JP2927226B2 - 形状シミュレーション方法 - Google Patents

形状シミュレーション方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加工によって被加
工物の形状がどう変化するかをシミュレートする形状シ
ミュレーション方法に関し、特に、半導体装置製造など
におけるプラズマエッチング形状をモンテカルロ法によ
り解析する形状シミュレーション方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エッチングの形状シミュレーショ
ン方法として、エッチングプロセスが等方エッチングで
ある、あるいは完全異方性エッチングであることを仮定
した方法が一般的に用いられていた。しかしながら、こ
の形状シミュレーション方法は、微細加工技術の進展に
伴って現実のプロセスを的確には表わせなくなり、現在
では実用性に乏しいものとなっている。
【0003】一方、プラズマの解析に関してはいくつか
の検討が行われており、流体モデル、モンテカルロ法等
を用いてプラズマ内の電位分布、密度を解析する技術が
開発されている。これらのプラズマ解析結果を用いるこ
とによって、プラズマエッチングによる形状のシミュレ
ーション計算を行うことが可能になり、例えば、服藤、
久保田、応用物理学会誌、第62巻、第11号、pp.1111(19
93年)に示されたような方法が提案されている。図4
は、この服藤らによる方法を説明するためのブロック図
である。
【0004】服藤らの方法では、まず、バルクプラズマ
解析部(RFグロー放電部)51によってプラズマ中の
電位、粒子密度を解析し、次に、シースプラズマ解析部
(イオン輸送部)52によって入射粒子の軌道、エネル
ギーを求め、さらにそれらから入射粒子の流束を計算す
る。続いて、表面反応部53において、入射粒子の流束
と被エッチング材料表面の吸着種との吸着平衡計算を行
うことにより、表面の微小領域の表面吸着種の組成の時
間変化(表面反応による変化)を計算する。表面反応の
結果として表面がエッチングされる場合には、形状計算
部54により、ストリングモデルを用いてエッチング形
状を計算する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この服藤らによる従来
の方法は、以下に述べるような問題点がある。
【0006】第1に、被エッチング材料の表面で生じる
素反応が特定されないため、粒子レベルでのシミュレー
ションがなされず、計算精度が向上しないという問題点
である。プラズマエッチングでは、プラズマの反応性が
非常に高いので、表面での素反応を把握することが重要
である。しかしながらこの従来の方法では、粒子の流束
と被エッチング材料表面の吸着種との吸着平衡式を解く
ことによって表面状態の変化を計算しているので、個々
の粒子間の反応は平衡計算に置き換えられており、粒子
レベルでのシミュレーションがなされていない。
【0007】第2に、全ての吸着種との吸着平衡式を解
くため、計算時間が長くなるという問題点である。吸着
平衡を考慮するためには全ての吸着種を考慮する必要が
あり、計算時間が長くなるが、実際の反応では粒子レベ
ルで反応が行われているため、全てを考慮する必要はな
いはずである。
【0008】本発明の目的は、被エッチング材料表面で
の素反応を考慮し、計算時間が短くかつ高精度なエッチ
ング形状シミュレーション技術を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の形状シミュレー
ション方法は、プラズマエッチングによりエッチングさ
れた被エッチング材料の形状を解析する形状シミュレー
ション方法において、粒子密度に基づき、プラズマから
の入射粒子の種類を決定する粒子決定工程と、被エッチ
ング材料の表面状態に基づき、被エッチング材料表面の
吸着種であって入射粒子が衝突することになる吸着種
、モンテカルロ法により決定する吸着種決定工程と、
反応の種類ごとの反応定数に基づき、粒子及び決定され
た吸着種の間の反応の種類を、モンテカルロ法により
定する反応決定工程とを有し、反応決定工程で決定され
た反応の種類に応じて被エッチング材料の形状を計算す
る。
【0010】プラズマエッチングでは、プラズマから被
エッチング材料に入射する入射粒子のエネルギーによっ
て、被エッチング材料表面で起こる反応の種類や反応速
度が大きく変化することが知られている。そこで、粒子
決定工程において入射粒子のエネルギーも決定し、反応
決定工程において入射粒子のエネルギーを反映させて反
応の種類を決定するようにすることが好ましい。また、
実際の形状計算を行うために、被エッチング材料表面の
微小領域を単位として吸着種決定工程と反応決定工程を
実行することが望ましい。形状計算の方法としては、例
えば、ストリングモデルなどを用いることができる。
【0011】本発明では、モンテカルロ法でのシミュレ
ーションを行うために、各工程において、乱数を使用し
て入射粒子の種類やエネルギー、衝突対象の吸着種、生
起する素反応の種類を決定している。その際、各工程に
各々対応したデータテーブルを予め用意しておき、生成
した乱数によって該当する工程のテーブルを検索するよ
うにすることによって、高速での処理が可能になる。本
発明によれば、上述したように、入射粒子、吸着種、反
応の種類が決定できるので、各反応に対応したエッチン
グ形状を計算できるようになり、物理的に厳密なシミュ
レーションを実行できる。また、素反応の計算などには
分子軌道法等を用いることもできる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0013】《第1の実施の形態》図1は本発明の第1
の実施の形態の形状シミュレーション方法を説明するた
めのブロック図である。被エッチング材料表面の形状が
プラズマエッチングによってどう変化するかをシミュレ
ートするために、この形状シミュレーション方法は、手
順として、バルクプラズマを解析するためのバルクプラ
ズマ解析部11と、バルクプラズマに連なるシースプラ
ズマを解析し入射粒子を決定するシースプラズマ解析部
12と、被エッチング材料の表面状態に応じて吸着種や
反応の種類を決定し表面反応をシミュレートする表面反
応部13と、表面反応部13で決定された反応の種類に
応じてストリングモデルを用いて被エッチング材料の形
状変化を計算する形状計算部14とを有している。プラ
ズマエッチングに使用されるようなプラズマ発生装置に
おいては、高周波放電等によって形成された弱電離プラ
ズマが、プラズマ密度が相対的に高いバルクプラズマ領
域と、バルクプラズマ領域に隣接しプラズマ密度が相対
的に低くかつ強い電界が形成されているシースプラズマ
領域とに分けられることに対応して、バルクプラズマ解
析部11とシースプラズマ解析部12とを設けている。
以下、各部について、説明する。
【0014】(バルクプラズマ解析部)バルクプラズマ
解析部11では、荷電粒子の連続方程式とポアソン(Poi
sson)方程式とを連立して差分法を用いて解くことによ
り、周波数ωのRFバイアスが加わった場合の、プラズ
マ中のポテンシャル、各粒子(イオン、電子、ラジカ
ル)の密度、シース長の時間変化が計算されている。
【0015】(シースプラズマ解析部)シースプラズマ
解析部12では、バルクプラズマ解析部11での解析結
果を用い、被エッチング材料側に入射する入射粒子がプ
ラズマ中のシース境界(バルクプラズマ領域とシースプ
ラズマ領域の境界)部で発生したとして、この入射粒子
の種類とエネルギーと軌道とが決定される。具体的に
は、入射粒子の種類は、バルクプラズマ解析部11で得
られた各粒子の密度のテーブルと第1の一様乱数x 1
用いて決定する。四フッ化炭素CF4によるシリコン基
板のプラズマエッチングをシミュレートする場合であれ
ば、発生する入射粒子として、乱数x1の値に応じ、例
えば、CF3 +イオンが選択される。なお、条件や乱数に
応じて、イオンでなく電子や中性ラジカルが選択される
こともある。
【0016】続いて、この入射粒子の初速度をマックス
ウェル(Maxwell)分布を基にモンテカルロ法を用いて計
算し、運動方程式とポアソン方程式を用いてこの入射粒
子の軌道を計算して、被エッチング材料(ウエハ)に入
射する際の入射粒子のエネルギーを計算する。上述の例
であれば、CF3 +イオンの軌道とエネルギーとを計算す
る。
【0017】(表面反応部)表面反応部13では、シー
スプラズマ解析部12で決定した入射粒子の種類とエネ
ルギーに基づいて、表面反応が計算される。そのため
に、図2に示すように、被エッチング材料の形状15を
2次元ストリングモデルで表現する。続いて、ストリン
グ点間の微小領域17を抽出し、この微小領域17に入
射粒子(上述の例ではCF3 +イオン)が入射することに
する。図において矢印は、入射する粒子の軌道16を示
している。
【0018】一方、微小領域17での被エッチング材料
の表面状態は、表面の吸着種をk、その吸着割合をAk
とするテーブルデータで表わされている。吸着種kは、
例えば、0は清浄表面であり、1はH原子が吸着した状
態であり、2はF原子が吸着した状態であると定義す
る。そして、シースプラズマ解析部12で得られた入射
粒子が衝突することとなる吸着種kをモンテカルロ法に
より決定する。具体的には、第2の一様乱数x2を発生
し、 Sk-1≦x2・Sn<Sk となる吸着種kを決定する。ここで、吸着種が0(すな
わち清浄表面)からn(1以上の整数)までのn+1通
りあるとして、Skは、
【0019】
【数1】 で表わされるものとする。また、S-1=0とする。上述
の例では吸着種kは、例えば、Si−CF3と決定され
る。
【0020】次に、このようにして決定した吸着種kと
上述の入射粒子との間で起こる反応を決定する。吸着種
kと入射粒子が決まっても、これらの間で生起する反応
は1種類とは限らず、また、反応断面積(衝突断面積)
によってはほとんど反応しないこともあるので、ここで
は、吸着種kと入射粒子との組合せに応じ、反応の種類
とその反応定数からなるテーブルデータを使用し、第3
の一様乱数x3を発生してモンテカルロ法により反応の
種類を決定する。その際、入射粒子のエネルギーに応じ
て反応定数が変化するようにし、結果として、入射粒子
のエネルギーが反応の種類に反映するようにしている。
【0021】例えば、入射粒子がCF3 +イオン、吸着種
kがSi−CF3であるとして、このときに生じ得る反
応が下記の表に示されている。生じ得る反応がm種類で
あるとする。また、入射粒子のエネルギーを考慮して各
反応に対し反応定数Riを与える。各反応定数は分子軌
道法などの計算によって求めてよいし、実験結果から求
めた値を使用してもよい。
【0022】
【表1】 次に、一様乱数x3を発生させ、 Wi-1≦x3・Wm<Wi となるiを選択する。Wiは、
【0023】
【数2】 で表わされるものとし、またW0=0とする。ここで、
表1に示されるようなテーブルデータで、例えば、番号
がjの反応、すなわち、CF3−Si+CF3 +→C26
+Si+という反応が選択されたものとする。この反応
によれば、被エッチング材料表面において、Si−CF
3が消滅し、Siがエッチングされ、さらにSiの清浄
な面が現れる。
【0024】(形状計算部)形状計算部14では、表面
反応部13で選択された反応の種類に応じ、被エッチン
グ材料の表面の形状を計算する。ここで述べた例では、
表面での反応としてCF3−Si+CF3 +→C26+S
+が選択されているので、微小領域17において、C
3が吸着している割合をAk、清浄なシリコン表面の割
合をA0とし、吸着割合の変化量をΔとすると、 Ak=Ak−Δ, A0=A0+Δ が成立し、シリコン基板がエッチングされることにな
る。
【0025】このように反応の種類に応じて形状の計算
を行った結果、図2に示すように入射粒子が向う方向に
ストリングが移動し、エッチングが進行する。図2にお
いて、エッチング後の形状18は破線で示されている。
【0026】この実施の形態においては、上述したよう
に、表面反応の計算に際して反応のエネルギー依存性を
考慮している。例えば、CF3 +イオンの衝突では、入射
エネルギーが1eVから10eVに増加することによ
り、衛突断面積の値が約1桁程度変化する。本実施の形
態では、反応のエネルギー依存性を考慮しているため、
従来法に比べ、約2倍程度高精度な解析を行うことがで
きる。
【0027】《第2の実施の形態》プラズマからの入射
粒子を決定するために、上述の第1の実施の形態ではバ
ルクプラズマ解析部とシースプラズマ解析部とを分けて
いたが、本発明はそれに限定されるものではない。図3
は本発明の第2の実施の形態の形状シミュレーション方
法を説明するブロック図である。
【0028】この実施の形態は、手順として、PIC/
MCS(Particle-in-Cell/Monte Carlo Simulation:
セル中の粒子モデルによるモンテカルロシミュレーショ
ン)法によってバルクプラズマを解析し、さらにモンテ
カルロ法によってシースプラズマ領域から被エッチング
材料の表面に入射する粒子の種類とエネルギーを決定す
るバルクプラズマ解析部21と、第1の実施の形態にお
けるものと同様の表面反応部23及び形状計算部24と
を有している。バルクプラズマ解析部21は、まず、バ
ルクプラズマ中にモンテカルロ法によりいくつかの粒子
を発生させ、これら粒子の電界中の運動を解析する。そ
の粒子により生じる電磁場の影響を考慮するために、そ
の粒子の電荷を周囲の節点に補間分配し、差分法によっ
てポアソン方程式を解くことによってプラズマ全体を解
析し、そこで得られた電磁場を用いてさらに粒子の運動
を解析し、入射粒子の種類やエネルギーを決定する。
【0029】このようにしてバルクプラズマ解析部21
によって入射粒子の種類、エネルギー、軌道が決定すれ
ば、それ以降は、第1の実施の形態と同様に、表面反応
部23で表面反応をシミュレートし、形状計算部24で
形状の変化を求めてエッチング形状を計算する。
【0030】この第2の実施の形態は、PIC/MCS
法を用いていているのでシースプラズマ領域についての
非平衡解析がバルクプラズマの解析とセルフコンシステ
ント(自己無撞着)に行われることになり、解析精度お
よび収束性が改善されるとともに、シース解析の工程を
省略できるという利点を有する。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、モンテカ
ルロ法を用い、入射粒子の種類やエネルギー、入射粒子
が衝突する表面の吸着種、入射粒子と吸着種との間の素
反応を決定することにより、個々の原子あるいは分子の
レベルでのシミュレーションを行うことができ、高精度
なシミュレーションが可能になるという効果を有する。
さらに、入射粒子が衝突する吸着種をモンテカルロ法で
決定しているので、全ての吸着種の変化を計算する必要
がなくなり、計算時間を大幅に短縮できるという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を説明するブロック
図である。
【図2】第1の実施の形態でのエッチング形状を示す図
である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を説明するブロック
図である。
【図4】従来の形状シミュレーションを説明するブロッ
ク図である。
【符号の説明】
11,21 バルクプラズマ解析部 12 シースプラズマ解析部 13,23 表面反応部 14,24 形状計算部 15 被エッチング材料の形状 16 粒子の軌道 17 微小領域 18 エッチング後の形状
フロントページの続き (56)参考文献 服藤憲司、久保田正文,”ドライエッ チングのモデリングとシミュレーショ ン”,応用物理,応用物理学会,1993 年,第62巻,第11号,p.1111−1118 羽根邦夫,”形状シミュレーション− プラズマと界面反応−”,応用物理,応 用物理学会,1993年,第62巻,第11号, p.1088−1096 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/302 H01L 21/3065 JICSTファイル(JOIS)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマエッチングによりエッチングさ
    れた被エッチング材料の形状を解析する形状シミュレー
    ション方法において 粒子密度に基づき、プラズマからの入射粒子の種類を決
    定する粒子決定工程と、 前記被エッチング材料の表面状態に基づき、前記被エッ
    チング材料表面の吸着種であって前記入射粒子が衝突す
    ることになる吸着種を、モンテカルロ法により決定する
    吸着種決定工程と、 反応の種類ごとの反応定数に基づき、前記入射粒子及び
    前記決定された吸着種の間の反応の種類を、モンテカル
    ロ法により決定する反応決定工程とを有し、 前記反応決定工程で決定された反応の種類に応じて前記
    被エッチング材料の形状を計算することを特徴とする形
    状シミュレーション方法。
  2. 【請求項2】 前記粒子決定工程において前記入射粒子
    のエネルギーも決定し、前記反応決定工程において前記
    入射粒子のエネルギーを反映させて反応の種類を決定す
    る請求項1に記載の形状シミュレーション方法。
  3. 【請求項3】 前記被エッチング材料表面の微小領域を
    単位として前記吸着種決定工程と前記反応決定工程を実
    行する請求項1または2に記載の形状シミュレーション
    方法。
  4. 【請求項4】 前記吸着種決定工程において、前記微小
    領域での前記被エッチング材料の表面状態を表わす、表
    面の吸着種の種類とその吸着種の吸着割合からなる第1
    のテーブルデータを使用し、その際、前記吸着割合が表
    面反応の進行とともに変化していくようにし、 前記反応決定工程において、吸着種と入射粒子との組み
    合わせに応じた反応の種類とその反応定数からなる第2
    のテーブルデータを使用し、その際、入射粒子のエネル
    ギーに応じて前記反応定数が変化するようにする、請求
    項3に記載の形状シミュレーション方法。
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