JP4144127B2 - マイクロストリップアンテナ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、携帯電話機や移動端末等の内蔵アンテナとして用いられるマイクロストリップアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話機やGPS等の移動端末に内蔵されるマイクロストリップアンテナとして、代表的なものがλ/2パッチアンテナである。ただし、λは使用周波数における波長を表している。
【0003】
このアンテナは、一辺の長さが約λ/2の矩形又は円形の導体パターン(パッチパターン)を一方の面に有し、他方の面に接地導体が設けられた誘電体基板から主として構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年、このような携帯電話機や移動端末はより小型化することが要求されており、それに伴って内蔵アンテナのさらなる小型化が求められている。このような約λ/2のパッチパターン寸法を有するパッチアンテナを物理的に小型化する一般的な方法は、誘電率の高い誘電体基板を使用することである。
【0005】
しかしながら、高周波の利用に適した低温度係数を有する誘電体材料の比誘電率は、ε=110程度が限界であり、従って、パッチアンテナの寸法は、矩形パッチアンテナではその1つの辺の長さaについてa=3×10/(f×2×√110)が、円形のパッチアンテナではその直径DについてD=(3×10)/(f×1.71×√110)が小型化の限界となってしまう。これは、使用周波数がf=2.4GHzであるとすると、a=6mmとなる。
【0006】
また、このような高誘電率かつ低温度係数の誘電体材料は、低誘電率の誘電体材料に比してかなり高価となり、その結果、マイクロストリップアンテナの製造コストも高くなってしまう。
【0007】
従って本発明の目的は、低コストでかつ小型化を図ることのできるマイクロストリップアンテナを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、誘電体層を介して互いに対向するように支持された接地電極とパッチ電極とを備えており、パッチ電極は、電流の流れる方向に沿った始端部及び終端部の幅が大きく、中央部の幅がこれより小さいリアクタンス装荷パターンを有しており、リアクタンス装荷パターンは、パッチ電極の中心点について点対称形状を有する単一の略S字形状であるか、又はパッチ電極の中心点について点対称形状を有する互いに直交する2つの略S字形状であるマイクロストリップアンテナが提供される。
【0009】
パッチパターンとして、電流の流れる方向に沿った始端部及び終端部が大きな幅を有しており、中央部が小さな幅を有するように構成している。端部では、幅を広くすることにより、磁界集中が減るのでその部分のインダクタンスが低下し、また、面積が大きくなるのでその部分のキャパシタンスが増大する。逆に、中央部では、幅を狭くすることにより、磁界が集中してその部分のインダクタンスが増大し、また、面積が小さくなるのでその部分のキャパシタンスが低下する。このように、電位の高い端部をよりキャパシティブとし、電位の低い中央部をよりインダクティブとすることにより、共振周波数が低下する。その結果、マイクロストリップアンテナの寸法がより小型化される。しかも、その際に、電極間に高価な誘電体層を用いる必要がなく、空気層又は低コストの一般的な誘電体材料によって形成された誘電体基板を使用するのみでよいため、全体の製造コストも低く抑えられる。
【0010】
誘電体層に空気層を用いれば、誘電体材料が全く不要であるため、製造コストを大幅に低減することができる。また、誘電体基板を用いる場合は、接地電極が誘電体基板の裏面に形成され、パッチ電極が誘電体基板の表面に形成される。この場合も、上述したように、誘電体基板に高価な誘電体材料を用いる必要がなく低コストの一般的な誘電体材料を使用するのみでよいので、製造コストを低く抑えられる。
【0011】
リアクタンス装荷パターンが、電流の流れる方向に沿った軸線について線対称形状を有していることが好ましい。
【0012】
この場合、リアクタンス装荷パターンの始端部及び終端部が、それぞれ矩形形状であるか又は円形若しくは長円形状であるかもしれない。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明のマイクロストリップアンテナの一参考例における構成を概略的に示す斜視図であり、図2はそのパッチパターンを示す平面図である。
【0014】
これらの図において、10は誘電体基板、11は誘電体基板10の裏面の全面形成された接地電極、12は誘電体基板10の表面に形成されたパッチ電極、13は給電端子をそれぞれ示している。
【0015】
誘電体基板10は、一般的な誘電体材料、例えば比誘電率がε=38程度の高周波用セラミック誘電体材料で形成されている。
【0016】
接地電極11及びパッチ電極12は、誘電体基板10の裏面及び表面に、銅、銀等の金属導体層をパターニングしてそれぞれ形成されている。具体的には、例えば銀等の金属ペーストをパターン印刷して焼き付けるか、金属パターン層をめっきで形成するか、又は薄い金属膜をエッチングによりパターニングする等の方法が適用される。
【0017】
給電端子13は、電流の流れる方向14に沿った軸線上の任意の位置(中心点を除く)でパッチ電極12に接続されている。
【0018】
パッチ電極12のパッチパターンは、本参考例では、電流の流れる方向14に沿った軸線15に対して線対称の形状を有している。電流の流れる方向14に沿った始端部12a及び終端部12bは大きな幅(電流の流れる方向と直交する方向の長さ)を有する矩形形状に形成されており、中央部12cはこれより小さな幅を有するストリップ形状に形成されている。
【0019】
ただし、始端部12a及び終端部12bの幅は、λ/2未満としている。中央部12cの幅は、製造上許される範囲でできるだけ小さくすることがより小型化を図る点で好ましい。また、本参考例では、始端部12a及び終端部12bの長さをそれぞれ約λ/8とし、中央部12cの長さを約λ/4としているが、これに限定されるものではない。
【0020】
なお、始端部12a及び終端部12bの形状は、矩形形状に限定されるものではなく、三角形状、多角形状又は台形形状であってもよいし、その他の形状であってもよい。
【0021】
このように、始端部12a及び終端部12bで幅を広くすることにより、磁界集中が減るのでその部分のインダクタンスが低下し、また、面積が大きくなるのでその部分のキャパシタンスが増大する。逆に、中央部12cで幅を狭くすることにより、磁界が集中してその部分のインダクタンスが増大し、また、面積が小さくなるのでその部分のキャパシタンスが低下する。このように、電位の高い両端部12a及び12bをよりキャパシティブとし、電位の低い中央部12cをよりインダクティブとすることにより、共振周波数が低下させ、マイクロストリップアンテナ全体の寸法をより小型化させている。しかも、誘電体基板10として、高価な誘電体材料を用いる必要がなく、低コストの一般的な誘電体材料を使用するのみでよいため、全体の製造コストも低く抑えられる。
【0022】
図3は本発明のマイクロストリップアンテナの他の参考例におけるパッチパターンを示す平面図である。
【0023】
同図に示すように、本参考例において、パッチ電極32のパッチパターンは、電流の流れる方向34に沿った軸線35に対して線対称の形状を有している。電流の流れる方向34に沿った始端部32a及び終端部32bは大きな幅(電流の流れる方向と直交する方向の長さ)を有する長円形状に形成されており、中央部32cはこれより小さな幅を有するストリップ形状に形成されている。
【0024】
給電端子33は、電流の流れる方向34に沿った軸線上の任意の位置でパッチ電極32に接続されている。
【0025】
参考例におけるその他の構成、変更態様及び作用効果は、図1の参考例の場合と全く同様である。
【0026】
なお、始端部32a及び終端部32bの形状は、長円形状に限定されるものではなく、円形形状であってもよいし、その他の形状であってもよい。
【0027】
図4は本発明のマイクロストリップアンテナの実施形態におけるパッチパターンを示す平面図である。
【0028】
同図に示すように、本実施形態において、パッチ電極42のパッチパターンは、中心線45に対して非線対称であるが、中心点46に対して点対称のS字形状を有している。電流の流れる方向に沿った始端部42a及び終端部42bは大きな幅(電流の流れる方向と直交する方向の長さ)を有する矩形形状に形成されており、中央部42cはこれより小さな幅を有するストリップ形状に形成されている。
【0029】
給電端子43は、中心線45から偏移した任意の位置でパッチ電極42の終端部42bに接続されている。
【0030】
λ/2アンテナの場合、電極パターンが非線対称形状であると、直交共振モードが励起されることから交差偏波成分が出力されてしまう可能性がある。しかしながら、本発明のマイクロストリップアンテナのごとき小型のアンテナでは、パッチパターンの軸対称性はさほど要求されず、むしろ、本実施形態のように点対称のS字形状のパッチパターンとすることにより、同じ面積内で、小さな幅を有する中央部42cの長さをより大きく取れ、さらに、始端部42a及び終端部42bの面積をより大きく取ることができる。その結果、電位の低い中央部42cのインダクタンスをさらに大きくし、電位の高い両端部42a及び42bのキャパシタンスをさらに大きくすることにより、共振周波数をより低下させ、さらなる小型化を図ることが可能である。
【0031】
本実施形態におけるその他の構成、変更態様及び作用効果は、図1の参考例の場合と全く同様である。
【0032】
図5は本発明のマイクロストリップアンテナの他の実施形態におけるパッチパターンを示す平面図である。
【0033】
同図に示すように、本実施形態において、パッチ電極52のパッチパターンは、中心線55に対して非線対称であるが、中心点56に対して点対称のより複雑なS字形状を有している。電流の流れる方向に沿った始端部52a及び終端部52bは大きな幅(電流の流れる方向と直交する方向の長さ)を有する矩形形状に形成されており、これらをはるかに小さな幅を有するストリップ部52cで接続するように形成されている。
【0034】
給電端子53は、中心線55から偏移した任意の位置でパッチ電極52のストリップ部52cに接続されている。
【0035】
本実施形態では、より複雑化したS字形状のパッチパターンであるため、同じ面積内で、小さな幅を有するストリップ部52cの長さをさらにより大きく取れるので、電位の低いこの部分のインダクタンスをさらに大きくすることができ、共振周波数をより低下させ、さらなる小型化を図ることが可能である。
【0036】
本実施形態におけるその他の構成、変更態様及び作用効果は、図4の実施形態の場合と全く同様である。
【0037】
図6は本発明のマイクロストリップアンテナのさらに他の参考例におけるパッチパターンを示す平面図である。
【0038】
同図に示すように、本参考例において、パッチ電極62のパッチパターンは、電流の流れる方向64に沿った第1の中心線65a及びこの中心線65aに直交する第2の中心線65bの方向にそれぞれ伸びる略十字形状を有している。電流の流れる方向64に沿った始端部62a及び終端部62bは大きな幅(電流の流れる方向と直交する方向の長さ)を有する台形形状に形成されており、中央部62cはこれより小さな幅を有するストリップ形状に形成されている。また、電流の流れる方向64とは直交する方向に沿った始端部62d及び終端部62eは大きな幅を有する台形形状に形成されており、中央部62fはこれより小さな幅を有するストリップ形状に形成されている。
【0039】
給電端子63は、第1の中心線65a上の任意の位置(中心点を除く)でパッチ電極62に接続されている。
【0040】
参考例のパッチパターンは、2つのパターンを互いに交差させて配置しているが、その際、直交する2つの同じ周波数の共振モードを結合すべく、上下左右の対称形状をわずかに崩した形状となっている。具体的には、中央部62c及び62fの形状が第1及び第2の中心線65a及び65bに対して左右及び上下対称とならないように構成している。これにより、直交する2つの共振モードを結合させ、帯域を大幅に拡大させている。
【0041】
なお、始端部62a及び62d並びに終端部62b及び62eの形状は、台形形状に限定されるものではなく、三角形状、矩形形状又は多角形状であってもよいし、その他の形状であってもよい。
【0042】
参考例におけるその他の構成、変更態様及び作用効果は、図1の参考例の場合と全く同様である。
【0043】
図7は本発明のマイクロストリップアンテナのさらに他の実施形態におけるパッチパターンを示す平面図である。
【0044】
同図に示すように、本実施形態において、パッチ電極72のパッチパターンは、第1の中心線75a及びこの中心線75aに直交する第2の中心線75bの方向にそれぞれ伸びる2つの略S字形状のパターンを交差させた形状を有している。第1の中心線75aに沿った始端部72a及び終端部72bは大きな幅(電流の流れる方向と直交する方向の長さ)を有する矩形形状に形成されており、これらをはるかに小さな幅を有するストリップ部72cで接続するように形成されている。また、この中心線75aに直交する第2の中心線75bの方向に沿った始端部72d及び終端部72eは大きな幅を有する矩形形状に形成されており、これらをはるかに小さな幅を有するストリップ部72fで接続するように形成されている。
【0045】
給電端子73は、第1の中心線75aから偏移した任意の位置でパッチ電極72の終端部72eに接続されている。
【0046】
本実施形態においても、2つのパターンを互いに交差させて配置しているが、その際、直交する2つの同じ周波数の共振モードを結合すべく、上下左右の対称形状をわずかに崩した形状となっている。具体的には、ストリップ部72c及び72fの形状が第1及び第2の中心線75a及び75bに対して左右及び上下対称とならないように構成している。これにより、直交する2つの共振モードを結合させ、帯域を大幅に拡大させている。
【0047】
なお、始端部72a及び72d並びに終端部72b及び72eの形状は、矩形形状に限定されるものではなく、三角形状、多角形状、台形形状、円形状又は長円形状であってもよいし、その他の形状であってもよい。
【0048】
本実施形態におけるその他の構成、変更態様及び作用効果は、図1の参考例の場合と全く同様である。
【0049】
以上述べた参考例及び実施形態におけるマイクロストリップアンテナは、誘電体基板の裏面に設置電極を、表面にパッチ電極をそれぞれ形成した構造を有しているが、誘電体基板を設けることなく空気を介して設置電極とパッチ電極とが対向するようにこれらを支持固定するような構造のマイクロストリップアンテナに対しても本発明は適用可能である。このように誘電体層に空気層を用いれば、誘電体材料が全く不要であるため、製造コストを大幅に低減することができる。
【0050】
以上述べた実施形態は全て本発明を例示的に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することができる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲及びその均等範囲によってのみ規定されるものである。
【0051】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明では、パッチパターンとして、電流の流れる方向に沿った始端部及び終端部が大きな幅を有しており、中央部が小さな幅を有するように構成している。端部では、幅を広くすることにより、磁界集中が減るのでその部分のインダクタンスが低下し、また、面積が大きくなるのでその部分のキャパシタンスが増大する。逆に、中央部では、幅を狭くすることにより、磁界が集中してその部分のインダクタンスが増大し、また、面積が小さくなるのでその部分のキャパシタンスが低下する。このように、電位の高い端部をよりキャパシティブとし、電位の低い中央部をよりインダクティブとすることにより、共振周波数が低下する。その結果、マイクロストリップアンテナの寸法がより小型化される。しかも、その際に、電極間に高価な誘電体層を用いる必要がなく、空気層又は低コストの一般的な誘電体材料によって形成された誘電体基板を使用するのみでよい。即ち、本発明によれば、マイクロストリップアンテナを低コストとしかつその小型化を図ることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のマイクロストリップアンテナの一参考例における構成を概略的に示す斜視図である。
【図2】 図1のパッチパターンを示す平面図である。
【図3】 本発明のマイクロストリップアンテナの他の参考例におけるパッチパターンを示す平面図である。
【図4】 本発明のマイクロストリップアンテナの実施形態におけるパッチパターンを示す平面図である。
【図5】 本発明のマイクロストリップアンテナの他の実施形態におけるパッチパターンを示す平面図である。
【図6】 本発明のマイクロストリップアンテナのさらに他の参考例におけるパッチパターンを示す平面図である。
【図7】 本発明のマイクロストリップアンテナのさらに他の実施形態におけるパッチパターンを示す平面図である。
【符号の説明】
10 誘電体基板
11 接地電極
12、32、42、52、62、72 パッチ電極
12a、32a、42a、52a、62a、62d、72a、72d 始端部
12b、32b、42b、52b、62b、62e、72b、72e 終端部
12c、32c、42c、62c、62f 中央部
13 33、43、53、63、73 給電端子
14、34、64 電流の流れる方向
15 軸線
45、55、65a、65b、75a、75b 中心線
46、56 中心点
52c、72c、72f ストリップ部

Claims (7)

  1. 誘電体層を介して互いに対向するように支持された接地電極とパッチ電極とを備えており、該パッチ電極は、電流の流れる方向に沿った始端部及び終端部の幅が大きく、中央部の幅がこれより小さいリアクタンス装荷パターンを有しており、該リアクタンス装荷パターンは、前記パッチ電極の中心点について点対称形状を有する単一の略S字形状であることを特徴とするマイクロストリップアンテナ。
  2. 誘電体層を介して互いに対向するように支持された接地電極とパッチ電極とを備えており、該パッチ電極は、電流の流れる方向に沿った始端部及び終端部の幅が大きく、中央部の幅がこれより小さいリアクタンス装荷パターンを有しており、該リアクタンス装荷パターンは、前記パッチ電極の中心点について点対称形状を有する互いに直交する2つの略S字形状であることを特徴とするマイクロストリップアンテナ。
  3. 前記誘電体層が、空気層であることを特徴とする請求項1又は2に記載のマイクロストリップアンテナ。
  4. 前記誘電体層が誘電体材料によって形成された誘電体基板であり、前記接地電極が該誘電体基板の裏面に形成されており、前記パッチ電極が該誘電体基板の表面に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のマイクロストリップアンテナ。
  5. 前記リアクタンス装荷パターンが、電流の流れる方向に沿った軸線について線対称形状を有していることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のマイクロストリップアンテナ。
  6. 前記リアクタンス装荷パターンの前記始端部及び前記終端部が、それぞれ矩形形状であることを特徴とする請求項に記載のマイクロストリップアンテナ。
  7. 前記リアクタンス装荷パターンの前記始端部及び前記終端部が、それぞれ円形又は長円形状であることを特徴とする請求項に記載のマイクロストリップアンテナ。
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