JP4901695B2 - 特性計測装置、特性可視化装置、及び電流制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、永久磁石回転子を有する電動機の特性を計測する特性計測装置、計測された特性を可視化する特性可視化装置、及び当該電動機に供給する電流を制御する電流制御装置に関する。
非特許文献1は、英国はグラスゴー大学のミラー氏等が提唱する、AC、DC及びリラクタンスモータにおけるトルク発生の一元化理論について説明している。以下、非特許文献1で説明されている当該理論について簡単に説明する。
スイッチトリラクタンスモータ(SRM)の特性の解析には、鎖交磁束(Ψ)−電流(i)線図が伝統的に用いられており、この手法が今日では同期リラクタンスモータにも応用されている。但し、Ψ−i特性から導き出される電磁トルクの概念は、全てのモータにとっての基本原理である。また、Ψ−i線図から磁束(Flux)−起磁力(MMF)線図が導出され得る。このため、磁束(Flux)−起磁力(MMF)線図を用いた本理論によって、各種モータの特性を解析及び評価するための一元的な方法が提供される。
図15は、Ψ−i特性と磁束(Flux)−起磁力(MMF)特性の関係を示す図である。なお、図15上の符号θは、ステータに対するロータの機械角を示す。Ψ−i特性を示すΨ−i線図は、ある相の相電流に対する鎖交磁束をプロットして得られる。また、巻数による影響を除いた、一相当りの実効的な磁束及び起磁力を得るために、鎖交磁束(Ψ)を一相当りの巻数(Nph)で除算した変数(磁束)と、電流(i)に巻数(Nph)を乗算した変数(起磁力)とを用いれば、磁束(Flux)−起磁力(MMF)線図が得られる。巻数と磁束との積である鎖交磁束(Ψ)を巻数(Nph)で除算した値は、モータ内の実際の磁束ではないが、実効的な磁束を示す。このようにして、Ψ−i線図から磁束(Flux)−起磁力(MMF)線図が導出可能である。
図16は、磁束(Flux)−起磁力(MMF)線図上の同期リラクタンスモータの予想励磁曲線を示す図である。起磁力に対する磁束を示す予想励磁曲線は、シミュレーションによって機械角θを大きくしながら静的有限要素解析を連続して行うことによって得られ、磁束(Flux)−起磁力(MMF)線図上に図16のように示される。また、電磁トルクによって得られるエネルギW′は、図15上の軌跡によって囲まれたハッチング領域で表される。したがって、図16で想定された同期リラクタンスモータにて発生する電磁トルクのエネルギは、図16に示された長円形の領域で示される。
ティージェーイー・ミラー(TJE Miller)他著「AC,DC及びリラクタンスモータにおけるトルク発生の一元化理論(Unified Theory of Torque Production in AC, DC and Reluctance Motors)」IEEE Industry Applications Society Annual Meeting, 1994,1994年10月2日〜6日,vol.1,p.149−156
上記説明した理論では、磁束(Flux)−起磁力(MMF)線図が、各種モータで発生するトルクを求めるための理論上の手段として有効であることが説明された。しかし、非特許文献1では、磁束−起磁力特性の実測は行われておらず、実測値の可視化についても当然ながら説明されていない。また、起磁力に対する磁束発生の効率に応じた相電流の制御に関する考察も行われていない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、実測によって得られた磁束−起磁力特性を可視化して、当該磁束−起磁力特性に基づく電流の制御を行うことにより、永久磁石回転子を有する電動機の運転効率をさらに向上できる電流制御装置、並びに、当該電動機の特性を計測する特性計測装置、及び計測された特性を可視化する特性可視化装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、請求項1に記載の発明の特性計測装置は、永久磁石回転子を有する電動機の特性を計測する特性計測装置であって、前記電動機が無通電時に、前記電動機のロータ(例えば、実施の形態でのロータ103)が外部動力によって回転されている状態で、前記ロータの電気角度毎に、前記電動機のステータ(例えば、実施の形態でのステータ101)に発生した誘起電圧を検出する誘起電圧検出部(例えば、実施の形態での誘起電圧検出部117)と、前記誘起電圧検出部で検出された誘起電圧を前記電気角度で積分して、前記電動機が無通電時の各電気角度の磁束を導出する誘起電圧積分部(例えば、実施の形態での誘起電圧積分部119)と、を備え、前記電動機が通電された状態で、前記ステータに供給する基本波電流に重畳される、当該基本波電流よりも高周波の重畳電流を発生する高周波電流発生部(例えば、実施の形態での高周波電流発生部133)と、前記ロータの電気角度毎に、前記ステータに発生した電圧を検出する電圧検出部(例えば、実施の形態での電圧検出部135)と、前記ロータの電気角度毎に、前記ステータに供給されている電流を検出する電流検出部(例えば、実施の形態での電流検出部137)と、前記電圧検出部で検出された電圧及び前記電流検出部で検出された電流の、前記重畳電流の周波数帯の成分を通過させるフィルタ部(例えば、実施の形態でのハイパスフィルタ(HPF)139)と、前記ロータの電気角度から角速度を算出する角速度算出部(例えば、実施の形態での角速度算出部113,141)と、前記ロータの電気角度毎に、前記フィルタ部を通過した電圧成分及び電流成分、前記電圧成分と前記電流成分の位相差、並びに前記角速度算出部で算出された角速度に基づいて前記ステータのインダクタンスを算出するインダクタンス算出部(例えば、実施の形態でのインダクタンス算出部143)と、前記インダクタンス算出部で算出されたインダクタンスを前記フィルタ部を通過した電流成分で積分して、前記電動機が通電時の各電気角度の電流成分毎の磁束を導出するインダクタンス積分部(例えば、実施の形態でのインダクタンス積分部145)と、を備えたことを特徴としている。
さらに、請求項2に記載の発明の特性計測装置は、前記電動機が無通電時に、前記ロータの角速度が、前記ステータに誘起電圧が発生する第1の角速度よりも大きく、前記ステータに発生する誘起電圧が電源電圧を越える第2の角速度より小さいという条件を満たすよう、前記外部動力を制御する制御部(例えば、実施の形態での制御部111)を備えたことを特徴としている。
また、請求項3に記載の特性可視化装置は、上記特性計測装置によって、前記電動機が無通電時に計測された各電気角度の磁束と、前記電動機が通電時に計測された各電気角度の電流成分毎の磁束とを用いて、前記電動機の磁束−起磁力特性を表す磁束−起磁力線図を作成することを特徴としている。
さらに、請求項4に記載の特性可視化装置は、前記磁束−起磁力線図上に、同一インダクタンスを示すコンター図を重ねることを特徴としている。
また、請求項5に記載の電流制御装置は、上記特性計測装置によって、前記電動機が無通電時に計測された各電気角度の磁束と、前記電動機が通電時に計測された各電気角度の電流成分毎の磁束とから得られる前記電動機の磁束−起磁力線図上のインダクタンスコンターに基づいて、インダクタンスが所定レベル未満とならないよう、トルク指令及び前記ロータの電気角度から算出した、前記ステータに供給する電流を補正することを特徴としている。
さらに、請求項6に記載の電流制御装置は、前記ステータに供給する電流として、前記電動機の磁束−起磁力線図上の前記所定レベル未満のインダクタンスを示す領域の電流を、前記所定レベルのインダクタンスに対応するレベルの電流に変換することを特徴としている。
請求項1及び2のいずれかに記載の発明の特性計測装置によれば、永久磁石回転子を有する電動機の磁束−起磁力特性を実測することができる。
請求項3に記載の発明の特性可視化装置によれば、作成した磁束−起磁力線図によって磁束−起磁力特性を可視化できる。
請求項4に記載の発明の特性可視化装置によれば、磁束−起磁力線図上にインダクタンスコンターを可視化できる。
請求項5及び6のいずれかに記載の発明の電流制御装置によれば、起磁力に対する磁束発生の効率に応じて、永久磁石回転子を有する電動機に供給する電流を制御するため、当該電動機の運転効率(消費電力対トルク)を向上できる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、本実施形態で用いられるモータは、磁石式ロータを備えた3相ブラシレスDCモータ(以下「3相モータ」という。)である。
<磁束−起磁力特性の実測及び可視化>
まず、3相モータの磁束−起磁力特性の実測及び可視化の概念について、図面を参照して詳細に説明する。
(1)磁束−起磁力特性の実測
a.無通電時の磁束Ψ0の取得
3相モータが通電していない状態でロータが回転すると、各相のステータコイルには正弦波状の誘起電圧が発生する。磁束Ψ0を取得する際には、無通電状態で、外部動力によってロータを回転させて、3相コイルの内のいずれかのステータコイルで発生した誘起電圧値をロータの電気角度毎にサンプリングする。なお、ロータの回転速度は、ロータの角速度ωが、ステータコイルに誘起電圧が発生するロータの角速度ω1よりも大きく、ステータコイルに発生する誘起電圧が電源電圧を越えるロータの角速度ω2より小さいという条件(ω1<ω<ω2)を満たすよう、調整される。
Keθ=dΨ/dθ(但し、Keは誘起電圧、θは電気角度、Ψは磁束である。)の関係があるため、Keθを電気角度θ=0〜θmで積分する(Ψ=∫Keθdθ)と、電気角度θがθmのときの磁束Ψが求まる。このため、電気角度毎にサンプリングした誘起電圧値を用いて、各電気角度の磁束Ψ0は次式(1)から導出される。
磁束Ψ0[単位:Wb=V・sec]=(現電気角度での誘起電圧値[単位:V・sec/rad])×(現電気角度−前回電気角度[単位:rad])+(前回の磁束値[単位:Wb=V・sec]) …(1)
図1は、U相のステータコイルで発生した電気角度θに対する誘起電圧Ke及び磁束Ψ0の一例を示すグラフである。図1に示すように、U相のステータコイルで発生する磁束Ψ0は、電気角度θが0度から180度となるまでの間に極小値から極大値へと増加し、電気角度θが180度から360度となるまでの間に極大値から極小値へと減少する。
磁束Ψ0は、無通電状態で得られた値であるため、起磁力が0のときの磁束を示す。このため、各電気角度の磁束Ψ0は、横軸が起磁力AT、縦軸が磁束Ψ0を示す磁束−起磁力線図の縦軸上にプロットされる。図2は、各電気角度の磁束Ψ0がプロットされた磁束−起磁力線図の一例を示すグラフである。
b.通電時の磁束Ψの取得
3相モータが通電した状態では、3相正弦波の相電流がステータコイルの巻線に供給される。本実施形態では、この3相正弦波の相電流に、位相が120度ずつずれた3相正弦波の高周波電流を重畳する。図3は、3相モータに供給される、電気角度又は回転角度に対する3相正弦波の相電流を示すグラフ(a)、及び3相正弦波の相電流に重畳される、時間に対する3相正弦波の高周波電流を示すグラフ(b)である。
磁束Ψを取得する際には、固定周波数の基本波電流に固定周波数の高周波電流が重畳された相電流がステータコイルに供給されている状態で、3相コイルの内のいずれかのステータコイルの高周波電流による相電圧値と、高周波電流の相電流値を、ロータの電気角度毎にサンプリングする。
ステータコイルの高周波電流Ihによる相電圧の基本波の実効値Vhは、図4に示されるグラフによって表される。図4に示すように、相電圧の実効値Vhは、ステータコイルの相抵抗成分による実数部“R・Ih”と、ステータコイルの相インダクタンス成分による虚数部“ω・L・Ih”とから成る。相電圧Vhと高周波相電流Ihの位相差(相力率角)をβとすると、ステータコイルの相インダクタンスLは、次式(2)から導出される。なお、式(2)中のパラメータ“ω”はロータの角速度を示す。
L=(Vh・sinβ)/(ω・Ih) …(2)
図5は、ロータの電気角度が286度のときの、正の高周波相電流Ihに対する相インダクタンスLをプロットしたグラフの一例である。図5に示す相インダクタンスLを高周波相電流Ih=0〜Imで積分すると、高周波相電流IhがImのときの磁束Ψが求まる。図6は、ロータの電気角度が286度のときの、正の高周波相電流Ihに対する磁束Ψの一例を示すグラフである。同じ電気角度で、負の高周波相電流Ihに対する相インダクタンスLも求めると、負の高周波相電流Ihに対する磁束Ψのグラフも同様に得られる。
本実施形態では、電気角度毎に正負の高周波相電流Ihに対する相インダクタンスLをプロットして、電気角度毎に、高周波相電流Ihが正の領域及び負の領域毎にそれぞれ相インダクタンスLを積分する。その結果、各電気角度の、正負それぞれの相電流に対する磁束Ψを示すグラフを得ることができる。図7は、各電気角度の正の相電流に対する磁束Ψを示すグラフを重ねたグラフである。
(2)磁束−起磁力特性の可視化
前述の(1)磁束−起磁力特性の実測で得られた、図2に示される無通電時の各電気角度の磁束Ψ0のデータと、図7に示される通電時の各電気角度の磁束Ψのデータとを用いて、3相モータが有する磁束−起磁力特性を示すグラフを作成する。なお、起磁力[単位:A]=相電流×巻数である。
横軸を起磁力AT、縦軸を磁束Ψとし、図2に示される無通電時の各電気角度の磁束Ψ0を、図7に示される通電時の各電気角度の磁束Ψのy切片として、磁束Ψ0及び磁束Ψの各データをプロットすると、図8に示される磁束−起磁力線図が得られる。図8は、起磁力に対する磁束をロータの電気角度毎に表した磁束−起磁力線図の一例を示す。このように、磁束−起磁力特性の実測データを可視化して、背景技術で説明した図16と同様のグラフを得ることができる。
<モータに供給する電流制御>
次に、3相モータに供給する電流の制御の概念について、図面を参照して詳細に説明する。
(1)磁束−起磁力線図上に重ねられるインダクタンスのコンター図の作成
前述の<磁束−起磁力特性の実測及び可視化>で得られた図8に示される磁束−起磁力線図を利用して、同一インダクタンスを示すコンター図を作成し、このコンター図を磁束−起磁力線図上に重ねる。インダクタンスLは、L=dΨ/dIによって求められ、磁束−起磁力線図中の励磁曲線の傾きによって示される。したがって、磁束−起磁力線図中の励磁曲線の傾きが等しい点を結んだ線を磁束−起磁力線図上に描画することによって、インダクタンスのコンター図を磁束−起磁力線図上に表すことができる。
図9は、磁束−起磁力線図上に表したインダクタンスのコンター図の一例を示すグラフである。図9に示すコンター図には、異なるインダクタンスを示す3つのコンターが示され、2軸の交点から離れたコンターほど低いインダクタンスを示す。
(2)インダクタンスのコンター図を利用した電流制御
インダクタンスのコンターは、起磁力(相電流)による磁束発生の効率を示す。このため、図9に示したコンター図を参照して、インダクタンスが大きな範囲で示される相電流をモータに供給すれば、当該モータの運転効率を向上できる。逆に、インダクタンスが小さな範囲で示される相電流をモータに供給しても、モータの運転効率は良くならない。
図10は、図9に示したインダクタンスのコンター図上の、インダクタンスが所定レベルよりも小さな範囲を示す図である。図10に示すように、磁束−起磁力線図上の励磁曲線が描画された領域の内、最も外側のコンターよりも外側の領域(以下「低インダクタンス領域」という。)11では、最も外側のコンターによって示されるインダクタンスよりも低いインダクタンスである。このため、モータに供給する相電流を低インダクタンス領域11のレベルまで上げない方が、当該モータの運転効率を向上でき、かつ、消費電力も削減できる。
図11は、図10に示したコンター図上の低インダクタンス領域11を除いた領域で流す電流の、電気角度に対する波形を示す図である。なお、図11中の点線は、低インダクタンス領域11を含む領域で流した電流、すなわち正弦波電流の波形を示す。本実施形態では、低インダクタンス領域11を除いた領域のレベルの電流を3相モータに供給する。このため、3相モータへの電流供給を制御する本実施形態の電流供給制御装置は、電気角度に応じて3相電流の各相電流が図11の実線で示す波形となるよう制御する。
上記制御を行わない場合は、図11の点線で示す波形の電流が3相モータに供給される。当該制御を行った場合と行わない場合をトルクの点で比較すると、低インダクタンス領域11に対応する電流を流しても、当該領域ではインダクタンスが小さいために、あまりトルクは上がらない。また、当該制御を行った場合と行わない場合を消費電力の点で比較すると、図11中の実線(制御あり)で示される電流の実効値は、点線(制御なし)で示される電流の実効値よりも小さいため、上記制御を行った方が消費電力を低減できる。このように、上記説明したモータへの電流供給制御を行えば、モータの運転効率(消費電力対トルク)は向上する。
<磁束−起磁力特性の実測を行う特性計測装置>
(1)無通電時の磁束Ψ0の計測
図12は、上記説明した磁束−起磁力特性の実測を実現するための、無通電時の磁束Ψ0を計測する特性計測装置を示すブロック図である。図12に示す特性計測装置は、ステータ101、ロータ103及びレゾルバ105を有する3相モータが無通電時に、ステータコイルに発生する誘起電圧からロータ103の電気角度毎に磁束Ψ0を計測する。なお、ロータ103は、外部動力によって極低速に回転されている。
図12に示すように、特性計測装置は、制御部111と、角速度算出部113と、dq変換部114と、電流供給部115と、誘起電圧検出部117と、誘起電圧積分部119とを備える。なお、電流供給部115は、計測用のトルク指令/電流テーブル151と、電流PI制御部153と、3相変換部155と、インバータ(INV)157とを有する。
制御部111は、磁束Ψ0の計測指示を受けると、車両に搭載されたエンジンや他のモータ等の外部動力107を制御して、ロータ103を極低速で回転させる。3相モータに設けられたレゾルバ105は、ロータ103の機械角度を検出し、検出した機械角度に応じた電気角度θmを出力する。レゾルバ105から出力された電気角度θmは、角速度算出部113、3相変換部155、誘起電圧検出部117及び誘起電圧積分部119に送られる。
角速度算出部113は、電気角度θmを微分してロータ103の角速度ωを算出する。角速度算出部113によって算出された角速度ωは、制御部111に送られる。制御部111は、ロータ103の角速度ωが、ステータコイルに誘起電圧が発生する角速度ω1よりも大きく、ステータコイルに発生する誘起電圧が電源電圧を越える角速度ω2より小さいという条件(ω1<ω<ω2)を満たすよう、外部動力107を制御する。当該条件が満たされた後、制御部111は、トルク指令T*=0に設定し、電流供給部115のインバータ157に設けられたステータ101への電流供給を制御するFET(電界効果トランジスタ)のゲートをオフ制御する。
なお、ステータ101に電流を供給する場合、電流供給部115では、トルク指令/電流テーブル151を参照して、トルク指令Tに応じたdq座標系の電流Id*, Iq*をdq変換部114から得られた電流Id, Iqを用いて電流PI制御部153がPI制御した後、3相変換部155が電圧Vd*, Vq*を2相/3相変換し、得られたuvw座標系の電圧Vu, Vv, Vwをインバータ157が3相交流に変換する。このようにして、電流供給部115からステータ101に3相交流電流が供給されるが、インバータ157をゲートオフ制御するとステータ101には電流が供給されない。
但し、ロータ103が外部動力107によって回転されているため、ステータコイルには誘起電圧が発生する。誘起電圧検出部117は、各相のステータコイルの誘起電圧を、ロータ103の電気角度θm毎に検出する。なお、誘起電圧検出部117は、3相全ての誘起電圧を検出する必要はなく、少なくともいずれか1相の誘起電圧を検出すれば良い。誘起電圧積分部119は、誘起電圧検出部117で検出された誘起電圧を上記式(1)を用いて電気角度θmで積分することによって、各電気角度の磁束Ψ0を導出する。なお、誘起電圧積分部119は、内部にメモリ121を有し、誘起電圧検出部117で検出された誘起電圧の値、及び各誘起電圧が検出されたときの電気角度θmをメモリ121に保持する。
(2)通電時の磁束Ψの計測
図13は、上記説明した磁束−起磁力特性の実測を実現するための、通電時の磁束Ψを計測する特性計測装置を示すブロック図である。なお、図13において、図12と共通する構成要素には同じ参照符号が付されている。図13に示す特性計測装置は、上記説明した3相モータが通電時に、基本波電流に重畳された高周波相電流、及び高周波相電流によるステータコイルの相電圧から相インダクタンスを導出し、相インダクタンスを高周波相電流で積分することによって、ロータ103の電気角度毎に磁束Ψを計測する。
図13に示すように、特性計測装置は、制御部131と、高周波電流発生部133と、dq変換部114と、電流供給部115と、電圧検出部135と、電流検出部137と、ハイパスフィルタ(HPF)139と、角速度算出部141と、インダクタンス算出部143と、インダクタンス積分部145とを備える。なお、電流供給部115は、計測用のトルク指令/電流テーブル151と、電流PI制御部153と、3相変換部155と、インバータ(INV)157を有する。
3相モータに設けられたレゾルバ105は、ロータ103の機械角度を検出し、検出した機械角度に応じた電気角度θmを出力する。レゾルバ105から出力された電気角度θmは、3相変換部155、電圧検出部135、インダクタンス算出部143及びインダクタンス積分部145に送られる。
制御部131は、磁束Ψの計測指示を受けると、一定のトルク指令T*に応じた電流をステータ101に供給するよう電流供給部115に指示する。電流供給部115では、トルク指令/電流テーブル151を参照して、トルク指令T*に応じたdq座標系の電流Id*, Iq*をdq変換部114から得られた電流Id, Iqを用いて電流PI制御部153がPI制御する。なお、PI制御には、ステータ101に供給される各相電流Iu, Iv, Iwをdq変換した電流Id, Iqが用いられる。3相変換部155は、電圧Vd*, Vq*を2相/3相変換して、uvw座標系の電圧Vu, Vv, Vwを出力する。
また、制御部131は、磁束Ψの計測指示を受けると、固定周波数の高周波電流を発生するよう高周波電流発生部133に指示する。高周波電流発生部133で発生した高周波電流の高周波電圧Vuf, Vvf, Vwfは、上記説明した各相の電圧Vu, Vv, Vwに重畳される。インバータ157は、高周波電流が重畳された電流を3相交流に変換する。ステータ101には、高周波成分を含む3相交流電流が供給される。
電圧検出部135は、各相のステータコイルに発生した電圧を、ロータ103の電気角度θm毎に検出する。また、電流検出部137は、各相のステータコイルに供給される電流を、ロータ103の電気角度θm毎に検出する。なお、電圧検出部135及び電流検出部137は、3相全ての電圧又は電流を検出する必要はなく、少なくともいずれか1相の電圧又は電流を検出すれば良い。
HPF139は、電圧検出部135が検出した電圧及び電流検出部137が検出した電流の高周波成分のみを通過させる。HPF139を通過した相電圧Vh及び高周波相電流Ihは、インダクタンス算出部143に入力される。また、角速度算出部141は、電気角度θmを微分してロータ103の角速度ωを算出する。角速度算出部141によって算出された角速度ωは、インダクタンス算出部143に入力される。
インダクタンス算出部143は、相電圧Vh、高周波相電流Ih、ロータ103の角速度ω、及び電圧Vhと電流Ihの位相差βから上記式(2)を用いてステータコイルの相インダクタンスLを算出する。インダクタンス積分部145は、インダクタンス算出部143によって算出された相インダクタンスLを高周波相電流Ihで積分することによって、角電気角度の磁束Ψを導出する。なお、インダクタンス積分部145は、内部にメモリ147を有し、インダクタンス算出部143で算出された相インダクタンスLの値、及び各相インダクタンスLに対応する高周波相電流Ihをメモリ147に保持する。
<磁束−起磁力特性の可視化を行う特性可視化装置>
特性可視化装置は、図12に示した特性計測装置が計測した磁束Ψ0(無通電時の各電気角度の磁束Ψ0)及び図13に示した特性計測装置が計測した磁束Ψ(通電時の各電気角度の磁束Ψ)を用いて、3相モータが有する磁束−起磁力特性を示すグラフ(磁束−起磁力線図)を作成する。なお、図8に示したように、当該グラフの横軸は起磁力(=相電流×巻数)AT、縦軸は磁束Ψである。特性可視化装置は、各電気角度の磁束Ψ0を各電気角度の磁束Ψのy切片とし、磁束Ψ0及び磁束Ψの各データをプロットする。
<モータに供給する電流を制御する電流制御装置>
(1)磁束−起磁力線図上に重ねられるインダクタンスのコンター図の作成
インダクタンスコンター図作成装置は、特性可視化装置によって作成された3相モータの磁束−起磁力特性を示す磁束−起磁力線図を利用してインダクタンスのコンター図を作成し、このコンター図を磁束−起磁力線図に重ねる。その結果、図9に示したようなグラフが得られる。
(2)インダクタンスのコンター図を利用した電流制御
図14は、3相モータに供給する電流を制御する電流制御装置を示すブロック図である。なお、図14において、図12又は図13と共通する構成要素には同じ参照符号が付されている。図14に示す電流制御装置は、3相モータのステータ101に供給する電流のレベルを、インダクタンスのコンター図が重畳された磁束−起磁力線図に基づいて制御する。
図14に示すように、電流制御装置は、トルク指令変換部171と、電流補正テーブル173と、dq変換部114と、電流供給部115とを備える。なお、電流供給部115は、トルク指令/電流テーブル151と、電流PI制御部153と、3相変換部155と、インバータ(INV)157を有する。3相モータに設けられたレゾルバ105は、ロータ103の機械角度を検出し、検出した機械角度に応じた電気角度θmを出力する。レゾルバ105から出力された電気角度θmは、3相変換部155及びトルク指令変換部171に送られる。
トルク指令変換部171は、外部から与えられたトルク指令T*及びレゾルバ105から送られたロータ103の電気角度θmから、トルク指令T*を実現するためにステータ101に供給する電流Ipを算出した後、電流補正テーブル173を参照して電流Ipを補正する。トルク指令変換部171は、3相モータの磁束−起磁力特性に基づく、トルク指令T*及び電気角度θmから電流Ipを導出するためのテーブルを有する。また、電流補正テーブル173には、図10に示す低インダクタンス領域11を除いた磁束−起磁力線図に基づく、トルク指令T*及び電気角度θmから補正電流Ip*を導出するためのテーブルが格納されている。電流補正テーブル173を参照した補正では、ステータ101に供給する電流として、所定レベル未満のインダクタンスを示す領域の電流Ipを、所定レベルのインダクタンスに対応するレベルの電流Ip*に変換する。
トルク指令変換部171は、補正された電流Ip*及び電気角度θmから、トルク指令T*を新たなトルク指令T**に変換する。トルク指令変換部171は、トルク指令T**を電流供給部115に供給する。電流供給部115は、トルク指令/電流テーブル151を参照して、トルク指令T**に応じた電流をステータ101に供給する。トルク指令T**に応じた電流の一例が図11の実線で示されている。なお、図11の点線で示された波形は、変換される前のトルク指令T**に応じた電流を示す。
なお、3相モータの磁束−起磁力特性は温度によって変化するため、電流補正テーブル173には、誘起電圧Keに基づく3相モータの推定温度や外気温によって異なる複数の磁束−起磁力線図に基づくテーブルが格納されていても良い。
以上説明したように、本実施形態によれば、図12及び図13に示した特性計測装置によって3相モータの磁束−起磁力特性の実測が行われた後、特性可視化装置によって当該特性が可視化され、電流制御装置は、当該特性を示す磁束−起磁力線図にインダクタンスのコンター図を重畳したグラフに基づく情報に応じてトルク指令を変換することによって、起磁力に対する磁束発生の効率に応じた相電流の制御を行っている。
上述したように、当該制御を行った場合と行わない場合をトルクの点で比較すると、低インダクタンス領域11に対応する電流を流しても、当該領域ではインダクタンスが小さいために、あまりトルクは上がらない。また、当該制御を行った場合と行わない場合を消費電力の点で比較すると、図11中の実線(制御あり)で示される電流の実効値は、点線(制御なし)で示される電流の実効値よりも小さいため、上記制御を行った方が消費電力を低減できる。このように、3相モータに供給する電流を本実施形態に従って制御すれば、3相モータの運転効率(消費電力対トルク)が向上する。
U相のステータコイルで発生した電気角度θに対する誘起電圧Ke及び磁束Ψ0の一例を示すグラフ 各電気角度の磁束Ψ0がプロットされた磁束−起磁力線図の一例を示すグラフ 3相モータに供給される、電気角度又は回転角度に対する3相正弦波の相電流を示すグラフ(a)、及び3相正弦波の相電流に重畳される、時間に対する3相正弦波の高周波電流を示すグラフ(b) ステータコイルの高周波電流による相電圧の基本波の実効値を示す図 U相の基本波電流の電気角度が286度のときの、正の高周波相電流Ihに対する相インダクタンスLをプロットしたグラフの一例 U相の基本波電流の電気角度が286度のときの、正の高周波相電流Ihに対する磁束Ψの一例を示すグラフ 各電気角度の正の相電流に対する磁束Ψを示すグラフを重ねたグラフ 起磁力に対する磁束を電気角度毎に表した磁束−起磁力線図の一例 磁束−起磁力線図上に表したインダクタンスのコンター図の一例を示すグラフ 図9に示したインダクタンスのコンター図上の、インダクタンスが所定レベルよりも小さな範囲を示す図 図10に示したコンター図上の低インダクタンス領域を除いた領域で流す電流の、電気角度に対する波形を示す図 磁束−起磁力特性の実測を実現するための、無通電時の磁束Ψ0を計測する特性計測装置を示すブロック図 磁束−起磁力特性の実測を実現するための、通電時の磁束Ψを計測する特性計測装置を示すブロック図 3相モータに供給する電流を制御する電流制御装置を示すブロック図 Ψ−i特性と磁束(Flux)−起磁力(MMF)特性の関係を示す図 磁束(Flux)−起磁力(MMF)線図上の同期リラクタンスモータの予想励磁曲線を示す図
符号の説明
101 ステータ
103 ロータ
105 レゾルバ
111,131 制御部
113,141 角速度算出部
115 電流供給部
117 誘起電圧検出部
119 誘起電圧積分部
151 トルク指令/電流テーブル
153 電流PI制御部
155 3相変換部
157 インバータ(INV)
133 高周波電流発生部
135 電圧検出部
137 電流検出部
139 ハイパスフィルタ(HPF)
143 インダクタンス算出部
145 インダクタンス積分部
171 トルク指令変換部
173 電流補正テーブル

Claims (6)

  1. 永久磁石回転子を有する電動機の特性を計測する特性計測装置であって、
    前記電動機が無通電時に、前記電動機のロータが外部動力によって回転されている状態で、
    前記ロータの電気角度毎に、前記電動機のステータに発生した誘起電圧を検出する誘起電圧検出部と、
    前記誘起電圧検出部で検出された誘起電圧を前記電気角度で積分して、前記電動機が無通電時の各電気角度の磁束を導出する誘起電圧積分部と、を備え、
    前記電動機が通電された状態で、
    前記ステータに供給する基本波電流に重畳される、当該基本波電流よりも高周波の重畳電流を発生する高周波電流発生部と、
    前記ロータの電気角度毎に、前記ステータに発生した電圧を検出する電圧検出部と、
    前記ロータの電気角度毎に、前記ステータに供給されている電流を検出する電流検出部と、
    前記電圧検出部で検出された電圧及び前記電流検出部で検出された電流の、前記重畳電流の周波数帯の成分を通過させるフィルタ部と、
    前記ロータの電気角度から角速度を算出する角速度算出部と、
    前記ロータの電気角度毎に、前記フィルタ部を通過した電圧成分及び電流成分、前記電圧成分と前記電流成分の位相差、並びに前記角速度算出部で算出された角速度に基づいて前記ステータのインダクタンスを算出するインダクタンス算出部と、
    前記インダクタンス算出部で算出されたインダクタンスを前記フィルタ部を通過した電流成分で積分して、前記電動機が通電時の各電気角度の電流成分毎の磁束を導出するインダクタンス積分部と、
    を備えたことを特徴とする特性計測装置。
  2. 請求項1に記載の特性計測装置であって、
    前記電動機が無通電時に、前記ロータの角速度が、前記ステータに誘起電圧が発生する第1の角速度よりも大きく、前記ステータに発生する誘起電圧が電源電圧を越える第2の角速度より小さいという条件を満たすよう、前記外部動力を制御する制御部を備えたことを特徴とする特性計測装置。
  3. 請求項1又は2に記載の特性計測装置によって、前記電動機が無通電時に計測された各電気角度の磁束と、前記電動機が通電時に計測された各電気角度の電流成分毎の磁束とを用いて、前記電動機の磁束−起磁力特性を表す磁束−起磁力線図を作成することを特徴とする特性可視化装置。
  4. 請求項3に記載の特性可視化装置であって、
    前記磁束−起磁力線図上に、同一インダクタンスを示すコンター図を重ねることを特徴とする特性可視化装置。
  5. 請求項1又は2に記載の特性計測装置によって、前記電動機が無通電時に計測された各電気角度の磁束と、前記電動機が通電時に計測された各電気角度の電流成分毎の磁束とから得られる前記電動機の磁束−起磁力線図上のインダクタンスコンターに基づいて、インダクタンスが所定レベル未満とならないよう、トルク指令及び前記ロータの電気角度から算出した、前記ステータに供給する電流を補正することを特徴とする電流制御装置。
  6. 請求項5に記載の電流制御装置であって、
    前記ステータに供給する電流として、前記電動機の磁束−起磁力線図上の前記所定レベル未満のインダクタンスを示す領域の電流を、前記所定レベルのインダクタンスに対応するレベルの電流に変換することを特徴とする電流制御装置。
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