JP4908576B2 - 結合器及びこれを用いた無線通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、超近距離無線通信のための高周波結合器に関する。
近年、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信手段に比べて通信距離の更に短い、超近距離無線通信手段が提案されている。このような超近距離無線通信手段の1つとして、TransferJet(登録商標)が挙げられる。TransferJetは、送受用の結合器対を互いに近接させることにより、通信を実現する。TransferJetは、数cm程度の通信距離が想定されており、セキュリティ面などにおいて様々なメリットを持つ。TransferJetは、伝送速度が高く(最大数百Mbps)、コンテンツなどの大容量データの伝送にも適している。
特許文献1には、電界結合型の結合器が提案されている。この電界結合型の結合器は、電極とインピーダンス調整用のスタブとを備える。この結合器を介して無線通信を行う場合には、送受用の結合器対を例えば数cm程度まで近接させる必要がある。この結合器を介した無線通信は、電波を遠くへ飛ばさないので、他のシステムへの妨害及び他のシステムとの干渉が生じにくい。
特開2008−99236号公報
特許文献1の電界結合型の結合器は、スタブを備えるための厚みを必要とするので低背化(薄型化)が困難である。また、この結合器を薄型化すると、スタブと電極との間の距離が必然的に短くなるため、両者の間に電磁界結合が発生する。この電磁界結合は、結合器の性能を劣化させる。また、この結合器は、スタブを備えているため全体の外形が大きくなりがちである。結合器全体の外形が大き過ぎると、無線通信装置(例えば、携帯電話機)に内蔵できないおそれがある。
従って、本発明は、軽薄短小化に適し、かつ、性能の良好な結合器を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る結合器は、所定形状の第1の導電素子と、前記第1の導電素子において、前記第1の導電素子の外縁よりも前記第1の導電素子の幾何学的な重心に近い位置に設けられる短絡部と、前記第1の導電素子において、前記短絡部から所定距離離れた位置に設けられる給電部と、一端が前記第1の導電素子の外縁に電気的に接続される複数の第2の導電素子とを具備する。
本発明の他の態様に係る結合器は、外縁よりも幾何学的な重心に近い位置にある第1の点から前記外縁にある第2の点までの経路長が搬送波の1/4波長の奇数倍に略等しい形状の結合電極素子と、前記結合電極素子において、前記第1の点に設けられる短絡部と、前記結合電極素子において、前記短絡部から所定距離離れた位置に設けられる給電部とを具備する。
本発明の他の態様に係る結合器は、所定形状の第1の導電素子と、前記第1の導電素子において、前記第1の導電素子の外縁よりも前記第1の導電素子の幾何学的な重心に近い位置に設けられる給電部と、前記第1の導電素子において、前記給電部から所定距離離れた位置に設けられる複数の短絡部と、一端が前記第1の導電素子の外縁に電気的に接続される複数の第2の導電素子とを具備する。
本発明によれば、軽薄短小化に適し、かつ、性能の良好な結合器を提供できる。
第1の実施形態に係る結合器の一例を示す図。 図1の結合器の直列共振モードの説明図。 図1の結合器の並列共振モードの説明図。 第1の実施形態に係る結合器の一例を示す図。 第1の実施形態に係る結合器の一例を示す図。 第1の実施形態に係る結合器の一例を示す図。 第1の実施形態に係る結合器の一例を示す図。 図4の結合器のS11パラメータを示すグラフ。 図5の結合器のS11パラメータを示すグラフ。 図6の結合器のS11パラメータを示すグラフ。 図7の結合器のS11パラメータを示すグラフ。 図1の結合器の電流分布を概念的に示す図。 結合器の回転の説明図。 図1の結合器の回転時におけるS21パラメータを示すグラフ。 第1の実施形態に係る結合器の一例を示す図。 第1の実施形態に係る結合器の一例を示す図。 第1の実施形態に係る結合器の一例を示す図。 第1の実施形態に係る結合器の一例を示す図。 第1の実施形態に係る結合器の一例を示す図。 第1の実施形態に係る結合器の一例を示す図。 第1の実施形態に係る結合器の一例を示す図。 第1の実施形態に係る結合器の一例を示す図。 第2の実施形態に係る結合器を示す図。 第3の実施形態に係る結合器を示す図。 各実施形態に係る結合器を用いた無線通信装置を示すブロック図。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る結合器100は、結合電極素子110、結合素子111,・・・,114、給電部120、短絡部130及びグランド地板140を有する。尚、以降の説明において結合電極素子110及び結合素子111,・・・,114を併せて結合電極と称することもある。
結合電極素子110は、所定面積を持つ任意の導電素子によって構成される。結合電極素子110は、例えば矩形状またはその他の多角形状であってもよいし、円形状であってもよい。また、結合電極素子110は、結合電極及びグランド地板140を接続できるのであれば線状であってもよい。結合電極素子110の幾何学的な重心付近には、結合電極を短絡するための短絡部130が設けられる。種々の形状の幾何学的な重心は、公知の手法により導出可能である。本願において重心付近とは、重心からの距離が例えば搬送波の波長に所定の比率(この比率は、経験的または実験的に導出可能である)を乗じた値以下である領域を指していると理解されてよい。また、重心付近とは、外縁よりも重心に近い領域を指していると理解されてもよい。尚、以降の説明において、簡単化のために短絡部130の位置は結合電極素子110の幾何学的な重心に一致しているものと仮定する。結合電極素子110において、短絡部130から所定距離離れた位置に、結合電極に給電するための給電部120が設けられる。両者の間隔の技術的意義は、後述する。
グランド地板140は、結合電極に対向して設けられる。一般的には、グランド地板140は、結合電極に対して略平行に設けられる。但し、結合電極が2次元的でなく3次元的に(例えば球面状に)構成される場合などには、グランド地板140は結合電極に対して必ずしも略平行に設けられない。グランド地板140のサイズは、少なくとも結合電極よりも大きい。例えば、結合電極及びグランド地板140が共に正方形状であるならば、グランド地板140の各辺は結合電極の各辺よりも大きい。また、結合電極は、有効に作用する(結合器100が相手の結合器と結合できる)サイズであればよい。このサイズは、経験的または実験的に導出可能である。
結合素子111,・・・,114は、例えば結合電極素子110と同じ導電素子によって構成される。結合素子111及び結合素子112は、一端を含む一部の構成を共有し、他端側が共に開放されている。結合素子111及び結合素子112の一端は、結合電極素子110の外縁に電気的に接続される。結合素子113及び結合素子114は、一端を含む一部の構成を共有し、他端側が共に開放されている。結合素子113及び結合素子114の一端は、結合電極素子110の外縁に電気的に接続される。但し、結合素子111,・・・,114と結合電極素子110との間の区別は観念的なものである。従って、実際には、結合電極の外形に合致するように単一の導電素材を加工する(配線パターンを印刷する、導電素材を削るなど)ことにより、結合素子111,・・・,114及び結合電極素子110の両方を一緒に形成可能である。
結合素子111,・・・,114は互いに対称な形状である。具体的には、結合素子111は、結合電極素子110の幾何学的な重心を通る軸に関して結合素子112と線対称である。また、結合素子111は、結合電極素子の幾何学的な重心を通る軸に関して結合素子113と線対称である。また、結合素子111は、結合電極素子の幾何学的な重心に関して結合素子114と点対称である。但し、後述するように、複数の結合素子が互いに対称な形状であることは、本実施形態に係る結合器の例示的構成に過ぎない。結合素子111,・・・,114の他端(開放端)から短絡部130までの間の経路長は、搬送波の1/4波長の奇数倍に略等しい。
以下、図2及び図3を用いて図1の結合器100の共振モードを説明する。
給電部120から結合素子112の他端までの間には、図2の塗りつぶし部分に示される電流経路が存在する。尚、給電部120から結合素子111,113,114までの間にも同様の電流経路が存在する。この経路の長さは、搬送波の1/4波長の奇数倍に略等しい。結合器100は、この搬送波に対応する周波数において共振する。この経路は、直列共振モードに対応する。
短絡部130から結合素子112の他端までの間には、図3の塗りつぶし部分に示される電流経路が存在する。尚、短絡部130から結合素子111,113,114までの間にも同様の電流経路が存在する。この経路の長さは、搬送波の1/4波長の奇数倍に略等しい。結合器100は、この搬送波に対応する周波数において共振する。この経路は、並列共振モードに対応する。
結合器100は、給電点120及び短絡部130を共有した複数の単位結合器の集合と見なすことができる。例えば、結合素子111、結合電極素子110の一部、給電点120及び短絡部130は第1の単位結合器を形成する。結合素子112、結合電極素子110の一部、給電点120及び短絡部130は第2の単位結合器を形成する。結合素子113、結合電極素子110の一部、給電点120及び短絡部130は第3の単位結合器を形成する。結合素子114、結合電極素子110の一部、給電点120及び短絡部130は第4の単位結合器を形成する。結合器100は、給電部120と短絡部130との間隔によってインピーダンスを調整できる。具体的には、結合電極及びグランド地板140の間の距離を短く(即ち、結合器100を薄型化)する場合には、給電部120を短絡部130に近接させることにより、インピーダンスの低下を抑制することが望ましい。また、給電部120と短絡部130との間隔の上限値として、搬送波の波長の例えば1/10倍が定められてよい。この搬送波の波長の1/10倍という値は、結合器100を有効に作用させるための上限値として経験的に導出された値である。
以上説明したように、結合器100は、給電部120と短絡部130との間隔によってインピーダンスを調整できる。従って、結合器100はスタブを必要としないため軽薄短小化に適し、かつ、性能が良好である。
前述のように、結合器100が有する結合素子は4つである。しかしながら、本実施形態に係る結合器は、3以下または5以上の結合素子を有してもよい。以下、図4乃至図11を用いて結合素子の数が2,4,6,8の場合のS11パラメータを説明する。
図4は、2つの結合素子211,212を有する結合器を示している。結合器211,212は、例えば結合電極素子110と同じ導電素子によって構成される。結合素子211の一端は、結合電極素子110の外縁に電気的に接続される。結合素子212の一端は、結合電極素子110の外縁に電気的に接続される。結合素子211及び結合素子212は、他端同士が電気的に接続される。また、結合素子211は、結合電極素子110の幾何学的な重心を通る軸に関して結合素子211と線対称である。図4の結合器は、2つの単位結合器の集合と見なすことができる。
図5は、図4に示される例に2つの結合素子215,216を更に追加した結合器を示している。結合器215,216は、例えば結合電極素子110と同じ導電素子によって構成される。結合素子215の一端は、結合電極素子110の外縁に電気的に接続される。結合素子216の一端は、結合電極素子110の外縁に電気的に接続される。結合素子215及び結合素子216は、他端同士が電気的に接続される。また、結合素子215は、結合電極素子110の幾何学的な重心に関して結合素子211と点対称である。結合素子216は、結合電極素子110の幾何学的な重心に関して結合素子212と点対称である。図5の結合器は、4つの単位結合器の集合と見なすことができる。
図6は、図4に示される例に4つの結合素子213,214,217,218を更に追加した結合器を示している。結合素子213,214,217,218は、例えば結合電極素子110と同じ導電素子によって構成される。結合素子212及び結合素子213は、一端を含む一部の構成を共有している。結合素子211及び結合素子218は、一端を含む一部の構成を共有している。結合素子214の一端は、結合電極素子110の外縁に電気的に接続される。結合素子217の一端は、結合電極素子110の外縁に電気的に接続される。結合素子213及び結合素子214は、他端同士が電気的に接続される。結合素子217及び結合素子218は、他端同士が電気的に接続される。また、結合素子213は、結合電極素子110の幾何学的な重心を通る軸に関して結合素子212と線対称である。結合素子214は、結合電極素子110の幾何学的な重心に関して結合素子212と点対称である。結合素子217は、結合電極素子110の幾何学的な重心に関して結合素子211と点対称である。結合素子218は、結合電極素子110の幾何学的な重心を通る軸に関して結合素子211と線対称である。図6の結合器は、6つの単位結合器の集合と見なすことができる。
図7は、図6に示される例に図5に示される2つの結合素子215,216を更に追加した結合器を示している。結合素子214及び結合素子215は、一端を含む一部の構成を共有している。結合素子216及び結合素子217は、一端を含む一部の構成を共有している。図7の結合器は、8つの単位結合器の集合と見なすことができる。
図8乃至図11は、図4乃至図7の結合器のS11パラメータを夫々示している。尚、短絡部130から結合素子211,・・・,218の他端までの経路長は夫々約13mmである。結合器は、いずれも約13mm角であり、グランド地板140との間隔は約1mmである。図4の結合器の共振周波数は、約5.9GHzである。図5の結合器の共振周波数は、約5.4GHzである。図6の結合器の共振周波数は、約4.8GHzである。図7の結合器の共振周波数は約4.5GHzである。
図8乃至図11から明らかなように、結合素子の数が増えるに従って結合器の共振周波数が低下している。ここで、図4の結合器の共振周波数である約5.9GHzに対応する1/4波長は約13mmなので、短絡部130から結合素子211,・・・,218の他端までの経路長に概ね等しい。しかしながら、図5乃至図7の結合器は、図4の結合器と同じ経路長を持つにも関わらず、共振周波数が低化している。この現象の原因として、一部の単位結合器に注目した場合に、他の結合素子(結合電極素子110を含む)及びグランド地板140がキャパシタとして作用することが考えられる。即ち、図7の例であれば、結合素子211、結合電極素子110の一部、給電部120及び短絡部130が形成する単位結合器に注目した場合に、結合電極素子110の他の部分及び結合素子212,・・・,218とグランド地板140とがキャパシタとして作用すると考えられる。以下、このキャパシタによる共振周波数への影響を評価する。
図7の結合器は、結合素子213,・・・,218及び結合電極素子110の一部が形成するL字型の領域(図7の結合器の略3/4を覆う領域)に対応するキャパシタを図4の結合器に対して追加した構成に相当すると推定できる。このL字型の領域に対応するキャパシタのキャパシタンスは、次の通りである。
Figure 0004908576
図4の結合器に対して、約1pFのキャパシタを並列に接続したところ、約4.4GHzの共振周波数が確認できた。この共振周波数は、図7の結合器の共振周波数と同等である。以上のように、本実施形態に係る結合器において、結合素子の数を増やすほど共振周波数(即ち、使用帯域)を低下させることが可能である。一方、結合素子の数を増やすほど結合器の外形が大きくなりがちである。従って、結合器に要求されるサイズ、使用帯域などに応じて結合素子の数を適宜決定することが望ましい。
結合器100などによる超近距離無線通信の利用時には、送受用の結合器対を互いに近接させる必要がある。通常、使用者は、一方または両方の結合器を手動で位置決めする。故に、送受用の結合器対は常に理想的な位置関係で結合できるとは限らない。例えば、一方の結合器が他方の結合器に対して回転またはオフセットした(中心からずれた)状態で配置されることもある。故に、超近距離無線通信のための結合器には、回転時またはオフセット時においても安定的に強く結合することが要求される。以下の説明では、結合器100の回転時の性能について主に考察する。
図12は、結合器100の共振時の電流分布を概念的に示している。図12において矢印の太さは電流の振幅、矢印の方向は電流の向きを夫々表している。本実施形態に係る結合器は、いずれも短絡部130に電流が集中し(電流の振幅が大きく)、短絡部130から離れるに従って電流の振幅が小さくなる。即ち、本実施形態に係る結合器は放射状の電流分布を持つ。本実施形態は、結合電極素子110の幾何学的な重心付近に短絡部130を設けているので、結合電極素子110の幾何学的な重心付近に電流が集中する。故に、図13に示されるように、結合器対の一方が他方に対して回転したとしても通信品質の劣化が生じにくい。一方の結合器100を他方の結合器100に対して0度(回転無し)、90度、180度、270度だけ夫々回転させた場合には、図14に示されるように略一致したS21パラメータが得られた。尚、図14のシミュレーションにおいて、結合器100同士の間隔は10mm、結合器100の外形は10mm×10mm、結合器100の厚さは1mm、グランド地板140の外形は30mm×30mmである。
以上説明したように、結合器100は、給電素子110の幾何学的な重心に短絡部130を設けることにより放射状の電流分布を実現している。従って、結合器100によれば、回転時においても安定的に強く結合できる。
本実施形態に係る結合器は、図1、図4、図5、図6及び図7の例に限られない。以下、図15乃至図22を用いて本実施形態に係る結合器の変形例を説明する。
図1の結合器100は、結合素子111,・・・,114の間に対称関係が成立する。しかしながら、本実施形態に係る結合器において上記対称関係は必ずしも成立しなくてよい。図15に示す結合器は、結合器100において結合素子111,・・・,114を結合素子301,・・・,304に置き換えた構成に相当する。図15の結合器は、短絡部130から各結合素子301,・・・,304の先端までの経路長が非一様であるので、多くの共振周波数を持つ。故に、図15の結合器は広帯域化に適している。
図1の結合器100では、結合素子111,・・・,114の間に対称関係が成立し、かつ、短絡部130が結合電極素子110の幾何学的な重心に設けられる。従って、短絡部130から各結合素子111,・・・,114の他端までの経路長が略一致する。図16に示す結合器では、短絡部130が結合電極素子110の幾何学的な重心からずれた位置に設けられる。但し、図16における短絡部130の位置は、結合電極素子110の幾何学的な重心付近に含まれる。図16の結合器は、短絡部130から各結合素子111,・・・,114の他端までの経路長が非一様となるので、多くの共振周波数を持つ。故に、図16の結合器は広帯域化に適している。
図17に示す結合器は、結合器100において結合素子111,・・・,114を結合素子311,・・・,314に置き換えた構成に相当する。結合素子311及び結合素子314は、結合素子111及び結合素子114の他端同士を電気的に接続した構成に相当する。結合素子312及び結合素子313は、結合素子112及び結合素子113の他端同士を電気的に接続した構成に相当する。図17の結合器は、結合器100に比べて、結合素子311及び結合素子314の接続部分と結合素子312及び結合素子313の接続部分とに応じた容量性の結合が追加される。故に、図17の結合器は、結合器100に比べて共振周波数が低下する。即ち、図17の結合器によれば、結合器100と同じ共振周波数を持つために必要な外形を等価的に小さくできる。
図18に示す結合器は、結合器100において結合素子111,・・・,114を結合素子321,・・・,324に置き換えた構成に相当する。結合素子321,・・・,324は、先端がグランド地板140に向かって折り曲げられている。結合素子をグランド地板140側に折り曲げるとグランド地板140との間の距離が短くなるので、容量性の結合が増大する。故に、図18の結合器は、共振周波数を低下させて結合器の外形を等価的に小型化するために有用である。
図19に示す結合器は、結合器100において結合素子111,・・・,114を結合素子331,・・・,334に置き換えた構成に相当する。結合素子331,・・・,334は、先端部分の幅が広い形状である。結合素子の面積を大きくすると、グランド地板140との容量性の結合が増大する。故に、図19の結合器は、共振周波数を低下させて結合器の外形を等価的に小型化するために有用である。
図20に示す結合器は、結合器100において結合素子111,・・・,114を結合素子341,・・・,344に置き換えた構成に相当する。結合素子341,・・・,344は、先端部分がミアンダ状である。結合素子を直線状でなくミアンダ状に形成すると、短絡部130から各結合素子の先端までの経路長が増大する。故に、図20の結合器は、共振周波数を低下させて結合器の外形を等価的に小型化するために有用である。
図21に示す結合器は、結合器100において結合素子112及び結合素子114を除去した構成に相当する。結合素子112及び結合素子114を除去したとしても、短絡部130を中心とする放射状の電流分布は概ね維持される。図21の結合器は、結合器100に比べると、結合素子の一部が除去されるのでより小さなスペースに実装できる。
図22に示す結合器は、結合電極素子110の外縁に結合素子351,・・・,358を電気的に接続して構成される。結合素子351,・・・,358は、例えば結合電極素子110と同じ導電素子によって構成される。結合素子351及び結合素子358は、一端を含む一部の構成を共有し、他端側が共に開放されている。結合素子351及び結合素子358の一端は、結合電極素子110の外縁に電気的に接続される。結合素子352及び結合素子353は、一端を含む一部の構成を共有し、他端側が共に開放されている。結合素子352及び結合素子353の一端は、結合電極素子110の外縁に電気的に接続される。結合素子354及び結合素子355は、一端を含む一部の構成を共有し、他端側が共に開放されている。結合素子354及び結合素子355の一端は、結合電極素子110の外縁に電気的に接続される。結合素子356及び結合素子357は、一端を含む一部の構成を共有し、他端側が共に開放されている。結合素子356及び結合素子357の一端は、結合電極素子110の外縁に電気的に接続される。図22の結合器のように、結合素子を多く設けることにより短絡部130から結合素子の先端までの経路長が多様化するので、広帯域化が容易となる。また、結合素子を多く設けることにより電流分布が良好になるので、回転による性能差も小さく抑えられる。
尚、以上の各変形例に関して説明された要素は、矛盾の生じない限り適宜組み合わせられてよい。例えば、図21の結合器において、結合素子111及び113の先端部分をミアンダ状に形成したり、幅広に形成したり、グランド基板140側に折り曲げたりしてもよい。
(第2の実施形態)
図23に示すように、本発明の第2の実施形態に係る結合器400は、結合電極素子410、給電部420、短絡部430及びグランド地板440を有する。尚、以降の説明において、結合電極素子410、給電部420、短絡部430及びグランド地板440と結合電極素子110、給電部120、短絡部130及びグランド地板140との間で同一または類似の部分を省略し、異なる部分を中心に述べる。
結合電極素子410は、前述の結合電極素子110及び各結合素子(結合素子111,・・・,114など)を一体化させた構成に相当する。例えば、結合電極素子410は、各結合素子が結合電極素子110の外縁を隙間なく取り囲んだ状態で結合電極素子110の外縁に電気的に接続されていると理解されてよい。即ち、結合電極素子410の外縁は、前述の各結合素子の先端を含んでいると理解されてよい。故に、第1の実施形態と同様に、短絡部430から各結合素子の先端に相当する結合電極素子410の外縁までの経路長は、搬送波の1/4波長の奇数倍に略等しい。更に、短絡部430から結合電極素子410の外縁までの経路は他にも多数存在するので、結合器400は広帯域化に適している。
一方、結合電極素子410は結合電極素子110及び各結合素子を一体化させた構成としてではなく、単一の導電素子として理解されても勿論よい。短絡部430は、この導電素子(結合電極素子410)の幾何学的な重心付近にある第1の点に設けられる。第1の点からこの導電素子の外縁にある第2の点までの経路長は、搬送波の1/4波長の奇数倍に略等しい。
以上説明したように、本実施形態に係る結合器は、前述の結合電極素子110及び各結合素子を一体化した構成に相当する。従って、本実施形態に係る結合器は、第1の実施形態に係る結合器に比べて形状が単純であるため、加工が容易であり製造コストの削減に寄与する。また、本実施形態に係る結合器は、多様な経路を含むため広帯域化に適している。
(第3の実施形態)
図24に示すように、本発明の第3の実施形態に係る結合器500は、結合電極素子510、結合素子511,・・・,514、給電部520、短絡部531,532及びグランド地板540を有する。尚、以降の説明において、結合電極素子510、結合素子511,・・・,514、給電部520、短絡部531,532及びグランド地板540と結合電極素子110、結合素子111,・・・,114、給電部120、短絡部130及びグランド地板140との間で同一または類似の部分を省略し、異なる部分を中心に述べる。
結合電極素子510の幾何学的な重心付近には、給電部520が設けられる。尚、以降の説明において、簡単化のために給電部520の位置は結合電極素子510の幾何学的な重心に一致しているものと仮定する。結合電極素子510において、給電部520から所定距離離れた位置に、短絡部531,532が夫々設けられる。給電部520と短絡部531,532との間隔は、主にインピーダンス調整の観点に基づいて決定される。各結合素子511,・・・,514の先端から短絡部531,532の少なくとも1つまでの経路の長さは、搬送波の1/4波長の奇数倍に略等しい。
2つの短絡部531,532を設けると、電流源が等価的に2つに増える。尚、電流分布の対称性の観点から、短絡部531及び短絡部532の中点に給電部520が設けられることが望ましい。また、3以上の短絡部が結合電極素子510に設けられてもよい。短絡部の数の増加に応じて、電流源が増加する。この場合にも、電流分布の対称性の観点から、各短絡部と給電部520との間隔が一致していることが望ましい。特に、複数の短絡部が、給電部520の位置を中心とし所定距離を半径とする円周上に略等間隔に設けられることが望ましい。尚、複数の短絡部及び給電部520の配置において、電流分布の対称性は必ずしも重視されなくてよい。このような配置からずれた状態で複数の短絡部及び給電部520を設けたとしても、短絡部の数の増加に応じて電流源が等価的に増加するという効果は維持される。
以上説明したように、本実施形態に係る結合器は結合電極素子の幾何学的な重心付近に設けられる給電点の周囲に複数の短絡部を設けることにより電流源を等価的に増やしている。従って、本実施形態に係る結合器によれば、これら複数の短絡部の周辺の電流振幅が大きくなるため、電流振幅の大きな領域が広くなる。即ち、結合器のオフセット時における通信品質の劣化を抑えられる。
本発明の各実施形態に係る結合器は、例えば図25に示すような無線通信装置(例えば、携帯電話機、PCなど)において無線信号の送受信のために使用可能である。図25の無線通信装置は、結合器600、無線部601、信号処理部602、制御部605、表示制御部606、表示部607、記憶部608、入力部609、I/F610、リムーバブルメディア611を有する。
結合器600は、本発明の各実施形態のいずれかに係る結合器によって構成される。結合器600は、例えばTransferJetなどの超近距離無線通信を行う。無線部601は、制御部605からの指示に従って動作し、信号処理部602から出力される送信信号を無線周波数帯にアップコンバートし、結合器600を介して相手の結合器に送信したり、上記相手の結合器から送信された無線信号を結合器600を介して受信してベースバンド信号にダウンコンバートしたりする。
信号処理部602は、制御部605からの送信データに基づいて搬送波を変調して上記送信信号を生成したり、無線部601から入力される上記ベースバンド信号を復調して受信データを得て制御部605に入力したりする。制御部605は、例えばCPUなどのプロセッサを備え、図25の無線通信装置の各構成要素を統括制御する。
記憶部608には、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)、ハードディスクなどの記憶媒体であって、制御部605の制御プログラムや制御データ、ユーザが作成した種々のデータ、リムーバブルメディア611に関わる制御データなどを記憶する。表示制御部606は、制御部605からの指示に従って、表示部607を駆動制御し、制御部605から与えられる表示データに基づく画像信号を表示部607に表示させる。入力部609は、複数のキースイッチ(例えば、いわゆるテンキー(numeric keypad))やタッチパネルなどの入力デバイスを用いて、ユーザからの要求を受理するユーザインタフェースを含む。インタフェース(I/F)610は、リムーバブルメディア611を物理的及び電気的に接続して、データ交換を行うためのインタフェースであって、制御部605によって制御される。
図25の無線通信装置は、例えば記憶部608またはリムーバブルメディア611に保存されたコンテンツを超近距離無線通信手段によって相手に送信したり、相手から超近距離無線通信手段によって受信したコンテンツを記憶部608またはリムーバブルメディア611に保存させたり、表示部607に表示させたりする。
尚、本発明は上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また上記各実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、各実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
100・・・結合器
110・・・結合電極素子
111,…,114・・・結合素子
120・・・給電部
130・・・短絡部
140・・・グランド地板
211,…,218,301,…,304,311,…,314,321,…,324,331,…,334,341,…,344,351,…,358・・・結合素子
400・・・結合器
410・・・結合電極素子
420・・・給電部
430・・・短絡部
440・・・グランド地板
500・・・結合器
510・・・結合電極素子
511,…,514・・・結合素子
520・・・給電部
531,532・・・短絡部
540・・・グランド地板
600・・・結合器
601・・・無線部
602・・・信号処理部
605・・・制御部
606・・・表示制御部
607・・・表示部
608・・・記憶部
609・・・入力部
610・・・I/F
611・・・リムーバブルメディア

Claims (9)

  1. 所定形状の第1の導電素子と、
    前記第1の導電素子において、前記第1の導電素子の外縁よりも前記第1の導電素子の前記所定形状の重心に近い位置に設けられ、前記第1の導電素子をグランド地板に短絡する短絡部と、
    前記第1の導電素子において、前記短絡部から所定距離離れた位置に設けられ、前記第1の導電素子に給電する給電部と、
    一端が前記第1の導電素子の外縁に電気的に接続される複数の第2の導電素子と
    を具備し、
    前記第1の導電素子の一部と、前記短絡部と、前記給電部と、前記複数の第2の導電素子の1つとが単位結合器を形成する、
    結合器。
  2. 前記複数の第2の導電素子の少なくとも1つの他端から前記短絡部までの経路長が搬送波の1/4波長の奇数倍に略等しい、請求項1記載の結合器。
  3. 前記短絡部は、前記第1の導電素子の前記所定形状の重心に設けられる、請求項2記載の結合器。
  4. 前記複数の第2の導電素子のうち少なくとも2つは、前記第1の導電素子の前記所定形状の重心に関して点対称な関係または前記第1の導電素子の前記所定形状の重心を通る軸に関して線対称な関係を持つ、請求項3記載の結合器。
  5. 前記複数の第2の導電素子は、前記第1の導電素子の外縁を隙間なく取り囲んだ状態で前記第1の導電素子の外縁に電気的に接続される、請求項2記載の結合器。
  6. 外縁よりも重心に近い位置にある第1の点から前記外縁にある第2の点までの経路長が搬送波の1/4波長の奇数倍に略等しい形状の結合電極素子と、
    前記結合電極素子において、前記第1の点に設けられ、前記結合電極素子をグランド地板に短絡する短絡部と、
    前記結合電極素子において、前記短絡部から所定距離離れた位置に設けられ、前記結合電極素子に給電する給電部と
    を具備し、
    前記第2の点を含む前記結合電極素子の一部と、前記短絡部と、前記給電部とが単位結合器を形成する、
    結合器。
  7. 前記第1の点は、前記結合電極素子の前記所定形状の重心である、請求項6記載の結合器。
  8. 所定形状の第1の導電素子と、
    前記第1の導電素子において、前記第1の導電素子の外縁よりも前記第1の導電素子の前記所定形状の重心に近い位置に設けられ、前記第1の導電素子に給電する給電部と、
    前記第1の導電素子において、前記給電部から所定距離離れた位置に設けられ、前記第1の導電素子をグランド地板に短絡する複数の短絡部と、
    一端が前記第1の導電素子の外縁に電気的に接続される複数の第2の導電素子と
    を具備し、
    前記第1の導電素子の一部と、前記給電部と、前記複数の短絡部の1つと、前記複数の第2の導電素子の1つとが単位結合器を形成する、
    結合器。
  9. 請求項1記載の結合器と、
    ベースバンドの送信信号を前記結合器から送信される無線送信信号にアップコンバートし、前記結合器から受信された無線受信信号をベースバンドの受信信号にダウンコンバートする無線部と、
    前記ベースバンドの送信信号及び前記ベースバンドの受信信号に対して信号処理を行う信号処理部と
    を具備する無線通信装置。
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