JP4913764B2 - 赤色ガラスの製造方法 - Google Patents

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本発明は、主に無色透明なベースガラス(酸化性ガラス)にカララントフォアハースで着色剤などを添加し、赤色(銅赤色)ガラスを製造する方法に関する。
カララントフォアハースで着色剤を添加し、赤色ガラス(いわゆる銅赤色ガラス)を得る方法として、アンバー色の還元性ガラスをベースガラスとする技術が提案されている(特許文献1、2)。
しかし、通常アンバーガラスを溶融する窯はカララントフォアハースに接続されていないので、このような方法で赤色ガラスを製造する場合は大掛かりな窯替えを行うか、又はアンバーガラスを溶融する窯にカララントフォアハースを接続した専用の設備を設けなければならず、現実的ではない。
無色透明なフリントガラス(酸化性ガラス)にカララントフォアハースで酸化第二銅(着色剤)を添加しても、赤色にはならず青色となり、酸化第二銅(着色剤)と酸化第一錫(還元剤)を同時に添加すると、一応銅赤色が得られるものの、リボイル泡(SOの泡)が多量に発生し不良品化するという問題がある(特許文献1)。
したがって、従来は、無色透明なフリントガラス(酸化性ガラス)にカララントフォアハースで着色剤などを添加して泡のない赤色ガラスを安定して製造することは不可能であった。
特開2004−26560 特開2004−143003
本発明は、フリントガラスをベースガラスとし、カララントフォアハースで着色剤などを添加して赤色ガラス(銅赤ガラス)を安定して製造することを可能とすることを課題としてなされたものである。
(請求項1)
本発明は、ガラス中におけるFe2+及びFe3+の間に成立する存在比Fe2+/(Fe2++Fe3+)≦0.3のベースガラスに対し、カララントフォアハースにおいて、スズ及び亜鉛を含む第1フリットを投入し、さらにその下流側において銅、スズ及び亜鉛を含む第2フリットを投入することを特徴とする赤色ガラスの製造方法である。
(請求項2)
また本発明は、前記第1フリット中のスズの量(SnO換算)が2〜19mass%、亜鉛の量(ZnO換算)が1〜21mass%である請求項1の赤色ガラスの製造方法である。
(請求項3)
また本発明は、前記第2フリット中の銅の量(CuO換算)が0.2〜8mass%、スズの量(SnO換算)が1.7〜19mass%、亜鉛の量(ZnO換算)が1.9〜21mass%である請求項1又は2の赤色ガラスの製造方法である。
(請求項4)
また本発明は、前記第1フリットを投入後のガラス中のスズの量(SnO換算)が0.2〜1.5mass%、亜鉛の量(ZnO換算)が0.1〜1.5mass%であり、前記第2フリットを投入後のガラス中のスズの量(SnO換算)が0.37〜3mass%、亜鉛の量(ZnO換算)0.29〜3mass%、銅の量(CuO換算)が0.02〜0.8mass%であり、かつ、前記第1フリットを投入後のガラス中のスズの量(SnO換算)及び亜鉛の量(ZnO換算)が、前記第2フリットを投入後のガラス中のスズの量(SnO換算)及び亜鉛の量(ZnO換算)の35%〜65%である請求項1〜3のいずれかの赤色ガラスの製造方法である。
(請求項5)
また本発明は、前記第1フリット投入位置と第2フリット投入位置の間のカララントフォアハース内のガラスの平均流速をV(m/分)とした場合、前記第2フリットの投入位置が、前記第1フリット投入位置よりも8〜20V(m)下流側である請求項1〜4のいずれかの赤色ガラスの製造方法である。
本発明のベースガラスは、ガラス中におけるFe2+及びFe3+の間に成立する存在比Fe2+/(Fe2++Fe3+)≦0.3の酸化性のものである。代表的には、Fe2+/(Fe2++Fe3+)が0.27前後の無色透明(フリント)ガラスである。
ガラス中に含まれる銅は、ガラスが還元性である場合、銅コロイドとして析出し、赤色ガラスとなる。したがって、酸化性ガラスから銅赤ガラスを得るためにはガラスを還元する必要がある。通常、酸化性ガラスに還元剤を入れると、大量のリボイル泡が発生するが、第1、第2フリットにスズ(還元剤)と亜鉛を配合し、カララントフォアハースにおける第2フリットの投入位置を第1フリットの投入位置の下流側にすることで、酸化性ガラスから、泡の非常に少ない還元性ガラスを得ることができる。
第1フリット中のスズの量(SnO換算)は2〜19mass%が好ましく、さらに好ましくは3.7〜15mass%である。第1フリット中の亜鉛の量(ZnO換算)は1〜21mass%が好ましく、さらに好ましくは3〜15mass%である。
第1フリットに亜鉛を加えることで、スズでガラスを還元するときに発生する泡が少なくなると共に泡切れが良くなる(清澄作用)。これは、亜鉛によりフリットの比重が大きくなること、粘性が小さくなることの相乗効果であると考えられる。
第1フリットの好ましい組成の1例を表1に示す。
Figure 0004913764
第2フリット中の銅の量(CuO換算)は0.2〜8mass%が好ましく、さらに好ましくは0.8〜4.8mass%である。第2フリット中のスズの量(SnO換算)は1.7〜19mass%が好ましく、さらに好ましくは3〜15mass%である。第2フリット中の亜鉛の量(ZnO換算)は1.9〜21mass%が好ましく、さらに好ましくは2.9〜15mass%である。
第2フリットを上記の組成とすることで、フリット中の銅が主にCuO又はCuのコロイドとして存在するので、これをベースガラスに添加すると銅コロイドがベースガラス中に拡散し薄められることで、カララントフォアハースで安定した銅赤ガラスを生産でき、銅の使用量も少なくてすむ。
第2フリットの好ましい組成の1例を表2に示す。
Figure 0004913764
第1フリット投入後のガラス中のスズの量(SnO換算)は、0.2〜1.5mass%が好ましく、さらに好ましくは0.37〜1.25mass%である。第2フリット投入後のガラス中のスズの量は0.27〜3mass%が好ましく、さらに好ましくは0.6〜1.8mass%である。また、第1フリット投入後のガラス中のスズの量(SnO換算)は、第2フリット投入後のガラス中のスズの量の35〜65%が好ましく、さらに好ましくは40〜60%、最も好ましくは50%である。第1、第2フリットで、必要なスズの量のほぼ半量ずつ投入することで、発生する泡の量を抑えることができる。
第1、第2フリットにおいてスズの量が少なすぎると還元が十分でなく赤色ガラスを得られない場合があり、多すぎるとリボイル泡の発生が多くなり好ましくない。
本発明において、亜鉛は着色安定剤として作用するほかに、清澄剤として作用する。特に、第1、第2フリットに還元剤(スズ)と共に配合し、第1、第2フリットをカララントフォアハースの離れた場所で投入することで、亜鉛の清澄作用を十分に発揮し、泡のない還元性ガラスとすることができる。
第1フリット投入後のガラス中の亜鉛の量(ZnO換算)は、0.1〜1.5mass%が好ましく、さらに好ましくは0.2〜1.25mass%である。第2フリット投入後のガラス中の亜鉛の量(ZnO換算)は0.29〜3mass%が好ましく、さらに好ましくは0.59〜2..22mass%である。また、第1フリット投入後のガラス中の亜鉛量(ZnO換算)は、第2フリット投入後のガラス中の亜鉛の量の35〜65%が好ましく、さらに好ましくは40〜60%、最も好ましくは50%である。第1、第2フリットで、必要な亜鉛の量のほぼ半量ずつ投入することで、発生する泡の量を抑えることができる。
第1、第2フリットにおいて亜鉛の量が少なすぎると、アンバ発色し黒に近い赤色になってしまう。また清澄作用が不十分で、泡による不良品となるおそれがある。
本発明の着色剤は銅である。第2フリット投入後のガラス中の銅の量(CuO換算)は0.02〜0.6mass%が好ましく、さらに好ましくは0.08〜0.48mass%である。銅の量が少なすぎると赤色の発色が不十分となるおそれがあり、多すぎるとガラス中に金属銅が析出し製品価値を失ってしまうおそれがある。また銅を含有するフリットを第一フリットとしガラスに添加した場合、赤色は得れるが、すじ状になってしまい好ましくない。
第2フリット投入後の赤色ガラスの好ましい組成の1例を表3に示す。
Figure 0004913764
本発明で製造される赤色ガラスは、銅、還元剤の添加量により色調が異なる。一般に、銅、還元剤(スズ)の配合量を同時に増やすことで赤色は得ることはできるが、還元剤(スズ)を増やすと残存泡が多くなり商品としての価値を失ってしまう。また還元成分が多くなるとアンバ発色し、汚い赤色になってしまう。鮮やかな赤色を得るには、亜鉛または亜鉛酸化物を配合することで、還元ガラス中の硫黄成分と鉄が化合してアンバ発色体を作ることを防止し、尚且つ残存泡の無い赤色ガラスを作る効果を発見した。
第1フリット投入位置と第2フリット投入位置の間のカララントフォアハース内のガラスの平均流速をV(m/分)とした場合、第2フリットの投入位置を、第1フリット投入位置よりも8V(m)以上下流側とすることが望ましい。
このようにすることで、フォアハースを流れるベースガラスに対する第1フリットと第2フリットの投入時期の時間差が8分となる。
時間差が8分未満であると、第1フリット投入時に発生した泡が多く残り、第2フリット投入により更に泡が発生し、最終的に泡の多い不良品となる可能性がある。時間差の上限には制限がないが、フォアハースの長さに限界があるので、その長さを考慮して時間差を決定すればよい。
本発明の赤色ガラスの製造方法は、フリント(無色透明)ガラスから、カララントフォアハースで着色剤などを添加して赤色ガラスを製造できるので、大掛かりな窯替えや、アンバーガラスを溶融する窯にカララントフォアハースを接続した専用の設備を設ける必要がなく、通常の設備で容易かつ安価に赤色(銅赤)ガラスを製造できる。
図1は、実施例の赤色ガラス製造方法の説明図である。同図において、ベースガラス1はカララントフォアハース2の中を左から右に向かって流れていく。第1フリット投入位置において、投入機3から第1フリット4が投入される。投入速度はベースガラスに対して第1フリットが所定の割合10%となるように調整される。その下流側にスターラ7が配置され、ガラスを撹拌する。このように、第1フリット投入位置の下流側にスターラを設けることが望ましいが、このスターラはなくても良い。更にその下流側の第2フリット投入位置において、投入機5から第2フリット6が投入される。投入速度はベースガラスに対して第2フリットが所定の割合5%となるように調整される。第1フリット投入位置と第2フリット投入位置の距離Lは、両位置間のガラスの平均流速をV(m/分)とすると、10Vとなっている(時間差10分)。更にその下流側にスターラ8が配置され、ガラスを撹拌する。
〔実施例1〕
Fe2+/(Fe2++Fe3+)=0.27の無色透明(フリント)のソーダ石灰ベースガラスに、カララントフォアハースの第1フリット投入位置において、スズ(SnO換算)11.1mass%、亜鉛(ZnO換算)11.1mass%を含む第1フリットをベースガラスに対し10mass%投入した。また、カララントフォアハースの第2フリット投入位置において、銅(CuO換算)6mass%、スズ(SnO換算)7.4mass%、亜鉛(ZnO換算)7.4mass%を含む第2フリットをベースガラスに対し5mass%投入し、銅(CuO換算)0.3mass%、スズ(SnO換算)1.5mass%、亜鉛(ZnO換算)1.5mass%を含む残存泡のない赤色ガラスを得た。
この赤色ガラスの色調は厚さ4mm換算で、明度4.44主波長617.16刺激純度96.3%であった。
〔実施例2〕
Fe2+/(Fe2++Fe3+)=0.19の無色透明(フリント)のソーダ石灰ベースガラスに、カララントフォアハースの第1フリット投入位置において、スズ(SnO換算)11.1mass%、亜鉛(ZnO換算)11.1mass%を含む第1フリットをベースガラスに対し10mass%投入した。また、カララントフォアハースの第2フリット投入位置において、銅(CuO換算)6重量mass%、スズ(SnO換算)7.4mass%、亜鉛(ZnO換算)7.4mass%を含む第2フリットをベースガラスに対し5mass%投入し、銅(CuO換算)0.3mass%、スズ(SnO換算)1.5mass%、亜鉛(ZnO換算)1.5mass%を含む泡のない赤色ガラスを得た。
この赤色ガラスの色調は厚さ4mm換算で、明度11.84、主波長606.72、刺激純度86.67%であった。
〔実施例3〕
Fe2+/(Fe2++Fe3+)=0.27の無色透明(フリント)のソーダ石灰ベースガラスに、カララントフォアハースの第1フリット投入位置において、スズ(SnO換算)11.1mass%、亜鉛(ZnO換算)3mass%を含む第1フリットをベースガラスに対し10mass%投入した。また、カララントフォアハースの第2フリット投入位置において、銅(CuO換算)6mass%、スズ(SnO換算)7.4mass%、亜鉛(ZnO換算)5.8mass%を含む第2フリットをベースガラスに対し5mass%投入し、銅(CuO換算)0.3mass%、スズ(SnO換算)1.5mass%、亜鉛(ZnO換算)0.59mass%を含む泡のない赤色ガラスを得た。
この赤色ガラスの色調は厚さ4mm換算で、明度16.6、主波長596.8、刺激純度54.8%であった。
〔実施例4〕
Fe2+/(Fe2++Fe3+)=0.27の無色透明(フリント)のソーダ石灰ベースガラスに、カララントフォアハースの第1フリット投入位置において、スズ(SnO換算)11.1mass%、亜鉛(ZnO換算)11.1mass%を含む第1フリットをベースガラスに対し2.8mass%投入した。また、カララントフォアハースの第2フリット投入位置において、銅(CuO換算)2.4mass%、スズ(SnO換算)7.4mass%、亜鉛(ZnO換算)7.4mass%を含む第2フリットをベースガラスに対し5mass%投入し、銅(CuO換算)0.12mass%、スズ(SnO換算)0.74mass%、亜鉛(ZnO換算)0.74mass%を含む泡のない赤色ガラスを得た。
この赤色ガラスの色調は厚さ4mm換算で、明度4.88、主波長605.32、刺激純度93.41%であった。
〔実施例5〕
Fe2+/(Fe2++Fe3+)=0.27の無色透明(フリント)のソーダ石灰ベースガラスに、カララントフォアハースの第1フリット投入位置において、スズ(SnO換算)10.4mass%、亜鉛(ZnO換算)2.96mass%を含む第1フリットをベースガラスに対し10mass%投入した。また、カララントフォアハースの第2フリット投入位置において、銅(CuO換算)2.4重量mass%、スズ(SnO換算)8.9mass%、亜鉛(ZnO換算)8.9mass%を含む第2フリットをベースガラスに対し5mass%投入し、銅(CuO換算)0.12mass%、スズ(SnO換算)1.48mass%、亜鉛(ZnO換算)0.74mass%を含む残存泡のない赤色ガラスを得た。
この赤色ガラスの色調は厚さ4mm換算で、明度1.89主波長628.6、刺激純度91.7%であった。
〔比較例1〕
前記実施例1の第1フリットと第2フリットの双方を、第1フリット投入位置で投入し、その他の条件は実施例1と同じにして実施例1と同じ組成の赤色ガラスを作成した。このガラスは泡を多量に有する(40g当たり600個程度)不良品であった。
〔比較例2〕
前記実施例1の第1、第2フリットと、亜鉛(ZnO)を含まない以外は同じ組成の第1’、第2’フリットを用意し、実施例と同じ条件でガラスを作成した。このガラスは赤色に発色したが、アンバ発色し黒色に近い色を呈し、泡も多量に有する(40gあたり260個程度)不良品であった。
実施例の赤色ガラスの製造方法の説明図である。
符号の説明
1 ベースガラス
2 カララントフォアハース
3 投入機
4 第1フリット
5 投入機
6 第2フリット
7 スターラ
8 スターラ

Claims (5)

  1. ガラス中におけるFe2+及びFe3+の間に成立する存在比Fe2+/(Fe2++Fe3+)≦0.3のベースガラスに対し、カララントフォアハースにおいて、スズ及び亜鉛を含む第1フリットを投入し、さらにその下流側において銅、スズ及び亜鉛を含む第2フリットを投入することを特徴とする赤色ガラスの製造方法。
  2. 前記第1フリット中のスズの量(SnO換算)が2〜19mass%、亜鉛の量(ZnO換算)が1〜21mass%である請求項1の赤色ガラスの製造方法。
  3. 前記第2フリット中の銅の量(CuO換算)が0.2〜8mass%、スズの量(SnO換算)が1.7〜19mass%、亜鉛の量(ZnO換算)が1.9〜21mass%である請求項1又は2の赤色ガラスの製造方法。
  4. 前記第1フリットを投入後のガラス中のスズの量(SnO換算)が0.2〜1.5mass%、亜鉛の量(ZnO換算)が0.1〜1.5mass%であり、前記第2フリットを投入後のガラス中のスズの量(SnO換算)が0.37〜3mass%、亜鉛の量(ZnO換算)0.29〜3mass%、銅の量(CuO換算)が0.02〜0.8mass%であり、かつ、前記第1フリットを投入後のガラス中のスズの量(SnO換算)及び亜鉛の量(ZnO換算)が、前記第2フリットを投入後のガラス中のスズの量(SnO換算)及び亜鉛の量(ZnO換算)の35%〜65%である請求項1〜3のいずれかの赤色ガラスの製造方法。
  5. 前記第1フリット投入位置と第2フリット投入位置の間のカララントフォアハース内のガラスの平均流速をV(m/分)とした場合、
    前記第2フリットの投入位置が、前記第1フリット投入位置よりも8V(m)以上下流側である請求項1〜4のいずれかの赤色ガラスの製造方法。
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