JP2001080713A - ドライブシャフト式弾性伝達ローラー - Google Patents

ドライブシャフト式弾性伝達ローラー

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JP2001080713A
JP2001080713A JP30287299A JP30287299A JP2001080713A JP 2001080713 A JP2001080713 A JP 2001080713A JP 30287299 A JP30287299 A JP 30287299A JP 30287299 A JP30287299 A JP 30287299A JP 2001080713 A JP2001080713 A JP 2001080713A
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JP
Japan
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roller
drive shaft
conveyor
elastic transmission
shaft type
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JP30287299A
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English (en)
Inventor
Masato Kondo
正人 近藤
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MACRO KK
Original Assignee
MACRO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ローラーコンベアライン於いて、ドライブロー
ラーコンベアとして毎分240m程度の速度での搬送を
実現する。又、駆動モーターからローラーに回転力を伝
達する時に発生する無駄なパワーロスを最小限に押さえ
従来のコンベアの半分〜4分の 1にし省エネルギー性
・省メンテナンス性を向上する。そして、調整可能なア
キューム機能を持たせることにより低速型としても、魅
力の高い利用法を 提供しようとするにある。 【手段】フリーローラーの下にドライブシャフトを通し
弾性伝達ローラーを千鳥に並べ各コンベアローラーを回
転させることにより少ない負荷で高速にローラーを回転
させられるようになり 上記目的が可能となる。又、弾
性伝達ローラーを分割しアキューム機能を持たせること
によりもう一つの目的も可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は軽荷重(1ケース
50kgf以下)のフリーローラーコンベアを 効果的
にドライブローラーコンベア化することに関する物であ
る。
【0002】
【従来の技術】ドライブローラーコンベアの従来の方式
と言えば基本的には、ローラーに付けたスプロケットを
チェーンにて回転させるタイプ。平ベルト等で摩擦によ
りローラーに回転力を伝達するタイプ。 ドライブシ
ャフトを用い 丸ベルトで1本毎のローラーに摩擦で回
転を伝達するタイプが有った。
【0003】しかし、従来の方式にはそれぞれに欠点が
有る為に 最良の方式と言えるドライブローラーコンベ
アがなかった。又、ドライブローラーコンベアの最大の
欠点として、搬送速度 毎分60m以上(時速 3.6
km)を確実に発揮出来る方式も無かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ドライブローラーコン
ベアとして、最大搬送速度 毎分240m(時速 1
4.4km)を出せる様にし、長距離の搬送時にフォー
クリフト等で搬送するよりも早くなるようにすることを
目的とする。
【0005】モーターからローラーに回転力を伝達する
時に発生するパワーロスを最小限に押さえ、 搬送速度
毎分60m時に従来の半分〜4分の1、搬送速度 毎
分240m時に 従来の毎分60mの搬送速度と同程度
の必要トルクとなるようにすることを目的とする。
【0006】ローラーコンベアの動力装置の殆どをコン
ベアフレーム内に内蔵する構造にする事により、フリー
ローラーコンベアとほぼ同じ設計で、ドライブローラー
コンベアを利用できることを目的とする。
【0007】アキューム装置を弾性伝達ローラーに内蔵
する形式を同時に開発し、アキュームトルク調整可能な
ドライブローラーコンベアにも発展させることを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、モーターから
の回転力を各ローラーに伝達していくときに、回転運動
の動力伝達方式に統一することにて、直線や楕円・折り
曲げの動作の時に発生する無駄なパワーロスを最小限度
に減少できることを 特徴とする。
【0009】以前に特許出願した、弾性伝達ローラーを
千鳥に並べて組み付けるようにする事により、各動力装
置に掛かるラジアル・スラスト荷重を弾性伝達ローラー
1対毎に相殺させることにより無駄なパワーロスを最小
限度に減少できることを 特徴とする。
【0010】又、弾性伝達ローラーを用いることにより
ドライブシャフトとフリーローラー間にある位置ズレ・
加工精度の誤差等を吸収させ 従来では難しかった加工
精度の低いフリーローラーへの回転力の伝達を確実に出
来ることを 特徴とする。
【0011】ドライブローラーコンベアにアキューム機
能を付加する方法として、弾性伝達ローラーを改造し押
しバネを調整する事により随時調整可能なアキューム機
能を保持出来ることを 特徴とする。
【0012】
【発明実施の形態】図1図2は、本発明の形態を示し
たものである。ドライブシャフト式 弾性伝達ローラー
は、ドライブシャフト用ベースプレートの定位置に取り
付けられた 弾性伝達ローラーとドライブシャフトが、
ローラーコンベアフレームに支持ブラケットで固定され
ることにより弾性伝達ローラーとコンベアローラーの位
置出しが出来る。
【0013】この時に、ドライブシャフトは、ドライブ
シャフト用ベースプレートの中央に配置し、高さの調整
は軸受けの下にシム板等を差込調整する様にすることで
既製品の転がり軸受けで対応できる。
【0014】又、弾性伝達ローラーは図3 の様にマイ
タギヤーとゴムローラーをつなげた形状で作成し、図1
に有る様にドライブシャフトに対して1個毎に交互に取
り付けていく、ドライブシャフト側のマイタギヤーも1
個毎に前後逆になるように組み付ける。これにより片方
の列の弾性伝達ローラーに対し交互に付けられた弾性伝
達ローラーは、前者のローラーと同方向に回転する様に
なりこの回転をローラーコンベアに伝達することにより
ドライブコンベアとして、利用できる。
【0015】又、上記の様な回転運動の伝達装置を千鳥
に取り付ける特殊な構造により、1個毎の弾性伝達ロー
ラーから発生しているスラスト・ラジアル方向の無駄な
パワーロスを1対毎に相殺させることにつながる。
【0016】図4にある アキューム機能付き弾性伝達
ローラーを使用して、ドライブコンベアを作成すれば搬
送物をスットッパー等で一時的に進まないようにしても
ドライブシャフトを回転させたまま各伝達装置や搬送
物に傷や負荷をかけずに利用できる。
【0017】
【実施例】図1図2は、本発明に於ける実施例でもあ
る。この図を見ての通りコンベアフレームからはみ出し
ている駆動装置は無く 従来のドライブコンベアと比べ
ると非常に小型化している。
【0018】図5は、本発明を最高速の搬送速度で利用
しようとしたときの実施例である。17の低速コンベア
(毎分60m程度)から流れてきた搬送物は、18の中
速コンベア(毎分120m程度)に乗り込み一度速度を
上げ、次に19の中高速コンベア(毎分180m程度)
に乗り込みもう一度速度を上げ、20の高速コンベア
(毎分240m)に到達することになる。又、減速する
ときも同じように数回に分け減速していく必要がほとん
どの搬送設備で有ると思われる。
【0019】図6は、切り出しストッパーのあるローラ
ーコンベアにドライブシャフト式 アキューム機能付き
弾性伝達ローラーを使用した実施例である。本来弾性伝
達ローラーは、それ自体がコンベアローラーとの間で多
大な負荷が加わるとスリップし伝達装置は破損すること
はないが、搬送物の重量や強度に合わせ適度に調整出来
るようにしたものである。アキューム機能付きなので、
本図では搬送物のストック・並べ直し等の作業を意図的
に行える様なる。
【0020】
【発明の効果】ドライブシャフト式 弾性伝達ローラー
に於ける最高速度毎分240m(時速14.4km)の
搬送速度になると、切り出しストッパーやカーブにおい
ては最高速度のままでは、大概の搬送物が停止時等の衝
撃で何らかの損傷を受けることになると思われる。その
為ドライブシャフト式弾性伝達ローラーが最高速度で搬
送物を運ぶ機会が有るのは、直線でコンベアが50m以
上有る様な所に限られる。
【0021】しかし、ドライブシャフト式 弾性伝達ロ
ーラーは、中速(毎分120m)程度での利用であって
も他の 各種コンベアの倍近い速度であり十分に有用で
ある。そして、機構的に無駄なパワーロスを排除してい
る為に 省エネルギー性・省メンテナンス性を見ても非
常に高性能なものになっている。
【0022】又、高速のローラーコンベアであると同時
に調整可能なアキューム機能を利用できる事により低速
(毎分60m程度)〜微速(毎分15m程度)の多機能
のコンベアとして有用であるといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドライブシャフト式 弾性伝達ローラーの組み
込んだローラーコンベアの上面より見た概略図である。
【図2】ドライブシャフト式 弾性伝達ローラーの組み
込んだローラーコンベアの側面より見た詳細図である。
【図3】ドライブシャフト式用 弾性伝達ローラーの詳
細図である。(原寸大)
【図4】ドライブシャフト式用 アキューム機能付き弾
性伝達ローラーの詳細図である。(原寸大)
【図5】高速コンベア対応時の加速ユニット組み合わせ
の概略図である。
【図6】切り出しストッパーのあるローラーコンベアに
ドライブシャフト式 アキューム機能付き弾性伝達ロ
ーラーを組み込んだ概略図である。
【符号の説明】
01弾性伝達ローラー 02コンベアローラー 03ドライブシャフト 04マイタギヤー 05転
がり軸受け 06コンベアフレーム 07ドライブシャフト用ベー
スプレート 08支持ブラケット 09弾性伝達ローラー部ゴムロ
ーラー 10弾性伝達ローラー部マイタギヤー 11ローラー
ベアリング 12ライニング板 13ブレーキ板 14滑り止め
ゴム板 15アキューム用スプリング 16駆動モーター
17低速コンベア 18中速コンベア 19中高速コンベア 20高速
コンベア 21切り出しストッパー 22空圧シリンダー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローラーコンベアの動力装置にて、ドライ
    ブシャフト・弾性伝達ローラーの使用によりモーターか
    らの回転力の伝達方法を回転動作のみにする事で、毎分
    240m 程度までのローラーコンベア搬送速度を実
    現する ことを特徴とするドライブシャフト式 弾性伝
    達ローラー。
  2. 【請求項2】ローラーコンベアの動力装置にて、モータ
    ーからの回転力の伝達を 回転動作のみにする事で無駄
    なパワーロスが減り モーターの回転に於ける必要トル
    クが減ったことにより、従来のローラーコンベアと比較
    すると 同じ形状・搬送条件の時に必要なモーターサイ
    ズが半分〜4分の1 程度で良い ことを特徴とするド
    ライブシャフト式弾性伝達ローラー。
  3. 【請求項3】弾性伝達ローラーを千鳥に並べて、組み付
    ける事によりドライブシャフトや軸受け、弾性伝達ロー
    ラーに掛かっているラジアル・スラスト方向の負荷を
    交互に組み付けた弾性伝達ローラーに相殺させることで
    動力装置全体の無駄なパワーロスが減少する ことを特
    徴とするドライブシャフト式 弾性伝達ローラー。
  4. 【請求項4】ローラーコンベアの動力装置を最小限度
    小型化する事によりコンベアのフレーム必要寸法内にほ
    とんどの部品を内蔵したことによって、フリーローラー
    コンベアの時とほぼ同様の寸法にて、ドライブローラー
    コンベア化できる ことを特徴とするドライブシャフト
    式弾性伝達ローラー。
  5. 【請求項5】弾性伝達ローラーにスリップトルクを調整
    可能な、アキューム機構を持たせる事により 必要に応
    じてアキューム機能付きドライブローラーコンベアにす
    ることも可能な ことを特徴とするドライブシャフト式
    弾性伝達ローラー。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003063628A (ja) * 2001-08-30 2003-03-05 Sanki Eng Co Ltd 駆動ローラコンベヤ
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WO2019218999A1 (zh) * 2018-05-15 2019-11-21 南通跃通数控设备股份有限公司 自动排废料雕刻机

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