JP4905391B2 - 携帯端末 - Google Patents
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Description
前記入力キーは、所定の上下方向において対をなして配置される2つの第1ボタン部材と、前記上下方向と交差する左右方向において対をなして配置される2つの第2ボタン部材と、を有し、周方向において前記第1ボタン部材と前記第2ボタン部材とが交互に隣接して配置された十字キーからなり、
前記十字キーは、前記第1ボタン部材と前記第2ボタン部材とを連結する形態でそれぞれ前記撓み部が配置され、前記第1ボタン部材と前記第2ボタン部材との間の前記隙間がそれぞれ閉塞されており、
前記撓み部は、弾性変形可能な弾性部材からなり、且つ前記ボタン部材よりも軟質の材料によって構成され、各ボタン部材の側壁部における露出面側の端部に連結されており、
更に、2つの前記第1ボタン部材及び2つの前記第2ボタン部材がそれぞれ間隔をあけて配置され、隣接する前記第1ボタン部材と前記第2ボタン部材との間の前記隙間が前記十字キーの中心から外周まで連続して構成されており、この隙間を閉塞するように前記第1ボタン部材と前記第2ボタン部材との間において前記十字キーの中心から外周まで撓み部が配されていることを特徴とする。
本発明の「携帯端末」は、ICカード等の決済端末や、情報コードリーダ等の光学的情報読取装置を含むものである。
「外装ケース」は、単一のケース体によって構成されていてもよく、複数のケース体によって構成されていてもよい。
「環状形態」は、ボタン部材の並ぶ方向が所定の中心位置を中心とする環状であればよい。従って、中心位置に撓み部やボタン部材の一部が配置される環状形態であってもよく、中心位置に撓み部やボタン部材が配置されない環状形態であってもよい。
「独立して変位する」とは、各ボタン部材の押圧操作の際に、他のボタン部材が全く動かない構成を含むのは勿論のこと、各ボタン部材を、スイッチ手段をオンする程度に押圧操作したときに、他のボタン部材が微動する構成(スイッチ手段がオンしない程度にわずかに動く構成)も含む。
複数の前記スイッチ手段における各接触部がそれぞれ別体として構成され、各接触部が他の接触部に対して独立して変位する構成をなすことを特徴とする。
また、入力キーが、一対の第1ボタン部材と、一対の第2ボタン部材とを有する十字キーとして構成されており、第1ボタン部材と第2ボタン部材とを連結する形態でそれぞれ撓み部が配置され、第1ボタン部材と第2ボタン部材との間の隙間がそれぞれ閉塞されている。このようにすれば、入力キーを十字キーとして機能させつつ、ボタン部材間の閉塞、各ボタン部材の独立操作を共に実現できる好適例となる。
また、撓み部が弾性変形可能な弾性部材によって構成されているため、ボタン部材間の部位が良好に撓み変形すると共に、形状復帰も良好に行われることとなる。
さらに、撓み部は、各ボタン部材の側壁部における露出面側の端部に連結されているため、ボタン部材間において溝が存在しないか深さの浅い溝が存在することとなり、ボタン部材間に汚れ等の異物が残存し難くなる。また、意匠的にも優れた構成となる。
また、撓み部がボタン部材よりも軟質の材料によって構成されているため、ボタン部材についてはある程度硬く構成して形状を適切に保つことができ、撓み部については軟らかく構成してスムーズな撓み変形を実現できる。
以下、本発明の携帯端末を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、第1実施形態に係る携帯端末を概略的に例示する平面図である。図2は、図1の携帯端末における十字キーを拡大して示す拡大図である。図3は、図2の十字キーの断面概略図である。なお、図3は、図2のA−A断面を概略的に示すものであり、ボタン部材以外については断面構成を示している。図4は、図3の状態からボタン部材一つを押し下げた状態を説明する説明図である。
まず、図1を参照して携帯端末1の全体構成について説明する。本発明に係る携帯端末1は、例えばバーコードリーダ、二次元コードリーダ等の光学的情報読取装置、或いはICカード等を読み取る決済端末などとして構成されるものである。なお、以下の説明では、本発明を情報コードリーダに適用した例について説明する。
スイッチ31〜34は、「スイッチ手段」の一例に相当する。
本実施形態の携帯端末1では、十字キー10において、複数のボタン部材11〜14が所定の中心位置P1を囲む環状形態で配置されており、周方向に隣接するボタン部材同士を連結する撓み変形可能な撓み部20が設けられている。そして、その撓み部20により、隣接するボタン部材間の隙間がそれぞれ閉塞されている。従って、複数のボタン部材を環状に配置した十字キー10を実現しつつ、そのボタン部間の隙間を良好に閉塞でき、隙間に異物が侵入する等の弊害を防止できると共に、意匠的にも優れた構成となる。また、各ボタン部材に対する押圧操作の際に撓み部20が撓み変形し、各ボタン部材が他のボタン部材に対して独立して変位するように構成されている。従って、上記のような閉塞を実現しつつ、各ボタン部材の操作の際に他のボタン部材が連動するようなことを効果的に抑制でき、各ボタン部材を正確に操作しやすくなる。
以下、参考例について説明する。
図5は参考例の要部を概略的に例示する断面図であり、図6は、図5の構成においてボタン部材の一つを押し下げた状態を説明する説明図である。なお、図5は、図3の構成の変形例を示すものであり、本参考例の構成は、撓み部の構成のみが第1実施形態と異なり、それ以外は第1実施形態と同一である。よって異なる部分について重点的に説明することとし、同一の部分については第1実施形態と同一の符号を付し詳細な説明は省略する。なお、本参考例の全体構成は図1と同様であるため、適宜図1を参照して説明する。
また、撓み部120が厚肉部120bとヒンジ部120aとを有しており、ヒンジ部120aを支点として厚肉部120bがボタン部材に対して回動するように構成されている。このようにすれば、撓み部120がボタン部材に対して撓み変形する構造を好適に実現できる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
2…外装ケース
2a…開口
10、110、210、310…十字キー(入力キー)
11,13…ボタン部材(第2ボタン部材)
12,14…ボタン部材(第1ボタン部材)
11a,13a…露出面
11b,13b…側壁部
20、120、220、320…撓み部
31〜34…スイッチ手段
31a,33a…接触部
31b,33b…固定端子(端子)
120a…ヒンジ部
120b…厚肉部
Claims (2)
- 外装ケースと、
複数のボタン部材を備え、これらボタン部材が前記外装ケースから露出する形態でそれぞれ変位可能に構成された入力キーと、
複数の前記ボタン部材にそれぞれ対応して設けられた複数のスイッチ手段と、
を有し、
各ボタン部材の押圧操作に応じて対応する各スイッチ手段が動作するように構成された携帯端末であって、
前記入力キーは、
複数の前記ボタン部材が所定の中心位置を囲む環状形態で配置され、
周方向に隣接する前記ボタン部材同士を連結する撓み変形可能な撓み部が設けられ、
前記撓み部により、隣接する前記ボタン部材間の隙間がそれぞれ閉塞されており、
各ボタン部材に対する押圧操作の際に前記撓み部が撓み変形し、各ボタン部材が他のボタン部材に対して独立して変位する構成をなし、
前記入力キーは、所定の上下方向において対をなして配置される2つの第1ボタン部材と、前記上下方向と交差する左右方向において対をなして配置される2つの第2ボタン部材と、を有し、周方向において前記第1ボタン部材と前記第2ボタン部材とが交互に隣接して配置された十字キーからなり、
前記十字キーは、前記第1ボタン部材と前記第2ボタン部材とを連結する形態でそれぞれ前記撓み部が配置され、前記第1ボタン部材と前記第2ボタン部材との間の前記隙間がそれぞれ閉塞されており、
前記撓み部は、弾性変形可能な弾性部材からなり、且つ前記ボタン部材よりも軟質の材料によって構成され、各ボタン部材の側壁部における露出面側の端部に連結されており、
更に、2つの前記第1ボタン部材及び2つの前記第2ボタン部材がそれぞれ間隔をあけて配置され、隣接する前記第1ボタン部材と前記第2ボタン部材との間の前記隙間が前記十字キーの中心から外周まで連続して構成されており、この隙間を閉塞するように前記第1ボタン部材と前記第2ボタン部材との間において前記十字キーの中心から外周まで撓み部が配されていることを特徴とする携帯端末。 - 各スイッチ手段は、対応する前記ボタン部材の露出面側とは反対側に取り付けられる接触部と、前記接触部と対向するように配置される端子と、を備え、対応する前記ボタン部材の変位に応じ、前記接触部が前記端子に対して接触又は離間する構成をなしており、
複数の前記スイッチ手段における各接触部がそれぞれ別体として構成され、各接触部が他の接触部に対して独立して変位する構成をなすことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
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Family Applications (1)
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2008
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