JP4913623B2 - 端末装置およびプログラム - Google Patents
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Description
ところで、プログラム実行機能を備えた携帯電話機においては、自機にインストールされているアプリケーションプログラムの名称や種類などそのアプリケーションプログラムについて予め定められた固有の情報(以下、基本情報)を一覧表示し、起動するべきアプリケーションプログラムをユーザに選択させることが一般的であるが、各アプリケーションプログラムの利用履歴などそのアプリケーションプログラムの利用に伴って追加または更新される情報(以下、詳細情報)を表示することができると便利である。
従来より情報表示を迅速化する技術は種々提案されているが、その一例としては、特許文献1に開示された技術が挙げられる。この特許文献1には、1つの画像データを表示している間に、それ以外の画像データを所定の優先順位にしたがって記憶手段から読み出して用意しておくことで、表示までに要する処理時間を短縮する技術が開示されている。
このため、ICカード機能を携帯電話機に実現させるアプリケーションプログラムのようにセキュリティを確保されるべき情報を取り扱うアプリケーションプログラムについては、その実行過程で生成または更新される情報の格納先をそのアプリケーションプログラム固有の記憶領域に限定し、他のアプリケーションプログラムがその記憶領域へアクセスすることを禁止するアクセス制限を課しておくことが一般的であり、この種のアクセス制限が為される携帯電話機に対しては、上記特許文献1に開示された技術をそのまま適用することはできない。
(A:構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る端末装置100を含んでいる通信システム10の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、通信システム10には、例えばプログラム実行機能を備えた携帯電話機である端末装置100と、この端末装置100を収容することが可能な移動パケット通信網200と、ゲートウェイ(以下、「GW」と表記する)400を介して移動パケット通信網200に接続された通信網500が含まれている。
なお、本実施形態では、通信網500がインターネットである場合について説明するが、LAN(Local Area Network)であっても良いことは勿論である。
BS210は、地上を所定の広さ(例えば、半径500メートル)を有する複数のセルに分割したセル毎に配置され、そのセル内に在圏する端末装置との間に無線リンクを確立しその端末装置を収容するものである。BS210は、自局の収容する端末装置から送信されてきたデータを受信し、そのデータを自局が接続されている移動パケット通信網200へ送出する一方、その端末装置宛に移動パケット通信網200から送信されてくるデータを受信し、自局の配下のセル内へ無線で送出する。
CPU110aは、ROM110bやEEPROM110dに記憶されたプログラムをRAM110cをワークエリアとして実行し、これにより端末装置100の各部の作動制御を行う。なお、EEPROM110dは、後述するデータやプログラムを記憶している他に、いわゆるアドレス帳としても機能するものであり、電話番号や電子メールアドレスなどをリスト形式で記憶している。
操作部130はテンキーやカーソルキーなどの操作子を備えており、ユーザによるそれら操作子の操作内容に応じた信号(以下、操作信号)を制御部110へ供給する。つまり、操作部130は、端末装置100に対するユーザの操作内容を制御部110へ伝達するためのものである。
表示部140は液晶ディスプレイとその駆動回路を含んでおり、制御部110から供給される画像データに応じた画像を表示する。
ICカードIF部150は、例えばFeliCa(登録商標)などの非接触式ICカードの読み取り装置との間でデータの授受を行うものである。このICカードIF部150は、上記ICカード機能を実現させるアプリケーションプログラムにしたがって作動している制御部110と上記読み取り装置との間のデータ通信を仲介し、そのICカード機能に応じて決済処理を実現するためのものである。
マルチタスクOSは、TSS(Time-Sharing System)による複数タスクの擬似的な並列実行を実現するために必要な仮想メモリ空間の割り当てなどの各種機能をサポートしたオペレーティングシステムである。
Javaプラットフォームは、マルチタスクOSを搭載した携帯電話において後述するJava実行環境を実現するためのコンフィギュレーションであるCDC(Connected Device Configuration)にしたがって記述されたプログラム群である。
ネイティブアプリケーションは、Webページの閲覧や電子メールの送受信などといった基本的な通信サービスを端末装置100に実現させるプログラムであり、いわゆるWebブラウザ(後述するブラウザ112)や電子メール送受信サービスの提供を受けるためのアプリケーション(後述するメーラ113)などである。
クラスライブラリ117は、特定の機能を有するプログラムモジュール(クラス)群を1つのファイルに結合したものである。
JVM118は、Javaアプリケーションとして提供されるバイトコードを解釈して実行する機能を有しており、上述のCDC向けに最適化されている。
JAM119は、Javaアプリケーションのダウンロードやインストール、起動・終了などを管理する機能と、上記第1ストレージ115および第2ストレージ116に対するアクセス制限機能とを有する。ここでアクセス制限機能とは、JVM118によって実行される各Javaアプリケーションに対して、そのJavaアプリケーションに対応する第1ストレージ115および第2ストレージ116へのみアクセス(情報の読み出しおよび書き込み)を許容し、他の第1および第2ストレージに対するアクセスを禁止することである。つまり、制御部110aが第1ストレージ115および第2ストレージ116にアクセスする際には、JAMによる制御の下でそのアクセスを行うことになる。なお、JAM119は、Javaアプリケーションのインストールを行う機能を有しているのであるから、全ての第1および第2ストレージに対してアクセス可能である。
そして、本実施形態では、上記各JavaアプリケーションのADFには、そのJavaアプリケーションについての詳細情報と基本情報とが書き込まれている。
ここで、詳細情報とは、前述したようにアプリケーションプログラムの利用に伴って追加または更新される情報であり、本実施形態では、Javaアプリケーションの利用履歴(利用日時および利用金額(発生ポイント数))を表す情報が上記詳細情報としてそのJavaアプリケーションのADFに書き込まれている。
一方、基本情報とは、前述したようにアプリケーションプログラムについて予め定められた固有の情報と上記詳細情報から生成されるダイジェストとであり、本実施形態では、Javaアプリケーションの名称と、詳細情報(利用履歴)を集計して得られる利用可能残高(或いは獲得ポイント数)とが上記基本情報としてそのJavaアプリケーションのADFに書き込まれている。なお、上記利用可能残高などのダイジェストはJavaアプリケーションの実行過程で詳細情報の追加または更新が行われる度にそのJavaアプリケーションにしたがって作動しているCPU110aによって更新される。また、本実施形態では、上記3種類のJavaアプリケーションが端末装置100に予めインストールされている場合について説明するが、端末装置300にインストールされるJavaアプリケーションの数は3に限定されるものではなく、2つであっても良く、また、4つ以上であっても良い。
第1に、上記3種類のJavaアプリケーションの何れを起動させるかをユーザに選択させるために、上記各基本情報を一覧形式で配列した画面(以下、基本情報画面)を表示部140に表示させる処理である。
そして、第2に、ユーザが操作部130を適宜操作することによって上記基本情報画面に含まれている何れかの基本情報の表示位置にカーソルを移動させた場合に、カーソルを位置付けられた基本情報に対応する詳細情報を該当するADFから読み出し表示部140に表示させる一方、カーソルが位置付けられた基本情報に隣接して表示されている基本情報に対応する詳細情報を該当するADFからRAM110cへ読み出す処理である。
ここで、カーソルキーを操作することによって上記カーソルを移動させる場合に、次にカーソルが移動される可能性が高いのは、カーソルが位置付けられている基本情報に隣接して表示されている基本情報の表示位置である。以下、次にカーソルが移動される可能性が高い範囲のことを、その時点でカーソルが位置付けられている基本情報の表示位置の近傍と呼ぶ。上記のようにカーソルが位置付けられた基本情報の近傍に表示されている基本情報に対応する詳細情報を先読みしておくことによって、カーソルの移動に応じた詳細情報の表示を迅速に行うことが可能になる。
以上に説明したように、端末装置100のハードウェア構成は、プログラム実行機能を備えた携帯電話機のハードウェア構成と同一であり、本発明に係る端末装置に特徴的な機能はソフトウェアモジュールにより実現されている。
次いで、CPU110aがJAM119にしたがって行う動作のうち、本発明に係る端末装置に特徴的な動作について図面を参照しつつ説明する。なお、以下に説明する動作例では、前述した3種類のJavaアプリケーションが端末装置100にインストール済みであるとする。また、以下に説明する動作例では、端末装置100の電源(図示省略)が既に投入されており、CPU110aはマルチタスクOSにしたがって作動しているものとする。
図4は、CPU110aがJAM119にしたがって行う基本情報表示処理の流れを示すフローチャートである。図4に示すように、CPU110aは、まず、第1ストレージ115に記憶されているJavaアプリケーションの各々について、それぞれのADFから基本情報を読み出し(ステップSA100)、その基本情報を一覧形式に編集した基本情報画面を表示部140に表示させる(ステップSA110)。
なお、CPU110aは、ステップSA100にて読み出した各Javaアプリケーションの基本情報を一覧形式に編集する際に、各Javaアプリケーションを一意に識別する識別子(例えば、Javaアプリのファイル名を表す文字列など)に対応付けて、そのJavaアプリケーションの基本情報の上記基本情報画面における表示位置を示すデータに対応付けてRAM110cに書き込んでおく。このようにしてRAM110cに書き込まれたデータは、上記基本情報画面にてカーソルが位置付けられた基本情報に対応するJavaアプリケーションをCPU110aに特定させる際に利用される。
図5に示す基本情報画面は、端末装置100のユーザに起動を所望するJavaアプリケーションや、詳細情報の閲覧を所望するJavaアプリケーションを選択させるため画面であり、この基本情報画面を視認したユーザは操作部130を適宜操作することによって以下に説明する操作を行うことができる。
すなわち、JAM119の実行を終了することを指示する終了操作(本動作例では、図5の終了ボタンB1に対応するキーの押下)、詳細情報の表示を所望するアプリケーションを指定するためのカーソル移動操作(本動作例では、上または下カーソルキー押下)、カーソルが位置付けられたJavaアプリケーションの実行を指示するアプリケーション実行操作(本動作例では、図5の実行ボタンB2に対応するキーの押下)である。
ステップSA120にて“終了操作が為された”と判別した場合には、CPU110aは、上記基本情報画面を表示部140に消去させ、JAM119の実行を終了する。
逆に、“終了操作以外の操作が為された”と判別した場合には、CPU110aは、その操作内容に応じた処理を実行する(図4:ステップSA130)。具体的には、“カーソル移動操作が為された”と判別した場合には、CPU110aは上記ステップSA120にて“詳細情報表示処理”を実行し、“アプリケーション実行操作が為された”と判別した場合には、CPU110aは上記ステップSA120にて“アプリケーション実行処理”を実行する。
以下、詳細情報表示処理およびアプリケーション実行処理について図面を参照しつつ詳細に説明する。
まず、図4のステップSA120にて“カーソル移動操作が為された”と判別した場合に、CPU110aが図4のステップSA130にて実行する詳細情報表示処理について図面を参照しつつ説明する。図6は、JAM119にしたがって作動しているCPU110aが実行する詳細情報表示処理の流れを示すフローチャートである。
例えば、図5に示す基本情報画面にて「クレジットAP」の基本情報にカーソルが位置付けられた場合には、上記ステップSB110においては「クレジットAP」、「お財布AP」および「ポイントカードAP」についての詳細情報が各々のADFから読み出され、RAM110cに記憶される。
前述したように、図5に示す基本情報画面にて「クレジットAP」にカーソルが位置付けられた場合には、図7に示すように「クレジットAP」についての詳細情報が表示される。なお、本実施形態では、図5に示すようにカーソルが位置付けられた基本情報に隣接させてその基本情報に対応する詳細情報を表示する場合について説明したが、ポップアップ画面などの別画面により詳細情報の表示を行うようにしても勿論良い。
また、基本情報画面にて一覧の上端(または下端)に表示されている基本情報にカーソルが位置付けられた場合には、その隣に表示されている1つの基本情報に対応する詳細情報のみをADFから読み出すようにすれば良いことは言うまでもない。また、先読みの対象となる詳細情報が既にRAM110cに記憶されている場合には、上記ステップSB110にて該当するADFから詳細情報を読み出す必要がないことは言うまでもない。
以上が、JAM119にしたがってCPU110aが行う詳細情報表示処理である。
次いで、図4のステップSA120にて“アプリケーション実行操作が為された”と判別した場合に、図4のステップSA130にてCPU110aが実行するアプリケーション実行処理について図面を参照しつつ説明する。
例えば、上記クレジットAPを実行中のCPU110aは、ICカードIF部150を介して、クレジットカード読み取り装置と通信し、クレジット決済を行うことができる。なお、このようにしてクレジット決済を行った場合には、その決済についての情報(実行日時や決済金額)がそのクレジットAPに対応する第2ストレージ116に記憶される。
加えて、本実施形態では、各Javaアプリケーションについての基本情報および詳細情報がADFに書き込まれており、これらADFが格納される第1ストレージ115に対してはJAM119によるアクセス制限が課されているため、詳細情報についてのセキュリティが確保される。
このように、本実施形態によれば、各Javaアプリケーションの詳細情報についてのセキュリティを確保しつつ、詳細情報の表示を迅速に行うことが可能になる、といった効果を奏する。
以上、本発明を実施するための最良の形態について説明した。しかしながら、以下に述べるような変形を加えても良いことは勿論である。
(1)上述した実施形態では、端末装置100がプログラム実行環境としてCDCに準拠したJava実行環境を有している場合について説明した。しかしながら、端末装置100が有するプログラム実行環境は、CLDCに準拠したJava実行環境であっても良く、Java実行環境以外のプログラム実行環境を有する場合であっても勿論良い。
なお、Java実行環境以外のプログラム実行環境で実行されるアプリケーションプログラムの一例としては、C++など他のプログラミング言語で作成されコンパイルされたプログラムが挙げられる。
なお、ゲーム機能を実現するアプリケーションプログラムについての基本情報および詳細情報の一例としては、例えば、ロールプレイングゲーム(ユーザが主人公とその仲間を操作し、その主人公や仲間を成長させつつ物語を進めるゲーム:以下、RPG)の場合、その主人公の名前や成長の度合いを示すレベル値、操作時間を基本情報とし、主人公の仲間の名前やレベル値、主人公やその仲間の装備品や持ち物の名前を詳細情報とすることが挙げられる。
また、上述した実施形態では、Javaアプリケーションについての基本情報として、そのJavaアプリケーションの名称と詳細情報(利用履歴)を集計して得られる利用可能残高(或いは獲得ポイント数)とを用いる場合について説明したが、上記名称の他に、Javaアプリケーションのバージョン、データサイズ、起動パラメータ、種別(例えば、「お財布AP」については「チャージ式電子マネー系」、「クレジットAP」については「クレジットカード系」など)、そのJavaアプリケーションを象徴するアイコンを表す画像データを上記基本情報に含めても良く、また、上記名称に替えてこれらを用いるようにしても良い。また、上記利用残高(或いは獲得ポイント数)の他にそのJavaアプリケーションの最終更新日や最終利用日を前述したダイジェストとして用いるようにしても良い。
なお、基本情報には、各Javaアプリケーションプログラムに固有の情報が含まれていることが必須であり、詳細情報から生成されるダイジェストが基本情報に含まれることは必須ではなく、端末装置100の仕様・設計に応じて任意に定めればよい。
また、基本情報のみをADFに書き込んでおき、詳細情報についてはJavaアプリケーションを起動して取得するようにしても勿論良い。ただし、このような態様においては、詳細情報の迅速な取得を可能にするため、Javaアプリケーションに、通常の動作を行わせる通常動作モードと、JAMへの詳細情報の供給のみを行う情報提供モードの2つのモードを設けておき、基本情報画面にてカーソルを位置付けられた基本情報に対応するJavaアプリケーションを上記情報提供モードで起動させ、そのJavaアプリケーションについての詳細情報をJAMへ供給するようにしても勿論良い。
また、ADFやJARファイルを記憶する記憶手段は、EEPROM110dに限らず、ICカード内の記憶手段であってもよい。
また、ユーザにより選択されたJavaアプリケーションについての詳細情報の表示をそのJavaアプリケーションに行わせるようにしても良い。具体的には、詳細情報をADFから読み出した時点で、その詳細情報に対応するJavaアプリケーションを起動し、そのJavaアプリケーションの表示画面を最前面に表示させるようにすれば良い。同様に、基本情報のうち詳細情報から生成されるダイジェストについても、該当するJavaアプリケーションに表示させるようにしても良い。
まず、制御部110aは、バージョンアップされたJavaアプリケーションプログラムのADFをインターネット上のサーバ装置などから取得する。そのADFには、バージョンアップされたJavaアプリケーションプログラムのJARファイルの格納場所であるURLが記述されているので、制御部110aは、そのURLに従ってJARファイルを取得する。制御部110aは、取得したADF及びJARファイルで、更新前のADF及びJARファイルで上書きすることで、Javaアプリケーションプログラムを新しいバージョンのものに更新する。ただし、このとき、制御部110aは、基本情報については、更新前の内容から更新後の内容に書き換える一方、詳細情報については、更新前の内容を異なる内容へと書き換えることはしない。具体的には、制御部110aは、基本情報については、更新前のADFの内容を、更新時に取得したADFに記述された内容で上書きする。一方、詳細情報については、更新前のADFに記述された内容を、更新時に取得したADFに記述(転記)する。
基本情報は、バージョンアップ前後で内容が異なることがある。例えば、「お財布AP」という名称が、「小銭入れAP」という名称に変更するといった具合である。このような場合、制御部110aは、更新前のADFに記述されていた基本情報を、更新時に取得したADFに記述された基本情報で上書きするから、基本情報を表示する際には更新後のものを表示することが可能となる。一方、詳細情報については、更新前のADFに記述された内容を更新時のADFに記述するから、その更新前まで記憶しておいたクレジットの利用履歴などの詳細情報を、更新後も引き続いて表示することが可能となる。
Claims (8)
- 表示手段と、
制御手段と、
操作手段と、
複数のJava(登録商標)アプリケーションプログラムの各々に互いに異なる記憶領域が割り当てられた記憶手段であって、Javaアプリケーションプログラムの利用に伴って追加または更新される情報である詳細情報と、そのJavaアプリケーションプログラムについて予め定められた固有の情報を含む基本情報とが、そのJavaアプリケーションプログラムに割り当てられた記憶領域に記憶されている記憶手段と、
を備え、
前記制御手段は、
前記各記憶領域へ、割り当てられたJavaアプリケーションプログラム以外のJavaアプリケーションプログラムがアクセスすることを禁止する第1の処理と、
前記複数のJavaアプリケーションプログラムの各々の基本情報を含む画面を前記表示手段に表示させる第2の処理と、
前記操作手段に対する操作内容に応じて、前記画面にて何れかの基本情報が表示されている位置にカーソルを移動させる第3の処理と、
前記第3の処理にてカーソルが位置付けられた基本情報に対応する第1のJavaアプリケーションプログラムの詳細情報と、前記画面にて該第1のJavaアプリケーションプログラムの基本情報の近傍に基本情報が表示されている第2のJavaアプリケーションプログラムの詳細情報と、を前記記憶手段から読み出す第4の処理と、
前記第1のJavaアプリケーションプログラムについての詳細情報を前記表示手段へ表示する第5の処理と、
を実行し、
前記複数のJavaアプリケーションプログラムの各々は、通常の動作を行う通常動作モードと、詳細情報の供給のみを行う情報提供モードの2つのモードを有し、
前記制御手段は、前記第4の処理において、前記第1のJavaアプリケーションプログラムを前記情報提供モードで起動する
ことを特徴とする端末装置。 - 前記複数のJavaアプリケーションプログラムの各々の前記詳細情報と前記基本情報のうち前記基本情報のみが、各Javaアプリケーションプログラムに固有のADF(Application Descriptor File)に書き込まれている
ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。 - 前記基本情報には、前記予め定められた固有の情報のほか、前記詳細情報から生成されるダイジェストが含まれる
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の端末装置。 - 前記制御手段は、
前記第5の処理において、前記第1のJavaアプリケーションプログラムを起動してその詳細情報を前記表示手段へ表示する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の端末装置。 - 前記制御手段は、
前記第5の処理において、前記第1のJavaアプリケーションプログラムの詳細情報を含んだ前記画面を前記表示手段へ表示する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の端末装置。 - 前記制御手段は、
前記Javaアプリケーションプログラムを更新する第6の処理と、
前記第6の処理において更新された前記Javaアプリケーションプログラムの前記基本情報については、更新前の内容から更新後の内容に書き換える一方、当該Javaアプリケーションプログラムの前記詳細情報については、前記更新前の内容を異なる内容へと書き換えない第7の処理と、
を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の端末装置。 - コンピュータ装置に、
複数のJavaアプリケーションプログラムの各々に互いに異なる記憶領域が割り当てられた記憶手段であって、Javaアプリケーションプログラムの利用に伴って追加または更新される情報である詳細情報と、そのJavaアプリケーションプログラムについて予め定められた固有の情報を含む基本情報とが、そのJavaアプリケーションプログラムに割り当てられた記憶領域に記憶されている記憶手段内の前記各記憶領域に対し、割り当てられたJavaアプリケーションプログラム以外のJavaアプリケーションプログラムがアクセスすることを禁止する第1の手順と、
前記複数のJavaアプリケーションプログラムの各々の基本情報を含む画面を表示手段に表示させる第2の手順と、
操作手段に対する操作内容に応じて、前記画面にて何れかの基本情報が表示されている位置にカーソルを移動させる第3の手順と、
前記第3の手順にてカーソルが位置付けられた基本情報に対応する第1のJavaアプリケーションプログラムの詳細情報と、前記画面にて該第1のJavaアプリケーションプログラムの基本情報の近傍に基本情報が表示されている第2のJavaアプリケーションプログラムの詳細情報と、を前記記憶手段から読み出す第4の手順と、
前記第1のJavaアプリケーションプログラムの詳細情報を前記表示手段へ表示する第5の手順と、
を実行させるためのプログラムであって、
前記複数のJavaアプリケーションプログラムの各々は、通常の動作を行う通常動作モードと、詳細情報の供給のみを行う情報提供モードの2つのモードを有し、
前記第4の手順において、前記第1のJavaアプリケーションプログラムは前記情報提供モードで起動される
ことを特徴とするプログラム。 - 前記複数のJavaアプリケーションプログラムの各々の前記詳細情報と前記基本情報のうち前記基本情報のみが、各Javaアプリケーションプログラムに固有のADF(Application Descriptor File)に書き込まれている
ことを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
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