JP4898739B2 - エンジンの給気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、主としてディーゼルエンジンに適用され、燃焼室にそれぞれ連通される給気ポート及び給気ポートを開閉する給気弁をエンジンの1シリンダにつき2個備えるとともに、エンジンの排気ガス通路中の排気ガスの一部を前記各給気ポートに還流するEGR通路を備えたエンジンの給気装置に関する。
図5は、排気ターボ過給機付き4サイクルディーゼルエンジンの装置の構成を概略平面図である。図において、3シリンダの4サイクルディーゼルエンジンであり、符号1で示されるシリンダには、1シリンダに付き2個の給気ポート3a,3bと2個の排気ポート4a,4bが接続されている。
エンジンの燃焼後の排気ガスは、各シリンダの2個の排気弁(図示省略)及び排気ポート4a,4bから排気マニホールド11に集合してから、排気ターボ過給機2の排気タービン2aに送りこまれて該排気タービン2aを駆動する。
一方、排気タービン2aに同軸駆動されるコンプレッサ2bによって圧縮された空気は、給気管7を通ってスロットル弁10を経て給気マニホールド5に入る。12は前記スロットル弁10の開度を制御するスロットル弁10である。
そして該給気マニホールド5から、所定のシリンダの給気弁が開くと、前記2個の給気ポート3a,3bを通ってシリンダ内に空気が導入される。
また、排気マニホールド11後の排気通路11aから、エンジンの排気ガスの一部を抜き出してEGR管80を通して前記給気マニホールド5に還流する。該EGR管80の通路面積はEGR弁20によって調整される。
また、特許文献1(特開2006−118362号公報)には、点火プラグ付きガスエンジンにおいて、EGRガスを燃焼室内の外周部位に向けて噴出させるEGRガス噴出通路を設けて、該EGRガス噴出通路から噴出されるEGRガスにより、燃焼室内の外周部位の酸素濃度を燃焼室内の中央部位の酸素濃度よりも低下せしめて、燃焼室内の中央部位と外周部位との混合を均一化し、外周部位のエンドガスの燃焼時におけるNOx発生量が抑制され、さらには外周部位に自着火性の大きいガスの残留が少なくなり、これによりノッキングの発生が抑制されるように構成されている。
特開2006−118362号公報
図5に示されるような、従来の排気ターボ過給機付き4サイクルディーゼルエンジンにおいては、エンジンの低、中負荷運転時にはシリンダ1の燃焼室内のNOx低減を図るため、給気マニホールド5上流の給気管7に設けたスロットル弁10をスロットル弁制御装置12のよって絞るとともに、EGR管80中のEGR弁20の開度を上昇させて、給気マニホールド5内におけるEGR混合比(全給気量に対するEGR量の比)を上昇させて、シリンダ1の燃焼室内の燃焼温度を下げることにより、NOx発生量を低減している。
このため、かかる1シリンダに付き2個の給気ポート3a,3bと2個の排気ポート4a,4bを備えた排気ターボ過給機付き4サイクルディーゼルエンジンにおいては、エンジンの低、中負荷運転時において、スロットル弁10を絞りEGR弁20の開度を上昇させて給気中のEGR混合比を上昇させるため、給気通路(給気管7)がスロットル弁10により絞られて給気の圧力損失が増加する。
また、前記低、中負荷運転時においては給気量が減少するが、これを補うスワールの強化等の手段が無く、従って、これに伴い排気ガス中のPM(パティキュレートマター)の増加を招く。
本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、1シリンダに付き2個の給気ポートを備えた排気ターボ過給機付き4サイクルディーゼルエンジンにおいて、エンジンの低、中負荷運転時に、EGR量を調整して燃焼室内のNOx低減を図るとともに、給気のスワールを強化して、排気ガス中のPM(パティキュレートマター)の増加を防止したエンジンの給気装置を提供することを目的とする。
本発明はかかる課題を解決するもので、燃焼室に連通される給気ポート及び該給気ポートを開閉する給気弁を備え、エンジンの排気ガス通路中の排気ガスの一部を前記給気ポートに還流するEGR通路及び該EGR通路の通路面積を調整するEGR弁を設けたエンジンの給気装置において、各シリンダに設けられた前記給気ポート燃焼室内に高スワールを生成する高スワール給気ポートと低スワールを生成する低スワール給気ポートとの2個の給気ポートから構成され、前記高スワール吸気ポート及び前記低スワール吸気ポートは単一の吸気マニホールドを通して互いに連通しており、前記EGR通路を前記吸気マニホールドに連通されている吸気ポートのうち前記低スワール給気ポートの各々のみに接続してEGR接続通路を構成し、前記低スワール給気ポートのEGR接続通路との合流点よりも上流側に、該給気ポートの給気量を調整するとともに開度調整機能を有する絞り弁を前記低スワール吸気ポートの各々に設け、該絞り弁の開度調整と前記EGR弁の開度調整を行う弁制御装置を設け、該弁制御装置によってEGRガス量および燃焼室内のスワール流の強さが制御されることを特徴とする(請求項1)。
そして、前記弁制御装置は、エンジンの一定負荷以下の負荷で、前記絞り弁を備えた低スワール給気ポートに、前記EGR弁を一定開度以上に設定して前記EGR接続通路を介してEGRガスを供給するとともに、前記絞り弁を一定開度に保持して給気を供給することによりEGRガス供給運転を行わせ、前記絞り弁を備えない高スワール給気ポートの流量を該絞り弁を備えた低スワール給気ポート側からの流量分を導入することにより、増加してスワール流速を上昇せしめるように制御する(請求項2)。
また、前記弁制御装置は、さらに次のように構成するのが好ましい。
(1)エンジン負荷の減少に応じて、前記EGR弁を開く共に、前記絞り弁の開度を絞るようにして前記絞り弁を備えない高スワール給気ポートのスワール流速を上昇せしめるように構成する(請求項3)。
(2)エンジン負荷の増大に応じて、前記EGR弁を絞ると共に、前記絞り弁の開度を増大するように構成する(請求項4)。
(3)前記各絞り弁にそれぞれ個別に接続され各絞り弁の流量を個別に制御可能に構成する(請求項6)。そして、各気筒の排気マニホールドもしくは排気ポートに空燃比センサを設置し、該空燃比センサからの信号に基づいて空燃比の気筒間のばらつきを小さくするように、前記各絞り弁の流量を個別に制御可能するとよい(請求項7)。
また、高スワール給気ポートは流線がシリンダ中心と給気弁中心とを結ぶ直線に直角方向となるように形成されている(請求項5)。
本発明によれば、各シリンダの2個の給気ポート中の1個の低スワール給気ポートのみに接続してEGR接続通路を構成し、前記1個の給気ポートのEGR接続通路との合流点よりも上流側に、該給気ポートの給気量を調整するとともに開度調整機能を有する絞り弁を設けるとともに弁制御装置を設け、前記弁制御装置によって、EGRガス量および燃焼室内のスワール流の強さが制御される。
この弁制御装置は、エンジンの一定負荷以下の負荷で、前記絞り弁を備えた低スワール給気ポートに、前記EGR弁を一定開度以上に設定して前記EGR接続通路を介してEGRガスを供給するとともに、前記絞り弁を一定開度に保持して給気を供給することによりEGRガス供給運転を行わせ、前記絞り弁を備えない高スワール給気ポートの流量を、該絞り弁を備えた低スワール給気ポート側からの流量分を導入することにより増加してスワール流速を上昇せしめるように制御する。
このため、エンジンの一定負荷以下の低、中負荷において、EGR弁を一定開度以上に設定してEGR接続通路を介してEGRガスを供給するとともに、かかる絞り弁を一定開度に保持して給気を供給するEGRガス供給運転時には、低スワール給気ポート側の流量分を互いに連通している該絞り弁を備えない高スワール給気ポート側に導入することにより、スワール流速を上昇せしめることができる。
従って、エンジンの低、中負荷において、絞り弁によって一定開度に保持し且つEGR弁を一定開度以上に設定してEGRガス供給運転を行いEGR混合比を上昇させることにより、EGR量を調整して燃焼室内のNOx低減を図ることができるとともに、前記EGRガス供給運転により絞られている絞り弁を備えた低スワール給気ポート側の流量分を、互いに連通している該絞り弁を備えない高スワール給気ポート側に導入することにより、スワール流速を上昇せしめことができることにより、EGRガス供給運転時に給気系におけるスワール流速を高く保持でき、給気の圧力損失の増加がなく高いスワール流速を保持できて、エンジン出力の上昇を可能とするとともに、排気ガス中のPM(パティキュレートマター)の増加を防止するエンジンの給気装置を提供することが可能となる。
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は本発明の実施例に係る排気ターボ過給機付き4サイクルディーゼルエンジンの装置の構成を概略平面図、図2は前記ディーゼルエンジンのシリンダ配置を示す概略平面図(図3のZ矢視図)、図3は図2のA−A線断面図、図4はEGR弁及び絞り弁の開度調整の説明図である。
図1において、ディーゼルエンジン(以下エンジンという)100は3シリンダの4サイクルディーゼルエンジンであり、符号1で示されるシリンダには、1シリンダに付き2個の給気ポート3a,3bと2個の排気ポート4a,4bが接続されている。
エンジン100の燃焼後の排気ガスは、各シリンダの2個の排気ポート4a,4bから排気マニホールド11に集合し、排気管11Sを通り、排気ターボ過給機2の排気タービン2aに送りこまれて該排気タービン2aを駆動する。
一方、排気タービン2aに同軸駆動されるコンプレッサ2bのよって圧縮された空気は、給気管7を通って給気マニホールド5に入る。
図2〜3において、各シリンダ1は、給気マニホールド5を通して互いに連通する給気ポート3a,3b及び該給気ポート3a,3bを開閉する給気弁12a,12bを1シリンダにつき2個備えた所謂2弁式の給気弁12a,12bを備えている。給気ポート3aは、燃焼室17内に高スワールを生成する高スワール給気ポートであり、給気ポート3bは燃焼室17内に低スワールを生成する低スワール給気ポートである。
また、排気マニホールド11を通して互いに連通する排気ポート4a,4b及び該排気ポート4a,4bを開閉する排気弁(図示省略)を1シリンダにつき2個備えている。
14はエンジン100の燃焼室17に燃料を噴射する燃料噴射弁、15はシリンダヘッド、18はピストン、16はシリンダライナである。
図1において、前記排気ターボ過給機2の排気タービン2a入口の排気管11Sから分岐したEGR管80を設けている。該EGR管80は、該EGR管80の開度を制御するEGR弁20が設置されている。
また、前記EGR管80は、前記給気ポート中の1個の給気ポート3bのみに接続されるEGR接続通路8a,8b,8cにそれぞれ連結している。さらに、前記1個の給気ポート3bのEGR接続通路8a,8b,8cとの合流点よりも上流側に、該給気ポート3bの給気量を調整するとともに開度調整機能を有する電磁式の絞り弁6をそれぞれ設けている。
そして絞り弁6を備えない給気ポート3aは、図3に示すように、給気ポート3cの部分から該給気ポート3aへと変化する過程で、給気ポート3aからの給気スワールSが燃焼室17において最大になるように、図2に示す平面図における給気ポート3aの傾斜角が角度αに設置されている。
すなわち、吸入空気の流線がシリンダ中心らOと吸気弁中心Pとを結ぶ直線と直角方向(β=90度)になるように形成されている。
符号9はエンジン負荷を検出する負荷検出器、符号21はエンジン回転数を検出するエンジン回転数検出器である。符号8は弁制御装置であり、該弁制御装置8には前記負荷検出器9からエンジン負荷の検出値が、エンジン回転数検出器21からエンジン回転数の検出値がそれぞれ入力されている。該弁制御装置8は、前記エンジン負荷の検出値(またはエンジン回転数の検出値)に基づき、前記絞り弁6の開閉時期及び開度を算出して該絞り弁6の開閉時期及び開度を制御するとともに、前記EGR弁20の開閉時期及び開度を算出して該EGR弁20の開閉時期及び開度を制御する。
前記弁制御装置8は、前記負荷検出器9からのエンジン負荷の検出値が予め設定された基準負荷以下の場合(またはエンジン回転数の検出値が基準回転数以下の場合)には、前記EGR弁20の開度を一定開度以上に設定して、前記EGR管80及びEGR接続通路8a,8b,8cを介して、低スワール給気ポートの給気ポート3bにEGRガスを供給する。
それとともに、前記弁制御装置8は、前記各絞り弁6を予め設定された一定開度に保持して給気を供給することにより、前記給気を前記EGRガスと混合ガスして、この混合ガスを燃焼室17内に供給してEGRガス供給運転を行わせる。
そして、前記弁制御装置8は、前記基準負荷以下の場合において、前記絞り弁6を備えない高スワール給気ポートである給気ポート3aの流量を該給気ポート3aと互いに連通している絞り弁6を備えた低スワール給気ポートである給気ポート3b側からの流量分を導入することにより、流量を増加してスワールSの流速を上昇せしめるように制御する。
即ち、前記弁制御装置8は、前記基準負荷以下の場合、つまり前記エンジンの低、中負荷においては、前記絞り弁6を備えた給気ポート3bに、前記EGR弁20を一定開度以上に設定して前記EGR接続通路8a,8b,8cを介してEGRガスを供給するとともに、前記絞り弁6を一定開度に保持して前記給気を前記EGRガスと混合ガスとして燃焼室17内に供給することによりEGRガス供給運転を行わせる。
それとともに、この絞り弁6を一定開度に保持して給気を供給するEGRガス供給運転時には、互いに連通する2個の給気ポートの中の前記EGRガス供給運転により絞られている絞り弁6を備えた給気ポート3b側の流量分を互いに連通している該絞り弁6を備えない給気ポート3a側に導入することにより流量を増加して、該給気ポート3a側のスワールSの流速を上昇せしめることができる。
従って、エンジンの低、中負荷においては、絞り弁6によって一定開度に給気を保持し且つEGR弁20を一定開度以上に設定してEGRガス供給運転を行いEGR混合比を上昇させることにより、EGR量を調整して燃焼室17内のNOx低減を図ることができるとともに、前記EGRガス供給運転により絞られている絞り弁6を備えた給気ポート3b側の流量分を、互いに連通している該絞り弁を備えない給気ポート3a側に導入して流量を増加することにより、スワールS流速を上昇せしめことができるために、給気系におけるスワールS流速を高く保持できて、EGRガス供給運転時においても、PM(パティキュレートマター)の増大を防ぐことができる。
また、図4に示すように、前記弁制御装置8は、前記エンジン100の一定負荷以下の負荷において、前記EGR弁20及び絞り弁6の開度調整により、前記EGRガス供給運転において、前記絞り弁6の絞りを連続的に増加する(絞り弁開度を小にする)に従い、前記絞り弁6を備えた給気ポート3b側の流量分が減少し、絞り弁6を備えない給気ポート3aのスワールSの流速を、連続的に上昇せしめるように構成することもできる。
即ち、絞り弁6の開度を連続的に小さくして絞りを増加させて、給気ポート3aのスワールSの流速を増加さるとともに、EGR弁20の開度を連続的に増大させるようにして、EGRガス流量を増大するように制御できる。このようにEGRガス量の増大とスワールSの流速とを関連づけて連続制御可能になり、低、中負荷におけるNOx低減とPM(パティキュレートマター)の増大防止とを安定的に得ることができる。
また、図1に示すように、気筒毎の絞り弁6に接続された弁制御装置8は、気筒毎の排気マニホールドもしくは排気ポートに設置された空燃比センサ(A/Fセンサ)30からの信号に基づいて、排気ガス空燃比(A/F)の気筒間のばらつきを小さくするように、各絞り弁6の流量を個別に制御するように構成することもできる。
一方、前記エンジンの基準負荷を超える負荷、つまり高負荷においては、前記EGR弁20の開度を全閉に設定して、前記EGR管80を通るEGRガスを止めるとともに、前記弁制御装置8は、前記各絞り弁6を全開にする。
これにより、前記2つの給気ポート3a,3bには排気ガスは還流せず、吸入空気量が増大して燃費率が改善される。
本発明によれば、1シリンダに付き2個の給気ポートを備えた排気ターボ過給機付き4サイクルディーゼルエンジンにおいて、エンジンの低、中負荷運転時に、EGR量を調整して燃焼室内のNOx低減を図るとともに、給気のスワールを強化して排気ガス中のPM(パティキュレートマター)の増加を防止できるので、エンジンの給気装置への適用に際して有益である。
本発明の実施例に係る排気ターボ過給機付き4サイクルディーゼルエンジンの装置の構成を概略平面図である。 前記ディーゼルエンジンのシリンダ配置を示す概略平面図(図3のZ矢視図)である。 前記実施例における図2のA−A線断面図である。 EGR弁及び絞り弁の開度調整の説明図である。 従来技術を示す図1対応図である。
符号の説明
1 シリンダ
2 排気ターボ過給機
3a 給気ポート(高スワール給気ポート)
3b 給気ポート(低スワール給気ポート)
4a,4b 排気ポート
5 給気マニホールド
6 絞り弁
8 弁制御装置
8a,8b,8c EGR接続通路
9 負荷検出器
11 排気マニホールド
12a,12b 給気弁
14 燃料噴射弁
17 燃焼室
18 ピストン
20 EGR弁
21 エンジン回転数検出器
80 EGR管
100 エンジン(4サイクルディーゼルエンジン)

Claims (7)

  1. 燃焼室に連通される給気ポート及び該給気ポートを開閉する給気弁を備え、エンジンの排気ガス通路中の排気ガスの一部を前記給気ポートに還流するEGR通路及び該EGR通路の通路面積を調整するEGR弁を設けたエンジンの給気装置において、
    各シリンダに設けられた前記給気ポート燃焼室内に高スワールを生成する高スワール給気ポートと低スワールを生成する低スワール給気ポートとの2個の給気ポートから構成され、前記高スワール吸気ポート及び前記低スワール吸気ポートは単一の吸気マニホールドを通して互いに連通しており、前記EGR通路を前記吸気マニホールドに連通されている吸気ポートのうち前記低スワール給気ポートの各々のみに接続してEGR接続通路を構成し、前記低スワール給気ポートのEGR接続通路との合流点よりも上流側に、該給気ポートの給気量を調整するとともに開度調整機能を有する絞り弁を前記低スワール吸気ポートの各々に設け、該絞り弁の開度調整と前記EGR弁の開度調整を行う弁制御装置を設け、該弁制御装置によってEGRガス量および燃焼室内のスワール流の強さが制御されることを特徴とするエンジンの給気装置。
  2. 前記弁制御装置は、エンジンの一定負荷以下の負荷で、前記絞り弁を備えた低スワール給気ポートに、前記EGR弁を一定開度以上に設定して前記EGR接続通路を介してEGRガスを供給するとともに、前記絞り弁を一定開度に保持して給気を供給することによりEGRガス供給運転を行わせ、前記絞り弁を備えない高スワール給気ポートの流量を該絞り弁を備えた低スワール給気ポート側からの流量分を導入することにより、増加してスワール流速を上昇せしめるように制御することを特徴とする請求項1記載のエンジンの給気装置。
  3. 前記弁制御装置は、エンジン負荷の減少に応じて、前記EGR弁を開く共に、前記絞り弁の開度を絞るようにして前記絞り弁を備えない高スワール給気ポートのスワール流速を上昇せしめるように構成したことを特徴とする請求項2記載のエンジンの給気装置。
  4. 前記弁制御装置は、エンジン負荷の増大に応じて、前記EGR弁を絞ると共に、前記絞り弁の開度を増大するように構成したことを特徴とする請求項2記載のエンジンの給気装置。
  5. 前記高スワール給気ポートは流線がシリンダ中心と給気弁中心とを結ぶ直線に直角方向となるように形成されていることを特徴とする請求項1記載のエンジンの給気装置。
  6. 前記弁制御装置は、前記各絞り弁にそれぞれ個別に接続され各絞り弁の流量を個別に制御可能に構成したことを特徴とする請求項1記載のエンジンの給気装置。
  7. 各気筒の排気マニホールドもしくは排気ポートに空燃比センサを設置し、該空燃比センサからの信号に基づいて気筒間の空燃比のばらつきを小さくするように、前記各絞り弁の流量を個別に制御可能に構成したことを特徴とする請求項6記載のエンジンの給気装置。
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