で反射されて偏光ビームスプリッタ14を射出する。
ここで偏光ビームスプリッタを射出して色合成素子(光路合成素子)19に向かう各色光には、理想的なオン状態の各色光(反射型液晶パネルで理想的に90度偏光された各色光)12r、12g、12b以外にも、オフ状態の画素を介して、本来偏光ビームスプリッタ−で光源側に導かれるべき光のうち、偏光ビームスプリッタ−で投射レンズ側に漏れて来た漏れ光など画像のコントラストを低下させる成分も実際には含まれている。これらのコントラストを低下させる成分光は除去することが必要となる。
そこで、偏光ビームスプリッタ14の射出側に偏光板(少なくとも緑色光と赤色光、又は緑色光と青色光のいずれかに対して偏光板として機能する)16Aを配置することにより、偏光ビームスプリッタ14を射出した緑色光12gは、不要な偏光成分を除去されたS偏光の緑色光18gとなって、色合成素子19に入射する。ここで、偏光板16Aは、不要な偏光光を吸収しても良いし、不要な偏光光を反射した上でその反射光を光路外に導くように構成しても良い。本発明においては、吸収されてしまった光はもはや光路中を進行することは無いので、不要な偏光光を吸収する場合も「不要な偏光光を光路外に導く」という表現の中に含めるものとする。
そして、偏光ビームスプリッタ9の射出側に、青色成分の偏光方向を90度回転させ、赤色成分の偏光方向は回転させない特性を持つ波長選択性偏光回転素子17を配置し、その波長選択性偏光回転素子17の出射側に偏光板16Bを配置する。このような構成とすることによって、波長選択性偏光回転素子17を透過した12r、12bは、P偏光の赤色光18r、P偏光の青色光18bとなって偏光板16Bに入射し、不要な偏光成分(ここでは赤色光及び青色光のS偏光成分)を除去された後、色合成素子19に入射する。
色合成素子19の色合成面20は誘電体多層膜のG反射ダイクロイック膜であって、色合成面に18gは反射し、18r、18bは透過する。この色合成面20によって、赤色光と青色光の光路と緑色光の光路とが合成される。このときのRGBの反射、透過帯域の模式図を図3に示す。一般にダイクロイック膜の反射波長帯域はP偏光よりもS偏光の方が広い(透過帯域はP偏光の方がS偏光よりも広い)。本実施例では緑色光18gはS偏光、18r、18bはP偏光であるため、図3に示すようにそれぞれの色の利用帯域がオーバーラップすることになり、色の利用効率を高めることができる。
光路合成された3つの色光18r、18g、18bは、色合成素子20を、位相板(1/4波長板)21を通過し、投射レンズ(レンズのみに限らず、ミラー等を含んでいても構わない。)22によってスクリーン(図示せず)上に投射される。ここではフロントプロジェクターを想定しているが、勿論リアプロジェクターでも構わないので、前述の投射レンズ22によって、レンチキュラーレンズやフレネルレンズ等を含むスクリーン部材上に画像を投射しても構わない。
位相板21は略四分の一波長の位相差を有しており、一度位相板を介して投射レンズに入射した後、投射レンズのいずれかの透過面で反射して位相板に戻って来た戻り光の偏光方向が、最初に位相板21に入射する時の偏光方向に対して90度回転した状態になるようにしている。このため、例えば緑色光18gのうち、投射レンズで反射されて戻って来た戻り光は、P偏光の偏光光の状態で色合成素子19で反射されて偏光板16Aに入射し、この偏光板16Aで吸収される。同様に、18r、18bの戻り光は、偏光板16Bで吸収される。つまり投射レンズの透過(境界)面で反射した戻り光はパネル面に到達する前に吸収されてしまう。つまり、投射レンズで反射されて戻って来た戻り光は、いずれの色光に関しても再反射して再び投射レンズに戻らないまま、偏光板で吸収されてしまうため、投射レンズでの光の反射に起因するスクリーン上の画像劣化(コントラスト低下)を防ぐことができる。
なお、本実施例の別の形態を図2に図示する。この例は偏光変換素子3から出射する光の偏光方向がS偏光(紙面垂直方向に電場が振動する偏光状態)に揃えられた場合である。この場合、前述の実施例と比較して、緑色光の光路上のおける緑色用パネル11bの位置が変わるとともに、緑色光12bが偏光ビームスプリッター14の出射側に配置された偏光板16Aを通過した後に二分の一位相差板23によって偏光方向が90度回転させられる。偏光方向が90度回転させられてS偏光となった緑色光18gが色合成素子19に入射し、色合成素子19で反射されて投射レンズ22に入射する。前述の実施例と比較した時に、この点と、赤色光、青色光の光路における波長選択性偏光回転素子7が青色成分の偏光方向を90度回転させ、赤色成分の偏光方向は回転させない特性を持っており、この波長選択性偏光回転素子7を透過した赤色光4r、青色光4bをそれぞれS偏光、P偏光に変換する点とが異なる。ただし構成上の細かい違いはあっても基本的な構成は前述の実施例と同じである。
この実施例1において、ダイクロイックミラー5を偏光ビームスプリッターに置き換えて、その偏光ビームスプリッタ−の前(つまり、ダイクロイックミラー5を置き換えた偏光ビームスプリッターと偏光変換素子との間)に、緑色光(一部の色光であればいずれの色であっても構わない。勿論2色の色光であっても構わない。)の偏光方向を90度回転させる波長選択性偏光回転素子(波長選択性位相差板)を配置する構成としても構わない。また、ダイクロイックミラー5を偏光ビームスプリッターに置き換えて、前述のように各色に対応したレーザー光源を用いても構わない。
また、この実施例1において、色合成素子19はダイクロイックミラー又はダイクロイックプリズムとしているが、これは偏光ビームスプリッターに置き換えても構わない。その場合は、緑色光の戻り光(P偏光)は色合成素子19を透過するので、偏光板16Bを緑色波長領域のP偏光を吸収する構成とし、青、赤色光の戻り光(S偏光)は色合成素子19で反射されるので、偏光板16Aを青、赤色光のS偏光を吸収する構成とすれば良い。
(参考例)
図4は本発明の参考例の構成を示したものである。この参考例で詳細に述べない部分に関しては、第1の実施例と同様である。
光源1から射出された白色光は、リフレクタで反射し、略平行光2となる。白色光は光の3原色に分解することができ、それぞれを赤色光2r、緑色光2g、青色光2bとする。
これらの光は照明光学系の過程にある偏光変換素子3によってS偏光(紙面垂直方向に電場が振動する偏光状態)に偏光が揃えられ、S偏光の赤色光4r、S偏光の緑色光4g、S偏光の青色光4bとなる。
ダイクロイックミラー5は緑色光成分のみを反射する特性になっており、4gは反射、4r、4bは透過する。ダイクロイックミラー5を透過した4r、4bは偏光板6を透過して偏光度が向上され、波長選択性偏光回転素子7に入射する。
波長選択偏光回転素子7は青色成分の偏光方向を90度回転させ、赤色成分の偏光方向は回転させない特性を持っており、波長選択性偏光回転素子7を透過した4r、4bは、S偏光の赤色光8r、P偏光の青色光8bとなって偏光ビームスプリッタ9に入射する。
偏光ビームスプリッタ9に入射した8rは偏光分離面10で反射され、反射型液晶パネル11rに入射する。11rがオン状態のとき8rはP偏光の赤色光12rとなって再び偏光ビームスプリッタ9に入射、P偏光のため今度は偏光分離面10を透過して偏光ビームスプリッタ9から射出する。
一方8bはP偏光であるため、偏光分離面10を透過し、反射型液晶パネル11bに入射する。オン状態のとき8bはS偏光の青色光12bとなって再び偏光ビームスプリッタ9に入射、S偏光のため今度は偏光分離面10で反射されて偏光ビームスプリッタ9を射出する。
また、ダイクロイックミラー5で反射された4gは、偏光板13を透過して偏光度を良くした後偏光ビームスプリッタ14に入射、偏光分離面15に到達する。S偏光の4gは偏光分離面15で反射し、反射型液晶パネル11gに入射する。11gがオン状態のとき4gはP偏光の緑色光18gとなって再び偏光ビームスプリッタ14に入射、P偏光のため今度は偏光分離面15を透過して偏光ビームスプリッタ14を射出する。
偏光ビームスプリッタ9を射出した12r、12bは、波長選択性偏光回転素子17に到達する。波長選択性偏光回転素子17は、青色成分の偏光方向を90度回転させ、赤色成分の偏光方向は回転させない特性を持っており、波長選択性偏光回転素子17を透過した12r、12bは、P偏光の赤色光18r、P偏光の青色光18bとなって、色合成素子19に入射する。
色合成素子19の色合成面20は緑反射のダイクロイック膜であり、18r、18g、18bを光路合成して射出する。色合成素子19を射出した18r、18g、18bは、偏光板16を通り、不要な偏光成分(ここではS偏光)を除去された後、位相差板21を通って、投射レンズ22によって各色光がスクリーン等の被投射面上に投射される。
ここで、位相板21は略四分の一波長の位相差を有しており、すべての色光の偏光状態が円偏光に変換した上で投射レンズ22に入射させる構成となっている。このような構成とすれば、この位相板を経て投射レンズに入射し、投射レンズ内の透過面で反射されて戻って来た戻り光の偏光方向を、位相板21に入射する時の偏光方向に対して90度回転することができる。このため、18r、18g、18bの戻り光は、位相板21を透過した後偏光板16で吸収される。つまり投射レンズの境界面で反射した戻り光はパネル面に到達する前に吸収されてしまうため、再反射して再びスクリーン上に投射されて投射画像の劣化(コントラストの低下)を招くことを防ぐことができる。
この参考例は第一の実施例に対して色合成手段をRGBが同一偏光で抜けるため色合成効率は若干劣るが、部品点数を削減することができ、より低価格に製品を提供できることになる。
参考例2
図5は本発明の第2の参考例の構成を示したものである。この第2の参考例で詳細に述べない部分に関しては、第1の実施例と同様である。
光源1から射出された白色光は、リフレクタで反射し、略平行光2となる。白色光は光の3原色に分解することができ、それぞれを赤色光2r、緑色光2g、青色光2bとする。
これらの光は照明光学系の過程にある偏光変換素子3によってS偏光(紙面垂直方向に電場が振動する偏光状態)に偏光が揃えられ、S偏光の赤色光4r、S偏光の緑色光4g、S偏光の青色光4bとなる。
ダイクロイックミラー5は緑色光成分のみを反射する特性になっており、緑色光4gは反射、赤色光4r、青色光4bは透過する。ダイクロイックミラー5を透過した4r、4bは偏光板6を透過して偏光度が向上され、波長選択性偏光回転素子7に入射する。
波長選択偏光回転素子7は青色成分の偏光方向を90度回転させ、赤色成分の偏光方向は回転させない特性を持っており、波長選択性偏光回転素子7を透過した赤色光4r、青色光4bは、S偏光の赤色光8r、P偏光の青色光8bとなって偏光ビームスプリッタ9に入射する。
偏光ビームスプリッタ9に入射した8rは偏光分離面10で反射され、反射型液晶パネル11rに入射する。反射型液晶パネル11rがオン状態のとき8rはP偏光の赤色光12rとなって再び偏光ビームスプリッタ9に入射、P偏光のため今度は偏光分離面10を透過して偏光ビームスプリッタ9から出射する。
一方8bはP偏光であるため、偏光分離面10を透過し、反射型液晶パネル11bに入射する。オン状態のとき8bはS偏光の青色光12bとなって再び偏光ビームスプリッタ9に入射、S偏光のため今度は偏光分離面10で反射されて偏光ビームスプッタ9を出射する。
また、ダイクロイックミラー5で反射された緑色光4gは、偏光板13を透過して偏光度を良くした後偏光ビームスプリッタ14に入射、偏光分離面15に到達する。S偏光の4gは偏光分離面15で反射し、反射型液晶パネル11gに入射する。11gがオン状態のとき4gはP偏光の緑色光12gとなって再び偏光ビームスプリッタ14に入射、P偏光のため今度は偏光分離面15を透過して偏光ビームスプリッタ14を出射する。
偏光ビームスプリッタ9を射出した赤色光12r、青色光12bは、波長選択性偏光回転素子17に到達する。波長選択性偏光回転素子17は、青色成分の偏光方向を90度回転させ、赤色成分の偏光方向は回転させない特性を持っており、波長選択性偏光回転素子17を透過した12r、12bは、P偏光の赤色光18r、P偏光の青色光18bとなって、偏光板16Bを透過し、不要な偏光成分を除去した後、位相差板21Bを通り、色合成素子19に入射する。
偏光ビームスプリッタ14を射出した12gは、偏光板16Aを透過し、不要な偏光成分(ここではS偏光成分)を除去したP偏光の緑色光18gとなり、位相差板21Aを通り、色合成素子19に入射する。
位相差板21A、21Bは略四分の一波長の位相差を各色光に与える特性をもっており、赤色光18r、緑色光18g、青色光18bはいずれも円偏光光となって色合成素子19に入射する。
色合成素子19の色合成面20は緑反射(赤、青透過)のダイクロイック膜であり、赤色光18r、緑色光18g、青色光18bそれぞれの光路を合成する。色合成素子19を出射した赤色光18r、緑色光18g、青色光18bは、光路が合成された状態で投射レンズ22に入射し、この投射レンズによってスクリーン上に投射される。
このように構成すれば、投射レンズ22で反射された緑色光は、再び位相差板21Aに入射し、S偏光となって偏光板16Aに入射するため、この偏光板16Aで吸収される。同様に投射レンズ22で反射された赤、青色光も、再び位相差板21Bに入射し、S偏光となって偏光板16Bに入射するため、この偏光板16Bで吸収される。従って、投射レンズ22で反射され、再反射されてスクリーン上に投射されるとコントラストを低下させてしまう光が、偏光板16A、16Bで吸収することができ、コントラストの低下(投射画像の劣化)を防止することが可能な構成となっている。
この参考例は第1の実施例に対して部品点数は増えるものの位相差板射出後に通過する面を減らすことができるため、面反射による戻り光をさらに減らすことができ、より高いコントラストを提供できる。
(実施例
図6は本発明の実施例である色分離合成系の構成を示したものである。以下図6を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。この図6の実施例は図1の実施例と以下の点においては共通である。それは、光源1から発する光のうち緑色光が色合成素子(光路合成プリズム)19に至る様子、及び光源1から発する光のうち赤色光と青色光とが偏光分離面10に入射し、それぞれの反射型液晶パネル11r、11bで反射し、再び入射する偏光分離面10において、赤色光と青色光との画像光の光路が合成されて、色合成素子19に向かって偏光ビームスプリッタ9を出射する様子である。また、以下において特に記載しない部分においては図1の実施例と同じである。
図1の実施例と異なる点は、偏光ビームスプリッタ9から出射したS偏光(図6の紙面と垂直な方向に振動する電磁波)の青色光12bと、同じく偏光ビームスプリッタ9から出射したP偏光の赤色光12rとが、青色波長領域の光のうちS偏光の光を投射レンズに導くと共にP偏光の光を投射レンズに対して遮光し(好ましくは吸収し)、赤色の波長領域の光に対してはすべて投射レンズに導く(勿論透過率が100%では無い場合もあるが、S偏光の光に対してもP偏光の光に対しても90%、好ましくは95%以上の透過率、又は反射率を示す)青色専用偏光板16Cと、赤色波長領域の光のうちP偏光の光を投射レンズに導くと共にS偏光の光を投射レンズに対して遮光し(好ましくは吸収し)、青色の波長領域の光に対してはすべて投射レンズに導く赤色専用偏光板とを介して、色合成素子19に入射する点である。ここで、青色専用偏光板と赤色専用偏光板の順序はどちらが光源側であっても構わないし、この両者を一体的に構成しても良いし、また両者の特性を併せ持つ波長選択性偏光板を偏光ビームスプリッタ9と色合成素子19との間に配置しても良い。
ここで、青(赤)色専用偏光板とは、青(赤)色波長領域の光に対しては偏光板として機能し、他のある波長領域の光に対しては、S偏光もP偏光も透過(又は反射)するような光学素子のことである。尚、装置全体の小型化のためには、本実施例における青色専用偏光板(及び赤色専用偏光板)は、青色のS偏光を透過し、P偏光を吸収するように構成し、光軸(反射型液晶パネルの中心から出射する光の主光線の光路、又はその主光線の光路を光源側に揃った光路)に対して垂直に配置することが望ましい。勿論青色のP偏光を反射するように構成しても構わないが、その場合は、青色専用偏光板を光軸に対して傾ける必要があるため、装置が大型化してしまう恐れがある。本実施例においては、偏光板21を色合成素子19と投射レンズ22との間に配置したが、この限りではなく、色成素子19がダイクロイックプリズム(ダイクロイックミラーでも可)であるので、1/4波長板を偏光板16Aと色合成素子19との間と、赤専用偏光板16Dと色合成素子19との間の2箇所に配置する構成としても構わない。
このように構成することによって、投射レンズ22内のレンズからの反射光が、再び反射されて投射レンズ22に戻り、コントラストを下げることを防ぐことができるため、画像表示装置の性能(特にコントラスト)を向上させることができる。
以上の実施例1、2、参考例は、矛盾の無い範囲で任意に組合わせても構わないし、勿論実施例中の赤色光、緑色光、青色光は入れ替わっても構わない。また、本実施例では、赤色光、緑色光、青色光に限らず、可視領域を4つ以上の波長領域に分けたうちの1つの波長領域の光に対応させても構わない。
また、上記実施例は、複数の反射型液晶表示素子と、色分離、色合成を行う偏光ビームスプリッターを有する液晶表示装置に適用するのが好ましいが、勿論透過型の液晶プロジェクタや単板式の液晶プロジェクタにも適用可能である。透過型液晶プロジェクタに適用する場合は、本実施例の各反射型液晶パネルから投射光学系に至る光路は実施例と同じで、そこまでの照明光学系は公知の光学系を組合わせれば良い。
本発明の第1実施例の構成図 本発明の第1実施例別形態の構成図 本発明における色合成素子の特性を説明した図 本発明の参考例の構成図 本発明の第2参考例の構成図 本発明の第実施例の構成図
1 光源
3 偏光変換素子アレイ
5 ダイクロイックミラー(ダイクロイックプリズム)
6、13、16 偏光板
7、17 波長選択性偏光回転素子
9、14 偏光ビームスプリッタ
10、15 偏光分離面
11r、g、b 反射型液晶表示素子
19 色合成素子
21 1/4波長板
22 投射レン

Claims (6)

  1. 第1波長領域の光に対応する第1反射型液晶表示素子と、
    前記第1波長領域とは異なる第2波長領域の光に対応する第2反射型液晶表示素子と、
    前記第1、第2波長領域とは異なる緑の波長領域の光に対応する第3反射型液晶表示素子と、
    前記第1、第2、第3反射型液晶表示素子からの光を投射する投射光学系と、
    光源からの前記第1波長領域の光のうち第1偏光方向の光を前記第1反射型液晶表示素子に導き、前記第1反射型液晶表示素子で反射した光のうち前記第1偏光方向と直交する第2偏光方向の光を前記投射光学系に導くとともに、前記光源からの前記第2波長領域の光のうち前記第2偏光方向の光を前記第2反射型液晶表示素子に導き、前記第2反射型液晶表示素子で反射した光のうち前記第1偏光方向の光を前記投射光学系に導く第1偏光ビームスプリッタと、
    前記光源からの前記緑の波長領域の光のうち前記第1偏光方向の光を前記第3反射型液晶表示素子に導き、前記第3反射型液晶表示素子で反射した光のうち前記第2偏光方向の光を前記投射光学系に導く第2偏光ビームスプリッタと、
    前記第1偏光ビームスプリッタからの出射光の光路と前記第2偏光ビームスプリッタからの出射光の光路とを合成し、前記投射光学系に導く光路合成素子を有する投射型画像表示装置であって、
    前記光路合成素子は、前記第1、第2及び緑の波長領域の光のうち前記緑の波長領域の光に関しては第1偏光方向の光も第2偏光方向の光も透過あるいは、前記第1偏光方向の光も前記第2偏光方向の光も反射する特性を有し、
    前記第1偏光ビームスプリッタと前記光路合成素子との間に、前記第2波長領域の光のうち前記第2偏光方向の光を前記投射光学系に対して遮光し、前記第2波長領域の光のうち前記第1偏光方向の光を前記投射光学系に導くとともに、前記第1波長領域の光は前記第1偏光方向の光も前記第2偏光方向の光も前記投射光学系に導く第1の偏光板と、
    前記第2偏光ビームスプリッタと前記光路合成素子との間に、前記第1偏光方向の光と前記第2偏光方向の光のうち一方を前記投射光学系に対して遮光し、他方を前記投射光学系に導く第2の偏光板と、
    前記光路合成素子と前記投射光学系との間に1/4波長板を備えることを特徴とする投射型画像表示装置。
  2. 前記光路合成素子は、前記第1、第2波長領域いずれかの光に関して、第1偏光方向の光も第2偏光方向の光も透過あるいは、前記第1偏光方向の光も前記第2偏光方向の光も反射する特性を有することを特徴とする請求項1に記載の投射型画像表示装置。
  3. 前記遮光とは、偏光ビームスプリッタと前記投射光学系との間の光路外に入射光を導くことであることを特徴とする請求項1または2に記載の投射型画像表示装置。
  4. 前記遮光とは、入射光を吸収することであることを特徴とする請求項1または2に記載の投射型画像表示装置。
  5. 前記第1偏光ビームスプリッタと前記光路合成素子との間に、
    前記第1波長領域の光のうち前記第1偏光方向の光を前記投射光学系に対して遮光し、前記第1波長領域の光のうち前記第2偏光方向の光を前記投射光学系に導くとともに、前記第2波長領域の光は前記第1偏光方向の光も前記第2偏光方向の光も前記投射光学系に導く3の偏光板を有することを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の投射型画像表示装置。
  6. 前記第1の偏光板は、前記第1波長領域の光のうち前記第1偏光方向の光を前記投射光学系に対して遮光し、前記第1波長領域の光のうち前記第2偏光方向の光を前記投射光学系に導くとともに、前記第2波長領域の光のうち前記第2偏光方向の光を前記投射光学系に対して遮光し、前記第2波長領域の光のうち前記第1偏光方向の光を前記投射光学系に導く特性を有することを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の投射型画像表示装置。
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