JP4905537B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話などの電子機器に用いられるアンテナ装置に関するものである。
従来、携帯電話などの電子機器に用いられるアンテナとして、チップアンテナが用いられ、一方の端子が給電され、他方の端子を開放端としていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−31913号公報
しかしながら、上記従来の技術では、他方の端子を開放端としているため、チップアンテナの近傍に金属板があったり、グランドがあったりすると、通信特性が劣化し、外界の影響を受けるという問題があった。
また、上記外界の影響を小さくしようとするとチップアンテナ自身のサイズが大きくなり、チップアンテナを搭載した機器全体の小型化の妨げになっていた。
そこで、本発明は上記従来の問題を鑑みて、アンテナのサイズを小さくしつつ、外界からの影響を受けにくいアンテナ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、基板と、基板上に設けられた基体と、基体に形成された導電膜と、導電膜を第1の導電膜と第2の導電膜とに電気的に分割するギャップ部と、第1の導電膜に接続され、基板上に設けられた給電部、第2の導電膜導体を介して接続されるグランド部と、を備え、ギャップ部は基体の中央に配置され、給電部、第1の導電膜、ギャップ部、第2の導電膜、導体、グランド部の順に直列に接続され、ギャップ部の容量成分をC、第2の導電膜のインダクタ成分をL1、導体のインダクタ成分をL2とすると、通信周波数fは所定の関係式で成り立つことを特徴とするアンテナ装置とした。
これにより、アンテナのサイズを小さくしつつ、外界からの影響を受けにくいアンテナ装置を提供することができる。
本発明の実施例1におけるアンテナの概観図 本発明の実施例1におけるアンテナ装置の概観図 本発明の実施例1におけるアンテナ装置の回路図 本発明の実施例1におけるアンテナ装置の特性図 本発明の実施例1におけるアンテナの概観図 本発明の実施例1におけるアンテナの概観図 本発明の実施例2におけるアンテナの概観図 本発明の実施例2におけるアンテナ装置の概観図 本発明の実施例2におけるアンテナ装置の回路図
本発明のアンテナ装置は、板上に設けられた基体と、基体に形成された導電膜と、導電膜を第1の導電膜と第2の導電膜とに電気的に分割するギャップ部と、を備え、第1の導電膜は基板上に設けられた給電部に接続され、第2の導電膜導体を介してグランド部に接続され、給電部、第1の導電膜、ギャップ部、第2の導電膜、導体、グランド部の順に直列に接続され、ギャップ部の容量成分をC、第2の導電膜のインダクタ成分をL1、導体のインダクタ成分をL2とすると、通信周波数fは所定の関係式で成り立つことを特徴とする。
これにより、アンテナのサイズを小さくしつつ、外界からの影響を受けにくくするこができる。
また、基体に形成された第3の導電膜と、基体に形成され第4の導電膜と、第3の導電膜と第4の導電膜との間に設けられた別のギャップ部と、を更に備え、第3の導電膜は基板上に設けられた別の給電部に接続され、の導電膜別の導体を介して別のグランド部に接続され、別の給電部、第3の導電膜、別のギャップ部、第4の導電膜、別の導体、別のグランド部の順に直列に接続され、別のギャップ部の容量成分をC2、第4の導電膜のインダクタ成分をL3、別の導体のインダクタ成分をL4とすると、通信周波数f’は所定の関係式で成り立つことを特徴とする。
これにより、1つのアンテナで複数の周波数を送受信することができる。
また、給電部と別の給電部とは一体であることにより、導体パターンの構造を簡単にすることができ、異なる周波数の調整を容易に行うことができる。
また、導体と別の導体とは、一体であり、かつグランド部と別のグランド部とは一体であることにより、異なる周波数を同時に調整することができる。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
(実施例1)
本発明のアンテナ装置について、図1、2を用いて説明する。図1は、本発明の実施例1におけるアンテナの概観図、図2は、本発明の実施例1におけるアンテナ装置の概観図である。
図1において、チップアンテナ1は、全面に導電膜を形成した基体2と、基体2の両端に設けられた端子3、4と、基体2の外周に渡って設けられたギャップ5により構成されており、基体2に形成された導電膜は、ギャップ5によって端子3側の第1の導電膜6と、端子4側の第2の導電膜7とに分かれている。
なお、上記チップアンテナ1のサイズは、1mm×1mmの正方形状で、長さが5mmとなっているが、他のサイズでも構わない。
また、基体2に形成した導電膜は、膜厚が4μmから24μmで平均が16μmとなっており、またギャップ5の間隔は15〜1000μmで本実施例では20μmとしている。
また、ギャップ5の位置は、本実施例では、チップアンテナ1の中央に配置しているが、設計に応じて適宜変更することができる。
ここで、基体2について詳細に説明する。基体2は絶縁性を有する材料で構成され、基体2の構成材料としては、チタン酸バリウム、アルミナ、アルミナを主成分とした材料、酸化シリコンなどの材料が好適に用いられ、アルミナやアルミナを主成分とする材料を用いることで、高周波に対応できる電子部品を得ることができ、しかも強度なども高く、加工性もよく、本実施例ではアルミナを用いている。
また、上記導電膜は、銅、銀、金、ニッケルなどの導電材料で構成され、単層または複数積層され、導電性を有する表面が形成され、電膜はめっき、蒸着、スパッタ、ペースト、CVD法、印刷法などが用いられ、本実施例では、銅めっきにより導電膜を形成している。
ギャップ5については、上記導電膜を形成後、本実施例では、レーザートリミングにより、基体2を回転させながら形成しているが、エッチングなどの他の方法であっても良い。
なお、図1においては、基体2は四角形状で表されているが、円柱状体や多角柱状体でも良い。
また、本実施例では基体2の全面に導電膜を形成しているが、端子3、端子4の端面を除く全周に形成してもよく、第1の導電膜6、第2の導電膜7が形成できれば良い。
また、チップアンテナ1は平板状の板の一面に導電膜を形成し、導電膜にギャップを作って作製することも可能である。
また、本実施例では、基板上に実装する際に実装しやすいように段落ちを設け、第1の導電膜6、第2の導電膜7の部分を端子3、4より低くしてある。
図2は、このチップアンテナ1を基板8上に搭載したときの図であり、基板8にはランドパターンを形成してあり、このランドパターンは、基板8の外周に設けたグランドパターン9と、端子3に接続する導体パターン10と、端子4に接続する導体パターン11とにより構成されている。
この基板8上にチップアンテナ1を実装し、導体パターン10には図示しない給電部から給電され、チップアンテナ1に給電される。また、導体パターン10には、マッチング素子12を介してグランドパターン9と接続されている。また、導体パターン11は、端子4、グランドパターン9と接続されチップアンテナ1をグランドに落としている。
次に、上記構成におけるアンテナ装置の動作を図3、図4を用いて説明する。図3は、本発明の実施例1におけるアンテナ装置の回路図、図4は、本発明の実施例1におけるアンテナ装置の特性図であり、図3の回路図は、例えば1.5GHz(GPS)や、2.4GHzなどの高周波における等価回路図である。
なお、本実施例における高周波は、上記周波数に限らず、携帯電話などに用いられる600MHz以上の周波数を指すものである。
つまり、図3に示すように、上記高周波を送受信するアンテナ装置では、チップアンテナ1の第1の導電膜6、第2の導電膜7と給電部から端子3までを電気的に接続する導体パターン10、端子4からグランドパターン9までを電気的に接続する導体パターン11をコイルとして見なすことできる。
図3において、チップアンテナ1に電力を供給する給電部13から、導体パターン10、第1の導電膜6、ギャップ5、第2の導電膜7、導体パターン11、グランドパターン9の順に直列に接続され、給電部13と導体パターン10との間にはマッチング素子12が接続され、マッチング素子12は、グランドパターン9にも接続されている。
上記回路構成において、本実施例のアンテナ装置は、ギャップ5の容量成分をC、第2の導電膜7のインダクタ成分をL1、導体パターン11のインダクタ成分をL2とすると、周波数fは(数1)のようになる。
つまり、本実施例におけるアンテナ装置の通信周波数は、給電部13からギャップ5までのインダクタ成分がほとんど影響せず、ギャップ5からグランドパターン9までの容量およびインダクタ成分、つまり、ギャップ5、第2の導電膜7、導体パターン11によって決まっている。
ここで、この給電部13からギャップ5までのインダクタ成分がほとんど影響しない点について、図4を用いて説明する。図4は、本発明の実施例1におけるアンテナ装置の特性図である。
なお、図4において、上述したチップアンテナ1を用い、図2のように搭載し、ランドパターンのサイズは、3mm×8mmとした。
図4(a)は、端子4とグランドパターン9との間に2.7nHのチップインダクタを挿入したときの周波数グラフであり、横軸が周波数となっている。
このとき、チップインダクタ挿入前は、2167MHzだったものが、チップインダクタ挿入後は2008MHzとなり、チップインダクタを挿入したことで、159MHz周波数が変動していることがわかる。
次に、図4(b)は、給電部13と端子3との間に2.7nHのチップインダクタを挿入したときの周波数グラフであり、横軸が周波数となっている。
このとき、チップインダクタ挿入前は、2168MHzだったものが、チップインダクタ挿入後は2161MHzとなり、チップインダクタを挿入したことで、7MHz周波数が変動していることがわかる。
つまり、端子4とグランドパターン9との間、つまりギャップ5からグランドパターン9との間にチップインダクタを挿入すると周波数が大きく変動し、給電部13と端子3との間、つまり給電部13とギャップ5との間にチップインダクタを挿入すると周波数がほとんど変動しないことから、給電部13とギャップ5との間のインダクタ成分は、アンテナ装置の周波数を決定する上で、ほとんど無視することができ、上記(数1)のようになることがわかる。
以上のように、アンテナ装置の周波数が決まることから、本実施例の特徴点について以下詳細に説明する。
本実施例において、チップアンテナ1には、アンテナ装置の周波数を決めるギャップ5の容量成分C、第2の導電膜7のインダクタ成分L1を持つため、この値を調整することにより所望の周波数のチップアンテナを作製することができる。
つまり、基板8上の導体パターン11などを変更することなく、チップアンテナ1の調整のみで容易に周波数を調整することができる。
特に、本実施例のチップアンテナ1は、基体2の表面にめっきにより導電膜を形成し、レーザートリミングで作製しているため、レーザートリミングの位置を変更するだけで、インダクタ成分L1を変更でき、レーザートリミングの幅を変更することで、容易に容量成分Cを変更することができ、所望の周波数に合わせることができる。
上記チップアンテナ1のギャップ5の形状について、図5、図6を用いて説明する。図5は、本発明の実施例1におけるアンテナの概観図であり、図6は、本発明の実施例1におけるアンテナの概観図である。
図5において、レーザートリミングによるギャップの経路を長くし、ギャップ5の容量成分を稼ぐため、一度基体2の長手方向にトリミングを行い、階段状のギャップ5を形成している。
また、図6も同様に、レーザートリミングによるギャップの経路を長くし、ギャップ5の容量成分を稼ぐため、ジグザグにギャップ5を形成している。
上記のようにすることにより、チップアンテナ1のサイズを変更することなく、ギャップの容量成分を増やすことができるので、比較的低い周波数に調整する際に有用である。
(実施例2)
実施例2は、チップアンテナを2つの周波数に対応させた場合であり、図7〜図9を用いて説明する。なお、実施例1と同様の部分は実施例1を援用する。
図7は、本発明の実施例2におけるアンテナの概観図であり、図8は、本発明の実施例2におけるアンテナ装置の概観図である。
図7に示すように、本実施例では、チップアンテナを2つ結合したような形になっており、チップアンテナ21は、全面に導電膜を形成した基体22と、基体22の両端に設けられた端子23、端子24と、端子23、端子24の間に設けられた端子25、端子23、端子24、端子25の間にそれぞれ設けられたギャップ26、ギャップ27により構成されている。
また、上記基体22形成した導電膜は、それぞれギャップ26、端子25、ギャップ27によって、端子23側から順に第1の導電膜28、第2の導電膜29、第3の導電膜30、第4の導電膜31に分かれている。
なお、上記チップアンテナ21のサイズは、1mm×1mmの正方形状で、長さが8mmとなっており、端子23から端子25までの長さが5mm、端子25から端子24までの長さが3mmとなっているが、他のサイズでも構わない。
図8は、このチップアンテナ21を基板32上に搭載したときの図であり、基板32にはランドパターンを形成してあり、このランドパターンは、基板32の外周に設けたグランドパターン33と、端子23とグランドパターン33を接続する導体パターン34、端子25と接続する導体パターン35、端子24とグランドパターン33を接続する導体パターン34により構成されている。
この基板32上にチップアンテナ21を実装し、導体パターン35には図示しない給電部から給電され、チップアンテナ21に給電される。また、導体パターン35には、マッチング素子37を介してグランドパターン33と接続されている。
ここで、本実施例のチップアンテナ21は、2つの周波数に対応しており、本実施例では端子23から端子25(左半分)がGPSの1.5GHz(以下、第1の周波数とする)のアンテナとして機能し、端子25から端子24(右半分)が2.4GHz(以下、第2の周波数とする)のアンテナとして機能する。
次に、上記構成におけるアンテナ装置の動作を図9を用いて説明する。図9は、本発明の実施例2におけるアンテナ装置の回路図であり、図9の回路図は、高周波における等価回路図である。
つまり、図9に示すように、上記高周波を送受信するアンテナ装置では、チップアンテナ21の第1の導電膜28、第2の導電膜29、第3の導電膜30、第4の導電膜31、導体パターン34、導体パターン35、導体パターン36をコイルとして見なすことできる。
図9において、まず、チップアンテナ21の左半分について見るとチップアンテナ21に電力を供給する給電部38から、導体パターン35、第2の導電膜29、ギャップ26、第1の導電膜28、導体パターン34、グランドパターン33の順に直列に接続されている。
上記構成において、まず、チップアンテナ21の左半分が送受信する周波数は、ギャップ26の容量成分をC1、第1の導電膜28のインダクタ成分をL1、導体パターン34のインダクタ成分をL2とすると、周波数f1は(数2)のようになり、チップアンテナ21の左半分の構成によって第1の周波数の送受信を行う。
次に図9において、まず、チップアンテナ21の右半分について見るとチップアンテナ21に電力を供給する給電部38から、導体パターン35、第3の導電膜30、ギャップ27、第4の導電膜31、導体パターン36、グランドパターン33の順に直列に接続されている。
上記構成において、まず、チップアンテナ21の右半分が送受信する周波数は、ギャップ27の容量成分をC2、第4の導電膜31のインダクタ成分をL3、導体パターン36のインダクタ成分をL4とすると、周波数f2は(数3)のようになり、チップアンテナ21の右半分の構成によって第2の周波数の送受信を行う。
以上の構成により、本実施例では、2つの周波数を1チップで実現することができる。
ここで、第1の周波数、第2の周波数との関係について、詳細に説明する。
本実施例では、第1の周波数を1.5GHz、第2の周波数を2.4GHzとし、第2の周波数は、第1の周波数と比較して1.6倍となっているので、1チップで実現するために端子25の位置を端子24寄りに配置して、第1の導電膜28の端子23側の端部から第2の導電膜29の端子25側の端部までの長さを、第3の導電膜30の端子25側の端部から第4の導電膜31の端子24側の端部までの長さより長くして、左半分のインダクタ成分を稼げるようにしてある。
なお、本実施例よりさらに第1の周波数と第2の周波数との比が大きい場合、インダクタ成分を差だけでは、第1の周波数と第2の周波数との差を実現できないため、図5、図6のような形状を取り容量成分を稼ぐことが必要である。
なお、ギャップ26、ギャップ27を同じ幅で形成する場合、インダクタ成分で調整することになるため、図7に示すように、ギャップ26、ギャップ27の位置を、端子間の中央にするのではなく、中央からずらして調整することになる。
また、ギャップ26、ギャップ27を同じ幅で形成する場合、インダクタ成分で調整することになるため、一般的に周波数が異なるため、そのギャップからグランドまでの電気長(線路長)が異なることになる。
なお、本実施例では端子25に給電しているが、両端の端子23、端子24に給電し、端子25をグランドに接続してもよく、この場合、ギャップ26、第2の導電膜29、導体パターン35によって第1の周波数が決まり、ギャップ27、第3の導体パターン30、導体パターン35によって第2の周波数が決まる。
また、本実施例では、2つの周波数に対応できるようにしているが、端子をさらに設けて、3つ以上の周波数に対応できるようにすることも可能である。
つまり、チップアンテナ本体に、対応する周波数より1つ多い端子を設け、それぞれの端子間にギャップを設けることで、多数の周波数に対応したチップアンテナを提供することができる。
本発明によれば、アンテナのサイズを小さくしつつ、外界からの影響を受けにくいアンテナ装置を提供することができるので、アンテナを搭載する電子機器に有用であり、特に携帯電話などの小型の電子機器に有用である。
1 チップアンテナ
2 基体
3、4 端子
5 ギャップ
6 第1の導電膜
7 第2の導電膜
8 基板
9 グランドパターン
10、11 導体パターン
12 マッチング素子
13 給電部
21 チップアンテナ
22 基体
23、24、25 端子
26、27 ギャップ
28 第1の導電膜
29 第2の導電膜
30 第3の導電膜
31 第4の導電膜
32 基板
33 グランドパターン
34、35、36 導体パターン
37 マッチング素子
38 給電部

Claims (1)

  1. 基板上に設けられた基体と、
    前記基体を形成された導電膜と、
    前記導電膜を第1の導電膜と第2の導電膜とに電気的に分割するギャップ部と、
    前記第1の導電膜に接続され、前記基板上に設けられた給電部
    前記第2の導電膜導体を介して接続されるグランド部と、を備え、
    前記ギャップ部は前記基体の中央に配置され、
    前記給電部、前記第1の導電膜、前記ギャップ部、前記第2の導電膜、前記導体、前記グランド部の順に直列に接続され、前記ギャップ部の容量成分をC、前記第2の導電膜のインダクタ成分をL1、前記導体のインダクタ成分をL2とすると、通信周波数fは以下の式で成り立つことを特徴とするアンテナ装置。
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