JP4902426B2 - デジタル放送受信装置 - Google Patents

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Description

この発明は、系列局の選局時間を短縮したデジタル放送受信装置に関する。
デジタル放送の場合、受信したデジタル放送信号に含まれる放送局の固有識別子(以下TSIDと記載)、放送局名、物理チャンネル番号、系列局番号等の情報(以下、チャンネル情報と記載)が送信される周期や変調方式等の関係により、アナログ放送の場合に比べて、チャンネルサーチ動作に時間が掛かるという問題がある。このため、従来のデジタル放送受信装置は、予め、受信可能なチャンネル(周波数帯)を検索して、該検索したチャンネルを放送局名と共に、リモコン番号に関連付けて記憶しておき、受信状態が悪くなった場合、ユーザにより指定されているリモコン番号に関連付けられたチャンネルを選局するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。また、予め全ての放送局を系列局ごとに記憶しておき、受信状態が悪くなった場合、前記受信中の放送局と同一系列の放送局から最も受信電力の高いチャンネルを選局するようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−238117号公報 特開2001−44803号公報
従来のデジタル放送受信装置は、上記のように構成されており、デジタル放送信号を受信できなくなった場合、ユーザにより指定されているリモコン番号に関連付けられたチャンネルを選局するようにしたものでは、受信状態が悪くなると、自動的に系列局に切り替わるため、受信中であった放送局の番組と系列局の番組とが異なる場合等に、ユーザの意思に反して系列局に切り替わってしまうという課題があった。また、予め全ての放送局を系列局ごとに記憶しておくものでは、膨大な記憶容量が必要となり、さらに系列局番号等が変更された場合には、記憶情報を更新する必要が生ずるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、ユーザの意思により単一の動作ですばやく系列局を選局できるデジタル放送受信装置を得ることを目的とする。
この発明は、受信可能な周波数帯を順次走査した際に、デジタル放送信号を受信できた放送局を該放送局の系列局番号および固有識別子に対応付けて記憶した記憶部と、ユーザ操作を受け付けるボタンを備え、ボタンが短押された場合、系列局の選局を指示する信号を出力し、ボタンが長押された場合、受信可能な周波数帯を順次走査して系列局の選局を指示する信号を出力する操作部と、操作部より系列局の選局を指示する信号が出力されると、受信中のデジタル放送信号に含まれた系列局番号を出力し、操作部より受信可能な周波数帯を順次走査して系列局の選局を指示する信号が出力されると、受信可能な周波数帯を順次走査して系列局を選局するよう指示する制御部と、制御部から系列局番号が出力されると、記憶部を参照して制御部より出力された系列局番号と同一の系列局番号を有する放送局が存在するか否かを判定し、記憶部に制御部より出力された系列局番号と同一の系列局番号を有する放送局が存在する場合、該放送局の固有識別子を出力する判定部とを備え、制御部は、判定部より固有識別子が出力された場合、固有識別子に対応する物理チャンネル番号をチューナへ指示することを特徴とする。
この発明は、受信可能な周波数帯を順次走査した際に、デジタル放送信号を受信できた放送局を該放送局の系列局番号および固有識別子に対応付けて記憶した記憶部と、ユーザ操作を受け付けるボタンを備え、ボタンが短押された場合、系列局の選局を指示する信号を出力し、ボタンが長押された場合、受信可能な周波数帯を順次走査して系列局の選局を指示する信号を出力する操作部と、操作部より系列局の選局を指示する信号が出力されると、受信中のデジタル放送信号に含まれた系列局番号を出力し、操作部より受信可能な周波数帯を順次走査して系列局の選局を指示する信号が出力されると、受信可能な周波数帯を順次走査して系列局を選局するよう指示する制御部と、制御部から系列局番号が出力されると、記憶部を参照して制御部より出力された系列局番号と同一の系列局番号を有する放送局が存在するか否かを判定し、記憶部に制御部より出力された系列局番号と同一の系列局番号を有する放送局が存在する場合、該放送局の固有識別子を出力する判定部とを備え、制御部は、判定部より固有識別子が出力された場合、固有識別子に対応する物理チャンネル番号をチューナへ指示するようにしたので、ユーザの意思によりすばやく系列局を選局できるという効果がある。


以下、この発明を実施するための最良の形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1によるデジタル放送受信装置の構成図である。この実施の形態1によるデジタル放送受信装置は、アンテナ1と、チューナ2と、信号分離部3と、映像デコーダ4と、音声デコーダ6と、OSD(On Screen Display)重畳部5と、CPU(Central Processing Unit)7と、チャンネル情報記憶部(記憶部)8と、受信部9と、リモコン(操作部)10とを備える。アンテナ1は、放送局から送信されるデジタル放送信号を受信する。チューナ2は、アンテナ1で受信したデジタル放送信号の選局を行い、選局後のデジタル放送信号をIF(Intermediate Frequency)信号に変換して出力する。信号分離部3は、チューナ2から出力されたIF信号を映像ストリーム、音声ストリーム、その他の情報信号(以下、付加データと記載)に分離して出力する。
映像デコーダ4は、信号分離部3から出力された映像ストリームの復元(デコード)を行い、映像信号として出力する。音声デコーダ6は信号分離部3から出力された音声ストリームの復元(デコード)を行い、音声信号として出力する。受信部9は、リモコン10から送信された信号を受信して出力する。OSD重畳部5は、CPU7からの指示に基づき物理チャンネル番号、放送局名等のチャンネルバナーやリモコン10を操作した際のメニュー画面等を映像デコーダ4から出力された映像信号の映像に重畳して表示する。
図2は、リモコン10を示した図であり、ユーザがリモコン10の系列局ボタン11を押すと、リモコン10より現在受信中の放送局の系列局のサーチを指示する信号(系列局サーチ信号)が送信される。また、ユーザがリモコン10に配置された他のボタンを押すと、押されたボタンに応じた指示信号が送信される。
図3は、チャンネル情報記憶部8に記憶された情報構造を示した図であり、地上波デジタル放送に割り当てられている周波数帯UHF(Ultra High Frequency)13(物理チャンネル番号13)からUHF62(物理チャンネル番号62)を順次走査した際に受信したデジタル放送信号の付加データに含まれるTSID、放送局名、物理チャンネル番号等のチャンネル情報を記憶している。なお、チャンネル情報記憶部8には、地上波デジタル放送に割り当てられている周波数帯UHF13からUHF62を順次走査した際に得られたチャンネル情報(以下、プリセット情報と記載)を複数記憶することができる。
CPU7は、信号分離部3から出力された付加データを受信する付加データ受信部71と、受信部9より系列局サーチ信号が出力されると、付加データ受信部71から付加データを取得して、前記付加データに含まれた系列局番号を判定部73へ出力し、判定部73での判定結果に基づきチューナ2へ選局を指示すると共に、選局前のデジタル放送信号の映像ストリームおよび音声ストリームのデコード処理を停止して、選局後のデジタル放送信号の映像ストリームおよび音声ストリームのデコード処理を開始するよう映像デコーダ4および音声デコーダ6へそれぞれ指示する制御部72と、制御部72から系列局番号が出力されると、チャンネル情報記憶部8を参照して、同一系列局番号を有する放送局が存在するか否か判定を行い、該判定結果を出力する判定部73を備えている。
次に動作について説明する。
図4は、この実施の形態1によるデジタル放送受信装置の動作を示したフローチャートである。なお、この実施の形態1では、図3に示すように、チャンネル情報記憶部8にプリセット情報が一つ(プリセット情報A)だけ記憶されており、放送局「AAA」から送信されるデジタル放送信号が選局されているものとして説明を行う。
放送局「AAA」の受信エリアから外れたため、放送局「AAA」から送信されるデジタル放送信号が受信できなくなった場合に、ユーザによりリモコン10の系列局ボタン11が押されると、リモコン10から系列局サーチ信号が送信される(ステップST1)。受信部9は前記系列局サーチ信号を受信すると、前記系列局サーチ信号を制御部72へ出力する。制御部72は、受信部9より系列局サーチ信号が出力されると、付加データ受信部71から付加データを取得して、前記付加データに含まれる放送局「AAA」の系列局番号「0」を判定部73へ出力する。
判定部73は、制御部72から系列局番号「0」が出力されると、該系列局番号「0」と同一の系列局番号を有する放送局がチャンネル情報記憶部8に存在するかを確認判定する(ステップST2、ステップST3)。ここでは、同一系列局番号「0」を有する放送局「GGG」が存在するため、判定部73は、チャンネル情報記憶部8より、同一系列局番号「0」を有する放送局「GGG」のTSID「7D50」を取得して、TSID「7D50」を制御部72へ出力する。制御部72は、判定部73から出力されたTSID「7D50」に基づき、チューナ2へTSID「7D50」の放送局「GGG」の物理チャンネル番号「27」を選局するよう指示し、チューナ2は、前記指示に基づき、放送局「GGG」の物理チャンネル番号「27」を選局する(ステップST4)。
また、ステップST3にて、同一系列局番号「0」が存在しない場合、判定部73は、同一系列局番号「0」が存在しない旨を制御部72に通知し、制御部72は、地上波デジタル放送に割り当てられている物理チャンネル番号13から62を順次走査するようチューナ2へ指示する。チューナ2は前記指示に基づき、物理チャンネル番号13から62を順次走査する。制御部72は、同一のTSIDを有する放送局が選局されるまで、該走査を行う(以下、物理チャンネルサーチと記載)(ステップST5)。
以上のように、実施の形態1によるデジタル放送受信装置は、ユーザによりリモコン10の系列局ボタン11が押されると、受信中の放送局の系列局番号と同一の系列局番号を有する放送局がチャンネル情報記憶部8に存在するか否かを判定して、同一の系列局番号が存在する場合には、前記同一系列局番号を有する放送局を選局するように構成したので、物理チャンネルサーチを行うことなく、ユーザの意思により、単一の動作で即座に系列局を選局することができるという効果がある。また、予め全ての放送局を系列局ごとに記憶することなく、プリセット情報のみを記憶部8に記憶するようにしたので、膨大な記憶容量を必要としないという効果がある。なお、系列局サーチ信号をリモコンから送信するのではなく、デジタル放送受信装置に系列局ボタンを備えた操作部12を設けてもよい。
実施の形態2.
実施の形態1では、リモコン10の系列局ボタン11を押すと、系列局サーチ信号を送信する形態について説明したが、この実施の形態2では、リモコン10の系列局ボタン11を押す時間の違い、すなわち長押(押された時間が2秒以上)か、短押(押された時間が2秒未満)かにより、系列局をサーチする動作を変更する形態について説明する。なお、リモコン10以外の構成については、実施の形態1と同様であるため、その説明を省略する。
次に動作について説明する。
図5は、実施の形態2によるデジタル放送受信装置の動作を示したフローチャートである。リモコン10は、系列局ボタンが短押されたか否かを判定し(ステップST11)、系列局ボタン11が短押された場合、系列局サーチ信号を送信し、受信部9は前記系列局サーチ信号を受信して制御部72へ出力する。制御部72は、受信部9より系列局サーチ信号が出力されると、付加データ受信部71から付加データを取得して、前記付加データに含まれた系列局番号を判定部73へ出力する。判定部73は、制御部72から系列局番号が出力されると、チャンネル情報記憶部8を参照して、前記出力された系列局番号と同一の系列局番号を有する放送局が存在するかを確認して判定する(ステップST12、ステップST13)。
ステップST13にて、同一系列局番号を有する放送局が存在する場合、判定部73は、同一系列局番号を有する放送局のTSIDを取得して、該TSIDを制御部72へ出力し、制御部72は、判定部73から出力されたTSIDに基づき、チューナ2へ前記TSIDの放送局の物理チャンネル番号を選局するよう指示する。チューナ2は、前記指示に基づき、前記TSIDの放送局の物理チャンネル番号を選局する(ステップST14)。また、ステップST13にて、同一系列局番号が存在しない場合、その動作を終了する。
ステップST11にて、短押でない場合、長押されたと判断して(ステップST15)、リモコン10は、受信可能な周波数帯を順次走査して系列局の選局を指示する信号(以下、物理サーチ信号と記載)を送信する。受信部9は、前記物理サーチ信号を受信して制御部72へ出力する。制御部72は、受信部9から物理サーチ信号が出力されると、受信可能な周波数帯を順次走査して系列局を選局する物理チャンネルサーチを行う(ステップST16)。
以上のように、実施の形態2によるデジタル放送受信装置では、リモコン10に設けられた系列局ボタン11が短押されたか、長押されたかにより、系列局をサーチする動作を変更するようにしたので、チャンネル情報記憶部8に記憶されたプリセット情報に、同一系列の放送局の情報が無いことが予めわかっている場合等に、ユーザが系列局をサーチする動作を選択できるという効果がある。その他の効果は実施の形態1と同様である。
実施の形態3.
実施の形態1、2では、チャンネル情報記憶部8にプリセット情報Aだけが記憶されている形態について説明したが、この実施の形態2では、チャンネル情報記憶部8にプリセット情報Aとプリセット情報Bの2つのプリセット情報が記憶されている形態について説明する。
図6は、この実施の形態3によるデジタル放送受信装置のチャンネル情報記憶部8に記憶された情報の構造を示した図であり、プリセット情報Aとプリセット情報Bの2つのプリセット情報が記憶されている。また、この実施の形態3による判定部73は、値を計測するカウンタと、TSIDを一時的に記憶するための内部メモリとを備え、制御部72は、予め決められた一定時間を計測するタイマを備えている。その他の構成については実施の形態1と同様であるため、その説明を省略する。
次に動作について説明する。
図7−1、図7−2は、この実施の形態3によるデジタル放送受信装置の動作を示したフローチャートであり、図7−1は、受信中のデジタル放送信号と同一系列の放送局が、チャンネル情報記憶部8に存在するか否かを確認する動作を示したフローチャート、図7−2は、選局時の動作を示したフローチャートである。なお、この実施の形態3では、図6に示した、放送局「HHH」から送信されるデジタル放送信号が選局されており、プリセット情報Aの番号が1、プリセット情報Bの番号が2であるものとして説明を行う。
放送局「HHH」の受信エリアから外れたため、放送局「HHH」から送信されるデジタル放送信号が受信できなくなった場合に、ユーザにより系列局ボタン11が押されると、リモコン10から系列局サーチ信号が送信される。受信部9は前記系列局サーチ信号を受信すると、前記系列局サーチ信号を制御部72へ出力する。制御部72は、受信部9より系列局サーチ信号が出力されると、付加データ受信部71から付加データを取得して、前記付加データに含まれた系列局番号「0」を判定部73へ出力する。判定部73は、制御部72から系列局番号「0」が出力されると、内部メモリに記憶された前回の検索結果を消去(クリア)する(ステップST21)。
次に、判定部73は、カウンタの値を0に設定する(ステップST22)。次に、判定部73は、チャンネル情報記憶部8に記憶されたプリセット情報の数が2であることを確認すると共に、カウンタの値が、前記プリセット情報の数より小さいか否かを確認する(ステップST23)。ここでは、カウンタの値が0であり、前記プリセット情報数が2であるので、判別部73は、チャンネル情報記憶部8を参照して、カウンタの値「0」に1を加えた数と同じ番号のプリセット情報Aに、制御部72から出力された系列局番号「0」と同一の系列局番号を有する放送局が存在するか否かを確認して判定する(ステップST24、ステップST25)。
ここでは、プリセット情報Aに同一の系列局番号「0」を有する放送局「AAA」と放送局「GGG」が存在するので、判定部73は、放送局「AAA」のTSID「7D70」と、放送局「GGG」のTSID「7D50」を内部メモリに記憶して、カウンタの値を1増やし(ステップST27)、1とする。次に判定部73は、カウンタの値とプリセット情報数とを比較し(ステップST23)、カウンタの値が1、プリセット情報数が2であることから、2番目のプリセット情報Bに、系列局番号「0」と同一の系列局番号を有する放送局が存在するか否かを確認判定する(ステップST24、ステップST25)。
ここでは、プリセット情報Bに、放送局「HHH」と同一系列局番号「0」の放送局は存在しないため、判定部73は、カウンタの値を1増やし(ステップST27)、2とする。次に判定部73は、カウンタの値2がプリセット情報数2よりも小さくないことから、内部メモリに記憶していたTSID「7D70」を取得して(ステップST28)、出力する。
制御部72は、判定部73からTSID「7D70」が出力されると選局処理を開始する(ステップST29)。制御部72は、判定部73から出力されたTSID「7D70」に基づき放送局「AAA」の物理チャンネル番号「24」を選局するようにチューナ2へ指示を行うと共に、タイマをスタートさせて受信状態の監視を開始する(ステップST30)。制御部72は、一定時間内に放送局「AAA」から送信されるデジタル放送信号を受信できた場合、タイマをリセットして、受信状態の監視を停止し(ステップST36)、プリセット情報を使用した系列曲の選局動作を終了する(ステップST35)。
また、ステップST31にて、一定時間内に放送局「AAA」から送信されるデジタル放送信号を受信できない場合、制御部72は、タイマをリセットして、受信状態の監視を停止し(ステップST32)、判定部73のメモリに選局可能な系列局がまだ存在するか否かを確認する(ステップST33)。ここでは、選局可能な系列局として、TSID「7D50」を有する放送局「GGG」が存在するので、判定部73は、メモリから放送局「AAA」のTSID「7D70」を削除したのち、放送局「GGG」のTSID「7D50」をメモリより取得して制御部72へ出力する。制御部72は、TSID「7D50」が出力されると放送局「AAA」の場合と同様にして、ステップST29からの処理を行う。
なお、ステップST31において、一定時間内に放送局「GGG」から送信されるデジタル放送信号を受信できない場合、制御部72は、タイマをリセットして、受信状態の監視を停止し(ステップST32)、選局可能な系列局がまだ存在するか否かを確認する(ステップST33)が、選局可能な系列局がこれ以上存在しない場合、制御部72は、物理チャンネルサーチを行い(ステップST37)、その動作を終了する。
以上のように、この実施の形態3では、系列局の検索時に、チャンネル情報記憶部に記憶されたすべてのプリセット情報を確認するので、複数の系列局を選局対象に選ぶことができ、同一系列局から送信されるデジタル放送信号の受信確率が上がるという効果ある。なお、この実施の形態3では、実施の形態1に適用した場合について説明したが、実施の形態2に適用することも可能である。この場合、系列局ボタン11が短押されると、系列局の選局動作が開始されるが、図7−2のステップST33において、選局可能な系列局が存在しない場合、ステップST37の動作を行わずに動作を終了する。
実施の形態4.
実施の形態3では、プリセット情報Aおよびプリセット情報Bが、チャンネル記憶部8に記憶されている場合について説明を行ったが、この実施の形態4では、過去に記憶したプリセット情報を保持しておき、前記過去のプリセット情報を利用する形態について説明する。
図8は、この実施の形態4によるデジタル放送受信装置のチャンネル情報記憶部8に記憶された情報構造を示した図であり、プリセット情報Aと、1つ前の過去のプリセット情報A'の2つのプリセット情報が記憶されている。なお、その他の構成については実施の形態3と同様の構成であるため、その説明を省略する。
次に動作について説明する。
図9は、この実施の形態4によるデジタル放送受信装置の動作を示したフローチャートである。なお、この実施の形態4では、図8に示した、放送局「CCC」から送信されるデジタル放送信号が選局されており、プリセット情報A'の番号が1であるものとして説明を行う。
放送局「CCC」の受信エリアから外れたため、放送局「CCC」から送信されるデジタル放送信号が受信できなくなった場合に、ユーザにより系列局ボタン11が押されると、リモコン10から系列局サーチ信号が送信される。受信部9は前記系列局サーチ信号を受信すると、前記系列局サーチ信号を制御部72へ出力する。制御部72は、受信部9より系列局サーチ信号が出力されると、付加データ受信部71から付加データを取得して、前記付加データに含まれた系列局番号を判定部73へ出力する。判定部73は、制御部72から系列局番号が出力されると、内部メモリに記憶された前回の検索結果を消去(クリア)する(ステップST41)。
次に、判定部73は、カウンタの値を0に設定する(ステップST42)。次に、判定部73は、チャンネル情報記憶部8に記憶された過去のプリセット情報の数が1であることを確認すると共に、カウンタの値が、前記プリセット情報の数より小さいか否かを確認する(ステップST43)。ここでは、カウンタの値が0であり、前記過去のプリセット情報数が1であるので、判別部73は、チャンネル情報記憶部8を参照して、カウンタの値「0」に1を加えた数と同じ番号のプリセット情報A'に、制御部72から出力された系列局番号「3」と同一の系列局番号を有する放送局が存在するか否かを確認判定する(ステップST44、ステップST45)。
ここでは、プリセット情報A'に同一の系列局番号「3」を有する放送局「LLL」が存在するので、判定部73は、放送局「LLL」のTSID「7EF3」を内部メモリに記憶して、カウンタの値を1増やし(ステップST47)、1とする。次に判定部73は、カウンタの値とプリセット情報数とを比較し(ステップST43)、カウンタの値が1、プリセット情報数が1であることから、内部メモリに記憶していたTSID「7EF3」を取得して(ステップST48)、制御部72へ出力する。なお、以降の処理は図7−2のステップST29からステップST35と同じであるためその説明を省略する。
以上のように、この実施の形態4では、過去に記憶したプリセット情報を保持しておき、前記過去のプリセット情報を利用するので、実施の形態3よりも多くの列局を選局対象に選ぶことができ、同一系列局から送信されるデジタル放送信号の受信確率が上がるという効果ある。なお、この実施の形態では、実施の形態1に適用した場合について説明したが、この実施の形態3と同様に実施の形態2に適用することも可能である。
実施の形態5.
実施の形態4では、過去のプリセット情報に加工を施すことなくそのまま記憶していたが、この実施の形態5では、過去のプリセット情報を記憶する際に、系列局の選択に必要な情報のみを記憶する形態について説明する。
図10は、系列局の選局に必要な情報として、物理チャンネル番号、TSID、系列局番号のみを記憶した場合を示した図である。図11は、系列局ごとに、物理チャンネル番号、TSIDを整理して記憶した場合を示した図である。
以上のように、この実施の形態5では、図10、図11に示すように、過去のプリセット情報として系列局の選択に必要な情報のみを記憶するようにしたので、メモリの使用量を抑えることができる効果がある。
実施の形態1によるデジタル放送受信装置の構成図である。 チャンネル情報記憶部に記憶された情報構造を示した図である。 リモコン10のボタン配列を示した図である。 実施の形態1によるデジタル放送受信装置の動作を示したフローチャートである。 実施の形態2によるデジタル放送受信装置の動作を示したフローチャートである。 チャンネル情報記憶部に記憶された情報構造を示した図である。 同一系列局の存在を確認する動作を示したフローチャートである。 選局時の動作を示したフローチャートである。 チャンネル情報記憶部に記憶された情報構造を示した図である。 デジタル放送受信装置の動作を示したフローチャートである。 物理アドレス、TSID、系列局番号のみを記憶した場合を示した図である。 系列局ごとに、物理アドレス、TSIDを整理して記憶した場合を示した図である。
符号の説明
1 アンテナ、 2 チューナ、 3 信号分離部、 4 映像デコーダ、 5 OSD重畳部、 6 音声デコーダ、 7 CPU、 8 チャンネル情報記憶部(記憶部)、 9 受信部、 10 リモコン(操作部)、 11 系列局ボタン、 12 操作部。

Claims (3)

  1. 放送局から送信されたデジタル放送信号を受信するデジタル放送受信装置において、
    受信したデジタル放送信号の選局を行うチューナと、
    受信可能な周波数帯を順次走査した際に、デジタル放送信号を受信できた放送局の固有識別子および物理チャネル番号を該放送局の系列局番号に対応付けて記憶した記憶部と、
    ユーザ操作を受け付けるボタンを備え、前記ボタンが短押された場合、系列局の選局を指示する信号を出力し、前記ボタンが長押された場合、受信可能な周波数帯を順次走査して系列局の選局を指示する信号を出力する操作部と、
    前記操作部より系列局の選局を指示する信号が出力されると、受信中のデジタル放送信号に含まれた系列局番号を出力し、前記操作部より受信可能な周波数帯を順次走査して系列局の選局を指示する信号が出力されると、受信可能な周波数帯を順次走査して系列局を選局するよう指示する制御部と、
    前記制御部から系列局番号が出力されると、前記記憶部を参照して前記制御部より出力された系列局番号と同一の系列局番号を有する放送局が存在するか否かを判定し、前記記憶部に前記制御部より出力された系列局番号と同一の系列局番号を有する放送局が存在する場合、該放送局の固有識別子を出力する判定部とを備え、
    前記制御部は、前記判定部より固有識別子が出力された場合、前記固有識別子に対応する物理チャンネル番号を前記チューナへ指示することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. 前記制御部は、受信中のデジタル放送信号に含まれた系列局番号と同一の系列局番号を有する放送局が前記記憶部に複数存在する場合、前記複数の放送局のうち1の放送局の選局を指示し、一定時間内に前記選局された放送局から送信されるデジタル放送信号を受信できない場合、前記複数の放送局のうち、前記選局された放送局とは異なる放送局を選局するよう前記チューナへ指示することを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信装置。
  3. 前記記憶部は、系列局ごとに、前記放送局の固有識別子と物理チャンネル番号とを対応して記憶していることを特徴とする請求項1または請求項記載のデジタル放送受信装置。
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