JP4902072B2 - 駆動ローラコンベヤ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、平ベルトを必要としないローラコンベヤであって、比較的小型軽量の製品を搬送する小型サイズの駆動ローラコンベヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のコンベヤは、実開昭63−67515号に示されるように、搬送ローラの下面に駆動ベルトを配置し、多数の圧力ローラを用いて駆動ベルトを搬送ローラに圧接させて搬送ローラを回転させるようになっている。また、各搬送ローラ軸の片側に搬送ローラと同径の固定ローラを固着し、固定ローラ部分の下側にエンドレスの高摩擦平ベルトを配置し、平ベルトの駆動により固定ローラを介して搬送ローラを回転させたものも知られている。しかしながら、上記コンベヤにおいては、平ベルトの巾が狭いため蛇行しやすく、またベルトの損傷が激しく、ベルトのジョイント部分が破損しやすいという欠点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、通常ローラコンベヤは、モータ駆動により高摩擦平ベルトを回転させ、該ベルトの回転により搬送ローラを回転するようにしたので平ベルトによる欠点が生じることとなる。
本発明は、従来の課題を解決するためになされたもので、平ベルトを使用することなく簡単な構造で搬送ローラを回転させることができる駆動ローラコンベヤを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の駆動ローラコンベヤは、フレーム間に並設した多数の軸に搬送ローラを転動自在に挿合して搬送面を構成させ、フレーム端近くの複数の搬送ローラの下部に少なくとも1つの駆動ローラを配置した軸動の駆動ローラコンベヤにおいて;コンベヤの頭尾部にある複数の搬送ローラ軸における一方の端部側に前記駆動ローラに接する摩擦抵抗の大きい第1の高摩擦ローラを固着すると共に、各搬送ローラ軸の他方の端部側に第2の高摩擦ローラを固着し;前記搬送ローラ群の一方の端部側に沿うフレームの内側面に支持部材を設け、該支持部材の上部には、隣接する2本の第2の高摩擦ローラの下面にそれぞれ弾力的に当接する連動ローラを多数配置したことを特徴とする。
また、連動ローラは、前記支持部材の上にスプリングを介して上向きに付勢された保持具に回動自在に支持されていることを特徴とする。さらに、搬送ローラは、そのコンベヤ幅方向に複数に分割されていることを特徴とする。
【0005】
上記のように構成された本発明によれば、ローラ駆動によるローラコンベヤであるから、ベルト駆動によるローラコンベヤに比べると、コンベヤの構造が簡単で、故障が少なく、メンテナンスも容易である。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明駆動ローラコンベヤの正面図、図2は図1の平面図、図3は図1の側面図、図4は図2における裏面図である。
図示するように、本発明の駆動ローラコンベヤ1は、フレーム2、2間に並設した多数の軸13にそれぞれ搬送ローラ3を転動自在に挿合して搬送面を構成させ、フレーム端近くの複数の搬送ローラの下部に駆動ローラ5、5を配置する。各搬送ローラの軸13の一方の端部側に搬送ローラと同径の摩擦抵抗の大きい第1の高摩擦ローラ3aを固着すると共に、コンベヤの頭尾部にある複数の搬送ローラ軸13における他方の端部側に搬送ローラと同径で前記駆動ローラ5に接する摩擦抵抗の大きい第2の高摩擦ローラ3bを固着する。また、搬送ローラ群の一方の端部側に沿うフレームの内側面に、隣接する2本の第2の高摩擦ローラ3b、3bにそれぞれ弾力的に当接する連動ローラ6を多数配置する。
【0007】
図5は、搬送ローラ3と連動ローラ6の組付け部分の拡大斜視図である。
搬送ローラ群3の一方の端部側に沿うフレーム2の内側面にプレート7を固着して支持部材8を取付け、該支持部材8の上部には、隣接する2本の第2の高摩擦ローラ3b、3bにそれぞれ弾力的に当接する連動ローラ6、6を多数配置する。各連動ローラ6は軸保持具9に回動自在に支持され、かつ支持部材8と軸保持具9との間に設けたコイルスプリング11により上向きに、すなわち第1の高摩擦ローラ3aに向け加圧状態に配置される。
なお、図5中、10は連動ローラ軸、12はフレーム2の上辺に形成させた搬送ローラ軸端を支持する軸受け用凹部、14は軸受けピース、15はビス、16及び18はボルト、17及び19は支持部材8にあけたボルト孔、19aはプレート7にあけたボルト孔である。
【0008】
駆動ローラ5は、図示するように、ローラコンベヤ1の長手方向の前後端付近に2つ配置されているが、少なくとも1つの駆動ローラであっても機能を果たすことは勿論である。また、第1、第2の高摩擦ローラ3a、3bは、例えば、樹脂ローラやローレット掛けした金属ローラなどとすることで、高い摩擦面をもたせている。
【0009】
図示実施例では、連動ローラ6は、全ての搬送ローラ間に設けられているが、駆動ローラの駆動を搬送ローラに伝達できれば、適宜数省いてもよい。また、連動ローラは軸保持具9に貫通させた軸10の両端に回動自在に支持させたが、回転可能な軸に連動ローラを固着させてもよい。さらに、軸保持具9をブロック状とする代わりにコ字形支持金具とし、その金具内にそれぞれ1個の連動ローラを設けたものとしてもよい(図示省略)。なお、前記連動ローラ6は、高い摩擦力を有するローラ面とすることが望ましい。
【0010】
上記構成の駆動ローラコンベヤの作用について説明する。
モータ4の駆動により駆動ローラ5、5に接する第1の高摩擦ローラ3a、3aを回動させるとともに同軸上で搬送ローラ軸13、13の他端側の第2の高摩擦ローラ3b、3bを回動させる。高摩擦ローラ3b、3bの回動により、連動ローラ6及び隣接する搬送ローラ軸13の第2の高摩擦ローラ3bを介して各搬送ローラ3、3を同期回転させて被搬送物を搬送する。このとき、各搬送ローラ3は高摩擦ローラを固着した軸13の回動につれて低摩擦で回動する。
【0011】
第6図は、本発明ローラコンベヤの他の実施例を示すものであって、搬送ローラ3dを分割ローラで構成させる以外は、前記実施例と同様である。
この場合の搬送ローラは分割ローラ3dとされているので、搬送路において物(被搬送品)が滞留したときストレージ機能が円滑に発揮され、ローラコンベヤの使用範囲を広げることが可能となる。
【0012】
【発明の効果】
以上のように、本発明の駆動ローラコンベヤは、頭尾部にある複数の搬送ローラ軸における他方の端部側に駆動ローラに接する摩擦抵抗の大きい第1の高摩擦ローラを固着すると共に、各搬送ローラの軸の一方の端部側に第2の高摩擦ローラを固着し、さらに一方のフレームの内側に隣接する2本の第2の高摩擦ローラにそれぞれ弾力的に当接する連動ローラを配置しているため、連動ローラ及び隣接する搬送ローラ軸の第2の高摩擦ローラを介し各搬送ローラを同期回転させて被搬送物をスムーズに搬送することができる。また、本発明では、平ベルトを使用することがなく、かつ、連動ローラをスプリングで加圧状態に取付けて搬送ローラを回転せしめることができので、ベルト駆動コンベヤに比べて故障が少なく、何らの調整の必要もないメンテナンスの容易な駆動ローラコンベヤとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る駆動ローラコンベヤの正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】図2における裏面図である。
【図5】搬送ローラと連動ローラの組付け部分の拡大斜視図である。
【図6】本発明の他の実施例に係る駆動ローラコンベヤの平面図である。
【符号の説明】
1 ローラコンベヤ 2 フレーム
3 搬送ローラ 3a、3b 高摩擦ローラ
3d 分割ローラ 4 駆動モータ
5 駆動ローラ 6 連動ローラ
7 支持プレート 8 支持部材
9 軸保持具 10 連動ローラ軸
11 スプリング 12 軸受け用凹部
13 搬送ローラの軸 14 軸受けピース
15 ビス 16、18 ボルト
17、19、19a 孔

Claims (3)

  1. フレーム間に並設した多数の搬送ローラ軸に搬送ローラを転動自在に挿合して搬送面を構成させ、フレームの搬送方向端近くの複数の搬送ローラの下部に少なくとも1つの駆動ローラを配置した前記駆動ローラの軸を直接モータで軸駆動する駆動ローラコンベヤにおいて、
    前記駆動ローラの上部に位置する搬送ローラを挿合する複数の搬送ローラ軸における一方の端部側には、前記搬送ローラの搬送面を構成する表面よりも摩擦抵抗の大きい樹脂又はローレット掛けした表面を有し、前記駆動ローラに接する前記搬送ローラと同径の第1の高摩擦ローラを固着すると共に、
    各搬送ローラ軸の他方の端部側には、前記搬送ローラの搬送面を構成する表面よりも摩擦抵抗の大きい樹脂又はローレット掛けした表面を有する第2の高摩擦ローラを固着し、
    前記各搬送ローラ軸の他方の端部側に沿うフレームの内側面に支持部材を設け、該支持部材の上部には、隣接する2本の前記第2の高摩擦ローラの下面にそれぞれ弾力的に当接する連動ローラを配置し、
    前記駆動ローラは、前記搬送ローラ及び前記連動ローラよりも大径である
    ことを特徴とする駆動ローラコンベヤ。
  2. 前記連動ローラは、前記支持部材の上にスプリングを介して上向きに付勢された保持具に回動自在に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の駆動ローラコンベヤ。
  3. 前記駆動ローラを前記フレームの搬送方向の両端近くの複数の搬送ローラの下部にそれぞれ1つずつ配置し、前記各駆動ローラの軸を直接各1台のモータで軸駆動することを特徴とする請求項1に記載の駆動ローラコンベヤ。
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