JP4900276B2 - 電子音楽装置、音楽コンテンツ提供システム及び音楽コンテンツ利用プログラム - Google Patents

電子音楽装置、音楽コンテンツ提供システム及び音楽コンテンツ利用プログラム Download PDF

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Description

この発明は、着脱可能な外部記憶媒体を装着することができる電子楽器などの電子音楽装置において、外部記憶媒体と共に適切なセキュリティを確保して音楽コンテンツを利用することができる音楽コンテンツ利用システムに関する。
従来より、音楽コンテンツを利用する電子音楽装置が知られており、例えば、特許文献1には、電子楽器などの電子音楽装置に固有の識別データ(楽器ID)でユーザ登録を行い、コンテンツ配信コンピュータから電子音楽装置に音楽コンテンツを配信する技術が開示されている。
特開2003−99627号公報
一方、電子楽器などの電子音楽装置にUSBフラッシュメモリなどのような着脱式記憶装置を装着し、着脱式記憶装置に記憶されている音楽コンテンツを利用することが考えられており、この場合にも適切なセキュリティを講じる必要がある。しかしながら、従来技術では、音楽コンテンツを利用するに際して、着脱式記憶装置を登録して使うような場合について考慮されていない。
この発明は、このような事情に鑑み、電子楽器などの電子音楽装置に着脱可能な外部記憶媒体についても登録を行うことにより、音楽コンテンツが特定の電子音楽装置内にあるか或いは特定の外部記憶媒体内にあるときに利用可能となるように、音楽コンテンツに対して外部記憶媒体と共に適切なセキュリティが確保された音楽コンテンツ提供又は利用システムを提供することを目的とする。
この発明の第1の特徴に従うと、電子音楽装置固有の機器ID(楽器ID)を記憶している不揮発性の第1内蔵記憶部(4A)と、着脱可能で固有のデバイスIDを持つ外部記憶媒体(MM)が装着されるインターフェース(10)とを備えた電子音楽装置(EM)であって、インターフェース(10)に装着された外部記憶媒体(MM1)のデバイスIDを読み出すデバイスID読出し手段(E12)と、第1内蔵記憶部(4A)に記憶されている機器ID及びデバイスID読出し手段により読み出されたデバイスIDを、IDファイルとして、インターフェースに装着された外部記憶媒体(MM1)に書き込むIDファイル書込み手段(E13)と、インターフェース(10)に再装着された外部記憶媒体(MM3)から、IDファイルの機器IDに基づいて音楽コンテンツ提供サーバ(SV)により生成されたライセンス情報(ライセンスキー)を読み出すライセンス情報読出し手段(E14)と、ライセンス情報読出し手段により読み出されたライセンス情報を不揮発性の第2内蔵記憶部(4B)に記憶するライセンス情報記憶手段(E14)と、インターフェース(10)に再々装着された外部記憶媒体(MM6)に格納されており、音楽コンテンツ提供サーバ(SV)により生成されたライセンス情報及びIDファイルのデバイスIDが付加された音楽コンテンツから、当該ライセンス情報或いはデバイスIDを読み出す付加情報読出し手段(E28,E25)と、付加情報読出し手段により読み出されたライセンス情報及び第2内蔵記憶部(4B)に記憶されたライセンス情報を用いるか(E29=YES)、或いは、付加情報読出し手段により読み出されたデバイスID及びインターフェースに再々装着された外部記憶媒体のデバイスID(E26=YES)を用いて、当該外部記憶媒体(MM6)に格納されている音楽コンテンツを利用する外部コンテンツ利用手段(E23)とを具備する電子音楽装置(EM)〔請求項1〕が提供され、電子音楽装置固有の機器ID(楽器ID)を記憶しているの第1内蔵記憶部(4A)と、着脱可能で固有のデバイスIDを持つ外部記憶媒体(MM)が装着されるインターフェース(10)とを備え、電子音楽装置として機能するコンピュータ(EM)に、インターフェース(10)に装着された外部記憶媒体(MM1)のデバイスIDを読み出すデバイスID読出しステップ(E12)と、第1内蔵記憶部(4A)に記憶されている機器ID及びデバイスID読出しステップで読み出されたデバイスIDを、IDファイルとして、インターフェースに装着された外部記憶媒体(MM1)に書き込むIDファイル書込みステップ(E13)と、インターフェース(10)に再装着された外部記憶媒体(MM3)から、IDファイルの機器IDに基づいて音楽コンテンツ提供サーバ(SV)により生成されたライセンス情報(ライセンスキー)を読み出すライセンス情報読出しステップ(E14)と、ライセンス情報読出しステップで読み出されたライセンス情報を不揮発性の第2内蔵記憶部(4B)に記憶するライセンス情報記憶ステップ(E14)と、インターフェース(10)に再々装着された外部記憶媒体(MM6)に格納されている音楽コンテンツから、音楽コンテンツ提供サーバ(SV)により当該音楽コンテンツに付加されたライセンス情報或いはデバイスIDを読み出す付加情報読出しステップ(E28,E25)と、付加情報読出しステップで読み出されたライセンス情報及び第2内蔵記憶部(4B)に記憶されたライセンス情報を用いるか(E29=YES)、或いは、付加情報読出しステップで読み出されたデバイスID及びインターフェースに再々装着された外部記憶媒体(MM6)のデバイスIDを用いて(E26=YES)、当該外部記憶媒体(MM6)に格納されている音楽コンテンツを利用する外部コンテンツ利用ステップ(E23)とから成る手順を実行させる音楽コンテンツ利用プログラム〔請求項4〕が提供される。なお、括弧書きは、理解の便のために、実施例の参照記号、用語、箇所等を付記したものであり、以下においても同様である。
また、この発明による電子音楽装置(EM)は、さらに、インターフェース(10)に再々装着された外部記憶媒体(MM6)から、ライセンス情報及びデバイスIDが付加された音楽コンテンツを読み出し、第3内蔵記憶部(4C)に記憶するコンテンツ記憶手段(段落[0035]〜[0036]と、第3内蔵記憶部(4B)に記憶された音楽コンテンツからライセンス情報を取得するライセンス情報取得手段(E21=YES→E28)と、ライセンス情報取得手段により取得されたライセンス情報及び第2内蔵記憶部(4B)に記憶されているライセンス情報を用いて、第3内蔵記憶部(4C)に記憶された音楽コンテンツを利用する内部コンテンツ利用手段(E29=YES→E23)とを具備する〔請求項2〕ように構成することができる。
この発明の第2の特徴に従うと、音楽コンテンツ提供サーバ(SV)及びクライアント機器(PC)がネットワーク(CN)を通じて通信可能に接続され、音楽コンテンツ提供サーバ(SV)から提供される音楽コンテンツを該クライアント機器(PC)及び電子音楽装置(EM)に対して着脱可能な外部記憶媒体(MM)に格納するための音楽コンテンツ提供システムであって、音楽コンテンツ提供サーバ(SV)は、クライアント機器(PC)からユーザアカウント情報を受信してクライアント機器の第1のログインを受け付け、第1のログインの間にクライアント機器からIDファイルを受信するID受信手段(S11,S12)と、第1のログイン受付けに用いられたユーザアカウント情報と第1のログインで受信されたIDファイルに含まれる機器ID及びデバイスIDとを関連付けてIDデータベース(DBc)に登録するID登録手段(S12)と、IDデータベース(DBc)に登録された機器IDに基づいてライセンス情報(ライセンスキー)を生成し、生成されたライセンス情報を当該機器IDに関連付けてライセンスデータベース(DBb)に登録すると共にクライアント機器に送信するライセンス情報生成手段(S13)と、クライアント機器(PC)からユーザアカウント情報を再受信してクライアント機器の第2のログインを受け付け、第2のログインの間にクライアント機器から音楽コンテンツ購入の要求情報を受信する購入要求受信手段(S21)と、第2のログイン受付けに用いられたユーザアカウント情報に対応する機器ID及びデバイスIDをIDデータベース(DBc)から取得すると共に、取得された機器IDに対応するライセンス情報(ライセンスキー)をライセンスデータベース(DBb)から取得するID及びライセンス取得手段(S23)と、ID及びライセンス取得手段により取得されたデバイスID及びライセンス情報を、第2のログインで受信された要求情報に基づいて取得された音楽コンテンツに付与し、当該デバイスID及びライセンス情報が付与された音楽コンテンツをクライアント機器に送信するコンテンツ送信手段(S22,S24)とを具備し、クライアント機器(PC)は、ユーザアカウント情報を音楽コンテンツ提供サーバ(SV)に送信して第1のログインを要求し、第1のログインの間に、このクライアント機器に装着された外部記憶媒体(MM2)から、当該外部記憶媒体(MM2)が電子音楽装置(EM)に装着されたときに書き込まれたIDファイルを読み出して音楽コンテンツ提供サーバ(SV)に送信するIDファイル送信手段(P11,P12)であって、このIDファイルには、当該電子音楽装置固有の機器ID及び当該外部記憶媒体固有のデバイスIDが含まれるもの(P11,P12)と、音楽コンテンツ提供サーバ(SV)からライセンス情報(ライセンスキー)を受信し当該外部記憶媒体(MM2)に書き込むライセンス情報書込み手段(P13,P14)と、ユーザアカウント情報を音楽コンテンツ提供サーバに再送信して第2のログインを要求し、第2のログインの間に音楽コンテンツ購入の要求情報を送信する購入要求手段(P21,P22)と、音楽コンテンツ提供サーバから音楽コンテンツを受信し、このクライアント機器に再装着された外部記憶媒体(MM5)に格納するコンテンツ格納手段(P23)とを具備する音楽コンテンツ提供システム〔請求項3〕が提供される。
この発明の第1の特徴による音楽コンテンツ利用システムでは(請求項1,4)、電子楽器などの電子音楽装置(EM)には、楽器IDなどのような装置固有の機器IDが記録されており(4A)、USBフラッシュメモリのように着脱可能で固有のデバイスIDを持つ外部記憶媒体(MM)をインターフェース(10)に装着(挿着)することができる。最初に外部記憶媒体(MM1)がインターフェース(10)に装着されると、外部記憶媒体(MM1)のデバイスIDが読み出され(E12)、機器ID及びデバイスIDが、IDファイルとして外部記憶媒体(MM1)に書き込まれる(E13)。このIDファイルは、インターフェース(10)から外して音楽コンテンツ提供サーバ(SV)からコンテンツを取得する手続きを行うために用いられる。次に外部記憶媒体(MM3)がインターフェース(10)に装着されたときは、この外部記憶媒体(MM3)から、IDファイルの機器IDに基づいてサーバ(SV)により生成されたライセンス情報(ライセンスキー)が読み出され(E14)、不揮発性の第2内蔵記憶部(4B)に記憶される(E14)。そして、サーバ(SV)から提供され且つライセンス情報及びIDファイルのデバイスIDが付加された音楽コンテンツを格納した外部記憶媒体(MM6)がインターフェース(10)に装着されると、この音楽コンテンツに付加されたライセンス情報或いはデバイスIDが読み出され(E28,E25)、読み出されたライセンス情報及び第2内蔵記憶部(4B)に記憶されたライセンス情報を用いるか(E29=YES)、或いは、読み出されたデバイスID及びこの外部記憶媒体のデバイスID(E26=YES)を用いて、この外部記憶媒体(MM6)に格納されている音楽コンテンツを利用する(E23)。つまり、音楽コンテンツ提供サーバにおいて、電子楽器などの電子音楽装置の機器IDによる機器認証だけでなく、USBフラッシュメモリ等の着脱可能な外部記憶媒体のデバイスIDについても認証を行うことで、電子音楽装置(楽器)+外部記憶媒体(USBメモリ)の単位で1つのセキュリティを確保し、外部記憶媒体を使いたい任意の電子音楽装置(楽器)において音楽コンテンツを再生などに利用することができるようにしている。このように、機器認証がなされていない電子音楽装置(楽器)でも音楽コンテンツを使用することができるため、ユーザビリティが向上する。
この発明によれば、電子楽器などの電子音楽装置だけでなく、電子音楽装置に着脱可能な外部記憶媒体についてもデバイスIDをコンテンツ提供サーバに登録することにより、外部記憶媒体と共に適切なセキュリティを確保して音楽コンテンツを利用することができる。例えば、着脱可能な外部記憶媒体を装着した電子音楽装置がコンテンツ提供サーバから認証(オーソライズ)されている場合に、サーバから提供された音楽コンテンツを外部記憶媒体から読み出して自由に利用することができるだけでなく、電子音楽装置がサーバから認証(オーソライズ)されていない場合でも、外部記憶媒体がサーバから認証されている場合には、外部記憶媒体のコンテンツを利用することができる。
また、この発明による電子音楽装置においては(請求項2)、インターフェース(10)に再々装着された外部記憶媒体(MM6)から、ライセンス情報及びデバイスIDが付加された音楽コンテンツを読み出して第3内蔵記憶部(4C)に記憶しておき(E21=YES)、第3内蔵記憶部(4C)に記憶された音楽コンテンツ中のライセンス情報(E28)及び第2内蔵記憶部(4B)に記憶されたライセンス情報(E27)にて、第3内蔵記憶部(4C)に記憶された音楽コンテンツを利用する(E29=YES→E23)。従って、この発明によれば、電子音楽装置がコンテンツ提供サーバからオーソライズされている場合には、同サーバから着脱可能な外部記憶媒体を介して自機で利用可能な音楽コンテンツの提供を受けることができ、提供された音楽コンテンツは、外部記憶媒体が装着されているか否かに拘わらず、電子音楽装置本体において自由に利用することができる。
この発明の第2の特徴による音楽コンテンツ利用システムでは(請求項3)、まず、クライアント機器(PC)及び電子音楽装置(EM)に対して着脱可能な外部記憶媒体(MM2)がクライアント機器(PC)に装着され、クライアント機器(PC)は、ネットワーク(CN)を通じてユーザアカウント情報を音楽コンテンツ提供サーバ(SV)に送信し、第1のログインが受け付けられると(P11→S11)、外部記憶媒体(MM2)からIDファイルを読み出してサーバ(SV)に送信する(P12)。このIDファイルは、外部記憶媒体(MM2)が電子楽器などの電子音楽装置(EM)に装着(挿着)されたときに書き込まれたものであり、当該電子音楽装置固有の機器ID及び当該外部記憶媒体固有のデバイスIDが含まれている。これに対して、サーバ(SV)は、第2のログイン受付けに用いたユーザアカウント情報とIDファイルに含まれる機器ID及びデバイスIDとを関連付けてIDデータベース(DBc)に登録する一方(S12)、登録された機器IDに基づいてライセンス情報(ライセンスキー)を生成し、生成したライセンス情報を当該機器に関連付けてIDライセンスデータベース(DBb)に登録すると共にクライアント機器(PC)に送信する(S13)。そこで、クライアント機器(PC)は、サーバ(SV)からのライセンス情報を受信し外部記憶媒体(MM2)に書き込み(P14:MM2→MM3)、外部記憶媒体(MM3)に書き込まれたライセンス情報は、この記憶媒体が電子音楽装置(EM)に装着されたときに電子音楽装置(EM)に登録することができ(E14)、この登録後に漏洩防止のために消去される(E15:MM3→MM4)。次に、このクライアント機器(PC)が、ユーザアカウント情報をサーバ(SV)に再送信して第2のログインが受け付けられると(P21→S21)、さらに、音楽コンテンツ購入の要求情報を送信する(P12)。これに対して、サーバ(SV)は、要求情報で指定された所望の音楽コンテンツを音楽コンテンツデータベース(DBa)から取り出すと共に(S22)、第2のログイン受付けに用いたユーザアカウント情報に対応する機器ID及びデバイスIDをIDデータベース(DBc)から取り出し、さらに、取り出した機器IDに対応するライセンス情報をライセンスデータベース(DBb)から取り出す(S23)。そして、取り出したライセンス情報及びデバイスIDが所望の音楽コンテンツに付与されたユーザ提供用の音楽コンテンツ(ファイル)を生成し(S24)、これをクライアント機器(PC)に送信する(S24)。そこで、クライアント機器(PC)は、サーバ(SV)からの音楽コンテンツを受信し、この音楽コンテンツをクライアント機器に再装着された外部記憶媒体(MM5)に格納する(P23:MM5→MM6)。
このように、第2のログインにおいて、所定のライセンス情報(ライセンスキー)と外部記憶媒体固有のデバイスIDが付与された音楽コンテンツが、音楽コンテンツ提供サーバ(SV)からネットワーク(CN)を通じて、クライアント機器(PC)に装着された外部記憶媒体(MM5)に格納されるので、第1のログイン後の外部記憶媒体(MM3)から既にライセンス情報を保有している電子音楽装置(EM)に第2のログイン後の外部記憶媒体(MM6)を装着することで、この音楽コンテンツを電子音楽装置(EM)で利用することができる。従って、この発明によれば、電子楽器などの電子音楽装置だけでなく、電子音楽装置に着脱可能な外部記憶媒体についてもデバイスIDをコンテンツ提供サーバに登録することにより、外部記憶媒体を通じて、適切なセキュリティが確保された音楽コンテンツを提供することができる。
〔システムの概要〕
この発明の一実施例による電子音楽装置は、音楽コンテンツ利用を含む音楽情報処理機能を有する一種のコンピュータであり、電子楽器のように楽音信号生成部を備える音楽専用機器が用いられる。また、この電子音楽装置は、コンテンツ提供サーバから、通信ネットワーク、パーソナルコンピュータなどのクライアント機器、並びに、クライアント機器及び電子音楽装置(電子楽器)に着脱可能な可搬性の外部記憶媒体(USBフラッシュメモリ)を通じて、所望の音楽コンテンツの提供を受けることができる。図1は、この発明の一実施例による電子楽器(電子音楽装置)のハードウエア構成ブロック図を含む音楽コンテンツ提供及び利用システムの全体構成図である。この電子楽器(電子音楽装置)EMは、中央処理装置(CPU)1、ランダムアクセスメモリ(RAM)2、読出専用メモリ(ROM)3、不揮発性内蔵記憶装置4、演奏操作検出回路5、パネル操作検出回路6、表示回路7、音源回路8、効果回路9、USBインターフェース(I/F)10、MIDIインターフェース(I/F)11などを備え、これらの要素1〜11はバス12を介して互いに接続される。
CPU1は、RAM2及びROM3と共にデータ処理部を構成し、所定の制御プログラムに従い、タイマ13によるクロックを利用して音楽コンテンツ利用を含む種々の音楽情報処理を実行する。RAM2は、これらの処理に際して必要な各種データを一時記憶するためのワーク領域として用いられ、ROM3には、これらの処理を実行するために必要な各種制御プログラムや制御データが記憶され、さらに、演奏データ等の音楽コンテンツ(プリセット音楽コンテンツという)が予め記憶される。
不揮発性内蔵記憶装置4は、ハードディスク(HD)やフラッシュメモリのような書換え可能な半導体メモリなどの不揮発性内蔵記憶部(内蔵不揮発メモリともいう)を含み、制御プログラムや制御データ、演奏データ等の音楽コンテンツなどを任意の記憶装置4に記憶することができる。この記憶装置4には、この電子楽器(電子音楽装置)EMに固有の(ユニークな)楽器ID(機器IDともいう)を記憶した第1記憶領域(第1内蔵記憶部ともいう)4A、音楽コンテンツの利用に用いられるライセンスキーを記憶するための第2記憶領域(第2内蔵記憶部ともいう)4B、及び、演奏データ等の音楽コンテンツを記憶するための第3記憶領域(第3内蔵記憶部ともいう)4Cが設けられる。
演奏操作検出回路5は、鍵盤などの演奏操作子14の操作を検出し、演奏操作に対応する演奏データをデータ処理部に導入する。また、パネル操作検出回路6は、スイッチ等のパネル操作子15の操作内容を検出し、これに対応する各種設定情報をデータ処理部に導入する。表示回路7は、各種インジケータ(図示せず)やLCD等のディスプレイ(表示器)16の点灯/表示内容をCPU1からの指令に従って制御し、各種操作に対する表示援助を行う。音源回路8は、DSPを有する効果回路9と共に楽音信号生成部を構成し、演奏操作子14の演奏操作に基づく演奏データや記憶手段3,4等からの演奏データに基づいてオーディオ形式の楽音信号を生成し、効果回路9は、この楽音信号に所望の効果を付与する。そして、効果回路9に接続されたサウンドシステム17は、D/A変換部やアンプ、スピーカを備え、効果回路9からの楽音信号に基づく楽音を発生する。
USBI/F10には、外部記憶媒体としてUSBフラッシュメモリ(単にUSBメモリともいう)MMを装着(挿着)することができ、USBメモリMMに記憶された演奏データ等の音楽コンテンツを内蔵記憶装置4に保存したり、直接、楽音信号生成部で利用することができる。MIDII/F11には、この電子楽器EMと同様にMIDI音楽情報処理機能を有する外部MIDI機器MDが接続され、MIDII/F11を通じて、電子楽器EM・MIDI機器MD間でMIDI演奏データを授受することができる。
USBフラッシュメモリMMは、パーソナルコンピュータPCにも装着(挿着、接続)することができる外部記憶媒体であり、この記憶媒体に固有の(ユニークな)デバイスIDがそのID記録部に記録されている。なお、以下の例では、外部記憶媒体MMとして、USBメモリを対象にして説明するが、デバイスIDをもつ全ての着脱(挿脱)可能な外部記憶媒体を用いることができる。パーソナルコンピュータPCは、クライアント機器とも呼ばれ、インターネット等の通信ネットワークCNを通じて、音楽コンテンツ提供サーバ或いは認証サーバとも呼ばれるサーバコンピュータSVと通信可能に接続される。また、パーソナルコンピュータPC及びサーバSVは、電子楽器EMと同様のハードウエア構成を有し、更に通信ネットワークCNに接続するための通信インターフェースを備えるが、演奏操作部(15-6)や楽音生成部(8ー9ー17)、MIDII/F(10)はなくてもよい。
パーソナルコンピュータPCは、所定の手順で電子楽器EMの機器IDやUSBメモリMMのデバイスIDをサーバSVに登録し、USBメモリMMを介してサーバSVからのライセンスキーを電子楽器EMに与えることができる。さらに、所定の手順で演奏データ等の音楽コンテンツをサーバSVからダウンロード(購入)してUSBフラッシュメモリMMに記憶し、電子楽器EMでは、ライセンスキーを用いて、USBメモリMMに記憶した音楽コンテンツを利用することができる。
また、サーバSVの記憶装置には、電子楽器EMで利用可能な種々のデータが記憶されており、例えば、演奏データ等の音楽コンテンツを多数蓄積した音楽コンテンツデータベースDBa、各機器IDに関連付けてライセンスキーを蓄積するライセンスキーデータベースDBb、ユーザアカウント情報に関連付けて各機器ID及びデバイスIDを蓄積するIDデータベース(DBc)が構築されており、所定の手順を経ることにより、セキュリティ性のある音楽コンテンツをサーバSVからパーソナルコンピュータPC及びUSBフラッシュメモリMMを介して電子楽器EMに提供することができる。
〔登録手順及び音楽コンテンツ購入手順の概要〕
この発明の一実施例による登録手順び音楽コンテンツ購入手順の概要は、それぞれ、次の(1)〜(5)及び(6)〜(9)のとおりである:
(1)USBフラッシュメモリMMを電子楽器EMに装着し、電子楽器EMにおいて、ユーザ操作に応じて、USBメモリMMのデバイスIDと自機の楽器IDをファイルとしてUSBメモリMMに書き出し(このとき、電子楽器EMは、電子楽器EMとサーバSVが共に知っている所定の共通鍵で暗号化してもよい)、USBメモリMMを電子楽器EMからパーソナルコンピュータPCに差し替える。
(2)パーソナルコンピュータPCのユーザ操作により、ユーザアカウントでサーバにログインし、デバイスID及び楽器IDが入ったファイルをサーバSVに送り(ファイルを暗号化する場合には、ここで、予め知っている共通鍵を使って復号する)、登録する。
(3)サーバSVは、ユーザアカウント及びデバイスIDと楽器IDとを関連付けて記憶し、楽器IDに基づいてライセンスキー(ライセンス情報)を送り返す。このとき、サーバSVは、ライセンスキー(ライセンス情報)を所定の暗号化キー或いは楽器IDで暗号化してもよい。
(4)パーソナルコンピュータPCのユーザ操作により、ライセンスキー(ライセンス情報)をUSBメモリMMに書き出し、USBメモリMMをパーソナルコンピュータPCから電子楽器EMに差し替える。
(5)電子楽器EMにおいて、ユーザ操作に応じて、ライセンスキー(ライセンス情報)を内蔵不揮発メモリ4Bに記憶する。ここで、ライセンスキー(ライセンス情報)が暗号化されていたら、電子楽器EMは暗号化に用いた暗号化キーに対応する復号キー或いは楽器IDで復号する。
(6)パーソナルコンピュータPCのユーザ操作により、ユーザアカウントでサーバSVにログインし、音楽コンテンツの購入手続きをする。
(7)サーバSVは、パーソナルコンピュータPCからの購入要求に応じて、音楽コンテンツデータベースDBaから指定された音楽コンテンツを選択し、この音楽コンテンツにユーザアカウントに対応付けられたライセンスキー(第1許可情報)とデバイスID(第2許可情報)とを付与し、両情報が付与された音楽コンテンツを返信する。
(8)パーソナルコンピュータPCは、両情報が付与された音楽コンテンツを受け取ってUSBメモリMMに記憶する。
(9)音楽コンテンツが記憶されたUSBメモリMMを電子楽器EMに装着し、電子楽器EMは、ユーザの指示操作に応じて、この音楽コンテンツを利用し、例えば、演奏(再生)に使ったり、さらに、内蔵不揮発メモリ4Cに記憶して再利用に備えたりする。
〔音楽コンテンツ利用可否の例〕
この発明の一実施例による音楽コンテンツ提供及び利用システムにおいて、電子楽器EMの機器ID及びUSBフラッシュメモリMMのデバイスIDは、上述した登録手順を経て音楽コンテンツ提供サーバSVに登録され、電子楽器EMには、パーソナルコンピュータPC及びUSBフラッシュメモリMMを介しライセンスキーが与えられる。これにより、電子楽器EM及びUSBメモリMMはサーバSVからオーソライズ(認証)される。また、オーソライズされた後は、サーバSVから上述した音楽コンテンツ購入手順を経てセキュリティ性のある音楽コンテンツをUSBメモリMMを介して取得(購入)し利用することができる。図2は、この発明の一実施例による音楽コンテンツ利用の可否の例を示す。この図では、オーソライズされた電子楽器EM及びUSBメモリMMを夫々記号“EMa”及び“MMa”で表わし、オーソライズされていない電子楽器(機器IDが登録されておらずライセンスキーが与えられていない)EM及びUSBメモリ(デバイスIDが登録されていない)MMを夫々記号“EMb”及び“MMb”で表わされている。
図2(1)に示すように、サーバSVから購入した音楽コンテンツは、電子楽器本体EMがオーソライズされている場合(EM=EMa)に利用(使用)可能である。例えば、(1a)のように、オーソライズされた電子楽器EMaの内蔵記憶部(例えば、内蔵HDD)4C内に音楽コンテンツが記憶されている場合、この音楽コンテンツは利用可能となり、(1b)のように、オーソライズされていないUSBメモリMMbに音楽コンテンツが記憶されているが、このUSBメモリMMbが、オーソライズされた電子楽器EMaに装着(接続)された場合は、USBメモリMMb内の音楽コンテンツは利用可能となる。一方、(1c)のように、オーソライズされていない電子楽器EMbでは、内蔵記憶部4C内に音楽コンテンツが記憶されていても、これを利用することができない。
また、図2(2)に示すように、電子楽器本体EMがオーソライズされていない場合(EM=EMb)でも、オーソライズされているUSBメモリMMaが装着(接続)され、このUSBメモリMMaに、サーバSVから購入した音楽コンテンツが記憶されていると、この音楽コンテンツは利用可能となる。つまり、(2a)のように、オーソライズされているUSBメモリMMaに音楽コンテンツが記憶されていれば、このUSBメモリMMbが、オーソライズされていない電子楽器EMbに装着されても、USBメモリMMa内の音楽コンテンツは利用可能となる。しかしながら、(2b)のように、オーソライズされていない電子楽器EMbでは、オーソライズされていないUSBメモリMMbに記憶されている音楽コンテンツは、やはり、利用することができない。
なお、図2(3)に示すように、オーソライズされているUSBメモリMMaであっても、オーソライズされていない電子楽器EMaに対するドングル(鍵装置、ハードウエアキー)としては使用することができない。即ち、オーソライズされていない電子楽器EMbでは、オーソライズされたUSBメモリMMaを装着しても、電子楽器EMbの内蔵記憶部4C内に記憶された音楽コンテンツを利用することはできない。
〔処理フロー例〕
この発明の一実施例による音楽コンテンツ提供及び利用システムでは、「登録の処理」と呼ばれる所定の登録手順に従い、パーソナルコンピュータPCを通じて、電子楽器EMの楽器ID及びUSBフラッシュメモリMMのデバイスIDを音楽コンテンツ提供サーバSVに登録し、サーバSVから電子楽器EMにライセンスキーを与えることができる。図3は、この発明の一実施例による「登録の処理」を表わすフローチャートである。
ユーザによりUSBフラッシュメモリMMが電子楽器EMのUSBI/F10に装着(接続)され、電子楽器EMでの登録開始操作がなされると、CPU1は、最初のステップE11で、電子楽器EM自身の楽器ID(機器ID)を内蔵不揮発メモリの第1記憶領域4Aから読み出す。この楽器IDは、1台1台ユニークな機器識別情報であり、メーカーで工場出荷時に書き込まれたものである。また、登録初期に装着されるUSBメモリMMは第1段階のUSBメモリMM1と呼ばれる。続くステップE12では、第1段階のUSBメモリMM1からデバイスIDを読み出す。USBメモリMMは1つ1つユニークであり、デバイスIDは、シリアル番号のように、USBメモリ毎に付けられるユニークなデバイス識別情報である。次のステップE13では、USBメモリのデバイスID及び電子楽器自身の楽器IDをファイル(IDファイルと呼ばれる)としてUSBメモリMM1に書き出す。ここで、IDファイルは、電子楽器EMとサーバSVとが共に知っている共通鑓で暗号化してもよい。IDファイルが書き込まれたUSBメモリMMは第2段階のUSBメモリMM2と呼ばれ、ユーザにより電子楽器EMから離脱される。
第2段階のUSBメモリMM2がユーザによりパーソナルコンピュータPCに装着され、パーソナルコンピュータPCでの登録開始操作がなされると、パーソナルコンピュータPCはブラウザを起動し、最初のステップP11で、ブラウザにより、音楽コンテンツ提供サーバとして機能するサーバコンピュータSVにアクセスし、ユーザアカウントでログイン(第1のログインという)を行う。これに対し、サーバSVは、最初のステップS11でパーソナルコンピュータPCからのログインを受け付けると、パーソナルコンピュータPCは、第2ステップP12で、ユーザ操作に従ってUSBメモリMM2内のデバイスIDと電子楽器EMの楽器IDとが書かれたIDファイルをサーバSVに送る。
これに対し、サーバSVは、第2ステップS12で、受け取ったIDフイルを基に(暗号化されている場合は所定の共通鍵で復号し)、ユーザアカウントとデバイスID及び楽器IDとを関連付けてIDデータベースDBcに蓄積し、次のステップS13では、楽器IDに応じてライセンスキーを生成し、生成したライセンスキーを楽器IDと対応付けてライセンスデータベースDBbに蓄積する。そして、ステップS14で、生成したライセンスキーを、所定の暗号化キー或いは対応する楽器IDで暗号化してパーソナルコンピュータPCに送り、パーソナルコンピュータPCの第1のログインに対する応答処理を終了する。なお、この段階で、パーソナルコンピュータPCに装着されたUSBメモリMM2はサーバSVからオーソライズ(認証)されたUSBメモリMMaとなる。
一方、パーソナルコンピュータPCは、ステップP13において、RAMの一領域であるテンポラリメモリでサーバSVからライセンスキーを受け取り、サーバSVとの第1のログインをオフする。そして、次のステップP14で、ユーザ操作に従って、受け取ったライセンスキーを、装着されているUSBメモリMM2に書き出し、パーソナルコンピュータPCで登録処理を終了する。ライセンスキーが書き込まれたUSBメモリMMは第3段階のUSBメモリMM3と呼ばれ、ユーザによりパーソナルコンピュータPCから離脱される。
第3段階のUSBメモリMM3がユーザにより電子楽器EMに装着されると、電子楽器EMは、ステップE14で、USBメモリMM3からライセンスキーを読み出して内蔵不揮発メモリ4Bに記録する。ここで、ライセンスキー(ライセンス情報)が暗号化されていたら、電子楽器EMは、暗号化に用いた暗号化キーに対応する復号キー或いは楽器IDで復号する。ライセンスキーの記録により、電子楽器EMは、サーバSVからオーソライズ(認証)された電子楽器EMaとなる。そして、次のステップE15にて、USBメモリMM3からライセンスキーを消去し、電子楽器EMでの登録処理を終了する。ライセンスキーが消去された第4段階のUSBメモリMM4は、音楽コンテンツのライセンスに関して、第2段階のUSBメモリMM2と同じ内容に戻るので、悪用されることがない。
なお、ライセンスキーは、複数機種の電子楽器EMで共通にしてもよい場合がある。例えば、商品ラインナップの同じシリーズの電子楽器には共通のライセンスキーを配布するようにし、異なるシリーズには異なるライセンスキーを配布する場合がある。また、サーバSVでは、ライセンスキーをライセンスデータベースDBbに記憶するようにしているが、楽器IDから一意にライセンスキーを生成することができる場合、データベースDBbに記憶せず、ライセンスキーが必要なときに楽器IDで生成するようにしてもよい。
この発明の一実施例による音楽コンテンツ提供及び利用システムでは、「登録の処理」の後、「購入の処理」と呼ばれる所定の音楽コンテンツ購入手順に従い、音楽コンテンツ提供サーバSVからパーソナルコンピュータPCを介して所望の音楽コンテンツをUSBフラッシュメモリMMに保存し、或いは、更にUSBメモリMMを介して所望の音楽コンテンツを電子楽器EM内の内蔵不揮発メモリ4Cに保存することができる。図4は、この発明の一実施例による「購入の処理」を表わすフローチャートである。
パーソナルコンピュータPCは、ユーザにより音楽コンテンツ購入開始の操作がなされると、最初のステップP21で、ブラウザからサーバコンピュータ(音楽コンテンツ提供サーバ)SVにアクセスし、ユーザアカウントでログイン(第2のログインという)を行う。サーバSVがその第1ステップS21でパーソナルコンピュータPCからのログインを受け付けると、さらに、次のステップP22で、ユーザ操作に従って、所望の音楽コンテンツを指定するコンテンツ指定情報を含む購入要求をサーバSVに送る。
これに対して、サーバSVは、その第2ステップS22で、購入情報を受け取り、コンテンツ指定情報に対応する音楽コンテンツを、音楽コンテンツデータベースDBaに蓄積している音楽コンテンツの中から選択(取得)しRAM上に読み出す。次のステップS23では、ログインしたユーザアカウントに対応するデバイスID及びライセンスキーをIDデータベースDBc及びライセンスデータベースDBbから取得しRAM上に読み出す。そして、ステップS24にて、RAM上に読み出した音楽コンテンツにデバイスID及びライセンスキーを付与して、デバイスID及びライセンスキーが付与された音楽コンテンツを生成し、生成した音楽コンテンツをパーソナルコンピュータPCに送る。これにより、パーソナルコンピュータPCの第2のログインに対する応答処理を終了する。
一方、パーソナルコンピュータPCは、ステップP23において、サーバSVから、デバイスID及びライセンスキーが付与された音楽コンテンツをテンポラリメモリで受け取ってサーバSVとの第1のログインをオフすると共に、受け取った音楽コンテンツを、USBフラッシュメモリMMや電子楽器EMなどの所望の保存先に保存する。つまり、パーソナルコンピュータPCに装着されたUSBメモリ(第5段階のUSBメモリ)MM5に音楽コンテンツを記憶(保存)するだけでなく、さらに、音楽コンテンツが記憶されたUSBメモリ(第6段階のUSBメモリ)MM6をパーソナルコンピュータPCから離脱して電子楽器EMに装着し、第6段階のUSBメモリMM6から電子楽器EMの内蔵不揮発メモリ4Cに音楽コンテンツを転送して保存することができる。
この場合、第5段階のUSBメモリMM5には、任意のUSBメモリを用いることができるが、第4段階のUSBメモリMM4のようにオーソライズされた(認証済み)USBメモリMMaに音楽コンテンツを保存した場合は、図2(2a)のように、音楽コンテンツが保存された第6段階の認証済みUSBメモリMM6を、オーソライズされていない(非認証)電子楽器EMbに装着しても、その音楽コンテンツを利用することができる。また、オーソライズされていない(非認証)USBメモリMM6に音楽コンテンツを保存した場合でも、図2(1b)のように、オーソライズされた(認証済み)電子楽器EMaに装着すれば、その音楽コンテンツを利用することができる。さらに、任意のUSBメモリMM5に音楽コンテンツを記憶させ、音楽コンテンツが記憶されたUSBメモリMM6から認証済み電子楽器EMに保存した場合は、図2(1a)のように、保存した音楽コンテンツを利用することができる。なお、音楽コンテンツを非認証電子楽器EMbに保存した場合は、図2(1c)のように、保存した音楽コンテンツは利用することができない。
この発明の一実施例による音楽コンテンツ提供及び利用システムの電子楽器EMでは、「登録の処理」及び「購入の処理」の後の「音楽コンテンツを利用する処理」によって、図2で説明したように、ライセンスキーが与えられた電子楽器EMaでは所望の音楽コンテンツを利用することができ、ライセンスキーがない電子楽器EMでも、デバイスIDが登録されたUSBメモリMMaの音楽コンテンツを利用することができる。より詳しくいえば、音楽コンテンツが電子楽器EMの内蔵不揮発メモリ4Cに置かれているときは、内蔵不揮発メモリ4Bに記憶しているライセンスキーと当該コンテンツに付与されているライセンスキー(第2の許可情報)とを比べて両ライセンスキーが一致したら利用可とする方法を採る。また、音楽コンテンツが、電子楽器EMに装着されたUSBフラッシュメモリMMにあるときには、この方法に加え、それに失敗しても、更にUSBメモリMMからデバイスID(第2の許可情報)を読み出し、このデバイスIDと音楽コンテンツに付与されているデバイスIDとが一致したら利用可とする方法を採る。図4は、この発明の一実施例による「音楽コンテンツを利用する処理」を表わすフローチャートであり、この処理は、ユーザ操作で、利用したい所望の音楽コンテンツを指定したところから始まる。
最初のステップE21では、CPU1は、指定された音楽コンテンツが内蔵不揮発メモリ4C内にあるか否かを判定し、内蔵不揮発メモリ4Cにないときは(E21=NO)、ステップE22に進み、指定された音楽コンテンツがUSBI/F10に装着されたUSBフラッシュメモリMM内にあるか否かを判定する。ここで、USBメモリMM内にもないときは(E22=NO)、指定された所望の音楽コンテンツはROM3内のプリセット音楽コンテンツであると判断し、ステップE23に進み、ROM3に記憶されている所望のプリセット音楽コンテンツを利用する。そして、このプリセット音楽コンテンツを利用する処理を行った後、「音楽コンテンツを利用する処理」を終了する。
一方、指定された所望の音楽コンテンツがUSBメモリMM内にあるときは(E22=YES)、ステップE24以下に進む。まず、ステップE24で、USBメモリMMのID記憶部からデバイスIDを読み出し、次に、ステップE25で、USBメモリMMのデータ記憶部に記憶された音楽コンテンツに付与されているデバイスIDを読み出す。更に、ステップE26にて、読み出した両デバイスIDを比較して一致するか否かを判定する。ここで、この両デバイスIDが一致するときは(E26=YES)、ステップE23に進み、USBメモリMMに記憶された所望の音楽コンテンツを利用する。そして、この音楽コンテンツを利用する処理をした後、「音楽コンテンツを利用する処理」を終了する。
ステップE21で、指定された所望の音楽コンテンツは内蔵不揮発メモリ4Cに記憶されていると判定したとき(E21=YES)、或いは、ステップE26で、USBメモリMMのデバイスIDと、USBメモリMM内の音楽コンテンツに付与されたデバイスIDとが一致しないと判定したときは(E26=NO)、ステップE27以下に進む。まず、ステップE27では、この電子楽器EMの内蔵不揮発メモリ4Bから、「登録の処理」の際に音楽コンテンツ提供サーバSVが発行したライセンスキーを読み出し、次いで、ステップE28で、内蔵不揮発メモリ4C或いはUSBメモリMM内の音楽コンテンツに付与されているライセンスキーを読み出す。更に、ステップE29にて、読み出した両ライセンスキーを比較して一致するか否かを判定する。ここで、この両ライセンスキーが一致するときは(E29=YES)、ステップE23に進み、内蔵不揮発メモリ4C或いはUSBメモリMMに記憶された所望の音楽コンテンツを利用する。そして、この音楽コンテンツを利用する処理をした後、「音楽コンテンツを利用する処理」を終了する。
一方、内蔵不揮発メモリ4B内のライセンスキーと、内蔵不揮発メモリ4C或いはUSBメモリMM内の音楽コンテンツに付与されたライセンスキーとが一致しないと判定したときは(E29=NO)、ステップE30に進み、視覚報知手段(ディスプレイ16等)や音声報知手段(図示せず)などによりコンテンツが利用不可であることをユーザに通知し、その後、「音楽コンテンツを利用する処理」を終了する。
〔種々の実施態様〕
以上、図面を参照しつつこの発明の好適な実施の形態について詳述したが、これは単なる一例であって、この発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、実施例では、サーバ(SV)は、音楽コンテンツにライセンスキー(第1の許可情報)とデバイスID(第2の許可情報)とを付与しているだけで、暗号化について詳しく説明していないが、音楽コンテンツとそこから算出されるチエックサムとをランダムな暗号化キー(A)で暗号化しておき、暗号化された音楽コンテンツとチエックサムとに、この暗号化キー(A)に対応する解読(復号)キーとして、暗号化キー(A)をライセンスキー(第1の許可情報)で暗号化した第1キーと暗号化キー(A)をデバイスID(第2の許可情報)で暗号化した第2キーとを付与し、パーソナルコンピュータ(PC)に送るようにしてもよい。
この場合、電子楽器(EM)における音楽コンテンツの利用可か否かの判断は、ライセンスキー或いはデバイスIDの単なる一致(E29,E26)ではなく、第1或いは第2キーをライセンスキー或いはデバイスIDで復号した暗号化キー(A)で音楽コンテンツを正しく解読できるかどうかで判断する。すなわち、ステップE29においては、暗号化された音楽コンテンツとチェックサムとをライセンスキー(第1の許可情報)で復号を試み、復号されたチエックサムと復号された音楽コンテンツから算出されたチェックサムとが一致するか否かの判断をする。また、ステップE26においては、暗号化された音楽コンテンツとチエックサムとをデバイスID(第2の許可情報)で復号を試み、その復号されたチェックサムと復号された音楽コンテンツから算出されたチエックサムとが一致するか否かの判断をする。
ライセンスキーを通知したり音楽コンテンツにライセンスキーを付与するのに代えて、音楽コンテンツに楽器IDを付与し、電子楽器(EM)における音楽コンテンツの利用可か否かの判断(E29)に楽器IDを用いるようにしてもよい。すなわち、ステップE27においては、電子楽器EM自身内の楽器IDを読み出し、ステップE28においては、音楽コンテンツに付与されている楽器IDを読み出し、ステップE29において、読み出された両楽器IDが一致するか否かの判断をする。
登録手順に代えて、音楽コンテンツ購入を要求する毎に、楽器ID及びデバイスIDをサーバ(SV)に送信するようにしてもよい。
また、サーバ(SV)では、一つのユーザアカウントに対して、機器IDやデバイスIDを追加できたり、削除できたりしてもよい。結果として、一つのユーザアカウントに複数の機器IDやデバイスIDが関連付けられるようになってもよい。
この発明の一実施例による電子楽器のハードウエア構成を含む全体のシステム構成図を示す。 この発明の一実施例による音楽コンテンツ利用の可否の例を示す。 この発明の一実施例による「登録の処理」を表わすフローチャートである。 この発明の一実施例による「購入の処理」を表わすフローチャートである。 この発明の一実施例による「音楽コンテンツを利用する処理」を表わすフローチャートである。
符号の説明
EM 電子楽器(電子音楽装置)、
PC パーソナルコンピュータ(クライアント機器)、
4A 楽器ID(機器ID)を記憶した第1不揮発性内蔵記憶部(内蔵不揮発メモリ)、
4B ライセンス情報を記憶するための第2不揮発性内蔵記憶部(内蔵不揮発メモリ)、
4C 音楽コンテンツを記憶するための第3不揮発性内蔵記憶部(内蔵不揮発メモリ)、
MM;MMa,MMb;MM1〜MM5 USBフラッシュメモリ(外部記憶媒体)、
DBa 音楽コンテンツデータベース、
DBb,DBc ライセンスデータベース及びIDデータベース。

Claims (4)

  1. 電子音楽装置固有の機器IDを記憶している不揮発性の第1内蔵記憶部と、着脱可能で固有のデバイスIDを持つ外部記憶媒体が装着されるインターフェースとを備えた電子音楽装置であって、
    インターフェースに装着された外部記憶媒体のデバイスIDを読み出すデバイスID読出し手段と、
    第1内蔵記憶部に記憶されている機器ID及びデバイスID読出し手段により読み出されたデバイスIDを、IDファイルとして、インターフェースに装着された外部記憶媒体に書き込むIDファイル書込み手段と、
    インターフェースに再装着された外部記憶媒体から、上記IDファイルの機器IDに基づいて音楽コンテンツ提供サーバにより生成されたライセンス情報を読み出すライセンス情報読出し手段と、
    ライセンス情報読出し手段により読み出されたライセンス情報を不揮発性の第2内蔵記憶部に記憶するライセンス情報記憶手段と、
    インターフェースに再々装着された外部記憶媒体に格納されており、音楽コンテンツ提供サーバにより生成されたライセンス情報及び上記IDファイルのデバイスIDが付加された音楽コンテンツから、当該ライセンス情報或いはデバイスIDを読み出す付加情報読出し手段と、
    付加情報読出し手段により読み出されたライセンス情報及び第2内蔵記憶部に記憶されたライセンス情報を用いるか、或いは、付加情報読出し手段により読み出されたデバイスID及びインターフェースに再々装着された外部記憶媒体のデバイスIDを用いて、当該外部記憶媒体に格納されている音楽コンテンツを利用する外部コンテンツ利用手段と
    を具備することを特徴とする電子音楽装置。
  2. さらに、
    インターフェースに再々装着された外部記憶媒体から、前記ライセンス情報及びデバイスIDが付加された音楽コンテンツを読み出し、第3内蔵記憶部に記憶するコンテンツ記憶手段と、
    第3内蔵記憶部に記憶された音楽コンテンツからライセンス情報を取得するライセンス情報取得手段と、
    ライセンス情報取得手段により取得されたライセンス情報及び第2内蔵記憶部に記憶されているライセンス情報を用いて、第3内蔵記憶部に記憶された音楽コンテンツを利用する内部コンテンツ利用手段と
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の電子音楽装置。
  3. 音楽コンテンツ提供サーバ及びクライアント機器がネットワークを通じて通信可能に接続され、音楽コンテンツ提供サーバから提供される音楽コンテンツを該クライアント機器及び電子音楽装置に対して着脱可能な外部記憶媒体に格納するための音楽コンテンツ提供システムであって、
    音楽コンテンツ提供サーバは、
    クライアント機器からユーザアカウント情報を受信してクライアント機器の第1のログインを受け付け、第1のログインの間にクライアント機器からIDファイルを受信するID受信手段と、
    第1のログイン受付けに用いられたユーザアカウント情報と第1のログインで受信されたIDファイルに含まれる機器ID及びデバイスIDとを関連付けてIDデータベースに登録するID登録手段と、
    IDデータベースに登録された機器IDに基づいてライセンス情報を生成し、生成されたライセンス情報を当該機器IDに関連付けてライセンスデータベースに登録すると共にクライアント機器に送信するライセンス情報生成手段と、
    クライアント機器からユーザアカウント情報を再受信してクライアント機器の第2のログインを受け付け、第2のログインの間にクライアント機器から音楽コンテンツ購入の要求情報を受信する購入要求受信手段と、
    第2のログイン受付けに用いられたユーザアカウント情報に対応する機器ID及びデバイスIDをIDデータベースから取得すると共に、取得された機器IDに対応するライセンス情報をライセンスデータベースから取得するID及びライセンス取得手段と、
    ID及びライセンス取得手段により取得されたデバイスID及びライセンス情報を、第2のログインで受信された要求情報に基づいて取得された音楽コンテンツに付与し、当該デバイスID及びライセンス情報が付与された音楽コンテンツをクライアント機器に送信するコンテンツ送信手段と
    を具備し、
    クライアント機器は、
    ユーザアカウント情報を音楽コンテンツ提供サーバに送信して第1のログインを要求し、第1のログインの間に、このクライアント機器に装着された外部記憶媒体から、当該外部記憶媒体が電子音楽装置に装着されたときに書き込まれたIDファイルを読み出して音楽コンテンツ提供サーバに送信するIDファイル送信手段であって、このIDファイルには、当該電子音楽装置固有の機器ID及び当該外部記憶媒体固有のデバイスIDが含まれるものと、
    音楽コンテンツ提供サーバからライセンス情報を受信し当該外部記憶媒体に書き込むライセンス情報書込み手段と、
    ユーザアカウント情報を音楽コンテンツ提供サーバに再送信して第2のログインを要求し、第2のログインの間に音楽コンテンツ購入の要求情報を送信する購入要求手段と、
    音楽コンテンツ提供サーバから音楽コンテンツを受信し、このクライアント機器に再装着された外部記憶媒体に格納するコンテンツ格納手段と
    を具備する
    ことを特徴とする音楽コンテンツ提供システム。
  4. 電子音楽装置固有の機器IDを記憶している不揮発性の第1内蔵記憶部と、着脱可能で固有のデバイスIDを持つ外部記憶媒体が装着されるインターフェースとを備え、電子音楽装置として機能するコンピュータに、
    インターフェースに装着された外部記憶媒体のデバイスIDを読み出すデバイスID読出しステップと、
    第1内蔵記憶部に記憶されている機器ID及びデバイスID読出しステップで読み出されたデバイスIDを、IDファイルとして、インターフェースに装着された外部記憶媒体に書き込むIDファイル書込みステップと、
    インターフェースに再装着された外部記憶媒体から、上記IDファイルの機器IDに基づいて音楽コンテンツ提供サーバにより生成されたライセンス情報を読み出すライセンス情報読出しステップと、
    ライセンス情報読出しステップで読み出されたライセンス情報を不揮発性の第2内蔵記憶部に記憶するライセンス情報記憶ステップと、
    インターフェースに再々装着された外部記憶媒体に格納されており、音楽コンテンツ提供サーバにより生成されたライセンス情報及び上記IDファイルのデバイスIDが付加された音楽コンテンツから、当該ライセンス情報或いはデバイスIDを読み出す付加情報読出しステップと、
    付加情報読出しステップで読み出されたライセンス情報及び第2内蔵記憶部に記憶されたライセンス情報を用いるか、或いは、付加情報読出しステップで読み出されたデバイスID及びインターフェースに再々装着された外部記憶媒体のデバイスIDを用いて、当該外部記憶媒体に格納されている音楽コンテンツを利用する外部コンテンツ利用ステップと
    から成る手順を実行させる音楽コンテンツ利用プログラム。
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