JP4912134B2 - 間接排水用器具 - Google Patents

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Description

この発明は、間接排水用器具に関し、特にたとえば、間接排水すべき機器または装置の排水口からの排水を排水管へ間接排水するための、間接排水用器具に関する。
従来の間接排水用器具の一例が、非特許文献1に開示されている。この非特許文献1および2の間接排水用器具では、トラップの上端に円盤状の目皿が装着されている。
「住まいと電化」別冊号 電化住宅のための電気給湯器マニュアル2005―計画・設計・施工―、P88 第12図、日本工業出版株式会社 発行、「電気給湯機マニュアル」編集委員会 編集、第7版 平成17年3月20日 発行 空気調和・衛生工学会規格 HASS206−2000 給排水衛生設備基準・同解説、P109 解説図16−31 間接排水管の配管方法および管末端の開口方法、社団法人 空気調和・衛生工学会 編集・著作権者、社団法人 空気調和・衛生工学会 発行所、2000年3月31日 発行
非特許文献1および2の従来技術では、間接排水用器具を設置する際に排水口とトラップの上端との間に排水口空間の寸法を測定しなければならず、手間がかかる。このため、実際の施工では、必要な排水口空間が確保された間接排水用器具を用いても、正確な寸法測定をせず、目視によるチェックのみによって、この間接排水用器具を設置している場合がある。このような場合、必要な排水口空間の確保は作業者の技量に依存する。
それゆえに、この発明の主たる目的は、作業者の技量に依らず必要な排水口空間を必ず確保することができ、間接排水用器具の設置の作業性向上につながる、間接排水用器具を提供することである。
請求項1の発明は、間接排水すべき機器または装置の排水口からの排水を排水管へ間接排水するための間接排水用器具であって、排水の流入口および流出口を有し流入口が上端に設けられ、流出口に排水管が接続される間接排水用排水受け、および間接排水用排水受けの前記流入口に装着され、円筒形状の側面および前記側面の上端に取り付けられる上面を有し、少なくとも上面が網の目状に形成される目皿を備え、目皿を排水口と流入口との間に必要な排水口空間を確保する確保手段として用いた、間接排水用器具である。
請求項1の発明では、間接排水用器具は間接排水用排水受けを備え、間接排水用排水受けは排水の流入口および流出口を含み、この流出口には排水管が接続される。
間接排水すべき機器または装置のそばに間接排水用器具を設置すると、たとえば目皿や支柱などの支持部によって排水口と流入口との間に必要な排水口空間が確保される。このため、目皿や支柱などの支持部の上に排水口を配置するだけで、排水口の下方に排水口空間が設けられる。
請求項2の発明は、確保手段は、目皿の上面によって排水口が排水口空間以下に下がるのを阻止する阻止手段である、請求項1記載の間接排水用器具である。
請求項2の発明では、目皿や支柱などの支持部の上に排水口を配置すると、阻止手段により排水口が排水口空間以下に下がらないため、排水口の下方に排水口空間が必ず設けられる。
請求項3の発明は、請求項1または2の発明に従属し、流出口は、間接排水用排水受けの側面に設けられ、流出口の上端には、仕切板が設けられ、仕切板は、流出口の上端から間接排水用排水受けの内側に向かうに伴い下方へ延びて、その先端が流出口の下端と間接排水用排水受けの下端との間に配置され、間接排水用排水受けの内部に封水部を形成する、請求項1または2記載の間接排水用器具である。
請求項4の発明は、仕切板は、流入口の下端から連続する位置に設けられる、請求項3記載の間接排水用器具である。
この発明によれば、間接排水用器具に排水口空間を確保する手段を設けることにより、作業者の技量に依らず必要な排水口空間は必ず確保され、しかも作業性に優れる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1に示すこの発明の一実施例である間接排水用器具10は、間接排水すべき機器または装置の排水口が排水口空間以下に下がるのを阻止する阻止手段で必要な排水口空間を確保することにより、排水口からの排水を間接排水するためのものである。そして、間接排水用器具10は、間接排水用排水受け(以下、排水受けと言う。)16およびその上方に装着される目皿18を備え、たとえば図2に示すように、排水口である配管12の先端12aからの排水を受けて、ごみなどの異物が侵入するのを防止しながら排水を排水管14に排出する。
図1〜図2に示すように、排水受け16は、排水口からの排水を受けて排水管14に排出する有底円筒形状の逆わんトラップなどであって、間接排水用器具10の下部に配置される。排水受け16は、耐熱性塩化ビニル樹脂または耐熱ABS樹脂(アクリロニトリル・ブタジエンゴム・スチレン)など耐熱性を有する樹脂、あるいは鋳鉄で形成される。たとえば、排水受け16の高さH1は125mmに、排水受け16の外径D1は130mmに設定される。排水受け16の上端は開口し、この上端開口は排水口からの排水が排水受け16に流入する流入口であって、たとえば上端開口20の内径D2は113mmに設定される。排水受け16の上端部の内面に螺旋状の溝が切られ、第1ねじ部22が形成される。
排水受け16の側面に貫通孔24が設けられ、たとえば貫通孔24の内径D3は50mmに、その中心と排水受け16の下端との間の高さH2は77mmに設定される。このため、貫通孔24は排水受け16の上部に配置され、排水受け16の内部において貫通孔24より下は封水部26として利用される。そして、貫通孔24の上端に仕切板28が設けられる。仕切板28は、板状体であって、貫通孔24から排水受け16の内側に向かうに伴い下方へ延び、その先端は貫通孔24の下端と排水受け16の下端との間に配置される。
また、貫通孔24から立ち上がって受口が形成され、この受口は接続口30として用いられる。接続口30は排水管14に接続される部分であって、排水受け16内の排水が排水管14へ流出する場合は排水の流出口となり、接続口30に接続された排水管14は配管12の先端12aからの排水を排出する管である。
排水受け16の上端開口20に目皿18が装着される。目皿18は、SAS樹脂(シリコン系複合ゴム−アクリロニトリル−スチレン)、耐熱性塩化ビニル樹脂または耐熱ABSなど耐熱性を有する合成樹脂、あるいはSUSなどの金属で形成され、円筒形状の側面32および側面32の上端に取り付けられる上面34を有し、間接排水用器具10の上部に配置される。
上面34は、網の目状に形成され、多くの細孔34aを含む。また、側面32も上面34と同様に、網の目状に形成され、上面34の細孔34aと同じまたはほぼ同じ大きさの細孔32aを含む。この細孔32a、34aにより、上面34および側面32を有する目皿18は、排水受け16などに砂利、小石、虫、ごみなどの異物が侵入するのを防ぐ異物侵入防止部として用いられる。
側面32の下端部は細孔32aが形成されず、その内面に第1ねじ部22と螺合する第2ねじ部36が形成される。また、側面32の外径D5は排水受け16の上端開口20の内径D2と等しいまたはそれより小さく設定される。このため、側面32の下端部を排水受け16の上端開口20に挿入し、第2ねじ部36を第1ねじ部22に螺合すると、目皿18は排水受け16の上端に固定的に装着される。
この装着した状態において、排水受け16の上端から目皿18の上端までの高さH3は、排水口空間、つまり配管12の実内径D4の少なくとも2倍に設定される。たとえば、配管12の実内径D4が25mm以下では、目皿18の高さH3は50mmに設定される。すなわち、目皿18の上端である上面34は、排水受け16の上端から排水口空間を確保する高さに設けられ、支持部として用いられる。このため、排水口を支持部上に配置すると、支持部は、排水口を支持し、排水受け16の上端である流入口と排水口との間に必要な排水口空間を確保する。
この間接排水用器具10を用いる場合、屋外に配置される温水器38など間接排水すべき機器または装置のそばに排水受け16を埋設する。このとき、排水受け16の上端が地表面に位置するように排水受け16を地中に埋め、地中に埋設される排水管14を接続口30に接続する。これにより、地表面40の上に目皿18が現れる。
なお、間接排水すべき機器または装置は、汚染を防止する必要があるものであって、たとえば、前記非特許文献2の表6−3(P107)に挙げられる間接排水とする機器・装置などが挙げられる。
そして、温水器38などに繋がる配管12の先端12aを目皿18の上面34に当接すると、目皿18の上面34により配管12の先端12aは支持されて排水口空間以下に下がることが阻止されるため、配管12の先端12aと地表面40、つまり排水受け16の上端との間に排水口空間が設けられる。このとき、目皿18の上面34が配管12の先端12aの低下を阻止する阻止手段として働くことにより、目皿18は間接排水用器具10の上部に必要な排水口空間を確保する手段として利用される。
施工後、配管12から排水が流れると、排水は、目皿18の上面34の細孔34aを通過し、排水受け16に流入して、排水受け16の封水部26に溜まる。そして、仕切板28の先端が封水に漬かると、封水および仕切板28により排水受け16は上端開口20側と接続口30側とに仕切られるため、通常、排水管14内の空気は排水受け16の上端開口20側へ漏れ出さない。そして、排水が排水受け16内にさらに流入すると、排水は封水部26の上端、つまり貫通孔24の下端からオーバーフローして排水管14へと流れる。
また、排水が排水管14から逆流した場合、排水およびそれに含まれる排水管14内の空気などは排水受け16の上端開口20から排水口空間を通って、外へ流出し、配管12へ侵入しない。このため、配管12に繋がる温水器38などの貯水タンク内が排水などにより汚染されない。
このように、間接排水用器具10を設置するだけで、目皿18により配管12の先端12aと排水受け16の上端との間に必要な排水口空間が確保されるため、作業者の技量によって排水受け16の上端の上に排水口空間が設ける必要がなく、作業性向上にもつながり、しかも排水口空間が確実に確保される。
また、排水受け16の上端開口20は目皿18により覆われるため、砂利、小石、虫、ごみなどの異物が上端開口20から排水管14へ入ることが防がれる。
さらに、目皿18と排水受け16とをねじ部22、36により固定的に装着することにより、風などが吹いても目皿18は排水受け16から外れないため、目皿18は、砂利、小石、虫、ごみなどの異物の排水受け16への侵入防止機能を維持し続けることができる。一方、ねじ部22、36をゆるめて目皿18を排水受け16から外せば、破損した目皿18の交換など、間接排水用器具10または排水管14の維持管理を行うことができる。
なお、図2では間接排水用器具10を屋外に配置される機器に用いたが、屋内に配置される機器にも用いることができる。
また、図2では間接排水用器具10を地中に埋設したが、間接排水用器具10を間接排水とすべき機器または装置などのそばの地表面40上に配置することもできる。
さらに、目皿18および排水受け16にねじ部22、36を形成し、これらを螺合することにより目皿18を排水受け16に固定したが、目皿18および排水受け16にねじ部を形成せずに、嵌め込み式など別の方法により目皿18を排水受け16に固定することもできる。
また、図2では、間接排水すべき機器または装置などに繋がる配管12の先端12aを排水口として用いたが、これに限定されず、たとえば、間接排水すべき機器または装置自体の排水部分を排水口として用いることもできる。
図4に示すこの発明の他の実施例である間接排水用器具10は図1に示す間接排水用器具10とほぼ同じであるが、目皿18の上面34の形状が異なる。これ以外の部分に関しては図1実施例の示す間接排水用器具10と同様であるため、共通する部分については同じ番号を付して、その番号の説明は省略する。
図3および図4に示すように、目皿18の上面34は円板形状に形成され、上面34の中心に貫通孔42が設けられる。差込部44は貫通孔42の縁から上方へ立ち上がる短管で形成され、差込部44の外径D6は配管12の内径D4と同じまたはそれより小さく設定される。また、排水受け16の上端から目皿18の上端までの高さH4は、排水口空間に設定される。
このため、配管12の先端12aが目皿18の上面34に当接するまで配管12を差込部44に差し込むと、目皿18の上面34が配管12の先端12aを支持してその低下を阻止する阻止手段として働くことにより、配管12の先端12aと排水受け16の上端との間に排水口空間が設けられる。よって、目皿18は間接排水用器具10の上部に必要な排水口空間を確保する手段として利用される。
また、配管12の先端12aは排水受け16の中心に配置され、かつ配管12の先端12aは貫通孔42と繋がる。このため、配管12の先端12aから排出された排水は、目皿18の上面34などで跳ね返ることなく、貫通孔42を通過して排水受け16内に流入する。また、配管12の先端12aが目皿18の中心からずれることがないため、排水の飛散が防止される。
さらに、配管12を差込部44に差し込めば、排水受け16の上端開口20は上面34および側面32で覆われるため、これらを有する目皿18は異物侵入防止部として作用し、排水受け16などへの異物の侵入が防がれる。
なお、図4では配管12を差込部44の外側に嵌めたが、図5に示すように、配管12を差込部46の内側に嵌めることもできる。この場合、目皿18の中心に貫通孔42が設けられ、貫通孔42の縁から下方へ延びて、短管状の差込部46の側面46aが形成される。そして、短管状の側面46aの先端が内側へ縮径し、リング状の当接面46bが形成される。側面46aの内径D7は配管12の外径D8と同じまたはそれより大きく設定され、当接面46bの幅W1は配管12の管壁の肉厚Tと同じまたはそれより小さく設定される。また、目皿18を排水受け16に装着した状態で当接面46bと排水受け16の上端との間の高さH5は排水口空間に設定され、当接面46bが支持部として用いられる。
このため、配管12の先端12aが当接面46bに接するまで配管12を差込部46の側面46a内に挿入すると、当接面46bが配管12の先端12aを支持しその低下を阻止する阻止手段として働いて、配管12の先端12aと排水受け16の上端との間に排水口空間が形成される。つまり、目皿18は間接排水用器具10の上部に必要な排水口空間を確保する手段として利用される。また、配管12の先端12aは目皿18の中心に配置され、かつ配管12の先端12aは貫通孔42と繋がるため、排水の飛散が防止される。
また、図4では目皿18の上面34に設けた差込部44より配管12の先端12aを目皿18の中心に配置したが、図6および図7に示すように、目皿18の上面48の形状により配管12の先端12aを目皿18の中心に配置することができる。すなわち、目皿18の上面48にその外側から中心に向かって下り勾配を付けることにより、上面48を円
錐状に形成する。このため、目皿18の上面48の断面は円形状に形成され、その円形状断面の直径W2は上面48の中心に向かうに伴い小さくなり、円形状断面の直径W2が配管12の外径D8に等しくなる位置が上面48にある。この位置と排水受け16の上端との間の高さH6は排水口空間に設定され、上面48が支持部として用いられる。また、上面48および側面32で排水受け16の上端開口20が覆われ、目皿18は異物侵入防止部として作用する。
この目皿18の上面48に配管12の先端12aを降ろすと、円形状断面の直径W2が配管12の外径に等しくなる位置で配管12の先端12aは目皿18の上面48に当接し、目皿18は配管12の先端12aの低下を阻止する阻止手段として働く。これにより、配管12の先端12aと排水受け16の上端との間に排水口空間が形成されるため、目皿18は間接排水用器具10の上部に必要な排水口空間を確保する手段として利用される。また、配管12の先端12aが目皿18の中心に配置される。
図8に示すこの発明の他の実施例である間接排水用器具10は、排水受け16およびその上方に装着される目皿50を備える。なお、図1実施例の示す間接排水用器具10と同様であるため、共通する部分については同じ番号を付して、その番号の説明は省略する。
目皿50は、SAS樹脂、耐熱性塩化ビニル樹脂または耐熱ABS樹脂など耐熱性を有する合成樹脂、あるいはSUSなどの金属で形成され、ガイド部52およびガイド部52の下端に設けられる下面54を有する。
ガイド部52は支柱56および差込部58を有し、支柱56は下面54の縁から上方に立ち上る縦柱部、およびその上端から中心に向かって延びる横柱部を含む。横柱部は下面54に平行に設けられ、横柱部に差込部58が取り付けられる。差込部58は、円形状の支持部58aと支持部58aに掛け渡される当接部58bとを含み、支持部58aの内径D9は配管12の外径D8と同じまたはそれより大きく設定される。
下面54は、網の目状に形成され、多くの細孔54aを含む。下面54の縁から下方に延びる円筒形状の下端部が設けられ、下端部の外面に第1ねじ部22と螺合する第2ねじ部36が形成される。
下端部を排水受け16の上端開口20に挿入し、第2ねじ部36を第1ねじ部22に螺合すると、目皿50の下面54は排水受け16の上端と同じ高さに位置し、目皿50は排水受け16の上端に固定的に装着される。この装着した状態において、排水受け16の上端から差込部58の当接部58bまでの高さH7は、排水口空間、つまり配管12の実内径D4の少なくとも2倍に設定され、当接部58bは支持部として用いられる。また、下面54は、排水受け16の上端開口20を覆い、異物浸入防止部として用いられる。
この間接排水用器具10によれば、配管12を差込部58に挿入すると、配管12の先端12aは当接部58bに当接し、排水口空間以下に下がることが阻止されて、配管12の先端12aと排水受け16の上端との間に排水口空間が設けられる。
このように、目皿50の当接部58bが配管12の先端12aの低下を阻止する阻止手段として働き、目皿50は間接排水用器具10の上部に必要な排水口空間を確保する手段として利用される。これにより、間接排水用器具10を設置し、配管12の先端12aを差込部58に挿入するだけで、目皿50により配管12の先端12aと排水受け16の上端との間に必要な排水口空間が確保されるため、施工性に優れ、しかも排水口空間が確実に確保される。
なお、図10に示すように、下面54と当接部58bとの間に側面32を設けることもできる。
また、図8では差込部58により配管12の先端12aの低下を阻止したが、図11お
よび図12に示すように、目皿60の下面62の形状により配管12の先端12aの低下を阻止することができる。この場合、目皿60に側面32を設ける。また、目皿60の下面62にその外側から中心に向かって上り勾配を付けて、下面62を円錐状に形成する。このため、目皿60の下面62の断面は円形状に形成され、その円形状断面の直径W3は下面62の中心に向かうに伴い小さくなり、円形状断面の直径W3が配管12の内径D4に等しくなる位置が下面62になる。この位置と排水受け16の上端との間の高さH8は排水口空間に設定され、下面62は支持部として用いられる。また、下面62は、排水受け20を覆い、異物浸入防止部として作用する。
このため、配管12の先端12aを目皿60の下面62に降ろすと、配管12の先端12aに目皿60の中心が挿入され、円形状断面の直径W3が配管12の内径に等しくなる位置で配管12の先端12aは目皿60の下面62に当接する。これにより、目皿60は配管12の先端12aを支持しその低下を阻止する阻止手段として働き、配管12の先端12aと排水受け16の下端との間に排水口空間が形成されるため、目皿60は間接排水用器具10の上部に必要な排水口空間を確保する手段として利用される。また、配管12の先端12aが目皿60の中心に配置される。
なお、上記全ての実施例で排水受け16に逆わんトラップを用いたが、排水受けに図13に示すSトラップ64や図14に示すPトラップ66など別の種類のトラップを用いることもできる。図13および図14には図1の間接排水用器具10に用いられる目皿18を用いたが、他の間接排水用器具10に用いられる目皿50、60でも同様である。
また、図1、図3、図5、図6、図10、図11、図13および図14の実施例では、側面32の細孔32aの大きさを目皿18の上面34、48または下面54、62の細孔と同じまたはほぼ同じ大きさに揃えて形成したが、側面32の細孔32aの大きさを上面34、48または下面54、62の細孔の大きさより小さく形成したり、側面32の下部の細孔の大きさを側面32の上部の細孔の大きさより小さく形成したりすることもできる。たとえば、図15に示すように、側面32の細孔32aの大きさを上面34の細孔34aの大きさより小さく形成する、または、図16に示すように、側面32の下部の細孔32bの大きさを側面32の上部の細孔32cの大きさより小さく形成する。これにより、配管12から流入した排水が目皿18の中で広がったり、排水受け16に流入した排水が目皿18側へ跳ねたりしても、側面32の細孔32aから外へ流出しにくくなる。
さらに、図1、図3、図5、図6、図10、図11、図13および図14の実施例では、目皿18の側面32の全体に細孔32aを設けたが、側面32の一部に細孔32aを設けなくてもよい。たとえば、図17に示すように、細孔32aを設けない部分68を側面32に形成すると、排水が側面32の細孔32aから外へ流出しにくくなる。
なお、上記全ての実施例では、間接排水用器具10は、排水口である配管12の先端12aからの排水を受けて排水管14に排出したが、間接排水用器具10は、排水口からの排水だけでなく、これとは別の管からの排水なども同時に受けて排水管14などに排出することができる。ここで、配管12としては、間接排水を必要とする配管であって、温水器38などのタンク内の水を全て一度に排出するための排水管などが用いられる。また、別の管としては、温水器38などの内部において排水の逆流防止のための離隔を設けて配管されていることにより間接排水を必要としない排水管、あるいは、配管12と同様に間接排水を必要とする排水管などが用いられる。この間接排水を必要としない排水管には、温水器38などのタンクからオーバーフローする排水を少しずつ流すためのドレン管などが挙げられる。
たとえば、図18に示すように、図1の目皿18を排水受け16の上端開口20に装着した間接排水用器具10を用いる場合、配管12の先端12aを目皿18の上面34に当接するとともに、ドレン管100の先端も目皿18の上面34に当接する。これにより、目皿18の上面34で配管12およびドレン管100が排水口空間以下に下がることが阻止され、これらの先端と排水受け16の上端との間に排水口空間が設けられて、排水管14からの排水および臭気などが配管12およびドレン管100へ浸入することが防がれる。
また、たとえば、図19に示すように、図4の目皿18の上面34に貫通孔42だけでなく、別の貫通孔102も設けることもできる。この場合、差込部104を貫通孔102の縁から上方へ立ち上がる短管で形成し、差込部104の外径をドレン管100の内径と同じまたはそれより小さく設定すれば、差込部104にドレン管100が差し込まれる。そして、差込部44、104に差し込まれた配管42およびドレン管100は、差込部44、104により固定されるとともに支持されて、これらの低下が目皿18の上面34で阻止され、これらの先端と排水受け16の上端との間に排水口空間が設けられる。
ただし、ドレン管100のような間接排水を必要としない管であれば、図20に示すように、差込部104を形成せずに貫通孔102だけを設けてもよい。この場合、ドレン管100などは、間接排水用器具10の中に挿入され、貫通孔102で間接排水用器具10に固定される。
そして、たとえば、図21に示すように、図5と同様に差込部46、106を貫通孔42、102の縁から下方へ延びる短管で形成することもできる。この場合、差込部46、106は短管状の側面46a、106aおよびその先端が内側へ縮径したリング状の当接面46b、106bを有し、側面106aの内径はドレン管100の外径と同じまたはそれより大きく設定され、当接面106bの幅はドレン管100の管壁の肉厚と同じまたはそれより小さく設定される。そして、先端が当接面46b、106bに接するまで配管12およびドレン管100を差込部46、106に挿入すると、当接面46b、106bが配管12およびドレン管100を支持してその低下を阻止する阻止手段として働き、配管12およびドレン管100の先端と排水受け16の上端との間に排水口空間が形成される。
ただし、ドレン管100のような間接排水を必要としない管であれば、当接面106bを形成しなくてもよい。この場合、ドレン管100などは、間接排水用器具10の中に挿入され、その先端と排水受け16の上端との間に排水口空間は形成されないが、側面106aで間接排水用器具10に固定される。
さらに、たとえば、図22に示すように、図8に示す目皿50のガイド部52に差込部58、108を形成することができる。この差込部108は、円形状の支持部108aと支持部108aに掛け渡される当接部108bとを含み、支持部108aの内径はドレン管100の外径と同じまたはそれより大きく設定される。そして、差込部58、108に配管12およびドレン管100を挿入すると、これらの管12、100は、その先端が当接部58b、108bに当接し支持されることにより、排水口空間以下に下がることが阻止されて、これらの先端と排水受け16の上端との間に排水口空間が設けられる。
ただし、この場合も間接排水を必要としない管であれば、差込部108に当接部108bを形成しなくてもよい。この場合、ドレン管100などは、間接排水用器具10の中に挿入され、支持部108aで間接排水用器具10に固定される。
また、上記全ての実施例では、排水受け16にトラップを用いたが、排水受け16は、排水管14に接続されて排水管14と連続的に繋がり、排水口からの排水を受けて排水管14に排出するものであればこれに限定されず、排水受け16にホッパなどを用いることもできる。また、このため、排水受け16の上端開口は、排水口からの排水が排水受け16に流入する流入口であって、排水管14と連続的に繋がる部分の流入口でもある。
図23に示すように、ホッパ64は、目皿18、50、60が装着される上端開口64a、および排水管14に接続される接続口64bを備え、間接排水用器具10の下部に配置される。たとえば、図1の目皿18を上端開口64aに装着すると、接続排水受けとしてのホッパ64および目皿18で間接排水用器具10が形成され、目皿18により間接排水用器具10の上部に排水口空間が設けられる。
さらに、図8および図22の間接排水用器具10では、目皿50のガイド部52に差込部58、108を形成したが、差込部58、108を形成しなくてもよい。この場合、支柱56の横柱部の高さは、排水受け16の上端から排水口空間を確保する高さに設定され、支柱56の横柱部が支持部として用いられる。そして、管12、100を支柱56の横柱部に当接させると、管12、100は横柱部で支持されて排水口空間以下に下がることが阻止されることにより、管12、100の先端と排水受け16の上端との間に排水口空間が設けられる。
そして、図8および図22の間接排水用器具10では、ガイド部52を目皿50に設けたが、ガイド部を目皿と別体で形成し、ガイド部を排水受け16に取り付けることができる。ガイド部を目皿と別体で形成する場合、たとえば、図24および25に示すように、間接排水用器具10は排水受け16、目皿110およびガイド部112を有し、目皿110は下面54および第2ねじ部36を含む。ガイド部112は支柱56および差込部58を有し、支柱56は縦柱部56aおよび横柱部56bを含む。排水受け16の上端部には切欠114が設けられ、この切欠114に縦柱部56aの下端が嵌め込まれる。この場合、縦柱部56aの下端を切欠114に嵌めると、ガイド部112が排水受け16に取り付けられ、排水受け16の上端から差込部58の当接部58bまでの高さは、排水口空間を確保するする高さに設定され、当接部58bは支持部として用いられる。また、下面54は異物浸入防止部として用いられる。そして、当接部58bは、差込部58に挿入された配管12を支持し、その先端12aが低下するのを阻止する阻止手段として働き、間接排水用器具10の上部に必要な排水口空間を確保する手段として利用される。
そして、この図24および25に示す間接排水用器具10において、切断または伸縮部材の装着などにより縦柱部56aの長さを可変可能にすれば、横柱部56bの高さを調整できるため、排水口空間の確保および配管の取り付け作業をし易くなる。
なお、上述の図において、本来目皿の前面の細孔32a、34aを通して目皿の後面が見えるが、分かりやすく示すため、この目皿の後面を省略して示してある。
この発明の一実施例の間接排水用器具を示す斜視図である。 図1の間接排水用器具の本体を間接排水とすべき機器のそばに埋設した状態を示す断面図である。 この発明のさらに別の実施例の間接排水用器具を示す斜視図である。 図3の間接排水用器具の差込部に配管を差し込んだ状態を示す断面図である。 この発明のさらに別の実施例の間接排水用器具の差込部に配管を差し込んだ状態を示す断面図である。 この発明のさらに別の実施例の間接排水用器具を示す斜視図である。 図6の間接排水用器具の上面に配管の先端を当接した状態を示す断面図である。 この発明のさらに別の実施例の間接排水用器具を示す斜視図である。 (A)は図8の間接排水用器具のガイド部側を示す平面図であり、(B)は(A)の間接排水用器具の差込部に配管の先端を差し込んだ状態を示す断面図である。 この発明のさらに別の実施例の間接排水用器具を示す斜視図である。 この発明のさらに別の実施例の間接排水用器具を示す斜視図である。 図11の間接排水用器具の下面に配管の先端を当接した状態を示す断面図である。 この発明の別の実施例の間接排水用器具を示す断面図である。 この発明のさらに別の実施例の間接排水用器具を示す断面図である。 この発明のさらに別の実施例の間接排水用器具を示す斜視図である。 この発明のさらに別の実施例の間接排水用器具を示す斜視図である。 この発明のさらに別の実施例の間接排水用器具を示す斜視図である。 この発明のさらに別の実施例の間接排水用器具に、配管およびドレン管を配置した状態を示す断面図である。 この発明のさらに別の実施例の間接排水用器具に、配管およびドレン管を配置した状態を示す断面図である。 この発明のさらに別の実施例の間接排水用器具に、配管およびドレン管を配置した状態を示す断面図である。 この発明のさらに別の実施例の間接排水用器具に、配管およびドレン管を配置した状態を示す断面図である。 この発明のさらに別の実施例の間接排水用器具を示す斜視図である。 この発明のさらに別の実施例の間接排水用器具を示す断面図である。 この発明のさらに別の実施例の間接排水用器具を示す斜視図である。 図24の間接排水用器具に配管を配置した状態を示す断面図である。
符号の説明
10…間接排水用器具
12…配管
12a…先端
14…排水管
16…排水受け
18、50、60、110…目皿
20、64a…上端開口
30、64b…接続口
64…Sトラップ
66…Pトラップ
64…ホッパ

Claims (4)

  1. 間接排水すべき機器または装置の排水口からの排水を排水管へ間接排水するための間接排水用器具であって、
    前記排水の流入口および流出口を有し前記流入口が上端に設けられ、前記流出口に前記排水管が接続される間接排水用排水受け、および
    前記間接排水用排水受けの前記流入口に装着され、円筒形状の側面および前記側面の上端に取り付けられる上面を有し、少なくとも前記上面が網の目状に形成される目皿を備え、
    前記目皿を前記排水口と前記流入口との間に必要な排水口空間を確保する確保手段として用いた、間接排水用器具。
  2. 前記確保手段は、前記目皿の前記上面によって前記排水口が前記排水口空間以下に下がるのを阻止する阻止手段である、請求項1記載の間接排水用器具。
  3. 前記流出口は、前記間接排水用排水受けの側面に設けられ、
    前記流出口の上端には、仕切板が設けられ、
    前記仕切板は、前記流出口の上端から前記間接排水用排水受けの内側に向かうに伴い下方へ延びて、その先端が前記流出口の下端と前記間接排水用排水受けの下端との間に配置され、前記間接排水用排水受けの内部に封水部を形成する、請求項1または2記載の間接排水用器具。
  4. 前記仕切板は、前記流入口の下端から連続する位置に設けられる、請求項3記載の間接排水用器具。
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