JP4904870B2 - 医療用針装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、輸液や輸血、体外血液循環等の処置の際に使用され、粘着テープを介して患者の皮膚上に固定される翼部を有する医療用針装置に関するものである。
血液透析療法など、輸液や輸血、体外血液循環等の処置の際には、粘着テープを介して患者の皮膚上に固定される翼部付きの医療用針装置が広く使用されている。
このような医療用針装置は、例えば、図11乃至図17に示すように、先端部10aに注射針11が装着された針基部10と、両側面部に一対の翼部21,22が結合された略円筒状の鞘部20とを備えている。鞘部20は、針基部10に外挿されていて、針基部10に対して回動自在であるとともに針基部10の延びる方向(図13では左右方向)に移動自在である。
また、針基部10の先端部10aの上部には突起部12が設けられ、突起部12は、鞘部20の上部において長手方向に延びるように設けられたガイド23に案内されるようになっている。また、ガイド23の後側には突起部12に当接して、鞘部20が針基部10に対して前側に移動することを阻止するストッパ24が設けられている。
また、翼部21,22の先端21a,22aは、翼部21,22の基端21b,22bよりも厚肉であり、翼部先端21aの表面には凸条25と条溝26が形成されるとともに、翼部先端22aの表面には条溝27と凸条28が形成され、翼部21,22の重ね合わせ時には、凸条25と条溝27が、また条溝26と凸条28がそれぞれ係合するようになっている。
なお、注射針11には保護用のキャップ30が被せられている。また、針基部10の後端部10bには輸液や輸血のためのチューブ100が接続されている。
このように構成された医療用針装置の使用方法について説明する。
(1)まず、図15及び図16に示すように、鞘部20の両側面部に設けられた一対の翼部21,22を閉じるように操作手指である親指と人差し指にて摘むように把持する。このとき、一対の翼部21,22は、表面に形成された凸条25と条溝27、及び条溝26と凸条28がそれぞれ係合して互いにずれないように表面同士が重ね合わされる。
(2)次に、注射針11からキャップ30を外して、注射針11を患者の血管に穿刺して血管を確保する。
(3)次に、図14に示すように、一対の翼部21,22を広げて両翼部21,22を患者の皮膚表面と接触させて、両翼部21,22と患者の皮膚表面を粘着テープ(図示しない)で固定する。
(4)そして、療法終了後、注射針11を患者より抜去し、医療用針装置を廃棄する。
この廃棄時に、図17に示すように、針基部10に対して鞘部20を、突起部12がストッパ24に当接するまで前側に移動させ、露出状態の注射針11を鞘部20内に収納して鋭利な部分を被覆することによって、穿刺事故防止を図っている。なお、注射針11を鞘部20内に収納することなく、医療用針装置をそのままの状態で廃棄したり、あるいは、注射針11に保護用のキャップ30を被せた後に廃棄するタイプの医療用針装置も知られている。
図11乃至図17に示した従来の医療用針装置においては、上述したように、鞘部20は針基部10に外挿され、針基部10の周りに回動自在でしかも針基部10の延びる方向(図13では左右方向)に移動自在で針基部10と鞘部20とは直接固定されていないので、穿刺時に鞘部20の両翼部21,22を閉じるように親指と人差し指にて摘んで把持した場合、その把持力を鞘部20から針基部10へ、そして注射針11へ十分に伝えるには、比較的強い力が必要であった。
そこで、図18に示すように、両翼部21,22の基端21b,22bの表面に突起31,32を設けるとともに、針基部10の両側面に貫通孔13,14を形成し、穿刺時に鞘部20の両翼部21,22を閉じるように親指と人差し指にて摘んで把持した場合に、図19に示すように、突起31,32が貫通孔13,14にそれぞれ嵌合する構成のものが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
これによれば、穿刺時に針基部10と鞘部20とが直接固定されるので、把持力が注射針11へ伝わり、注射針11を十分な力で保持することができる。
特開2001−293087号公報 特開2003−116991号公報
しかしながら、図18及び図19に記載した医療用針装置によれば、両翼部21,22に突起31,32を新たに設ける必要があるとともに、鞘部20の両側面に貫通孔13,14を形成する必要があるので、構造が比較的複雑で製造が煩雑になってしまう。
一方、医療従事者の中で、翼部21,22は患者の皮膚表面に接触する部分であり、最小限のテープによる接触面積が確保できればよいので、可能な限り小型化したいとの要望がある。また、翼部21,22は鞘部20の両側面から横方向に突出していて、翼部21,22が大きいと装置全体が大きくなり、包装時や廃棄時に嵩張るという問題もある。
また、翼部21,22を小型化することができればコストを削減できるので、メーカー側からも要望がある。
これに対して、従来の医療用針装置によれば、翼部21,22はテープを介して患者の皮膚表面に固定するときに使用される以外に、穿刺時に親指と人差し指で摘むようにして把持される把持部としての機能を有しているので、把持可能な程度の大きさは必要とされる。
そこで、本発明者らは、翼部の把持部としての機能を消失させることによって翼部の大きさを最小限にするとともに、そのかわりに把持部を翼部以外の部位に設けることに着目した。
本発明の目的とするところは、翼部の大きさを最小限にするとともに、特に複雑な機構を設けることなく、注射針を十分な力で保持することのできる医療用針装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、先端部(10a)に注射針(11)が装着された針基部(10)と、該針基部(10)に外挿されるとともに翼部(51,52)が結合された略円筒状で、穿刺操作時に指で摘んで把持される鞘部(50)と、備え、
前記鞘部(50)の指で摘まれる両側面の位置に指のはらの一部分が前記針基部(10)に触れる程度の大きさの穴(55,56)をあけて、前記穿刺操作時に前記針基部(10)に接触するようにして把持するその把持力を前記穴(55,56)を介して前記針基部(10)に直接伝えて針基部(10)に対する前記鞘部(50)の回転方向及び針基部(10)の延びる方向への移動による動きを阻止したことを特徴にする。
また請求項2に係る発明は、先端部(10a)に注射針(11)が装着された針基部(10)と、該針基部(10)に外挿されるとともに翼部(51,52)が結合された略円筒状で、穿刺操作時に指で摘んで把持される鞘部(50)と、備え、
前記鞘部(50)の指で摘まれる両側面の位置に湾曲又は屈曲したスリット(61,62)を設けてそのスリット(61,62)で囲まれた部分(63,64)を前記針基部(10)側に押し込み可能な可動片にして、前記穿刺操作時に前記可動片を押し込むようにして把持するその把持力を前記可動片を介して前記針基部(10)に伝えて針基部(10)に対する前記鞘部(50)の回転方向及び針基部(10)の延びる方向への移動による動きを阻止したことを特徴にする。
また請求項3に係る発明は、前記スリット(61,62)の形状は、略U字形又は略V字形であることを特徴にする。
また請求項4に係る発明は、先端部(10a)に注射針(11)が装着された針基部(10)と、該針基部(10)に外挿されるとともに翼部(51,52)が結合された略円筒状で、穿刺操作時に指で摘んで把持される鞘部(50)と、備え、
前記鞘部(50)の指で摘まれる両側面の位置を他の部位の肉厚(S)と比較して薄肉な薄肉部にして、前記穿刺操作時に把持力を前記薄肉部を介して前記針基部(10)に伝えて針基部(10)に対する前記鞘部(50)の回転方向及び針基部(10)の延びる方向への移動による動きを阻止したことを特徴にする。
なお、括弧内の記号は、図面及び後述する発明を実施するための最良の形態に記載された対応要素または対応事項を示す。
本発明の医療用針装置によれば、穿刺時に操作者は、従来のように、一対の翼部を重ね合わせて把持するものではなく、鞘部にあけられた穴,鞘部に設けられたスリットで囲まれた部分,あるいは、鞘部に設けられた薄肉部を把持するだけで、その把持力は、針基部から、針基部に装着された注射針に大きく伝わる。
これによって、注射針は十分な力で保持されるので、従来例で示したように、突起31,32を貫通孔13,14に嵌合させるといったような、特に複雑な機構を設けることなく安全かつ確実な穿刺操作が可能となる。
特に、鞘部にあけられた穴から、親指と人差し指で摘んで把持する場合には、指のはらの一部分が穴を通して針基部に直接触れるので、把持力は直接針基部に伝わり、より一層、安全かつ確実な穿刺操作が可能となる。
(第1実施形態)
図1乃至図5を参照して、本発明の第1実施形態に係る医療用針装置について説明する。なお、従来例(図11乃至図17)と同一部分には同一符号を付した。
この医療用針装置は、血液透析療法など、輸液や輸血、体外血液循環等の処置の際に使用される翼部付きの医療用針装置であり、翼部は粘着テープ(図示しない)で患者の皮膚表面に医療用針装置を固定するときに使用される。
本発明の第1実施形態に係る医療用針装置は、先端部10aに注射針11が装着された針基部10と、穿刺操作時に指で摘んで把持される鞘部50とを備えている。
鞘部50は、その両側面部に一対の翼部51,52が結合された略円筒状である。また、鞘部50は、針基部10に外挿されていて、針基部10に対して回動自在であるとともに針基部10の延びる方向(軸方向:図2では左右方向)に移動自在である。翼部51,52は、図3で示すように、鞘部50の両側面の先端下部に設けられている。
また、針基部10の先端部10aの上部には突起部12が設けられ、突起部12は、鞘部50の上部において長手方向に延びるように設けられたガイド53に案内されるようになっている。また、ガイド53の後側には突起部12に当接して、鞘部50が針基部10に対して前側に移動することを阻止するストッパ54が設けられている。
なお、注射針11には保護用のキャップ30が被せられている。また、針基部10の後端部10bには輸液や輸血のためのチューブ100が接続されている。
また、鞘部50は、針基部10の先端部10aと後端部10bの間で、先端部10a及び後端部10bの径よりも小さい径の中間部に外挿されていて、先端部10aと後端部10bが鞘部50の、針基部10の延びる方向への移動を規制している。これにより、通常は、鞘部50は、針基部10の先端部10aを越えてさらに前側に移動しないが、過度の力を加えることにより、図4に示すように、針基部10の先端部10aを越えてさらに前側に移動することができるようになっている。
そして、穿刺操作時に指で摘んで把持される鞘部50の両側面の位置には、穴55,56がそれぞれあけられている。
穴55,56の形状は、前記軸方向に長軸を有する楕円形状であり、親指と人差し指で摘んで把持するときに、指のはらの一部分が針基部10に直接触れる程度の大きさにしている。
なお、穴55,56の形状は、楕円形状に特定されるものではなく、例えば、鞘部50の両側面の外表面から内表面側に向かって漸次縮径してなるすり鉢形状等の形状であってもよい。
また、鞘部50に対する穴55,56の位置は、鞘部50の側面で翼部51,52が設けられた位置を避けた部位であればよい。
また、翼部51,52は、粘着テープを介して患者の皮膚上に固定されるときだけに使用され、従来例で示したように把持される部分ではないので、その大きさは、従来例で示した翼部21,22の半分程度のものである。よって、従来例で示した翼部21,22のように、穿刺操作時に両翼部51,52を重ね合わせて指で摘んで把持可能な程度の大きさではなく、粘着テープで固定しうることだけを考えて小型化したものである。しかも翼部51,52の厚さは翼部21,22の翼部基端21b,22bと同程度の薄肉のものである。
ここでは、翼部51,52の形状を四角形状としたが、粘着テープで固定しうる程度のものであればよいのでその形状に限定されるものではなく、例えば、半円形状等のものであってもよい。
次に、本発明の第1実施形態に係る医療用針装置の使用方法について説明する。
(1)まず、鞘部20の両側面部に設けられた穴55,56を操作手指である親指と人差し指にて摘むように把持する。このとき、指のはらの一部分が穴55,56を通して針基部10に直接触れるので、把持力は直接針基部10に伝わり、その先端部10aに装着された注射針11にも伝わる。
(2)次に、注射針11からキャップ30を外して、注射針11を患者の血管に穿刺して血管を確保する。このとき、注射針11には操作者の把持力が大きく伝わるので、針基部10に対する鞘部50の回転方向及び針基部10の延びる方向への移動による動きは阻止される。よって、注射針11を十分な力で保持しながら穿刺操作を行うことができる。
(3)次に、両翼部51,52を患者の皮膚表面と接触させて、両翼部51,52と患者の皮膚表面を粘着テープ(図示しない)で固定する。
(4)そして、療法終了後、注射針11を患者より抜去し、医療用針装置を廃棄する。
この廃棄時に、図4に示すように、針基部10に対して鞘部50を、突起部12がストッパ54に当接するまで前側に移動させ、露出状態の注射針11を鞘部50内に収納して鋭利な部分を被覆することによって、穿刺事故防止を図っている。
以上のように構成された医療用針装置によれば、穿刺時に操作者は、従来のように、一対の翼部を重ね合わせて把持するものではなく、鞘部50にあけられた穴55,56から直接針基部10に接触するようにして把持するので、針基部10に装着された注射針11は十分な力で保持され、安全かつ確実な穿刺操作が可能となる。
これにより、翼部は把持用には使用されず、医療用針装置を患者の皮膚表面に粘着テープで固定させるためだけに使用されるので、翼部を小型化することができる。
(第2実施形態)
次に、図6を参照して、本発明の第2実施形態に係る医療用針装置について説明する。
第1実施形態では、図5に示すように、鞘部50の両側面に穴55,56をあけることによって、操操者の把持力を直接針基部10に伝えるようにしたが、第2実施形態では、図6に示すように、鞘部50の両側面に穴をあけるのではなく、鞘部50の指で摘まれる両側面の位置の肉厚Tを他の部位の肉厚Sと比較して薄肉にしたものである。その他は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
このように、穿刺操作時に把持する位置を薄肉とすることによって把持力を針基部10に集中して伝えることができるので、針基部10に対する鞘部50の回転方向及び針基部10の延びる方向への移動による動きを阻止することができ、安全かつ確実な穿刺操作が可能となる。更に、図6に示したように、前記薄肉部は鞘部50の外表面が凹部となるように形成された薄肉部であれば、把持力が伝達しやすいので、より好ましい態様である。
(第3実施形態)
次に、図7乃至図9を参照して、本発明の第3実施形態に係る医療用針装置について説明する。
第1実施形態では、図5に示すように、鞘部50の両側面に穴55,56をあけることによって、操操者の把持力を直接針基部10に伝えるようにしたが、第3実施形態では、図7及び図8に示すように、鞘部50の両側面に穴をあけるのではなく、鞘部50の指で摘まれる両側面の位置に湾曲した略U字状のスリット61,62を設け、そのスリット61,62で囲まれた部分63,64を針基部10側に押し込み可能な可動片にしたものである。その他は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
このように、穿刺操作時に把持する位置に針基部10側に押し込み可能な可動片を設けることによって把持力を針基部10に集中して伝えることができるので、針基部10に対する鞘部50の回転方向及び針基部10の延びる方向への移動による動きを阻止することができ、安全かつ確実な穿刺操作が可能となる。
なお、スリット61,62の形状と可動片63,64の形状は、例えば、図9に示すように、略V字状のスリット61,62にする等、種々のものが考えられるので特に限定されるものではない。
(第4実施形態)
次に、図10を参照して、本発明の第4実施形態に係る医療用針装置について説明する。
第1実施形態では、図2及び図3に示すように、翼部51,52を鞘部50の両側面の先端下部に設け、翼部51,52の付け根より後側、鞘部50の略中央部に穴55,56を形成するようにしたが、翼部51,52を把持するものではないので、翼部51,52を針基部10に装着された注射針11側に設ける必要はない。
そこで、第4実施形態では、図10に示すように、鞘部50の先端側面に穴55,56をあけ、その後側に翼部51,52を設けたものである。その他は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
これによれば、針基部10に装着された注射針11に直接把持力が伝わるので、一層、針基部10に対する鞘部50の回転方向及び針基部10の延びる方向への移動による動きを阻止することができ、安全かつ確実な穿刺操作が可能となる。
なお、第4実施形態における穴55,56にかえて、その位置に、第2,第3実施形態で述べたような薄肉部や、スリット及び可動片を設けるようにしてもよい。
第1乃至第3実施形態では、鞘部50に結合する翼部を一対の翼部51,52としたが、翼部は、粘着テープを介して患者の皮膚上に固定されるときだけに使用され、従来例で示したように、把持される部分ではないので、必ずしも一対でなくてもよい。よって、例えば、翼部を、鞘部50の側面に形成された一つの、すなわち右側の翼部51だけ、あるいは、左側の翼部52だけにすることもできる。
また、針基部10に対して鞘部50を、突起部12がストッパ54に当接するまで前側に移動させ、露出状態の注射針11を鞘部50内に収納して鋭利な部分を被覆するようにしたが、注射針11を鞘部50内に収納することなく、医療用針装置をそのままの状態で廃棄したり、あるいは、注射針11に保護用のキャップ30を被せた後に廃棄させてもよい。この場合、ストッパ54付きのガイド53や突起部12は不要となる。
本発明の第1実施形態に係る医療用針装置を分解して示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る医療用針装置を示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る医療用針装置を示す側面図である。 本発明の第1実施形態に係る医療用針装置で鞘部で注射針を覆った状態を示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る医療用針装置でキャップを外した状態を示す、図2のA−A線拡大断面図である。 本発明の第2実施形態に係る医療用針装置でキャップを外した状態を示す、図2のA−A線拡大断面図である。 本発明の第3実施形態に係る医療用針装置を示す平面図である。 本発明の第3実施形態に係る医療用針装置を示す側面図である。 本発明の第3実施形態に係る他の医療用針装置を示す側面図である。 本発明の第4実施形態に係る他の医療用針装置を示す平面図である。 従来例に係る医療用針装置を分解して示す平面図である。 図11に示す針基部の側面図である。 従来例に係る医療用針装置を示す平面図である。 従来例に係る医療用針装置でキャップを外した状態を示す正面図である。 従来例に係る医療用針装置で翼部を重ね合わせて把持する状態を示す側面図である。 従来例に係る医療用針装置でキャップを外し、翼部を重ね合わせて把持する状態を示す正面図である。 従来例に係る医療用針装置で鞘部で注射針を覆った状態を示す平面図である。 別の従来例に係る医療用針装置でキャップを外した状態を示す正面図である。 別の従来例に係る医療用針装置でキャップを外し、翼部を重ね合わせて把持する状態を示す正面図である。
符号の説明
10 針基部
10a 先端部
10b 後端部
11 注射針
12 突起部
13 貫通孔
14 貫通孔
20 鞘部
21 翼部
21a 翼部先端
21b 翼部基端
22 翼部
22a 翼部先端
22b 翼部基端
23 ガイド
24 ストッパ
25 凸条
26 条溝
27 条溝
28 凸条
30 キャップ
31 突起
32 突起
50 鞘部
51 翼部
52 翼部
53 ガイド
54 ストッパ
55 穴
56 穴
61 スリット
62 スリット
63 可動片
64 可動片
100 チューブ

Claims (4)

  1. 先端部に注射針が装着された針基部と、
    該針基部に外挿されるとともに翼部が結合された略円筒状で、穿刺操作時に指で摘んで把持される鞘部と、備え、
    前記鞘部の指で摘まれる両側面の位置に指のはらの一部分が前記針基部に触れる程度の大きさの穴をあけて、前記穿刺操作時に前記針基部に接触するようにして把持するその把持力を前記穴を介して前記針基部に直接伝えて針基部に対する前記鞘部の回転方向及び針基部の延びる方向への移動による動きを阻止したことを特徴にする医療用針装置。
  2. 先端部に注射針が装着された針基部と、
    該針基部に外挿されるとともに翼部が結合された略円筒状で、穿刺操作時に指で摘んで把持される鞘部と、備え、
    前記鞘部の指で摘まれる両側面の位置に湾曲又は屈曲したスリットを設けてそのスリットで囲まれた部分を前記針基部側に押し込み可能な可動片にして、前記穿刺操作時に前記可動片を押し込むようにして把持するその把持力を前記可動片を介して前記針基部に伝えて針基部に対する前記鞘部の回転方向及び針基部の延びる方向への移動による動きを阻止したことを特徴にする医療用針装置。
  3. 前記スリットの形状は、略U字形又は略V字形であることを特徴にする請求項2に記載の医療用針装置。
  4. 先端部に注射針が装着された針基部と、
    該針基部に外挿されるとともに翼部が結合された略円筒状で、穿刺操作時に指で摘んで把持される鞘部と、備え、
    前記鞘部の指で摘まれる両側面の位置を他の部位の肉厚と比較して薄肉な薄肉部にして、前記穿刺操作時に把持力を前記薄肉部を介して前記針基部に伝えて針基部に対する前記鞘部の回転方向及び針基部の延びる方向への移動による動きを阻止したことを特徴にする医療用針装置。
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