JP4909609B2 - 加工形状シミュレーション方法、半導体装置の製造方法及び加工形状シミュレーションシステム - Google Patents

加工形状シミュレーション方法、半導体装置の製造方法及び加工形状シミュレーションシステム Download PDF

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Description

本発明は、加工形状シミュレーション方法、半導体装置の製造方法及び加工形状シミュレーションシステムに関する。
微細加工を必要とする半導体装置の製造等の製造方法においては、微細加工を高い精度で行うことができるドライエッチングが広く用いられている。このドライエッチングとしては、特に、反応性イオンエッチング(RIE)が用いられている。
反応性イオンエッチングでは、加工パターンを有するマスクにより半導体ウエハ等の被加工物を覆い、その被加工物と反応性ガスとの化学反応によりマスクに覆われていない部分を削り、エッチングを行う。通常、1つの被加工物から同じ製品、例えばロジック製品やメモリ製品等の半導体製品が一度に大量に製造される。このため、マスクの加工パターンは、複数の同じ製品パターンにより構成されている。
このような反応性イオンエッチングでは、高い精度で微細加工を行うために試作を繰り返し行い、プロセス条件等を決定するので、設計や製造に関するコストや時間等を大きく費やしてしまう。そこで、被加工物のエッチング形状をシミュレーションする加工形状シミュレーション方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
通常、図8に示すように、加工形状シミュレーション101は、プラズマシミュレーション102、形状シミュレーション103及び反応生成物シミュレーション104から構成されている。
この加工形状シミュレーション101では、プラズマシミュレーション102によりプロセス条件に基づいて反応種の密度、入射角及び入射エネルギーを求め、形状シミュレーション103により、反応種の密度、入射角及び入射エネルギーに加え下地形状に基づいて、ローカル(局所的)なエッチング反応量を求め、反応生成物シミュレーション104により、ローカルなエッチング反応量に基づいてローカルな反応生成物の発生量からローカルな付着量を求め、最後に、形状シミュレーション103により、ローカルな付着量に加え下地形状に基づいて被加工物のエッチング形状、すなわち所定寸法との差である寸法変換差(加工変換差)を求める。
ここで、ローカルな反応生成物とは、被加工面(被エッチング面)の部分領域(ローカルな領域:微少領域)から発生し、その近傍に留まる生成物である。また、被加工面の部分領域は、加工パターンの疎密性に依存する領域である。
通常、ロジック製品等の半導体製品では、多くの品種が少量で生産されるため、寸法変換差が品種毎に異なってしまう。特に、加工パターンが孤立のライン、ライン・アンド(&)・スペース又は孤立のスペースであるというように、被加工物に対する単位面積当たりのエッチング量、すなわち加工パターンの疎密性に応じて、寸法変換差は変化してしまう。また、同じライン・アンド・スペースでも、ライン幅及びスペース幅に応じて加工パターンの疎密性が異なるため、寸法変換差は変化してしまう。
このような寸法変換差が発生する要因は、エッチングにより発生した反応生成物の一部が被加工物の被加工面等に付着して保護膜となり、エッチング量が変化するためである。したがって、寸法変換差は反応生成物の発生量に応じて変化してしまう。
反応生成物の発生量は、(1)被加工物に対する加工パターンの疎密性と、(2)マスクによる被加工物の被覆率との影響を受ける。すなわち、反応生成物の発生量は、加工パターンが疎である程、また、マスクによる被加工物の被覆率が小さい程、増加し、加工パターンが密である程、また、マスクによる被加工物の被覆率が大きい程、減少する。
なお、図8に示すような加工形状シミュレーション101では、被加工面の部分領域(ローカルな領域)から発生し、その近傍に留まるローカルな反応生成物による影響を加味して、シミュレーションを行っている。
特開平9−171994号公報
しかしながら、図8に示すような加工形状シミュレーション101では、マスクによる被加工物の被覆率に依存する領域、すなわち被加工面の全領域(マクロな領域)から発生し、マスク近傍から離れて留まるマクロな反応生成物による影響を加味して、シミュレーションを行っていないため、シミュレーション精度が低くなっている。特に、マスクによる被加工物の被覆率が品種毎に変動した場合には、その変動の影響を受けてシミュレーション精度が低下してしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、加工形状のシミュレーションにおいて、マスクによる被加工物の被覆率の影響を加味し、高精度なシミュレーションを実現することである。
本発明の一態様によれば、プラズマエッチング装置における被加工物のエッチング形状をシミュレーションする加工形状シミュレーション方法であって、プラズマシミュレーションと、形状シミュレーションと、反応生成物シミュレーションとを備え、前記プラズマシミュレーションでは、プロセス条件情報に基づいて、真空室内に存在する反応種の分布量及び前記真空室内に設けられマスクに覆われた被加工物の被加工面に対する前記反応種の入射情報を求め、前記形状シミュレーションでは、前記反応種の分布量及び前記反応種の入射情報に加え、前記被加工物に関する下地形状情報に基づいて、前記被加工面の部分領域に対する前記反応種のエッチング反応量を第1反応量として、及び前記被加工面の全領域に対する前記反応種のエッチング反応量を第2反応量として、それぞれ求め、前記反応生成物シミュレーションでは、前記第1反応量に基づいて、前記被加工面の部分領域から発生する反応生成物の発生量を第1発生量として求め、前記第1発生量に基づいて、前記被加工面の部分領域に付着する前記反応生成物の付着量を第1付着量として求め、前記第2反応量に基づいて、前記被加工面の全領域から発生する反応生成物の発生量を第2発生量として求め、前記真空室内の反応性ガスの流れ及び拡散に基づいて、前記被加工面の全領域に対する前記反応生成物の分布量をガス流れ・拡散シミュレーションにより求め、前記真空室の内壁から剥離して発生した前記反応生成物の発生量を第3発生量としてガス流れ・拡散シミュレーションにより求め、前記反応生成物の分布量と前記第2発生量と、前記第3発生量とに基づいて、前記被加工面の部分領域に付着する前記反応生成物の付着量を第2付着量として求め、前記形状シミュレーションでは、前記第1付着量及び前記第2付着量に加え、前記被加工物に関する前記下地形状情報に基づいて、前記被加工物の被加工形状を求めることを特徴とする加工形状シミュレーション方法が提供される。
本発明の他の一態様によれば、上記に記載の加工形状シミュレーション方法からの情報を用いて、被加工物上にマスクを形成し、このマスクを用いて、前記被加工物を加工することを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
本発明の他の一態様によれば、プロセス条件情報に基づいて、真空室内に存在する反応種の分布量及び前記真空室内に設けられマスクに覆われた被加工物の被加工面に対する前記反応種の入射情報を求める手段と、前記反応種の分布量及び前記反応種の入射情報と、前記被加工物に関する下地形状情報とに基づいて、前記被加工面の部分領域に対する前記反応種のエッチング反応量を第1反応量として、及び前記被加工面の全領域に対する前記反応種のエッチング反応量を第2反応量として、それぞれ求める手段と、前記第1反応量に基づいて、前記被加工面の部分領域から発生する反応生成物の発生量を第1発生量として求め、前記第1発生量に基づいて、前記被加工面の部分領域に付着する前記反応生成物の付着量を第1付着量として求める手段と、前記第2反応量に基づいて、前記被加工面の全領域から発生する反応生成物の発生量を第2発生量として求める手段と、前記真空室内の反応性ガスの流れ及び拡散に基づいて、前記被加工面の全領域に対する前記反応生成物の分布量を求める手段と、前記真空室の内壁から剥離して発生した前記反応生成物の発生量を第3発生量として求める手段と、前記反応生成物の分布量と前記第2発生量と、前記第3発生量とに基づいて、前記被加工面の部分領域に付着する前記反応生成物の付着量を第2付着量として求める手段と、前記第1付着量及び前記第2付着量に加え、前記被加工物に関する前記下地形状情報に基づいて、前記被加工物の被加工形状を求める手段とを有することを特徴とする加工形状シミュレーションシステムが提供される。
本発明によれば、高精度な加工形状シミュレーションを行うことができ、信頼性の高い半導体装置を製造することができる。
本発明の実施の一形態について図1ないし図7を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る加工形状シミュレーションシステムとしての表面加工装置1は、プロセス条件や下地形状等の各種情報に基づいて被加工物Sのエッチング形状をシミュレーションする加工形状シミュレーション装置(以下、シミュレーション装置とする)2と、シミュレーション装置2によるシミュレーション結果に基づいて、被加工物Sに対するエッチングを行うプラズマエッチング装置3とを備えている。
シミュレーション装置2は、各部を制御する制御部21、及び制御部21が実行するプログラムや各種の情報を記憶する記憶部22等を備えている。このシミュレーション装置2は、記憶部22に記憶されたプログラムや各種の情報に基づいて被加工物Sのエッチング形状をシミュレーションする。
プラズマエッチング装置3も、シミュレーション装置2と同じように、各部を制御する制御部31、及び制御部31が実行するプログラムや各種の情報を記憶する記憶部32等を備えている。このプラズマエッチング装置3は、記憶部22に記憶されたプログラムや各種の情報に加え、シミュレーション装置2から得られたシミュレーション結果、例えばプロセス条件、下地条件及び寸法変換差等に基づいて、被加工物Sに対するエッチングを行う。
図2に示すように、プラズマエッチング装置3は、例えば平行平板型のプラズマエッチング装置である。このプラズマエッチング装置3は、被加工物Sを収容する処理室である真空室33、その真空室33内に設けられた支持台34、支持台34上に設けられた下部電極35、及び下部電極35に対向させて真空室33内に設けられた上部電極36等を備えている。
真空室33は、真空状態となるチャンバ等の処理室であり、真空室33内に反応性ガスを供給するための供給口33a及び真空室33内からガスを排気する排気口33bを有している。支持台34は真空室33の中央部分に設けらており、下部電極35を支持している。下部電極35はコンデンサCを介して高周波電源37に接続されている。上部電極36は、多数の孔を有するシャワープレートとして形成されている。この上部電極36は接地されている。
下部電極35上には、半導体ウエハ等のエッチング対象物となる被加工物Sが載置される。この被加工物S上には、被加工物Sに対する加工パターン、すなわち開口パターンを有するマスクMが形成される。加工パターンは複数の同じ製品パターンにより構成されている。
ここで、反応性ガスとしては、CガスやCHガス等を用いる。被加工物Sとしては、例えば、Si基板及びそのSi基板上に積層されたシリコン酸化膜(SiO)から構成された積層体等を用いる。また、マスクMとしては、例えばレジスト膜等を用いる。
このようなプラズマエッチング装置3は、真空室33内のガス圧を一定に保ちながら反応性ガスを供給口33aから上部電極36を介して真空室33内に導入する。その後、プラズマエッチング装置3は、高周波電源37からコンデンサCを介して下部電極35に高周波電力を供給し、真空室33内にプラズマを発生させ、マスクMを介して被加工物Sの被加工面(例えば、被エッチング面)Saをエッチングする。
このようなエッチング動作中には、プラズマ中のイオン又はラジカル等の反応種は、マスクMにより覆われていない被加工物Sの被加工面Saと化学反応する。このとき、図3に示すように、被加工物Sの被加工面Sa等から反応生成物(生成種)Hが発生する。なお、真空室33内に導入された反応性ガスは拡散し、その後、排気口33bから排出される。したがって、真空室33内には、反応性ガスの流れが生じる。
このため、反応生成物Hは、図3に示すように、被加工物SのマスクM近傍に留まるローカル(局所的)な反応生成物H1となったり、マスクM近傍から離れて真空室33内に留まるマクロ(巨視的)な反応生成物H2になったり、あるいは、排気口33bから排出されたりする。このマクロな反応生成物H2の一部は、真空室33の内壁33cに反応生成物H3として付着することもある。この反応生成物H3は、次回のエッチング時等に削られて剥離し、再び反応性ガス中に拡散する。
ここで、図4は、一例として、被加工物S(例えば、Si基板及びそのSi基板上に積層されたシリコン酸化膜(SiO)から構成された積層体等)の全面において、反応生成物Hの分布状態を色の濃度差によって示すものである。ここでは、特に、被加工物Sの周辺部において、その反応生成物Hの分布量が他の領域より色濃く示されている。これは、被加工物Sにおいて、その中央部から放出された反応生成物Hが、その周辺部に特に集まっている状態を示すものである。
次に、シミュレーション装置2による加工形状シミュレーション方法、すなわちエッチング形状シミュレーション処理(エッチングシミュレーション)について説明する。このエッチング形状シミュレーション処理は、記憶部22に記憶されたプログラムや各種の情報に基づいてシミュレーション装置2の制御部21により実行される。
図5に示すように、エッチング形状シミュレーション処理は、プラズマシミュレーション51、形状シミュレーション52及び反応生成物シミュレーション53から構成されている。これらのプラズマシミュレーション51、形状シミュレーション52及び反応生成物シミュレーション53は、粒子モデルのシミュレーションである。
反応生成物シミュレーション53は、被加工物Sの被加工面Saの部分領域(ローカルな領域)に対する第1の反応生成物シミュレーション53a及び被加工物Sの被加工面Saの全領域(マクロな領域)に対する第2の反応生成物シミュレーション53bから構成されている。第2の反応生成物シミュレーション53bは、ガス流れ・拡散シミュレーション53cを有している。
プラズマシミュレーション51では、プロセス条件情報に基づいて、真空室33内に存在する反応種(例えばイオンやラジカル等)の分布量、すなわち空間分布(例えば密度)を求め、さらに、反応種の入射角及び入射エネルギー等の入射情報を求める。ここで、プロセス条件情報としては、反応性ガスの種類(ガス種)、ガス流量、ガス圧及び入力パワー等がある。
なお、プラズマシミュレーション51では、最初に、ポアソン方程式から電界分布を求め、モンテカルロ法(例えばPIC−MCC:Particle-In-Cell Monte Carlo Collision)により反応種の空間分布を計算して求め、また、モンテカルロ法により被加工物S近傍の反応種の動きをサンプルし、反応種の入射角及び入射エネルギー等の入射情報を求める。ここで、PIC−MCC法では、プラズマ中の荷電粒子を超粒子により代表させ、数千から数十万個の超粒子の軌跡を追跡することによって、プラズマ全体の挙動をシミュレーションする。
形状シミュレーション52では、プラズマシミュレーション51により求められた反応種の分布量及び入射情報に加え、被加工物Sに関する下地形状情報を用いて、ローカルなエッチング反応量及びマクロなエッチング反応量を求める。なお、プラズマシミュレーション51では、形状シミュレーション52により求められたローカルなエッチング反応量及びマクロなエッチング反応量を用いて、反応種の分布量及び入射情報を適宜更新する。
ここで、下地形状情報としては、レジスト形状及びスペース形状(溝形状)等を含む加工パターンの加工情報、マスクMとなるレジスト膜の種類及びレジスト膜の厚さ等がある。加工情報は、加工パターンの疎密性やレジスト膜による被加工物Sの被覆率等の情報を含んでいる。
また、ローカルなエッチング反応量とは、反応種がエッチングにより被加工面Saの部分領域(ローカルな領域)で反応する量であり、マクロなエッチング反応量とは、反応種がエッチングにより被加工面Saの全領域(マクロな領域)で反応する量である。
反応生成物シミュレーション53では、プラズマシミュレーション51により求められた反応種の分布量及び入射情報に加え、形状シミュレーション52により求められたローカルなエッチング反応量及びマクロなエッチング反応量を用いて、第1の反応生成物シミュレーション53aによりローカルな反応生成物H1の付着量(ローカルな付着量)を求め、第2の反応生成物シミュレーション53bによりマクロな反応生成物H2、H3の付着量(マクロな付着量)を求め、それらのローカルな付着量とマクロな付着量をたして反応生成物H1、H2、H3のトータルの付着量を求める。
ここで、反応生成物H1のローカルな付着量とは、ローカルな反応生成物H1が被加工面Saの部分領域(ローカルな領域)に付着する量であり、反応生成物H2、H3のマクロな付着量とは、マクロな反応生成物H2、H3が被加工面Saの部分領域(ローカルな領域)に付着する量である。
最後に、形状シミュレーション52では、反応生成物シミュレーション53により求められた反応生成物H1、H2、H3のトータルの付着量に加え、下地形状情報、反応種の分布量及び入射情報に基づいて、被加工物Sのエッチング形状(例えば寸法変換差等)を求める。これにより、プロセス依存性、面内依存性、パターン依存性及び被覆率依存性等を加味した被加工物Sのエッチング形状が得られる。
なお、形状シミュレーション52では、下地形状のある空間をメッシュ状に分割し、この空間にプラズマシミュレーション51から得られる入射角に従うようにモンテカルロ法により反応種及び生成種(反応生成物H)を飛ばす。また、粒子がマスク等の壁面と衝突する場合には、一定の確率で反応するように設定する。メッシュ内の反応種の量が一定値以上になった場合には、そのメッシュ部分の材料を削除し、エッチングが進行して消滅する現象に対応させる。また、生成種の量が一定値以上になった場合には、壁面に生成種に対応する材料(例えばポリマ等)を付着させ、デポ反応に対応させる。このような処理を繰り返し、被加工物Sのエッチング形状、すなわち加工形状を計算する。
次いで、反応生成物シミュレーション53の第1の反応生成物シミュレーション53a及び第2の反応生成物シミュレーション53bのシミュレーション処理について詳しく説明する。
図6に示すように、まず、形状シミュレーション52では、ローカルなエッチング反応量、すなわち第1反応量と、マクロなエッチング反応量、すなわち第2反応量を求める(ステップS1及びステップS2)。
次に、反応生成物シミュレーション53の第1の反応生成物シミュレーション53aでは、形状シミュレーション52により求められた第1反応量に基づいて、被加工面Saの部分領域から発生し、その近傍に留まるローカルな反応生成物H1の発生量、すなわち第1発生量を求め(ステップS11)、求めた第1発生量に基づいて、被加工面Saの部分領域に付着するローカルな反応生成物H1の付着量、すなわち第1付着量を求める(ステップS12)。
ステップS11では、第1反応量に所定の発生値(例えば数%の発生確率)をかけて第1発生量を求める。また、ステップS12では、ステップS11で求めた第1発生量に所定の付着値(例えば数%の付着確率)をかけて第1付着量を求める。なお、発生値及び付着値は、プラズマシミュレーション51により求められた反応種の分布量及び入射情報等に基づいて理論的に設定される。
一方、反応生成物シミュレーション53の第2の反応生成物シミュレーション53bでは、形状シミュレーション52により求められた第2反応量に基づいて、被加工面Saの全領域から発生しその近傍から離反して留まるマクロな反応生成物H2の発生量、すなわち第2発生量を求め(ステップS21)、また、真空室33の内壁33cから剥離して発生したマクロな反応生成物H3の剥離量、すなわち第3発生量を求め(ステップS22)、ガス流れ・拡散シミュレーション53cを行う(ステップS23)。その後、求めた第2発生量及び第3発生量に加え、ガス流れ・拡散シミュレーション53cにより求められたマクロな反応生成物H2、H3の分布量に基づいて、被加工面Saの部分領域に付着するマクロな反応生成物H2、H3の付着量、すなわち第2付着量を求める(ステップS24)。
ステップS21では、第2反応量に所定の発生値(例えば数%の発生確率)をかけて第2発生量を求める。また、ステップS22では、第2反応量及びエッチングの連続回数等に基づいて、エッチングの連続動作により真空室33の内壁33cに付着したマクロな反応生成物H3の付着量を求め、求めた付着量に所定の剥離値(例えば数%の剥離確率)をかけて第3発生量を求める。ここで、これらの発生値、付着値及び剥離値は、プラズマシミュレーション51により求められた反応種の分布量及び入射情報等に基づいて理論的に設定される。
ステップS23では、真空室33内の反応性ガスの流れ及び拡散に基づいて、被加工面Saの全領域に対するマクロな反応生成物H2、H3の分布量、すなわち空間分布(例えば密度)を求める。このガス流れ・拡散シミュレーション53cでは、ナビア・ストークス等の連続の式と拡散方程式を連動させ、反応性ガスの流速、ガス圧及び着目する分子(反応種や生成種)の空間分布を計算し、マクロな反応生成物H2、H3の分布量を求める。
ステップS24では、ステップS23により求められたマクロな反応生成物H2、H3の分布量に基づいて付着値(例えば数%の付着確率)を算出し、算出した付着値を第2発生量と第3発生量との合計発生量にかけて第2付着量を求める。
このように反応生成物シミュレーション53は、第1の反応生成物シミュレーション53a及び第2の反応生成物シミュレーション53bにより、第1付着量及び第2付着量を求め、最後に、それらを足し合わすことによって反応生成物H1、H2、H3のトータルの付着量(合計付着量)を求める(ステップS3)。その後、形状シミュレーション52では、そのトータルの付着量に加え、下地形状情報に基づいて、被加工物Sのエッチング形状、例えば寸法変換差等を求める(ステップS4)。
このような加工形状シミュレーションを用いることにより、例えば、図7に示すように、加工パターンが同じで被覆率が異なる製品A、B及びC毎の寸法変換差が求められる。全ての製品A、B及びCにおいて、スペースの幅が大きくなる程、寸法変換差も大きくなる。このように加工パターンが同じで被覆率が異なる製品A、B及びCに対しても、それぞれ異なる寸法変換差を正確に求めることができる。なお、図7では、ラインの幅は一定であり、スペース(溝)の幅は変化する。ここで、スペースが大きくなると、加工パターンは疎になり、逆にスペースが狭くなると、加工パターンは密になる。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、ローカルな付着量とマクロな付着量とのトータルの付着量を求め、求めたトータルの付着量に基づいて被加工物Sのエッチング形状を求めることから、マスクMによる被加工物Sの被覆率に依存する領域、すなわち被加工面Saの全領域から発生し、マスク近傍から離れて留まるマクロな反応生成物H2、H3による影響が加味されて、シミュレーションが行われるので、高精度な加工形状のシミュレーションを実現することができる。特に、マスクMによる被加工物Sの被覆率が品種毎に変動した場合でも、その変動の影響を受けてシミュレーション精度が低下してしまうことを防止することができる。これにより、試作を行うことなく、例えば半導体装置の製造において、プロセス条件等を求めることが可能になるので、時間的及び費用的なコストの削減を実現することができる。また、試作を行う場合でも、試作回数や試作時間等を短縮することができる。
また、真空室33内の反応性ガスの流れ及び拡散に基づいて、被加工面Saの全領域に対するマクロな反応生成物H2、H3の分布量を求め、求めたマクロな反応生成物H2、H3の分布量に基づいて第2付着量を求めることから、より正確な第2付着量を得ることができる。
さらに、真空室33の内壁33cから剥離して発生したマクロな反応生成物H3の第3発生量を求め、求めた第3発生量と第2発生量とに基づいて第2付着量を求めることから、真空室33の内壁33cから剥離して発生したマクロな反応生成物H3による影響も加味されるので、より高精度な加工形状のシミュレーションを実現することができる。特に、真空室33の内壁33cから発生するマクロな反応生成物H3が要因となる時間経過に対する寸法変換差の変化を求めることが可能になるので、時間経過に対する寸法変換差の変化を補正するようにプロセス条件を変更することができる。その結果として、寸法変換差を一定に維持した状態で安定な加工を行うことができる。
また、プラズマシミュレーション51、形状シミュレーション52及び反応生成物シミュレーション53は、粒子モデルのシミュレーションであることから、正確な計算を行うことが可能になり、高精度な加工形状のシミュレーションを実現することができる。特にガス圧が低い場合にも、高い精度で加工形状のシミュレーションを行うことができる。
また、前述のように、エッチング等の加工に関する加工形状シミュレーションの情報を用いて、加工用のマスクMを製造すれば、試作を行うことなくプロセス条件等を求めることが可能になるので、時間的及び費用的なコストの削減を実現することができる。加えて、試作を行う場合でも、試作回数や試作時間等を短縮することができる。
また、エッチング等の加工に関する加工形状シミュレーションの情報を用いて、前述と同様の効果を得ながら、半導体装置を製造することができる。すなわち、エッチング等の加工に関する加工形状シミュレーションの情報を用い、被加工物S(例:Si基板及びそのSi基板上に積層されたシリコン酸化膜(SiO)から構成された積層体等)上のマスクMの形状や寸法を制御すること等を含めて、その加工プロセス条件を調整し、そのマスクMを用いて被加工物Sを精度良く加工して、信頼性の高い半導体装置を製造することが可能になる。
(他の実施の形態)
なお、本発明は、前述の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更し得ることは勿論である。
例えば、前述の実施の形態においては、プラズマシミュレーション51、形状シミュレーション52及び反応生成物シミュレーション53に粒子モデルのシミュレーションを用いているが、これに限るものではない。例えば、反応生成物シミュレーション53がガス流れ・拡散シミュレーション53cを有する場合には、ガス流れ・拡散シミュレーション53cに流体モデルのシミュレーションを用いるようにしてもよい。この場合には、シミュレーションに関する計算を短時間で行うことができる。特に、ガス圧が高い場合には、流体モデルのシミュレーションが有効である。
また、前述の実施の形態においては、プラズマエッチング装置3として平行平板型のプラズマエッチング装置を用いているが、これに限るものではなく、例えばバレル型のプラズマエッチング装置を用いるようにしてもよい。
また、前述の実施の形態においては、プラズマシミュレーション51により求められた反応種の分布量及び入射情報等に基づいて理論的に発生値、付着値及び剥離値を設定しているが、これに限るものではなく、例えば実験的に発生値、付着値及び剥離値を予め設定しておいてもよい。
また、このような場合にも、前述のように、エッチング等の加工に関する加工形状シミュレーションの情報を用いて、前述と同様の効果を得ながら、半導体装置を製造することができる。すなわち、エッチング等の加工に関する加工形状シミュレーションの情報を用い、被加工物S上のマスクMの形状や寸法を制御すること等を含めて、その加工プロセス条件を調整し、そのマスクMを用いて被加工物Sを精度良く加工し、信頼性の高い半導体装置を製造することが可能になる。なお、ここでは、前述と同様に、被加工物Sとして、例えば、Si基板及びそのSi基板上に積層されたシリコン酸化膜(SiO)から構成された積層体等を用いるものとする。
本発明の実施の一形態に係る表面加工装置の概略構成を示すブロック図である。 図1に示す表面加工装置が備えるプラズマエッチング装置の概略構成を示す縦断側面図である。 図2に示すプラズマエッチング装置内に留まる反応生成物を説明するための縦断側面図である。 図2に示すプラズマエッチング装置内に留まる反応生成物の分布状態を説明するための模式図である。 図1に示す表面加工装置が備えるシミュレーション装置が行う加工形状シミュレーションの流れを示すブロック図である。 図5に示す加工形状シミュレーションの一部の流れを示すブロック図である。 加工パターンのスペースと寸法変換差との関係を示す説明図である。 先行技術に係る加工形状シミュレーションの流れを示すブロック図である。
符号の説明
1…加工形状シミュレーションシステム(表面加工装置)、33…処理室(真空室)、H…反応生成物、M…マスク、S…被加工物、Sa…被加工面

Claims (7)

  1. プラズマエッチング装置における被加工物のエッチング形状をシミュレーションする加工形状シミュレーション方法であって、
    プラズマシミュレーションと、形状シミュレーションと、反応生成物シミュレーションとを備え、
    前記プラズマシミュレーションでは、プロセス条件情報に基づいて、真空室内に存在する反応種の分布量及び前記真空室内に設けられマスクに覆われた被加工物の被加工面に対する前記反応種の入射情報を求め、
    前記形状シミュレーションでは、前記反応種の分布量及び前記反応種の入射情報に加え、前記被加工物に関する下地形状情報に基づいて、前記被加工面の部分領域に対する前記反応種のエッチング反応量を第1反応量として、及び前記被加工面の全領域に対する前記反応種のエッチング反応量を第2反応量として、それぞれ求め、
    前記反応生成物シミュレーションでは、前記第1反応量に基づいて、前記被加工面の部分領域から発生する反応生成物の発生量を第1発生量として求め、前記第1発生量に基づいて、前記被加工面の部分領域に付着する前記反応生成物の付着量を第1付着量として求め、前記第2反応量に基づいて、前記被加工面の全領域から発生する反応生成物の発生量を第2発生量として求め、前記真空室内の反応性ガスの流れ及び拡散に基づいて、前記被加工面の全領域に対する前記反応生成物の分布量をガス流れ・拡散シミュレーションにより求め、前記真空室の内壁から剥離して発生した前記反応生成物の発生量を第3発生量としてガス流れ・拡散シミュレーションにより求め、前記反応生成物の分布量と前記第2発生量と、前記第3発生量とに基づいて、前記被加工面の部分領域に付着する前記反応生成物の付着量を第2付着量として求め、
    前記形状シミュレーションでは、前記第1付着量及び前記第2付着量に加え、前記被加工物に関する前記下地形状情報に基づいて、前記被加工物の被加工形状を求めることを特徴とする加工形状シミュレーション方法。
  2. 前記反応種の分布量、前記反応種の入射情報、前記第1反応量、前記第2反応量、前記第1付着量、前記第2付着量及び前記被加工形状は、粒子モデルのシミュレーションにより求められることを特徴とする請求項1記載の加工形状シミュレーション方法。
  3. 前記反応生成物の分布量は、流体モデルのシミュレーションにより求められることを特徴とする請求項1記載の加工形状シミュレーション方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一に記載の加工形状シミュレーション方法からの情報を用いて、被加工物上にマスクを形成し、このマスクを用いて、前記被加工物を加工することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. プラズマエッチング形状をシミュレーションする加工形状シミュレーションシステムであって、
    プロセス条件情報に基づいて、真空室内に存在する反応種の分布量及び前記真空室内に設けられマスクに覆われた被加工物の被加工面に対する前記反応種の入射情報を求める手段と、
    前記反応種の分布量及び前記反応種の入射情報と、前記被加工物に関する下地形状情報とに基づいて、前記被加工面の部分領域に対する前記反応種のエッチング反応量を第1反応量として、及び前記被加工面の全領域に対する前記反応種のエッチング反応量を第2反応量として、それぞれ求める手段と、
    前記第1反応量に基づいて、前記被加工面の部分領域から発生する反応生成物の発生量を第1発生量として求め、前記第1発生量に基づいて、前記被加工面の部分領域に付着する前記反応生成物の付着量を第1付着量として求める手段と、
    前記第2反応量に基づいて、前記被加工面の全領域から発生する反応生成物の発生量を第2発生量として求める手段と、
    前記真空室内の反応性ガスの流れ及び拡散に基づいて、前記被加工面の全領域に対する前記反応生成物の分布量を求める手段と、
    前記真空室の内壁から剥離して発生した前記反応生成物の発生量を第3発生量として求める手段と、
    前記反応生成物の分布量と前記第2発生量と、前記第3発生量とに基づいて、前記被加工面の部分領域に付着する前記反応生成物の付着量を第2付着量として求める手段と、
    前記第1付着量及び前記第2付着量に加え、前記被加工物に関する前記下地形状情報に基づいて、前記被加工物の被加工形状を求める手段と、
    を有することを特徴とする加工形状シミュレーションシステム。
  6. 前記反応種の分布量及び前記反応種の入射情報を求める手段、前記第1反応量及び前記第2反応量を求める手段、前記第1付着量を求める手段、前記第2付着量を求める手段、及び前記被加工形状を求める手段は、粒子モデルのシミュレーションであることを特徴とする請求項5記載の加工形状シミュレーションシステム。
  7. 前記反応生成物の分布量を求める手段は、流体モデルのシミュレーションであることを特徴とする請求項5記載の加工形状シミュレーションシステム。
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