JP4902613B2 - 中空柱の排水機構および該排水機構の中空柱への組込方法 - Google Patents

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本発明は、下部の所定長部分が地中に埋設されて地上に立設されたコンクリート製電柱や鋼管柱等の中空柱の内部に侵入する水を集めて中空柱の底に排水する中空柱の排水機構および該排水機構の中空柱への組込方法に関する。
コンクリート製電柱や鋼管柱等の中空柱は、その上端部を蓋などで閉塞されているが、完全に閉塞されているとは限らず、蓋をした隙間などから雨水などが中空柱内に侵入する。また、コンクリート製電柱の外周面にはアース孔や足場ボルト装着用の孔等が設けられていることが多いが、このような孔からも雨水が中空柱内に侵入する。
特開2007-77613号公報
上述したように、中空柱内に雨水などが侵入すると、内部に使用されている鉄などの金属が腐食し、中空柱の構造が弱くなるという問題がある。
詳しくは、鋼管柱は全体が金属で構成されているため、特に雨水によって腐食しやすいが、コンクリート製電柱でも外周部は鉄筋の骨組みの上にコンクリートを固めて構成されているものであるため、このコンクリート内の鉄筋が中空柱内に侵入した雨水で腐食する。また、中空柱の内部には補強などのために鉄などの金属が使用されているが、この金属が雨水で腐食するし、また金属で補強された中空柱を更に強く補強するために中空柱の内部にモルタルを投入して金属と一体的に補強することも行なわれるが、中空柱内に雨水が侵入すると、この雨水がモルタル内に染みこんでモルタルの間の金属のところまで侵入し、金属が腐食するという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、中空柱の内部の金属を腐食しないように中空柱の内部に侵入した水を導くように集めて中空柱の底に排水する中空柱の排水機構および該排水機構の中空柱への組込方法を提供することにある。
上記課題を達成するため、請求項1記載の中空柱の排水機構は、下部の所定長部分が地中に埋設されて地上に立設された中空柱の内部に侵入する水を集めて中空柱の底から排水する中空柱の排水機構であって、中空柱内に侵入する水を集めるように朝顔型に開いた開口部が中空柱の上部を向いて開口部の周縁部が中空柱の内壁に当接し、開口部から下方に向かってテーパ状に萎んで中空柱の中心軸に配設される小径の筒口から開口部で集めた水を排出するように中空柱の内部に配設される漏斗と、中空柱の中心軸に沿って配設されるように漏斗の筒口に上端が連結され、下端が中空柱の底部まで延出し、漏斗の筒口から排出される水を中空柱の底部まで通過させる筒体と、この筒体の下部に取り付け、筒体の下部を中空柱の中心軸に配設するガイド棒固定用治具と、筒体の下端に上端の小径の受水口が連結され、下端の広口部が中空柱の底に密着するように配設され、広口部を構成する周壁には水が通過する多数の孔が形成され、受水口および多数の孔から入ってくる水を広口部から中空柱の底に排出する排水部材とを有することを要旨とする。
請求項1記載の中空柱の排水機構では、朝顔型に開いた漏斗の開口部で中空柱内に侵入する水を集め、漏斗の小径の筒口から筒体を通して排水部材の受水口から排水部材内に導き、排水部材の広口部から中空柱の底に排水するため、電柱内に侵入した雨水などが電柱内の金属を使用している部位に流れて、金属が腐食し、電柱の構造が弱くなることを防止することができる。
請求項2記載の中空柱の排水機構は、前記筒体が、漏斗の筒口に連結パイプを介して上端が連結される上部パイプと、この上部パイプの下端に上端が挿入されて連結される中間パイプと、この中間パイプと同径であって、中間パイプの下端に連結パイプを介して上端が連結される長尺ガイドパイプと、この長尺ガイドパイプと同径であって、長尺ガイドパイプの下端に連結パイプを介して上端が連結され、下端が前記排水部材の受水口に連結される下部ガイドパイプとを有することを要旨とする。
請求項2記載の中空柱の排水機構では、筒体が漏斗の筒口に連結した上部パイプ、この上部パイプに挿入されて連結された中間パイプ、この中間パイプに連結された長尺ガイドパイプ、この長尺ガイドパイプに上端が連結され、下端が排水部材の受水口に連結された下部ガイドパイプで構成されるため、長い筒体でも短い複数のパイプに分割して、中空柱内に簡単に挿入できる。
請求項3記載の中空柱の排水機構は、前記ガイド棒固定治具が、筒体に対して放射状にかつ中空柱の周方向で均等に設けられた複数組の上腕部材と下腕部材を有し、各組の上腕部材の下端部と下腕部材の上端部が揺動自在に軸支され、各組の下腕部材の下端部は筒体に固定的に取り付けられた固定連結部材に揺動自在に取り付けられ、各組の上腕部材の上端部は筒体に対して上下方向に可動自在に取り付けられた可動連結部材に揺動自在に取り付けられ、各組の上腕部材の上端部が上方に移動した場合には、各組の上腕部材と下腕部材は真直ぐ伸びて筒体に寄り添うように細長く畳まれ、各組の上腕部材の上端部が下方に移動した場合には、各組の上腕部材の下端部と下腕部材の上端部の連結部は屈曲して中空柱の内壁に向かって延出し、各組の連結部が中空柱の内壁に当接した場合に筒体を中空柱の中心軸に配設することを要旨とする。
請求項3記載の中空柱の排水機構では、ガイド棒固定治具は複数組の上腕部材と下腕部材が真直ぐ伸びて筒体に寄り添うように細長く畳まれた状態と複数組の上腕部材と下腕部材の連結部が屈曲して中空柱の内壁に向かって延出した状態となり、連結部が屈曲して中空柱の内壁に向かって延出した状態では連結部が中空柱の内壁に当接して筒体を中空柱の中心軸に配設するため、筒体を中空柱の中心軸に一致するように容易に配設できるとともに、上腕部材と下腕部材が真直ぐ伸びて筒体に寄り添うように細長く畳まれた状態では、中空柱の狭い側部開口から中空柱内にガイド棒固定用治具を容易に挿入することができる。
請求項4記載の排水機構の中空柱への組込方法は、請求項1記載の排水機構を中空柱内に組み込む組込方法であって、漏斗を配設したい部分よりも少し下の中空柱の側部に中空柱の長手方向に細長い側部開口を形成する側部開口形成工程と、筒体の下端に排水部材を連結する排水部材連結工程と、筒体の下端の排水部材を連結された部分の真上にガイド棒固定用治具を取り付けるガイド棒固定用治具取付工程と、排水部材およびガイド棒固定用治具を取り付けられた筒体をガイド棒固定用治具を細長く畳んだ状態で排水部材側を下にして側部開口から斜めに中空柱内に挿入する挿入工程と、この挿入した筒体の下端の排水部材が中空柱の底に当接するまで中空柱内を徐々に下降させる下降工程と、この下降に従って細長く畳んだ状態のガイド棒固定用治具が中空柱の内壁に向かって徐々に開き、筒体の下端の排水部材が中空柱の底に当接すると、排水部材が取り付けられている筒体の下部はガイド棒固定用治具が開いて中空柱の内壁に当接することで中空柱の中心軸に配設される中心配設工程と、漏斗を縦にして側部開口から中空柱内に挿入し、中空柱内で正常な水平状態に戻す漏斗挿入工程と、水平状態に戻した漏斗の周縁部を中空柱の内壁に当接させるようにしながら漏斗の筒口に筒体の上端を連結する筒体連結工程とを有することを要旨とする。
請求項4記載の排水機構の中空柱への組込方法では、中空柱に側部開口を形成し、筒体の下端に排水部材を連結し、この排水部材の真上にガイド棒固定用治具を取り付け、ガイド棒固定用治具を細長く畳んだ状態で側部開口から斜めに中空柱内に挿入し、排水部材が中空柱の底に当接するまで中空柱内を徐々に下降させ、ガイド棒固定用治具が開いて中空柱の内壁に当接することで筒体を中空柱の中心軸に配設してから、漏斗を縦にして側部開口から挿入し、中空柱内で正常な水平状態に戻し、水平に戻した漏斗の周縁部を中空柱の内壁に当接させるようにしながら漏斗の筒口に筒体の上端を連結するため、長い筒体ばかりでなく、幅広のガイド棒固定用治具や漏斗でも、狭い中空柱内に簡単に挿入できるとともに、電柱内に侵入した雨水などが電柱内の至る所にに流れて、金属が腐食し、電柱の構造が弱くなることを防止することができる。
本発明の中空柱の排水機構によれば、朝顔型に開いた漏斗の開口部で中空柱内に侵入する水を集め、漏斗の小径の筒口から筒体を通して排水部材の受水口から排水部材内に導き、排水部材の広口部から中空柱の底に排水するので、電柱内に侵入した雨水などが電柱内の金属を使用している部位に流れて、金属が腐食し、電柱の構造が弱くなることを防止することができる。
また、本発明の排水機構の中空柱への組込方法によれば、中空柱に側部開口を形成し、筒体に排水部材を連結し、この排水部材の真上にガイド棒固定用治具を取り付け、ガイド棒固定用治具を細長く畳んだ状態で側部開口から斜めに中空柱内に挿入し、排水部材が中空柱の底に当接するまで徐々に下降させ、ガイド棒固定用治具が開いて中空柱の内壁に当接することで筒体を中空柱の中心軸に配設してから、漏斗を縦にして側部開口から挿入し、中空柱内で水平に戻した漏斗の周縁部を中空柱の内壁に当接させながら漏斗の筒口に筒体の上端を連結するので、長い筒体ばかりでなく、幅広のガイド棒固定用治具や漏斗でも、狭い中空柱内に簡単に挿入できるとともに、電柱内に侵入した雨水などが電柱内の至る所にに流れて、金属が腐食し、電柱の構造が弱くなることを防止することができる。
以下、図面を用いて、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態と称する)を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係わる中空柱の排水機構を組み込んだ中空柱であるコンクリート製電柱の内部構造を示す図である。同図に示す電柱1は、上部が省略されて図示されていないが、全長が例えば16mほどあり、その最下端1aから約2.6メートルほどの下部1bが地中10に埋設されて立設され、地上には残りの13.4mほどの部分が現れているが、その外周部は鉄筋とコンクリートにより形成される筒状である。
電柱1は、地中10に埋設された地中部分の下部1bと地上に立設された地上部分との境の地際から地上約2メートルの側面に例えば幅6センチメートル、長さ40センチメートル程度の側部開口1cが電柱1の長手方向に沿って形成されている。
本実施形態の中空柱の排水機構は、図1に示すように、側部開口1cの少し上の電柱1内に設けられた漏斗11を有する。この漏斗11は、図4,5に示すように、朝顔型に開いた開口部11aと、この開口部11aから下方に向かってテーパ状に萎んで電柱1の中心軸に配設される小径の筒口11bとを有する。
漏斗11は、図1に示すように、開口部11aの周縁部が電柱1の内壁に当接するように配設され、電柱1内を上方から流れてくる雨水などを開口部11aで集め、小径の筒口11bから下方に排出するようになっている。
この筒口11bの下端には、上部パイプ13の上端が連結されている。上部パイプ13は、図6に斜視図で示すように、その上端に小径の連結パイプ15を挿入され、この連結パイプ15により上部パイプ13の上端が筒口11bの下端に連結されている。すなわち、図2に詳しく断面を示すように、小径の連結パイプ15が筒口11bの下端と上部パイプ13の上端に挿入され、この連結パイプ15に対して小ねじ17、19を用いて、漏斗11の筒口11bおよび上部パイプ13が固定されている。
また、上部パイプ13の下端には、図1、2に示すように、小径の中間パイプ21の上端が挿入されて連結され、両者は小ねじ23で固定されている。中間パイプ21の下端は、図7にも示すように、連結パイプ25を介して中間パイプ21と同径の長尺ガイドパイプ27の上端に連結されている。連結パイプ25は、小ねじ28、29を用いて、中間パイプ21および長尺ガイドパイプ27を固定している。
長尺ガイドパイプ27の下端は、図3に示すように、図7に示した連結パイプ25と同様な連結パイプ31を介して長尺ガイドパイプ27と同径の下部ガイドパイプ33の上端に連結されている。この下部ガイドパイプ33の下端は、電柱1の底近くまで伸びている。連結パイプ31は、小ねじ35、37を用いて、長尺ガイドパイプ27および下部ガイドパイプ33を固定している。なお、上部パイプ13、中間パイプ21、長尺ガイドパイプ27および下部ガイドパイプ33は、これらを連結する連結部材や連結パイプとともに筒体を構成しているものである。
電柱1の底近くまで伸びた下部ガイドパイプ33の下端は、図9に拡大斜視図で示すように、排水部材39の上方に突出している小径の受水口39aの上端に連結され、小ねじ41で固定されている。排水部材39は、上部の小径の受水口39aに対して下部が大径の広口部39bとなり、この広口部39bの下端の開口部が電柱1の底に密着している。また、排水部材39の広口部39bを構成する周壁には雨水などが通過する多数の孔39cが形成され、受水口39aおよび多数の孔39cから広口部39b内に流入する水を電柱1の底に排出するようになっている。
なお、広口部39bの周壁に形成された多数の孔39cは、電柱1内において排水部材39の外側の周囲に溜まった水を広口部39b内に導いて電柱1の底に排出するとともに、逆に受水口39aから広口部39b内に流入して溜まって溢れた水を広口部39bから多数の孔39cを介して排水部材39の外の電柱1内に流出させるためにも役立つものである。
排水部材39の真上には、ガイド棒固定用治具43が取り付けられ、このガイド棒固定用治具43により長尺ガイドパイプ27、下部ガイドパイプ33および排水部材39を電柱1の中心軸に一致するように配設している。ガイド棒固定用治具43は、図3および図10,11に示すように、電柱1の中心軸となる長尺ガイドパイプ27、下部ガイドパイプ33に対して放射状にかつ電柱1の周方向で均等に設けられた複数組、本実施形態では3組の上腕部材43aと下腕部材43bとを有する。
このガイド棒固定用治具43は、各組の上腕部材43aの下端部と下腕部材43bの上端部が揺動自在に軸支されている。また、各組の下腕部材43bの下端部は、下部ガイドパイプ33に挿入され小ねじ47で下部ガイドパイプ33に固定された固定連結部材45の上側部に張り出した突起部45aに揺動自在に取り付けられている。
なお、図8は、この固定連結部材45を逆さに示しているものである。すなわち、図8に示す部材は、図8に示した状態に対して逆さの状態では固定連結部材45としてガイド棒固定用治具43の下端に取り付けられるが、以下に説明するようにガイド棒固定用治具43の上端に取り付けられる場合には、図8に示す状態で、可動連結部材49としてガイド棒固定用治具43の上端に取り付けられる。
更に、各組の上腕部材43aの上端部は、長尺ガイドパイプ27に対して上下方向に可動自在に取り付けられた図8に示すような可動連結部材49の下側部に張り出した突起部49aに揺動自在に取り付けられている。
そして、ガイド棒固定用治具43は、各組の上腕部材43aの上端部が可動連結部材49とともに長尺ガイドパイプ27に沿って上方に移動した場合には、各組の上腕部材43aと下腕部材43bは、図11に示すように、真直ぐ伸びて閉じ、長尺ガイドパイプ27、下部ガイドパイプ33に寄り添うように細長く畳まれる。また逆に、各組の上腕部材43aの上端部が可動連結部材49とともに長尺ガイドパイプ27に沿って下方に移動した場合には、各組の上腕部材43aの下端部と下腕部材43bの上端部の連結部51は、図1、図10に示すように、屈曲して電柱1の内壁に向かって延出し、各組の連結部51が電柱1の内壁に当接した場合に長尺ガイドパイプ27、下部ガイドパイプ33、排水部材39を電柱1の中心軸に一致するように配設することになる。
上述したように、本実施形態の排水機構を電柱1内に組み込むことにより、すなわち電柱1の側部開口1cの少し上に漏斗11を配設し、この漏斗11の筒口11bに上部パイプ13、中間パイプ21、長尺ガイドパイプ27、下部ガイドパイプ33からなる筒体を取り付け、この筒体の下端に排水部材39を取り付けて構成される排水機構を中空柱である電柱1内に組み込むことにより、電柱1の蓋をした頂部開口の隙間や電柱1の外周面のアース孔や足場ボルト装着用の孔などから電柱1内に流入し、電柱1内を上方から流れてくる雨水などを漏斗11の開口部11aで集め、上部パイプ13、中間パイプ21、長尺ガイドパイプ27、下部ガイドパイプ33からなる筒体を通過させ、排水部材39に集めて排水部材39の広口部39bから電柱1の底に排出するというように電柱1内に侵入した雨水などの流れを制御することができ、これにより電柱1内に侵入した雨水などが電柱1内の金属を使用している部位に流れて、金属が腐食し、電柱1の構造が弱くなることを防止することができる。
次に、図1に示したように、排水機構を組み込んだ電柱1の補強について図12を参照して説明する。
図12においては、排水機構の上部パイプ13、中間パイプ21、長尺ガイドパイプ27、下部ガイドパイプ33からなる筒体を電柱1の中心軸として利用し、電柱1の地際を中心に複数本の補強用棒状部材、具体的には6本のアラミドロッド121と12本のPC鋼線123からなる18本の補強用棒状部材を用いて補強している。
この6本のアラミドロッド121と12本のPC鋼線123からなる18本の補強用棒状部材は、電柱1の周方向に等角度で均等に配設されるが、その中心には、電柱1の中心軸を確定するために排水機構の前記上部パイプ13、中間パイプ21、長尺ガイドパイプ27、下部ガイドパイプ33からなる筒体が中心軸確定用のガイド棒として利用されている。なお、この筒体からなるガイド棒に対して符号131を付与して説明する。
6本のアラミドロッド121、12本のPC鋼線123およびガイド棒131は、例えばプラスチックなどからなる複数、本実施形態では6個の均等配置治具141に挿通され、これによりガイド棒131を中心にして6本のアラミドロッド21と12本のPC鋼線123を電柱1の周方向に等角度で均等に配設するようになっている。
各均等配置治具141は、詳しくは図13に示すように、中心部にガイド棒131が挿通される中心穴141bが形成され、この中心穴141bから放射状に延出する連結部の先端に18本の補強用棒状部材が挿通されて保持されるリング状保持部141aが18個形成されている。
また、各リング状保持部141aの外側中央には、ねじ孔141gが形成されているが、このねじ孔141gは、リング状保持部141aに挿入されたアラミドロッド121およびPC鋼線123に対して各ねじ孔141gにねじを螺合し、このねじの先端をアラミドロッド121やPC鋼線123に当接させて強く締め付けることによりアラミドロッド121およびPC鋼線123をリング状保持部141aに固定するためのものである。
各均等配置治具141の18個のリング状保持部141aは、電柱1の周方向において等角度で均等に配設されているが、この18個のリング状保持部141aに対して6本のアラミドロッド121と12本のPC鋼線123を電柱1の周方向において均等に挿入するために、2本のPC鋼線123毎に1本のアラミドロッド121を配設する。すなわち、1本のアラミドロッド121をリング状保持部141aに挿入したら、その隣りの2個のリング状保持部141aには2本のPC鋼線123を挿入し、この2本のPC鋼線123の隣りには1本のアラミドロッド121を挿入するというようにアラミドロッド121とPC鋼線123をリング状保持部141aに偏らないように均等に挿入配設する。
更に、図12に示すように、側部開口1cの近傍には、別の構造のガイド棒固定用治具200が設けられ、このガイド棒固定用治具200の中心にはガイド棒131、すなわち長尺ガイドパイプ27が挿入され、これによりガイド棒131である長尺ガイドパイプ27を電柱1の中心軸に合わせるようになっている。
ガイド棒固定用治具200は、図14に示すように、ガイド棒131である長尺ガイドパイプ27が挿通される中心孔201aが中央部201bの真中に形成される中央部材201を有する。この中央部材201は、その中央部201bから等角度で四方に放射状に伸長し、電柱1の内周面に当接している複数、本実施形態では4本の腕部203を有する。
これらの腕部203は、各々基部が中央部201bに一体的に形成され、先端部がフォーク状に2つに分岐したフォーク部203bを備え、このフォーク部203bの中央に長手方向に細長い長穴203eが形成された固定腕部203aと、該固定腕部203aのフォーク部203bの分岐した間に挟まれて伸縮可能に保持された伸縮可能腕部203cとを有する。
更に詳しくは、伸縮可能腕部203cは、同形状の二枚の部材を重ねて形成され、この重ねられた二枚の部材の中央には長手方向に細長い長穴203dが形成されている。そして、固定腕部203aのフォーク部203bの長穴203eから伸縮可能腕部203cの長穴203dを貫通して二本のねじ205a、205bが取り付けられ、この2本のねじ205a、205bを基軸に伸縮可能腕部203cが外部に向かうように長穴203dおよび長穴203eに沿って伸縮可能に保持されている。
また、固定腕部203aの基部には、別のねじ205cが固定的に取り付けられ、前記2本のねじ205a、205bのうちの一方のねじ205aと別のねじ205cとの間には、ワイヤ製圧縮ばね207が取り付けられ、このワイヤ製圧縮ばね207の伸長力により伸縮可能腕部203cを外側に向かって伸長するように付勢している。この結果、伸縮可能腕部203cは、図14に示すように、長穴203d、203eに沿って外側に向かって長く伸長し、その先端は電柱1の内周面に当接するようになっている。
また更に、同形状の2枚の部材を重ねて形成される伸縮可能腕部203cの各々の上には、引掛け部203fが突出して形成されているが、これらの引掛け部203fには、これらのすべての引掛け部203fをループ状に一周するように輪ゴムが伸張状態で引っ掛けられ、この輪ゴムの縮退力により各伸縮可能腕部203cをワイヤ製圧縮ばね207の伸長力に抗して中央部201bの中心孔201aに向かって縮退するように付勢し、各伸縮可能腕部203cは固定腕部203aのフォーク部203bの最奥部まで引っ込むようになっている。
このように伸縮可能腕部203cがフォーク部203bの最奥部まで引っ込んだ縮退状態でガイド棒固定用治具200を電柱1内に挿入しても、伸縮可能腕部203cの先端は、電柱1の内周面に当接することはないが、このような縮退状態でガイド棒固定用治具200の中心孔201aにガイド棒131を挿通しつつガイド棒固定用治具200を電柱1内に挿入した後、各伸縮可能腕部203cの引掛け部203fに引っ掛けられていた輪ゴムを鋏などで切断すると、ガイド棒固定用治具200の各伸縮可能腕部203cは、ワイヤ製圧縮ばね207の伸張力により電柱1の内周面に向かって伸長し、各伸縮可能腕部203cの先端は、図12に示すように電柱1の内周面に当接する。
このようにガイド棒固定用治具200の各伸縮可能腕部203cがワイヤ製圧縮ばね207の伸張力により伸長して、その各先端が図12に示すように電柱1の内周面に当接すると、ガイド棒固定用治具200の中心孔201aに挿通されているガイド棒131、すなわち排水機構の筒体を構成する長尺ガイドパイプ27は、各伸縮可能腕部203cが中央部201bから電柱1の内周面に向かって等角度で伸長しているとともにワイヤ製圧縮ばね207の伸張力により電柱1の内周面から等しい位置に押圧されるため、電柱1の中心軸に正確に一致するように固定されることになる。
また、図12に示すように、6本のアラミドロッド121と12本のPC鋼線からなる18本の補強用棒状部材は、5個の均等配置治具141に挿通された部分の間が針金351により2箇所ずつで堅固に縛り付けられ、不用意にばらばらにならないようになっている。
以上説明したように、図1に示した構成の排水機構に対して該排水機構の長尺ガイドパイプ27などの筒体をガイド棒131として利用しながらアラミドロッド121とPC鋼線123からなる複数の補強用棒状部材を均等配置治具141で排水機構の周囲に均等に配設することにより電柱1の排水機構の周囲の地際は補強されるが、更に補強を強固にするために、図12に示すように、電柱1内の底部には砕石401が側部開口1cから投入され、この砕石401の上には更にモルタル403が側部開口1cから投入される。砕石401は、電柱1内の底部においてガイド棒固定用治具43の上端部が隠れない程度に投入され、またモルタル403は、漏斗11の筒口11bが隠れる程度まで投入され、このモルタル403が硬化することにより電柱1は完全に強固に補強されることになる。
次に、図1に示したように構成される排水機構を電柱1内に組み込む組込方法について説明する。
本実施形態の排水機構は、図1に示すように組み立てられた状態のままでは大きく長過ぎて電柱1内に簡単に設置することができないので、分解して少しずつ電柱1の側部開口1cから挿入しながら組み込む。
まず、電柱1に側部開口1cが形成されていない場合には、漏斗11を配設したい部分よりも少し下の電柱1の側部に電柱1の長手方向に細長い側部開口1c、例えば幅6センチメートル、長さ40センチメートル程度の側部開口1cを形成する。
それから、図3に示すように、排水部材39の受水口39aの上端を下部ガイドパイプ33の下端に連結し、下部ガイドパイプ33にガイド棒固定用治具43の固定連結部材45を取り付けるとともに、長尺ガイドパイプ27の下端にガイド棒固定用治具43の可動連結部材49を取り付けてから、長尺ガイドパイプ27の下端を下部ガイドパイプ33の上端に連結パイプ31を介して連結する。
上述した図3に示すように、排水部材39、下部ガイドパイプ33、ガイド棒固定用治具43、長尺ガイドパイプ27の取付けおよび連結は、詳しくは、次のように行う。
すなわち、排水部材39の受水口39aの上端を下部ガイドパイプ33の下端に連結した後、下部ガイドパイプ33の排水部材39の受水口39aを連結した真上に隣接して、ガイド棒固定用治具43の下端を揺動自在に取り付けた固定連結部材45を下部ガイドパイプ33に対して固定的に取り付け、それからガイド棒固定用治具43の上端を揺動自在に取り付けている可動連結部材49に長尺ガイドパイプ27の下端を挿入してから、この長尺ガイドパイプ27の下端を更に連結パイプ31に挿入し、この連結パイプ31により長尺ガイドパイプ27の下端を下部ガイドパイプ33の上端に連結して固定する。
この結果、排水部材39、下部ガイドパイプ33、ガイド棒固定用治具43、長尺ガイドパイプ27が図3に示すように組み立てられる。すなわち、長尺ガイドパイプ27の下端に下部ガイドパイプ33を介してガイド棒固定用治具43と排水部材39が取り付けられた状態が得られる。なお、この状態では、ガイド棒固定用治具43は、図10に示すように、連結部51が屈曲して張り出している張出し状態にあるので、この張り出したままの状態では、電柱1の側部開口1cから電柱1内に挿入できない。従って、ガイド棒固定用治具43の可動連結部材49を上方に移動して、ガイド棒固定用治具43の各上腕部材43a、下腕部材43bが真直ぐ上に伸ばして閉じ、図11に示すように、細く畳まれた状態に設定する。
このようにガイド棒固定用治具43が細く畳まれた状態に設定された後、電柱1の側部開口1cから排水部材39をまず電柱1内に挿入し、続いて細く畳まれたガイド棒固定用治具43を側部開口1cから斜めに電柱1内に挿入する。
このように排水部材39、ガイド棒固定用治具43が側部開口1cから電柱1内に斜めに挿入された後、長尺ガイドパイプ27を側部開口1cから電柱1内に徐々に下降させながら挿入すると、この下降に従ってガイド棒固定用治具43の各上腕部材43aと下腕部材43bの連結部51が自重で屈曲して電柱1の内壁に当接する。そして、長尺ガイドパイプ27がすべて電柱1内に挿入され、最下端に取り付けられている排水部材39が電柱1の底に当接した時には、ガイド棒固定用治具43の各上腕部材43aと下腕部材43bの連結部51と電柱1の内壁との当接により排水部材39は電柱1の中心に配設され、またガイド棒131を構成する長尺ガイドパイプ27などからなる筒体も電柱1の中心軸に一致するように配設されることになる。なお、この状態においては、長尺ガイドパイプ27の上端は、図1に示すように、側部開口1cのほぼ真横あたりに位置することになる。
次に、漏斗11を縦にして、側部開口1cから電柱1内に挿入し、電柱1内に入れてから漏斗11を正常な水平状態に戻す。このように水平状態に戻した漏斗11を少し上方に移動して、漏斗11の周縁部を電柱1の内壁に当接させるようにしながら漏斗11の筒口11bに上部パイプ13の上端を連結ハ゜イフ゜15を介して連結する。
次に、上部パイプ13の下端を中間パイプ21の上端に連結する。それから、中間パイプ21を上下動して位置調整しながら、既に電柱1内に挿入され上端が側部開口1cの真横あたりに位置している長尺ガイドパイプ27の上端に中間パイプ21の下端を連結パイプ25を介して連結する。以上説明した組込み作業により、本実施形態の漏斗11、上部パイプ13、中間パイプ21、長尺ガイドパイプ27、下部ガイドパイプ33、ガイド棒固定用治具43、排水部材39からなる排水機構は、図1に示すように、電柱1内に組み込まれることになる。
上述したように、本実施形態の排水機構を電柱1内に組み込むことにより、電柱1内に流入し、電柱1内を上方から流れてくる雨水などを漏斗11の開口部11aで集め、上部パイプ13、中間パイプ21、長尺ガイドパイプ27、下部ガイドパイプ33からなる筒体を通過させ、排水部材39に集めて排水部材39の広口部39bから電柱1の底に排出することができ、これにより電柱1内に侵入した雨水などにより電柱内部の鉄などの金属が腐食し、電柱1の構造が弱くなることを防止することができる。
本発明の一実施形態に係わる中空柱の排水機構を組み込んだ中空柱であるコンクリート製電柱の内部構造を示す図である。 図1に示す中空柱の排水機構の一部の断面を示す図である。 図1に示す中空柱の排水機構の一部の断面を示す図である。 図1に示す中空柱の排水機構に使用されている漏斗を示す正面図である。 図1に示す中空柱の排水機構に使用されている漏斗を示す斜視図である。 図1に示す中空柱の排水機構に使用されている上部パイプを示す斜視図である。 図1に示す中空柱の排水機構に使用されている連結パイプを示す斜視図である。 図1に示す中空柱の排水機構に使用されている固定連結部材または可動連結部材を示す斜視図である。 図1に示す中空柱の排水機構に使用されている排水部材を示す斜視図である。 図1に示す中空柱の排水機構に使用されているガイド棒固定用治具を屈曲して開いた状態で示す斜視図である。 図1に示す中空柱の排水機構に使用されているガイド棒固定用治具を細長く畳まれた状態で示す斜視図である。 図1に示す実施形態の中空柱の排水機構が組み込まれた電柱を補強用棒状部材とモルタルなどで補強した状態のコンクリート製電柱の内部構造を示す図である。 図8に示すように補強されたコンクリート製電柱に使用されている均等配置治具を示す斜視図である。 図8に示すように補強されたコンクリート製電柱に使用されている別のガイド棒固定用治具を示す斜視図である。
符号の説明
1 電柱
11 漏斗
11a 開口部
11b 筒口
13 上部パイプ
15 連結パイプ
21 中間パイプ
25 連結パイプ
27 長尺ガイドパイプ
31 連結パイプ
33 下部ガイドパイプ
39 排水部材
39a 受水口
39b 広口部
43 ガイド棒固定用治具
43a 上腕部材
43b 下腕部材
45 固定連結部材
49 可動連結部材
51 連結部
121 アラミドロッド
123 PC鋼線
141 均等配置治具
200 ガイド棒固定用治具
401 砕石
403 モルタル

Claims (4)

  1. 下部の所定長部分が地中に埋設されて地上に立設された中空柱の内部に侵入する水を集めて中空柱の底から排水する中空柱の排水機構であって、
    中空柱内に侵入する水を集めるように朝顔型に開いた開口部が中空柱の上部を向いて開口部の周縁部が中空柱の内壁に当接し、開口部から下方に向かってテーパ状に萎んで中空柱の中心軸に配設される小径の筒口から開口部で集めた水を排出するように中空柱の内部に配設される漏斗と、
    中空柱の中心軸に沿って配設されるように漏斗の筒口に上端が連結され、下端が中空柱の底部まで延出し、漏斗の筒口から排出される水を中空柱の底部まで通過させる筒体と、
    この筒体の下部に取り付け、筒体の下部を中空柱の中心軸に配設するガイド棒固定用治具と、
    筒体の下端に上端の小径の受水口が連結され、下端の広口部が中空柱の底に密着するように配設され、広口部を構成する周壁には水が通過する多数の孔が形成され、受水口および多数の孔から入ってくる水を広口部から中空柱の底に排出する排水部材と
    を有することを特徴とする中空柱の排水機構。
  2. 前記筒体は、
    漏斗の筒口に連結パイプを介して上端が連結される上部パイプと、
    この上部パイプの下端に上端が挿入されて連結される中間パイプと、
    この中間パイプと同径であって、中間パイプの下端に連結パイプを介して上端が連結される長尺ガイドパイプと、
    この長尺ガイドパイプと同径であって、長尺ガイドパイプの下端に連結パイプを介して上端が連結され、下端が前記排水部材の受水口に連結される下部ガイドパイプと
    を有することを特徴とする中空柱の排水機構。
  3. 前記ガイド棒固定治具は、
    筒体に対して放射状にかつ中空柱の周方向で均等に設けられた複数組の上腕部材と下腕部材を有し、
    各組の上腕部材の下端部と下腕部材の上端部が揺動自在に軸支され、各組の下腕部材の下端部は筒体に固定的に取り付けられた固定連結部材に揺動自在に取り付けられ、各組の上腕部材の上端部は筒体に対して上下方向に可動自在に取り付けられた可動連結部材に揺動自在に取り付けられ、各組の上腕部材の上端部が上方に移動した場合には、各組の上腕部材と下腕部材は真直ぐ伸びて筒体に寄り添うように細長く畳まれ、各組の上腕部材の上端部が下方に移動した場合には、各組の上腕部材の下端部と下腕部材の上端部の連結部は屈曲して中空柱の内壁に向かって延出し、各組の連結部が中空柱の内壁に当接した場合に筒体を中空柱の中心軸に配設する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の中空柱の排水機構。
  4. 請求項1記載の排水機構を中空柱内に組み込む組込方法であって、
    漏斗を配設したい部分よりも少し下の中空柱の側部に中空柱の長手方向に細長い側部開口を形成する側部開口形成工程と、
    筒体の下端に排水部材を連結する排水部材連結工程と、
    筒体の下端の排水部材を連結された部分の真上にガイド棒固定用治具を取り付けるガイド棒固定用治具取付工程と、
    排水部材およびガイド棒固定用治具を取り付けられた筒体をガイド棒固定用治具を細長く畳んだ状態で排水部材側を下にして側部開口から斜めに中空柱内に挿入する挿入工程と、
    この挿入した筒体の下端の排水部材が中空柱の底に当接するまで中空柱内を徐々に下降させる下降工程と、
    この下降に従って細長く畳んだ状態のガイド棒固定用治具が中空柱の内壁に向かって徐々に開き、筒体の下端の排水部材が中空柱の底に当接すると、排水部材が取り付けられている筒体の下部はガイド棒固定用治具が開いて中空柱の内壁に当接することで中空柱の中心軸に配設される中心配設工程と、
    漏斗を縦にして側部開口から中空柱内に挿入し、中空柱内で正常な水平状態に戻す漏斗挿入工程と、
    水平状態に戻した漏斗の周縁部を中空柱の内壁に当接させるようにしながら漏斗の筒口に筒体の上端を連結する筒体連結工程と
    を有することを特徴とする排水機構の中空柱への組込方法。
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