JP4910351B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
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インクを貯留するインクタンクと、前記インクを吐出する記録ヘッドと、前記インクタンクから前記記録ヘッドにインクを供給するインク供給管とを備えたインクジェット記録装置において、
前記インク供給管の途中に設けられ、前記インク供給管を介してインクが流入するインク室を備えて前記インクを一時的に貯留するサブインクタンクと、
前記サブインクタンクのインク残量を検出する残量検出手段と、
前記サブインクタンクに前記インクタンクのインクを送液する送液ポンプと、
前記送液ポンプの送液量を検出する送液ポンプ動作状態検出部と、前記送液ポンプ動作状態検出部により検出された前記送液ポンプの送液量から前記インクタンクのインク残量を検出するインク残量検出部とを備えた制御部とを設け、
前記サブインクタンクのインク室の一側面に開口部を形成し、この開口部を可撓性を有する膜によって密閉するとともに、前記インク室の内部であって前記開口部に対向する壁面に、その一端を前記膜に接するように弾性部材を設けて、前記弾性部材が前記膜の膜面の位置を保持しようとする力によって前記膜が一定の負圧発生状態を維持することのできる初期位置に支持されるように構成するとともに、
前記残量検出手段は、前記サブインクタンクの開口部を密閉する前記可撓性を有する膜の外面に接触して膜面の位置を検知する膜面検知センサの検知結果に基づいてインク残量を検出する構成であって、画像記録時において前記前記可撓性を有する膜の膜面が所定位置よりも前記サブインクタンクの内側に撓んでいると前記膜面検知センサにより検知された場合に、前記サブインクタンク内のインク量が一定量以下であることを検出するようになっており、
前記送液ポンプは、前記残量検出手段により前記サブインクタンク内のインク量が一定量以下であると検出されたときに前記インクタンクのインクを前記サブインクタンクに送液することを特徴とするインクジェット記録装置である。
前記送液ポンプは、送液する駆動源としてモータを備え、
前記送液ポンプ動作状態検出部は、前記モータの累積駆動時間、累積回転量、累積回転時間のいずれか一つを検出することを特徴とする。
前記インクは、紫外線を照射することにより硬化する紫外線硬化型インクであり、
前記記録ヘッドから記録媒体に着弾したインクに紫外線を照射する紫外線照射装置を備えたことを特徴とする。
また、本実施形態に用いる光硬化型インクは、安定した吐出性能及び硬化性能を発揮し、高画質な画像を形成する観点から、インクタンク11から記録ヘッド7に至るまで、外気に触れない密閉状態で供給されることが好ましい。
また、インクが密閉状態で供給されている場合は、送液ポンプ23の送液と記録ヘッド7の吐出の流量差を吸収できるのに加え、送液ポンプ23の送液時の脈動が記録ヘッド7に伝達するのを抑制するととともに、インク供給管9a内を負圧状態に保つことにより、記録ヘッド7からインクが滲み出すのを防止することができる。
このような定量ポンプとして、プランジャ式ポンプを用いることが好ましい。
図3に示すように、送液ポンプ23は、先端部が閉塞された円筒形状のシリンダ231を備えており、このシリンダ231の先端部寄りの周面であって直径方向の対応する位置には、シリンダ231の中心軸に対して直交する方向に延在しシリンダ231の内部に連通する吸入管232および吐出管233がそれぞれ一体に設けられている。吸入管232には、開閉弁24に接続されたインク管9が接続されるようになっており、吐出管233には、ダンパー12に接続されたインク管9aが接続されるようになっている。
シリンダ231の内部には、円筒形状のプランジャ234が、図示しないモータ等の駆動装置によりシリンダ231の軸方向に沿って進退自在にかつ中心軸を軸として回転自在に収容されており、このプランジャ234の先端部には、横断面形状半円形状に切欠いてなる切欠き部235が形成されている。この切欠き部235は、プランジャ234がシリンダ231の最も基端側に位置した基準位置において吸入管232又は吐出管233を閉塞しないように形成されている。
M>m×t ・・・(1)
ここで、
Mは、ダンパー12の投入可能な容量
mは、送液ポンプ23の単位時間当たりのインク送液量
tは、膜面検知センサ19がインクの補給が必要であることを検知してから送液ポンプ23によりインクが送液されるまでの遅延時間
である。
インク残量検出部252は、送液ポンプ動作状態検出部251で検出された送液ポンプ23の動作状態に基づいて、インクタンク11内のインク残量を検出するものである。本実施形態では、送液ポンプ23により検出された動作ストローク数の合計値と1ストローク当たりの送液量との積算値を算出してインク消費量とし、予め設定されたインクタンク11の初期値からこのインク消費量を減算し、インクタンク11のインク残量を検出するようになっている。
送液ポンプ動作状態検出部251にて送液ポンプの1ストローク当たりの送液量及びその送液量での動作ストローク数をカウントする場合は、インク残量検出部252にて、送液ポンプの1ストローク当たりの送液量とその送液量での動作時間との積算値を算出してインク消費量とし、予め設定されたインクタンク11の初期値からこのインク消費量を減算し、インクタンク11のインク残量を検出するようになっている。また、送液ポンプ動作状態検出部251にて送液ポンプの単位時間当たりの送液量及びその送液量での動作時間をカウントする場合は、インク残量検出部252にて、送液ポンプの単位時間当たりの送液量とその送液量での動作時間との積算値を算出してインク消費量とし、予め設定されたインクタンク11の初期値からこのインク消費量を減算し、インクタンク11のインク残量を検出するようになっている。
図3(a)に示すように、基準位置では、切欠き部235と吸入管232とが連通しているので、インクが吸入管232及び切欠き部235を介してシリンダ231内部に吸入される。図3(b)に示すように、プランジャ234の回転により吸入管232がプランジャ234によって閉塞されると、インクの吸入が停止され、その後、図3(c)に示すように、プランジャ234が回転しながらシリンダ231の先端に向かって移動すると、切欠き部236と吐出管233とが連通しながら容積が減少するので、インクが切欠き部235から吐出管233に吐出される。図3(d)に示すように、プランジャ234の回転によって吐出管233がプランジャ234により閉塞されているときは、インクが吐出管233から吐出されず、その後、基準値に戻る。
7 記録ヘッド
8 紫外線照射装置
9 インク供給管
10 サブインクタンク
11 インクタンク
12 ダンパー
17 ダンパー膜
19 膜面検知センサ
23 送液ポンプ
24 供給弁
25 制御部
251 送液ポンプ動作状態検出部
252 インク残量検出部
28 表示部
29 キャリッジ駆動機構
30 記録媒体搬送機構
31 インクジェット記録装置
32 記録ヘッド
33 インク供給管
34 サブインクタンク
35 インクタンク
36 ダンパー
37 圧力センサ
38 送液ポンプ
39 供給弁
P 記録媒体
X 搬送方向
Claims (4)
- インクを貯留するインクタンクと、前記インクを吐出する記録ヘッドと、前記インクタンクから前記記録ヘッドにインクを供給するインク供給管とを備えたインクジェット記録装置において、
前記インク供給管の途中に設けられ、前記インク供給管を介してインクが流入するインク室を備えて前記インクを一時的に貯留するサブインクタンクと、
前記サブインクタンクのインク残量を検出する残量検出手段と、
前記サブインクタンクに前記インクタンクのインクを送液する送液ポンプと、
前記送液ポンプの送液量を検出する送液ポンプ動作状態検出部と、前記送液ポンプ動作状態検出部により検出された前記送液ポンプの送液量から前記インクタンクのインク残量を検出するインク残量検出部とを備えた制御部とを設け、
前記サブインクタンクのインク室の一側面に開口部を形成し、この開口部を可撓性を有する膜によって密閉するとともに、前記インク室の内部であって前記開口部に対向する壁面に、その一端を前記膜に接するように弾性部材を設けて、前記弾性部材が前記膜の膜面の位置を保持しようとする力によって前記膜が一定の負圧発生状態を維持することのできる初期位置に支持されるように構成するとともに、
前記残量検出手段は、前記サブインクタンクの開口部を密閉する前記可撓性を有する膜の外面に接触して膜面の位置を検知する膜面検知センサの検知結果に基づいてインク残量を検出する構成であって、画像記録時において前記前記可撓性を有する膜の膜面が所定位置よりも前記サブインクタンクの内側に撓んでいると前記膜面検知センサにより検知された場合に、前記サブインクタンク内のインク量が一定量以下であることを検出するようになっており、
前記送液ポンプは、前記残量検出手段により前記サブインクタンク内のインク量が一定量以下であると検出されたときに前記インクタンクのインクを前記サブインクタンクに送液することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記送液ポンプは、送液する駆動源としてモータを備え、
前記送液ポンプ動作状態検出部は、前記モータの累積駆動時間、累積回転量、累積回転時間のいずれか一つを検出することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。 - 前記インクは、紫外線を照射することにより硬化する紫外線硬化型インクであり、
前記記録ヘッドから記録媒体に着弾したインクに紫外線を照射する紫外線照射装置を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインクジェット記録装置。 - 前記インクは、カチオン系紫外線硬化型インクであることを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
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