JP4899562B2 - 位置調整機構 - Google Patents

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本発明は、構成容積が小さく装置本体の水平回転、仰角の上下、左右の傾斜を容易に調整可能な位置調整機構に関する。
従来、講演、学術発表、商品説明会などでは、説明内容を聴衆に分かり易く示すために大きな映写幕に拡大画像を投影するプロジェクタが広く用いられている。このとき、投影画像を映写幕に正しく投影するために、机などの載置台上に載置されたプロジェクタの姿勢を事前に調整する必要がある。
古くはプロジェクタを手で動かして左右の方向を調整し、プロジェクタの前部下方に数冊の薄い本を積み上げて高さを調整するなどして、手軽な方法で調整していたが、プロジェクタは姿勢の少しの動きでも映写幕に対する投影画面が大きく移動するので、手や本で調整を行っていたのでは調整に手間取って具合が悪い。
そこで、簡単な構成でプロジェクタなどの電子機器類の装置本体に着脱でき装置本体の高さや傾きの調整が出来ると共に小型で携帯性に優れるとする位置調整装置が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
また、装置本体に着脱式とせず装置本体内に組み込んで、投射角度を調整できるようにした投射角度調整機構が提案されている。(例えば、特許文献2参照。)
特開2005−195871号公報(要約、図4、図5、図6) 特開2001−218130号公報(要約、図1、図2、図4)
ところで、特許文献1の三脚方式は、姿勢の調整には3点で支持するのが最も一般的である点では良しとされるが、他方、3本の足がそれぞれ同様に伸縮自在な構成の三脚方式は、常日頃写真撮影などで利用するに際して体験するように、意のままに微調整することが意外に難しいものである。
その点、特許文献2の方式は、載置面に対して後方が固定的で前部だけによる角度調整機構方式である点では調整しやすいものといえる。しかし、角度調整機構が本体内部の上面から下面までを占有しており、これでは本体内部の部品配置に制約が出る。電子機器類の装置本体の姿勢制御機構は元来付属品的なものであり、付属品のために装置本体の構成が制約を受けてしまうのは好ましくない。
本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、装置本体の内部構成に制約を与えることなく構成容積が小さく本体の水平回転、仰角の上下、左右の傾斜を容易に調整可能な位置調整機構を提供することである。
先ず、第1の発明の位置調整機構は、装置本体を載置台上に支持する位置調整機構であって、上記装置本体の底部に固定された支持台と、該支持台の下面に回動自在に設けられた回動部と、該回動部と上記支持台を覆って該支持台に設けられたカバーと、上記支持台に設けられ先端に摺動部を備え該摺動部を上記カバーの切り欠き孔から外部に突出するように形成された複数の摺動支持脚部材と、上記回動部に設けられ先端に高摩擦部材を備え該高摩擦部材を上記カバーの開口部から外部に突出するように形成された固定脚部材と、上記回動部を上記支持台の下面に沿って回動させる駆動手段と、を有し、該駆動手段の駆動により上記回動部が上記支持台の下面に沿って回動することにより上記固定脚部材を支点にして上記摺動支持脚部材が上記載置台に対し摺動して上記装置本体を上記載置台に対して上記固定脚部材を支点にして水平方向に回動させるように構成される。
次に、第2の発明の位置調整機構は、装置本体を載置台上に支持する位置調整機構であって、上記装置本体の底部に固定された支持台と、該支持台の下面に設けられた調整部と、該調整部と上記支持台を覆って該支持台に設けられたカバーと、上記支持台に設けられ先端が上記カバーの切り欠き孔から外部に突出するように設けられた複数の支持部材と、上記調整部に設けられ上記カバーの開口部から外部下方に対し進退可能に形成された高さ調整部材と、該高さ調整部材に一端を連結され他端を上記調整部の固定回動支点に支持される第1の回動アームと、上記高さ調整部材に一端を連結され他端を上記調整部の摺動回動支点に支持される第2の回動アームと、を有し、上記調整部の上記摺動回動支点が順逆摺動することにより、上記第2の回動アームの上記他端が上記第1の回動アームの上記他端に離接する方向に移動し、上記第2の回動アームと上記第1の回動アームが協働して上記高さ調整部材を上記カバーの開口部から外部下方に対し進退させ、上記装置本体を上記載置台に対し上記複数の支持部材を支点にして上下に回動させるように構成される。
更に、第3の発明の位置調整機構は、装置本体を載置台上に支持する位置調整機構であって、上記装置本体の底部に固定された支持台と、該支持台の下面に設けられた調整部と、該調整部と上記支持台を覆って該支持台に設けられたカバーと、上記支持台に設けられ先端が上記カバーの切り欠き孔から外部に突出するように設けられた一対の支持部材と、駆動部材と該駆動部材からの駆動を上記一対の支持部材に伝達する伝達部材と、を有し、上記伝達部材が上記駆動部材からの順逆駆動を上記一対の支持部材に伝達することにより、上記一対の支持部材が連動して互いに上下異なる方向に移動して、上記装置本体の上記一対の支持部材配置部分を上記載置台に対しシーソー状に揺動させるように構成される。
そして、第4の発明の位置調整機構は、装置本体を載置台上に支持する位置調整機構であって、上記装置本体の底部に固定され下部全面が開口する支持台と、該支持台に設けられ該支持台の下部全面を覆うカバーと、該カバーと上記支持台とで形成される外郭フレーム内に回動自在に設けられた調整部と、該調整部に配置され上記カバーの開口部から外部下方に対し進退可能に設けられた高摩擦部材と、上記調整部を上記支持台の下面に沿って回動させる回動駆動手段と、上記支持台に配置され先端に摺動部を備え該摺動部を上記カバーの切り欠き孔から外部に突出するように設けられた一対の摺動支持脚部材と、上記高摩擦部材に一端を連結され他端を上記調整部の固定回動支点に支持される第1の回動アームと、上記高摩擦部材に一端を連結され他端を上記調整部の摺動回動支点に支持される第2の回動アームと、上記支持台に設けられ上下駆動部からの駆動を上記一対の摺動支持脚部材に伝達する上下駆動伝達部材と、を有し、上記回動駆動手段の駆動により上記調整部が上記支持台の下面に沿って回動することにより上記高摩擦部材を支点にして上記一対の摺動支持脚部材が上記載置台に対し摺動して上記装置本体を上記載置台に対して上記高摩擦部材を支点にして水平方向に回動させ、又は、上記調整部の上記摺動回動支点が順逆摺動することにより、上記第2の回動アームの上記他端が上記第1の回動アームの上記他端に離接する方向に移動し、上記第2の回動アームと上記第1の回動アームが協働して上記高摩擦部材を上記カバーの開口部から外部下方に対し進退させ、上記装置本体を上記載置台に対し上記一対の摺動支持脚部材を支点にして上下に回動させ、又は、上記上下駆動伝達部材が上記上下駆動部からの順逆駆動を上記一対の摺動支持脚部材に伝達することにより、上記一対の摺動支持脚部材が連動して互いに上下異なる方向に移動して、上記装置本体の後端面を上記載置台に対しシーソー状に揺動させて、上記装置本体を上記載置台に対し全体の水平方向回転、前部の高さ調整、及び後部左右の高さ調整を行うように構成される。
上記第1〜第4の発明の位置調整機構は、プロジェクタの映像投射位置の調整を行う位置調整機構として用いてもよい。
本発明によれば、位置調整機構は装置本体の下面に配置され且つ2箇所の支持点と1箇所の支持点の載置面への接触特性と移動特性がそれぞれ異なるので、装置本体の内部構成に制約を与えることなく且つ本体の回転、前方上下動、後方左右の上下動を容易に調整可能な位置調整機構を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1(a) は、本発明の位置調整機構を底部に取り付けたプロジェクタとその姿勢調整前の映写幕と投影画像との関係を示す図であり、同図(b) は、姿勢調整後のプロジェクタと映写幕と投影画像との関係を示す図である。
同図(a) では、プロジェクタ1が姿勢調整前であるため、プロジェクタ1から映写幕2に投影された投影画像3は、映写幕2から左下方向に大きくずれている。
同図(b) は、本例の位置調整機構によってプロジェクタ1の姿勢(投射位置)を調整しながら、二点鎖線3´で示す投影画像3が必要以上に拡大され且つ移動した状態の調整過程を経た後、正しく調整されて、プロジェクタ1から投影された投影画像3が映写幕2上に正しく投影されている状態を示している。
プロジェクタ1は不図示の、撮影画像等をハードディスク等に蓄積している例えばパーソナルコンピュータ等のホスト機器に接続されており、ホスト機器の入力操作パネルからの入力操作により、ホスト機器からの指示にしたがって投影画像3の投射位置を映写幕2の適正位置に移動させる。
(実施形態1)
図2(a) は、実施形態1としての置調整機構の支持台を斜め上から見た図であり、同図(b) は、その分解図、同図(c) は同図(a) を斜め下から見た図、同図(d) は同図(b) を斜め下から見た図である。
同図(a) 〜(d) に示すように、位置調整機構5は、図1(a),(b) に示したプロジェクタ1(以下、装置本体1ともいう)を例えば机等の載置台上に支持する支持台6を備えている。この支持台6は、後部二隅と前部中央の三箇所に形成されている係合部材7によって装置本体1の底部に固定される。
また、この支持台6は、四角な盆を下向きにしたような形状で下部全面が開口している。そして、その支持台6の下部全面をカバー8が覆っている。このカバー8と支持台6とで形成される薄平らな外郭フレーム内に、回動部でもある調整部9が回動自在に設けられている。
この調整部9は、後端部に回動支点となる係合突起11を備えている。この係合突起11の穴がカバー8の中央近傍に形成されている係合ピン12に嵌合し、係合突起11の外周部が支持台6の中央近傍に形成されている回動支持部13の穴に嵌入し固定して支持される。
すなわち、以下、係合突起11というときは、カバー8の係合ピン12を含めていう場合もあり、支持台6の回動支持部13を含めていう場合もある。
また、調整部9は、係合突起11と前端部の間を覆う内カバー14の下の先端部の位置に高摩擦部材15を備えている。この高摩擦部材15は、カバー8の開口部16から外部下方に突出して配設され、更に詳しくは後述するように開口部16から外部下方に対し進退可能に構成されている。
この高摩擦部材15は、プロジェクタ1(つまり位置調整機構5)が机等の載置台に載置されたとき、載置面に接する高摩擦部材15の摩擦力により調整部9を載置面に固定する。
また、支持台6は、後端部の二隅に配置された一対の支持部材でもある1対の摺動支持脚部材17を備えている。これら摺動支持脚部材17は、先端に摺動部18を備えており、摺動部18の先端にはボール19が滑動自在に嵌め込まれている。この摺動部18は、カバー8の切り欠き孔21から外部に突出するように形成されている。
上記支持台6の回動支持部13の外周部には、半円弧形ギア22が固設されている。半円弧形ギア22は、調整部9に設けられている回動用モータ23、アイドルギア24及び減速二重ギア25から成る回動駆動手段としての駆動系に係合して順逆両方向に回動駆動される。
すなわち調整部9により半円弧形ギア22が順逆両方向に回動させられることにより、調整部9に対し支持台6が順逆両方向に回動し、支持台6の回動に伴われてカバー8も回動する。
これを位置調整機構5の内部で観察すれば、支持台6及びカバー8から見れば、支持台6及びカバー8に対して相対的に調整部9が係合突起11を支点にして順逆両方向に回動する。
また、調整部9から見れば、調整部9に対して相対的に支持台6とカバー8がそれぞれ回動支持部13と係合ピン12を支点にし左右に回動する。
しかし、上述したように、調整部9は高摩擦部材15の摩擦機能により載置台に対して動き難くなっており、ほぼ位置固定されている。すなわち、本例において高摩擦部材15は、固定脚部材を兼ねている。
これに対して支持台6の後端部の二隅に配置されている一対の摺動支持脚部材17は、その先端の摺動部18にボール19が配設されていることにより載置台に対して摺動自在である。
したがって、位置調整機構5の支持台6及びカバー8と調整部9とが係合突起11を回動中心にして相対的に回動したとき、高摩擦部材15が取り付けられている調整部9は載置台に対して動かず、摺動支持脚部材17が取り付けられている支持台6が載置台に対して動くことになる。
これにより、支持台6とこの支持台6に一体に取り付けられたカバー8とからなる外郭フレームが、プロジェクタ1を支持した状態で、載置台に対して水平方向に回動することになる。すなわち、支持台6の上に載っているプロジェクタ1が向きを変えることができる。
図3(a),(b),(c) は、本例における位置調整機構5の支持台6とカバー8とからなる外郭フレームによる回動動作を示す図である。同図(a),(b),(c) は、いずれも上方に斜め上から見た図を示し、下方に斜め下から見た図を示している。
同図(a) は高摩擦部材15がカバー8の開口部16の丁度中央、すなわち基準位置に在る状態を示している。
ここで図2に示した駆動系により半円弧形ギア22が順方向に駆動されると、上述したように支持台6とカバー8とからなる外郭フレームがプロジェクタ1を支持した状態で、調整部9の係合突起11の位置を回動中心にして載置台に対して図3(b) の上に矢印aで示すように前部を左に振るように回動する。
上記の図3(b) は、図の下に示すように、高摩擦部材15にカバー8の開口部16の右端部が当接するところまでいっぱいに回動した状態を示している。調整部9の係合突起11よりも後方に位置する一対の摺動部18は前部とは逆に係合突起11を回動中心にして左側に振られている。
また、図2に示した駆動系により半円弧形ギア22が逆方向に駆動されると、支持台6とカバー8とからなる外郭フレームがプロジェクタ1を支持した状態で、調整部9の係合突起11の位置を回動中心にして載置台に対して図3(c) の上に矢印bで示すように前部を右に振るように回動する。
上記の図3(c) は、図の下に示すように、高摩擦部材15にカバー8の開口部16の左端部が当接するところまでいっぱいに回動した状態を示している。調整部9の係合突起11よりも後方に位置する一対の摺動部18は前部とは逆に係合突起11を回動中心にして右側に振られている。
このように、回動用モータ23及びアイドルギア24と減速二重ギア25から成る回動駆動手段としての駆動系の駆動により調整部6が支持台6の下面に沿って回動することにより、結果として相対的に、高摩擦部材15を支点にして、一対の摺動支持脚部材17が載置台に対し摺動して、支持台6とカバー8とからなる外郭フレームに支持されるプロジェクタ1を、載置台に対して高摩擦部材15を支点にし、高摩擦部材15にカバー8の開口部16の左端部又は右端部が当接するまでの範囲で水平方向に回動させる。
この回動は、回動用モータ23への制御によって行われるので、プロジェクタ1の使用者は、プロジェクタ1に手を掛ける手数に煩わされることなく、不図示の操作パネルの所定の入力ボタンを入力操作するだけで、投射画像の左右の位置調整を容易に行うことができる。
図2に戻り、調整部9には、更に、加速度センサ26と反射型光学センサ27が取り付けられている。加速度センサ26は後述する支持台6の傾きの程度を検出する。
また、反射型光学センサ27は、支持台6の回動支持部13周囲の半円弧形ギア14が無い部分に貼設されている反射ラベル28の反射部と非反射部を検知する。
不図示の制御部は、この反射型光学センサ27の出力により、支持台6の回動位置を認識することができる。これにより支持台6とカバー8とからなる外郭フレームを初期位置に戻すことができる。
(実施形態2)
図4(a),(b) は、それぞれ実施形態2における位置調整機構5の調整部9の内カバー14を外した状態を上に斜視図で示し、下にその動作状態を外郭フレームと共に左側面図で示している。
同図(a) に示すように、調整部9の内カバー14を外した中心構成部には、高摩擦部材15に一端を連結され他端を調整部9の固定回動支点29に支持される第1の回動アーム31と、高摩擦部材15に一端を連結され他端を調整部9の摺動回動支点32に支持される第2の回動アーム33が配設されている。
摺動回動支点32は、滑動板部材34の両端部に設けられており、滑動板部材34は中心構成部両側のレール35により、前後方向に滑動自在に調整部9に係合している。
この滑動板部材34の一方(図では右側)の側部には、ラック36が取り付けられている。滑動板部材34及びラック36は、ラック用モータ37によりラック駆動系を介して前後両方向に摺動駆動される。
すなわち、滑動板部材34は、図4(a) に示す位置からは矢印cで示すように前部方向へ同図(b) に示す位置まで摺動可能であり、図4(b) に示す位置からは矢印dで示すように後部方向へ同図(a) に示す位置まで摺動可能である。
上記のラック駆動系は、ラック用モータ37から、モータ回転軸ウオームギア38、減速二枚ギア39、アイドルギア41、減速二枚ギア42、43、アイドルギア44、減速二枚ギア45を介して、最終段のラック用減速二枚ギア46の図では下側で陰になって見えない小径ギアがラック36の歯に係合している。
ラック用モータ37が、順逆両方向に回転することにより、上記ラック駆動系、ラック36、及び滑動板部材34を介して調整部9の摺動回動支点32が順逆摺動する。すなわち前後に摺動する。
これにより、第2の回動アーム33の他端(摺動回動支点32に支持されている端部)が第1の回動アーム31の他端(固定回動支点に支持されている端部)に離接する方向に移動する。すなわち、第2の回動アーム33と第1の回動アーム31は、高摩擦部材15との連結部をV字形の底部として開閉するV字形を構成している。
上記第2の回動アーム33の他端が第1の回動アーム31の他端に離接する方向に移動することにより、第2の回動アーム33と第1の回動アーム31は協働して高摩擦部材15を、図4(a) 又は図4(b) のそれぞれ下方に示すように、カバー8の開口部16から外部下方に対し進退させる。
この場合も調整部9の高摩擦部材15は、摩擦機能により載置台に対して動き難く、ほぼ位置固定されている。そして、支持台6の後端部二隅の一対の摺動支持脚部材17は、摺動部18のボール19により、載置台に対して摺動自在である。
したがって、高摩擦部材15は載置台上から動くことなく、摺動支持脚部材17が載置台上を前後に摺動して、支持台6の前部が上下する。このように本例では、高摩擦部材15は高さ調整部材も兼ねている。
また、このように本例では、ラック駆動系による駆動により高摩擦部材15を下方に進退させ、支持台6とカバー8とからなる外郭フレームに支持されるプロジェクタ1を、載置台に対して摺動支持脚部材17を支点にして上下に回動させ、プロジェクタ1の仰角を上下に調整することができる。
この仰角の調整は、ラック用モータ37への制御によって行われるので、プロジェクタ1の使用者は、プロジェクタ1に手を掛ける手数に煩わされることなく、不図示の操作パネルの所定の入力ボタンを入力操作するだけで、投射画像の上下の位置調整を容易に行うことができる。
また、この仰角の調整機構は、装置本体の前部に棒状に取り付けた脚部を上下に進退させる機構とは異なり、仰角の調整機構を装置本体の下部に薄く平らに配設できるので全体を小型に構成することができる。
尚、図4(a),(b) に示すように、調整部9には、滑動板部材34のラック36が取り付けられている側面の反対側の側面近傍に透過型光学センサ47が配設されている。
この透過型光学センサ47は、図では定かに示されていないが、滑動板部材34の側面横方向に突設して形成されていて上記透過型光学センサ47の検知光路を横切る複数の突起部の有無を検知する。
不図示の制御部は、この透過型光学センサ47の出力によって、滑動板部材34の位置を認識することができ、これにより滑動板部材34を初期位置に戻すことができる。つまり高摩擦部材15の高さを初期位置に戻すことができる。
(実施形態3)
図5(a),(b),(c) は、それぞれ上は実施形態3における位置調整機構5の支持台6を斜め下後側から見た詳細図であり、下はその動作状態を外郭フレームと共に示す後側面図である。
同図(a) に示すように、支持台6には、一対の摺動支持脚部材17に上下動駆動部からの駆動を伝達する上下駆動伝達部材としてのラック48が設けられている。
ラック48は、上下動駆動部の上下駆動用モータ49に、モータ回転軸ウオームギア51、増速二枚ギア52、及び減速二枚ギア53を介して、上下動駆動部の最終段のラック用減速二枚ギア54の図では下側で陰になって見えない小径ギアに歯合している。
上下駆動伝達部材としてのラック48は、上記のラック減速二枚ギア54により図の左右に摺動駆動されて、その摺動駆動を一対の摺動支持脚部材17に伝達する。
ラック48は、一方ではラック増速二枚ギア55、増速二枚ギア56、アイドルギア57及び58を介して支持台6の後部右側の摺動支持脚部材17の脚部材ギア59を順逆両方向に回転駆動し、他方ではラック増速二枚ギア61、増速二枚ギア62、及びアイドルギア63を介して支持台6の後部左側の摺動支持脚部材17の脚部材ギア64を逆順両方向に回転駆動する。
摺動支持脚部材17は、脚部材ギア59又は脚部材ギア64が順逆回転することにより摺動部18が摺動支持脚部材17に対し上下に昇降するように構成されている。
また、一対の摺動支持脚部材17に駆動を伝達する駆動系は、中間のアイドルギアが、右側の摺動支持脚部材17に対して二個設けられ、左側の摺動支持脚部材17に対しては一個のみ設けられている。
これにより、一対の摺動支持脚部材17は、ラック48の同じ方向への摺動に対して互いに上下異なる方向に移動する。
すなわち、図5(b) の上に示すように、ラック48が左に摺動したときは、図5(b) の下に示すように、後部左側の摺動部18が支持台6に対して上に退縮し、このため支持台6の後部左側が矢印eで示すように下方に降下する。
そして、上記ラック48の左への摺動に対して、後部右側の摺動部18は支持台6に対して下に進出する、このため支持台6の後部右側が矢印fで示すように上方に持ち上がる。すなわち、プロジェクタ1を支持する支持台6が全体として左に傾く。
他方、図5(c) の上に示すように、ラック48が右に摺動したときは、図5(c) の下に示すように、後部左側の摺動部18が支持台6に対して下に進出し、このため支持台6の後部左側が矢印gで示すように上方に持ち上がる。
そして、上記ラック48の右への摺動に対して、後部右側の摺動部18は支持台6に対して上に退縮する、このため支持台6の後部右側が矢印hで示すように下方に降下する。すなわち、プロジェクタ1を支持する支持台6が全体として右に傾く。
このように、プロジェクタ1の上記一対の摺動支持脚部材17が配置されている後方部分すなわち支持台6全体が、高摩擦部材15を支点にして載置台に対し左右にシーソー状に揺動する。
この揺動は、上下駆動用モータ49への制御によって行われるので、プロジェクタ1の使用者は、プロジェクタ1に手を掛ける手数に煩わされることなく、不図示の操作パネルの所定の入力ボタンを入力操作するだけで、投射画像の左右の傾きの調整を容易に行うことができる。
また、図5(a),(b),(c) に示すように、支持台6のラック48には、反射シート65による断続模様が形成されており、この断続模様に対向してラック用減速二枚ギア54の左右二箇所に反射型光学センサ66が配設されている。
反射型光学センサ66はラック48の移動量すなわち支持台6の左右の傾きの程度を検出し、また、前述した加速度センサ26は、傾きが変化する速度を検出する。
不図示の制御部は、この反射型光学センサ66及び加速度センサ26の出力により、支持台6の左右への揺動を認識することができる。これにより支持台6とカバー8とからなる外郭フレームを初期位置に戻すことができる。
以上、説明したように、実施形態1乃至3によれば、プロジェクタ1全体を、載置台に対し、水平方向の回転、前方の高さの調整、後方の左右の高さの調整を容易に行うことができるようになる。
(a) は本発明の位置調整機構を底部に取り付けたプロジェクタとその姿勢調整前の映写幕と投影画像との関係を示す図、(b) は姿勢調整後のプロジェクタと映写幕と投影画像との関係を示す図である。 (a) は実施形態1としての位置調整機構の支持台を斜め上から見た図、(b) はその分解図、(c) は(a) を斜め下から見た図、(d) は(b) を斜め下から見た図である。 (a),(b),(c) は実施形態1における位置調整機構の支持台とカバーとからなる外郭フレームによる回動動作を示す図である。 (a),(b) はそれぞれ上は実施形態2における位置調整機構の調整部の内カバーを外した状態の斜視図、下はその動作状態を外郭フレームと共に示す左側面図である。 (a),(b),(c) はそれぞれ上は実施形態3における位置調整機構の支持台を斜め下後側から見た詳細図、下はその動作状態を外郭フレームと共に示す後側面図である。
符号の説明
1 プロジェクタ
2 映写幕
3 投影画像
5 位置調整機構
6 支持台
7 係合部材
8 カバー
9 調整部
11 係合突起
12 係合ピン
13 回動支持部
14 内カバー
15 高摩擦部材
16 開口部
17 摺動支持脚部材
18 摺動部
19 ボール
21 切り欠き孔
22 半円弧形ギア
23 回動用モータ
24 アイドルギア
25 減速二重ギア
26 加速度センサ
27 反射型光学センサ
28 反射ラベル
29 固定回動支点
31 第1の回動アーム
32 摺動回動支点
33 第2の回動アーム
34 滑動板部材
35 レール
36 ラック
37 ラック用モータ
38 モータ回転軸ウオームギア
39 減速二枚ギア
41 アイドルギア
42、43 減速二枚ギア
44 アイドルギア
45 減速二枚ギア
46 ラック用減速二枚ギア
47 透過型光学センサ
48 ラック
49 上下駆動用モータ
51 モータ回転軸ウオームギア
52 増速二枚ギア
53 減速二枚ギア
54 ラック用減速二枚ギア
55 ラック増速二枚ギア
56 増速二枚ギア
57、58 アイドルギア
59 脚部材ギア
61 ラック増速二枚ギア
62 増速二枚ギア
63 アイドルギア
64 脚部材ギア
65 反射シート
66 反射型光学センサ

Claims (5)

  1. 装置本体を載置台上に支持する位置調整機構であって、
    前記装置本体の底部に固定された支持台と、
    該支持台の下面に回動自在に設けられた回動部と、
    該回動部と前記支持台を覆って該支持台に設けられたカバーと、
    前記支持台に設けられ先端に摺動部を備え該摺動部を前記カバーの切り欠き孔から外部に突出するように形成された複数の摺動支持脚部材と、
    前記回動部に設けられ先端に高摩擦部材を備え該高摩擦部材を前記カバーの開口部から外部に突出するように形成された固定脚部材と、
    前記回動部を前記支持台の下面に沿って回動させる駆動手段と、
    を有し、
    該駆動手段の駆動により前記回動部が前記支持台の下面に沿って回動することにより前記固定脚部材を支点にして前記摺動支持脚部材が前記載置台に対し摺動して前記装置本体を前記載置台に対して前記固定脚部材を支点にして水平方向に回動させる、ことを特徴とする位置調整機構。
  2. 装置本体を載置台上に支持する位置調整機構であって、
    前記装置本体の底部に固定された支持台と、
    該支持台の下面に設けられた調整部と、
    該調整部と前記支持台を覆って該支持台に設けられたカバーと、
    前記支持台に設けられ先端が前記カバーの切り欠き孔から外部に突出するように設けられた複数の支持部材と、
    前記調整部に設けられ前記カバーの開口部から外部下方に対し進退可能に形成された高さ調整部材と、
    該高さ調整部材に一端を連結され他端を前記調整部の固定回動支点に支持される第1の回動アームと、
    前記高さ調整部材に一端を連結され他端を前記調整部の摺動回動支点に支持される第2の回動アームと、
    を有し、
    前記調整部の前記摺動回動支点が順逆摺動することにより、前記第2の回動アームの前記他端が前記第1の回動アームの前記他端に離接する方向に移動し、前記第2の回動アームと前記第1の回動アームが協働して前記高さ調整部材を前記カバーの開口部から外部下方に対し進退させ、前記装置本体を前記載置台に対し前記複数の支持部材を支点にして上下に回動させる、ことを特徴とする位置調整機構。
  3. 装置本体を載置台上に支持する位置調整機構であって、
    前記装置本体の底部に固定された支持台と、
    該支持台の下面に設けられた調整部と、
    該調整部と前記支持台を覆って該支持台に設けられたカバーと、
    前記支持台に設けられ先端が前記カバーの切り欠き孔から外部に突出するように設けられた一対の支持部材と、
    駆動部材と該駆動部材からの駆動を前記一対の支持部材に伝達する伝達部材と、
    を有し、
    前記伝達部材が前記駆動部材からの順逆駆動を前記一対の支持部材に伝達することにより、前記一対の支持部材が連動して互いに上下異なる方向に移動して、前記装置本体の前記一対の支持部材配置部分を前記載置台に対しシーソー状に揺動させる、ことを特徴とする位置調整機構。
  4. 装置本体を載置台上に支持する位置調整機構であって、
    前記装置本体の底部に固定され下部全面が開口する支持台と、
    該支持台に設けられ該支持台の下部全面を覆うカバーと、
    該カバーと前記支持台とで形成される外郭フレーム内に回動自在に設けられた調整部と、
    該調整部に配置され前記カバーの開口部から外部下方に対し進退可能に設けられた高摩擦部材と、
    前記調整部を前記支持台の下面に沿って回動させる回動駆動手段と、
    前記支持台に配置され先端に摺動部を備え該摺動部を前記カバーの切り欠き孔から外部に突出するように設けられた一対の摺動支持脚部材と、
    前記高摩擦部材に一端を連結され他端を前記調整部の固定回動支点に支持される第1の回動アームと、
    前記高摩擦部材に一端を連結され他端を前記調整部の摺動回動支点に支持される第2の回動アームと、
    前記支持台に設けられ上下駆動部からの駆動を前記一対の摺動支持脚部材に伝達する上下駆動伝達部材と、
    を有し、
    前記回動駆動手段の駆動により前記調整部が前記支持台の下面に沿って回動することにより前記高摩擦部材を支点にして前記一対の摺動支持脚部材が前記載置台に対し摺動して前記装置本体を前記載置台に対して前記高摩擦部材を支点にして水平方向に回動させ、
    又は、前記調整部の前記摺動回動支点が順逆摺動することにより、前記第2の回動アームの前記他端が前記第1の回動アームの前記他端に離接する方向に移動し、前記第2の回動アームと前記第1の回動アームが協働して前記高摩擦部材を前記カバーの開口部から外部下方に対し進退させ、前記装置本体を前記載置台に対し前記一対の摺動支持脚部材を支点にして上下に回動させ、
    又は、前記上下駆動伝達部材が前記上下駆動部からの順逆駆動を前記一対の摺動支持脚部材に伝達することにより、前記一対の摺動支持脚部材が連動して互いに上下異なる方向に移動して、前記装置本体の後端面を前記載置台に対しシーソー状に揺動させて、
    前記装置本体を前記載置台に対し全体の水平方向回転、前部の高さ調整、又は後部左右の高さ調整を行う、ことを特徴とする位置調整機構。
  5. 前記装置本体はプロジェクタであり、該プロジェクタの映像投射位置を調整することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の位置調整機構。
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