JP4901426B2 - 粉体トナー搬送装置、画像形成装置 - Google Patents
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吸引型ポンプと、水平方向を含む搬送経路部と、該搬送経路部に対して着脱可能な粉体トナー収納容器からなる粉体トナー搬送装置において、
前記搬送経路部と前記粉体トナー収納容器の嵌合部に対して振動を加える振動部材を有する機構を備えるとともに、
前記粉体トナー収納容器が、
粉体トナーを収納するトナーボトル部と、
該トナーボトル部を前記搬送経路と連結するためのトナー貯留部と垂直経路部とを内部に備える容器保持部と、
前記トナー貯留部から前記トナーボトル部内へ入るように設けられ、前記トナーボトル内から前記垂直経路部へトナーを安定的に供給するために前記トナーボトル内のトナーを攪拌する攪拌部材と、
を備えており、
前記垂直経路部の前記搬送経路部へ通じる部位をすり鉢形状に形成してなる
ことを特徴とする。
本発明を粉体としてトナーを用いる画像形成装置に適用した場合の実施例について図1を用いて説明する。図1においては従来公知の電子写真法による画像形成装置の現像装置1により不図示の感光体にトナー像を形成する。現像装置1は吸引型粉体ポンプ2を備え、吸引型粉体ポンプ2の作動により現像装置1内にトナーが供給される。
粉体ポンプ2によりトナーを吸引搬送するためには、トナー吸引部5付近にトナーが常に存在していることが条件となる。そのため、トナー収納容器3は、内部にコイルスプリングを備えている構造や、収納容器の内壁に螺旋状の突起を有し、収納容器自身の回転によりトナーを容器先端へと搬送する構造などが考え得る。
ユーザーはトナー収納容器後端に設けられた把持部3fを持ち、収納容器先端を画像形成装置本体の収納容器セット部に向けて、略水平方向に押し込むことにより収納容器のセットを完了する。収納容器は、先端部に設けられた位置決めガイド3eを画像形成装置本体のトナー収納容器先端挿入部両側に設けられた突形状位置決めレール7a(図5参照)に挿入することにより排出孔を有する先端部の位置が決まる。
トナーボトル内壁の螺旋形状の効果でもって、ボトルの回転により、容器保持部に設けられたトナー貯留部3iへとトナーが順次搬送されるが、トナー貯留部3iの空間全てがトナーで埋まる訳ではなく、喫水線よりも若干高い位置までトナーが達すると、その後のボトル回転によってもそれ以上の容量のトナーが貯留部3iへと押し込まれることはない。また、トナー貯留部3iの空間内には、垂直経路3hにトナーを安定供給するため攪拌羽3jが斜めに設けられ、図示のように端部がトナーボトル内へ入り込み、螺旋溝による搬送力をアシストしている。垂直経路の一部はすり鉢形状となっており、周辺のトナーを確実に集積して、ノズル開口部へと受け渡す様な工夫がなされている。ノズル開口へと送り込まれたトナーはモーノポンプ等の粉体吸引ポンプによりフレキシブルな経路を通じて現像装置1へと搬送される仕組みとなっている。
本実施例における振動部材の取り付け例を図6に示す。圧電フィルム6aは、自由に形状を変えることができるため、嵌合部の形状によらず貼り付けることが可能である。取り付け例のように嵌合部である円筒形ノズルに巻きつけ、嵌合部へ効率的に振動を伝達することができる。また、圧電素子6bは、小さくても高出力で振動を発振することができるため、ノズル先端平面に貼り付けて使用することができる。圧電フィルム、圧電素子いずれもリード線を取り付け、その先に、必要な周波数(粉体トナー固有周波数、磁性キャリア固有周波数など)を出力できる回路などが取り付けられた構成となっている。
1a トナー導入孔
2 吸引型粉体ポンプ
2a 駆動軸
2b ステータ
2c ハウジング
3 トナー収納容器
3a トナーボトル
3b 容器保持部
3c シール部材
3d トナー排出孔
3e 位置決めガイド
3f 把持部
3h 垂直搬送経路
3i トナー貯留部
3j 攪拌羽
3k ゴムシール
4 トナー搬送部材であるチューブ
5 トナー吸引部
6 嵌合部(ノズル)
6a 圧電フィルム
6b 圧電素子
7a 突形状位置決めレール
7c 駆動ギヤ
T トナー
Claims (12)
- 吸引型ポンプと、水平方向を含む搬送経路部と、該搬送経路部に対して着脱可能な粉体トナー収納容器からなる粉体トナー搬送装置において、
前記搬送経路部と前記粉体トナー収納容器の嵌合部に対して振動を加える振動部材を有する機構を備えるとともに、
前記粉体トナー収納容器が、
粉体トナーを収納するトナーボトル部と、
該トナーボトル部を前記搬送経路と連結するためのトナー貯留部と垂直経路部とを内部に備える容器保持部と、
前記トナー貯留部から前記トナーボトル部内へ入るように設けられ、前記トナーボトル内から前記垂直経路部へトナーを安定的に供給するために前記トナーボトル内のトナーを攪拌する攪拌部材と、
を備えており、
前記垂直経路部の前記搬送経路部へ通じる部位をすり鉢形状に形成してなる
ことを特徴とする粉体トナー搬送装置。
- 請求項1に記載の粉体トナー搬送装置において、加える振動を20kHz以上の周波数域とすることを特徴とする粉体トナー搬送装置。
- 請求項1に記載の粉体トナー搬送装置において、加える振動を粉体トナーの固有周波数付近とすることを特徴とする粉体トナー搬送装置。
- 請求項1または3に記載の粉体トナー搬送装置において、前記粉体トナーに磁性キャリアを加えて現像剤とすることを特徴とする粉体トナー搬送装置。
- 請求項1に記載の粉体トナー搬送装置において、前記粉体トナーに磁性キャリアを加えて現像剤とするとき、加える振動を磁性キャリアの固有周波数付近とすることを特徴とする粉体トナー搬送装置。
- 請求項1から5のいずれかに記載の粉体トナー搬送装置において、前記振動部材として圧電素子または圧電フィルムを用いることを特徴とする粉体トナー搬送装置。
- 請求項1から6のいずれかに記載の粉体トナー搬送装置において、前記吸引型ポンプと同時に前記振動部材を駆動しない制御を行うことを特徴とする粉体トナー搬送装置。
- 請求項1から7のいずれかに記載の粉体トナー搬送装置において、温度変化、湿度変化などの環境変化を検知するセンサを備えていることを特徴する粉体トナー搬送装置。
- 請求項1から8のいずれかに記載の粉体トナー搬送装置において、前回のポンプ駆動時からの経過時間を記録するメモリを備えていることを特徴とする粉体トナー搬送装置。
- 請求項1から9のいずれかに記載の粉体トナー搬送装置を用いてなることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1から9のいずれかに記載の粉体トナー搬送装置を複数個用いてカラー画像形成可能なことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項10または11に記載の画像形成装置であって、画像形成中に前記振動部材を駆動させない制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
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JP2006297800A JP4901426B2 (ja) | 2006-11-01 | 2006-11-01 | 粉体トナー搬送装置、画像形成装置 |
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JP2006297800A JP4901426B2 (ja) | 2006-11-01 | 2006-11-01 | 粉体トナー搬送装置、画像形成装置 |
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JP2008116548A JP2008116548A (ja) | 2008-05-22 |
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ID=39502546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006297800A Active JP4901426B2 (ja) | 2006-11-01 | 2006-11-01 | 粉体トナー搬送装置、画像形成装置 |
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