JP2016010110A - アンテナ装置、無線通信装置および帯域調整方法 - Google Patents

アンテナ装置、無線通信装置および帯域調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 装置を大型化することなく、簡単な構造でもって無線通信可能な周波数帯域の広帯域化を容易に実現可能なアンテナの技術を提供する。【解決手段】 アンテナ装置1は、給電アンテナ素子2と、無給電アンテナ素子3とを備えている。給電アンテナ素子2は、回路基板6に設けられ、当該回路基板6に備えられている給電源7に電気的に接続する。無給電アンテナ素子3は、給電アンテナ素子2と電磁結合する。無給電アンテナ素子3は、回路基板6に形成されている基準電位を持つグラウンド層8に接続する接地部10を有する。接地部10は、誘導性を示す誘導性素子4に接続し、誘導性素子4を介してグラウンド層8に電気的に接続されている。【選択図】 図1

Description

本発明は、無線通信を行う通信装置に備えられるアンテナの技術に関する。
携帯型電話機や可搬タイプのルータなどのモバイル通信装置においては、近年、装置の小型化が進んでおり、これに伴って、当該装置に内蔵されるアンテナも小型化が進んでいる。この小型化に起因して、アンテナは、良好に通信を行う通信性能を得ることが難しくなってきている。すなわち、アンテナは、無線通信を行う周波数として設定されている設定周波数を持つ電波を送受信するためには、その設定周波数を持つ電波の波長に応じた電気的な長さ(電気長)を持つ必要が有る。しかしながら、アンテナを小型化すると、当該アンテナがその必要な電気長を得ることが難しくなってくる。特に、小型化が進むと、アンテナは、波長が長くなる低い周波数帯域の電波を良好に通信することが難しくなってくる。このようなことから、アンテナの通信性能を保ちつつアンテナの小型化を図ることが難しいという問題がある。
特許文献1(国際公開第2005/029638号)には、第一回路基板に給電アンテナが設けられ、第二回路基板に無給電アンテナが設けられている構成が表されている。また、この特許文献1には、無給電アンテナがコイルを介してGND(Ground)部に接続する構成が表されている。
特許文献2(国際公開第2009/147885号)には、給電素子と無給電素子を備えているマルチバンドアンテナにおいて、給電素子と無給電素子には、それぞれ、LC共振回路が介設されている構成が表されている。
特許文献3(特開2011−119949号公報)には、無線LAN(Local Area Network)カードを構成する回路基板の表裏の一方側の面に給電アンテナ素子が形成され、回路基板の他方側の面に無給電アンテナ素子が形成されている構成が表されている。
国際公開第2005/029638号 国際公開第2009/147885号 特開2011−119949号公報
アンテナの通信性能を保ちつつアンテナの小型化を図るために様々な技術が提案されているが、それら提案されている技術には、アンテナ素子の形状が複雑になるという問題や、アンテナ送受信する電波の周波数の調整が難しいという問題などの様々な問題がある。
本発明は上記課題を解決するために考え出された。すなわち、本発明の主な目的は、装置を大型化することなく、簡単な構造でもって無線通信可能な周波数帯域の広帯域化を容易に実現可能なアンテナの技術を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のアンテナ装置は、
無線通信する信号を供給する給電源に電気的に接続する給電アンテナ素子と、
当該給電アンテナ素子と電磁結合する無給電アンテナ素子と
を備え、
前記給電アンテナ素子は、前記給電源を備えた回路基板に設けられ、
前記無給電アンテナ素子は、前記回路基板に形成されている基準電位を持つグラウンド層に接続する接地部を有し、前記接地部は、誘導性を示す誘導性素子に接続し、当該誘導性素子を介して前記グラウンド層に電気的に接続されている。
また、本発明の無線通信装置は、
無線通信する信号を供給する給電源と、
当該給電源を備える回路基板と、
本発明のアンテナ装置と
を備えている。
さらに、本発明の帯域調整方法は、
無線通信する信号を供給する給電源に電気的に接続する給電アンテナ素子と電磁結合する無給電アンテナ素子を、前記給電アンテナ素子が設けられている回路基板と共通の回路基板に設け、
前記回路基板に形成されている基準電位を持つグラウンド層に接続する前記無給電アンテナ素子の接地部は、誘導性を示す誘導性素子に接続し、当該誘導性素子を介して前記グラウンド層に電気的に接続され、前記誘導性素子の誘導リアクタンスを調整することによって、前記給電アンテナ素子および前記無給電アンテナ素子による無線通信の周波数帯域の帯域幅を調整する。
本発明によれば、装置を大型化することなく、簡単な構造でもって無線通信可能な周波数帯域の広帯域化を容易に実現できるアンテナを提供できる。
本発明に係る第1実施形態のアンテナ装置の構成を説明する図である。 図1のアンテナ装置を備えた無線通信装置を模式的に表す図である。 本発明に係る第2実施形態のアンテナ装置の構成を説明する図である。 図3に表されているアンテナ装置の実験により得られたインピーダンス特性を表すスミスチャートである。 図3に表されているアンテナ装置の実験により得られたリターンロス特性を表すグラフである。 図3に表されているアンテナ装置の実験により得られた放射効率特性を表すグラフである。 比較例のアンテナ装置の構成を説明する図である。 図7に表されているアンテナ装置の実験により得られたインピーダンス特性を表すスミスチャートである。 図7に表されているアンテナ装置の実験により得られたリターンロス特性を表すグラフである。 図7に表されているアンテナ装置の実験により得られた放射効率特性を表すグラフである。 図3に表されているアンテナ装置において、周波数704MHzを持つ信号が供給された場合の電流分布を説明する図である。 図3に表されているアンテナ装置において、周波数960MHzを持つ信号が供給された場合の電流分布を説明する図である。 1.5GHz帯と2.6GHz帯の無線通信に適用するように構成した場合における第2実施形態のアンテナ装置のインピーダンス特性を表すスミスチャートである。 1.5GHz帯と2.6GHz帯の無線通信に適用するように構成した場合における第2実施形態のアンテナ装置の実験により得られたリターンロス特性を表すグラフである。 1.5GHz帯と2.6GHz帯の無線通信に適用するように構成した場合における第2実施形態のアンテナ装置の実験により得られた放射効率特性を表すグラフである。 比較例2のアンテナ装置の実験により得られたインピーダンス特性を表すスミスチャートである。 比較例2のアンテナ装置の実験により得られたリターンロス特性を表すグラフである。 比較例2のアンテナ装置の実験により得られた放射効率特性を表すグラフである。 本発明に係る第3実施形態のアンテナ装置の実験により得られたインピーダンス特性を表すスミスチャートである。 第3実施形態のアンテナ装置の実験により得られたリターンロス特性を表すグラフである。 第3実施形態のアンテナ装置の実験により得られた放射効率特性を表すグラフである。 その他の実施形態のアンテナ装置の構成を説明する図である。 図22に表されているアンテナ装置の実験により得られたインピーダンス特性を表すグラフである。 図22に表されているアンテナ装置の実験により得られたリターンロス特性を表すグラフである。 図22に表されているアンテナ装置の実験により得られた放射効率特性を表すグラフである。
以下に、本発明に係る実施形態を図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明に係る第1実施形態のアンテナ装置を説明する図である。この第1実施形態のアンテナ装置1は、図1では、無線通信装置を構成する回路基板6に設けられた状態で表されている。当該第1実施形態のアンテナ装置1は、給電アンテナ素子2と、無給電アンテナ素子3とを備えている。これら給電アンテナ素子2および無給電アンテナ素子3は、無線通信装置の回路基板6に搭載(接続)される素子である。給電アンテナ素子2は、回路基板6に形成されている給電源7に電気的に接続され、当該給電源7から無線通信する信号が供給される。無給電アンテナ素子3は、給電源7と直接には接続せず、給電アンテナ素子2と電磁結合することによって、給電アンテナ素子2から信号が供給される。この無給電アンテナ素子3は、回路基板6に形成されているグラウンド層8に電気的に接続される接地部10を有し、当該接地部10は、誘導性を示す誘導性素子4に接続し、当該誘導性素子4を介してグラウンド層8に電気的に接続されている。
この第1実施形態のアンテナ装置1は、無給電アンテナ素子3の接地部10が誘導性素子4に接続されていることにより、次のような効果を得ることができる。すなわち、この第1実施形態のアンテナ装置1は、無給電アンテナ素子3の物理的な長さを変化させることなく、誘電性素子4の誘導性によって、無給電アンテナ素子3の電気的な長さ(電気長)を長くすることができる。これにより、アンテナ装置1は、無給電アンテナ素子3の共振周波数を下げる方向に調整することができる。このため、アンテナ装置1は、給電アンテナ素子2と無給電アンテナ素子3による無線通信の周波数帯域を周波数の低い方に拡大すること、つまり、周波数帯域の広帯域化を図ることが容易にできる。
さらに、この第1実施形態では、誘導性素子4は無給電アンテナ素子3の接地部10に接続する位置に設けられている。このため、誘導性素子4は、無給電アンテナ素子3の例えば中央部や開放端側に介設される場合に比べて、小さい回路定数(誘導リアクタンス)でもって無給電アンテナ素子3の電気長を長くすることができる。換言すれば、無給電アンテナ素子3の例えば中央部に誘導性素子4が介設されている場合には、接地部10に誘導性素子4が接続されている場合に比べて、無給電アンテナ素子3の同様な電気長を得るためには誘導性素子4の回路定数は大きくなる。誘導性素子4の回路定数が大きくなると、誘導性素子4が持つ抵抗成分が大きくなり、これにより、誘導性素子4は、アンテナ特性が劣化するという問題を招いてしまう。また、誘導性素子4は、その回路定数が大きいために、無給電アンテナ素子3における誘導性素子4の介設位置が開放端に見えてしまうという不都合を招いてしまう。この第1実施形態のアンテナ装置1は、誘導性素子4を無給電アンテナ素子3の接地部10に接続することによって、そのような問題の発生を防止しつつ、無給電アンテナ素子3の電気長を長くできる。
よって、この第1実施形態のアンテナ装置1は、当該装置1を大型化することなく、簡単な構造でもって無線通信可能な周波数帯域の広帯域化を容易に実現できるという効果を得ることができる。
この第1実施形態のアンテナ装置1は、図2に表されているように、給電源7を備えた回路基板6と共に、無線通信装置12を構成することができる。この無線通信装置12は、アンテナ装置1を備えることにより、当該アンテナ装置1の小型化に伴って、小型化を図ることが容易となる。
(第2実施形態)
以下に、本発明に係る第2実施形態を説明する。
図3は、第2実施形態のアンテナ装置の構成を説明する図である。この第2実施形態のアンテナ装置20は、無線通信装置(例えば携帯型電話機や可搬タイプのルータ)の回路基板23に搭載(接続)され無線通信装置を構成するアンテナ装置である。当該アンテナ装置20は、給電アンテナ素子21と、無給電アンテナ素子22とを備えている。
給電アンテナ素子21は、回路基板23に形成されている給電源26に電気的に接続されるアンテナ素子であり、給電源26から無線通信する信号が供給される。この第2実施形態では、給電アンテナ素子21は、回路基板23の基板面に形成された導体パターンにより構成されている。この第2実施形態では、給電アンテナ素子(導体パターン)21が形成される回路基板23の部位は非グラウンド領域である。すなわち、回路基板23は複数の層が積層形成されている多層基板であり、当該回路基板23は基準電位を持つグラウンド層24を有している。この第2実施形態では、回路基板23の端縁側には、グランド層24が形成されていない非グラウンド領域25がある。この非グラウンド領域25の基板面に、給電アンテナ素子21として機能する導体パターンが形成されている。この導体パターンは、L字形状となっている。なお、導体パターン(給電アンテナ素子21)の形状はL字形状に限定されず、L字形状以外の形状(例えばミアンダ形状など)であってもよいが、ここでは、形状の複雑化を避けるために単純な形状となっている。
給電アンテナ素子21における、給電源26に接続する給電側の端部から開放端までの長さは、次のような長さに設定されている。つまり、給電アンテナ素子21は、アンテナ装置20が無線通信する設定された電波の周波数帯域の周波数でもって共振できる電気的な長さ(電気長)を持つことができるように、その長さが設定されている。
無給電アンテナ素子22は、給電アンテナ素子21と電磁結合することによって、給電アンテナ素子21から無線通信する信号が供給される構成を備えている。つまり、無給電アンテナ素子21は、回路基板23の厚み方向に給電アンテナ素子21と間隔を介して配置されている。この第2実施形態では、誘電体基板27が、回路基板23の非グラウンド領域25に間隔を介して並設されている。無給電アンテナ素子22として機能する導体パターンは、その誘電体基板27の基板面(図3では裏面)に給電アンテナ素子21と向き合うように形成されている。この無給電アンテナ素子(導体パターン)22は、給電アンテナ素子21と同一又は略同一の形状および大きさを備えている。
無給電アンテナ素子22の一端側(換言すれば、給電アンテナ素子21の給電側の端部と向き合う部分)は回路基板23のグラウンド層24と電気的に接続する接地部28と成している。この無給電アンテナ素子22の接地部28は、回路基板23に形成されているコイル30に接続されており、当該コイル30を介してグラウンド層24に電気的に接続されている。コイル30は、誘導性を示す誘導性素子であり、仕様等によりアンテナ装置20に対して要求されているアンテナ特性を満たすことができるように調整された回路定数(インダクタンス)を持つ。
つまり、無給電アンテナ素子22は、給電アンテナ素子21と物理的に同様な長さを有するが、コイル30に接続することにより、給電アンテナ素子21よりも長い電気長(電気的な長さ)を持つことができる。このため、無給電アンテナ素子22は、給電アンテナ素子21よりも低い共振周波数を持つことになり、アンテナ装置20が無線通信する電波の周波数帯域の広帯域化を図ることができる。すなわち、コイル30のインダクタンスを調整することにより、アンテナ装置20の無線通信の周波数帯域幅を可変調整することができる。また、コイル30のインダクタンスを調整することにより、アンテナ装置20におけるそれ以外のアンテナ特性をも可変調整することができる。このようなことから、アンテナ装置20が要求されるアンテナ特性を持つことができるように、コイル30のインダクタンスは設定される。
この第2実施形態のアンテナ装置20は上記のように構成されている。これにより、第2実施形態のアンテナ装置20は次のような効果を得ることができる。すなわち、この第2実施形態のアンテナ装置20は、当該装置20を大型化することなく、簡単な構造でもって無線通信する周波数帯域の広帯域化を容易に実現できるという効果を得ることができる。このことを本発明者は実験により確認している。その実験では、給電アンテナ素子21における給電端部(給電源26に接続している端部)から給電アンテナ素子21および無給電アンテナ素子22を見た場合のインピーダンス(入力インピーダンス)はシミュレーションにより求められている。また、アンテナ装置20におけるリターンロスおよび放射効率もシミュレーションにより求められている。さらに、このアンテナ装置20と比較する比較例のアンテナ装置についても、上記同様に、アンテナ装置の入力インピーダンスとリターンロスと放射効率はシミュレーションにより求められている。その比較例のアンテナ装置は、図7に表されているように、アンテナ装置20から、コイル30を含む無給電アンテナ素子22が省略され、それ以外はアンテナ装置20と同様な構成を備えている。
この実験では、第2実施形態のアンテナ装置20(比較例のアンテナ装置32)が搭載される回路基板23の長辺方向の長さLaは97.5mmであり、回路基板23の短辺方向の長さLbは54mmである。さらに、回路基板23における非グラウンド領域25の長さLcは10.5mmである。さらにまた、給電アンテナ素子21と無給電アンテナ素子22との間の間隔は4mmである。この実験では、コイル30のインダクタンスは、24nH(ナノヘンリー)である。
図4は、第2実施形態のアンテナ装置20におけるインピーダンス特性を表すスミスチャートである。換言すれば、図4は、第2実施形態のアンテナ装置20における給電アンテナ素子21の給電端部での入力インピーダンスが、給電源26から給電アンテナ素子21に供給される信号の周波数の変化によってどのように変化するかを実線Zにより表している。図4において、実線Zの一端側Aは、給電源26からの信号の周波数が500MHz(メガヘルツ)である場合の入力インピーダンスを表している。この一端側Aから実線Zに沿って他端側Bに向かうに従って信号の周波数は高くなり、実線Zの他端側Bは給電源26からの信号の周波数が1200MHzである場合の入力インピーダンスを表している。
図5は、第2実施形態のアンテナ装置20におけるリターンロス特性を表すグラフである。換言すれば、図5は、第2実施形態のアンテナ装置20におけるリターンロスが、給電源26から給電アンテナ素子21に供給される信号の周波数の変化によってどのように変化するかを実線Rにより表すグラフである。さらに、図6は、第2実施形態のアンテナ装置20における放射効率特性を表すグラフである。換言すれば、図6は、第2実施形態のアンテナ装置20における放射効率が、給電源26から給電アンテナ素子21に供給される信号の周波数の変化によってどのように変化するかを実線Hにより表すグラフである。
図8は、比較例のアンテナ装置32におけるインピーダンス特性を実線Zにより表すスミスチャートである。図8においても、図4と同様に、実線Zの一端側Aは、給電源26からの信号の周波数が500MHzである場合の入力インピーダンスを表している。この一端側Aから実線Zに沿って他端側Bに向かうに従って信号の周波数は高くなり、実線Zの他端側Bは給電源26からの信号の周波数が1200MHzである場合の入力インピーダンスを表している。
図9は、比較例のアンテナ装置32におけるリターンロス特性を実線Mにより表すグラフである。この図9においては、第2実施形態のアンテナ装置20におけるリターンロス特性が鎖線Rにより表されている。図10は、比較例のアンテナ装置32における放射効率特性を実線Nにより表すグラフである。この図10においては、第2実施形態のアンテナ装置20における放射効率特性が鎖線Hにより表されている。
この実験結果にも表されているように、第2実施形態のアンテナ装置20は、比較例のアンテナ装置32に比べて、インピーダンス特性も、リターンロスも、放射効率も向上している。すなわち、アンテナ装置が良好に電波の送受信を行うためには、リターンロスが−5dBよりも小さい方が好ましいとされている。比較例のアンテナ装置32のリターンロスは、図9のグラフを見ると、電波の送受信の周波数として設定されている700MHzや800MHzの周波数帯において、−5dBよりも悪い値となっている。これに対し、第2実施形態のアンテナ装置20においては、700MHzや800MHzの周波数帯において、リターンロスは、−5dBよりも通信に良い値となっている。換言すれば、アンテナ装置20は、比較例のアンテナ装置32に比べて、良好に電波の送受信を行うことが可能であるし、また、その電波を送受信する周波数帯域の広帯域化を図ることができる。
このような第2実施形態のアンテナ装置20における電波の送受信における周波数帯域の広帯域化は次のような理由によるものと考えられている。図11は、第2実施形態のアンテナ装置20における給電アンテナ素子21に給電源26から周波数704MHzの信号(電流)が供給された場合における給電アンテナ素子21と無給電アンテナ素子22の電流分布を模式的に表す図である。図12は、第2実施形態のアンテナ装置20における給電アンテナ素子21に給電源26から周波数960MHzの信号(電流)が供給された場合における給電アンテナ素子21と無給電アンテナ素子22の電流分布を模式的に表す図である。図11および図12において、電流分布は色の濃淡によって表されており、色が濃くなるに従って電流分布が高くなっている。
この第2実施形態では、給電アンテナ素子21と無給電アンテナ素子22は、同一又は略同一の物理的な長さを備えているが、無給電アンテナ素子22の接地部28はコイル30に接続されている。これにより、無給電アンテナ素子22は給電アンテナ素子21よりも長い電気長を持つため、給電アンテナ素子21よりも低い共振周波数を持つ。このため、給電アンテナ素子21と無給電アンテナ素子22の電流分布には、通電している信号の周波数によって、相違が見られる。すなわち、図12に表されているように、信号の周波数が960MHzである場合には、無給電アンテナ素子22よりも給電アンテナ素子21に電流が流れている。これに対し、図11に表されているように、信号の周波数が960MHzよりも低い704MHzである場合には、無給電アンテナ素子22には給電アンテナ素子21よりも電流が多く流れる。これにより、無給電アンテナ素子22によって、700MHz〜800MHzの周波数帯における低い側のアンテナ特性が向上していると考えられる。
この第2実施形態のアンテナ装置20は、前記の如く、給電アンテナ素子21と無給電アンテナ素子22が同一又は略同一の形状を備えているので、無線通信にとっては良好な電磁結合状態が得られやすい。この構成も、アンテナ特性の向上に寄与している。
さらに、この第2実施形態では、コイル30は、無給電アンテナ素子22の接地部28に接続されている。この構成は、無給電アンテナ素子22の例えば中央部や開放端側にコイルを介設する場合に比べて、次のような優れた効果を得ることができる。すなわち、無給電アンテナ素子22の接地部側は、例えば中央部と比べて、電流密度が密であるために、コイル30が無給電アンテナ素子22の電気的な特性に与える影響が大きい。このため、コイル30は、その回路定数(インダクタンス)が大きくなくとも、無給電アンテナ素子22に、要求の電気的な特性を持たせることができる。これに対して、無給電アンテナ素子22の中央部等にコイルを介設する場合には、接地部28にコイル30を接続する場合に比べて、無給電アンテナ素子22が同じ電気長を持つためには、コイル30は、大きな回路定数(インダクタンス)を持つ必要がある。回路定数の大きなコイルは、当該コイルが持つ抵抗成分の大きさも大きくなることから、アンテナ特性が劣化するという問題を招く虞がある。また、回路定数の大きなコイルは、無給電アンテナ素子22に流れる信号の周波数によって、そのコイルが介設されている部分が開放端に見えてしまうという不具合を招く虞がある。
この第2実施形態では、コイル30は、無給電アンテナ素子22の接地部28に接続されていることから、上記のような問題を招くことなく、アンテナ装置20のアンテナ特性の向上に寄与することができる。
なお、この第2実施形態では、アンテナ装置20が700MHz〜800MHzの周波数帯に適用する例を述べているが、この第2実施形態のアンテナ装置20は、他の周波数帯にも適用可能である。例えば、無線通信に設定された周波数帯の電波を送受信できるように、給電アンテナ素子21および無給電アンテナ素子22の長さおよび間隔を調整することにより、アンテナ装置20は、設定の周波数帯の通信に適用することが可能である。
図13は、1.5GHz〜2.6GHzの周波数帯に適用するように給電アンテナ素子21および無給電アンテナ素子22の長さ、間隔およびコイル30の回路定数が調整されたアンテナ装置20の実験によるインピーダンス特性を実線Zにより表すスミスチャートである。この図13においては、実線Zの一端側Aは、給電源26からの信号の周波数が1200MHz(メガヘルツ)である場合の入力インピーダンスを表している。この一端側Aから実線Zに沿って他端側Bに向かうに従って信号の周波数は高くなり、実線Zの他端側Bは給電源26からの信号の周波数が3GHzである場合の入力インピーダンスを表している。
なお、その1.5GHz〜2.6GHzの周波数帯に適用するアンテナ装置20におけるコイル30のインダクタンスは、例えば6.8nHである。また、給電アンテナ素子21と無給電アンテナ素子22との間の間隔は、2.5mmである。
図14は、1.5GHz〜2.6GHzの周波数帯に適用するアンテナ装置20の実験によるリターンロス特性を実線Rにより表すグラフである。図15は、1.5GHz〜2.6GHzの周波数帯に適用するアンテナ装置20の実験による反射効率特性を実線Hにより表すグラフである。
図13〜図15に表されるように、アンテナ装置20は、1.5GHz〜2.6GHzの周波数帯にも適用可能である。
図16〜図18に、その1.5GHz〜2.6GHzの周波数帯に適用するアンテナ装置20と比較する比較例2としてのアンテナ装置のアンテナ特性が表されている。その比較例2のアンテナ装置は、1.5GHz〜2.6GHzの周波数帯に適用するアンテナ装置20から無給電アンテナ素子22およびコイル30を省略したアンテナ装置である。
つまり、図16は、比較例2のアンテナ装置の実験によるインピーダンス特性を実線Zにより表すスミスチャートである。この図16においても、図13と同様に、実線Zの一端側Aは、給電源26からの信号の周波数が1200MHzである場合の入力インピーダンスを表している。この一端側Aから実線Zに沿って他端側Bに向かうに従って信号の周波数は高くなり、実線Zの他端側Bは給電源26からの信号の周波数が3GHzである場合の入力インピーダンスを表している。図17は、比較例2のアンテナ装置の実験によるリターンロス特性を実線Mにより表すグラフである。図18は、比較例2のアンテナ装置の実験による反射効率特性を実線Nにより表すグラフである。
図16〜図18に表される比較例2のアンテナ装置のアンテナ特性に比べて、第2実施形態のアンテナ装置20は、図13〜図15に表されているように、アンテナ特性を向上できる。
(第3実施形態)
以下に、本発明に係る第3実施形態を説明する。なお、この第3実施形態の説明において、第2実施形態と同一名称部分には同一符号を付し、その共通部分の構成の重複説明は省略する。
この第3実施形態では、給電アンテナ素子21は、回路基板23の表裏の一方側の基板面に形成され、無給電アンテナ素子22は、回路基板23の他方側の基板面に形成されている。第3実施形態のアンテナ装置20におけるそれ以外の構成は第2実施形態のアンテナ装置20と同様である。
この第3実施形態のアンテナ装置20は、第2実施形態と同様な効果を得ることができる。図19は、第3実施形態のアンテナ装置20の実験により得られたインピーダンス特性を実線Zにより表すスミスチャートである。この図19のスミスチャートにおいても、図13のスミスチャートと同様に、実線Zの一端側Aは、給電源26からの信号の周波数が1200MHzである場合の入力インピーダンスを表している。この一端側Aから実線Zに沿って他端側Bに向かうに従って信号の周波数は高くなり、実線Zの他端側Bは給電源26からの信号の周波数が3GHzである場合の入力インピーダンスを表している。図20は、第3実施形態のアンテナ装置の実験によるリターンロス特性を実線Rにより表すグラフである。この図20において、鎖線Mは、図17に表されている比較例2のアンテナ装置におけるリターンロス特性を表している。図21は、第3実施形態のアンテナ装置の実験による反射効率特性を実線Hにより表すグラフである。この図21において、鎖線Nは、図17に表されている比較例2のアンテナ装置における反射効率特性を表している。なお、図19〜図21の結果が得られる実験では、回路基板23の大きさは、第2実施形態で述べた実験での大きさと同じである。また、コイル30のインダクタンスは、5.6nHである。
これらの実験結果にも表されているように、第3実施形態のアンテナ装置20は、第2実施形態と同様に、アンテナ特性を向上できる。
また、誘電体基板27を省略できるので、第3実施形態のアンテナ装置20は、第2実施形態のアンテナ装置20よりも構造の簡略化を図ることができる。
(その他の実施形態)
なお、この発明は第1〜第3の実施形態に限定されず、様々な実施の形態を採り得る。例えば、第2や第3の実施形態では、給電アンテナ素子21と無給電アンテナ素子22は、回路基板23の厚み方向に間隔を介して並設されている。これに対し、図22に表されるように、給電アンテナ素子21と無給電アンテナ素子22は、回路基板23の同一基板面に間隔を介して並設されていてもよい。この構成においても、第2や第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。図23は、図22に表されるその他の実施形態のアンテナ装置20における実験により得られたインピーダンス特性を実線Zにより表すスミスチャートである。この図23のスミスチャートにおいても、図13や図19のスミスチャートと同様に、実線Zの一端側Aは、給電源26からの信号の周波数が1200MHzである場合の入力インピーダンスを表している。この一端側Aから実線Zに沿って他端側Bに向かうに従って信号の周波数は高くなり、実線Zの他端側Bは給電源26からの信号の周波数が3GHzである場合の入力インピーダンスを表している。図24は、図22に表されるアンテナ装置の実験によるリターンロス特性を実線Rにより表すグラフである。この図24において、鎖線Mは、図17に表されている比較例2のアンテナ装置におけるリターンロス特性を表している。図25は、図22に表されるアンテナ装置の実験による反射効率特性を実線Hにより表すグラフである。この図25において、鎖線Nは、図17に表されている比較例2のアンテナ装置における反射効率特性を表している。なお、図23〜図25の結果が得られる実験では、回路基板23の大きさは、第2や第3の実施形態で述べた実験での大きさと同じである。また、コイル30のインダクタンスは5.6nHである。これらの実験結果にも表されているように、図22のアンテナ装置20も、第2や第3の実施形態と同様に、アンテナ特性を向上できる。
1,20 アンテナ装置
2,21 給電アンテナ素子
3,22 無給電アンテナ素子
4 誘導性素子
6,23 回路基板
7,26 給電源
8,24 グラウンド層
12 無線通信装置
30 コイル

Claims (7)

  1. 無線通信する信号を供給する給電源に電気的に接続する給電アンテナ素子と、
    当該給電アンテナ素子と電磁結合する無給電アンテナ素子と
    を備え、
    前記給電アンテナ素子は、前記給電源を備えた回路基板に設けられ、
    前記無給電アンテナ素子は、前記回路基板に形成されている基準電位を持つグラウンド層に接続する接地部を有し、前記接地部は、誘導性を示す誘導性素子に接続し、当該誘導性素子を介して前記グラウンド層に電気的に接続されているアンテナ装置。
  2. 前記給電アンテナ素子と前記無給電アンテナ素子は、前記回路基板の厚み方向に間隔を介して並設されている請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記給電アンテナ素子と前記無給電アンテナ素子は、前記回路基板の基板面に沿う方向に間隔を介して並設されている請求項1に記載のアンテナ装置。
  4. 前記給電アンテナ素子と前記無給電アンテナ素子は同一形状あるいは略同一形状である請求項1又は請求項2又は請求項3に記載のアンテナ装置。
  5. 前記誘導性素子は、前記無給電アンテナ素子の共振周波数を前記給電アンテナ素子の共振周波数よりも低くする方向に調整し前記無給電アンテナ素子および前記給電アンテナ素子による無線通信の周波数帯域を広帯域化する回路定数を持つ請求項1乃至請求項4の何れか一つに記載のアンテナ装置。
  6. 無線通信する信号を供給する給電源と、
    当該給電源を備える回路基板と、
    請求項1乃至請求項5の何れか一つに記載のアンテナ装置と
    を備えている無線通信装置。
  7. 無線通信する信号を供給する給電源に電気的に接続する給電アンテナ素子と電磁結合する無給電アンテナ素子を、前記給電アンテナ素子が設けられている回路基板と共通の回路基板に設け、
    前記回路基板に形成されている基準電位を持つグラウンド層に接続する前記無給電アンテナ素子の接地部は、誘導性を示す誘導性素子に接続し、当該誘導性素子を介して前記グラウンド層に電気的に接続され、前記誘導性素子の誘導リアクタンスを調整することによって、前記給電アンテナ素子および前記無給電アンテナ素子による無線通信の周波数帯域の帯域幅を調整する帯域調整方法。
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